JPH09504920A - レーザーを使用した高解像度画像映写システム及び方法 - Google Patents

レーザーを使用した高解像度画像映写システム及び方法

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JPH09504920A JP7510949A JP51094995A JPH09504920A JP H09504920 A JPH09504920 A JP H09504920A JP 7510949 A JP7510949 A JP 7510949A JP 51094995 A JP51094995 A JP 51094995A JP H09504920 A JPH09504920 A JP H09504920A
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イー. ハージス,デビッド
フリント,グラハム
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レーザー パワー コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 マイクロレーザー及び/又はダイオードレーザーアレイ(11)を採用した画像映写システムである。各アレイ内の各レーザーは個々にアドレス可能である。本システムは3のリニア式レーザーアレイを含み、それそれ赤色(12)、緑色(13)、青色(14)であり、個々にアドレス可能なレーザーはそれぞれ入力画像信号(21)に従ってパワーされて変調される。レーザーダイオードポンプでエネルギーが与えられるマイクロレーザーアレイが使用されるとき、レーザーダイオードポンプは等価アレイ(15、16、17)に形成される。レーザー出力ビームは2色プリズム(31)で組み合わされ、回転するときに2次元走査を行う回転マルチファセット走査鏡面(22)から反射する。スキャナーから反射した画像ビームはイメージレンズ(24)とスペックルエリミネータ(25)とを通過し、映写スクリーン(27)に到達する。本発明はさらに画像ビームを発生させて走査する方法と、新規なスペックルエリミネータと、望む結果を達成するために理想的にスペースを閉じるように形態化されたマイクロレーザーアレイとを含む。1実施例においては、レーザーダイオードポンプはビデオ信号で直接的に変調され、別実施例においては、マイクロレーザー出力はスペース光変調アレイを利用して変調される。

Description

【発明の詳細な説明】 レーザーを使用した高解像度画像映写システム及び方法 技術分野 本発明は光源としてレーザーを使用した画像映写機(イメージプロジェクター )に関する。特定すれば本発明は、高解像度フルカラー画像の映写において固体 マイクロレーザーまたはヘテロ構造(heterostructure)ダイオードレーザー、 あるいはそれら両方が使用される映写システム(装置)に関する。 背景技術 情報処理技術の急速な発展は、多様な状況においてデシジョンメーカーに重要 な情報を伝達する表示システムに対する需要を増大させている。1つの深刻な限 定要因は、高フレーム速度と高解像度とに対する要求を、コンパクトで、比較的 廉価で、しかも高性能な光学源で満たす表示システムの性能分野に存在する。 2つの基本的な原理である光変調(light modulation)とダイレクト光放出( エミッション:emission)とがビデオ映写機に使用されている。光変調のデザイ ンにおいては、ビーム光は個々の表示要素(ピクセル:画素)をオン/オフに切 り替えることができる光学アレイ(optical array)を通過する。液晶表示(L CD)パネルは通常の光変調器(モジュレータ)である。他様式の光モジュレー タとしてはオイルフィルム(oil film)や可変式マイクロミラー(deformable m icro-mirror)等がある。ダイレクト光放出式映写機は自身の光を放出する。最 も一般的なダイレクトエミッション装置はCRT映写機であり、家庭用TV映写 機や高電力産業用大型スクリーンに使用されている。ダイレクトエミッション映 写機は光変調(モジュレーション)映写機よりも本質的に構造が単純である。原 理的にはダイレクトエミッション映写機は制御可能な光源と光学部品とのみで構 成 される。CRT映写機の進化は、その本来的単純構造ゆえに、ダイレクトエミッ ション表示機構がいかに容易に製造され、後日スケールアップされて輝度と解像 レベルとが高められるかを実証している。 高鮮明度テレビ(HDTV)とコンピュータディスプレイの解像条件が高まる につれ、CRT式映写機は根本的な物理的限界に近づいている。従って、この主 流映写技術の解像度と輝度とをさらに上昇させるには抜本的な技術改革が必要と されている。残念ながら、有効なダイレクトエミッション技術はほとんど存在せ ず、技術者はビデオ情報やコンピュータ情報の映写には別手法を探求してきた。 その結果、多数の異なる技術を利用した多様な光変調式映写機が誕生した。しか しこのタイプの映写機は諸々の共通問題を抱えている。その1つは、光モジュレ ータ(変調機)を通過する光量を最大にするような高性能光源の必要性である。 さらに、そのような変調装置は小型でなければならない。これらの要求に応える のは困難であり、多くの場合には達成可能な結果が直接的に制限される。 従来技術に関連する限定要因をさらに理解するには、ビデオ映写分野の4つの 主要な競合技術の作動特性を簡単に検討してみることが役立つであろう。これら の4映写システムを特定すれば、CRT映写機、光バルブ映写機、受動(passiv e)マトリックスパネル、並びに能動(active)マトリックスパネルである。 CRT映写機:CRT映写機は従来式モノクロCRT映写機と類似している。 違いはCRT映写機がずっと高いビーム電流で作動することである。彩色システ ムは3の独立CRTシステムを使用して構築されており、各々のCRTシステム は自身のレンズを有している。ユーザはこれら3ビームを色彩調整(registrati on)するために定期的な収束(convergence)調整をする必要がある。製造過程 で収束される3体の色彩管(color tube)を使用する単レンズ映写機の製造試行 は一般的なものではない。 光バルブ映写機:光バルブ映写機はCRT映写機の欠点のいくつかに対処する ために開発されてきた。光バルブシステムの利点は、光源とモジュレーション( 変調)要素とがデカップリング(decoupled)されていることである。電子ビー ムオイルフィルム光バルブ方式の光バルブ映写機は25年以上も以前に開発され た。このようなシステムにおいては、オイルフィルムは画像源として使用されて いる。映写光の強度はそのオイルフィルムの変形度によって制御される。しかし 、そのようなシステムは構造が非常に複雑で、大きく、高価であり、組立てと維 持とが困難である。 オイルフィルムアプローチの代わりとしてLCD光バルブを使用したアプロー チがなされている。現在のところLCDマトリックスは入力光を減少させる単純 構造シャッタとしては使用されておらず、LCD材料を活性化させるために入力 信号に対応する刺激(stimulus)が使用されており、その後に別な出力光源にカ ップリングされる。非常に高い解像度(5000x7000)がLCDアプロー チによって達成されている。しかし熱慣性(thermal inertia)によって、この 解像度での書き込み速度は非常に遅く、2体の40ミリワットレーザーを使用し た表示更新には3.5分を要する。従って、この超高解像度も非常に遅い書き込 み速度と非常に高いコストとで帳消しにされる。 受動マトリックスパネル:LCDパネルを光変調機(モジュレータ)として使 用するさらに単純な方法は、光源と映写光学部品との間にそのパネルをインター ポーズ(interpose)することである。このようなパネルは、受動マトリックス または能動マトリックスのいずれかで活性化が可能である。受動ドライブ技術と 能動ドライブ技術との双方において、複数のLCDセル(cell)が縦横列でなる マトリックス内にアレンジされ、縦横列ドライバー回路によって駆動(drive) される。受動マトリックスドライブシステムにおいては、LCDセルみみが各交 点に存在する。このマトリックス内の各々のLCDセルをエネルギー化(energi ze)するために時間多重化スキーム(time-multiplexing scheme)が使用される 。