JPH09505258A - 物体、とりわけ巻ロールとして巻付けられた帯状の材料のための受容装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 貫通孔を備えた搬送物を受容するための装置は、基礎フレームと、相互連結可能の２部分（７、８）より成る容器部材とから成る。前面開口の一方が容器の他部分の後部に、その容積を減少するように且つ保管されるように、嵌合する。特殊な搬送パレットが、４個の上記装置を、その内容物と共に又は内容物なしに、受領するようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】 物体、とりわけ巻ロールとして巻付けられた帯状の 材料のための受容装置 本発明は、基礎フレーム及び少なくとも一本の受容軸から成り、当該基礎フレ ームが二つの部分から成る互いに接続可能な容器部材を支承する、貫通孔を備え た物体、とりわけ巻芯又はスプールに巻ロールとして巻付けられた帯状の材料の ための受容運搬装置に関する。 ドイツ実用新案第８９００７６４号によれば、粗テープのリール用の容器は公 知である。この場合においては、巻物は、閉鎖された容器内の軸状突起物に水平 に支承されており、且つ上下に積み重ねられている。この場合には、わずかな数 のビデオテープの巻物しか支承することが出来ない。 より多数の磁気テープの粗リール用の容器については、巻テープ用としては、 吊り下げ方式の運搬方法が有利である。 ドイツ特許公告第４１３９４６３号明細書からは、多数のパンケーキを１×１ ｍの容器内の４本の心棒に配置し、粗巻リールの送り込み及び取り外しが特殊な 贅沢なロボットによって行なわれることが公知になっている。この公知の装置の 場合には、テープの製造において、並 びに顧客、例えば収録されたテープの製造業者の許においては、中間的保管と、 そのための、しばしば損傷の危険のある、粗巻リールの積替が必要である。 容器の寸法が大きいために、製造プロセス、或いは収録プロセスにおいて直接 この容器を使用することは、ほとんど無意味である。また、返送のために容器の 寸法を減少させることも出来ないのである。 本発明の課題は、粗巻リールの運搬量の点でも高い能力を有し、しかも取り扱 いやすい寸法で、且つまた作業量の点でも場所の節約になるような、冒頭に述べ た受容運搬装置を提供することである。 この課題は、基礎フレーム及び少なくとも一本の受容軸から成り、当該基礎フ レームが二つの部分から成る互いに接続可能な容器部材を支承する、貫通孔を備 えた物体、とりわけ巻芯又はスプールに巻ロールとして巻付けられた帯状の材料 のための受容運搬装置によって、二つの部分から成る互いに接続可能な容器部材 が、それぞれ底壁、天井壁、後壁及び前壁及び側壁を具備した一個の固定型容器 部材及び一個の可動型容器部材から成り、且つ一方の壁側が開いており、可動型 容器部材が、固定型容器部材に向いた側で、固定型容器部材の後壁の外部輪郭よ りも大きな内部輪郭を有するときに解決される。 これによって達成されることは、装置の積込み及び積降ろしのために、可動容 器部分がその固定位置を、すな わち、「リュックサック」として固定容器部分の後部に得て、更に容量全体の縮 小という利点をもたらし、積込み及び積降ろしがなされた装置を閉鎖するための 準備がなされることである。 可動型容器部材と固定型容器部材のリュックサック式接続を確実に形成するた めに、双方の容器部材には、相互に適合したブロック手段が備えられている。 運搬の際に取り扱いを容易にするために、少なくとも可動型容器部材には、特 に窪んだグリップ用の凹部が設けられている。 パレット上を確実に運搬するために、固定型容器部材及び可動型容器部材は、 底壁或いは天井壁に、適合するブロック装置を備えたパレットに対するブロック 手段を備えることが出来る。 運搬用パレットには、複数のブロック装置を効果的に取付けることが出来る。 装置の今一つの形態においては、固定型容器部材と可動型容器部材との間の分割 面は、基本的に容器部材に対して対角線状に延びている。 