JPH09503784A - 殺生物剤としての置換ピリジン−2−オンおよび置換ピリジン−2−チオン - Google Patents

殺生物剤としての置換ピリジン−2−オンおよび置換ピリジン−2−チオン

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JPH09503784A JP7511972A JP51197295A JPH09503784A JP H09503784 A JPH09503784 A JP H09503784A JP 7511972 A JP7511972 A JP 7511972A JP 51197295 A JP51197295 A JP 51197295A JP H09503784 A JPH09503784 A JP H09503784A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、新規な1−ヒドロキシ−6−置換ピリジン−2−オンおよび1−ヒドロキシ−6−置換ピリジン−2−チオンに関する。この(これらの)化合物、およびこれらの化合物と石鹸、接着剤、コーティング、エラストマー、シーラント、シャンプー、スキンケア医薬品、化粧品、塗料、および他のポリマー組成物からなる群から選択される少なくとも一つの成分を含んで成る抗微生物組成物の製造法も開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 殺生物剤としての置換ピリジン−2−オンおよび置換ピリジン−2−チオン 本発明は、新規な1−ヒドロキシ−6−置換ピリジン−2−オンおよび2−チ オン、それらの製造法、およびそれらの殺生物剤としての使用に関する。これら の化合物は良好な殺生物活性、特に抗カビ活性を示す。 殺生物活性を示す化合物は、当該技術分野で周知のものである。例えば、ピリ チオン亜鉛のようなピリチオン塩は、広範なスペクトルの抗菌および抗真菌活性 などの優れた殺生物活性を提供することが知られている。これらのピリチオンに は、多くの用途がある。例えば、米国特許第4,818,436号明細書には、 金属加工流体でのピリチオンの使用が開示されており、米国特許第4,401, 770号明細書には、抗微生物活性を有するウレタン製の靴インサートが開示さ れており、米国特許第4,935,061号明細書には、塗料におけるそれらの 使用が開示されている。 これらの化合物はピリチオン塩に起因すると考えられる優れた殺生物(特に、 殺真菌)活性を有するが、ある種の応用においてはある種の有機溶媒および水性 媒質に対する溶解度が極めて限定されているという欠点を有する。したがって、 新規化合物が、優れた殺生物活性を有するが、有機溶媒での良好な溶解度も示す ならば、殺生物剤の製造業界にとって有用であろう。 シャンプー処方物において良好な殺生物性と溶解度を示す一つの化合物は、1 −ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−トリメチルペンチル)−2−ピ リドンである。不運なことには、この化合物は、製造に思ったよりも費用がかか る。この化合物および関連化合物は、米国特許第3,883,545号明細書に 開示されており、フケ防止におけるそれらの使用は、米国特許第4,185,1 06号明細書に記載されており、フケ取りシャンプーにおけるそれらの使用は、 米国特許第4,711,775号明細書に記載されている。米国特許第4,91 6,228号明細書には、少なくとも1種類のアルカリ金属炭酸塩および/また は炭酸水素塩の存在下にて明記される構造式を有するピロンとヒドロキシルアン モニウム塩とを反応させることからなる方法による広範な種類の1−ヒドロキシ −2−ピリドンの製造が開示されている。 「一連の抗真菌活性を有するN−ヒドロキシピリドンにおける定量的構造−活 性分析(Quantitative Structure-Activity Analysis in a Series of Antimycot ically Active N-Hydroxypyridones)」という標題の技術誌刊行物、Journal of Medicinal Chemistry,1974,Vol.17,No.7,p.753には、抗真菌活性を有す るものとしての−SCH264Cl(前記技術誌の表IIにおける化合物15 )および−OCH264Cl(前記技術誌の表IIにおける化合物16)のパ ラ置換を有する多種多様な1−ヒドロキシ−置換−2−ピリドンが記載されてい る。