残念ながら、受動マトリックスパネルの遅い反応時間は、テレビ信号のごとき 素早く変化する情報を表示するためには不適である。また、LCDセル間の混信 は重大な欠点となる。 能動マトリックスパネル:能動マトリックスパネルは、すべてのLCD箇所で のLCDセルに加えて、薄フィルムトランジスタ(TFT)のごときスイッチ装 置と保存要素(キャパシタ)とを含む。各スイッチ/キャパシタは、多重化され たドライブシステムからの短時間パルスのための「サンプルホールド(sample-h old:S/H)」回路として機能する。各LCDセルは自身のS/H回路によっ てドライブされ、他のLCDセルとはデカップリングされており、混信を最少限 にとどめている。さらに、能動マトリックスLCDセルを素早く反応するように 構成することが可能である。50ミリ秒までの更新速度(update rate)は能動 パネルによって容易に達成が可能である。しかし、能動マトリックスパネルは製 造が困難であり、非常に困難な技術を必要とする。全生産量は一連の処理ステッ プの結果であり、一般的にはそれぞれのステップでロスが発生する。 画像の創出、特にレーザーを介したダイレクト表示用のオリジナル映像を再現 する連続セットの電子信号の創出(”ビデオ創造”(imaging))におけるレー ザーの使用は従来から周知である。例えば、米国特許第3,549,800号と 第3,721,756号(ベーカー)、第3,571,493号と第3,621 ,133号(ベーカー他)、第3,737,573号(ケスラ)、第3,818 ,129号(ヤマモト)、第3,958,863号、第3,977,770号及 び第3,994,569号(アイザックス他)、第3,636,251号(デイ リー他)、並びに第4,720,747号と第4,851,918号(クローリ )を参照。また、タネダ他の「高品質レーザーカラーテレビ表示」(映画とテレ ビ技術者協会誌、第82巻、6号(1973)、タネダ他の「1125走査線レ ーザーカラーTV表示」(SLD国際シンポと探求(1973))、及びヤマモ トの「レーザー表示」(進歩及び画像ピックアップと表示、アカデミックプレス 社、第2号(1975))、並びにグレンの「表示、高鮮明度テレビとレーザー 」(SLD国際シンポと探求(1993))が存在する。一般的なビデオ創造技 術に関しては、米国特許第3,507,984号(スタビス)と第3,727, 001号(ゴトリーブ)とを参照。 前記特許でダイオードポンプ式マイクロレーザー技術(diode pumped microla ser technology)またはレーザーアレイベース(laser array based)のアプロ ーチに関係するものは存在しない。本発明に関しては多様な赤色、緑色、青色( RGB)固体レーザー映写技術が研究されている。このような研究対象には電気 ポンプ式青/緑半導体レーザー、赤外線レーザーの非線形ミクシングまたは周波 数ダブリング、及び赤外線ダイオードポンプ式固体アップコンバージョン(upco nversion)レーザーが含まれている。しかしこれらの研究の全ては赤色、緑色、 及び青色源個々に焦点を当てており、それらの色の1つに充分なパワーを提供す ることができるものであり、以下に説明する本発明のアレイアプローチとは異な る方法で明るく輝く表示を提供する。 改良型レーザー映写表示システムは、フルマルチメディア集積型映写機を必要 とする者を対象にしている。例としては、2人から5000人の団体に表示を提 供する企業、産業及び学校/研究所を対象にしている。そのようなユーザはコン ピュータ表示とオーディオ/ビジュアル(A/V)表示のために良画質、フルモ ーション性能、及び集積音響を要求する。 発明の開示 一般的に言えば本発明は画像を作成するためにダイオードポンプ式マイクロレ ーザー及び/又はダイオードレーザーアレイ源を使用したビデオ表示システムを 含む。本発明の実用的な目的は、HDTV解像を24ビットカラーと組み合わせ た約7.5フィート(約228cm)(対角)のスクリーンに高明度(>1000ルー メン)の映写表示を達成させることである。 本質的に本発明は高解像度画像映写システム(装置)であり、この画像映写シ ステムの3主要色の各々に対する多重(マルチ)レーザーアレイと、各アレイの 各レーザーに個々にアドレス(address)するための手段と、各レーザーのビー ム強度出力を変調(モジュレーション)させる手段と、それらの出力が互いに正 確にレジスタ(register)するように各々のレーザー出力を組み合わせる手段と 、各組合されたレーザービーム出力の2次元走査(スキャニング)のための装置 と、 走査されたビームを映写ビームにするための光学手段とを含む。 代表的な表示システムはそれぞれ120のレーザー要素(element)でなる3 のリニアアレイ(linear array:赤色アレイ、緑色アレイ、青色アレイ)を利用 している。このようなアレイの特定形態は本明細書において開示されている。光 源アレイは2次元で走査される。各水平走査中に120のビデオラインが書き込 まれ、1200ライン画像を完成させるには10回の走査が必要である。走査さ れている最中に、レーザー強度は近赤外線ダイオードレーザーポンプエネルギー を介して直接的に変調され、そのダイオードへの電流も併せて変調される。ある いはそれらマイクロレーザーは連続波モードでのラン(run)が可能であり、外 部強度モジュレータのリニアアレイが利用可能である。 このタイプの走査は、連続的傾斜ファセット(tilted facet)を有した多辺ス キャナー(polygonal scanner)で好適に達成される。2の隣接するファセット 間の傾斜角は、次の水平走査が実施されたときに映写画像が120ラインだけ下 方移動するように定められる。ファセット角の許容誤差条件はダイヤモンド加工 で充分に達成が可能な範囲である。 このアプローチの利点は、その走査形態の平行特性によって単ビームアプロー チに較べ、個々のビームレット(beamlet)の要求される振幅変調バンド幅(req uired amplitude modulation bandwidth)が120だけ減少することである。 外部変調器(モジュレータ)の必要性は、もし個々のレーザー要素がアレイに 送られる電気信号によって直接的に変調されるなら排除される。 本発明はまた、映写システム内に斑点除去器(スペックルエリミネータ:spec kle eliminator)を内蔵させ、典型的にはモノクロ光源に関係するスペックル( 斑点)を減少または除去する手段をも含む。 これらパラメータは本発明の以下の解説において使用されるが、それらはあく までも例示用である。画像は1200内外のライン数で構成されており、各レー ザーアレイは120要素以外のものでもよい。 図面の簡単な説明 本発明の目的、利点及び特徴は、添付図面を参照に付した以下の詳細な説明に よってさらに深く理解されよう。 図1は本発明装置(システム)の基本実施例の理論的略図である。 図2は本発明の機能要素の略図である。 図3は本発明装置に使用される2色プリズムアセンブリ(dichroic prism ass embly)の平面図である。 図4は本発明装置に使用される走査ポリゴン(polygon)の斜視図である。 図5はヒートシンク(heat sink)と熱電気クーラ(TEC)とを含んだ12 0要素/cmの個々にアドレス可能なマイクロレーザーの斜視図である。 図6は本発明のマイクロレーザーアレイ映写システムの平面図である。 図7は図6の装置の斜視図である。 図8は本発明に使用されるスペックルエリミネータの理論図である。 図9は本発明に使用されるダイオードレーザーポンプ式マイクロレーザーの1 例を示している。 図10は本発明に使用される形態の120要素ポンプ式マイクロレーザーの理 論図である。 図11は外部接続を使用しない本発明のマイクロレーザーアレイ用のリニアア レイスペース光モジュレータ(spatial light modulator)の斜視図である。 図12は本発明の好適実施例である図1の類似システムの理論図であり、図1 1の変調機のいくつかが利用されている。 図12Aは図12に示されたものと同じ方位関係(オリエンテーション)にあ るスペース光モジュレータの拡大斜視図である。 