この場合、パッキン部材及びその取付けを問題のないように形成するために、 分割接合部のパッキンが、同じくこの面に効果的に配置されている。 本発明の今一つの有利な形態においては、少なくとも固定型容器部材及び可動 型容器部材のいずれか一方の壁部の一つに、一個の窓、とりわけ人造ガラス製の 窓が形 成されており、その結果、各容器本体の内容物が、容易に確認可能になっている 。 本発明の今一つの効果的な実施形態においては、固定型容器部材及び可動型容 器部材に、装置の壁部の掻き傷及び変形を防止する保護用骨組を使用することが 出来る。清掃の簡略化という点では、装置の底壁と後壁との間に形成される縁部 の近辺に、固定型容器部材が後方に方位転換可能であるように、方位転換位置を 有利な形で設けることが出来る。この場合には、方位転換されない状態における 、固定型容器部材のための休止手段が設けられるべきである。 更に、実際上有利な実施形態においては、当該装置に、底部フレームと、その 上に固定された受容軸の保持のためのＴ型保持部材と、横方向保持部材及び当該 Ｔ型保持部材を底部フレームに接続する、基本的に対角線状に配置された側部保 持部材とから成る基礎フレームが形成されている。 これによって、巻ロールの荷重が大きな場合にも、高い安定性が得られ、製造 面でもコスト的に有利である。 また、基礎フレームは、基本的に固定型容器部材の単なる一部であり、且つま た可動型容器部材は、フレームなしで形成することが出来る。 以下、図面に記載された実施の形態を参照して、本発明を説明する。 図１は本発明による三台の受容運搬装置を備えたパレットを示し、 図２はテープの巻リールを吊り下げた二本の軸を備えた、開かれた状態にある 受容運搬装置をし、 図３は「リュックサック」状に配置された、図２による受容運搬装置を示し、 図４は当該装置の一変形を示し、 図５は可動型容器部材を欠く、基礎フレームを備えた装置を示している。 図１においては、３台の受容運搬装置が存在し、容器５が、特別に形成された 運搬用パレット６上に配置されており、いま１台の容器５のための場所が、まだ 開いている。 容器５の各々は、二つの容器部材、すなわち二つの締め金９によって互いに接 続された固定型容器部材７と可動型容器部材８から成る。固定型容器部材７は、 図２からも明らかな通り、底壁１０、側壁１１、天井壁１２及び後壁１３を持っ ている。これと対応して、可動型容器部材８は、底壁１４、側壁１５、上壁１６ 及び後壁１７を持っている。 図１においては見ることの出来ない側壁は、１１’及び１５’と表示されてい る。 前壁１７の中央には、破損を排除するために、例えば人造ガラス又は安全ガラ スから成る窓１８が設けられて いる。この窓１８を通して、巻ロール３、４を部分的に見ることが出来、その結 果、容器５が何個の何によって満たされているかが直ちに確認可能である。容器 ５及びその個々の部材、すなわち固定型容器部材７と可動型容器部材８の詳細は 、図２から一層明らかな通りである。 締め金９が開放されると、可動型容器部材８が前方に（矢印Ａの方向）取り外 し可能となり、側壁１５、１５’の外側にある滑車１９が、側壁１１及び１１’ の下方前部に備えられた側面保持部から引き出し可能になる。 滑車１９及び側面保持部２０は、可動型容器部材８が引き出される際に巻ロー ル３、４と接触して、その結果として損傷を生ずることのないように、これを防 止するための可動型容器部材８のための位置調整装置である。この位置調整装置 は、別の適当な形に形成することも出来る。側面保持部２０は、中空レール２１ の上に固定されていて、これが容器が閉鎖されているときに底壁１０及び１４の 下方に二重に取付けられており、その開口部２２がフォークリフトの又（フォー ク）の挿入のために使用される。２３から２６と表示されているのは、磨耗保護 用の骨組及び角材であって、これらは側壁部１１、１１’及び１５、１５’にあ る上部の角材（２５、２６）では、グリップとしても使用可能である。グリッ プ用凹部２７は、追加として可動型容器部材８の前壁１７の付近の側壁１５、１ ５’に備えられている。 