JPH09502760A - 非イオン界面活性剤を含む粒状洗剤組成物およびこのような組成物の製法 - Google Patents

非イオン界面活性剤を含む粒状洗剤組成物およびこのような組成物の製法

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Abstract

(57)【要約】 第一のアスペクトにおいては、本発明は、界面活性剤系を含む嵩密度少なくとも650g/lを有する粒状洗剤組成物または成分であって、該組成物または成分が非イオン界面活性剤35〜85重量%を含み且つ前記界面活性剤系が25℃以下の温度で実質上固相であり且つ前記界面活性剤系が25℃より高い軟化点を有し且つ界面活性剤系が界面活性剤系の粘度が軟化点より10℃高い温度で少なくとも20000cpsであり且つ軟化点より30℃高い温度で10000cps未満である粘度プロフィール(すべての粘度を25秒-1の剪断速度で測定)を有することを特徴とする粒状洗剤組成物または成分に関する。第二のアスペクトにおいては、本発明は、完成洗濯洗剤組成物を調製するための非イオン界面活性剤含有粒子と他の洗剤成分との特定の組み合わせに関する。第三のアスペクトにおいては、本発明は、本発明の非イオン界面活性剤含有粒子の製法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 非イオン界面活性剤を含む粒状洗剤組成物およびこのような組成物の製法 技術分野 本発明は、高性能非イオン界面活性剤に富んだ粒状洗剤成分または組成物(組 成物は明記の界面活性剤系をベースとする)および超高界面活性剤活性成分を製 造することを可能にする方法に関する。 背景技術 非イオン界面活性剤は、現在の洗濯洗剤組成物の重要な成分である。現在の趨 勢は、高嵩密度を有し且つ多量の非イオン界面活性剤を有する粒状成分または組 成物を要望している。粒状物は、良好な物理的特性を有していなければならず且 つ高い効果を得るために選ばれた非イオン界面活性剤を洗浄液に分配しなければ ならない。異なる見方からこれらの要望に近づく各種の従来技術の試みが、記載 されている。例えば、次の通りである。 1993年6月2日に公告のEP第544492号明細書は、混合陰イオン界 面活性剤/非イオン界面活性剤系15〜50%を含む粒状高密度洗剤組成物を開 示している。選ばれる非イオン界面活性剤は、平均約3〜6.5を有するピーク エトキシ化分布を有するエトキシ化アルコールである。脂肪酸石鹸は、界面活性 剤粘度プロフィールを調整する好適な構造剤 (structurant)と示唆されているが 、石鹸を使用する得られる粒状物(例16〜19、24〜29中)は、界面活性 剤活性29〜32.5%を有する。 1992年4月16日に公告のWO第9206160号明細書は、グルコース アミドとエトキシ化非イオン界面活性剤との混合物をベースとする高性能非イオ ン界面活性剤系を開示している。1つの例(例20)には、水溶液中のドバノー ル (Dobanol)(商品名)EO3 20%とN−メチルグルコースアミド80%と の混合物である非イオン界面活性剤系を含む成分が記載されている。 1990年4月25日に公告のEP第364881号明細書は、5:1から1 :2の比率のポリグリコールエーテル誘導体および水から調製するゲルを記載し ている。ゲルは、微粉砕固体と混合することによって自由流動性流動物に成形す る。 本発明によって扱われる問題は、高い非イオン界面活性剤含量を有し且つ熱湿 潤条件下でさえ貯蔵時に固結または塊化せず且つ水(冷水さえ)との接触時に迅 速に溶解し且つ分散して洗浄負荷上で高い洗浄性能を与える高密度粒状洗濯洗剤 を提供するニーズに関する。 従来技術は、これらの目的の各々が独立に達成される仕方に関する若干のガイ ダンスを提供するが、いずれか1つの文献によって提供される問題のアスペクト のすべての解決法はないらしい。 本発明は、貯蔵時に固結しない固体粒状物に成形でき、迅速に溶解し且つ優秀 な性能プロフィールを有する特定の粘度プロフィールを有する非イオン界面活性 剤系または混合非イオン界面活性剤/陰イオン界面活性剤系を提供する。 発明の開示 第一のアスペクトにおいては、本発明は、界面活性剤系を含む嵩密度少なくと も650g/lを有する粒状洗剤組成物または成分であって、該組成物または成 分が非イオン界面活性剤35〜85重量%を含み且つ前記界面活性剤系が25℃ 以下の温度で実質上固相であり且つ前記界面活性剤系が25℃より高い軟化点を 有し且つ界面活性剤系が界面活性剤系の粘度が軟化点より10℃高い温度で少な くとも20000cpsであり且つ軟化点より30℃高い温度で10000cp s未満である粘度プロフィール(すべての粘度を25秒-1の剪断速度で測定)を 有することを特徴とする粒状洗剤組成物または成分に関する。 第二のアスペクトにおいては、本発明は、完成洗濯洗剤組成物を調製するため の非イオン界面活性剤含有粒子と他の洗剤成分との特定の組み合わせに関する。 第三のアスペクトにおいては、本発明は、本発明の非イオン界面活性剤含有粒 子の製法に関する。 発明を実施するための最良の形態 凝集「窓」が界面活性剤系が高粘度を有する範囲内に存在するならば、高い界 面活性剤活性が達成できることが今や見出された。典型的には、このことは、少 なくとも10℃の「窓」があるように(その下限は界面活性剤系の軟化点であり 、その範囲内で系は粘度少なくとも20000cps、好ましくは25000〜 50000cpsを有する)非イオン界面活性剤の適当な選択によって達成でき る。 しかしながら、界面活性剤系を調製し、取扱い、貯蔵し且つ輸送することがで きるためには、界面活性剤系は、軟化点より30℃高い温度で粘度10000c ps未満を有しているべきである。 高活性および良好な固結性は、界面活性剤系が室温より高い軟化点、例えば、 25℃より高い軟化点、好ましくは40℃より高い軟化点を有する場合にだけ達 成できる。 良好な溶解速度は、界面活性剤系の軟化点と相関することがある。100℃よ り高い軟化点を有する界面活性剤系(例えば、「純粋な」C16N−メチルグルコ サミド)は、不良な溶解速度を示す傾向がある。好ましくは、界面活性剤系の軟 化点は、80℃未満であろう。 本発明の界面活性剤系は、40℃〜100℃の範囲内である軟化点を有し且つ 更に界面活性剤系は、界面活性剤系の粘度が軟化点より10℃高い温度で 25000〜50000cpsである粘度プロフィールを有することが好ましい 。 界面活性剤系は、全部非イオン界面活性剤からなっていてもよく、または好ま しくは、混合陰イオン界面活性剤/非イオン界面活性剤系であろう。いずれの場 合にも、界面活性剤系は、好ましくは、40重量%より多い非イオン界面活性剤 、より好ましくは50重量%より多い非イオン界面活性剤を含む。陰イオン界面 活性剤が界面活性剤系に存在する場合には、陰イオン界面活性剤対非イオン界面 活性剤の比率は、1:100から1:1であるべきである。 界面活性剤系が排他的に非イオン界面活性剤である場合には、しばしば、水を 完全に排除することが可能である。しかしながら、陰イオン界面活性剤が存在す る時には、これらは、しばしば、濃縮ペーストの形、またはより好ましくは水和 または水分含有粉末の形で使用されるであろう。界面活性剤系は、界面活性剤系 の15重量%未満、好ましくは10重量%未満、最も好ましくは5重量%未満の 水成分を有しているべきである。 好ましい非イオン界面活性剤は、エトキシ化非イオン界面活性剤、グリセロー ルエーテル、グルコサミド、グリセロールアミド、グリセロールエステル、脂肪 酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、アルキルポリグルコシド、アルキルポリグ リコールエーテル、ポリエチレングリコール、エトキシ化アルキルフェノールお よびそれらの混合物の群から選んでもよい。高度に好ましい界面活性剤系は、3 :7から7:3の比率のポリヒドロキシ脂肪酸アミドとエトキシ化非イオン界面 活性剤との混合物からなる。 完成洗濯洗剤組成物は、非イオン界面活性剤含有粒子を a)陰イオン界面活性剤少なくとも40重量%を含む成分、および b)ビルダー物質少なくとも70重量%を含む成分 と混合するかブレンドすることによって調製してもよい。 好ましくは、これらの主成分の各々は、完成成分の3〜40重量%の量で存在 する。より好ましくは、成分(b)は、完成組成物の3〜20重量%の量で存在 する。 本発明の非イオン界面活性剤含有粒子は、 a)界面活性剤系を低粘度状態でポンプ供給し、 b)前記非イオン界面活性剤を、粘度が少なくとも20000cpsに増大す る温度にまで冷却し、 c)界面活性剤を微粉砕粉末の存在下で造粒し、 d)前記凝集体を冷却する ことによって製造してもよい。 冷却工程(b)は、好ましくは、高圧キサゲ面熱交換器を使用して遂行する。 ここで使用する「界面活性剤系」なる用語は、非イオン界面活性剤単独または 混合陰イオン界面活性剤/非イオン界面活性剤系を含む1種以上の界面活性剤の 混合物を意味する。他の成分、例えば、水および溶媒(例えば、短鎖アルコール )は、界面活性剤系に存在してもよいが、これらは、一般に、最小限にされ、好 ましくは排除されるであろう。 