本発明を実施するための最良態様 ダイオードポンプ式固体レーザーの近年の進歩はコンパクトで高性能な可視コ ヒーレントマイクロレーザー源を可能なものとした。小型で軽量を要求される適 用法はマイクロレーザー映写システムに最適である。このような装置は、稀土類 イオンドープされた(rare-earth ion doped)固体レーザー用のポンプ源として 発達している近赤外線ダイオードレーザー技術を利用しており、近赤外線放射光 のコヒーレントな狭バンド幅可視光への変換を可能にしている。さらに、可視へ テロ構造(heterostructure)ダイオードレーザーの現在進行中の研究は、開示 されている表示形態へ補正が可能なコンパクトな赤、緑、及び青ダイオードレー ザーアレイの実現を約束している。 本発明のダイレクトエミッションレーザーに関するアプローチは、前記の従来 技術に付随する映写機デザインの問題を解決することを意図している。その性能 の問題によって高強度光源が消滅し、アパーチャの制限によって熱吸収光が消滅 し、さらに、複雑で高価な機械式システムが消滅した。大きなデフレクション( deflection)システムと光学部品を必要としないため、また、本質的な小型化可 能性のために、レーザー映写技術を使用した非常に明るくてコンパクトな映写機 の提供が可能になった。映写機システムへの採用が容易であるため、この研究ア プローチは革命的なものであり、これは20年来のものまでが存在する従来技術 の単なる進化ではない。 マイクロレーザー映写技術を従来技術と比較するには、それらの究極的実用性 に関連する2つの基本的パラメータを研究することが有効であろう。最初のパラ メータは光学性能(optical efficiency)と定義することができ、この場合これ は光源への入力のワットあたりの出力ルーメンである。2番目はコストとの両立 性である。すなわち、特定の適用法の条件に対して対象技術が提供する解決法の コストパーフォーマンスの程度である。ウイリアム グレンのOSA会議での論 文「コンパクトな青−緑レーザー(1993年2月)」からの要約として、中型 スクリーンと大型スクリーンディスプレイ市場で競合する可能性を秘めた技術に 使用されたパラメータは、表1に掲載されている。 中型投影機(プロジェクター)の場合には、表1から明らかなように、効率的でコスト 効果的な技術領域は直ちにCTRダイレクトビュー、光バルブ、及び固体レーザ ーに絞られる。一方、大型スクリーンの場合には光バルブと固体レーザーとだけ に絞られる。今日まで、中型と大型映写での両立性を示す技術間の競争は、光バ ルブと固体レーザーとに絞られていた。 開示された高解像映写システムの好適実施例の主要部は可視マイクロレーザー 技術を利用している。前記したように、ヘテロ構造ダイオードレーザーはマイク ロレーザーアレイとそれらのポンプレーザーダイオードの代用として使用が可能 である。この特定例はマイクロレーザーを使用しており、その用語(マイクロレ ーザー)または「レーザー」のいずれかがそれら両タイプの光エミッターを含ん で本文中にて使用されている。 赤/緑/青(RGB)マイクロレーザーシステムはそれぞれが1基本色で作動 する3体のレーザーまたはレーザーアレイで構成されており、現在のところ表示 (ディスプレー)用としては最も効率的で、明るい白色光映写源である。マイク ロレーザーは650nm、530nm、470nm、及び450nmで以下に説 明するように作動する。このスペクトルでの光源(optical source)は従来の液 晶光バルブ(LCLV)アプローチや、暗体(blackbody)スペクトル光源を使 用する映写技術よりも大きなカラー領域を提供する。 典型的なHDTV要件は、1200レーザーアレイを約14.3msでの水平 走査による1200ラインx1400画素の解像度の取得で満たされる。あるい は、それよりも少ない数のマイクロレーザーを含んだアレイを多様なマルチ走査 ジオメトリ(geometry)で使用することも可能である。例えば、本文で開示した マルチ走査アプローチにおいて、各々120マイクロレーザー要素を有した3の リニアアレイ(赤、緑、青)が利用可能である。光源アレイは2次元で走査され る。各水平走査で120ビデオラインが書き込まれ、1200ライン画像を完成 するには10回の走査が必要である。レーザーが走査される間、それらは個々の ダイオードレーザーポンプ源(レーザー発光エネルギー供給源)に適用される電 流によって直接的に強度変調(intensity modulated)される。 本発明の例示的実施例は図1と図2とに示されている。これらの図において、 120の赤色マイクロレーザー要素のアレイ12と、120の緑色マイクロレー ザー要素のアレイ13と、120の青色マイクロレーザー要素のアレイ14とで 構成される光発生マイクロレーザーアレイモジュール11が示されている。各マ イクロレーザーアレイには等価なポンプダイオードアレイ15、16、及び17 がそれぞれに隣接して配置されている。ダイオードパワーを制御するビデオ信号 または画像信号はケーブル21を介してそれらポンプダイオードに適用される。 アレイ12、13、及び14からのパワーされて変調された光ビームはリレイレ ンズアセンブリ23を介して走査ポリゴン22に適用される。走査光ビームはイ メージレンズアセンブリ24、スペックルエリミネータ25、映写レンズ26、 及び映写スクリーン27を通過する。このスペックルエリミネータは本システム の好適要素ではあるが、必須要素ではない。 多くの高解像フォーマットは図1と図2のアレイアプローチと装置とで、ある いはそれらの変形で達成が可能である。例えば、フレーム更新レート(frame re fresh rate)70Hzノンインターレスのもので1200ラインx1400ピク セル(画素)のHDTV要件を満たすには、120要素アレイ内の個々のマイク ロレーザーを490KHzのレートで強度変調させることが可能である。一方、 各ピクセルの効果的なグレーレベルとカラーとはダイオード電流とRGBビーム 内の相対パワーの強度とで決定される。 前記タイプの走査フォーマットは、連続傾斜ファセットを有したポリゴン(多 辺)スキャナー22で達成が可能である。2ファセット間の傾斜角は、次の水平 走査が実行されたときに映写画像を120ラインだけシフトさせるものである。 例えば、2の隣接ファセット間の傾斜角は0.6°であろう。そのようなスキャ ナーホイール(wheel)を製造するには周知なダイヤモンド加工技術で充分であ る。 図1と図2とに略図で示されている前述技術による完成映写システムは3のレ ーザーアレイを使用し、それらを組み合せて走査し、大型スクリーン上に画像と して映写する。図示のごとく、そのレーザーアレイに続く光学トレイン(optica l train)は6の主要要素を含む。これらは2色プリズムコンバイナ31、リレ ーレンズ23、ポリゴン走査ミラー22、イメージレンズ24、スペックルエリ ミ ネータ25、及び映写レンズ26である。最終画像は映写スクリーン27上に焦 点される。 図3の2色プリズムコンバイナ(prism combiner)31のジオメトリは、プリ ズムアウトプット(出力)32から見たとき、個々のマイクロレーザーアレイか らの出力が互いに正確にレジスタするようにアレンジされる。図6と図7からマ イクロレーザーアレイが2色プリズムに対してどのようにアレンジされるかが理 解されよう。赤色アレイ12はプリズムのフェース33とペア状態にて隣接する 。赤色マイクロレーザー出力光ビームは通路34、35、及び36を通過し、出 力ビーム32に至る。緑色アレイ13はプリズムのフェース37に同様に隣接す る。緑色マイクロレーザー出力光ビームは通路38、35、及び36を通過し、 出力ビーム32に至る。青色アレイ14はプリズムのフェース41に同様に隣接 する。青色マイクロレーザー出力光ビームは通路42、43、及び36を通過し 、出力ビーム32に至る。従来から良く知られているように、2色プリズムのフ ェース45、47、51、52、及び53には特定の波長を反射し、他の波長を 通過させるように適当なコーティングが施されている。例えば、フェース45は 赤光波を反射し、フェース52と53とは赤光波に対して透明である。プリズム に対する赤光波、緑光波、及び青光波インプットの位置と、このシステムの構造 ジオメトリとは、マイクロレーザーアレイアクセスにおける最大便宜を提供する ものである。