JPH0551042A - コイル格納用容器 - Google Patents
コイル格納用容器Info
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- JPH0551042A JPH0551042A JP3234160A JP23416091A JPH0551042A JP H0551042 A JPH0551042 A JP H0551042A JP 3234160 A JP3234160 A JP 3234160A JP 23416091 A JP23416091 A JP 23416091A JP H0551042 A JPH0551042 A JP H0551042A
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- JP
- Japan
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- coil
- box
- side walls
- columns
- steel
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/66—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for jumbo rolls; for rolls of floor covering
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイルの格納用容器であって、容器内に雨水
等が侵入することはなく、従って、コイルの梱包を簡略
化でき、荷役時および輸送時にコイルに疵および錆が発
生することはなく、しかも構造が簡単で故障が発生する
ことがなく、安価に製造し得る。 【構成】 コイル１を、その軸線を水平にして収容し、
そして、その下半部を覆うための開放された上端を有す
る鋼製下部ボックス２と、コイル１の上半部を覆うため
の、下部ボックス２の外側に昇降可能なように嵌装され
た、開放された下端および１対の蓋板４、４’によって
開閉可能な上端を有する鋼製上部ボックス３とからなっ
ており、上部ボックス３を下降させた状態で下部ボック
ス２内にコイル１を格納した後、上部ボックス３を上昇
させ、下部ボックス２に固定し、蓋板４、４’を閉じる
ことにより、コイル１を容器内に完全に格納する。
等が侵入することはなく、従って、コイルの梱包を簡略
化でき、荷役時および輸送時にコイルに疵および錆が発
生することはなく、しかも構造が簡単で故障が発生する
ことがなく、安価に製造し得る。 【構成】 コイル１を、その軸線を水平にして収容し、
そして、その下半部を覆うための開放された上端を有す
る鋼製下部ボックス２と、コイル１の上半部を覆うため
の、下部ボックス２の外側に昇降可能なように嵌装され
た、開放された下端および１対の蓋板４、４’によって
開閉可能な上端を有する鋼製上部ボックス３とからなっ
ており、上部ボックス３を下降させた状態で下部ボック
ス２内にコイル１を格納した後、上部ボックス３を上昇
させ、下部ボックス２に固定し、蓋板４、４’を閉じる
ことにより、コイル１を容器内に完全に格納する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、金属ストリ
ップや紙等のコイルを輸送する際に使用する、上記コイ
ルを格納するための容器に関するものであるのである。
ップや紙等のコイルを輸送する際に使用する、上記コイ
ルを格納するための容器に関するものであるのである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、製鉄所において製造された鋼ス
トリップコイルを、製鉄所から需要家に向けて輸送する
際には、輸送中に、コイルに疵または錆が生じ、そし
て、コイルに塵埃が付着することを防止するために、コ
イルを梱包する必要がある。
トリップコイルを、製鉄所から需要家に向けて輸送する
際には、輸送中に、コイルに疵または錆が生じ、そし
て、コイルに塵埃が付着することを防止するために、コ
イルを梱包する必要がある。
【０００３】コイルを、日本の製鉄所から外国の需要家
に向けて輸送する場合の行程の一例について、以下に述
べる。コイルを、防水紙および薄鋼板を使用して２重に
梱包し、このように２重に梱包されたコイルを、製鉄所
から船積み港に近い保税倉庫まで運搬し、保税倉庫内に
保管する。貨物船が入港すると、保税倉庫内に保管され
ているコイルを、貨物船の船艙内に搬入し、そして、船
艙内に積載する。コイルを積載した貨物船は、船積み港
を出発し目的地に近い港に到着する。到着した港におい
て、貨物船からコイルを陸揚げする。陸揚げされたコイ
ルを、コイル専用貨車等によって目的地まで輸送する。
に向けて輸送する場合の行程の一例について、以下に述
べる。コイルを、防水紙および薄鋼板を使用して２重に
梱包し、このように２重に梱包されたコイルを、製鉄所
から船積み港に近い保税倉庫まで運搬し、保税倉庫内に
保管する。貨物船が入港すると、保税倉庫内に保管され
ているコイルを、貨物船の船艙内に搬入し、そして、船
艙内に積載する。コイルを積載した貨物船は、船積み港
を出発し目的地に近い港に到着する。到着した港におい
て、貨物船からコイルを陸揚げする。陸揚げされたコイ
ルを、コイル専用貨車等によって目的地まで輸送する。
【０００４】上述した、コイルの従来の梱包および輸送
には、次のような問題がある。即ち、コイルを２重に梱
包するために、多くの手間、時間、資材および費用を必
要とする。そして、コイルを製鉄所から最終目的地に輸
送する間に、コイルの積み込み、積み降ろしおよび運搬
等の荷役作業が複数回行われるので、これらの荷役作業
時に、コイルに疵が生じやすく、雨天の際には、荷役作
業を中止しなければならない。また、保税倉庫および貨
物船の船艙内に積み重ねられたコイルの固定のために多
量の止め木、ロープ等を必要とし、しかも、航海中の貨
物船が、荒天または激しい波浪に遭遇すると、船艙内に
積載されたコイルを固定するためのロープが緩み、コイ
ルが互いに衝突して、コイルに疵が発生し、且つ、貨物