ここで使用する「軟化点」なる用語は、界面活性剤系が固体と混合固液相との 間を通過する温度を意味する。軟化点は、示差走査熱量(DSC)曲線を使用す ることによって同定できる。曲線は、温度に対する真比熱容量のプロットである 。軟化点は、溶融エンタルピーが0より大きい温度である。これは、固体界面活 性剤系を加熱する時に相変化が生じ始める温度である。 ここで使用する「粘度」なる用語は、25秒-1の剪断速度で測定された粘度を 意味する。粘度は、回転分析(例えば、レオメーター)によって測定できる。こ れらの測定に好適な機器は、独国のフィジカ・メステクニクによって製作されて いる(オランダのブレダのサーモ・インストルーメント・システムズによって供 給)。 ここで使用する「高活性」なる用語は、粒状成分または組成物少なくとも35 重量%、好ましくは40重量%より高い非イオン界面活性剤活性、より好ましく は約50重量%の非イオン界面活性剤活性を意味する。 本発明の各種の態様を以下より詳細に記載する。 界面活性剤系 本発明の物理的要件(即ち、粘度プロフィール)のすべてを満たす界面活性剤 系を与えるために、通常、2種以上の相容性非イオン界面活性剤をブレンドして 所要の性質を与えることが必要であろう。例えば、好適な割合の高融点界面活性 剤と低融点界面活性剤との均一な混合物は、所望の軟化点を有する界面活性剤系 を与えるであろう。 いかなる非イオン界面活性剤も、通常、本発明で使用してもよいが、2群の非 イオン界面活性剤は、特に有用であることが見出された。これらは、アルコキシ 化(特にエトキシ化)アルコールをベースとする非イオン界面活性剤、および脂 肪酸エステルとN−アルキルポリヒドロキシアミンとのアミド化生成物をベース とする非イオン界面活性剤である。エステルとアミンとのアミド化生成物は、一 般に、ここでポリヒドロキシ脂肪酸アミドと称する。少なくとも1種の非イオン 界面活性剤がアルコキシ化アルコールおよびポリヒドロキシ脂肪酸アミドの群の 各々から選ばれる2種以上の非イオン界面活性剤を含む混合物が、本発明で特に 有用である。 好適な非イオン界面活性剤としては、アルキレンオキシド基(性状が親水性) と性状が脂肪族またはアルキル芳香族であってもよい有機疎水性化合物との縮合 によって生成される化合物が挙げられる。特定の疎水基と縮合されるポリオキシ アルキレン基の長さは、親水性エレメントと疎水性エレメントとの間の所望のバ ランス度を有する水溶性化合物を生成するように容易に調節できる。 非イオン界面活性剤、例えば、アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮 合物、例えば、直鎖または分枝鎖配置のいずれかに約6〜16個の炭素原子を有 するアルキル基を有するアルキルフェノールとアルキルフェノール1モル当たり 約4〜25モルのエチレンオキシドとの縮合物は、本発明で使用するのに特に好 ましい。 好ましい非イオン界面活性剤は、直鎖または分枝配置のいずれかに8〜22個 の炭素原子を有する脂肪族アルコールとアルコール1モル当たり平均25モルま でのエチレンオキシドとの水溶性縮合物である。炭素数約9〜15のアルキル基 を有するアルコールとアルコール1モル当たり約2〜10モルのエチレンオキシ ドとの縮合物、およびプロピレングリコールとエチレンオキシドとの縮合物が、 特に好ましい。炭素数約12〜15のアルキル基を有するアルコールとアルコー ル1モル当たり平均約3モルのエチレンオキシドとの縮合物が、最も好ましい。 非イオン界面活性剤系がポリヒドロキシ脂肪酸アミド成分も包含することが、 本発明の特に好ましい態様である。 ポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、脂肪酸エステルとN−アルキルポリヒドロキ シアミンとを反応させることによって製造してもよい。本発明で使用するのに好 ましいアミンは、N−(R1)−CH2(CH2OH)4−CH2−OH(式中、R 1は典型的にはアルキル、例えば、メチル基である)であり且つ好ましいエステ ルは、C12〜C20脂肪酸メチルエステルである。 ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製法は、1992年4月16日に公告のWO第 92 6073号明細書に記載されている。この出願は、溶媒の存在下でのポリ ヒドロキシ脂肪酸アミドの製法を記載している。本発明の高度に好ましい態様に おいては、N−メチルグルカミンは、C12〜C20メチルエステルと反応させる。 また、粒状洗剤組成物の処方業者はアミド化反応をアルコキシ化、特にエトキシ 化(EO 3〜8)C12〜C14アルコールを含む溶媒の存在下で行うことが好都 合であることを見出すことがあることを述べている(第15頁第22行〜第27 行)。このことは、本発明で好ましい非イオン界面活性剤系、例えば、N−メチ ルグルコサミドと1分子当たり平均3個のエトキシレート基を有するC12〜C14 アルコールとを有するものを直接生成できる。 非イオン界面活性剤系およびこのような系から調製される粒状洗剤は、 1992年4月16日に公告のWO第92 6160号明細書に記載されている 。この出願は、N−メチルグルコサミド(10%)、非イオン界面活性剤(10 %)を含むアイリッヒ(Eirich)RVO2ミキサー中で微細分散混合することに よって調製された粒状洗剤組成物を記載している(例15)。 これらの特許出願の両方とも、好適な合成製法と一緒に、本発明で使用するの に好適であることが見出された非イオン界面活性剤系を記載している。しかしな がら、本発明の目的では、本発明の界面活性剤系の所要の粘度プロフィールを達 成するために水(または他の溶媒)の存在を最小限にする(好ましくは排除する )ことが必要である。 本発明の界面活性剤系の成分として使用してもよい他の非イオン界面活性剤と しては、エトキシ化非イオン界面活性剤、グリセロールエーテル、グルコサミド 、グリセロールアミド、グリセロールエステル、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪 酸アミド、アルキルポリグルコシド、アルキルポリグリコールエーテル、ポリエ チレングリコール、エトキシ化アルキルフェノールおよびそれらの混合物が挙げ られる。 界面活性剤系は、陰イオン界面活性剤も含んでもよく、事実、このような界面 活性剤の配合は、粒状界面活性剤の溶解速度を改善するためにかなりの利点を有 することがある。 陰イオン界面活性剤 本発明の洗濯洗剤組成物は、本発明の非イオン界面活性剤系に加えて、以下に 記載のような1種以上の陰イオン界面活性剤を含有できる。 アルキルエステルスルホネート界面活性剤 ここのアルキルエステルスルホネート界面活性剤としては、「ザ・ジャーナル ・オブ・ジ・アメリカン・オイル・ケミスツ・ソサエティー」,52(1975 ) ,pp.323−329に従ってガス状SO3でスルホン化されるC8〜C20カルボ ン酸(即ち、脂肪酸)の線状エステルが挙げられる。好適な出発物質としては、 タロー、パーム油などから誘導されるような天然脂肪物質が挙げられるであろう 。 特に洗濯応用に好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤は、構造式 (式中、R3はC8〜C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの 組み合わせであり、R4はC1〜C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、また はそれらの組み合わせであり、Mはアルキルエステルスルホネートと水溶性塩を 形成する陽イオンである) のアルキルエステルスルホネート界面活性剤からなる。好適な塩形成陽イオンと しては、金属、例えば、ナトリウム、カリウムおよびリチウム、および置換また は非置換アンモニウム陽イオン、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノール アミン、およびトリエタノールアミンが挙げられる。好ましくは、R3はC10〜 C16アルキルであり、R4はメチル、エチルまたはイソプロピルである。R3がC14 〜C16アルキルであるメチルエステルスルホネートが、特に好ましい。 アルキルサルフェート界面活性剤 ここのアルキルサルフェート界面活性剤は、式 ROSO3M〔式中、Rは好 ましくはC10〜C24ヒドロカルビル、好ましくはC10〜C20アルキル成分を有す るアルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC12〜C18アルキルまた はヒドロキシアルキルであり、MはHまたは陽イオン、例えば、アルカリ金属陽 イオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)、またはアンモニウムまた は置換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−、およびトリメチルアンモ ニウム陽イオンおよび第四級アンモニウム陽イオン、例えば、テトラメチル−ア ンモニウムおよびジメチルピペリジニウム陽イオン、およびエチルアミン、ジエ チルアミン、トリエチルアミンなどのアルキルアミンから誘導される第四級アン モニウム陽イオン、およびそれらの混合物など)である〕の水溶性塩または酸で ある。