JP2010265005A - 航空機用コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】他のコンテナや航空機の構造等に損傷を与えることを防止でき、効率よく物品を搬送するとともに回送時にも効率よく回送することができ、強度が高く軽量な航空機用コンテナを提供する。
【解決手段】航空機用コンテナ200においては、貨物室への搬入時、搬出時に段差等に接触する箇所に樹脂製の保護板170を設置してある。また、側板230、240は折り畳み可能となっており、回送時には折り畳んで容積を半分にできる。また、内部収容空間には中間仕切り板を設置可能で、必要に応じて内部を上下に分割できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、航空機において所望の物品を搬送する場合に用いて好適な航空機用コンテナに関する。
物品を搬送する際には、いわゆるコンテナに収容して搬送するのが搬送効率の点からも、物品を安全に搬送する点からも好ましい。トラック輸送、鉄道輸送あるいは船舶輸送に利用されるコンテナにおいては従来より種々の改善がなされており、様々な物品を所望の条件の下で安全かつ効率よく搬送する種々のコンテナが提案され、実際に利用されている(例えば、特許文献1参照)。
近年、航空技術の発達により航空機の利用割合が飛躍的に伸びており、旅客の輸送とともに航空機による貨物の輸送量も増大している。航空機において物品を搬送する場合(旅客とともに荷物を輸送する場合を含む)にも、トラック輸送や鉄道輸送等と同じくコンテナを利用するのが、作業性等の面で有効であることは明らかである。
現在、航空機にコンテナを積載する場合には、通常、専用の貨物搬送用機材(トラック、トレーラ)によりコンテナを航空機の近くに搬送し、ベルトローダと言われる専用機材によりコンテナを順次航空機の貨物室入口まで運び、ベルトローダにより貨物室内部に搬入するとともにスライディングカーペットと言われる貨物室の移動式の床に載置し、スライディングカーペットを移動させながらコンテナを順次貨物室の奥に積み付けるという作業が行われる。
この際、コンテナや機材は航空機の機種に応じた専用のコンテナや機材が用いられており、特にコンテナは、航空機の貨物室の形状に応じた特定の形状のものが使用される。
特開2009−83875号公報
航空機で物品を搬送する場合には、空間的な制限、重量的な制限、安全性等の種々の制約があり、通常陸上で使用されているようなコンテナを同様な構成で使用することはできない。そこで、前述したように航空機には航空機専用のコンテナが用いられているが、従来の航空機用コンテナには種々の課題があり、改善が望まれている。
具体的には、航空機の貨物室は非常に限られたスペースであり、荷物を搬送する際には効率よく搬送したいという要望がある。しかし、前述したように航空機用コンテナの形状は各航空機の貨物室の形状に合わせて決まっており、種々の形状の物品をフレキシブルに収容するには利便性が十分ではない。
また、物品を搬送した後にコンテナを回送する場合も、これを効率よく回送したいという要望がある。しかし、前述したようにこれまでの航空機用コンテナは形状が固定されており、回送時にも荷物を収容しているのと同じ容積で回送せざるを得なかった。
また、前述したように、コンテナを航空機の貨物室に搬入する際、あるいは、コンテナを航空機の貨物室から搬出する際には、ベルトローダを貨物室の入口に接続してベルトローダ上と貨物室のスライディングカーペット上との間でコンテナを移動させるが、この際、ベルトローダの端部と貨物室入口の端部あるいはスライディングカーペット側端部との間には段差が生じる。この段差に、コンテナの底板や側板の金属部分が当たると、力が集中的にかかったり衝撃を与える等して段差部分を研削して変形させてしまったり、凹みを形成してしまう場合がある。また、樹脂等の部材に接触した場合には樹脂が剥がれる場合もある。航空機の扉、入口付近の構造は、機内の機密性を確保する上で非常に重要な箇所であり、貨物室の入口付近にこのような損傷が生じる事態、生じる可能性は極力少なくしたいという要望がある。
また、航空機用コンテナは、前述したように狭い空間で扱う場合が多く、そのような空間においても扱いが容易であり、またそのような場合にも他のコンテナや航空機の構造に損傷を与えないような構造が望まれている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、搬入出の際に航空機の貨物室の入口や貨物室内部のスライディングカーペット等に損傷を与えることを防止するとともに、積み付け時や搬出時においても他のコンテナや航空機構造物に損傷を与えることなく、また搬送時には効率よく物品を搬送し、回送時には容積を小さくして効率よく回送することができ、強度が高く軽量な、航空機により貨物を搬送するために供して好適な航空機用コンテナを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の航空機用コンテナは、底板と、必要に応じて前記底板の周囲に設置される底部形成板とを有し、収容空間の下部を規定する底部と、前記底部の周辺縁部に沿って立設される複数の側板と、前記複数の側板で囲まれた収容空間の上部開口を閉塞する上蓋とを有し、少なくとも前記底部の所定の高さ以下の領域の外側表面に、保護板が設置されていることを特徴とする。
