JPH11502236A - コンパクト洗剤組成物の製法 - Google Patents

コンパクト洗剤組成物の製法

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Abstract

(57)【要約】 i)洗剤活性ペーストを滞留時間2秒〜30秒を有する高速ミキサー中で粉末流全体にわたって分散し、ii)凝集体を滞留時間2分未満を有する中速ミキサー/アグロメレーター中で形成し(場合によって微粉砕粉末を添加してもよい)、iii)乾燥し且つ/または冷却することを特徴とする650g/lより高い嵩密度を有する粒状洗剤組成物または成分の連続製法。この方法によって調製し且つ特に分与および溶解速度に関して優秀な溶解性を有する粒状洗剤組成物も、記載する。

Description

【発明の詳細な説明】 コンパクト洗剤組成物の製法 背景技術 市販の粒状洗剤には、より高い嵩密度に向かう傾向であって、且つ洗剤活性成 分のより高い含量を有する粒状洗剤成分に向かう傾向がある。 この方向に向かう従来技術の試みの多くは、低い溶解速度またはゲルの形成か ら生ずる不良な溶解性の問題に直面してきた。この結果、典型的な洗浄法におい て、洗濯機の分与引出(drawer)、または洗濯機内に洗濯物と共に置かれる投薬装 置のいずれかからの製品の分与が不良になる場合がある。この分与不良は、しば しば、水との接触時に多量の界面活性剤を有する粒子のゲル化によって起る。ゲ ルは所定割合の洗剤粉末が洗浄水に可溶化するのを妨げ、このことは粉末の有効 性を減少させる。粉末が洗浄水によく分与され且つ分散するとしても迅速に溶解 しない場合、別の悪い結果が生ずる。洗浄サイクルでは、洗剤が洗濯物上に作用 できる期間が限定されている。粉末の溶解が遅いためにクリーニング作用が遅延 する場合、このことも、粉末の有効性を制限するであろう。 プロセスエンジニアおよび処方業者は、しばしば、良好な分与の必要性と良好 な溶解速度の必要性とが彼らに 相反する要求を課していることを見出している。この解決法は、一般に、適切な 分与および適切な溶解速度を与える妥協を見出すことであった。例えば、高嵩密 度粒状洗剤の分与不良は、しばしば、高多孔度または小さい粒径(特に「微粉」 )のいずれかにより高い比表面積を有する界面活性剤に富んだ粒子と関連づけら れる。しかしながら、多孔度を減少させることおよび/または平均粒径を増大さ せることは、溶解速度を減速させる。 従来技術は、得られる粉末の物性を最適化しようとする多数の異なる方法で粒 状物を加工するという問題を扱ってきた。 1つの加工ルートは、1986年5月8日に公告の英国特許第2 166 4 52号明細書に記載されている。この特許は、高嵩密度および良好な溶解性を有 する洗剤組成物の製法を提案している。この方法は、混練機中で凝集してペレッ トを形成した後、例えば、ハンマーミル中で所要の粒径分布に造粒することに基 づく。 従来技術における他の方法は、資本集約的であり且つ高価であるペレットの造 粒工程を回避しようと努めてきた。1つのこのような方法は、高速ミキサーであ り、この高速ミキサーにおいて液体バインダーを噴霧し、低速ミキサー/アグロ メレーターとカップリングして、粒径および形状を含めた粒状物の最終物性を形 成している。従来技術から、出発物質の選択、液体バインダーの選択、 および加工パラメーターの選択は、広範囲の完成品を与えることができることが 明らかである。 1989年7月11日に公告の米国特許第4 846409号明細書には、粉 末を逐次高速ミキサーおよび低速混合造粒機中で造粒した後、バインダーを噴霧 する流動床中で乾燥する方法が提案されている。この方法は、染料粒状物に特に 好適であると言われている。水は、好ましい造粒性液体である。 1990年5月9日に公告のEPA第367 339号明細書にも、高速ミキ サー/緻密機、中速造粒機/緻密機および乾燥または冷却工程からなる一連の加 工工程が提案されている。方法は、多孔度10%未満、好ましくは5%未満を有 する完成品を製造するために変形することによって多孔性噴霧乾燥粒子を緻密化 することを主目的とする。 1992年3月19日に公開のWO第92/04398号明細書には、押し出 した後、造粒することによって凝集体を製造するための方法が記載されている。 得られた界面活性剤に富んだ粒子は、低い多孔度を有し且つ微粉をほとんどまた は何も含有しない。このことは、良好な分与性を生ずるが、より遅い溶解速度を 生ずる。 本出願人に譲渡された欧州出願第92200993.1号明細書には、バイン ダーとして高活性界面活性剤ペーストを使用する造粒法が記載されている。この 出願は、 EPC第54(3)条に係る技術の状態の一部である。 本発明は、改善された溶解性を有する高嵩密度粒状組成物、特に良好な分与と 良好な溶解速度との両方を有する組成物の連続製法を提供する。この組成物の製 法により、良好な溶解速度に好都合である多孔度(約10%以上)を有するが、 はるかに低い嵩密度を有する噴霧乾燥粉末の多孔度(70%まで)より一層低い 多孔度を有する界面活性剤に富んだ粒子を製造することができる。また、本発明 の方法は、「微粉」をほとんど含有せず且つ良好な分与に好都合である狭い粒径 分布を有する界面活性剤に富んだ粒子を製造する。 このことは、従来技術に記載の出発物質と本質上異なる出発物質の選択、特に 液体バインダーとして作用する予備中和界面活性剤ペーストの選択によって達成 される。更に、本法は、方法を本発明に従って操作する時に混合/造粒ユニット 中での短い滞留時間によって特徴づけられる。 発明の開示 i)洗剤活性ペーストを滞留時間2秒〜30秒を有する高速ミキサー中で粉末 流全体にわたって分散させ、 ii)凝集体を滞留時間2分未満を有する中速ミキサー/アグロメレーター中で 形成し(場合によって微粉砕粉末を添加してもよい)、 iii)乾燥し且つ/または冷却する ことを特徴とする650g/lより高い嵩密度を有する粒状洗剤組成物または成 分の連続製法。 発明を実施するための最良の形態 本発明は、優秀な溶解性を有する高活性高嵩密度粒状組成物または成分の製法 を提供する。このことは、高濃度の界面活性剤のエリアでほとんどまたは何の塊 も形成されないように、界面活性剤ペーストを1種以上のビルダーを含む粉末流 全体にわたって一様に迅速に分散させることによって達成される。好ましくは、 界面活性剤は、陰イオン界面活性剤の1種以上の中和塩を含む高活性ペーストの 形態である。方法の爾後の段階は、粒子の多孔度が10%未満の多孔度に減少す ることを回避するために(好ましくは15%未満ではない)短い造粒段階である 。このことを達成するために、方法の造粒段階は、滞留時間2分未満、好ましく は1分未満、より好ましくは45秒未満を有する。