しかしながら、これらの化合物の製造法はこの技術刊行誌には記載されてお らず、これらの化合物は市販されていない6−クロロ−2−ピロンから製造され たものと考えられる。 所望な溶解度特性を提供する他の新規な殺生物剤並びにそれらの製造法が、殺 生物剤製造業界で強く望まれている。 一つの態様では、本発明は、式 (式中、Xは酸素または硫黄残基であり、Rは1〜20個の炭素原子を有する置 換若しくは未置換炭化水素基であり、但しRはクロロベンジル以外である)を有 する化合物に関する。 もう一つの態様では、本発明は、式 (式中、Yは酸素、硫黄、またはNR'残基であり、ここでNは窒素であり、R およびR’は独立に1〜20個の炭素原子を有する置換若しくは未置換炭化水素 基である)を有する化合物に関する。 更にもう一つの態様では、本発明は、式 (式中、R”およびR”’は独立に水素であるか、または1〜20個の炭素原子 を有する置換若しくは未置換炭化水素基であり、但しRまたはR’は炭化水素基 である)を有する化合物に関する。 前記式(I)、(II)および(III)におけるR基に対する好ましい炭化 水素基は、3〜15個の炭素を有する脂肪族炭化水素であり、更に好ましくは5 〜10個の炭素を有する直鎖状炭化水素である。「置換炭化水素」という用語は 、クロロ、ヨード、フルオロまたはブロモのようなハロゲン、メトキシ、エトキ シ、プロポキシまたはブトキシのようなアルコキシ、ニトロ、チオ、アミノ、そ れらの組み合わせなどの置換基を包含するものとする。炭化水素基の例としては 、n−オクチル、2,4,4−トリメチルペンチル、3,5,5−トリメチルヘ キシル、それらの組み合わせなどが挙げられる。 更にもう一つの態様では、本発明は、式(I)または(II)の化合物(式中 、XまたはYは酸素である)の製造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジンN−オキシド、1〜20個の炭素原子を有する ヒドロキシ化合物(例えば、n−オクタノールのようなアルコール、または4− メチルフェノールのようなフェノール化合物であって、好ましくは少なくとも1 個のヒドロキシル基を有するアルキル、アリールアルキルおよびアリール化合物 、およびそれらの組み合わせからなる群より選択されるもの)、および塩基(例 えば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム)を、場合によっては水または有 機溶媒の存在下にて高温で反応させて、対応する2−クロロ−6−置換−ピリジ ンN−オキシドを生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換ピリジン N−オキシドを塩基と反応させて、 対応する1−ヒドロキシ−6−置換−ピリジン−2−オンを生成させる 工程を含んでなる方法に関する。 更にもう一つの態様では、本発明は、式(III)の化合物(式中、Yは窒素 であるかまたは式(III)の化合物である)の製造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジン N−オキシド、1〜20個の炭素原子を有す る第一または第二アミン(例えば、ジメタノールアミンまたはトリエタノールア ミン)、および塩基(例えば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム)を、場 合によっては水または有機溶媒の存在下にて高温で反応させて、対応する2−ク ロロ−6−置換ピリジン N−オキシドを生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換−ピリジン N−オキシドを含硫塩基と反応さ せて、対応する1−ヒドロキシ−6−置換−ピリジン−2−チオンを生成させる 工程を含んでなる方法に関する。 