典型的には、C1216のアルキル鎖が低い洗浄温度(例えば、約50℃未 満)に好ましく且つC1618アルキル鎖が高い洗浄温度(例えば、約50℃より 高い温度)に好ましい。 アルキルアルコキシ化サルフェート界面活性剤 ここのアルキルアルコキシ化サルフェート界面活性剤は、式 RO(A)mSO3M〔式中、RはC10〜C24アルキル成分を有する非置換C10〜 C24アルキルまたはヒドロキシアルキル基、好ましくはC12〜C20アルキルまた はヒドロキシアルキル、より好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシア ルキルであり、Aはエトキシまたはプロポキシ単位であり、mは0よりも大きく 、典型的には約0.5〜約6、より好ましくは約0.5〜約3であり、MはHま たは、例えば、金属陽イオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カル シウム、マグネシウムなど)、アンモニウムまたは置換アンモニウム陽イオンで あることができる陽イオンである〕の水溶性塩または酸である。アルキルエトキ シ化サルフェート並びにアルキルプロポキシ化サルフェートは、ここで意図され る。置換アンモニウム陽イオンの特定例としては、メチル−、ジメチル−、トリ メチル−アンモニウム陽イオンおよび第四級アンモニウム陽イオン、例えば、テ トラメチル−アンモニウムおよびジメチルピペリジニウムおよびアルカノールア ミン、例えば、エチルアミン、ジエチルアミン、およびトリエチルアミンから誘 導される陽イオン、それらの混合物などが挙げられる。例示の界面活性剤は、C12 〜C18アルキルエーテル(1.0)サルフェート、C12〜C18アルキルエーテ ル(2.25)サルフェート、C12〜C18アルキルエーテル(3.0)サルフェ ート、およびC12〜C18アルキルエーテル(4.0)サルフェート(式中、対イ オンはナトリウムおよびカリウムから好都合に選ばれる)である。 他の陰イオン界面活性剤 洗浄目的で有用な他の陰イオン界面活性剤も、本発明の洗濯洗剤組成物に配合 できる。これらとしては、石鹸の塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アン モニウム塩、および置換アンモニウム塩、例えば、モノエタノールアミン塩、ジ エタノールアミン塩およびトリエタノールアミン塩を含めて)、C9〜C20直鎖 アルキルベンゼンスルホネート、C8〜C22第一級または第二級アルカンスルホ ネート、C8〜C24オレフィンスルホネート、例えば、英国特許第1,082, 179号明細書に記載のようにアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のス ルホン化によって製造されるスルホン化ポリカルボン酸、C8〜C24アルキルポ リグリセロールエーテルサルフェート(エチレンオキシド10モルまでを含有) 、メチルエステルスルホネート(MES)、アシルグリセロールスルホネート、 脂肪オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシド エーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、イセ チオネート、例えば、アシルイセチオネート、N−アシルタウレート、アルキル スクシナメートおよびスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル (特に飽和および不飽和C12〜C18モノエステル)、スルホスクシネートのジエ ステル(特に飽和および不飽和C6〜C14ジエステル)、アシルサルコシネート 、アルキル多糖類のサルフェート、例えば、アルキルポリグルコシドのサルフェ ート、分枝第一級アルキルサルフェート、アルキルポリエトキシカルボキシレー ト、例えば、式 RO(CH2CH2O)kCH2COO-+(式中、RはC8〜C2 2 アルキルであり、kは0〜10の整数であり、Mは可溶性塩形成陽イオンであ る)のものが挙げられる。樹脂酸および水素添加樹脂酸、例えば、ロジン、水素 添加ロジン、およびトール油に存在するかトール油から誘導される樹脂酸および 水素添加樹脂酸も、好適である。更に他の例は、「界面活性剤および洗剤」(シ ュワルツ、ペリーおよびバーチによる第I巻および第II巻)に与えられてい る。各種のこのような界面活性剤は、一般にローリン等に1975年12月30 日発行の米国特許第3,929,678号明細書第23欄第58行〜第29欄第 23行(ここに参考文献として編入)にも開示されている。 そこに配合する時、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的には、このような陰イ オン界面活性剤約1〜約40重量%、好ましくは約3〜約20重量%を含む。 他の界面活性剤 本発明の洗濯洗剤組成物は、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、双性界面 活性剤、および半極性界面活性剤も含有してもよい。 本発明の洗濯洗剤組成物で使用するのに好適な陽イオン洗剤界面活性剤は、1 つの長鎖ヒドロカルビル基を有するものである。このような陽イオン界面活性剤 の例としては、アンモニウム界面活性剤、例えば、アルキルジメチルアンモニウ ムハロゲナイド、および式 〔R2(OR3y〕〔R4(OR3y25+- 〔式中、R2は、アルキル鎖中に約8〜約18個の炭素原子を有するアルキルま たはアルキルベンジル基であり、各R3は−CH2CH2−、−CH2CH(CH3 )−、−CH2CH(CH2OH)−、−CH2CH2CH2−およびそれらの混合 物からなる群から選ばれ;各R4はC1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアル キル、ベンジル、2個のR4基を結合することによって形成された環構造、−C H2COH−CHOHCOR6CHOHCH2OH(式中、R6はヘキソースまたは 分子量約1000未満を有するヘキソース重合体)および水素(yが0ではない 時)からなる群から選ばれ;R5はR4と同じであるかアルキル鎖であり、R2+ R5の炭素原子の合計数は約18以下であり;各yは0〜約10であり、y値の 和は0〜約15であり;Xは相容性陰イオンである〕 を有する界面活性剤が挙げられる。 ここで有用な他の陽イオン界面活性剤も、1980年10月14日発行のキャ ンブレの米国特許第4,228,044号明細書(ここに参考文献として編入) に記載されている。 そこに配合する時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的には、このような 陽イオン界面活性剤0〜約25重量%、好ましくは約3〜約15重量%を含む。 両性界面活性剤も、本発明の洗濯洗剤組成物で使用するのに好適である。これ らの界面活性剤は、脂肪族基が直鎖または分枝鎖であることができる第二級また は第三級アミンの脂肪族誘導体、または複素環式第二級および第三級アミンの脂 肪族誘導体と広く記載できる。脂肪族置換基の1つは、少なくとも8個の炭素原 子、典型的には約8〜約18個の炭素原子を有し且つ少なくとも1つは陰イオン 水溶化基、例えば、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する。両性 界面活性剤の例に関しては、1975年12月30日発行のローリン等への米国 特許第3,929,678号明細書第19欄第18行〜第35行(ここに参考文 献として編入)参照。 そこに配合する時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的には、このような 両性界面活性剤0〜約15重量%、好ましくは約1〜約10重量%を含む。 双性界面活性剤も、洗濯洗剤組成物で使用するのに好適である。これらの界面 活性剤は、第二級および第三級アミンの誘導体、複素環式第二級および第三級ア ミンの誘導体、または第四級アンモニウム、第四級ホスホニウムまたは第三級ス ルホニウム化合物の誘導体と広く記載できる。双性界面活性剤の例に関しては、 1975年12月30日発行のローリン等への米国特許第3,929,678号 明細書第19欄第38行〜第22欄第48行(ここに参考文献として編入)参照 。 そこに配合する時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的には、このような 双性界面活性剤0〜約15重量%、好ましくは約1〜約10重量%を含む。 