関連リレーレンズ23は、スキャナー22のフェースサイズとフェ ースまでの距離にマッチした小径の出口ピューピル(exit pupil)を創出する。 このピューピルの位置は走査ポリゴンの表面と合致するようにアレンジされる。 全部で20のファセット(10進行角にて各2)を使用する典型的な傾斜ファ セットポリゴンスキャナーは図4に図示されている。この20面スキャナーはフ ァセット61とファセット62とのグループで設計されている。各々のグループ は10の異なるピラミッド状の角度を有しており、各特定角度は正反対側のファ セットで複写されている。最初の10面セットのファセットは番号61で示され ており、他方の10面の反復セットは番号62で示されている。この形態によっ てスキャナーの連続的ファセットは全画面高の10%分だけ画面を増大させる。 ポリゴンの半径は約50mm程度であり、70フレーム/秒を達成するのに必要 な回転速度は2,100rpmである。各スキャナーファセット61と62が、 各ファセットグループ内の1ファセットから隣接ファセットへと垂直に対して0 .6°だけ変化する角度を有しているこの特定形態に対して、180°の回転に てスイープ(sweep)は垂直に6°だけ移動する。次の回転グループは同じ垂直 ポジションでスタートし、さらに180°の回転でスイープを6°だけ移動させ る。一方、各ファセットは約8°の水平角でサブテンド(subtend)する。もち ろん、異なる要素パラメータではこれらは変化するであろう。 イメージレンズ24はスキャナー22の典型的にはコリメートされた出力を使 用し、映写レンズ26の入口ピューピルと共役(conjugate)である出口ピュー ピルを提供するようにデザインされている。このレンズは幾分複雑ではあるが、 この複雑さは画像平面(image plane)を約200mm越えた位置にある出口ピ ューピルと共同で約40度の色彩矯正対角フィールド(color corrected diagon al field)を提供するという条件によるものである。複合レンズ配置(compound lense arangement)は従来の技術であり、よって、ここでは詳述しない。 図1に示されるシステムは特定のパラメータを備えた映写スクリーン27を含 む。前述のように、そのスクリーンは対角線で7.5フィートもある大きなもの でもよい。平面スクリーンでも壁面でも構わず、あるいは凹面でもよい。このシ ステムはいかなるタイプの映写面にも適している。 120要素独立アドレス式マイクロレーザーアレイの理論的レイアウトは図5 に示されている。ボード65は、例えばレーザーダイオードアレイ15に伝達さ れるビデオ信号のためにコネクタ67を提供するプリント回路66を有している 。これらのダイオードはプリズム31の面33への赤色出力光を発生するように アレイ12のマイクロレーザーをポンプする。ボード65の他方側にはヒートシ ンクとTEC71とが搭載されている。(赤色、緑色、青色光ビームを提供する )3体のこのようなアレイが結合型(コンバイン)プリズムに搭載されると、図 6 と図7とに示す形態を備えた映写システムに利用が可能となる。本システムの図 面は、主要なシステム要素、すなわちマイクロレーザーアレイ、コンバインプリ ズム、リレーレンズ、走査ポリゴンアセンブリ、イメージレンズ、スペックルエ リミネーション装置、及び最終映写レンズ間の3次元関係を示している。 これらの構造システム図には、ビデオ信号がインプット21を介して提供され る映写コントロールカード73と、このカード73にケーブル75で接続されて いるダイオードドライバーカード74とが示されている。ケーブル76、77、 及び78はそれぞれのレーザーダイオード/マイクロレーザーモジュールをドラ イバーカード74に接続している。シャシー81はさらに電力源82と補助電力 源83とを含む。 レーザー源がビデオ画像映写に使用されるとき、スクリーンでの各ピクセルは 多数の拡散源(scattering source)を含む。観視者によって見られる信号の強 度はこれら拡散ポイントの各々からの信号の総合強度である。よって、非移動モ ノクロ源(non-moving monochromatic source)と非移動スクリーンとの存在に よって、そのビデオ画像は斑点(スペックル)と呼ばれる複雑な妨害パタンを含 む。 従来のレーザーベース映写システムは狭バンドレーザー源に本質的な画像スペ ックルの問題に悩まされてきた。このようなスペックルは観視される画像内の微 粒子状強度の”むら”(fluctuation)として現れ、観視者の頭部が横方向に多 少でも動くたびにその”むら”の特定配分はランダム方式で自動的に再アレンジ される。スペックルの視覚的影響は画像の美観を損なわせ、画像解像度を低下さ せる。従って、高解像度表示システムにおいては、これらの斑点を排除すること は一般的に必須である。 スペックル排除が可能な多くの方法の中で、それぞれ異なる4アプローチをこ こで簡単に解説する。それぞれは映写光学部(optics)内の中間焦点面(interm ediate focal plane)に光通路ランダム化媒体(optical path randomizing med ia)を導入している。これら4体のランダム化媒体はそれぞれ、”スピンディフ ュージョンプレート”(spinning difusion plate)、”流体ディフューザ”(f lowing fluid diffuser)、”非流体ディフューザ”(non-flowing fluid diffu ser)、”ニューテイションディフュージョンプレート”(nutating diffusion plate)である。 スピンディフューザが映写システムの画像プレートに配置されていれば、スペ ックル排除は横断プレート速度(tranverse plate velocity)に対して数センチ /秒以上で実行される。このような装置に付随した弱点は、その伝達の非効率性 (〜50%)と、その出力の大数アパーチャ(large numerical aperture)と、 それらが大型なことである。最初の2弱点を回避するため、前述の研磨(ground )ガラス面を、ガラスプレート間に支持された薄ワックスシートで置換えること ができる。これによって、スクリーンの前方伝送量を85%から95%領域に増 加させることができ、同時にハーフマキシマム(FWHM)範囲にて10°−2 0°の全幅の前方拡散円錐形(forward scattering cone)と連帯で高解像度を 維持することができる。 流体ディフューザは対となって近接したガラスプレートであり、それらの間に は非常に不透明な液体が流される。この理論のテストは補正流体懸濁アセトン( correction fluid suspension acetone)で実施された。このような製品の1例 は「液体紙」(リキッドペーパー:liquid paper:ジレット社の商標)である。 適度な流体速度で、この技術は斑点を完全に排除する。しかし、伝達効率が低く 、ポンプと配管との不便さを伴う。 液体ディフューザ内に懸濁された粒子が充分に小さければ、斑点は流体が存在 せずとも排除される。この現象は拡散粒子のブラウン運動によって引き起こされ る。従って、移動部分を有しない単純でコンパクトな装置が得られる。このタイ プのスペックルエリミネータの弱点は、以下の現在最良と考えられているシステ ムと較べてその伝達効率が限定されることである。 現時点では、スペックル除去のための最良アプローチは新規なニューテイショ ンディフュージョン形態である。この好適実施スペックル除去アプローチは、小 型装置の製造が可能であることとは別に、ワックスラミネートディフューザ(ス ピンディフューザに関して前述)の好適特性を利用している。映写システム内の 中間画像よりも少々大きなリニアディメンション(linear dimension)を有した スクリーンが使用される。このスクリーンはスプリングで支えられ、ビデオ画像 ビームの映写軸(projection axis)に垂直な平面で振動される。理論例は図8 に示されている。スクリーン25はシャシー81に搭載されたアパーチャプレー ト86からのスプリング要素85に支えられている。そのニューテイションは直 交電磁石87と88とによってスクリーン25内で発生する。画像ビームはプレ ート86内の開口部(アパーチャ)91を通過し、さらにスペックルエリミネー タプレート25を通過する。 