場合によって、微粉砕粉末は 、造粒段階に加えて粉末を「ダスト化し(dust)」、それによって流動性を改善 し且つ嵩密度を増大する。ペースト 陰イオン界面活性剤の塩、好ましくは陰イオン界面活性剤のナトリウム塩の1 種または各種の水性ペーストは、本発明で使用するのに好ましい。好ましい態様 においては、陰イオン界面活性剤は、好ましくは、安定なままである温度でポン プ供給できるように、できるだけ濃厚で ある(即ち、液体のように流れることを可能にする最小可能含水量を有して)。 各種の純粋な界面活性剤または混合界面活性剤を使用しての造粒が既知であるが 、本発明が工業で実際的な用途を有し且つ粒状洗剤に配合するのに適切な物性の 粒子を生ずるためには、陰イオン界面活性剤は、10%以上、好ましくは10〜 95%、より好ましくは20〜95%、最も好ましくは40%〜95%の濃度で ペーストの一部分でなければならない。 界面活性剤水性ペースト中の水分は、ペースト流動性を維持しながら、できる だけ少ないことが好ましい。その理由は、低水分が完成粒子中の界面活性剤の高 濃度をもたらすからである。好ましくは、ペーストは、水5〜40%、より好ま しくは水5〜30%、最も好ましくは水5〜20%を含有する。超高粘度の場合 の問題なしにアグロメレーターに入る前にペーストの水分を低下するための高度 に魅力的な操作形態は、出口がアグロメレーターに連結されている大気または真 空フラッシュ乾燥機または押出機のインライン設置である。 混合時、造粒時および乾燥時に系内の合計水量を最小限にするために高活性界 面活性剤ペーストを使用することが好ましい。より少ない水量は、(1)より高 い活性界面活性剤対ビルダーの比率、例えば、1:1;(2)ドウまたは粒状粘 着を生じずに処方物中のより多量の他 の液体;(3)より高い許容可能な造粒温度によるより少ない冷却;および(4 )最終水分限度を満たすためにより短い粒状乾燥を可能にする。 混合/造粒工程に影響を及ぼすことがある界面活性剤ペーストの2つの重要な パラメーターは、ペースト温度および粘度である。粘度は、とりわけ、濃度およ び温度の関数であり、本願においては約5,000cps〜10,000,00 0cpsの範囲内である。好ましくは、系に入るペーストの粘度は、約20,0 00〜約100,000cps、より好ましくは約30,000〜約70,00 0cpsである。本発明のペーストの粘度は、温度70℃および剪断速度25秒-1 で測定する。 ペーストは、軟化点(一般に40〜60℃の範囲内)と分解点(ペーストの化 学的性状に依存し、例えば、アルキルサルフェートペーストは75〜85℃以上 で分解する傾向がある)との間の初期温度でミキサーに導入され得る。高温は、 粘度を減少させてペーストのポンプ供給を容易にするが、より低活性の凝集体を 生ずる。しかしながら、インライン水分減少工程(例えば、フラッシュ乾燥)の 使用は、より高い温度(100℃より高い温度)の使用を必要とする。本発明に おいては、凝集体の活性は、水分の排除のため高く維持される。 ペーストのミキサーへの導入は、ミキサーに入る前にパイプの末端で小さい穴 を通して単純に注加から高圧ポ ンプ供給までの多くの方法で行うことができる。すべてのこれらの方法は、良好 な物性を有する凝集体を調製するために実行できるが、本発明の好ましい態様に おいては、ペーストの押出は、所望の大きさを有する粒子の収率を改善するミキ サー中でより良い分布を生ずることが見出された。ミキサーに入る前の高いポン プ供給圧力の使用は、最終凝集体の活性を増大する。両方の効果を組み合わせ且 つペーストを所望の流量を可能にするがポンプ供給圧力を系内で実行可能な最大 に保つのに十分な程小さい穴を通して導入(押出)することによって、高度に有 利な結果が、達成される。高活性界面活性剤ペースト 水性界面活性剤ペーストの活性は、少なくとも30%であり、約95%まで行 くことができる。好ましい活性は50〜80%および65〜75%である。ペー ストの残部は主として水であるが、非イオン界面活性剤などの加工助剤を包含で きる。より高い活性濃度においては、ほとんどまたは何のビルダーもペーストの 冷間造粒に必要とされない。得られる濃縮界面活性剤粒状物は、乾燥ビルダーま たは粉末に添加でき、または通常の凝集操作で使用できる。水性界面活性剤ペー ストは、陰イオン界面活性剤、双性界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン界面 活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる有機界面活性剤を含有す る。陰イオン界面活性剤が 好ましい。非イオン界面活性剤は、二次界面活性剤または加工助剤として使用さ れ、ここでは「活性」界面活性剤としては包含されない。ここで有用な界面活性 剤は、1972年5月23日発行のノリスの米国特許第3,664,961号明 細書および1975年12月30日発行のローリン等の米国特許第3,919, 678号明細書に記載されている。有用な陽イオン界面活性剤としては、198 0年9月16日発行のコックレルの米国特許第4,222,905号明細書およ び1980年12月16日発行のマーフィーの米国特許第4,239,659号 明細書に記載のものも挙げられる。しかしながら、陽イオン界面活性剤は、一般 に、本発明のアルミノシリケート物質と余り相容性ではないので、好ましくは少 しでもあるならば本組成物で少量で使用される。下記のものは、本組成物で有用 な界面活性剤の代表例である。 高級脂肪酸の水溶性塩、即ち、「石鹸」は、本組成物で有用な陰イオン界面活 性剤である。この種の界面活性剤としては、アルカリ金属石鹸、例えば、炭素数 約8〜約24、好ましくは炭素数約12〜約18の高級脂肪酸のナトリウム塩、 カリウム塩、アンモニウム塩およびアルキルアンモニウム塩が挙げられる。石鹸 は、油脂の直接ケン化により、または遊離脂肪酸の中和により生成できる。ヤシ 油およびタローに由来する脂肪酸の混合物のナトリウム塩およびカリウム塩、即 ち、ナトリウムまた はカリウムのタロー石鹸およびココナツ石鹸が、特に有用である。 また、有用な陰イオン界面活性剤としては、分子構造中に炭素数約10〜約2 0のアルキル基およびスルホン酸エステル基または硫酸エステル基を有する有機 硫酸反応生成物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属塩、アンモニウム塩および アルキロールアンモニウム塩が挙げられる(「アルキル」なる用語にはアシル基 のアルキル部分が包含される)。