好適には、前記保護板は、前記底板の外側表面、及び、前記底板の周囲に沿って設置される前記底部形成板及び前記側板のうちの、当該コンテナが航空機に搬入される際に、当該コンテナの移動方向を指向する前面となる可能性のある面を形成する板の下部の所定の高さ以下の領域の外側表面に設置されていることを特徴とする。
また好適には、前記複数の側板は、当該コンテナの上部に相当する部分が内側に折り畳み可能に構成されていることを特徴とする。
また好適には、前記複数の側板の前記内側に折り畳み可能に構成されている部分は、ラッチ錠により相互に係止されて収容空間を形成するように立設された状態が維持され、前記ラッチ錠は、当該コンテナの内側の前記収容空間において操作するように設置されていることを特徴とする。
また好適には、前記コンテナの内側の前記収容空間を上下に区切るように設置される区切り板をさらに有することを特徴とする。
また好適には、少なくとも前記側板は、繊維強化プラスチック(FRP)材製であることを特徴とする。
本発明の航空機用コンテナによれば、搬入出の際に航空機の貨物室の入口や貨物室内部のスライディングカーペット等に損傷を与えることを防止することができる。また、回送時には容積を小さくして効率よく回送することができる。また、積み付け時や搬送時においても他のコンテナや航空機構造物に損傷を与えることを防止することができる。また、搬送時には効率よく物品を搬送することができる。また、強度が高く軽量にすることができる。
図1は、本発明の第1実施形態の航空機用コンテナの外観全体形状を示す斜視図である。 図2は、図1に示す航空機用コンテナの構成を模式的に示す斜視図である。 図3は、図1に示す航空機用コンテナの構成を示す図であり、(A)は当該コンテナの上面図であり、(B)は当該コンテナを長手方向側面から見た側面図であり、(C)は図3(A)のA−Aにおける断面図であって当該コンテナの長手方向側板の内側の構成を示す図である。 図4は、図3に続いて図1に示す航空機用コンテナの構成を示す図であり、(A)は当該コンテナの短手方向側面から見た側面図であり、(B)は図3(A)のB−Bにおける断面図であって当該コンテナの上蓋を開けた状態を示す図である。 図5は、本発明の第2実施形態の航空機用コンテナの外観全体形状を示す斜視図であり、組み立てられて使用可能な状態にある当該コンテナの全体形状を示す図である。 図6は、図5に示す航空機用コンテナを折り畳んだ状態の外観全体形状を示す斜視図である。 図7は、図5に示す航空機用コンテナの構成を模式的に示す斜視図である。 図8は、図5に示す航空機用コンテナの組み立てた状態の構成を示す図であり、(A)は当該コンテナの上面図であり、(B)は当該コンテナを長手方向側面から見た側面図であり、(C)は図8(A)のA−Aにおける断面図であって当該コンテナの長手方向側板の内側の構成を示す図である。 図9は、図5に示す航空機用コンテナの組み立てた状態の構成を示す図であり、図8(A)のB−Bにおける断面図である。 図10は、図5に示す航空機用コンテナを折り畳んだ状態の構成を示す図であり、(A)は折り畳んだ状態の当該コンテナを長手方向側面から見た模式的な側面図であり、(B)は折り畳んだ状態の当該コンテナを短手方向側面から見た模式的な側面図である。
第1実施形態
本発明の航空機用コンテナの第1実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、本実施形態の航空機用コンテナの外観全体形状を示す図であり、図2は、その航空機用コンテナの構成を模式的に示す斜視図であり、図3及び図4の各図は、各々、本実施形態の航空機用コンテナの構成を詳細に説明するための図である。
本実施形態の航空機用コンテナ100は、図1に示すように、直方体形状の箱体の長手方向両側の下部を傾斜面に形成した立体形状、換言すれば、下部を等脚台形形状(通常の等脚台形と天地が反対の形状)にした六角形形状を短手方向の断面形状とする立体形状の箱体である。航空機用コンテナ100のこの形状は、航空機用コンテナ100を搭載する航空機の貨物室の形状等に合わせて設計されるものであり、本願発明のような形状に限られるものではなく、任意の形状でよい。
図1〜図4の各図に示すように、航空機用コンテナ100は、本体110、上蓋160及び保護板170を有し、本体110は、底部120、長手方向側板130及び短手方向側板140を有する。