巻ロール３、４を取り出すためには、可動型容器部材８が取り外され、これに よって、下部の巻ロールへの接近性が良くなる。可動型容器部材８を取り外して 、１８０°回転させると、図２にある位置が得られる。可動型容器部材８の（内 部）開口部２８の垂直方向の投影の輪郭が、固定型容器部材７の後壁１３の外部 輪郭２９よりも大きいことを前提として、可動型容器部材８は、矢印に従って後 方から固定型容器部材７に被さることが出来、その結果として、分離されている 容器部材７及び８の全容積が、図示された実施例においては、ほぼ６分の１程に 減少する。更なる減少も、もちろん可能である。しかし、この場合に重要なこと は、可動型容器部材８が、固定型容器部材７の上に「リュックサック」のように 固定的で且つ確実な場所を持つという利点である。それには固定型容器部材７の 天井壁１２の上の固定ピン３０によって確実な接続が行なわれ、これが可動型容 器部材８の固定ピン３０’の下にある対応する窪み３１に噛み込むことになる。 従って、簡単なはめ込み及び取り外しによって、確実な接続を迅速に造出するこ とが可能であり、或いはこれを分離することが可能である。 図２において前壁１７の内側に見える突起３２は、容器５の閉鎖された状態に おける巻ロール３、４の受容軸 ３３に噛み合うために使用される（図１参照）。受容軸３３、３４に懸けられた 巻ロール３及び４は、それぞれ軸３３及び３４上のコックレバー３５を使用して 確保される。各軸３３及び３４にあるグリップ用溝３６は、個々の巻ロールを損 傷なしに取り外すために役立つ。 固定型容器部材７の出入開口部３６の周囲には、例えば中空輪郭ゴム又はスポ ンジゴムとして形成された、適合するパッキン４０を備えた中空溝３８が設けら れている。それ故、可動型容器部材８の開口部２８の縁部によって、分割接合部 ３９の出来るだけ密封されたシールが達成されるはずである。分割面は、基本的 には容器５を通して対角線状に効果的に延びるべきものであって、その結果、パ ッキン部材、すなわち中空溝３８、パッキン４０、が同一平面に位置を占め、そ の結果、多くの鋭利な分割面がある場合に発生する危険のある、パッキンの問題 が起こらないのである。また、ほぼ対角線での分割は、巻ロール３、４への接近 性を良くするために役立っている。 図１から明らかなように、容器５は、その天井壁１２及び上壁１６の外側に、 ４個の固定ピン３０、３０’を持っている。これに対応する凹部又は適合する窪 み４１を持ったピンは、中空直方体レール２１の下側に設けられていて、これに よって、グループとして正方形に配置されたブロック装置、固定ピン３０が、運 搬パレット６ の中に食い入ることが出来るのである。 中空直方体レール２１は、容器５の基礎フレーム５０の一部であって、これは 図５に図示された通りであり、以下において更に説明する。 図３に図示された車輛４２は、個々の容器５の運搬のために使用される。これ は、適切なものが実施可能である。 基礎フレームは、巻ロール３、４が約１６０ｋｇの大きな重量であるために、 金属製又は鋼製の架台から構成されている（図５参照）。容器部材７及び８の壁 は、アルミニウム板或いはアルミニウム合金板、又は適当な清掃性の良いプラス チック板から形成されている。 また容器５は、相互に重ね合わせることが可能である（ピン３０、３０’、切 り欠き４１）。 これまでは、外部が平滑な直方体を示す形の容器５だけに関して記載されてき た。 大きい方の直方体型部材又はピラミッド型部材が、それぞれ小さい方の直方体 型部材又はピラミッド型部材を受容するとき、及び、リュックサック状態で（作 業容積）、及び閉鎖された状態で（運搬容積）、固定型容器部材７及び可動型容 器部材８の開口部縁部が、互いに衝き合わせながらシール可能に形成されている ときは、双方の容器部材、すなわち固定型容器部材７及び可動型容器部材８に関 して、外部と内部を段階を付した中空直方 体型又はピラミッド型の形状を使用することも考えられるであろう。 図４は、基本的に図２に表示されているのと同様の、底壁１０及び中空体レー ル２１を備えた固定型容器部材７を示すものである。 