この群の合成界面活性剤の例は、アルキル硫酸 ナトリウムおよびアルキル硫酸カリウム、特に高級アルコール(C8〜C18炭素 原子)、例えば、タローまたはヤシ油のグリセリドを還元することにより生成さ れたものを硫酸化することによって得られるもの;およびアルキル基が直鎖また は分枝鎖配置に約9〜約15個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホン酸 ナトリウムおよびアルキルベンゼンスルホン酸カリウム、例えば、米国特許第2 ,220,099号明細書および第2,477,383号明細書に記載の種類の ものである。アルキル基中の炭素原子の平均数が約11〜13である線状直鎖ア ルキルベンゼンスルホネート(略称C11〜C13LAS)が、特に価値がある。 本発明の他の陰イオン界面活性剤は、アルキルグリセリルエーテルスルホン酸 ナトリウム、特にタローおよびヤシ油に由来する高級アルコールのエーテル;ヤ シ油脂 肪酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウムおよびヤシ油脂肪酸モノグリセリド硫 酸ナトリウム;1分子当たり約1〜約10単位のエチレンオキシドを含有し且つ アルキル基が約8〜約12個の炭素原子を有するアルキルフェノールエチレンオ キシドエーテル硫酸のナトリウム塩またはカリウム塩;および1分子当たり約1 〜約10単位のエチレンオキシドを含有し且つアルキル基が約10〜約20個の 炭素原子を有するアルキルエチレンオキシドエーテル硫酸のナトリウム塩または カリウム塩である。 本発明で有用な他の陰イオン界面活性剤としては、脂肪酸基中に約6〜20個 の炭素原子を有し且つエステル基中に約1〜10個の炭素原子を有するα−スル ホン化脂肪酸のエステルの水溶性塩;アシル基中に約2〜9個の炭素原子を有し 且つアルカン部分中に約9〜約23個の炭素原子を有する2−アシルオキシアル カン−1−スルホン酸の水溶性塩;アルキル基中に約10〜20個の炭素原子を 有し且つエチレンオキシド約1〜30モルを有するアルキルエーテルサルフェー ト;約12〜24個の炭素原子を有するオレフィンスルホン酸の水溶性塩;およ びアルキル基中に約1〜3個の炭素原子を有し且つアルカン部分中に約8〜約2 0個の炭素原子を有するβ−アルキルオキシアルカンスルホネートが挙げられる 。 好ましい陰イオン界面活性剤ペーストは、炭素数10〜16のアルキルを有す る線状または分枝アルキルベン ゼンスルホネートと炭素数10〜18のアルキルを有するアルキルサルフェート との混合物である。これらのペーストは、通常、液体有機物質を三酸化硫黄と反 応させてスルホン酸または硫酸を生成し、次いで、酸を中和して、その酸の塩を 生成することによって調製する。塩は、本明細書全体にわたって論ずる界面活性 剤ペーストである。ナトリウム塩は、他の中和剤と比較してのNaOHの最終性 能上の利益およびコストのため好ましいが、KOHなどの他の薬剤を使用しても よいので、必要ではない。 水溶性非イオン界面活性剤も、本発明の組成物で二次界面活性剤として有用で ある。事実、好ましい方法は、陰イオン界面活性剤/非イオン界面活性剤ブレン ドを使用する。特に好ましいペーストは、比率約0.01:1から約1:1、よ り好ましくは約0.05:1を有する非イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤 とのブレンドを含む。非イオン界面活性剤は、一次有機界面活性剤の等量まで使 用できる。このような非イオン物質としては、アルキレンオキシド基(性状が親 水性)と性状が脂肪族またはアルキル芳香族であってもよい有機疎水性化合物と の縮合によって生成される化合物が挙げられる。特定の疎水基と縮合されるポリ オキシアルキレン基の長さは、親水性エレメントと疎水性エレメントとの間の所 望のバランス度を有する水溶性化合物を生成するように容易に 調節できる。 好適な非イオン界面活性剤としては、アルキルフェノールのポリエチレンオキ シド縮合物、例えば、直鎖または分枝鎖配置のいずれかに約6〜16個の炭素原 子を有するアルキル基を有するアルキルフェノールとアルキルフェノール1モル 当たり約4〜25モルのエチレンオキシドとの縮合物が挙げられる。ポリヒドロ キシ脂肪酸アミド、例えば、グルコースから誘導されるものも、好適である。 好ましい非イオン界面活性剤は、直鎖または分枝配置のいずれかに8〜22個 の炭素原子を有する脂肪族アルコールとアルコール1モル当たり4〜25モルの エチレンオキシドとの水溶性縮合物である。炭素数約9〜15のアルキル基を有 するアルコールとアルコール1モル当たり約4〜25モルのエチレンオキシドと の縮合物、およびプロピレングリコールとエチレンオキシドとの縮合物が、特に 好ましい。 半極性非イオン洗剤界面活性剤としては、炭素数約10〜18のアルキル部分 1個および炭素数1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群 から選ばれる部分2個を含有する水溶性アミンオキシド;炭素数約10〜18の アルキル部分1個および炭素数約1〜3のアルキル基およびヒドロキシアルキル 基からなる群から選ばれる部分2個を含有する水溶性ホスフィンオ キシド;および炭素数約10〜18のアルキル部分1個および炭素数約1〜3の アルキルおよびヒドロキシアルキル部分からなる群から選ばれる部分1個を含有 する水溶性スルホキシドが挙げられる。 両性界面活性剤としては、脂肪族部分が直鎖または分枝であることができ、脂 肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を有し、且つ少なくとも1つの脂肪 族置換基が陰イオン水溶化基を含有する脂肪族第二級および第三級アミンの誘導 体または複素環式第二級および第三級アミンの脂肪族誘導体が挙げられる。 双性洗剤界面活性剤としては、脂肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子 を有する脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウムおよびスルホニウム化合物の 誘導体が挙げられる。 ここで特に好ましい界面活性剤としては、アルキル基中に約11〜14個の炭 素原子を有する直鎖アルキルベンゼンスルホネート;タローアルキルサルフェー ト;ココナツアルキルグリセリルエーテルスルホネート;アルキル部分が約14 〜18個の炭素原子を有し且つ平均エトキシ化度が約1〜4であるアルキルエー テルサルフェート;炭素数約14〜16のオレフィンスルホネートまたはパラフ ィンスルホネート;アルキル基が約11〜16個の炭素原子を有するアルキルジ メチルアミンオキシド;アルキル基が約14〜18個の炭素原子を有する アルキルジメチルアンモニオプロパンスルホネートおよびアルキルジメチルアン モニオヒドロキシプロパンスルホネート;炭素数約12〜18の高級脂肪酸の石 鹸;C9〜C15アルコールとエチレンオキシド約3〜8モルとの縮合物、および それらの混合物が挙げられる。 