船の揺れが非常に激しい場合には、コイルを固定するロ
ープが切断し、コイルが解けて船艙内に散乱する。そし
て、陸揚げされたコイルを、陸上輸送するためには、特
別のコイル専用貨車を使用し、鉄道によって行わざるを
得ないので、コイルの輸送量に限界がある。
には、次のような問題がある。即ち、コイルを２重に梱
包するために、多くの手間、時間、資材および費用を必
要とする。そして、コイルを製鉄所から最終目的地に輸
送する間に、コイルの積み込み、積み降ろしおよび運搬
等の荷役作業が複数回行われるので、これらの荷役作業
時に、コイルに疵が生じやすく、雨天の際には、荷役作
業を中止しなければならない。また、保税倉庫および貨
物船の船艙内に積み重ねられたコイルの固定のために多
量の止め木、ロープ等を必要とし、しかも、航海中の貨
物船が、荒天または激しい波浪に遭遇すると、船艙内に
積載されたコイルを固定するためのロープが緩み、コイ
ルが互いに衝突して、コイルに疵が発生し、且つ、貨物
船の揺れが非常に激しい場合には、コイルを固定するロ
ープが切断し、コイルが解けて船艙内に散乱する。そし
て、陸揚げされたコイルを、陸上輸送するためには、特
別のコイル専用貨車を使用し、鉄道によって行わざるを
得ないので、コイルの輸送量に限界がある。
【０００５】上述した問題を解決し、コイルの二重梱包
を必要とせず、コイルの梱包を簡略化することができ、
コイルの荷役時および輸送時に、コイルに疵および錆が
発生するのを防止でき、雨天でもコイルの荷役作業を行
うことができ、そして、コイル専用貨車を使用しなくて
もコイルを陸上輸送することができるコイル格納用容器
として、特公平２−53306 号には、下記からなる金属ス
トリップコイル格納用容器が開示されている。金属スト
リップコイルを、その軸線を水平にして収容し、そし
て、その下半部を覆うための、開放された上端を有する
鋼製下部ボックス、前記コイルの上半部を覆うための、
前記下部ボックス内に昇降可能なように挿入された、開
放された下端および１対のシャッタによって開閉可能な
上端を有する鋼製上部ボックス、前記上部ボックスを垂
直に移動させるための昇降機構、および、前記上部ボッ
クスを前記昇降機構によって上昇させたときに、前記１
対のシャッタを閉じることによって、前記上部ボックス
の上端を閉鎖し、そして、前記上部ボックスを前記昇降
機構によって下降させたときに、前記１対のシャッタを
開くことによって、前記上部ボックスの上端を開放する
ためのシャッタ開閉機構（以下、先行技術という）。
を必要とせず、コイルの梱包を簡略化することができ、
コイルの荷役時および輸送時に、コイルに疵および錆が
発生するのを防止でき、雨天でもコイルの荷役作業を行
うことができ、そして、コイル専用貨車を使用しなくて
もコイルを陸上輸送することができるコイル格納用容器
として、特公平２−53306 号には、下記からなる金属ス
トリップコイル格納用容器が開示されている。金属スト
リップコイルを、その軸線を水平にして収容し、そし
て、その下半部を覆うための、開放された上端を有する
鋼製下部ボックス、前記コイルの上半部を覆うための、
前記下部ボックス内に昇降可能なように挿入された、開
放された下端および１対のシャッタによって開閉可能な
上端を有する鋼製上部ボックス、前記上部ボックスを垂
直に移動させるための昇降機構、および、前記上部ボッ
クスを前記昇降機構によって上昇させたときに、前記１
対のシャッタを閉じることによって、前記上部ボックス
の上端を閉鎖し、そして、前記上部ボックスを前記昇降
機構によって下降させたときに、前記１対のシャッタを
開くことによって、前記上部ボックスの上端を開放する
ためのシャッタ開閉機構（以下、先行技術という）。
【０００６】上述した先行技術によれば、コイルは、容
器内に格納された状態で荷役および輸送が行われるの
で、コイルの梱包は防水紙のみで済み、且つ、荷役時お
よび輸送時にコイルに疵または錆が生ぜず、雨天でもコ
イルの荷役を行うことができ、保税倉庫および貨物船の
船艙内に積み重ねられたコイルの固定のための止め木や
ロープ等を必要とせず、そして、コイルの陸上輸送を普
通の貨車またはトラックを使用して行うことができる等
の利点がある。
器内に格納された状態で荷役および輸送が行われるの
で、コイルの梱包は防水紙のみで済み、且つ、荷役時お
よび輸送時にコイルに疵または錆が生ぜず、雨天でもコ
イルの荷役を行うことができ、保税倉庫および貨物船の
船艙内に積み重ねられたコイルの固定のための止め木や
ロープ等を必要とせず、そして、コイルの陸上輸送を普
通の貨車またはトラックを使用して行うことができる等
の利点がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行技術に
は、次のような問題がある。 (1) 下部ボックス内に昇降可能なように挿入された上部
ボックスを垂直に移動させるための昇降機構、および、
上部ボックスを上昇させたときに、１対のシャッタを閉
じることによって、上部ボックスの上端を閉鎖し、そし
て、上部ボックスを下降させたときに、１対のシャッタ
を開くことによって、上部ボックスの上端を開放するた
めのシャッタ開閉機構を必要とするため、構造が複雑で
あり、製造コストが上昇する。 (2) 上述した昇降機構およびシャッタ開閉機構に故障が
発生しやすい。 (3) 下部ボックス内にコイルを収容し、そして、上部ボ
ックスを上昇させて、１対のシャッタによって上部ボッ
クスの上端を閉じても、下部ボックスと上部ボックスと
の間には隙間が生ずる。その結果、隙間から雨水等が容
器内に侵入して、コイルに錆が発生するおそれがある。
は、次のような問題がある。 (1) 下部ボックス内に昇降可能なように挿入された上部
ボックスを垂直に移動させるための昇降機構、および、
上部ボックスを上昇させたときに、１対のシャッタを閉
じることによって、上部ボックスの上端を閉鎖し、そし
て、上部ボックスを下降させたときに、１対のシャッタ
を開くことによって、上部ボックスの上端を開放するた
めのシャッタ開閉機構を必要とするため、構造が複雑で
あり、製造コストが上昇する。 (2) 上述した昇降機構およびシャッタ開閉機構に故障が