本体110の底部120は、航空機用コンテナ100を載置した時に実際に載置箇所に接面しコンテナ100の支持面となる底板121と、底板121の長手方向両側縁から外側上方に傾斜するように設置される2枚の底部傾斜板122とを有する。底部傾斜板122は、本発明の底部形成板をなし、これら底板121と底部傾斜板122で航空機用コンテナ100の内部収容空間の下部を規定する。
本体110の長手方向側板130及び短手方向側板140は、底板121及び底部傾斜板122が接続されて形成される底部120の周辺縁部に立設され、航空機用コンテナ100の内部収容空間を形成する。長手方向側板130は、航空機用コンテナ100の底部120の短手方向の断面形状と同じく下部が等脚台形状に形成された六角形形状の面部材であり、2枚の長手方向側板130が航空機用コンテナ100の長手方向の側面に対向配置される。また、短手方向側板140は、長方形形状に形成され、2枚の短手方向側板140が各々底部120の底部傾斜板122の上端縁に接続するように、また、対向配置された2枚の長手方向側板130の両側端を接続するように対向配置される。
このような構成の本体110は、図2に示すように、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製のフレーム111に、底板121、底部傾斜板122、長手方向側板130及び短手方向側板140をなす面部材がリベット等により装着されて構成される。本実施形態において、底部120を形成する底板121及び底部傾斜板122は、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の板材により形成し、長手方向側板130及び短手方向側板140は、FRP(繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics) )製の板材により形成している。FRPは、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)であることが好ましく、GFRPであることが特に好ましい。
本実施形態の航空機用コンテナ100の本体110はこのように構成され、内部収容空間に物品を出し入れする開口部は、各々2枚の長手方向側板130及び短手方向側板140で囲まれた空間の上部開口となる。
また、本実施形態の航空機用コンテナ100においては、本体110に内部収容空間を上下に二分する中間仕切り板150が設置可能になっている。中間仕切り板150は、長手方向側板130及び短手方向側板140で囲まれる内部収容空間の水平方向内側形状と略同じ長方形形状の平板状部材である。本体110の長手方向側板130の内側に配置されるフレーム111には、図2、図3(C)及び図4(B)に示すように、中間仕切り板150を支持する仕切り板受け112が設置されている。中間仕切り板150を、この仕切り板受け112に載置することにより、航空機用コンテナ100の内部収容空間は上下に二分され、所望の物品を、区切られた空間の各々に収容することができる。
このような構成としておくことにより、航空機用コンテナ100の収容空間に対して相対的に小さな物品を収容する際に、物品同士を多段に積載することなく収容することができる。また、種類の異なる物品等を収容する場合の管理が容易になり、物品間の種々の影響、干渉を防ぐことも可能となり、利便性が向上する。
仕切り板受け112は、本実施形態の航空機用コンテナ100においては、図2及び図3に示すように、長手方向側板130の長手方向において、底板121の長手方向両端に相当する位置であって内部収容空間の長手方向を略3等分するような位置に2か所設置する。しかし、この仕切り板受け112の設置位置、設置数は、中間仕切り板150の材質や要求される強度に応じて任意の数、位置でよい。
また、本実施形態において仕切り板受け112の設置高さは、底部120の底部傾斜板122と短手方向側板140との接続箇所に略等しい高さとする。このような構成としておけば、中間仕切り板150の上部空間は直方体形状の収容空間として確保することができ、また、その直方体形状の収容空間を最大限に大きく確保することができる。その結果、物品の収容を容易かつ効率よく行うことができる。また、場合によっては、中間仕切り板150の長手方向両端部を、底部傾斜板122と短手方向側板140との接続部により支持させることができ、中間仕切り板150を頑丈に安定して設置することができる。
なお、中間仕切り板150は、このように底部傾斜板122と短手方向側板140との接続部によっても支持する構成としてもよいし、仕切り板受け112のみで支持する構成であってもよい。