更にもう一つの態様では、本発明は、式(I)または(II)の化合物(式中 、XまたはYは硫黄である)の製造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジン N−オキシド、1〜20個の炭素原子を有す るチオール化合物(例えば、アルキル、アリールアルキル、およびアリールチオ ール化合物、およびそれらの組み合わせ)、および塩基(例えば、水酸化ナトリ ウムまたは水酸化カリウム)を、有機溶媒中で高温で反応させて、対応する2− クロロ−6−置換−ピリジン N−オキシドを生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換−ピリジン N−オキシドを塩基と反応させて 、対応する1−ヒドロキシ−6−置換ピリジン−2−オン(すなわち、式(I) の化合物)または1−ヒドロキシ−6−置換ピリジン−2−チオン(すなわち、 式(II)の化合物)を生成させる 工程を含んでなる方法に関する。 前記の方法は、遂時的にまたは単一段階で同時に行なうこともできる。場合に よっては、界面活性剤および/または相間移動触媒を用いて、これらの方法のい ずれかの工程(a)の反応を促進する。 更にもう一つの態様では、本発明は、塗料、接着剤、コーティング、エラスト マー、シーラント、シャンプー、スキンケア医薬品、および金属加工流体に前記 式(I)によって表される化合物または式(I)の化合物の塩の抗微生物的に有 効量を加えたものからなる群から選択される機能成分を含んでなる抗微生物組成 物に関する。塩の例としては、アミン塩、アルカリ金属およびアルカリ土類金属 塩等が挙げられる。 更にもう一つの態様では、本発明は、微生物を、本発明の前記の1−ヒドロキ シ−6−置換ピリジン−2−オン、1−ヒドロキシ−6−置換ピリジン−2−チ オン、それらの塩、またはそれらの組み合わせの一つの抗微生物的有効量、およ び石鹸、シャンプー、スキンケア医薬品、化粧品、および他のポリマー化合物、 例えば接着剤、コーティング、エラストマー、シーラントおよび塗料からなる群 から選択される少なくとも一つの成分とを含む組成物と接触させることによりこ の微生物の成長を抑制する方法に関する。 これらおよび他の態様は、下記の本発明の詳細な説明を読むことによって明ら かになるであろう。 意外なことには、直接的な方法を用い、容易に入手できる出発材料を用いて1 −ヒドロキシ−6−置換−2−ピリドンまたは1−ヒドロキシ−6−置換−2− チオンを生成させることができることを見いだした。これらの化合物は、優れた 抗微生物性を提供し、廉価に生成される。 本発明の新規な1−ヒドロキシ−6−置換ピリジン−2−オンおよび1−ヒド ロキシ−6−置換ピリジン−2−チオン化合物は、前記の式(I)、(II)お よび(III)に示されている。 本発明の方法の反応は、大気圧で好適に行なわれるが、所望ならばこれより高 いまたは低い圧力を用いることができる。工程(a)および(b)に好適な反応 温度は約25℃〜約150℃の温度の範囲であるが、好ましくは約70℃〜約9 0℃の還流温度を用いる。本発明の方法の総反応時間は広範囲に亙って変化させ ることができるが、工程(a)については30分間〜5時間、工程(b)につい ては30分間〜5時間が有利である。 本発明の方法の反応は、塩基および有機溶媒の存在下で好適に行なわれる。好 適な塩基としては、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムのようなアルカリ金 属水酸化物、水酸化カルシウムまたはマグネシウムのようなアルカリ土類金属水 酸化物、ピリジン、トリエチルアミンおよび他の第三アミン塩基、炭酸カリウム 、 「DABCO」アミン触媒(1,4−ジアザビシクロ(2.2.2)オクタン) 、「DBU」(1,8−ジアザビシクロ(5.4.0)ウンデカ−7−エン)、 「DBN」(1,5−ジアザビシクロ(4.3.0)ノン−5−エン、t−ブチ ルテトラメチル−グアニジン、それらの組み合わせなどが挙げられる。工程(a )について好ましい塩基は、無水の顆粒状または粉末状の水酸化ナトリウムまた はカリウムであり、工程(b)について好ましい塩基は、溶液の重量に対して約 10重量%〜約90重量%の塩基の濃度を有する水酸化ナトリウムまたはカリウ ムの濃縮した水溶液である。