発生しやすい。 (3) 下部ボックス内にコイルを収容し、そして、上部ボ
ックスを上昇させて、１対のシャッタによって上部ボッ
クスの上端を閉じても、下部ボックスと上部ボックスと
の間には隙間が生ずる。その結果、隙間から雨水等が容
器内に侵入して、コイルに錆が発生するおそれがある。
【０００８】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、容器内に雨水等が侵入することはなく、従っ
て、コイルの二重梱包を必要とせず、コイルの梱包を簡
略化することができ、コイルの荷役時および輸送時に、
コイルに疵および錆が発生するのを防止でき、雨天でも
コイルの荷役作業を行うことができ、コイル専用貨車を
使用しなくてもコイルを陸上輸送することができ、しか
も、構造が簡単で故障が発生することがなく、そして、
安価なコイル格納用容器を提供することにある。
を解決し、容器内に雨水等が侵入することはなく、従っ
て、コイルの二重梱包を必要とせず、コイルの梱包を簡
略化することができ、コイルの荷役時および輸送時に、
コイルに疵および錆が発生するのを防止でき、雨天でも
コイルの荷役作業を行うことができ、コイル専用貨車を
使用しなくてもコイルを陸上輸送することができ、しか
も、構造が簡単で故障が発生することがなく、そして、
安価なコイル格納用容器を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題を解決するためなされたものであって、この発明のコ
イル格納用容器は、コイルを、その軸線を中心として格
納し、そして、その下半部を覆うための、鋼板製の方形
の底壁と、４枚の下部側壁と、開放された上面と、そし
て、前記底壁の４隅の各々に１本づつ垂直に固定された
４本の下部支柱とからなる、方形の横断面形状を有する
鋼製下部ボックスと、前記下部支柱に沿って昇降可能な
ように前記下部ボックスの外側に嵌装された、４枚の上
部側壁と、４本の上部支柱と、相対向する前記上部側壁
の上端にその一側端が軸着された蓋板によって開閉可能
な上端と、そして、開放された下端とからなる、前記コ
イルの上半部を覆うための、方形の横断面形状を有する
鋼製上部ボックスとからなっており、前記下部支柱に沿
ってその最高位置にまで上昇させた前記上部ボックス
を、前記下部ボックスに固定するための、前記下部ボッ
クスの前記下部支柱の各々の上部に設けられたピン止め
用孔と、前記上部ボックスの前記上部支柱の各々の下部
に設けられた、前記下部ボックスの前記ピン止め用孔と
共同する別のピン止め用孔と、前記ピン止め用孔および
前記別のピン止め用孔内に着脱可能に挿入されるピンと
からなることに特徴を有するものである。
題を解決するためなされたものであって、この発明のコ
イル格納用容器は、コイルを、その軸線を中心として格
納し、そして、その下半部を覆うための、鋼板製の方形
の底壁と、４枚の下部側壁と、開放された上面と、そし
て、前記底壁の４隅の各々に１本づつ垂直に固定された
４本の下部支柱とからなる、方形の横断面形状を有する
鋼製下部ボックスと、前記下部支柱に沿って昇降可能な
ように前記下部ボックスの外側に嵌装された、４枚の上
部側壁と、４本の上部支柱と、相対向する前記上部側壁
の上端にその一側端が軸着された蓋板によって開閉可能
な上端と、そして、開放された下端とからなる、前記コ
イルの上半部を覆うための、方形の横断面形状を有する
鋼製上部ボックスとからなっており、前記下部支柱に沿
ってその最高位置にまで上昇させた前記上部ボックス
を、前記下部ボックスに固定するための、前記下部ボッ
クスの前記下部支柱の各々の上部に設けられたピン止め
用孔と、前記上部ボックスの前記上部支柱の各々の下部
に設けられた、前記下部ボックスの前記ピン止め用孔と
共同する別のピン止め用孔と、前記ピン止め用孔および
前記別のピン止め用孔内に着脱可能に挿入されるピンと
からなることに特徴を有するものである。
【００１０】次に、この発明のコイル格納用容器を、金
属ストリップコイルを格納する場合について、図面を参
照しながら説明する。図１は、この発明のコイル格納用
容器の１実施態様を示す概略正面図、図２は図１の概略
側面図、図３は図１の概略平面図、図４は、図１の容器
において上部ボックスが下部ボックスの外側に下降した
状態を示す概略正面図、図５は、図１の容器における下
部ボックスの概略斜視図、そして、図６は、図１の容器
における上部ボックスの概略斜視図である。
属ストリップコイルを格納する場合について、図面を参
照しながら説明する。図１は、この発明のコイル格納用
容器の１実施態様を示す概略正面図、図２は図１の概略
側面図、図３は図１の概略平面図、図４は、図１の容器
において上部ボックスが下部ボックスの外側に下降した
状態を示す概略正面図、図５は、図１の容器における下
部ボックスの概略斜視図、そして、図６は、図１の容器
における上部ボックスの概略斜視図である。
【００１１】図面に示すように、この発明にかかるコイ
ル格納用容器は、金属ストリップコイル１を、その軸線
を水平にして収容し、そして、その下半部を覆うための
開放された上端を有する鋼製下部ボックス２と、コイル
１の上半部を覆うための、下部ボックス２の外側に昇降
可能なように嵌装された、開放された下端および１対の
蓋板４、４’によって開閉可能な上端を有する鋼製上部
ボックス３とからなっている。
ル格納用容器は、金属ストリップコイル１を、その軸線
を水平にして収容し、そして、その下半部を覆うための
開放された上端を有する鋼製下部ボックス２と、コイル
１の上半部を覆うための、下部ボックス２の外側に昇降
可能なように嵌装された、開放された下端および１対の
蓋板４、４’によって開閉可能な上端を有する鋼製上部
ボックス３とからなっている。
【００１２】下部ボックス２は、方形の鋼板製の底壁５
と、底壁５の相対向する両側に設けられた１対の鋼板製
のコイル受け９と、４枚の鋼板製の下部側壁６と、そし
て、底壁５の４隅の各々に１本づつ垂直に固定された、
Ｌ字形断面形状を有する４本の鋼製の下部支柱７とから
なっている。底壁５および１対のコイル受け９は、コイ
ル１を、その軸線を中心として格納するのに充分な面積