有用な陽イオン界面活性剤としては、式R4567+-(式中、R4は炭 素数10〜20、好ましくは12〜18のアルキルであり、R5、R6およびR7 は各々C1〜C7アルキル、好ましくはメチルであり;X-は陰イオン、例えば、 クロリドである)の水溶性第四級アンモニウム化合物が挙げられる。このような トリメチルアンモニウム化合物の例としては、C12 〜14アルキルトリメチルアン モニウムクロリドおよびココアルキルトリメチルアンモニウムメトサルフェート が挙げられる。 ここで使用するのに好ましい特定の界面活性剤としては、直鎖C11〜C13アル キルベンゼンスルホン酸ナトリウム;α−オレフィンスルホネート;C11〜C13 アルキルベンゼンスルホン酸トリエタノールアンモニウム;アルキルサルフェー ト(タロー、ココナツ、パーム、合成起源、例えば、C45など);アルキル硫酸 ナトリウム;メチルエステルスルホネート;ココナツアルキルグリセリルエーテ ルスルホン酸ナトリウム;タローアルコールとエチレンオキシド約4モルとの硫 酸化縮合物のナトリ ウム塩;ココナツ脂肪アルコールとエチレンオキシド約6モルとの縮合物;タロ ー脂肪アルコールとエチレンオキシド約11モルとの縮合物;炭素数約14〜約 15の脂肪アルコールとエチレンオキシド約7モルとの縮合物;C12〜C13脂肪 アルコールとエチレンオキシド約3モルとの縮合物;3−(N,N−ジメチル− N−ココナツアルキルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロパン−1−スルホネー ト;3−(N,N−ジメチル−N−ココナツアルキルアンモニオ)−プロパン− 1−スルホネート;6−(N−ドデシルベンジル−N,N−ジメチルアンモニオ )ヘキサノエート;ドデシルジメチルアミンオキシド;ココナツアルキルジメチ ルアミンオキシド;およびココナツ脂肪酸およびタロー脂肪酸の水溶性ナトリウ ム塩およびカリウム塩が挙げられる(ここで使用する「界面活性剤」なる用語は 、特に断らない限り、非イオン界面活性剤ではない界面活性剤(non-nonionic s urfactant)を意味する。界面活性剤活性成分(非イオン界面活性剤を除外)対 乾燥洗浄性ビルダーまたは粉末の比率は、0.005:1から19:1、好まし くは0.05:1から10:1、より好ましくは0.1:1から5:1である。 一層好ましい前記界面活性剤活性成分対ビルダーの比率は、0.15:1から1 :1;および0.2:1から0.5:1である)。ビルダーおよび粉末 いかなる相容性ビルダーまたはビルダーの組み合わせおよび/または粉末も、 本発明の方法および組成物で使用できる。 本発明の洗剤組成物は、式 Naz〔(AlO2z・(SiO2y〕・xH2O (式中、zおよびyは少なくとも約6であり、z対yのモル比は約1.0〜約0 .4であり、zは約10〜約264である) の結晶性アルミノシリケートイオン交換物質を含有できる。ここで有用な無定形 水和アルミノシリケート物質は、実験式 Mz(zAlO2・ySiO2) (式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムであ り、zは約0.5〜約2であり、yは1である) を有する(前記物質はマグネシウムイオン交換容量少なくともCaCO3硬度5 0mg当量/無水アルミノシリケートgを有する)。粒径約1〜10μを有する水 和ナトリウムゼオライトAが、好ましい。 本発明のアルミノシリケートイオン交換ビルダー物質は、水和形であり、結晶 性ならば水約10〜約28重量%を含有し、無定形ならば潜在的に一層多量の水 を含有する。高度に好ましい結晶性アルミノシリケートイオン 交換物質は、それらの結晶マトリックス中に水約18%〜約22%を含有する。 結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、粒径約0.1μ〜約10μによっ て更に特徴づけられる。無定形物質は、しばしば、より小さく、例えば、約0. 01μ以下である。好ましいイオン交換物質は、粒径約0.2μ〜約4μを有す る。ここで「粒径」なる用語は、通常の分析技術、例えば、走査型電子顕微鏡を 利用する顕微鏡測定により測定する時の所定のイオン交換物質の平均粒径(重量 )を意味する。本発明の結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、通常、C aCO3水硬度少なくとも約200mg当量/アルミノシリケートg(無水基準で 計算)であり、一般に約300mg当量/g〜約352mg当量/gの範囲内である カルシウムイオン交換容量によって更に特徴づけられる。本発明のアルミノシリ ケートイオン交換物質は、少なくとも約2グレンCa++/ガロン/分/g/ガロ ン(アルミノシリケート;無水基準)、一般に約2グレン/ガロン/分/g/ガ ロン〜約6グレン/ガロン/分/g/ガロン(カルシウムイオン硬度基準)の範 囲内であるカルシウムイオン交換速度によってなお更に特徴づけられる。ビルダ ー目的に最適のアルミノシリケートは、カルシウムイオン交換速度少なくとも約 4グレン/ガロン/分/g/ガロンを示す。 無定形アルミノシリケートイオン交換物質は、通常、 Mg++交換容量少なくとも約50mg当量CaCO3/g(Mg++12mg/g)お よびMg++交換速度少なくとも約1グレン/ガロン/分/g/ガロンを有する。 無定形物質は、Cu放射線(1.54オングストローム単位)によって調べる時 には観察可能な回折図を示さない。 本発明の実施で有用なアルミノシリケートイオン交換物質は、市販されている 。本発明で有用なアルミノシリケートは、構造が結晶性または無定形であること ができ、天然産アルミノシリケートであることができ、または合成的に誘導でき る。アルミノシリケートイオン交換物質の製法は、1976年10月12日発行 のクレメル等の米国特許第3,985,669号明細書(ここに参考文献として 編入)に論じられている。ここで有用な好ましい合成結晶性アルミノシリケート イオン交換物質は、ゼオライトA、ゼオライトB、およびゼオライトXなる呼称 で入手できる。特に好ましい態様においては、結晶性アルミノシリケートイオン 交換物質は、式 Na12〔(AlO212(SiO212〕・xH2O (式中、xは約20〜約30、特に約27である)を有し且つ粒径一般に約5μ 以下を有する。 本発明の粒状洗剤は、溶液中pH7以上を有する中性塩またはアルカリ性塩を 含有でき、且つ性状は有機または無機のいずれかであることができる。ビルダー 塩は、所望の密度および嵩を本発明の洗剤粒状物に与えるのを 助長する。塩の若干は不活性であるが、それらの多くは、洗濯液でビルダーとし ても機能する。 