2本の直交軸に関するモーションは、単軸に沿った単純調和モーションに関連 するゼロ速度(zero velocity)の周期的モーメントを避けるため、これらモー ション間の90度の位相シフトと共にプレート25内で引き起こされる。その結 果、軌道サンダー(orbital sander)の接触面とほぼ同様な、急速なニューテイ ションを受ける非回転ディフューザが提供される。従って、全画像域は同一モー ションの影響を受ける。60Hzで1mmの移動は、約20cm/秒の一定横断 速度を提供する。これによって、画像ビーム自体よりも断面積でほんの少々大き い程度の廉価な装置が提供される。 画像映写に適したマイクロレーザーは、典型的には固体稀土類再ドープゲイン 媒体(gain medium)のウェハー94を研磨(polish)し、そのウェハーの両面が 平坦で平行となるようにすることで製造される(図9参照)。このウェハーの厚 みはレーザーキャビティ(cavity)の長さに対応する。それは約1mm程度であ る。適当な誘電コーティング95と96がその研磨面に直接堆積され、2鏡面式 スタンディングウェーブキャビテイ(two-mirror standing wave cavity)の鏡 面を形成する。 AlGaAs量子井戸装置(quantum well device)のごとき近赤外線ダイオ ードレーザーは、インプット(入力)97で示されるようにマイクロレーザーを 長軸方向にポンプする(エネルギー供給する)のに使用される。ダイオードレー ザ ー波長は稀土類イオンの強力吸収バンド域に温度チューニングすることができ、 非常に効率的な操作を可能にする。フラット−フラットキャビティ(flat-flat cavity)の平面均等性はポンプビーム97で破壊される。ポンプビーム97はそ の結晶をポンプするときに熱を蓄積する。その熱はポンプされた容積(volume) から外側へと拡散するので、オシロモード(oscillating mode)の横方向ディメ ンションを、典型的には直径100−200μmと定義する熱ウェーブガイド( thermal waveguide)を形成する。そのアウトプット(出力)は101で表され ている。さらに小型モードが必要とされれば、凸曲面形状をマイクロレーザー表 面に提供することが可能である。 マイクロレーザーから可視光を発生させるために利用される技術の1つは、ア ルミニウムガリウムヒ化物(AlGaAs)のダイオードレーザーポンプされた ネオジミウムイオン(Nd3+)でドープされた装置の近赤外線放射の周波数ダブ リング(doubling)に基づいている。AlGaAs出力はNd3+の0.809μ m吸収過渡部(トランジション:transition)にチューニングされ、レーザー放 出は1.3μm、1.06μm、及び0.9μmにて達成される。従来式周波数ダ ブリング技術を使用し、0.65μm、0.53μm、及び0.45μmでの可視 光が得られる。このように、赤色、緑色、青色レーザー出力が達成される。多様 な色彩レーザービームを発生させる特定技術は本発明システムには不要である。 本発明に利用が可能な技術は本文と従来文献とに充分開示されている。周波数ダ ブリングは、別な非リニア結晶(nonlinear crystal)との組合せによる稀土類 ドープされた結晶のごとき1稀土類ドープされた非リニア材料、あるいは、2隣 接材料で達成が可能である。 個々のマイクロレーザーはホストウェハー内で小さな容積を占めるだけであり 、その容積はウェハー平面に垂直な軸に沿ってポンプされるため、マイクロレー ザーのアレイを1ウェハー内に採用することは簡単なことである。この点でマイ クロレーザーのアレイジオメトリは、ポンプダイオードレーザーアレイの特性と 、前記の横断モードディメンションとによってのみ限定される。 マイクロレーザーアレイの製造のための1つのアプローチは、エタロン平行誤 差(etalon parallelism tolerance)でスラブ(slab)または粒子材料のシートを 平坦で平行に研磨することである。このスラブはダイオードレーザーアレイに接 合カップリング(butt-coupled)され、レーザー活動は各ダイオードレーザーポ ンプのポジションにて生じる。しかし、フラット−フラットマイクロレーザース ラブ(flat-flat mlicrolaser slab)においては、最小スポットサイズ、すなわ ちここでは個々のマイクロレーザー要素の最小中央−中央スペースは、熱拡散と 、得られる熱誘導されたインデックスウェーブガイド(thermally induced inde x-waveguide)のサイズとによって限定される。ダイオードポンプスポットが非 常に小さい場合においても、熱ウェーブガイド効果はスポットサイズと中央−中 央スペースを〜100μmに限定する。これはHDTV条件のボーダーラインで ある100エミッター/cmに対応するが、このアプローチは本発明のシステム には有効であろう。 さらに高密度のマイクロレーザーアレイを達成するため、その材料の表面を、 マイクロレーザーモードサイズが表面湾曲によって決定され、ポンプ誘導熱ウェ ーブガイド効果によって決定されないように調整することが可能である。中央− 中央エミッタースペース(center-to-center emitter spacing)<100μmを 達成し、混信を妨害するため、20μm程度の横断モード径を提供するように1 要素マイクロレーザーキャビティのデザインは選択されなければならない。典型 的な屈折率が1.8のマイクロレーザー材料に対して、20μmモード径は長さ 300μmの共焦点共振器(共焦点共振器はキャビティ長に等しい凸面/鏡面半 径の湾曲部(curvature)を必要とする)で達成される。図10に示すような凸 面はレーザースレスホールド(lasing threshold)を減少させる。屈折率は異な るレーザー材料で異なるが、その情報は必要に応じて容易に入手できる。 個々にアドレスされたダイードレーザーアレイは〜100mW出力/エミッタ ーの83μm中央−中央スペースで創られてきた。アレイ内の各要素は出力アパ ーチャ1x20μmと、出力波長約0.809μmで<1nmエミッションバン ド 幅との1モードダイオードである。これらの特性はNd3+ドープされたマイクロ レーザーをポンプするのに充分に適している。また、そのような装置は、1MH z増幅変調バンド幅に対してテストされたが、隣接エミッター間の光学的混信の 兆しは皆無であった。 赤色波長領域で作動するAlGaInPのごとき新型可視ヘテロ構造ダイオー ドレーザー、緑色と青色波長で作動するCdZnSeやAlGaInNのごとき II−VIダイオードレーザーが利用可能になるにつれ、これら要素は前記のマ イクロレーザーの代用として本システムで利用が可能になった。 図10の特定形態は単に例示として提供されている。前記のごとくのレーザー 材料112のシート111は、単一シートあるいは複合シートであり、研磨され 、前述の適当な誘電材料でコーティングされた平坦面113を含む。反対側11 4は多数の凸形状部(convex protrusion)115で形成されており、各々は個 々のマイクロレーザーを定義している。その表面、あるいは少なくともその凸部 分は研磨され、適当な誘電材料でコーティングされている。図示のごとく、表面 114の突起体115の直径は約50μmである。ダイオードレーザーポンプ要 素116は各凸面115と整合している。各ダイオードレーザーは強度において 個々に変調されており、その関連マイクロレーザーを0.809μmエネルギー 117でポンプし、レーザーアクションを誘引させ、適切な画像強度で適切な波 長出力121(赤色、緑色、または青色)が発生される。そのように発生された レーザー光は、本システムの解説に関する前述内容のごとくに利用される。 10mm長のレーザー材料ストリップ体内での120のマイクロレーザーの存 在が前提となっている。隣接マイクロレーザー要素間の中央−中央スペースは8 3μm程度である。本システムの形態によってはそれより少なくてもよく、約2 5μmスペース程度でもよい。ストリップ体あるいはシート111の厚みは30 0μm程度であり、各突起体115の湾曲半径は少なくとも300μm程度であ る。湾曲半径が少なくともキャビティの長さと等しいこの関係は小型レーザーモ ードと安定レーザーアクションとを確実にするために維持されなければならない 。 