半極性非イオン界面活性剤は、特殊なカテゴリーの非イオン界面活性剤であり 、 その例としては、炭素数約10〜約18のアルキル部分1個および炭素数約1〜 約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群から選ばれる部分2個 を含有する水溶性アミンオキシド;炭素数約10〜約18のアルキル部分1個お よび炭素数約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群から 選ばれる部分2個を含有する水溶性ホスフィンオキシドが挙げられる。 半極性非イオン洗剤界面活性剤としては、式 (式中、R3は炭素数約8〜約22のアルキル、ヒドロキシアルキル、またはア ルキルフェニル基またはそれらの混合物であり;R4は炭素数約2〜約3のアル キレンまたはヒドロキシアルキレン基またはそれらの混合物であり;xは0〜約 3であり;各R5は炭素数約1〜約3のアルキルまたはヒドロキシアルキル基ま たは約1〜約3個のエチレンオキシド基を含有するポリエチレンオキシド基であ る) を有するアミンオキシド界面活性剤が挙げられる。R5基は、例えば、酸素また は窒素原子を通して互いに結合して環構造を形成することができる。 これらのアミンオキシド界面活性剤としては、特にC10〜C18アルキルジメチ ルアミンオキシドおよびC8〜C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミン オキシドが挙げられる。 そこに配合する時には、本発明の洗濯洗剤組成物は、典型的には、このような 半極性非イオン界面活性剤0〜約15重量%、好ましくは約1〜約10重量%を 含む。 通常、粒状成分および組成物は、他の任意成分、例えば、ビルダー、キレート 化剤(ホスホン酸、コハク酸およびそれらの塩を含めて)、漂白剤、漂白活性剤 (テトラアセチルエチレンジアミンなど)、重合体および共重合体も含有するで あろう。洗剤で常用されているこのような成分の例は、以下により詳細に与える 。 本発明の洗剤組成物は、式 Naz〔(AlO2z・(SiO2y〕・xH2O (式中、zおよびyは少なくとも約6であり、z対yのモル比は約1.0〜約0 .4であり、zは約10〜約264である) の結晶性アルミノシリケートイオン交換物質を含有できる。ここで有用な無定形 水和アルミノシリケート物質は、実験式 Mz(zAlO2・ySiO2) (式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムであ り、zは約0.5〜約2であり、yは1である) を有する(前記物質はCaCO3硬度少なくとも約50mg当量/無水アルミノシ リケートgのマグネシウムイオン交換容量を有する)。粒径約1〜10μmを有 する水和ナトリウムゼオライトAが、好ましい。 本発明のアルミノシリケートイオン交換ビルダー物質は、水和形であり、結晶 性ならば水約5〜約28重量%を含有し、無定形ならば潜在的に一層多量の水を 含有する。高度に好ましい結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、それら の結晶マトリックス中に水約18%〜約22%を含有する。結晶性アルミノシリ ケートイオン交換物質は、粒径約0.1μm〜約10μmによって更に特徴づけ られる。無定形物質は、しばしば、より小さく、例えば、約0.01μm以下で ある。好ましいイオン交換物質は、粒径約0.2μm〜約4μmを有する。ここ で「粒径」なる用語は、通常の分析技術、例えば、走査型電子顕微鏡を利用する 顕微鏡測定により測定する時の所定のイオン交換物質の平均粒径(重量)を意味 する。本発明の結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、通常、CaCO3 水硬度少なくとも約200mg当量/アルミノシリケートg(無水基準で計算)で あり、一般に約300mg当量/g〜約352mg当量/gの範囲内であるカルシウ ムイオン交換容量によって更に特徴づけられる。本発明のアルミノシリケートイ オン交換物質は、Ca++少なくとも約2グレン/ガロン/分/g/ガロン(アル ミノシリケート;無水基準)、一般に約2グレン/ガロン/分/g/ガロン〜約 6グレン/ガロン/分/g/ガロン(カルシウムイオン硬度基準)の範囲内であ るカルシウムイオン交換速度によってなお更に特徴づけられる。ビルダー目的に 最適のアルミノシリケートは、カルシウムイオン交換速度少なくとも約4グレン /ガロン/分/g/ガロンを示す。 無定形アルミノシリケートイオン交換物質は、通常、CaCO3少なくとも約 50mg当量/g(Mg++12mg/g)のMg++交換容量およびMg++交換速度少 なくとも約1グレン/ガロン/分/g/ガロンを有する。無定形物質は、Cu放 射線(1.54オングストローム単位)によって調べる時には観察可能な回折図 を示さない。 本発明の実施で有用なアルミノシリケートイオン交換物質は、市販されている 。本発明で有用なアルミノシリケートは、構造が結晶性または無定形であること ができ、天然産アルミノシリケートであることができ、または合成的に誘導でき る。アルミノシリケートイオン交換物質の製法は、1976年10月12日発行 のクルメル等の米国特許第3,985,669号明細書(ここに参考文献として 編入)に論じられている。ここで有用な好ましい合成結晶性アルミノシリケート イオン交換物質は、ゼオライトA、ゼオライトB、およびゼオライトXなる呼称 で入手できる。特に好ましい態様においては、結晶性アルミノシリケートイオン 交換物質は、式 Na12〔(AlO212(SiO2)12〕・xH2O (式中、xは約20〜約30、特に約27である)を有し且つ粒径一般に約5μ m以下を有する。 本発明の粒状洗剤は、溶液中pH7以上を有し且つ性状力有機または無機のい ずれかであることができる中性塩またはアルカリ性塩を含有できる。ビルダー塩 は、所望の密度および嵩を本発明の洗剤粒状物に与えるのを助長する。塩の若干 は不活性であるが、それらの多くは、洗濯液で洗浄性ビルダー物質としても機能 する。 中性水溶性塩の例としては、アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニ ウムの塩化物、フッ化物および硫酸塩が挙げられる。前記のもののアルカリ金属 塩およびアルカリ土類金属塩、特にナトリウム塩およびマグネシウム塩が、好ま しい。硫酸ナトリウムは、典型的には、洗剤粒状物で使用され且つ特に好ましい 塩である。クエン酸および一般にいかなる他の有機酸または無機酸も、凝集体組 成物の残部と化学的に相容性である限り、本発明の粒状洗剤に配合してもよい。 他の有用な水溶性塩としては、洗浄性ビルダー物質として通常既知の化合物が 挙げられる。ビルダーは、一般に、各種の水溶性のアルカリ金属、アンモニウム または置換アンモニウムのリン酸塩、ポリリン酸塩、ホスホン酸塩、ポリホスホ ン酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、ホウ酸塩、およびポリヒドロキシスルホン酸塩から 選ばれる。前記のもののアルカリ金属塩、特にナトリウム塩が、好ましい。 無機ホスフェートビルダーの特定例は、ナトリウムおよびカリウムのトリポリ リン酸塩、ピロリン酸塩、重合度約6〜21を有する高分子メタリン酸塩、およ びオルトリン酸塩である。ポリホスホネートビルダーの例は、エチレンジホスホ ン酸のナトリウム塩およびカリウム塩、エタン1−ヒドロキシ−1,1−ジホス ホン酸のナトリウム塩およびカリウム塩、およびエタン1,1,2−トリホスホ ン酸のナトリウム塩およびカリウム塩である。他のリンビルダー化合物は、米国 特許第3,159,581号明細書、第3,213,030号明細書、第3,4 22,021号明細書、第3,422,137号明細書、第3,400,176 号明細書、および第3,400,148号明細書(ここに参考文献として編入) に開示されている。 無リン無機ビルダーの例は、ナトリウムおよびカリウムの炭酸塩、重炭酸塩、 セスキ炭酸塩、四ホウ酸塩10水和物、およびケイ酸塩である。 好適なシリケートは、SiO2:Na2O比1.6〜3.4を有するものであり 、SiO2:Na2O比2.0〜2.8のいわゆる無定形シリケートが好ましい。 これらの物質は、製法の各種の時点で添加でき、例えば、他の固体成分用凝集剤 として役立つ水溶液の形で、またはシリケートがそれら自体粒状形である場合に は固体として組成物の他の粒状成分に添加できる。 シリケートの種類内で、高度に好ましい物質は、一般式 NaMSix2x+1・yH2O (式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、yは0 〜20の数である) の結晶性層状ケイ酸ナトリウムである。この種の結晶性層状ケイ酸ナトリウムは 、EP−A第0164514号明細書に開示されており且つそれらの製法は、D E−A第3417649号明細書およびDE−A第3742043号明細書に開 示されている。本発明の目的で、前記一般式中のxは、2、3または4の値を有 し、好ましくは2である。より好ましくは、Mはナトリウムであり、yは0であ り、この式の好ましい例はγおよびδ形のNa2Si25からなる。これらの物 質は、FRGのヘキストAGからそれぞれNaSKS−11およびNaSKS− 6として入手できる。