なお、中間仕切り板150は、本体110の各構成部材と同様に、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製のフレームにFRP製の板材が装着された平板状部材である。なお、面部材の材料は、中間仕切り板150の上に載置収容する物品の重量等に応じて選択すればよく、中間仕切り板150で仕切った上部空間に重量物を収容する場合には、中間仕切り板150の面部材として、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の板材を用いるようにしてもよい。
また、本体110には、図1及び図3(C)に示すように、作業者が航空機用コンテナ100を移動させる場合に把持する取っ手113が設置されている。取っ手113は、長手方向側板130と短手方向側板140とが接続する各角部の、航空機用コンテナ100の略中間高さの位置に必要に応じて設置してあり、本実施形態においてはロープ製である。航空機用コンテナ100を搭載する航空機の貨物室は、非常に狭く余分な空間のない空間であり、航空機用コンテナ100がほぼ隙間なく密に並べられて収容される空間である。取っ手113をロープのような柔軟な部材で構成することにより、本体110から突出した構造である取っ手113を、このような空間においても他の航空機用コンテナ100や航空機貨物室の壁面等の構造に干渉することなく設置することができる。その結果、航空機用コンテナ100の収容効率を低下させることなく、また、他の航空機用コンテナ100や航空機の構造に損傷を与えることなく、航空機用コンテナ100を移動させる作業者の効率が向上させることができる。
上蓋160は、航空機用コンテナ100の内部収容空間に物品を出し入れする上部開口を閉塞する板部材である。上蓋160は、長手方向の一方の辺縁が一方の長手方向側板130の上端縁に複数個の蝶番161により設置されており、蝶番161を回転中心として回動し、コンテナ100の上部開口を開閉する。また、上蓋160には、縁部に帯状の縁が形成されており、長手方向側板130及び短手方向側板140の上端縁に外側から嵌合するように構成されている。
また、上蓋160と本体110との間には、図4(B)に示すように上蓋傾斜用バンド162が装着されており、上蓋160を開けた時に上蓋160が図4(B)に示すような所定の角度で傾斜した状態に維持されるようになっている。これにより、上蓋160の操作性が向上し、航空機用コンテナ100に対する物品の出し入れが効率よく行える。なお、上蓋傾斜用バンド162は、上蓋160の短手方向の辺縁の略中央部に設置されるリング状金具163と、本体110の短手方向側板140の上端内側の略中央部に設置されるリング状金具164との間に装着される。この構成において、上蓋傾斜用バンド162の長さを変えることにより、上蓋160を開けた時の上蓋160の姿勢(傾斜角度、停止位置)を調整することができる。
なお、上蓋160は、長手方向側板130や短手方向側板140と同様に、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製のフレームにFRP製の板材がリベット等により装着されて構成される。
また、上蓋160の、蝶番161により本体110に設置されていない側の長手方向の辺縁には、図3(A)に示すように、上蓋止めバンド165が装着されている。上蓋止めバンド165は、一端部が上蓋160の辺縁に固定され、他端部に面ファスナー(マジックテープ(「マジックテープ」は(株)クラレの登録商標))が装着された帯状部材である。上蓋160を閉塞状態に維持する時には、上蓋止めバンド165の他端部を本体110の長手方向側板130の外側に装着された図示せぬループ状の係止部材に通し、その他端部を面ファスナーでループ状に止めることにより、上蓋160は下方に引っ張られる状態となり、容易に開かない状態とされる。
保護板170は、少なくとも本体110の底部120の外側下部、すなわち所定の高さ以下の領域の外側表面に設置される緩衝材である。
前述したように、航空機用コンテナ100を航空機の貨物室に搭載する際、あるいは航空機用コンテナ100を航空機の貨物室から搬出する際には、ベルトローダを貨物室の入口に接続し、ベルトローダ上と貨物室のスライディングカーペット上との間でコンテナ100を移動させるが、この際、ベルトローダの端部と貨物室入口の端部あるいはスライディングカーペット側端部との間には段差が生じる。保護板170は、航空機用コンテナ100を航空機の貨物室に搬入出する際にこの段差に衝突する可能性のある部分を被覆するように設置することが好ましい。
また、保護板170は、航空機用コンテナ100が航空機に搬入される際に、航空機用コンテナ100の移動方向を指向する前面となる可能性のある面を形成する板の下部の所定の高さ以下の領域、すなわち、前記段差に衝突する可能性のある高さ以下の領域の外側表面に設置されていることが好ましい。