中性水溶性塩の例としては、アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニ ウムの塩化物、フッ化物および硫酸塩が挙げられる。前記のもののアルカリ金属 塩、特にナトリウム塩が、好ましい。硫酸ナトリウムは、典型的には、洗剤粒状 物で使用され且つ特に好ましい塩である。クエン酸および一般にいかなる他の有 機酸または無機酸も、凝集体組成物の残りと化学的に相容性である限り、本発明 の粒状洗剤に配合してもよい。 他の有用な水溶性塩としては、洗浄性ビルダー物質として通常既知の化合物が 挙げられる。ビルダーは、一般に、各種の水溶性のアルカリ金属、アンモニウム または置換アンモニウムのリン酸塩、ポリリン酸塩、ホスホン酸塩、ポリホスホ ン酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、ホウ酸塩、およびポリヒドロキシスルホン酸塩から 選ばれる。前記のもののアルカリ金属塩、特にナトリウム塩が、好ましい。 無機ホスフェートビルダーの特定例は、ナトリウムおよびカリウムのトリポリ リン酸塩、、ピロリン酸塩、、重合度約6〜21を有する高分子メタリン酸塩、 およびオルトリン酸塩である。ポリホスホネートビルダーの例は、エチレンジホ スホン酸のナトリウム塩およびカリウム塩、エタン1−ヒドロキシ−1,1−ジ ホスホン酸の ナトリウム塩およびカリウム塩、およびエタン1,1,2−トリホスホン酸のナ トリウム塩およびカリウム塩である。他のリンビルダー化合物は、米国特許第3 ,159,581号明細書、第3,213,030号明細書、第3,422,0 21号明細書、第3,422,137号明細書、第3,400,176号明細書 、および第3,400,148号明細書(ここに参考文献として編入)に開示さ れている。 無リン無機ビルダーの例は、ナトリウムおよびカリウムの炭酸塩、重炭酸塩、 セスキ炭酸塩、四ホウ酸塩10水和物、およびSiO2対アルカリ金属酸化物の モル比約0.5〜約4.0、好ましくは約1.0〜約2.4を有するケイ酸塩で ある。本発明の方法によって調製された組成物は、加工に過剰の炭酸塩を必要と せず、好ましくは1980年4月1日発行のクラーク等の米国特許第4,196 ,093号明細書に開示のように微粉砕炭酸カルシウム2%以上を含有せず、好 ましくは後者を含まない。 前記のように、洗剤で常用されている粉末、例えば、ゼオライト、カーボネー ト、シリカ、シリケート、サイトレート、ホスフェート、ペルボレートなどおよ び加工酸、例えば、デンプンは、本発明の好ましい態様で使用できる。粉末流 高速ミキサーへの粉末流は、前記ビルダーおよび他の粉末の1種以上を含む。 本発明の方法の好ましい態様は、前記のようにペーストを介して陰イオン界面 活性剤のすべての導入を包含するが、陰イオン界面活性剤の若干を粉末流を介し て、例えば、吹込粉末の形で導入することが可能である。これらの態様において は、粉末流の粘着性および水分は低い水準に保ち、このようにして陰イオン界面 活性剤の増大された「配合量」を防止し、このようにして界面活性剤の余りに高 い濃度を有する凝集体の製造を防止することが必要である。好ましい凝集法の液 体流は、他の界面活性剤および/または重合体を導入するのにも使用できる。こ のことは、界面活性剤を1つの液体流に予備混入することにより、或いは各種の 流れをアグロメレーターに導入することにより行うことができる。これらの2つ の方法の態様は、特に混合界面活性剤を粒子形成前に調製させるならば、完成粒 子の性質の差を生ずることがある。次いで、これらの差は、各々の好ましい方法 に意図される応用に有利に活用できる。 また、現在記載のテクノロジーを使用することによって、他の既知の加工ルー トによるより多い量の或る化学薬品(例えば、非イオン界面活性剤、クエン酸) を、マトリックスの若干の鍵の性質(ケーキング、圧縮など) に悪影響なしに、最終処方物に配合することが可能であることが観察された。微細分散混合および造粒 ここで使用する「微細分散混合および/または造粒」なる用語は、先ず洗剤活 性ペーストを粉末流全体にわたって迅速に分散することによって高活性洗剤粒状 物を形成する連続法を意味する。この加工工程は、粉末流のボール化またはケー キングを生ずるであろうペーストの局部蓄積がないことを保証するために高速ミ キサー中で生ずるべきであり且つ滞留時間2秒〜30秒を有しているべきである 。好ましくは、迅速な分散も保証し且つボール化またはケーキングを防止する切 削工具は、高速ミキサーに存在する。高速ミキサーは、回転速度600rpm〜 2000rpmを有することが好ましい。 第二に、粉末流および洗剤活性ペーストによって調製される分散液は、中速ミ キサー/アグロメレーターに通過し、そこで粒子のサイズ分布、形状および多孔 度は規定される。この加工工程は短い滞留時間好ましくは2分未満、より好まし くは1分未満、最も好ましくは、45秒未満を有することが、本発明の特徴であ る。得られる粒子の多孔度が更に減少され、このことが溶解速度に対してますま す否定的な影響を有するので、より長い滞留時間は望ましくない。 制御を中速ミキサー/アグロメレーター中の滞留時間 に及ぼすために、ミキサーの軸に沿って横たわる回転シャフトを有するミキサー を使用することが好ましい。このシャフトは、径方向に装着されたブレードを担 持し、このブレードはシャフトを回転する時に粉末を混合し、ミキサーの入口か ら出口まで輸送する。2種類のブレードデザインが、このようなミキサーで常用 されている。一方の種類のブレードは、「すき先(ploughshare)」として既知 であり;他方の種類のものは「ベッカー(Becker)」ブレードとして既知である 。すき先は、同時に若干の粉末を前方に(出口に向けて軸方向に)移動し、若干 の粉末を後方に(入口に向けて軸方向に)移動することによって混合を促進する 両側ブレードである。これは、優秀な混合を生ずるが、より長い滞留時間を与え る傾向がある。「ベッカー」ブレードは、主として粉末を前方に(出口に向けて 軸方向に)押すように配向された片側ブレードである。これは、粉末の混合の程 度を減少するが、ミキサーを通しての滞留時間を減少する。回転シャフトは、多 数の両方の種類のブレードを担持してもよい。すき先ブレードの数対「ベッカー 」ブレードの数の比率を選ぶことは、滞留時間を最適化させることを可能にする 。 異なるブレードの数の最適の比率およびシャフトの回りおよびシャフトに沿っ てのそれらの間隔は、ミキサー/アグロメレーターの大きさ、所要の処理量、回 転速度 などを含めて多数の因子に依存するであろう。 中速ミキサー中の回転シャフトは、速度60〜150rpmを有することが好 ましい。