各マイクロレーザーがポンプされるとき、約20μm径のビームを発生させる。 このパラメータセットはあくまでも例示である。このように個々にアドレス可能 なマイクロレーザーの適切なアレイと、それらに関連した個々のダイオードレー ザーポンプ要素とが提供され、図1から図7に示されるシステムを望む方式にて 作動させる。 本発明の画像映写システムに対する条件を満たすため、そのマイクロレーザー アレイモジュールは以下の特性を有しなければならない。すなわち、約100要 素/cmであり、1MHz以上の変調バンド幅/要素であり、コントラスト比を 100:1以上にする充分に小さな混信状態であり、伝達効率が85%以上であ り、ドライブ電圧が80v以下であり、低コストであり、大量生産が可能なこと である。 別好適実施例のレーザー/変調アレイモジュールは図11、図12、及び図1 2Aにて示されている。図12は図1のものに類似しており、図11のリニアア レイスペース光モジュレータ131が追加されている。本発明のこの実施例は特 に前記の基準を満足させるものである。例として、このマイクロレーザーアレイ は、セラミックス電子光学材料である鉛ランタナムジルコネートチタネート(le ad lanthanum zirconate titanate:PLZT)を基礎としたスペース光モジュレー タ(spatial light modulator)を採用している。この材料はフラッシュブライ ンドゴグル(flash blindness goggle)のごとき光モジュレータの適用(light modulator application)において採用されてきた。この材料はセラミックスで あるため、その製造技術は非常に開発されており、高生産率で低コストの装置が 実現可能である。 適正な組成であれば、PLZTは圧電効果が無くても強力で急速な電子光学効 果を提供する。圧電効果の存在は、リニアモジュレータアレイ内の要素間での大 きな混信の原因となる音響リンギング(acoustic ringing)のために、LiNb O3のごときさらに一般的な電子光学結晶体の使用を除外する。前述の条件を満 足させるスペース光モジュレータの1組成は9/65/35PLZTであり、3 次 元対称で、2次的電気光学効果(quadratic electro-optic effect)とゼロ圧電 効果(zero piezo-electric effect)とを提供する。さらに、この材料は本発明 が利用する〜450nmから〜670nmのスペース領域で高伝達率/単位長( 〜95%/mm)を提供する。この組成は9%ランタナムを有し、残り部分は、 63:35の混合率の鉛ジルコン酸塩(lead zirconate)と鉛チタン酸塩(lead titanate)である。これはPLZTの非鉄電気状態(non-ferroelectric state )であり、圧電係数(coefficient)はゼロである。圧電効果を発揮するいくら かのPLZT組成は存在するるが、それらは本適用には適していないであろう。 図11に示されるリニアアレイスペース光モジュレータは、例としてのみリス トアップされた以下の特性を有することができる。すなわち、ウェハー132の 厚み133は0.2mmであり、その幅134は1mmであり、その長さは13 5は10mmである。このウエハーは50μm幅で、電極間ピッチが100μm である100個のCr/Au電極136を有している。これらの電極はウェハー の片側に提供されており、接地面(ground plane)137は、他方側に提供されて いる。適当なワイヤ結続技術を利用し、電気信号を各電極に接続する。アレイ1 52等のアレイの各マイクロレーザー要素から入射されたマイクロレーザーアレ イビームレット141は直径が50μmであり、それらの入力極性(input pola rization)は適用された電界に対して45°に方位性が定められている。いずれ のマイクロレーザーアレイからのレーザービームレットの極性をも45°にする ため、マイクロレーザーアレイとモジュレータ132との間にウェーブプレート (wave plate)か、あるいはフェーズリターダ(phase retarder)138(図1 2A)をインターポーズすることが必要かも知れない。この実施例において、緑 色出力が45°に極性化されている状態で、赤色及び青色マイクロレーザー出力 に45°極性を達成させるためにはフェーズリターダが必要である。極性分析器 142はモジュレータウェハー132の出力側に接続され、ゼロ変調電圧でのそ の極性はその入力極性に対して90°の方位性を有している。電極136に変調 電圧が印加されていないこの条件ではマイクロレーザーアレイモジュールからの 光出力は存在しない。前記のモジュールディメンションと、既知電子光学係数の 9/65/35のPLZTとで、半ウェーブ電圧(フルONからフルOFFへの 強度変調に必要な電圧)は〜70Vである。 ビデオ信号電圧を適用し、ケーブル158を介して特定電極に入ることで、そ れぞれのマイクロレーザービームレットの極性は回転し、そのビデオ電圧信号の ウェハー132の極性変調を行う。分析器142からのモジュール出力は振幅変 調される。このようにマイクロアレイビームレットは、各ウェハー132の10 0の電極に適用された電圧振幅を変更することで同時的に調整される。 完璧を期すため、他の画像映写要素を引合いに出す。図12と図1との相違点 はマイクロレーザーアレイモジュール151及びその外部接続だけである。図1 のアレイ15、16、及び17の各レーザーポンプダイオードを直接的に変調さ せた電流ドライバービデオインプット21の代わりの入力ケーブル161は電力 接続のみである。この好適実施例においては、アレイ155、156、及び15 7の全ポンプダイオードは連続的にオン状態であり、よって、アレイ152、1 53、及び154の各マイクロレーザー要素に連続的にエネルギーを与える。電 圧でドライブされたビデオ入力信号は図12の実施例に採用されており、一般的 に数字の158が与えられている。図12Aのごとく、ケーブル158は多数の ワイヤ159で構成されており、それぞれウェハー132上の各電極136と接 続されている。外部接地接続(external ground connection)はワイヤ139によ って平面137をアースするために提供されている。実際には、個々の接続は従 来のワイヤボンディングによって電極136に提供されることが多い。 あたかも図1のモジュール11からのごとくに全面変調されたモジュール15 1からの出力ビームは、例えば図3の2色プリズムのごときコンバイナ171で 組み合わされる。レーザービームはリレイレンズ163を通過し、スキャナー1 62で前述のように走査され、イメージレンズ164と、スペックルエリミネー タ165と、映写レンズ166とを通過し、最終的に映写スクリーン167に到 達する。 図1の実施例の変調装置はビデオまたは画像入力21とレーザーダイオード1 5、16、及び17とを含むことは重要である。図12の実施例の変調手段は、 画像入力158と、ワイヤ159と、ウェハー132と、電極136とを含む。 同様に、図1の赤色、緑色、及び青色レーザー要素は、変調手段によって励起さ れ、あるいはエネルギーを与えられるように個々にアドレスされる。図12の実 施例においてレーザー要素は連続的に励起され、個々にアドレスされて変調され るのは出力ビームである。もちろん、各レーザー要素はこれら両実施例において 個々にポンプされる。 組合せ要素(combining element)は2色プリズムとして示されているが、同 様な結果をもたらす他の装置も考案が可能である。図1に示す一体マイクロレー ザーブロック11は、図6と図7とに示すように実際には別々のスペース要素と して準備されることを前提としている。この特定のアレンジはプリズム31のジ オメトリと対応する。異なるコンバイナはマイクロレーザーアレイの異なる物理 的アレンジと、もちろん、図12の係合する(mating)スペース光モジュレータ の異なる物理的アレンジをもたらすであろう。 本発明には非常に重要な利点が存在する。走査形態(画筆(paintbrush)アレ ンジでのマルチビーム)の平行特性のため、振幅変調バンド幅と、各マイクロレ ーザーエミッターに必要な電力との両方は1ビームアプローチに関して100の ファクター(factor)で減少する。100要素マイクロレーザーアレイベースの 映写機は各マイクロレーザービームレットに対して変調バンド幅〜1MHzを必 要とする。