また、保護板170は、航空機用コンテナ100の所定の高さ以下の領域の外側表面の全面に装着するのがより好ましい。所定の高さとは、前述したように航空機用コンテナ100を航空機の貨物室に搭載あるいは貨物室から搬出する際に、少なくとも貨物室の入口付近において航空機用コンテナ100が通過する可能性のある段差に相当する高さである。
なお、航空機用コンテナ100が移動する方向が決まっており、前述したような段差に衝突する部分が特定できる時には、保護板170はこの部分にのみ設置しておけばよい。通常、航空機用コンテナ100が使用される航空機の機種は特定の機種に決まっており、ベルトローダやカート等の機材も航空機ごとに決まっており、また、航空機用コンテナ100を搬送する方向も決まっているので、この段差及び段差に衝突する箇所は決まってくる。保護板170は、少なくともその箇所に装着してあればよい。
本実施形態においては、航空機用コンテナ100が長手方向に移動されてベルトローダ上と貨物室のスライディングカーペット上との間で移動されるものとして、保護板170は、底部120の底板121の底面の全面、及び、底板121に接続する底部傾斜板122の外部の所定の位置より下側の部分に設置している。
本実施形態において保護板170は、樹脂シートであり、底板121及び底部傾斜板122の表面にリベットにより装着する。保護板170は、発泡樹脂シートであることが好ましい。
このような構成の本実施形態の航空機用コンテナ100においては、コンテナ100を航空機の貨物室に搭載する際、あるいはコンテナ100を航空機の貨物室から搬出する際に、ベルトローダの端部と貨物室入口の端部あるいはスライディングカーペット側端部との間の段差に衝突する可能性のある部分に、保護板170が装着されている。従って、航空機の貨物室の扉(カーゴドア)の端部や、スライディングカーペットの側端部等に、コンテナの金属面が直接当たって、衝撃により変形したり、摺れ動くことにより研削変形したりする等の不具合を防ぐことができる。
カーゴドアを含む航空機の外部との扉は、機密性を保持する必要があり非常に精密に状態が維持管理されるべき構成である。仮に変形等があると機密性が不十分となり、貨物を適切に搬送することが不可能になったり、あるいは、航空機の運航性能にも支障をきたす可能性がある。これに対して航空機に貨物を搭載する際に使用する器材として本願発明の航空機用コンテナ100を使用すれば、カーゴドア付近の構造にコンテナの金属部材が衝突して損傷を与えることが回避でき、物品を安全かつ適切に搬送することができるとともに航空機の安全性を維持することができる。
また、本実施形態の航空機用コンテナ100においては、必要に応じて内部収容空間を中間仕切り板150により上下に分割できるようにしているので、コンテナ100の収容空間に対して相対的に小さな物品を収容する際にも、物品同士を多段に積載することなく、物品を安全に収容することができる。また、種類の異なる物品等を収容する場合の管理が容易になり、物品間の種々の影響、干渉を防ぐことも可能となる。
また、本実施形態の航空機用コンテナ100においては、本体の側板、中間仕切り板及び上蓋の面部材としてFRP製の板材を使用しているので、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の板材を用いる従来の航空機用コンテナと比較して、強度を維持あるいは強くしながら、重量を大幅に軽くすることができる。従って本願発明の航空機用コンテナを使用することで、航空機においては運航コストの低減や運搬量の増加を実現することができ非常に有効である。
また、本実施形態の航空機用コンテナ100においては、ロープ製の取っ手113を具備しているので、航空機用コンテナ100の収容効率を低下させることなく、また、他の航空機用コンテナ100や航空機の構造に損傷を与えることなく、航空機用コンテナ100を移動させる作業者の効率が向上させることができる。
第2実施形態
本発明の航空機用コンテナの第2実施形態について、図5〜図10を参照して説明する。
図5は、本実施形態の航空機用コンテナの通常使用時の外観全体形状を示す図であり、図6は、その航空機用コンテナを折り畳んだ時の外観全体形状を示す図であり、図7は、その航空機用コンテナの構成を模式的に示す斜視図であり、図8、図9及び図10の各図は、各々、本実施形態の航空機用コンテナの構成を詳細に説明するための図である。
第2実施形態の航空機用コンテナ200は、基本的な構成は前述した第1実施形態の航空機用コンテナ100と同じであるが、物品を収容していない時に折り畳むことが可能な構成となっている。以下、第1実施形態の航空機用コンテナ100と共通の構成についてはその詳細な説明は省略し、航空機用コンテナ100との相違点を中心にして、本実施形態の航空機用コンテナ200について説明する。