最も好ましい物質は、δ−Na2Si25(NaSKS− 6)である。結晶性層状シリケートは、乾式混合固体として、または他の成分と の凝集体の固体成分として配合する。 前記のように、洗剤で常用されている粉末、例えば、ゼオライト、カーボネー ト、シリカ、シリケート、サイトレート、ホスフェート、ペルボレート、ペルカ ーボネートなどおよび加工酸、例えば、デンプンおよび糖類は、本発明の好まし い態様で使用できる。場合によって、他の成分は、本発明の方法の段階のいずれ か1つで添加してもよく、または本発明の粒状洗剤と混合してもよく、または本 発明の粒状洗剤上にスプレーオンしてもよい。 本発明で特に有用である重合体としては、カルボキシ低級アルキルセルロース ナトリウム、低級アルキルセルロースナトリウムおよびヒドロキシ低級アルキル セルロースナトリウム、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチ ルセルロースナトリウムおよびヒドロキシプロピルセルロースナトリウム、ポリ ビニルアルコール(若干のポリ酢酸ビニルもしばしば包含)、ポリビニルピロリ ドン、ポリエチレングリコール、ポリアスパルテート、ポリアクリルアミド、ポ リアクリレートおよび各種の共重合体、例えば、マレイン酸とアクリル酸との共 重合体が挙げられる。このような重合体の分子量は、広く変化するが、大部分は 2,000〜100,000の範囲内である。 1967年3月7日発行のディールの米国特許第3,308,067号明細書 に記載のような高分子ポリカルボキシレートビルダーが、最も好ましい。このよ うな物質としては、マレイン酸、イタコン酸、メサコン酸、フマル酸、アコニッ ト酸、シトラコン酸、メチレンマロン酸などの脂肪族カルボン酸の単独重合体お よび共重合体の水溶性塩が挙げられる。 別の任意の洗剤組成物成分は、シリコーンおよびシリカ−シリコーン混合物に よって例証される抑泡剤である。シリコーンは、一般に、アルキル化ポリシロキ サン物質によって代表できる一方、シリカは、通常、微粉砕形で使用され、シリ カエーロゲルおよびキセロゲルおよび各種の疎水性シリカによって例証される。 これらの物質は、粒状物(抑泡剤は有利には水溶性または水分散性の実質上非表 面活性洗剤不浸透性担体に放出自在に配合する)として配合できる。或いは、抑 泡剤は、液体担体に溶解または分散し、他の成分の1種以上にスプレーオンする ことによって適用することができる。 前記のように、有用なシリコーン制泡剤は、前記の種類のアルキル化シロキサ ンと固体シリカとの混合物からなることができる。このような混合物は、シリコ ーンを固体シリカの表面に貼着することによって製造する。好ましいシリコーン 制泡剤は、粒径10nm〜20nmおよび50m2/gよりも高い比表面積を有する 疎水性シラン化(最も好ましくはトリメチルシラン化)シリカを分子量約500 〜約200,000を有するジメチルシリコーン流体とシリコーン対シラン化シ リカの重量比約1:1から約1:2で緊密に混合したものによって代表される。 好ましいシリコーン制泡剤は、バルトロッタ等の米国特許第3,933,67 2号明細書に開示されている。他の特に有用な抑泡剤は、1977年4月28日 公告の独国特許出願DTOS第2,646,126号明細書に記載の自己乳化性 シリコーン抑泡剤である。このような化合物の一例は、ダウ・コーニングから市 販されているDC0544(シロキサン/グリコール共重合体)である。 前記抑泡剤は、通常、組成物の0.001〜0.5重量%、好ましくは0.0 1〜0.1重量%の量で使用される。 好ましい配合法は、組成物の主成分の1種以上へのスプレーオンによって液体 形の抑泡剤の適用または或いは抑泡剤の別個の粒状物への成形(粒状物は次いで 組成物の他の固体成分と混合できる)からなる。別個の粒状物としての泡調整剤 の配合は、さもなければマトリックスの分散性に悪影響を及ぼすであろう他の制 泡性物質、例えば、C20〜C24脂肪酸、ミクロクリスタリンワックスおよびエチ レンオキシドとプロピレンオキシドとの高分子量共重合体のそこへの配合も可能 にする。このような泡調整粒状物を形成するために技術は、前記のバルトロッタ 等の米国特許第3,933,672号明細書に開示されている。 本発明で有用な別の任意成分は、1種以上の酵素である。 好ましい酵素物質としては、洗剤組成物に通常配合されている市販のアミラー ゼ、中性およびアルカリ性プロテアーゼ、リパーゼ、エステラーゼおよびセルラ ーゼが挙げられる。好適な酵素は、米国特許第3,519,570号明細書およ び第3,533,139号明細書に論じられている。 完成品組成物 本発明の非イオン界面活性剤含有粒子は、他の成分と有効に合わせて多目的粒 状洗剤を調製できる。特に、完成洗剤組成物は、洗剤成分、例えば、前記のもの を包含すべきである。製品を完成する際に、非イオン界面活性剤粒子は、粒状形 である成分の残部と単純に混合でき、または液体を噴霧し且つ微粉末で被覆する 更に他のプロセス工程に付してもよい。 本発明に記載の粒子の性能は、製品マトリックスの残部と無関係に優秀なまま であるが、性能を最大限にし且つ主要なプロセス変化なしに各種の製品の処方の 高い融通性を可能にするような方式で粒状洗剤組成物を完成することが有利であ る。このことは、完成品マトリックスのビルディングへのモジュールアプローチ を取ることによって達成できる。 モジュールアプローチは、処方物の1つまたはせいぜい2つの成分(次いで所 望の比率で混合して完成品を調製する)に高度に特異性の粒子の調製に基づく。 これらの粒子は、送達すべき成分で高度に特異性であり、修正する必要なしに広 範囲の製品で使用できる。これらの粒子は、十分に完成された製品処方に無関係 に性質を最大限にする成分の最適の組み合わせを使用して調製できる。 特に、本発明に記載の非イオン界面活性剤粒子は、1つの高活性陰イオン界面 活性剤粒子および少なくとも1種のビルダー粒子で適宜補完できる。 高活性非イオン界面活性剤粒子および高活性陰イオン界面活性剤粒子を別個に 調製する能力は、異なる処方物で異なる比率での使用を可能にする。これらの粒 子の高活性は、最小量の加工助剤を使用しての調製を可能にし、加工助剤は典型 的にはゼオライト、カーボネート、シリケートなどの無機ビルダーである。それ ゆえ、典型的な家庭粒状洗剤組成物においては、乾式混合によって1種以上の高 度に特異性のビルダー粒子を配合できる余地がある。界面活性剤から独立に溶解 し且つ好ましくは界面活性剤を含有する成分粒子より迅速な溶解速度を有するビ ルダー粒子の存在が、好ましい。このことは、洗浄液へのアルカリ度放出速度を 改善し且つ硬水に存在するカルシウムまたはマグネシウムの塩での界面活性剤の 潜在的な沈殿を減少する。 加工 本発明の非イオン界面活性剤含有粒子は、 a)界面活性剤系を低粘度状態でポンプ供給し、 b)前記非イオン界面活性剤を、粘度が少なくとも20000cpsに増大す る温度にまで冷却し、 c)界面活性剤を微粉砕粉末の存在下で造粒し、 d)前記凝集体を冷却する ことによって製造してもよい。 これらのプロセス工程の各々は、今やより詳細に記載する。 界面活性剤系は、通常のポンプ供給手段を使用してポンプ供給してもよい。し かしながら、1つの好ましいポンプ供給手段は、押出機を使用することである。 押出機は、界面活性剤系を連続基準でポンプ供給し且つ混合する機能を満たす。 基本押出機は、平滑な円筒状内面を有するバレルからなる。このバレル内には押 出機スクリューが装着される。スクリューを回転する時に界面活性剤系をバレル の長さに沿って移動させる界面活性剤系用入口がある。 押出機の詳細なデザインは、各種の機能を行うことを可能にする。バレル中の 追加の口は、補助界面活性剤および/または化学構造剤を含めて他の成分をバレ ルに直接加えることを可能にすることがある。第二に、加熱するか冷却するため の装置は、温度制御のためにバレルの壁に設置してもよい。第三に、押出機スク リューの注意深いデザインは、ペーストそれ自体の混合とともに、ペーストと他 の添加剤との混合を促進する。 好ましい押出機は、二軸スクリュー押出機である。この種の押出機は、同じバ レル内に平行に装着された2個のスクリュー〔これらは同じ方向(正転)または 反対方向(反転)のいずれかで回転するように作る〕を有する。正転二軸スクリ ュー押出機は、本発明で使用するのに最も好ましい装置ピースである。押出機は 、本発明で特に有用である。その理由は、ペーストが液体窒素または固体二酸化 炭素をバレルに加えることによって有効に冷却でき且つ同時にますます粘稠な( より冷たい)ペーストを押出機からポンプ供給できるからである。 本発明で使用するのに好適な二軸スクリュー押出機としては、APVベーカー (CPシリーズ)、ウェルナーおよびフライダラー〔コンチヌア(Continua)シ リーズ〕、ウェンガー(TFシリーズ)、ライストリッツ(ZSEシリーズ)、 およびバス(LRシリーズ)によって供給されているものが挙げられる。 界面活性剤系は、ポンプ供給装置から冷却装置に移す。冷却用装置は、いかな る種類の通常の熱交換器であってもよい。