プロセス条件は、水銀多孔度測定法によって測定した時の多孔度少なく とも10%、好ましくは少なくとも15%を与えるように選ぶべきである。 場合によって、中速ミキサーは、存在する高速切削工具も有していてもよい。 場合によって、微粉砕粉末は、粒子を「ダスト化する」ために中速ミキサーに添 加してもよい。好ましくは、平均粒径19mm未満を有するアルミノケイ酸ナトリ ウムが使用される(前記のものなど)。 第三に、得られた粒子は、乾燥し且つ/または冷却する。 レジゲR系列のミキサーが、特に好ましい。本発明で有用な高速ミキサーとし ては、レジゲRCB機が挙げられ;本発明で有用な中速ミキサーとしては、レジ ゲRKM機が挙げられる。 他の好適な装置としては、独国マンハイムのドライス・ベルケGmbH製のド ライス(DraisR)T160系列および内部細断ブレードを有するリトルフォード (Littleford)ミキサーが挙げることができる。微細分散混合および造粒能力を 有し且つ適当な滞留時間を有するいかなる他のミキサーも、使用できる。回転軸 上に数個のブレードを有する「タービン型」羽根車ミキサーが、 好ましい。操作温度 また、好ましい操作温度は、できるだけ低くあるべきである。その理由は、こ のことが完成粒子中のより高い界面活性剤濃度をもたらすからである。好ましく は、凝集時の温度は、80℃未満、より好ましくは0〜70℃、一層好ましくは 10〜60℃、最も好ましくは20〜50℃である。本発明の方法で有用なより 低い操作温度は、技術上既知の各種の方法、例えば、窒素冷却法、装置の冷却水 ジャケット法、固体CO2の添加法などによって達成してもよい。好ましい方法 は固体CO2法であり、最も好ましい方法は窒素冷却法である。 最終粒子中の界面活性剤の濃度を更に増大するために本発明の好ましい態様で 高度に魅力的な任意のことは、陰イオン界面活性剤および/または他の界面活性 剤を含有する液体流に、粘度および/または融点の増大を生じ且つ/またはペー ストの粘着性を減少する他のエレメントを加えることによって達成される。本発 明の方法の好ましい態様においては、これらのエレメントの添加は、ペーストを アグロメレーターにポンプ供給する時にインラインで行うことができる。最終ベース粉末組成物 本発明は、洗剤組成物で使用するための高密度の粒状物を製造する。粒状洗剤 への配合用最終凝集体の好まし い組成物は、高い界面活性剤濃度を有する。界面活性剤の濃度を増大することに よって、本発明により調製される粒子/凝集体は、各種の異なる処方物により好 適である。これらの高界面活性剤含有粒子凝集体は、最終凝集体に達するために 、より少ない仕上技術ですみ、このようにして全洗剤製法の他の加工工程(噴霧 乾燥、除塵など)で使用できる多量の加工助剤(無機粉末など)を免除する。 本発明に従って調製された粒状物は、大きく、低ダストであり且つ自由流動性 であり、好ましくは嵩密度約650〜約1000g/l、より好ましくは約70 0〜約900g/lを有する。 完成洗剤組成物は、本発明の造粒凝集体を、ここに記載のビルダー、重合体お よび任意成分を含めて洗濯法で有用な他の成分と混合することによって調製でき る。しかしながら、本発明の利益を失わないために、最終組成物中の陰イオン界 面活性剤の全量の少なくとも80重量%は、本発明の凝集体内に、最も好ましく は界面活性剤ペーストに配合することが好ましい。噴霧乾燥粉末を完成組成物に 配合するならば、好ましくは、それは、陰イオン界面活性剤5重量%未満を含有 すべきである。乾燥 本発明の自由流動性粒状物の所望の含水量は、流動床乾燥機などの通常の粉末 乾燥装置中で乾燥することによ って所期の応用に適切な量に調節できる。熱風流動床乾燥機を使用するならば、 粒状物の感熱成分の分解を回避するために注意を払わなければならない。また、 大スケール貯蔵前に冷却工程を有することが有利である。この工程は、冷風で操 作する通常の流動床中で行うこともできる。凝集体の乾燥/冷却は、粉末乾燥に 好適な他の装置、例えば、回転乾燥機などの中で行うこともできる。 洗剤応用の場合には、凝集体の最終水分は、凝集体を貯蔵でき且つ大量に輸送 できる量以下に維持することが必要である。正確な水分量は、凝集体の組成に依 存するが、典型的には遊離水(即ち、凝集体中の結晶種に会合されていない水) 1〜8%、最も典型的には1〜4%の量で達成される。 本発明の目的の1つである良好な分与の利益を達成するためには、タイラー篩 メッシュ60(250μ)を通過する界面活性剤含有造粒凝集体の重量分率は、 20%未満であるべきであることが好ましい。このことが造粒凝集体の溶解速度 と妥協せずに達成できることは、本発明の特徴である。重合体 各種の有機重合体(それらの若干は洗浄力を改善するためにビルダーとしても 機能することがある)も、有用である。このような重合体としては、カルボキシ ル低級アルキルセルロースナトリウム、低級アルキルセルロー スナトリウムおよびヒドロキシ低級アルキルセルロースナトリウム、例えば、カ ルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロースナトリウムおよびヒド ロキシプロピルセルロースナトリウム、ポリビニルアルコール(若干のポリ酢酸 ビニルもしばしば包含)、ポリアクリルアミド、ポリアクリレートおよび各種の 共重合体、例えば、マレイン酸とアクリル酸との共重合体が挙げられる。このよ うな重合体の分子量は、広く変化するが、大部分は2,000〜100,000 の範囲内である。 高分子ポリカルボキシレートビルダーは、1967年3月7日発行のディール の米国特許第3,308,067号明細書に記載されている。このような物質と しては、マレイン酸、イタコン酸、メサコン酸、フマル酸、アコニット酸、シト ラコン酸、メチレンマロン酸などの脂肪族カルボン酸の単独重合体および共重合 体の水溶性塩が挙げられる。任意成分 洗剤組成物で常用されている他の成分は、本発明の組成物に配合できる。これ らとしては、流動助剤、色斑点取り剤(color speckles)、漂白剤および漂白活 性剤、増泡剤または抑泡剤、曇り防止剤および耐食剤、汚れ沈殿防止剤、防汚剤 、染料、充填剤、光学増白剤、殺菌剤、pH調整剤、非ビルダーアルカリ性源、ハ イドロトロープ、酵素、酵素安定剤、キレート化剤および香料が挙げられ る。 光学増白剤は、凝集ユニットへの粉末流によって本発明の凝集体に直接配合し てもよい。 また、粒状抑泡剤は、凝集ユニットへの粉末流によって本発明の凝集体に直接 配合してもよく、または乾式添加によって完成組成物に配合してもよい。好まし くは、これらの粒子の抑泡活性は、脂肪酸またはシリコーンに基づく。