航空機用コンテナ200の通常使用時の形状は、図5に示すように、第1実施形態の航空機用コンテナ100と同じである。航空機用コンテナ200においても、その形状は航空機の貨物室の形状等に合わせて任意の形状でよい。
航空機用コンテナ200は、図7及び図8に示すように、本体210、上蓋260及び保護板270を有し、本体210は、底部220、長手方向側板230及び短手方向側板240を有する。また、底部220は、底板221及び底部傾斜板222を有する。
これらの構成のうち、底板221、底部傾斜板222、これらを有する底部220、及び、保護板270は、前述した第1実施形態の航空機用コンテナ100の底板121、底部傾斜板122、これらを有する底部120、及び、保護板170と同一の構成、材料、機能及び作用等を有するものなのでその説明は省略する。
本体210の長手方向側板230及び短手方向側板240は、第1実施形態の航空機用コンテナ100の長手方向側板130及び短手方向側板140と同様に、底部220の周辺縁部に立設され航空機用コンテナ200の内部収容空間を形成する。
しかしながら、本実施形態の長手方向側板230及び短手方向側板240は、各々、上下に分割された2枚の側板により形成されており、上部側板は折り畳み可能に構成されている。
以下、折り畳み可能な形態の長手方向側板230及び短手方向側板240の構成について詳細に説明する。
長手方向側板230は、長手方向下部側板231及び長手方向上部側板232を有し、短手方向側板240は、短手方向下部側板241及び短手方向上部側板242を有する。
長手方向下部側板231は、コンテナ200の底部220の短手方向の断面形状と同じく下部が等脚台形状に形成された六角形形状の面部材であり、2枚の長手方向下部側板231がコンテナ200の長手方向の側面に対向配置される。
また、短手方向下部側板241は、高さ方向の幅が比較的狭いものの長方形形状に形成され、換言すれば帯状の形状に形成され、2枚の短手方向下部側板241が各々底部220の底部傾斜板222の上端縁に接続し、また、対向配置された2枚の長手方向下部側板231の両側端を接続するように対向配置される。
このように底部220に対して固定設置された各々2枚の長手方向下部側板231及び短手方向下部側板241に対して、長手方向上部側板232及び短手方向上部側板242が、各々、蝶番233、及び、蝶番243により内側(コンテナの内部側)に傾倒可能に設置される。
蝶番233は、長手方向下部側板231の上枠をなすフレームと長手方向上部側板232の下枠をなすフレームの内側に複数個設置され、蝶番234は、短手方向下部側板241の上枠をなすフレームと短手方向上部側板242の下枠をなすフレームの内側に複数個設置される。
対向する2枚の短手方向上部側板242各々の、内側上部の左右両側、すなわち内側の上隅部には、短手方向上部側板242の板面に沿って外側にピンが突出可能に移動するラッチ錠244が設置されている。また、対向する2枚の長手方向上部側板232の内側上部の左右両側、すなわち内側の上隅部には、短手方向上部側板242に設置されたラッチ錠244のピンが挿入される係合孔234が形成されている。係合孔234は、実際には、長手方向上部側板232を形成する金属フレームの内側面に形成される。
このような構成において、長手方向上部側板232及び短手方向上部側板242をともに長手方向下部側板231及び短手方向下部側板241上に立設した状態において、短手方向上部側板242に設置されたラッチ錠244のピンを長手方向上部側板232に形成された係合孔234に挿入し、ラッチ錠244を、その状態でピンが移動不能な状態とすることにより、対向する各々2枚、合計4枚の長手方向上部側板232と短手方向上部側板242とは、各々上端部が順に係合された状態となり、その状態、すなわち、各々長手方向下部側板231及び短手方向下部側板241の上部に立設した状態が維持される。
このようにして、折り畳み式の航空機用コンテナ200は、内部に収容空間が確保された組み立てられた状態とされる。
一方、航空機用コンテナ200を折り畳む時は、組み立てられた状態においてラッチ錠244を操作し、ラッチ錠244のピンを短手方向上部側板242の内部に引き込ませ、ピンを長手方向上部側板232の係合孔234から抜いた状態とする。この状態においては、長手方向上部側板232及び短手方向上部側板242の係合は解除された状態となり、まず、短手方向上部側板242が内側に傾倒(折り畳み)可能となる。短手方向上部側板242は、図10(A)に示すように、底部220の底部傾斜板222に沿った位置まで傾倒される。すなわち、折り畳まれる。
対向する2枚の短手方向上部側板242を折り畳んだら、長手方向上部側板232も折り畳み可能となるので、これを内側に折り畳む。長手方向上部側板232は、底部220の底部傾斜板222の上端縁に支持され、この底部傾斜板222の上端縁に沿った位置に水平な状態に折り畳まれる。