界面活性剤系は、軟化点より高い温度 で熱交換器に導入し、次いで、軟化点に近い温度または軟化点以下の温度にさえ 冷却して、粘度の激増を生ずる。 冷却工程(b)は、好ましくは、高圧キサゲ面熱交換器を使用して遂行する。 装置のこのようなピースは、英国のリーディングのクラウン・ケムテク・リミテ ッド製のケメテーター(Chemetator)(商品名)、およびスイスのラインフェル デンのフライマ・マシーネンAG製のフライマ(Fryma)(商品名)である。 非常に短い滞留時間が熱交換器で達成されるならば(60秒未満、好ましくは 30秒未満)、衝撃冷却または過冷が達成できる。このようにして、ペーストは 、軟化点より低い温度でさえ短時間液体形のままである。このことは、超高活性 凝集体を調製させる。 次いで、粘稠な界面活性剤系は、好適な粉末で造粒する〔工程(c)〕。界面 活性剤ペーストを造粒する多くの方法は、当業者に既知である。本発明に適して いる方法は、微細分散混合法または凝集法である。本法においては、微細分散粘 稠界面活性剤系は、粉末を一緒に粘着させる(または凝集させる)微粉砕粉末と 接触する。通常、粉末のブレンドは、造粒工程に存在し、この場合には粉末のす べてが微粉砕である必要はない。結果は、一般に250〜1200μmの範囲内 の粒径分布を有し且つ嵩密度少なくとも650g/lを有する粒状組成物である 。本発明においては、粘稠な界面活性剤系は、好適なミキサー中で有効量の粉末 が微細分散されるペーストとして使用される。微細分散混合を行うのに好適なミ キサーは、以下により詳細に記載する。いかなる好適な粉末も、好都合には粉末 形で取り扱ってもよい前記成分の1種以上を混合することによって選んでもよい 。ゼオライト、カーボネート、シリカ、シリケート、サルフェート、ホスフェー ト、サイトレート、クエン酸およびこれらのものの混合物からなる粉末が、特に 好ましい。 粘稠な界面活性剤系を熱交換器からミキサーに移すことは、ミキサーに入る前 にパイプの末端で小さい穴を通して単純に注加から高圧ポンプ供給までの多くの 方法で行うことができる。すべてのこれらの方法は、良好な物性を有する凝集体 を調製するために実行できるが、本発明の好ましい態様においては、ダイを通し てのペーストの押出は、所望の大きさを有する粒子の収率を改善するミキサー中 でより良い分布を生ずることが見出された。 また、好ましい操作温度は、できるだけ低くあるべきである。その理由は、こ のことが完成粒子中のより高い界面活性剤濃度をもたらすからである。好ましく は、凝集時の温度は、80℃未満、より好ましくは0℃〜70℃、一層好ましく は10〜60℃、最も好ましくは20〜50℃である。本発明の方法で有用なよ り低い操作温度は、技術上既知の各種の方法、例えば、窒素冷却法、装置の冷却 水ジャケット法、固体CO2の添加法などによって達成してもよい。好ましい方 法は固体CO2法であり、最も好ましい方法は窒素冷却法である。 本発明の微細分散混合または造粒を行うのに好適な装置ピースは、日本のフカ エ・ポウテク・コーギョウ・カンパニー製のフカエ(FukaeR) FS−Gシリーズ のミキサーである。この装置は、本質上そのベース付近に実質上垂直軸を有する 攪拌機および側壁に配置されたカッターが設けられた、上部口を介して接近でき るボウル状容器の形である。攪拌機およびカッターは、互いに独立に且つ別個の 変速で操作してもよい。容器は、冷却ジャケットまたは必要ならば極低温ユニッ トを備えることができる。 本発明の方法で使用するのに好適であることが見出された他の同様のミキサー は、独国のディエルクス・ウント・ゼーネからのディオスナ(DiosnaR)Vシリ ーズ;および英国のTKフィールダー・リミテッドからのファルマ・マトリック ス(Pharma MatrixR) が挙げられる。本発明の方法で使用するのに好適であると 考えられる他のミキサーは、日本のフジ・サンギョー・カンパニーからのフジ( FujiR)VG−Cシリーズ;および伊国のザンチェッタ・エンド・カンパニーsrl からのロト(RotoR)である。 他の好ましい好適な装置としては、独国のグスタウ・アイリッヒ・ハードハイ ム製のアイリッヒRンリーズRV;独国パデルボーンのレジゲ・マシネンバウGmb H製のレジゲR、シリーズFM(バッチ混合用)、シリーズバウドKM(連続混合 /凝集用);独国マンハイムのドライス・ベルケGmbH製のドライス(DraisR)T1 60シリーズ;および英国バークシャーのウィンクワース・マシネリー・リミテ ッド製のウィンクワース(WinkworthR) RT25シリーズが挙げることができる 。 内部細断ブレードを有するリトルフォード(Littleford)ミキサー、モデル# FM−130−D−12および7.75インチ(19.7cm)のブレードを有す るクイジナート・フード・プロセッサー(Cuisinart Food Processor)、モデル# DCX−Plusは、好適なミキサーの2つの例である。微細分散混合および造粒能 力を有し且つ滞留時間0.1〜10分程度を有するいかなる他のミキサーも、使 用できる。回転軸上に数個のブレードを有する「タービン型」インペラーミキサ ーが、好ましい。本発明は、バッチ法または連続法として実施できる。 次いで、造粒界面活性剤粒子は、室温に冷却させる。このことは、流動床クー ラー中で最も有効に達成できる。 更に他の加工工程 前記粒状成分または組成物は、直接使用するのに好適であることがあり、また は追加のプロセス工程によって処理してもよい。常用されるプロセス工程として は、乾燥、冷却および/または粒状物を微粉砕流動助剤でダスチングすることが 挙げられる。加えて、粒状物は、他の成分とブレンドして、前記のように所望の 最終用途に好適な組成物を与えてもよい。 いかなる種類のミキサーまたは乾燥機(流動床乾燥機など)も、この目的で好 適であることが見出されることがある。微粉砕流動助剤は、使用するならば、各 種の好適な成分、例えば、ゼオライト、シリカ、タルク、粘土またはこれらのも のの混合物から選んでもよい。 例 下記の例においては、略称は次の通りである: C25E3は、平均3モルのエチレンオキシドと縮合されたC12〜C15第一級 アルコールを意味し;C28ASは、炭素鎖長主としてC12〜C18を有するアル キルサルフェートを意味する。PEG4000は、平均分子量4000を有する ポリエチレングリコールを意味する。 例1 高活性非イオン界面活性剤粒状組成物を、パイロットプラントスケール高剪断 ミキサー、アイリッヒRVO2を使用してバッチ法で調製した。先ず、ミキサー に粉末の混合物、即ち、ゼオライトA、アルキルサルフェート粉末(C12〜C18 の炭素鎖長分布を有する)、微粉砕炭酸ナトリウムおよびPEG4000を装入 した。次いで、ミキサーを1600rpmで操作しながら、エトキシ化非イオン 界面活性剤1部とポリヒドロキシ脂肪酸アミド(パームグルコサミド)1部との 均一混合物からなる非イオン界面活性剤ペーストの形の界面活性剤系を粉末混合 物の上部に加えた。個別の(discrete)粒状物がミキサー中で調製されるまで、 ペーストを加えた。次いで、凝集体を回転ドラムミキサーに移し、粒状洗剤の3 重量%の量の流動助剤で1〜2分間ダスチングした。流動助剤は、ゼオライト3 0部と疎水性シリカ1部とのブレンドであった。凝集体の組成を以下に表1に与 える。 それぞれ合計界面活性剤活性54%および58%を有する凝集体を調製し、凝 集体は良好なケーク強度および圧縮値を示し且つ水に迅速に溶解した。 例2 例1の方法を繰り返して下記の組成物を得た(表2参照)。 合計界面活性剤活性40%を有する凝集体を調製し、凝集体は良好なケーク強 度および圧縮値を示した。水中の溶解速度は、依然として許容可能であったが、 比較できる条件下で例1の組成物程迅速ではなかった。 比較例3 本例は、例1で使用したようなパイロットプラントスケール高剪断ミキサー中 でのバッチ法での方法を記載する。先ず、ミキサーに粉末の混合物、即ち、ゼオ ライトAおよび微粉砕炭酸ナトリウムを装入した。次いで、ミキサーを1600 rpmで操作しながら、エトキシ化非イオン界面活性剤1部とポリヒドロキシ 脂肪酸アミド(タローグルコサミド)3部との均一混合物からなる非イオン界面 活性剤ペーストの形の界面活性剤系を粉末混合物の上部に加えた。下記の組成物 を調製した(表3参照)。界面活性剤系は、100℃より高い軟化点を有する。 合計界面活性剤活性40%を有する凝集体を調製し、凝集体は良好なケーク強 度および圧縮値を示した。しかしながら、この組成物の溶解速度は、例1または 2のいずれかよりもかなり遅かった。 比較例4 本例は、例1で使用したようなパイロットプラントスケール高剪断ミキサー中 でのバッチ法での方法を記載する。先ず、ミキサーに使用すべき粉末の混合物、 即ち、ゼオライトAおよび微粉砕炭酸ナトリウムを装入した。次いで、ミキサー を1600rpmで操作しながら、エトキシ化非イオン界面活性剤3部とポリヒ ドロキシ脂肪酸アミド(タローグルコサミド)1部との均一混合物からなる非イ オン界面活性剤ペーストの形の界面活性剤系を粉末混合物の上部に加えた。界面 活性剤系は、軟化点40℃および軟化点の直上の温度での粘度13000cps のみを有していた(粘度を25秒-1の剪断速度で測定)。