好ましくは、この塩基は、それぞれの反応物につい て少なくともモル数に等しい量で用いられ、所望ならばそれぞれの反応物に対し てモル過剰量の塩基を用いることができる。 本発明の方法の反応は、溶媒の存在下で好適に行なわれる。好適な有機溶媒と しては、例えばエーテル、およびアセトン、塩化メチレン、ベンゼン、トルエン 、ピリジン、テトラヒドロフラン(「THF」)、アセトニトリル、ジメチルス ルホキシド(「DMSO」)、ジメチルホルムアミド(「DMF」)、およびそ れらの組み合わせが挙げられる。好ましい溶媒はアセトニトリルであるが、反応 をニート(neat)で行う方が好ましい。もう一つの方法としては、所望なら ば、例えばイソプロパノールまたはn−オクタノールのような有機アルコールを 、所望な反応物および溶媒特性を提供するのに十分な量で用いることによって、 反応性溶媒を用いることができる。 本発明の方法の反応物のモル比は広汎に変化させることができるが、好ましく は10:1〜1:10、より好ましくは2:1〜1:2、最も好ましくは約1: 1である。 本発明の抗微生物組成物は、前記の構造式によって定義される化合物およびそ れらの組み合わせの抗微生物的に有効量、および石鹸、シャンプー、スキンケア 医薬品、化粧品および塗料から成る群から選択される少なくとも一つの成分を含 んでなるのが好適である。抗微生物化合物は、そのまままたは塩、例えばモノエ タノールアミン(「MEA」)塩のようなアミン塩の形態で用いることができ、 塩形態の使用が好ましい。「抗微生物的に有効量」という用語は、組成物にカビ および/または細菌による微生物の攻撃に対する耐性を付与するのに十分な量を 意味する。好ましくは、抗微生物化合物は、組成物の総重量に対して約0.01 〜約10重量%、より好ましくは約0.01〜約5重量%の総量で組成物に用い られる。本発明の殺生物化合物についての特に好ましい使用は、シャンプーおよ び他のヘアケア製品のようなパーソナルケア製品、並びに塗料、塗料基剤および ポリマー組成物、例えば接着性コーティング、シーラント、エラストマー、酸な どのポリマー組成物における使用である。 塗料に関しては、本発明の化合物に関する有機溶解度および殺生物性の向上に より、屋内および屋外家事用塗料、産業用および商業用塗料、特に船舶などに使 用する海洋塗料などの多種多様な塗料に用いるときには、有利であることが期待 される。 典型的には、塗料組成物は、樹脂、顔料、および各種の任意添加剤、例えば( 1種類または2種類以上の)増粘剤、湿潤剤など、当該技術分野で周知であるも のを含む。樹脂は、好ましくはビニル、アルキル、エポキシ、アクリル、ポリウ レタン、ポリエステル樹脂、およびそれらの組み合わせからなる群から選択され る。この樹脂は、好ましくは塗料または塗料基材の重量に対して、約20%〜約 80%の量で用いられる。 更に、本発明の塗料組成物は、粘度、湿潤力、および分散性、並びに凍結およ び電解質に対する安定性、および起泡特性に対して好ましい影響を与える任意の 追加の添加剤を含む。海洋塗料を製造するときには、この塗料は、好ましくは酸 化第一銅またはチオシアン酸銅のような補助殺生物剤、膨潤剤を含み、海洋環境 で塗料を徐々に「剥がす」ことにより、海洋環境の水媒質と接触している塗料の 表面で新たに露出した殺生物剤の殺生物性を回復するのである。膨潤剤の例とし ては、天然に存在するまたは合成の粘土、例えばカオリン、モンモリロナイト( ベントナイト、粘土マイカ(白雲石)、およびクロライト(ヘクトナイト)など である。粘土の他に、天然および合成ポリマーなど他の膨潤剤、例えばPOLY MERGELとして市販されているものは、本発明の組成物に有用であり、所望 な「剥ぎ取り」効果を提供することが見いだされている。膨潤剤は、単独でまた は組み合わせて用いることができる。任意の添加剤の総量は、塗料組成物の総重 量に対して好ましくは20重量%以下であり、より好ましくは約1重量 %〜約5重量%である。 増粘剤の例としては、セルロース誘導体、例えばメチル、ヒドロキシエチル、 ヒドロキシプロピル、およびカルボキシメチルセルロース、ポリ(ビニルアルコ ール)、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリ(エチレン−グリコール)、ポリ(ア クリル酸)の塩、およびアクリル酸/アクリルアミドコポリマーの塩が挙げられ る。 