この状態で、後述する上蓋260を折り畳まれた短手方向上部側板242の上に被せることにより、航空機用コンテナ200は、図6及び図10に示すような折り畳まれた状態となる。
なお、これら長手方向下部側板231、長手方向上部側板232、短手方向下部側板241及び短手方向上部側板242は、各々、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製のフレームに、FRP製の板材を装着した構成である。
航空機用コンテナ200は、また、内部収容空間を上下に二分する中間仕切り板250、中間仕切り板250を設置するための仕切り板受け212、作業者がコンテナ200を移動させる場合に把持する取っ手213等を有する。これら各部の構成、材質、機能及び作用等は、いずれも、前述した第1実施形態の航空機用コンテナ100の中間仕切り板150、仕切り板受け112及び取っ手113と同じである。
本実施形態の航空機用コンテナ200の上蓋260も、その形状、構成、機能等は基本的に前述した第1実施形態の航空機用コンテナ100の上蓋160と同じである。異なる点は、航空機用コンテナ200の上蓋260は、蝶番により航空機用コンテナ200の本体に固定されていないことである。航空機用コンテナ200の上蓋260は、着脱自在に航空機用コンテナ200の上部に嵌合されて、航空機用コンテナ200が組み立てられている時には、その内部収容空間の上部開口を閉塞する。また、航空機用コンテナ200が折り畳まれている時には、折り畳まれた状態の航空機用コンテナ200の上部に嵌合載置される。
また、本実施形態の航空機用コンテナ200の上蓋260には、図8に示すように、第1実施形態の航空機用コンテナ100の上蓋160に装着されている上蓋止めバンド165と同様の上蓋止めバンド265が、長手方向の両側辺縁に設置されている。上蓋止めバンド265は、一端部が上蓋260の辺縁に固定され、他端部に面ファスナーが装着された部材である。上蓋260を閉塞状態に維持する時には、上蓋止めバンド265の他端部を本体210の長手方向側板230の外側に装着された係止部材236に通して面ファスナーでループ状に止める。これにより、上蓋260は長手方向の辺縁が各箇所において下方に引っ張られる状態となり、容易に開かない状態とされる。
このような構成の本実施形態の航空機用コンテナ200においても、前述した第1実施形態の航空機用コンテナ100と同様に、底部220の所定箇所に保護板270が装着されている。従って、航空機の貨物室の扉(カーゴドア)の端部や、スライディングカーペットの側端部等に、コンテナの金属面が直接当たって、衝撃により変形したり、摺れ動くことにより研削変形したりする等の不具合を防ぐことができる。そしてその結果、物品を安全かつ適切に搬送することができるとともに航空機の安全性を維持することができる。
また、必要に応じて内部収容空間を中間仕切り板250により上下に分割できるようにしているので、物品を安全に収容することができ、また、種類の異なる物品等を収容する場合の管理が容易になり、物品間の種々の影響、干渉を防ぐことも可能となる。
また、側板、中間仕切り板及び上蓋の面部材としてFRP製の板材を使用しているので、強度を維持あるいは強くしながら重量を大幅に軽くすることができる。
さらにまた、ロープ製の取っ手213を具備しているので、収容効率を低下させることなく、また、他のコンテナや航空機の構造に損傷を与えることなく、航空機用コンテナ200を移動させる作業者の効率が向上させることができる。
そして、特に本実施形態の航空機用コンテナ200においては、物品を収容しない時には航空機用コンテナ200を折り畳むことができる構成となっており、折り畳むと容積を略半分にすることができる。従って、物品を搬送しない時の回送時の航空機用コンテナ200の搬送効率を大幅に向上させることができる。航空機でコンテナを含む物品を搬送する際のコストは非常に高いものであるから、このように効率よくコンテナを回収できることは、航空機用コンテナの性能として非常に有効である。
また、折り畳む機構としてのラッチ錠244は、長手方向上部側板232及び短手方向上部側板242の内側に設置されている。従って物品搬送時に容易に外部からコンテナを開けることができず、物品を搬送する上でのセキュリティー性が高まる。航空機を利用して搬送する物品は、相対的に高価な物品が多いと言え、そのような点から少しでもセキュリティー性が高まることは、航空機用コンテナの性能として非常に重要である。
また、ラッチ錠244が内側に設置されることで、搬送時の振動や外部との接触等により誤って錠が外れることを確実に防止することができる。航空機により貨物を運ぶ際には、常に振動にさらされることとなるが、コンテナの外部にラッチ錠等の係止手段が露出した構成では、コンテナ同士、あるいは、コンテナと航空機貨物室の構造とが接触した際に、誤って錠が解除される可能性がある。しかし、本実施形態の航空機用コンテナ200においては、ラッチ錠244がコンテナ200の内部空間側に設置されており外部に露出していないので、このような状況によって誤って錠が解除される事態を略確実に避けることができる。