勿論、フレームの後部４３が点線で表示されているが、これには巻ロール３及 び４のための軸３３及び３４が取付けられており、また底壁１０及びレール２１ にも接続されている。 底壁１０と後壁１３が相互に突き当たる縁部の付近には、横方位転換軸４４が 設けられており、図面は、固定型容器部材７（底壁１０のないもので、それ故、 後壁１３、天井壁１２及び側壁１１及び１１’のみから成る）が、後方に方位を 転換している状態を示している。約９０°の方位転換角αが可能である。それ故 、図３が示すように、後部に設置された可動型容器部材８と一緒の方位転換も実 現可能である。上記の形で行なわれる方位転換は、例えば清掃の目的のために有 利である。 また、当然のことながら、このような固定型容器部材の形式を、若干は直方体 の形状を有するが、剛性の可動型容器部材８なしとして使用することも考えられ る。すなわち、この場合には、例えば上縁部に、例えば薄片として形成された弾 力的な保護カバーが使用される。この実施形態の場合には、方位転換は、まず第 一に 積込み 積降ろしの際の巻ロール３、４及び軸３３及び３４への接近性を高めるために使 用される。 図４の場合の特徴は、固定型容器部材７の側壁１１、１１’の内側に存在する 、図示されていないフック又はアイフックと共に作用する休止手段４５が、正常 な位置（運搬状態）にあることである。また、巻ロール３、４を軸３３及び３４ に軸方向において固定し且つ保持する、別の固定ロック４６及び４６が備えられ ている。 図５は、切り欠き４１を備えた中空直方体型レール２１から形成され、二本の 短い横方向保持部材５１Ａ及び５１Ｂによって接続された、固定型容器部材７の 基礎フレーム５０を示し、後部の横方向保持部材５１ＢにはＴ型保持部材５２が フランジ接続されており、上部の横方向保持部材５３は基礎フレーム５０の全幅 に亘って延びている。上部の横方向保持部材５３の末端は、斜めの、いくらか対 角線状に配置され、他方の側において中空直方体レール２１に固定された、形板 製レールとして形成された、側面部保持部材５４Ａ及び５４Ｂのための固定点を 形成する。Ｔ型保持部材５２の中央部分には、軸の長さが約６０ｃｍの場合に、 各受容軸３３及び３４当たり８０ｋｇの巻ロール重量（ビデオテープの場合には 巻ロール数は４０）を受容し、且つ支持することが出来るように、受容軸３３及 び３４が、嵌合溝３６及び固定ロック３５で固定されている。フレーム部分は、 運搬 重量を低く保持するために、アルミニウム又はアルミニウム合金から有利に形成 することが出来る。固定点は、例えば点溶接で接続処理することが出来る。点線 で示してあるのは、基礎フレームに適切に固定すべき容器の壁部、すなわち天井 壁１２、後壁１３、側壁１１及び１１’、並びに底壁１０であって、これらは、 アルミニウム、アルミニウム合金及び／又は適切なプラスチックから構成されて いる。 従って、受容運搬装置用に、簡単な部品で、安定した、軽量で且つ目的に添う 固定型容器部材を提供することが出来るのである。 可動型容器部材は、形状の安定した、湾曲されて且つ相互に溶接された板の部 分及び／又はプラスチック部分から製作されているときには、フレームを必要と しない。 図４に表示されているフレーム４３を、基礎フレーム５０の中のＴ型保持部材 ５２の代わりに使用することも可能である。 貫通する開口部を有する物体用の受容運搬装置は、基礎フレームと二つの接続 可能な容器部材から構成されており、前側の開口部の一つが、部材の後部の一つ を介して、容積の縮小及び保管のために適合したものとなる。特殊な運搬パレッ トは、中身と共に、又は中身なしで４個の装置を受容するために形成されたもの である。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年８月２１日 【補正内容】 請求範囲 １．