を有している。下部側壁６および下部支柱７は、コイル
１の高さの約半分の高さを有している。下部ボックス２
内にコイル１を収容したときに、コイル１の中心孔1aが
露出するように、４枚の下部側壁6a,6b,6c,6d のうち、
格納されるコイル１の軸線方向の相対向する下部側壁6
a,6b には、所定深さおよび所定巾の凹部12が形成され
ている。相対向する下部側壁6c,6d の内面には、補強用
のブレース８が取り付けられている。
と、底壁５の相対向する両側に設けられた１対の鋼板製
のコイル受け９と、４枚の鋼板製の下部側壁６と、そし
て、底壁５の４隅の各々に１本づつ垂直に固定された、
Ｌ字形断面形状を有する４本の鋼製の下部支柱７とから
なっている。底壁５および１対のコイル受け９は、コイ
ル１を、その軸線を中心として格納するのに充分な面積
を有している。下部側壁６および下部支柱７は、コイル
１の高さの約半分の高さを有している。下部ボックス２
内にコイル１を収容したときに、コイル１の中心孔1aが
露出するように、４枚の下部側壁6a,6b,6c,6d のうち、
格納されるコイル１の軸線方向の相対向する下部側壁6
a,6b には、所定深さおよび所定巾の凹部12が形成され
ている。相対向する下部側壁6c,6d の内面には、補強用
のブレース８が取り付けられている。
【００１３】底壁５上には、下部ボックス２内に収容さ
れたコイル１を動かないように支持するための１対の鋼
板製のコイル受け９が設けられている。コイル受け９の
両端は、相対向する下部側壁6a,6b に固定されている。
コイル受け９の背面は、複数個の台形状のブラケット10
によって補強されている。４本の下部支柱７の各々の下
端には、下部隅金物11が取り付けられている。４本の下
部支柱７の各々の上部には、下部ボックス２に、上昇さ
せた上部ボックス３を固定するための上部ピン止め用孔
13が設けられており、そして、４本の下部支柱７の各々
の下部には、下降させた上部ボックス３を固定するため
の下部ピン止め用孔14が設けられている。15は、フォー
クリフトのフォーク挿入用の孔である。28,29,30は、フ
レームである。
れたコイル１を動かないように支持するための１対の鋼
板製のコイル受け９が設けられている。コイル受け９の
両端は、相対向する下部側壁6a,6b に固定されている。
コイル受け９の背面は、複数個の台形状のブラケット10
によって補強されている。４本の下部支柱７の各々の下
端には、下部隅金物11が取り付けられている。４本の下
部支柱７の各々の上部には、下部ボックス２に、上昇さ
せた上部ボックス３を固定するための上部ピン止め用孔
13が設けられており、そして、４本の下部支柱７の各々
の下部には、下降させた上部ボックス３を固定するため
の下部ピン止め用孔14が設けられている。15は、フォー
クリフトのフォーク挿入用の孔である。28,29,30は、フ
レームである。
【００１４】上部ボックス３は、方形の横断面形状を有
しており、４枚の鋼板製の上部側壁16と、Ｌ字形断面形
状を有する４本の鋼製の上部支柱17と、開放された下端
と、そして、１対の蓋板４，４’によって開閉可能な上
端とからなっている。上部ボックス３は、その上部支柱
17を、下部ボックス２の下部支柱７の外面に沿わせて、
昇降可能なように、下部ボックス２の外側に嵌装されて
いる。上部側壁16および上部支柱17はコイル１の高さの
約半分の高さを有している。上部支柱17の下部支柱７に
沿う移動を容易ならしめるために、上部支柱17の内面
に、図示しない滑材またはローラが取り付けられてい
る。
しており、４枚の鋼板製の上部側壁16と、Ｌ字形断面形
状を有する４本の鋼製の上部支柱17と、開放された下端
と、そして、１対の蓋板４，４’によって開閉可能な上
端とからなっている。上部ボックス３は、その上部支柱
17を、下部ボックス２の下部支柱７の外面に沿わせて、
昇降可能なように、下部ボックス２の外側に嵌装されて
いる。上部側壁16および上部支柱17はコイル１の高さの
約半分の高さを有している。上部支柱17の下部支柱７に
沿う移動を容易ならしめるために、上部支柱17の内面
に、図示しない滑材またはローラが取り付けられてい
る。
【００１５】上部ボックス３を下部ボックス２の外側に
下降させた状態で、下部ボックス２内にコイル１を収容
したときに、コイル１の中心孔1aが露出するように、４
枚の上部側壁16a,16b,16c,16d のうち、格納されるコイ
ル１の軸線方向の相対向する上部側壁16a,16b には、下
部側壁6a,6b の凹部12と合致する凹部18が形成されてお
り、凹部18には、開閉可能な蓋板19が取り付けられてい
る。上部側壁16a,16b,16c,16d の各々の外面には、補強
用のブレース20が取り付けられている。
下降させた状態で、下部ボックス２内にコイル１を収容
したときに、コイル１の中心孔1aが露出するように、４
枚の上部側壁16a,16b,16c,16d のうち、格納されるコイ
ル１の軸線方向の相対向する上部側壁16a,16b には、下
部側壁6a,6b の凹部12と合致する凹部18が形成されてお
り、凹部18には、開閉可能な蓋板19が取り付けられてい
る。上部側壁16a,16b,16c,16d の各々の外面には、補強
用のブレース20が取り付けられている。
【００１６】上部ボックス３の上端の開閉可能な１対の
蓋板４，４’は、格納されるコイル１の軸線方向と平行
な上部側壁16c,16d の上端に、蝶番によって開閉可能に
軸着されている。１対の蓋板４，４’の他端は、閉鎖時
に互いに重ね合わされて、上部ボックス３内を水密に密
閉する構造になっている。蓋板４，４’には、開閉用の
把手25が取り付けられている。上部側壁16a,16b に形成
された凹部18を開閉する蓋板19は、凹部18の下端に、蝶
番によって開閉可能に軸着されている。蓋板19の表面両
側には、ストッパ21が取り付けられており、蓋板19を閉
じた状態で、ストッパ21を上部側壁16a,16b 側に水平移
動させることにより、蓋板19を上部側壁16a,16b に固定
することができる。なお、図６に示す上部ボックスの概
略斜視図は、一方の蓋板４のみを示している。