また、そのようにラッチ錠244のような構成が外部に露出していないため、航空機の貨物室のような非常に狭い空間であっても、航空機用コンテナ200が他のコンテナや航空機貨物室の壁面等の構造に干渉することがない。従って、航空機用コンテナ200の収容効率を低下させることなく、また、他の航空機用コンテナ200や航空機の構造に損傷を与えることなく、航空機用コンテナ200を移動させる作業者の効率が向上させることができる。
なお、前述した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含み、また任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、前述した実施形態の航空機用コンテナにおいては、側板及び上蓋にはFRP製の板材を使用し、底部の底板及び底部傾斜板はアルミニウム板あるいはアルミニウム合金製の板材を使用したが、各部材の面材の材料はこれに限られるものではない。収容物の重量等に応じて、底板や底部傾斜板にFRP製の面材を使用してもよく、各部材は任意の材料で形成してよい。
また、前述した各実施形態の航空機用コンテナの底部に装着される保護板は、樹脂シートに限られるものではなく、緩衝性のある部材であれば任意の部材でよい。例えば、ゴムシートや、ゴムと樹脂とが積層した積層シート等でもよい。
また、折り畳み式の航空機用コンテナにおいて、折り畳まれる各側板(長手方向上部側板及び短手方向上部側板)を係合固定する手段は、ラッチ錠に限られるものではなく、任意の係合手段でよい。
本発明は、航空機用コンテナに利用することができる。また、航空機に限られず、同様の環境において物品を搬送等するために使用される任意のコンテナに利用することができる。
100、200…航空機用コンテナ
110、210…本体
111、211…フレーム
112、212…仕切り板受け
113、223…取っ手
120、220…底部
121、221…底板
122、222…底部傾斜板
130、230…長手方向側板
231…長手方向下部側板
232…長手方向上部側板
233…蝶番
234…係合孔
236…係合部材
140、240…短手方向側板
241…短手方向下部側板
242…短手方向上部側板
243…蝶番
244…ラッチ錠
150、250…中間仕切り板
160、260…上蓋
161…蝶番
162…上蓋傾斜用バンド
163、164…リング状金具
165、265…上蓋止めバンド
170、270…保護板

Claims (6)

  1. 底板と、必要に応じて前記底板の周囲に設置される底部形成板とを有し、収容空間の下部を規定する底部と、
    前記底部の周辺縁部に沿って立設される複数の側板と、
    前記複数の側板で囲まれた収容空間の上部開口を閉塞する上蓋とを有し、
    少なくとも前記底部の所定の高さ以下の領域の外側表面に、保護板が設置されている
    ことを特徴とする航空機用コンテナ。
  2. 前記保護板は、前記底板の外側表面、及び、前記底板の周囲に沿って設置される前記底部形成板及び前記側板のうちの、当該コンテナが航空機に搬入される際に、当該コンテナの移動方向を指向する前面となる可能性のある面を形成する板の下部の所定の高さ以下の領域の外側表面に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の航空機用コンテナ。
  3. 前記複数の側板は、当該コンテナの上部に相当する部分が内側に折り畳み可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の航空機用コンテナ。
  4. 前記複数の側板の前記内側に折り畳み可能に構成されている部分は、ラッチ錠により相互に係止されて収容空間を形成するように立設された状態が維持され、前記ラッチ錠は、当該コンテナの内側の前記収容空間において操作するように設置されていることを特徴とする請求項3に記載の航空機用コンテナ。
  5. 前記コンテナの内側の前記収容空間を上下に区切るように設置される区切り板をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の航空機用コンテナ。
  6. 少なくとも前記側板は、繊維強化プラスチック(FRP)材製であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の航空機用コンテナ。
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