下記の組成物を調製し た(表4参照)。 合計界面活性剤活性28%を有する凝集体を調製し、凝集体はより高いケーク 強度および圧縮値を示した。この組成物は、迅速な溶解速度を有するが、達成さ れる合計界面活性剤活性は、例1または2のいずれかよりも低い。 比較例5 本例は、例1で使用したようなパイロットプラントスケール高剪断ミキサー中 でのバッチ法での方法を記載する。先ず、ミキサーに使用すべき粉末の混合物、 この特定の場合には、ゼオライトAおよび微細炭酸ナトリウムを充填した。次い で、ミキサーを1600rpmで操作しながら、軟化点148℃を有するポリヒ ドロキシ脂肪酸アミド(タローグルコサミド)の非イオン界面活性剤ペースト( この場合には軟化点は真融点である)を粉末混合物の上部に加えた。下記の組成 物を調製した(表5参照)。 合計界面活性剤活性40%を有する凝集体を調製し、凝集体は高いケーク強度 および圧縮値を示した。しかしながら、この組成物の溶解速度は、例1または2 のいずれかよりもからなり遅かった。 例6 本例は、例1で使用したようなパイロットプラントスケール高剪断ミキサー中 でのバッチ法での方法を記載する。先ず、ミキサーに使用すべき粉末の混合物、 即ち、ゼオライトA、微粉砕サイトレートおよび微粉砕炭酸ナトリウムを装入し た。陰イオン界面活性剤凝集体は、78%活性界面活性剤ペースト〔アルキルサ ルフェート(C14〜C15)4部および1分子当たり平均3個のエーテル基を有す るアルキルエーテルサルフェート(C13〜C15)1部〕をゼオライトとカーボネ ートとCMCとアクリル酸−マレイン酸共重合体との粉末混合物で造粒すること によって別個に調製した。界面活性剤ペースト22部、ゼオライト11部、カー ボネート9部、CMC 1部および共重合体5部を使用し、得られた凝集体を粉 砕し、メッシュ250μmを通して篩分けした。次いで、ミキサーを1600r pmで操作しながら、これらの微細陰イオン界面活性剤凝集体を非イオン界面活 性剤ペーストの形の界面活性剤系と一緒に粉末混合物の上部に加えた。非イオン 界面活性剤ペーストは、エトキシ化非イオン界面活性剤1部とポリヒドロキシ脂 肪酸アミド(パームステアリングルコサミド)1部とからなっていた。非イオン 界面活性剤ペーストを70℃から55℃に冷却し、高圧キサゲ面熱交換器から押 し出した。下記の組成物を調製した(表6参照)。 例7 界面活性剤系は、2種の非イオン界面活性剤、即ち、パームステァリン(C16 〜C18)グルコサミド(GA)50重量%をC12〜C15アルキルエーテルサルフ ェート(1モル当たり平均3個のエーテル基を有する)C25E3 50重量% と十分に混合することによって調製した。 界面活性剤系は、軟化点50℃および60℃での粘度25000cpsおよび 70℃での粘度100cpsを有していた。 界面活性剤系を70℃から60℃に冷却し、次いで、粒状物質の混合物で造粒 して下記の組成物を与えた。 重量% 非イオン界面活性剤(GA/C25E3) 40 C12〜C28アルキルサルフェート粉末 10 ゼオライトA 20 サイトレート 20 ポリエチレングリコール(分子量4000) 5 水および雑多な成分 5 例8 パームステアリングルコサミドをタローステアリングルコサミドに取り替えて 例7を繰り返した。 界面活性剤系は、軟化点65℃および75℃での粘度25000cpsおよび 85℃での粘度100cpsを有していた。 高圧キサゲ面熱交換器を使用して、界面活性剤系を85℃から45℃に冷却し た。熱交換器中の短い滞留時間(10秒)は、凝固点以下でさえ短時間液体のま まである界面活性剤系を生じた。次いで、造粒をブラウン・フードプロセッサー 中で粒状物質の混合物で行って、下記の組成物を得た。 例9 熱交換器の出口でダイを使用して、例8の方法を繰り返して界面活性剤系のヌ ードルまたは押出物を調製した。下記の組成物を調製した。 重量% 非イオン界面活性剤(GA/C25E3) 60 C12〜C28アルキルサルフェート粉末 20 ゼオライトA 10 カーボネート 10 例7〜9の組成物は、良好なケーク強度および圧縮値を示し且つ水に迅速に溶 解した。 例10 高活性非イオン界面活性剤粒状組成物は、パイロットプラントスケールミキサ ー、アイリッヒRVO2を使用してバッチ法で調製した。ミキサーに粉末の混合 物、即ち、ゼオライトA、アルキルサルフェート粉末および微粉砕炭酸ナトリウ ムを装入した。ミキサーを1200rpmで操作しながら、溶融ドデシルグリセ ロールエーテルを粉末の上部に加えた。個別の粒状物が調製されるまで、非イオ ン界面活性剤を加えた。ドデシルグリセロールエーテルのこの粘度は、60℃で 20,000cpsであるが、80℃で4000cpsであった。 組成は、次の通りであった。 重量% ドデシルグリセロールエーテル 40% アルキルサルフェート 10% 炭酸ナトリウム 25% ゼオライト 25% 凝集体は、合計界面活性剤活性50%を有し且つ良好なケーク強度および圧縮 値を示した。 例11 完成洗濯洗剤を、下記の成分をブレンドすることによって調製した。 重量% a)非イオン界面活性剤凝集体 13.4 b)陰イオン界面活性剤凝集体 32,5 c)層状シリケートコンパクト化粒状物 10.1 d)粒状ペルカーボネート 22.7 e)テトラアセチルエチレンジアミン凝集体 7.8 f)抑泡剤凝集体 6.5 g)香料カプセル 0.1 h)粒状防汚重合体 0.4 i)粒状クエン酸ナトリウム2水和物 3.5 j)酵素 3.0 成分(a)は、前記例1Aに記載の組成物および方法に従って調製した。 成分(b)は、下記の組成を有する陰イオン界面活性剤ペーストから調製した (別個の成分を水性形で混合した後、乾燥して所要の水量に乾燥した): アルキルサルフェート(C14〜C15) 57.2 アルキルエーテルサルフェート(3EOを有するC13〜C15) 14.3 アクリル酸−マレイン酸共重合体 16 エチレンジアミンN,N′−ジコハク酸ナトリウム 1.5 水 11 陰イオン界面活性剤ペーストを60℃に維持し、1600rpmで操作するア イリッヒRV02ミキサーに加えた(下記の粉末組成物)。 ゼオライトA 14 軽質ソーダ灰 75 カルボキシメチルセルロース 4 硫酸マグネシウム 4 水 3 平均粒径約500μmを有する個別の粒子が得られるまで、十分な界面活性剤 ペーストをミキサーに加えた。次いで、粒子を流動床乾燥機中で乾燥して、20 ℃での平衡相対湿度10%とした。 成分(b)の最終粒状組成物は、陰イオン界面活性剤53%を含有し且つ嵩密 度710g/lを有していた。 成分(c)、層状シリケートコンパクト粒状物を粉末層状シリケート(比率2 .0)(ヘキストからの商品名SKS−6)、粉末クエン酸およびエトキシ化タ ローアルコール、TAE50(平均50個のエーテル基)から調製した。 SKS−6およびクエン酸(両方とも平均粒径約150μmを有する)を、回転 噴霧ドラム中でTAE50を噴霧しながら下記の組成で一緒に混合した。 SKS−6 77% 無水クエン酸 21% TAE50 2% 次いで、混合物をロールコンパクターの供給ホッパーに通過し、コンパクト化 してフレークとした。フレークを平均粒径600μmまで粉砕した。過粒画分を グラインダーに再循環し戻し、微粉画分をコンパクターに戻した。 この方法によって調製した粒子は、2分未満で洗浄液のpHで最大カルシウム 交換容量に達する。 成分(d)および(j)は、下記の市販の源から得られた:(d)インターロ ックスによって供給;(e)ウォーウィック・インターナショナルによって供給 ; (f)米国特許第3,933,672号明細書に従って調製;(g)ハーマン・ エンド・ライマーによって供給;(h)ヘキストによって供給;(i)ジャング ブンズラウエルによって供給;(j)ノボ・ノルディスクによって供給。 完成組成物は、成分(a)〜(j)を15rpmで操作する120リットルの 回転ドラムに入れることによって調製した。14:1の比率の非イオン界面活性 剤と光学増白剤の20%水溶液との混合物を55℃で粒状混合物に完成品の5重 量%の量でスプレーオンした。使用した非イオン界面活性剤は、非イオン界面活 性剤(C25E3)7部とパームステアリングルコサミド3部との混合物からな っていた。 直後に、香料を0.5%の量でスプレーオンした。最後に、回転ドラムを停止 せずに、ゼオライトをドラムに完成品の5重量%の量までゆっくりと加えた。次 いで、ミキサーを更に30秒間続け、次いで、製品を排出した。 エージング2日後、完成組成物は、嵩密度850g/lを有していた。粒径分 布は、次の通りであった。 完成品組成物の平均粒径は、約720μmであった。 本例に従って調製された製品は、陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤と の両方の超高溶解速度を示す。更に、アルカリ度放出速度〔主として成分(c) のため〕は、優秀であった。 例12 85℃のポリヒドロキシ脂肪酸アミド(パームステアリングルコサミド)2部 とエトキシ化非イオン界面活性剤(C25E5)3部との均一な混合物をアクリ ル酸−マレイン酸の共重合体と混合した。