蓋板４，４’は、格納されるコイル１の軸線方向と平行
な上部側壁16c,16d の上端に、蝶番によって開閉可能に
軸着されている。１対の蓋板４，４’の他端は、閉鎖時
に互いに重ね合わされて、上部ボックス３内を水密に密
閉する構造になっている。蓋板４，４’には、開閉用の
把手25が取り付けられている。上部側壁16a,16b に形成
された凹部18を開閉する蓋板19は、凹部18の下端に、蝶
番によって開閉可能に軸着されている。蓋板19の表面両
側には、ストッパ21が取り付けられており、蓋板19を閉
じた状態で、ストッパ21を上部側壁16a,16b 側に水平移
動させることにより、蓋板19を上部側壁16a,16b に固定
することができる。なお、図６に示す上部ボックスの概
略斜視図は、一方の蓋板４のみを示している。
【００１７】４本の上部支柱17の各々の上端には、上部
隅金物22が取り付けられている。また、４本の上部支柱
17の各々の下部には、上昇させた上部ボックス３を下部
ボックス２に固定するための別のピン止め用孔23が設け
られている。格納されるコイル１の軸線方向の上部側壁
16a,16b の各々の下端には、上部ボックス３を上昇させ
たときに、下部ボックス２の下部側壁6a,6b に形成され
た凹部12を塞ぐための塞ぎ板24が取り付けられている。
隅金物22が取り付けられている。また、４本の上部支柱
17の各々の下部には、上昇させた上部ボックス３を下部
ボックス２に固定するための別のピン止め用孔23が設け
られている。格納されるコイル１の軸線方向の上部側壁
16a,16b の各々の下端には、上部ボックス３を上昇させ
たときに、下部ボックス２の下部側壁6a,6b に形成され
た凹部12を塞ぐための塞ぎ板24が取り付けられている。
【００１８】上述したこの発明にかかるコイル格納用容
器によれば、コイル１は、以下に述べるようにして容器
内に格納される。図４に示すように、上部ボックス３を
下部ボックス２の外側に下降させる。そして、上部ボッ
クス３の上端の蓋板４，４’、および、上部ボックス３
の上部側壁16a,16b に形成された凹部18の蓋板19を開い
ておく。
器によれば、コイル１は、以下に述べるようにして容器
内に格納される。図４に示すように、上部ボックス３を
下部ボックス２の外側に下降させる。そして、上部ボッ
クス３の上端の蓋板４，４’、および、上部ボックス３
の上部側壁16a,16b に形成された凹部18の蓋板19を開い
ておく。
【００１9 】この状態において、コイル１を、その軸線
を水平にして、下部ボックス２内に格納し、そして、下
部ボックス２の底壁５上に設けられたコイル受け９によ
ってコイル１を支持し、且つ、図示しないベルトによっ
て、コイル１をコイル受け９に固定する。この状態にお
ける容器の高さは、コイル１の中心孔1aの高さよりも高
い。しかしながら、上部ボックス３の上部側壁16a,16b
に形成された凹部18の蓋板19を開くことにより、上部側
壁16a,16b の凹部18および下部ボックス２の下部側壁6
a,6b の凹部12を通して、コイル１の中心孔1aは露出す
る。従って、クレーン、リフタまたはＣ型フック等を使
用してコイル１を下部ボックス２内に容易に格納するこ
とができる。
を水平にして、下部ボックス２内に格納し、そして、下
部ボックス２の底壁５上に設けられたコイル受け９によ
ってコイル１を支持し、且つ、図示しないベルトによっ
て、コイル１をコイル受け９に固定する。この状態にお
ける容器の高さは、コイル１の中心孔1aの高さよりも高
い。しかしながら、上部ボックス３の上部側壁16a,16b
に形成された凹部18の蓋板19を開くことにより、上部側
壁16a,16b の凹部18および下部ボックス２の下部側壁6
a,6b の凹部12を通して、コイル１の中心孔1aは露出す
る。従って、クレーン、リフタまたはＣ型フック等を使
用してコイル１を下部ボックス２内に容易に格納するこ
とができる。
【００２０】次いで、上部ボックス３の４本の上部支柱
17の各々に設けられた下部ピン止め用孔23が、下部ボッ
クス２の４本の下部支柱７の各々に設けられた上部ピン
止め用孔13に合致するまで、クレーンによって上部ボッ
クス３を吊り上げ、上部ボックス３を下部ボックス２の
下部支柱７に沿って上昇させる。そして、各１組の上部
ボックス３のピン止め用孔23と、下部ボックス２の上部
ピン止め用孔13とにピン26を挿入することによって、上
昇した上部ボックス３を下部ボックス２に固定する。次
いで、上部ボックス３の上端の蓋板４，４’を閉じ、且
つ、上部ボックス３の上部側壁16a,16b に形成された凹
部18の蓋板19を閉じ、これをストッパ21で固定する。な
お、下部ボックス２の下部側壁6a,6b の凹部12は、上部
ボックス３の上部側壁16a,16b の各々の下端に設けられ
た塞ぎ板24によって塞がれる。かくして、図１に示すよ
うに、コイル１の上半部は、上部ボックス３によって覆
われ、コイル１は、容器内に完全に格納される。
17の各々に設けられた下部ピン止め用孔23が、下部ボッ
クス２の４本の下部支柱７の各々に設けられた上部ピン
止め用孔13に合致するまで、クレーンによって上部ボッ
クス３を吊り上げ、上部ボックス３を下部ボックス２の
下部支柱７に沿って上昇させる。そして、各１組の上部
ボックス３のピン止め用孔23と、下部ボックス２の上部
ピン止め用孔13とにピン26を挿入することによって、上
昇した上部ボックス３を下部ボックス２に固定する。次
いで、上部ボックス３の上端の蓋板４，４’を閉じ、且
つ、上部ボックス３の上部側壁16a,16b に形成された凹
部18の蓋板19を閉じ、これをストッパ21で固定する。な
お、下部ボックス２の下部側壁6a,6b の凹部12は、上部
ボックス３の上部側壁16a,16b の各々の下端に設けられ
た塞ぎ板24によって塞がれる。かくして、図１に示すよ
うに、コイル１の上半部は、上部ボックス３によって覆
われ、コイル１は、容器内に完全に格納される。
【００２１】上述したようにして、コイル１が格納され
た容器は、目的地まで海上輸送および陸上輸送され、こ
こで、コイル１は、以下に述べるようにして容器から取
り出される。上部ボックス３の上端の蓋板４，４’を開