Ｌ型の基礎フレーム（５０）及びこれに固定された少なくとも一本の水平 な受容軸（３３、３４）、及び物体の完全な包囲をするための分割可能な容器本 体から成り、貫通孔を備えた物体、とりわけ巻芯又はスプールに巻ロール（３、 ４）として巻付けられた帯状の材料のための受容運搬装置（５）であって、容器 本体が二つのシェル状容器部材、すなわち、基礎フレームに固定された固定型シ ェル状容器部材（７）及び可動型のシェル状容器部材（８）から成り、これらの シェル状容器部材が、それぞれに底壁、天井壁、後壁及び前壁及び側壁（１０、 １２、１３、１１、１１’、及び１４、１６、１５、１５’）を具備し、且つそ の開口部で互いに向き合って、ロック装置（９）によって全側面において閉鎖さ れた受容容器を相互にロック可能であり、且つ固定型シェル状容器部材（７）の 後壁（１３）、天井壁（１２）及び側壁（１１、１１’）の一部に亘って、可動 型シェル状容器部材（８）をその開口部（２８）でもって被せることによって、 物体の取出しのために接近可能な受容容器を造出可能なことを特徴とする装置。 ２．固定型シェル状容器部材（７）及び可動型シェル状容器部材（８）が、互 いに適合する固定手段（３０、３０’、３１、４１）を有することを特徴とする 、請求項１による装置。 ３．少なくとも可動型シェル状容器部材（８）が、特 別にはめ込まれたグリップ用凹部（２７）を備えていることを特徴とする、請求 項１又は２による装置。 ４．固定型シェル状容器部材（７）及び可動型シェル状容器部材（８）が、底 壁及び天井壁（１２、１６）の付近において固定手段（４１、３０、３０’、３ １）を備えていることを特徴とする、請求項１又は２又は３による装置。 ５．分割面が基本的に対角線状に容器部材を通じて延びていることを特徴とす る、請求項１から４による装置。 ６．固定型シェル状容器部材（７）及び可動型シェル状容器部材（８）の分割 接合部（３９）が、原則として分割面に配置されたパッキン部材（３８、４０） を備えていることを特徴とする、請求項１から５による装置。 ７．固定型シェル状容器部材（７）及び可動型シェル状容器部材（８）の一方 の少なくとも一面の壁部（１７）に窓（１７）、とりわけ人造ガラス製の窓が設 けられていることを特徴とする、請求項１及び請求項２から６のいずれか１つ又 はその複数による装置。 ８．保護用骨組（２３から２６）が、固定型シェル状容器部材（７）及び可動 型シェル状容器部材（８）に設けられていることを特徴とする、請求項１及び請 求項２から７のいずれか１つ又はその複数による装置。 ９．底壁（１０）と後壁（１３）との間に形成された縁部の近辺の、固定型シ ェル状容器部材（７）の方位転 換位置（軸４４）を特徴とする、請求項１及び請求項２から７のいずれか１つ又 はその複数による装置。 １０．方位転換されていない位置における固定型シェル状容器部材（７）用の 休止手段（４５）を特徴とする、請求項９による装置。 １１．底部フレーム（５５）と、その上に取付けられた受容軸（３３、３４） を保持するためのＴ型保持部材（５２）と、横方向保持部材（５３）及び当該Ｔ 型保持部材（５２）を底部フレーム（５５）に接続する、基本的に対角線状に配 置された側面部保持部材（５４Ａ及びＢ）とから成る基礎フレーム（５０）を特 徴とする、請求項１及び請求項２から１０のいずれか１つ又はその複数による装 置。 １２．基礎フレーム（５０）が、基本的に固定型シェル状容器部材（７）の一 部であることを特徴とする、請求項１１による装置。 １３．可動型シェル状容器部材（８）が、フレームなしで形成されていること を特徴とする、請求項１１又は１２による装置。 １４．固定型シェル状容器部材及び可動型シェル状容器部材（７、８）の固定 手段（４１、３０、３０’、３１）に適合する固定装置（３０）を特徴とする、 請求項１及び４及び請求項２、３及び請求項５から１３のいずれか１つ又はその 複数による複数の装置のための運搬用パレット。 １５．複数群の固定装置（３０）を備えていることを特徴とする、請求項１４ による運搬用パレット。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ツヴィンツシャー，クルト ドイツ国、Ｄ―77731、ヴィルシュテット、 フェルトベルクシュトラーセ、20 (72)発明者 マルティニー，ヴォルフガング ドイツ国、Ｄ―77704、オーバーキルヒ、 ツィールテンブーントヴェーク、38 (72)発明者 ティーレ，ハルトムート ドイツ国、Ｄ―81477、ミュンヒェン、ヘ ルテリヒシュトラーセ、83 (72)発明者 ヒルシュベルク，エッケハルト ドイツ国、Ｄ―77654、オフェンブルク、 フクスハルデヴェーク、30