試験法 応力をかけた条件下での陰イオン界面活性剤の溶解速度ソタックス(Sotax)ダ ブルプロペラー法 装置 1)ソタックスカップ(1l) 2)蒸留水 3)変速を有する電気攪拌機モーター(イカ−ベルクRW20DZM) 4)ステンレス鋼プロペラー攪拌機(ソタックスNo.3990−2) 5)水面直下の第二船用プロペラー(A100型、直径51mm)。 6)孔径0.22μを有する6個の使い捨てフィルター型ユニット(直径25 mm、ミレックスNo.SLGSO025NBミリポア)。 7)プラスチック製注射器(2ml)および使い捨て針 (21×1.5) 8)試料コレクター(15mlのガラス管) 9)一連のタイラー篩および篩分装置〔ロタップ(Rotap)〕 10)サーモスタットを備えた浴試料調製 被試験凝集体の代表的な試料150gを篩分ける(完成品を篩分けない)。タ イラー20(750μ)とタイラー35(425μ)との間の所望の粒径画分を 捕集する。実験法 1)水(または所望の溶液)1lを含有するカップを20℃の浴に入れる。 2)羽根車を底から0.33cmのところでビーカーに入れ、第二のプロペラー を水面直下に入れる。 3)フィルターユニットおよび針を有する5個の注射器を準備する。フィルタ ーなしの針を有する1個の注射器を準備する。 4)ミキサー速度を100rpmに設定する。 5)被試験製品10gを迅速に加える。ストップウォッチを始動する。 6)試料約2mlを注射器で正確な時間間隔で取り出す(10秒、30秒、1分 、2.5分および5分後の試料)。適切な試料採取のために、針は、液体の表面 より約4 cm下でなければならない。 7)5分の試料を取った後、羽根車の速度を300rpmに加速する。 8)更なる10分後、別の試料をフィルターを通して取る。 9)液体の試料をフィルターなしの注射器で取る。これの結果と前のものとの 間の差は、この温度で予想できる溶解度の指摘である。この際に、システムが強 攪拌作用のため温度を増大しないように注意を払わなければならない。 10)試料を陽イオンサルフェート(catSO3)について分析する。滴定 用比濁分析終点指示を使用する時には、不溶物の存在のため未濾過試料中の干渉 がないように注意を払わなければならない。 11)未濾過試料を100%として使用することによって各試料における溶解 率を計算する(catSO3分析によって、未溶解界面活性剤さえも滴定される であろう)。 12)第一時間(5分まで)の場合の溶解率対時間をプロットする。実験条件 での溶解率を10分における濾過試料から計算する。 本発明は、下記の非限定例の助けと共に更に説明するであろう。例1 陰イオン界面活性剤直鎖アルキルベンゼンスルホネート(LAS)、タローア ルキルサルフェート(TAS)および1分子当たり平均3個のエトキシ基を有す るアルキルエーテルサルフェート(AE3S)のナトリウム塩を含有する水性界 面活性剤ペーストを74:24:2の比率で調製した。ペーストは、合計界面活 性剤活性80%、水分17%および剪断速度25秒-1および温度70℃で測定し た時の粘度25000mPaを有していた。60:36:4の比率のゼオライト Aと炭酸ナトリウムとカルボキシメチルセルロース(CMC)との混合物を含有 する粉末流を連続的に混合した。 ペーストを容積式ポンプによってレジゲRCB55高剪断ミキサーに2.8ト ン/時間の速度でポンプ供給し、同時に粉末流をミキサーに4.0トン/時間の 速度で供給した。 また、凝集体の分級のリサイクルを含有する2つの流れ(一方は湿潤粗大製品 を含有し、他方のものは乾燥微粒子を含有する)がミキサーに流入していた。流 動床乾燥機から集塵されたダストを含有する第三流れも、ミキサーに非常に低い 速度(<100kg/時間)で供給した。 レジゲRCB55ミキサーを1460rpmおよび平均滞留時間10〜15秒 で操作した。高速ミキサーを去る製品は、実質上微細ダストの形の陰イオン界面 活性剤 ペーストと粉末との分散体からなる。 次いで、この製品をバケットエレベーターによってレジゲRKM3000中速 ミキサーに移した。中速ミキサーのすき先を担持するシャフトを110rpmで 操作した。追加的に、4個の高速チョッパーをミキサーの側壁に径方向に装着さ れたシャフト上に設置し、3000rpmで操作した。ミキサーの水平長さの約 3/4後、ゼオライトA流を0.55トン/時間の速度で加えた。中速ミキサー 中の滞留時間は、出口ゲートによって制御してもよい。このゲートを閉じること は、ミキサー内に保持される製品の重量を増大させ、滞留時間を増大する。第一 の例においては、出口ゲートは十分に開いており、製品約170kgをミキサーに 保持させ、滞留時間1分未満を与えた。 レジゲRKM3000中速ミキサーを去る製品は、よく規定された凝集粒状物 からなっていた。これらの湿潤凝集体を振動篩中で分級して粗画分を分離し、振 動シュートによって高速ミキサーに返送した。残りの凝集体を流動床乾燥機後に 流動床クーラー中で乾燥し冷却した。クーラーを去る製品を篩分けして、微粉を 除去し、次いで、これらの微粉も高速ミキサーに再循環し戻した。流動床中の滞 留時間は、合計約15〜20分であり且つ製品の平衡相対湿度は、12〜18% であった。 本例で調製した最終凝集粒状物は、活性33.8%および嵩密度760g/l を有していた。凝集粒状物は、平均粒径540μmを有し、タイラー篩メッシュ 14を通過しない画分(1180μmより粗)は10%であり且つタイラー篩メ ッシュ60を通過する画分(250μmより微細)は7%であった。 凝集体の溶解速度を20℃のソタックス浴中で試験した(前記の試験法参照) 。得られた結果は、次の通りであった。 時間(秒) 溶解率 10 15.0 30 26.3 60 50.0 150 65.0 300 96.0 次いで、これらの凝集体は、重合体、ゼオライトおよび微量成分を含有する吹 込粉末と乾式混合し、粒状シリケート、粒状カーボネート、粒状ペルボレートお よび漂白活性剤含有凝集体と更に混合することによって完成洗剤組成物の成分と して使用した。試験された最終処方物を以下に与える。 完成品をシャワー型の標準洗濯機の引出からの分与性について試験した。ザヌ ッシ(ZanussiR)洗濯機を使用した。分与引出を通しての水流量を2l/分に限 定し、 水温は20℃であった。完成品150g上の水流の2分後の引出に依然として残 る完成品の量(残渣)を秤量し、初期の150gの%として表現した。 本例の完成品は、密度700g/lを有し且つ分与試験の10回の反復の平均 は、平均残渣14%を与えた。例2 粒状凝集体は、例1に記載の方法と同様の方法で高速ミキサー、中速ミキサー 、乾燥および冷却の加工工程によって調製した。本例においては、高速ミキサー に界面活性剤ペーストを2.55トン/時間の速度で加え、粉末流を3.2トン /時間の速度で加えた。中速ミキサーへのゼオライト添加は、0.25トン/時 間であった。 