き、クレーンによって上部ボックス３を僅かに上昇さ
せ、その状態で、各１組の上部ボックス３のピン止め用
孔23および下部ボックス２の上部ピン止め用孔13から、
ピン26を抜き取る。次いで、クレーンによって上部ボッ
クス３を吊り降ろし、上部ボックス３を下部ボックス２
の下部支柱７に沿って、下部支柱７の外側に下降させ
る。次いで、上部ボックス３の上部側壁16a,16b に形成
された凹部18の蓋板19を開き、上部側壁16a,16b の凹部
18および下部ボックス２の下部側壁6a,6b の凹部12を通
して、コイル１の中心孔1aを露出させ、クレーン、リフ
タまたはＣ型フック等を使用してコイル１を下部ボック
ス２内から取り出す。
た容器は、目的地まで海上輸送および陸上輸送され、こ
こで、コイル１は、以下に述べるようにして容器から取
り出される。上部ボックス３の上端の蓋板４，４’を開
き、クレーンによって上部ボックス３を僅かに上昇さ
せ、その状態で、各１組の上部ボックス３のピン止め用
孔23および下部ボックス２の上部ピン止め用孔13から、
ピン26を抜き取る。次いで、クレーンによって上部ボッ
クス３を吊り降ろし、上部ボックス３を下部ボックス２
の下部支柱７に沿って、下部支柱７の外側に下降させ
る。次いで、上部ボックス３の上部側壁16a,16b に形成
された凹部18の蓋板19を開き、上部側壁16a,16b の凹部
18および下部ボックス２の下部側壁6a,6b の凹部12を通
して、コイル１の中心孔1aを露出させ、クレーン、リフ
タまたはＣ型フック等を使用してコイル１を下部ボック
ス２内から取り出す。
【００２２】このようにして、容器からコイル１を取り
出した後、上部ボックス３の上端の蓋板４，４’を閉
じ、そして、上部側壁16a,16b の蓋板19を閉じこれをス
トッパ21で固定する。次いで、上部ボックス３のピン止
め用孔23と、下部ボックス２の下部ピン止め用孔14とに
ピン26を挿入して、上部ボックス３を下降させた状態で
下部ボックス２に固定する。そして、このような容器の
複数個を積み重ねた状態で返送する。なお、上部ボック
ス３の上部側壁16a,16b の蓋板19を閉じるのは、上部ボ
ックス３を下降させた後に行ってもよい
出した後、上部ボックス３の上端の蓋板４，４’を閉
じ、そして、上部側壁16a,16b の蓋板19を閉じこれをス
トッパ21で固定する。次いで、上部ボックス３のピン止
め用孔23と、下部ボックス２の下部ピン止め用孔14とに
ピン26を挿入して、上部ボックス３を下降させた状態で
下部ボックス２に固定する。そして、このような容器の
複数個を積み重ねた状態で返送する。なお、上部ボック
ス３の上部側壁16a,16b の蓋板19を閉じるのは、上部ボ
ックス３を下降させた後に行ってもよい
【００２３】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明にかかる
コイル格納用容器によれば、下記の工業上有用な効果が
もたらされる。 (1) 構造が簡単であり、故障が生ずるようなことはな
く、且つ、製造コストが安価である。 (2) 上部ボックス３は、下部ボックス２の外側に嵌装さ
れており、上部ボックス３の上端は蓋板４，４’によっ
て閉鎖され、そして、下部ボックス２の下端は鋼板製の
底壁５によって閉鎖される。従って、上部ボックス２の
蓋板４，４’を閉じることにより、容器内は密閉状態に
保たれ、容器内に雨水等が侵入することはないので、コ
イルの二重梱包を必要とせず、コイルの梱包を簡略化す
ることができ、このようにコイルの梱包を簡略化して
も、コイルに疵および錆が発生することはなく、雨天で
もコイルの荷役作業を行うことができる。 (3) コイル専用貨車を使用しなくてもコイルを陸上輸送
することができ、且つ、目的地でコイルを降ろした後の
空の容器は、上部ボックス３を下部ボックス２の外側に
下降させた上、複数個の容器を積み重ねて返送すること
ができる。従って、多数の容器を一時に返送することが
可能である。
コイル格納用容器によれば、下記の工業上有用な効果が
もたらされる。 (1) 構造が簡単であり、故障が生ずるようなことはな
く、且つ、製造コストが安価である。 (2) 上部ボックス３は、下部ボックス２の外側に嵌装さ
れており、上部ボックス３の上端は蓋板４，４’によっ
て閉鎖され、そして、下部ボックス２の下端は鋼板製の
底壁５によって閉鎖される。従って、上部ボックス２の
蓋板４，４’を閉じることにより、容器内は密閉状態に
保たれ、容器内に雨水等が侵入することはないので、コ
イルの二重梱包を必要とせず、コイルの梱包を簡略化す
ることができ、このようにコイルの梱包を簡略化して
も、コイルに疵および錆が発生することはなく、雨天で
もコイルの荷役作業を行うことができる。 (3) コイル専用貨車を使用しなくてもコイルを陸上輸送
することができ、且つ、目的地でコイルを降ろした後の
空の容器は、上部ボックス３を下部ボックス２の外側に
下降させた上、複数個の容器を積み重ねて返送すること
ができる。従って、多数の容器を一時に返送することが
可能である。
【図１】この発明の１実施態様を示す概略正面図であ
る。
る。
【図２】図１の概略側面図である。
【図３】図１の概略平面図である。
【図４】図１の容器において上部ボックスが下部ボック
スの外側に下降した状態を示す概略正面図である。
スの外側に下降した状態を示す概略正面図である。
【図５】図１の容器における下部ボックスの概略斜視図
である。
である。
【図６】図１の容器における上部ボックスの概略斜視図
である。
である。
【符号の説明】 １ コイル ２ 下部ボックス ３ 上部ボックス 4,4'蓋板 ５ 底壁 ６ 下部側壁 ７ 下部支柱 ８ ブレース ９ コイル受け 10 ブラケット 11 下部隅金物 12 凹部 13 上部ピン止め用孔 14 下部ピン止め用孔 15 フォーク挿入孔 16 上部側壁 17 上部支柱 18 凹部 19 蓋板 20 ブレース 21 ストッパ 22 上部隅金物 23 ピン止め用孔 24 塞ぎ板 25 把手 26 ピン 27,28,29,30 フレーム
Claims (1)
- 【請求項１】 コイルを、その軸線を中心として格納