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．基礎フレーム（５０）及び少なくとも一本の受容軸（３３、３４）から成 り、当該基礎フレーム（５０）が二つの部分から成る互いに接続可能な容器部材 を支承する、貫通孔を備えた物体、とりわけ巻芯又はスプールに巻ロール（３、 ４）として巻付けられた帯状の材料のための受容運搬装置（５）であって、二つ の部分から成る互いに連結可能な容器部材が、それぞれに底壁、天井壁、後壁及 び前壁及び側壁（１０、１２、１３、１１、１１’、或いは１４、１６、１５、 １５’）を具備した一個の固定型容器部材（７）及び一個の可動型容器部材（８ ）から成り、可動型容器部材（８）が、固定型容器部材（７）に向いた側で、固 定型容器部材（７）の後壁（１３）の外部輪郭（２９）よりも大きな内部輪郭を 有することを特徴とする装置。 ２．固定型容器部材（７）及び可動型容器部材（８）が、互いに適合するブロ ック手段（３０、３０’、３１、４１）を有することを特徴とする、請求項１に よる装置。 ３．少なくとも可動型容器部材（８）が、特別にはめ込まれたグリップ用凹部 （２７）を備えていることを特徴とする、請求項１又は２による装置。 ４．固定型容器部材（７）及び可動型容器部材（８）が、底壁及び天井壁（１ ２、１６）の付近にブロック手 段（４１、３０、３０’、３１）を備えていることを特徴とする、請求項１又は ２又は３による装置。 ５．分割面が基本的に対角線状に容器部材を通して延びていることを特徴とす る、請求項１から４による装置。 ６．固定型容器部材（７）及び可動型容器部材（８）の分割接合部（３９）が 、原則として分割面に配置されたパッキン部材（３８、４０）を備えていること を特徴とする、請求項１から５による装置。 ７．固定型容器部材（７）及び可動型容器部材（８）の一方の少なくとも一面 の壁部（１７）に窓（１７）、とりわけ人造ガラス製の窓が設けられていること を特徴とする、請求項１及び請求項２から６のいずれか１つ又はその複数による 装置。 ８．保護用骨組（２３から２６）が、固定型容器部材（７）及び可動型容器部 材（８）に設けられていることを特徴とする、請求項１及び請求項２から７のい ずれか１つ又はその複数による装置。 ９．底壁（１０）と後壁（１３）との間に形成された縁部の近辺の、固定型容 器部材（７）の方位転換位置（軸４４）を特徴とする、請求項１及び請求項２か ら７のいずれか１つ又はその複数による装置。 １０．方位転換されていない位置における固定型容器部材（７）用の休止手段 （４５）を特徴とする、請求項 ９による装置。 １１．底部フレーム（５５）と、その上に取付けられた受容軸（３３、３４） を保持するためのＴ型保持部材（５２）と、横方向保持部材（５３）及び当該Ｔ 型保持部材（５２）を底部フレーム（５５）に接続する、基本的に対角線状に配 置された側面部保持部材（５４Ａ及びＢ）とから成る基礎フレーム（５０）を特 徴とする、請求項１及び請求項２から１０のいずれか１つ又はその複数による装 置。 １２．基礎フレーム（５０）が、基本的に固定型容器部材（７）の一部である ことを特徴とする、請求項１１による装置。 １３．可動型容器部材（８）が、フレームなしで形成されていることを特徴と する、請求項１１又は１２による装置。 １４．固定型容器部材及び可動型容器部材（７、８）のブロック手段（４１、 ３０、３０’、３１）に適合するブロック装置（３０）を特徴とする、請求項１ 及び４及び請求項２、３及び請求項５から１３のいずれか１つ又はその複数によ る複数の装置のための運搬用パレット。 １５．複数群のブロック装置（３０）を備えていることを特徴とする、請求項 １４による運搬用パレット。