次いで、高圧キサゲ面熱交換器を使用 して、ペーストを85℃から45℃に冷却した。冷却されたペーストの粘度は、 20000cpsより高かった。冷却されたペーストを直ちにブラウンフードプ ロセッサー中で洗剤粉末で凝集した。本例においては、粉末は、アルキルサルフ ェート、炭酸ナトリウムおよびゼオライトAであった。得られた凝集体は、下記 の組成を有していた。 重量% ポリヒドロキシ脂肪酸アミド 16 非イオン界面活性剤 24 ゼオライトA(水和) 20 カーボネート 15 アルキル硫酸ナトリウム 15 アクリル酸−マレイン酸の共重合体 10 組成物は、良好なケーク強度および圧縮値および水中での高い界面活性剤放出 速度を示す。 例13 本例は、アルキルサルフェート粉末の若干を冷却前に非イオン界面活性剤の混 合物と予備混合した以外は、例12で使用するのと同じ方法を記載する。ダイを 熱交換器の出口で使用し、それゆえペーストはヌードルまたは押出物として出て 来た。冷却されたペーストを直ちにブラウンフードプロセッサー中でアクリル酸 −マレイン酸の共重合体を含めた洗剤粉末で凝集した。この場合には、粉末は、 アルキルサルフェート(C28AS)、炭酸ナトリウムおよびゼオライトAであ る。 重量% ポリヒドロキシ脂肪酸アミド 20 非イオン界面活性剤 30 アルキルサルフェート 20 ゼオライトA(水和) 10 カーボネート 10 アクリル酸−マレイン酸の共重合体 10 例14 本例は、キサゲ面熱交換器の代わりに冷却された二軸スクリュー押出機を使用 してアルキルサルフェートを非イオン界面活性剤と予備混合した以外は、例13 で使用したのと同じ方法を記載する。 例15 本例は、高活性非イオン洗剤凝集体を調製するためのパイロットプラントスケ ール高剪断ミキサーアイリッヒRVO2中でのバッチ法の方法を記載する。先ず 、ミキサーに使用すべき粉末の混合物、本例においてはゼオライトA、アルキル サルフェート(C28AS)、微細サイトレートおよび微細炭酸ナトリウムを装 入した。ポリヒドロキシ脂肪酸アミド(パームステアリングルコサミド)1部と エトキシ化非イオン界面活性剤(C25E5)2部との混合物を含む非イオン界 面活性剤ペーストをポリエチレンオキシド(分子量100000)と混合した。 次いで、ミキサーを1600rpmで操作しながら、ペーストを粉末混合物を含 有する高剪断ミキサーに加えた。造粒が達成されるまで、十分なペーストを加え た。次いで、凝集体を回転ドラムミキサーに移し、粒状洗剤の3重量%の量の流 動助剤で1〜2分間ダスチングした。凝集体の組成を以下に与える。 重量% ポリヒドロキシ脂肪酸アミド 12 非イオン界面活性剤(C25E5) 24 アルキルサルフェート 20 炭酸ナトリウム 14 ゼオライトA 10 微細サイトレート 10 ポリエチレンオキシド 7 流動助剤〔ゼオライトA/ゼオライトデイDAY〕 3 合計界面活性剤活性57%を有する凝集体を調製し、凝集体は良好なケーク強 度および圧縮値を示した。水中の非イオン界面活性剤放出速度は、例12に匹敵 する。 例16 90℃のパームステアリングルコサミド1部とエトキシ化非イオン界面活性剤 (C25E5)1部との均一な混合物を混合スクリューを備えたジャケット付き タンク中で溶融パルミチン酸、PEG4000およびゼオライトと混合した。得 られた混合物を連続ベルトクーラーに供給し、フレークにした。フレークは、下 記の組成を有していた。 重量% ポリヒドロキシ脂肪酸アミド 20 非イオン界面活性剤 20 パルミチン酸 10 ゼオライト 30 PEG4000 10 アルキルサルフェート 10 流動助剤としてゼオライトA 5%を使用して、得られたフレークをピンディ スクミル中で平均粒径200μmまで粉砕した。得られた粉末は、良好なケーク 強度および圧縮値を示した。水中での非イオン界面活性剤放出速度は、例12に 匹敵する。 例17 パームステアリングルコースアミド3部とエトキシ化非イオン界面活性剤(C 25E5)7部との均一な混合物をキサゲ壁クーラー〔ケミテーター ルコシドと混合した。得られた混合物は、20,000cpsより高い粘度を有 していた。次いで、混合物をパイロットプラントスケール高剪断ミキサー、アイ リッヒRVO2中でバッチ法で凝集した。先ず、ミキサーに使用すべき粉末の混 合物、この特定の場合にはゼオライトP、微細サイトレートおよびバインダーと しての水を装入し、次いで、界面活性剤混合物を混合物に加えて非イオン洗剤凝 集体を調製した。 重量% ポリヒドロキシ脂肪酸アミド 10 非イオン界面活性剤 23 APG 12 ゼオライトP 25 サイトレート 25 水分 5 合計界面活性剤活性45%を有する凝集体を調製し、凝集体は良好なケーク強 度および圧縮値を示した。水中の非イオン界面活性剤放出速度は、例12に匹敵 する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C11D 1/72 9546−4H C11D 1/72 11/00 9546−4H 11/00 (72)発明者 シュミット,ジョン クリスチャン ドイツ連邦共和国オイスキルヘン、タルス ペレンシュトラーセ、66

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 界面活性剤系を含んでなる嵩密度少なくとも650g/lを有する粒状 洗剤組成物または成分であって、該組成物または成分は非イオン界面活性剤約3 5〜約85重量%を含み且つ前記界面活性剤系は25℃以下の温度で実質上固相 であり且つ前記界面活性剤系は25℃より高い軟化点を有し且つ前記界面活性剤 系は界面活性剤系の粘度が軟化点より10℃高い温度で少なくとも約20000 cpsであり且つ軟化点より30℃高い温度で約10000cps未満である粘 度プロフィール(ただし、すべての粘度は25秒-1の剪断速度で測定した値であ る)を有することを特徴とする、粒状洗剤組成物または成分。 2. 前記界面活性剤系が約40℃〜約100℃の範囲内である軟化点を有す る、請求項1に記載の組成物または成分。 3. 前記界面活性剤系は界面活性剤系の粘度が軟化点より10℃高い温度で 約25000〜約50000cpsである粘度プロフィールを有する、請求項1 に記載の組成物または成分。 4. 前記組成物または成分が約40重量%より多い非イオン界面活性剤を含 む、請求項1に記載の組成物または成分。 5. 前記組成物または成分が約50重量%より多い非イオン界面活性剤を含 む、請求項4に記載の組成物または成分。 6. 前記界面活性剤系が約1:100から約1:1の比率の陰イオン界面活 性剤および非イオン界面活性剤を含む、請求項1に記載の組成物または成分。 7. 前記界面活性剤系が界面活性剤系の約15重量%以下の水成分を有する 、請求項1に記載の組成物または成分。 8. 前記界面活性剤系が界面活性剤系の約10重量%以下の水成分を有する 、請求項7に記載の組成物または成分。 9. 前記非イオン界面活性剤がエトキシ化非イオン界面活性剤、グリセロー ルエーテル、グルコサミド、グリセロールアミド、グリセロールエステル、脂肪 酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、アルキルポリグルコシド、アルキルポリグ リコールエーテル、ポリエチレングリコール、エトキシ化アルキルフェノールお よびそれらの混合物の群から選ばれる、請求項1に記載の組成物または成分。 10. 前記界面活性剤系が約3:7から約7:3のポリヒドロキシ脂肪酸ア ミドとエトキシ化非イオン界面活性剤との混合物を含む、請求項9に記載の組成 物または成分。 11. 請求項1に記載の1種以上の成分を含み且つ a)陰イオン界面活性剤少なくとも約40重量%を含む第二成分、および b)ビルダー物質少なくとも約70重量%を含む第三成分 を更に含むことを特徴とする組成物。 12. 前記組成物が非イオン界面活性剤約35〜約85重量%を含む第一成 分3〜40重量%、および陰イオン界面活性剤少なくとも約40重量%を含む第 二成分3〜40重量%、およびビルダー物質少なくとも約70重量%を含む第三 成分3〜20重量%、および場合によって他の洗剤成分を含む、請求項11に記 載の組成物。 13. 25℃以下の温度で実質上固相である界面活性剤系〔ただし、該界面 活性剤系は25℃より高い軟化点を有し且つ界面活性剤系は界面活性剤系の粘度 が軟化点より10℃高い温度で少なくとも約20000cpsであり且つ軟化点 より30℃高い温度で約10000cps未満である粘度プロフィール(ただし 、すべての粘度は25秒-1の剪断速度で測定)を有する〕から粒状洗剤組成物ま たは成分を製造するにあたり、 a)界面活性剤系を低粘度状態でポンプ供給し、 b)前記界面活性剤界面活性剤を、粘度が少なくとも約20000cpsに増 大する温度にまで冷却し、 c)界面活性剤を微粉砕粉末の存在下で造粒し、 d)前記凝集体を冷却する ことを特徴とする、粒状洗剤組成物または成分の製法。 14. 高圧キサゲ面熱交換器を使用して冷却工程(b)を遂行する、請求項 13に記載の方法。
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