本例においては、レジゲRKM3000中速ミキサーの出口ゲートは、2/3 のみ開けて、製品約240kgをミキサーに保持させ、滞留時間約1.5分を与え た。 本例で調製した凝集体は、平均活性32%および嵩密度780g/lを有して いた。凝集粒状物は、平均粒径530μmを有し、タイラー篩メッシュ14を通 過しない画分(1180μmより粗)は8%であり且つタイラー篩メッシュ60 を通過する画分(250μmより微細)は6%であった。 例1に記載の方法と同じ方法によって測定したこれらの凝集体の溶解速度は、 次の通りであった。 時間(秒) 溶解率 10 10.8 30 23 60 40 150 64.3 300 92 次いで、例1の完成組成物と同じ完成組成物(以下に与える)は、例1に記載 のように更に他の成分を乾式混合することによって調製した。 分与試験は、平均分与残渣15%を生じた。比較例3 粒状凝集体は、例1に記載の方法と同様の方法で高速ミキサー、中速ミキサー 、乾燥および冷却の加工工程によって調製した。本例においては、高速ミキサー に界面活性剤ペーストを2.2トン/時間の速度で加え、粉末流を3.2トン/ 時間の速度で加えた。中速ミキサーへのゼオライト添加は、0.25トン/時間 であった。 本例においては、レジゲRKM3000中速ミキサーの出口ゲートは、1/2 のみ開けて、製品約520kgをミキサーに保持させ、滞留時間3分以上を与えた 。 本例で調製した凝集体は、平均活性29%および嵩密度860g/lを有して いた。凝集粒状物は、平均粒径523μmを有し、タイラー篩メッシュ14を通 過しない画分(1180μmより粗)は10%であり且つタイ ラー篩メッシュ60を通過する画分(250μmより微細)は12.5%であっ た。 例1に記載の方法と同じ方法によって測定したこれらの凝集体の溶解速度は、 次の通りであった。 時間(秒) 溶解率 10 12.2 30 14.9 60 26.9 150 58.9 300 83.9 次いで、例1の完成組成物と同じ完成組成物(以下に与える)は、例1に記載 のように更に他の成分を乾式混合することによって調製した。 分与試験は、平均分与残渣12%を生じた。比較例4 異なる方法によって調製した凝集粒状物を配合した完成品も、調製した。本例 においては、凝集粒状物は、高速ミキサー中に液体バインダーとして陰イオン界 面活性剤を含有しなかった。その代わりに、陰イオン界面活性剤を、高速ミキサ ーに導入した粉末流に加える噴霧乾燥粉末に配合した。これらの凝集粒状物は、 良好な溶解速度を示したが(60秒後に70%、300秒後に98%)、これら の凝集体を使用して調製した完成品は、前記の応力をかけた試験を使用して試験 した時に非常に不良な 分与性を有していた。平均残渣は、90%であった。 例1〜4中の粒状凝集体の溶解速度の総括 例1〜4からの完成品組成特性の総括完成品組成 直鎖アルキルベンゼンスルホネート 7.5% アルキルサルフェート/アルキルエーテル 2.5% サルフェート 非イオン界面活性剤 4% ゼオライトA 20% カーボネート 14% シリケート 4% 有機ビルダー 7% ペルボレート漂白剤および活性剤 25% 重合体 5% 微量成分(香料、抑泡剤、増白剤など) 5% 水分 6% 嵩密度=700g/l 更に、これらの例で調製した凝集体の溶解速度の効果は、完成組成物のグリー ス状しみ抜きを比較することによって評価できる。各々の場合に、標準しみトレ ーサーは、水道水および製品105gを使用してホットポイント(HotpointR) 機40℃サイクルで洗浄する洗濯ロードに加えた。(註:異なる分与性がこれら の結果に影響しないように、製品を機械に直接加えた)。次いで、ト レーサーを比較のため等級化した(例1に指数値100を与え、100より低い 指数値はより不良なグリース状しみ抜きを示す)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CZ,FI,JP,KP,KR,KZ,LK,MG,M N,MW,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,SK ,UA,US,VN (72)発明者 ディッケンソン,ハイドン ガイ ウイリ アム イギリス国ニューキャッスル、アポン、タ イン、キリングワース、ビル、ヒルサイ ド、8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. i)液体バインダーを滞留時間2秒〜30秒を有する高速ミキサー中で粉末流 全体にわたって分散させ、 ii)凝集粒状物を中速ミキサー/アグロメレーター中で形成し(場合によって 微粉砕粉末を添加してもよい)、 iii)乾燥し且つ/または冷却する各工程 からなる650g/lより高い嵩密度を有する粒状洗剤組成物または成分の連続 製法であって、工程(i)における液体バインダーが中和陰イオン界面活性剤少 なくとも10重量%を含むペーストであること、および中速ミキサーを通しての 滞留時間が2分未満であることを特徴とする粒状洗剤組成物または成分の連続製 法。 2. 中速ミキサー/アグロメレーター中の滞留時間が1分未満であり、前記 ミキサー/アグロメレーターの速度が60〜150rpmである、請求項1に記 載の方法。 3. 高速ミキサーの速度が600〜2000rpmである、請求項1または 2のいずれかに記載の方法。 4. 平均粒径10μm未満を有するアルミノケイ酸ナトリウムを中速ミキサ ー/アグロメレーターに微粉砕粉末として加える、請求項1〜3のいずれか1項 に記載の方法。 5. 完成粒子の多孔度が10%より大きく、好ましくは15%より大きい、 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 6. 工程(i)における液体バインダーが、中和陰イオン界面活性剤40〜 95重量%を含むペーストである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法によって得ることができる粒 状洗剤成分。 8. タイラーメッシュ60の篩を通過する前記成分の重量分率が、20%未 満である、請求項7に記載の粒状洗剤成分。 9. 請求項7または8のいずれかに記載の粒状洗剤成分を含む粒状洗剤組成 物であって、前記組成物が1種以上の追加の粒状洗剤成分を更に含み且つ前記組 成物に存在する1種以上の界面活性剤の合計量の20重量%未満が前記の追加の 粒状洗剤成分に存在することを特徴とする粒状洗剤組成物。 10. 前記の追加の粒状洗剤成分が少なくとも1種の噴霧乾燥粉末からなり 且つ前記組成物に存在する1種以上の界面活性剤の合計量の5重量%未満が前記 噴霧乾燥粉末に存在する、請求項9に記載の粒状洗剤組成物。
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