し、そして、その下半部を覆うための、鋼板製の方形の
底壁と、４枚の下部側壁と、開放された上面と、そし
て、前記底壁の４隅の各々に１本づつ垂直に固定された
４本の下部支柱とからなる、方形の横断面形状を有する
鋼製下部ボックスと、前記下部支柱に沿って昇降可能な
ように前記下部ボックスの外側に嵌装された、４枚の上
部側壁と、４本の上部支柱と、相対向する前記上部側壁
の上端にその一側端が軸着された蓋板によって開閉可能
な上端と、そして、開放された下端とからなる、前記コ
イルの上半部を覆うための、方形の横断面形状を有する
鋼製上部ボックスとからなっており、前記下部支柱に沿
ってその最高位置にまで上昇させた前記上部ボックス
を、前記下部ボックスに固定するための、前記下部ボッ
クスの前記下部支柱の各々の上部に設けられたピン止め
用孔と、前記上部ボックスの前記上部支柱の各々の下部
に設けられた、前記下部ボックスの前記ピン止め用孔と
共同する別のピン止め用孔と、前記ピン止め用孔および
前記別のピン止め用孔内に着脱可能に挿入されるピンと
からなることを特徴とする、コイル格納用容器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234160A JPH0551042A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | コイル格納用容器 |
| US07/923,852 US5184743A (en) | 1991-08-21 | 1992-07-31 | Container for housing coil |
| DE69201417T DE69201417T2 (de) | 1991-08-21 | 1992-08-18 | Behälter für eine Rolle. |
| EP92114096A EP0528408B1 (en) | 1991-08-21 | 1992-08-18 | Container for housing coil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234160A JPH0551042A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | コイル格納用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551042A true JPH0551042A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16966601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234160A Pending JPH0551042A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | コイル格納用容器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5184743A (ja) |
| EP (1) | EP0528408B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0551042A (ja) |
| DE (1) | DE69201417T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100406249B1 (ko) * | 2001-08-08 | 2003-11-21 | 김미수 | 금속 스트립 코일 운반용 컨테이너 장치 |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2703334B1 (fr) * | 1993-03-30 | 1995-06-02 | Affival Sa | Conditionnement pour un élément filiforme enroulé sur lui-même pour former une pluralité de spires. |
| US5588372A (en) * | 1994-05-09 | 1996-12-31 | National-Standard Company | Stackable dispensing apparatus for wire reels |
| JPH11501272A (ja) * | 1995-03-02 | 1999-02-02 | イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー | フィルムロール用の再使用可能な梱包箱 |
| US5515977A (en) * | 1995-08-10 | 1996-05-14 | Union Camp Corporation | Edge protecting packaging and distribution system for rolled laminar stock |
| BE1012255A3 (nl) * | 1998-10-28 | 2000-08-01 | Brans Christiaan Francois Ivo | Transportplatform voor rollen plaatstaal of dergelijke. |
| US6186275B1 (en) * | 1999-08-06 | 2001-02-13 | LES HéLICOPTèRES CANADIENS LIMITéE | Basket transportable by helicopter for use on elevated cables or installations |
| US7350662B2 (en) * | 2004-07-15 | 2008-04-01 | Gatewood Products, Llc | Modular reusable vehicle shipping crate |
| US7762417B2 (en) * | 2004-07-15 | 2010-07-27 | Gatewood Products, Llc | Modular reusable vehicle shipping crate |