もちろん、100、120、または他の数のマイクロレーザー要素が 使用されても、本発明を変えることなくその数字を変えるだけである。 前述の説明を基礎として当業技術者にはその変更及び改良が可能であろうが、 それらは本「請求の範囲」のスコープに属するものである。特に説明されている スペックルエリミネータは本発明に使用が可能な唯一のものではない。スペック ルエリミネータが不要な本発明の適用方法も存在するであろう。さらに、ガラス /ワックスラミネートプレートが説明されているが、光通路ランダム化媒体を達 成する他の基材も使用が可能である。図10の特定マイクロレーザーアレイ形態 は、従来技術よりも優れたいくつかの利点を提供するものの、本発明のシステム の適正な操作に必須なものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI H01S 3/18 8507−2K H01S 3/18 (72)発明者 アッサ,シュロモ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92024 エンシニタス ペガス ストリー ト 1465番地 【要約の続き】 実施例においては、レーザーダイオードポンプはビデオ 信号で直接的に変調され、別実施例においては、マイク ロレーザー出力はスペース光変調アレイを利用して変調 される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.高解像度画像映写システムであって、 画像映写システムの3主要色の各々に対するマルチ式レーザーのアレイ( 11、151)と、 該各アレイの各レーザーに個々にアドレスするためのアドレス手段(15 、16、17、及び131)と、 各レーザーのビーム強度出力を変調させるための変調手段(21、及び1 58、132、136、142)と、 それら出力が正確に相互レジスタ状態となるように各レーザーの出力を組 合わせるための組合せ手段(31、171)と、 該各組合わされたレーザービーム出力の総出力を2次元的に走査するため の走査装置(22、162)と、 該走査されたビームを映写ビームに形成するための光学手段(24、26 、及び164、166)と、 を含むことを特徴とする映写システム。 2.画像信号を受信するための受信手段(21、158)と、 前記各レーザーに個々にアドレスする変調信号を創出するために、前記変 調手段に前記画像信号をカップリングさせるためのカップリング手段と、 をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の映写システム。 3.前記各レーザーアレイはマルチ式レーザー(12、13、14、及び15 2、153、154)のリニア式アレンジを含むことを特徴とする請求項1記載 の映写システム。 4.前記マルチ式レーザーは、 入力部と出力部とを有したマイクロレーザー要素(152、153、15 4)のリニア式アレイと、 前記各アレイの前記各マイクロレーザーを個々にポンプするためのレーザ ーダイオード(155、156、157)の等価リニア式アレイと、 入力側と出力側とを有したリニア式アレイスペース光モジュレータ(13 2)と、 を含み、該薄型入力側は前記マイクロレーザーアレイのレーザービーム出力と対 面して整合しており、さらに、 前記各マイクロレーザー要素からのレーザービーム出力を個々に極性変調 させる画像信号(141)を受信するための、前記スペース光モジュレータ上の 受信手段と、 該スペース光モジュレータの出力側での極性分析器(142)と、 を含み、該極性分析器の出力は振幅変調されたビデオ信号であることを特徴とす る請求項1記載の映写システム。 5.前記各スペース光モジュレータアレイは一方側の接地(ground)面(13 7)と対面側のマルチ式電極(136)とで形成されており、該電極は前記マイ クロレーザー要素と同数であり、該電極は該各マイクロレーザー要素の出力部に 対応して作動的にカップリングされており、 前記変調手段は、該各マイクロレーザー要素からのレーザービーム出力を 極性変調させるための前記各電極への個々のビデオ電圧入力部(159)を含む 、ことを特徴とする請求項4記載の映写システム。 6.前記マイクロレーザー出力部と前記スペース光モジュレータの前記入力側 との間に選択的にインターポーズされたフェーズリターダ(138)をさらに含 み、全該スペース光モジュレータへの前記入力は45°に極性化されており、前 記極性分析器の極性は前記入力の極性に対して90°に方位されていることを特 徴とする請求項4記載の映写システム。 7.ゼロ変調電圧にて、前記各マイクロレーザー要素/スペース光モジュレー タ/極性分析器の出力はゼロであることを特徴とする請求項5記載の映写システ ム。 8.前記スペース光モジュレータは9/65/35鉛ランタナムジルコネート チタネート(PLZT)であることを特徴とする請求項4記載の映写システム。 9.前記マルチ式レーザーアレイは、 マイクロレーザー要素(12、13、14、及び152、153、154 )のアレイと、 該各アレイの該各マイクロレーザー要素を個々にポンプするためのポンプ 手段(15、16、17、及び155、156、157)と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の映写システム。 10.画像信号を受信するための受信手段(21)と、 変調信号を創出するために前記変調手段に前記画像信号をカップリングす るためのカップリング手段と、 前記各マイクロレーザー要素の出力を変調するために前記ポンプ手段に前 記変調信号をカップリングするためのカップリング手段と、をさらに含むことを 特徴とする請求項9記載の映写システム。 11.前記各マイクロレーザーアレイはマルチ式マイクロレーザー要素のリニア 式アレンジを含むことを特徴とする請求項9記載の映写システム。 12.前記ポンプ手段はレーザーダイオードを含み、前記各マイクロレーザー要 素に対して1レーザーダイオードが存在し、それらレーザーダイオードは前記マ イクロレーザーアレイと係合するアレイ(15、16、17、及び155、15 6、157)形態であることを特徴とする請求項9記載の映写システム。 13.前記マイクロレーザーアレイは相互固定関係形態にアレンジされており、 前記各レーザーダイオードアレイは該各マイクロレーザーアレイと係合関係にア レンジされていることを特徴とする請求項12記載の映写システム。 14.前記各マイクロレーザー要素は、その関係するダイオードレーザーポンプ 要素と整合した凸面(115)によって定義されていることを特徴とする請求項 13記載の映写システム。 15.前記出力組合せ手段は、前記各レーザーアレイからの入力を入射させ、前 記3アレイの各対応レーザーのための信号出力(32)を提供する2色プリズム (31、171)を含むことを特徴とする請求項1記載の映写システム。 16.前記走査手段は複数のファセット(61、62)を有した回転ホイールを 含み、該各ファセットは各隣接ファセットに対して異なる傾斜角を有しており、 該各ファセットは前記組合されたレーザー出力の1次元的スイープを提供し、各 隣接ファセットは該組合わされたレーザー出力をスイープ間の第2直交ディメン ションでシフトさせることを特徴とする請求項1記載の映写システム。 17.前記走査されたビームにインターポーズされたスペックルエリミネータ手 段(25)をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の映写システム。 18.前記スペックルエリミネータ手段は前記走査されたビームの光を拡散する ための拡散手段を含むことを特徴とする請求項17記載の映写システム。 19.前記拡散手段は剛体プレート構造体であり、該剛体プレート構造体は、 第1ガラスプレートと、 該第1ガラスプレートと平行で離れている第2ガラスプレートと、 前記第1ガラスプレートと前記第2ガラスプレートとの間に支持された光 拡散材料と、 を含むことを特徴とする請求項18記載の映写システム。 20.前記光拡散材料はワックスであることを特徴とする請求項19記載の映写 システム。 21.前記スペックルエリミネータ手段は、ニューテイション方式に前記剛体プ レートを移動させる移動手段(85、87、88)をさらに含むことを特徴とす る請求項19記載の映写システム。 