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| US9238470B2 (en) | 2010-06-04 | 2016-01-19 | Kaci Intermodal Systems, Llc | Enclosed railway freight car or over-the-road trailer van having walls and roof movable in a vertical direction |
| US8469191B2 (en) * | 2010-10-27 | 2013-06-25 | Ashworth Bros., Inc. | Apparatus for storing, transporting and dispensing conveyor belts |
| AU2010257221B2 (en) | 2010-12-15 | 2016-10-06 | Commscope Technologies Llc | Assembly for dispensing cable |
| CN102633051A (zh) * | 2011-02-12 | 2012-08-15 | 林艳 | 可调式卷钢集装托架 |
| CN102887291B (zh) * | 2012-09-20 | 2015-03-25 | 平高集团有限公司 | 大直径环形工件的车载包装箱及超大型均压环包装结构 |
| US9932201B2 (en) | 2014-09-25 | 2018-04-03 | Tenaris Coiled Tubes, Llc | Coil tubing spool handling device |
| DE102015012728A1 (de) | 2015-10-01 | 2017-04-06 | Alzchem Ag | Lager- und Transportcontainer für Fülldrähte |
| US11208257B2 (en) | 2016-06-29 | 2021-12-28 | Trinity Bay Equipment Holdings, LLC | Pipe coil skid with side rails and method of use |
| WO2019152779A2 (en) | 2018-02-01 | 2019-08-08 | Trinity Bay Equipment Holdings, LLC | Pipe coil skid with side rails and method of use |
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| US3830381A (en) * | 1972-04-27 | 1974-08-20 | Sea Land Service | Truck and outsize cargo container |
| IT1109563B (it) * | 1978-09-29 | 1985-12-23 | Italrame Spa | Dispositivo per l immagazzinamento il trasporto il sollevamento e la utilizzo della vergella |
| US4732528A (en) * | 1986-10-14 | 1988-03-22 | Cold Metal Products Corp. | Returnable skid and method and assembly using same |
| US4714169A (en) * | 1987-03-26 | 1987-12-22 | Chrysler Motors Corporation | Collapsible/expandable shipping rack |
| JPS63307063A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-14 | Toreede Ooshiyan Rain:Kk | 金属ストリツプコイル格納用容器 |
| EP0318960B1 (en) * | 1987-11-30 | 1992-09-30 | Shigenobu Furukawa | Roll cargo transportation container |
| JPH0253306A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-22 | Sony Corp | ミキサ回路 |
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-
1991
- 1991-08-21 JP JP3234160A patent/JPH0551042A/ja active Pending
-
1992
- 1992-07-31 US US07/923,852 patent/US5184743A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-18 EP EP92114096A patent/EP0528408B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-18 DE DE69201417T patent/DE69201417T2/de not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0528408B1 (en) | 1995-02-15 |
| DE69201417T2 (de) | 1995-08-10 |
| DE69201417D1 (de) | 1995-03-23 |
| EP0528408A1 (en) | 1993-02-24 |
| US5184743A (en) | 1993-02-09 |
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