22.前記ニューテイション移動手段は、前記剛体プレートに対して直交的にア レンジされ、ゼロ速度の周期的モーメントを回避するために前記直交要素のモー ション間で90°のフェーズシフトを採用しているモーション誘導要素を含むこ とを特徴とする請求項21記載の映写システム。 23.高解像度画像を映写する映写方法であって、 マルチ式赤色レーザーエミッター(12、152)と、マルチ式緑色レー ザーエミッター(13、153)と、マルチ式青色レーザーエミッター(14、 154)とのアレイを相互固定関係形態で作成するステップと、 発生されたレーザー光が画像入力と釣り合うように画像信号で前記3レー ザーアレイの各レーザーに個々にアドレスするアドレスステップと、 各アレイのレーザーと同数のマルチ式平行ビームを形成させるためにレー ザー出力を光学的に組合わせる組合せステップと、 限定された角度にわたって前記平行ビームを反復的に走査する走査ステッ プと、 を含み、該各走査は時間的隣接走査に対して異なる傾斜角度であり、複合出力画 像ビームを形成し、さらに、 画像ビームの所定数の走査で成る完成画像を形成するために所定位置に画 像ビームを焦点させる焦点ステップ、 を含むことを特徴とする映写方法。 24.前記画像ビームからスペックルを排除するスペックル排除ステップをさら に含むことを特徴とする請求項23記載の映写方法。 25.前記スペックル排除ステップは、その出力画像ビームに光拡散プレート( 25)をニューテイションさせるニューテイションステップを含み、そのニュー テイションモーションは出力画像ビーム軸に直交していることを特徴とする請求 項24記載の映写方法。 26.前記レーザーアレイは一体リニア式形態にアレンジされていることを特徴 とする請求項23記載の映写方法。 27.前記走査ステップは画像ビーム内に配置されたホイール(22)を回転さ せることで達成され、該ホイールは複数のファセット(61、62)を有するも のであり、該各ファセットは各隣接ファセットに対して異なる傾斜角を有してお り、該各ファセットは前記組合せレーザー出力の1次元的スイープを提供し、各 該隣接ファセットはスイープ間の第2直交ディメンションで前記組合せレーザー 出力をシフトさせることを特徴とする請求項23記載の映写方法。 28.高解像度画像を映写する映写方法であって、 マルチ式赤色レーザーエミッター(12、152)と、マルチ式緑色レー ザーエミッター(13、153)と、マルチ式青色レーザーエミッター(14、 154)とのアレイを相互固定関係形態で作成するステップと、 前記赤色エミッター、緑色エミッター、及び青色エミッターをポンプして レーザー出力ビームを発生させるポンプステップと、 を含み、該赤色出力ビーム、緑色出力ビーム、及び青色出力ビームからの出力ビ ームは所定角で極性化されており、さらに、 該各レーザービームの極性を対応回転させることで変調させるために画像 信号でレーザー光ビームに個々にアドレスするアドレスステップと、 変調以前にレーザービームの極性方位に対してその極性方位を90°にし ている極性分析器にレーザービームを適用するステップと、 を含み、該極性分析器からの出力は振幅変調されており、さらに、 各アレイのレーザーと同数のマルチ式平行ビームを形成させるためにレー ザー出力を光学的に組合わせる組合せステップと、 限定された角度にわたって前記平行ビームを反復的に走査する走査ステッ プと、 を含み、各該走査は時間的隣接走査に対して異なる傾斜角度であり、複合出力画 像ビームを形成し、さらに、 画像ビームの所定数の走査で成る完成画像を形成するために所定位置に画 像ビームを焦点させる焦点ステップ、 を含むことを特徴とする映写方法。 29.前記赤色レーザー、緑色レーザー、及び青色レーザーからの出力であるレ ーザービームの極性を所定量だけ選択的に回転させ、該レーザーからの全レーザ ービームを前記変調ステップに先だって同一角度で極性化させるステップをさら に含むことを特徴とする請求項28記載の映写方法。 30.高解像度画像を映写する映写方法であって、 マルチ式赤色マイクロレーザーエミッター(12)と、マルチ式緑色マイ クロレーザーエミッター(13)と、マルチ式青色マイクロレーザーエミッター (14)とのアレイを相互固定関係形態で作成するステップと、 該3のマイクロレーザーアレイの各マイクロレーザーを個々にポンプする ために該マイクロレーザーエミッターと係合させてレーザーダイオード(15、 16、17)のアレイを作成するステップと、 該レーザーダイオードに画像信号(21)を入力し、該レーザーダイオー ドを各アレイの各マイクロレーザーに個々にアドレスさせ、画像入力と釣り合う レーザー光出力を誘発させるステップと、 各アレイのマイクロレーザーと同数のマルチ式平行ビームを形成させるた めにマイクロレーザー出力を光学的に組合わせる組合せステップと、 限定された角度にわたって前記平行ビームを反復的に走査する走査ステッ プと、 を含み、各該走査は時間的隣接走査に対して異なる傾斜角度であり、複合出力画 像ビームを形成し、さらに、 画像ビームの所定数の走査で成る完成画像を形成するために所定位置に画 像ビームを焦点させる焦点ステップ、 を含むことを特徴とする映写方法。 31.前記画像ビームからスペックルを排除するスペックル排除ステップをさら に含むことを特徴とする請求項30記載の映写方法。 32.前記マイクロレーザーと前記ダイオードアレイとは一体リニア式形態にア レンジされていることを特徴とする請求項30記載の映写システム。 33.前記走査ステップは画像ビーム内に配置されたホイール(22)を回転さ せることで達成され、該ホイールは複数のファセット(61、62)を有するも のであり、該各ファセットは各隣接ファセットに対して異なる傾斜角を有してお り、該各ファセットは前記組合せレーザー出力の1次元的スイープを提供し、各 該隣接ファセットはスイープ間の第2直交ディメンションで前記組合せレーザー 出力をシフトさせることを特徴とする請求項30記載の映写システム。 34.画像のための映写軸を有した映像システムのためのスペックルエリミネー タであって、 剛体プレート(25)形態の拡散手段、 を含み、該拡散手段は平面を定義しており、該平面は前記映写軸と垂直に配置さ れ、画像映写ビームは画像ビームの焦面に到達する以前に該平面を通過し、さら に、 画像ビーム内でフレキシブルに前記拡散手段を保持するための保持手段( 85)と、 該拡散手段に前記映写軸と垂直な平面でニューテイションさせる手段(8 7、88)と、 を含むことを特徴とするスペックルエリミネータ。 35.前記剛体プレートは、 第1ガラスプレートと、 該第1ガラスプレートと平行で離れた第2ガラスプレートと、 該第1ガラスプレートと該第2ガラスプレートとに挟まれた光拡散シート と、 を含むことを特徴とする請求項34記載のスペックルエリミネータ。 36.前記ニューテイションは前記拡散手段の前記平面と平行な2本の直交軸内 に、直交ニューテイションモーション間で90°フェーズシフトして存在し、ゼ ロ速度の周期モーメントを回避することを特徴とする請求項34記載のスペック ルエリミネータ。 37.前記ニューテイションモーションは60Hzで約1mmの移動を含むこと を特徴とする請求項34記載のシステム。 38.前記拡散手段の前記ニューテイションモーションは約20cm/秒の一定 横断速度を提供することを特徴とする請求項34記載のシステム。 39.マイクロレーザーアレイであって、 マルチ式マイクロレーザーキャビティを定義する固体材料(111)シー ト、 を含み、該シートは平坦で研磨された第1側面(113)と、各マイクロレーザ ーに対応するマルチ式凸体(115)を有して研磨された第2側面(114)と を含み、さらに、 前記第1側面上に第1内部鏡面を形成する第1圧電コーティングと、 前記第2側面上に第2内部鏡面を形成する第2圧電コーティングと、 を含み、前記シートの鏡面はマルチ式2鏡面スタンディングウェーブキャビティ を形成し、該各キャビティは一体マイクロレーザーであることを特徴とするマイ クロレーザーアレイ。 40.各前記凸体の曲面半径は少なくとも前記第1側面と前記第2側面との間の キャビティ長と等しいことを特徴とする請求項39記載のマイクロレーザーアレ イ。
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