好適な湿潤および分散剤としては、ポリリン酸ナトリウム、低分子量ポリ(ア クリル酸)の塩、ポリ(エタン−スルホン酸)の塩、ポリ(ビニル−ホスホン酸 )の塩、ポリ(マレイン酸)の塩、およびマレイン酸とエチレン、3〜18個の 炭素原子を有する1−オレフィンおよび/またはスチレンとのコポリマーの塩が 挙げられる。 凍結および電解質に対する安定性を増加させるため、塗料組成物に各種モノマ ー1,2−ジオール、例えばグリコール、プロピレン−グリコール−(1,2) 、およびブチレン−グリコール−(1,2)、またはそれらのポリマー、または エトキシル化化合物、例えばエチレンオキシドと長鎖のアルカノール、アミン、 カルボン酸、カルボン酸アミド、アルキドフェノール、ポリ(プロピレン−グリ コール)、またはポリ(ブチレン−グリコール)との反応生成物を加えることが できる。塗料組成物のフィルム形成の最低温度(白色点)を、エチレン−グリコ ール、ブチル−グリコール、エチル−グリコールアセテート、エチル−ジグリコ ールアセテート、ブチル−ジグリコールアセテート、ベンゼン、またはアルキル 化芳香族性炭化水素などの溶媒を加えることによって減少させることができる。 消泡剤としては、ポリ(プロピレン−グリコール)およびポリシロキサンなどが 好適である。 本発明の化合物は多くの所望な特性を有する。それらは良好な抗微生物活性を 有し、通常の石鹸、シャンプー、スキンケア医薬品、プラスチック、および他の ポリマー組成物などの成分と相溶性である。これらのポリマーはまた、不揮発性 で、加水分解に対して安定で、熱的に安定であり、水および有機溶媒に可溶性で あることもできる。更に、それらは典型的なパーソナルケア製品で望ましくない 色を形成しない。更に、これらは、従来のスキンケア処方物で用いられる既知の 抗微生物性添加剤との価格の競争の点で有望であることが期待される。 下記の実施例は例示のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではな い。実施例において、「g」という用語はグラムを表し、「mol」はモル数を 表し、総てのパーセントは特に断らない限り重量によるものである。 実施例 実施例1 1−ヒドロキシ−6−イソプロピルオキシピリジン−2(1H)−オンの製造 2,6−ジクロロピリジン N−オキシド0.82g(0.0050モル)お よびイソプロパノール0.78g(0.013モル)を、DMSO8.2ml中 で粉砕した水酸化ナトリウム0.210g(0.0050モル)と80℃で一晩 反応させ、2−クロロ−6−イソプロピルオキシピリジン N−オキシドを得た 。過剰のイソプロパノールを真空で留去し、粉砕した水酸化ナトリウム0.80 0g(0.020モル)を100℃で3時間反応させ、1−ヒドロキシ−6−イ ソプロピルオキシピリジン−2(1H)−オンを得た。冷却後、水74mlを加 え、6N HClでpH5に調整した。これを酢酸エチルで抽出した(3×25 ml)。酢酸エチル抽出液を水(2×10ml)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で 乾燥した。溶液を塩化ナトリウムで飽和し、酢酸エチル(3×25ml)で抽出 した。酢酸エチル抽出液を水(2×10ml)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾 燥した。合わせた酢酸エチル抽出液を濾過し、真空でストリップして、0.50 g(59%)を得た。これを酢酸エチル5ml、ヘキサン5mlおよび活性炭か ら再結晶させた:融点119〜120℃。 実施例2 1−ヒドロキシ−6−(2,4,4−トリメチルペンチルオキシ)−ピリジン− 2(1H)−オンの製造 2,6−ジクロロピリジン N−オキシド0.82g(0.0050モル)お よび2,4,4−トリメチル-1−ペンタノール0.664g(98%)(0. 0050モル)を、DMSO8.2ml中で、粉砕した水酸化ナトリウム0.2 11g(0.0050モル)と100℃で一晩反応させ、2−クロロ−6−(2 ,4,4−トリメチルペンチルオキシ)ピリジン N−オキシドを得た。これを 、 粉砕した水酸化ナトリウム0.600g(0.015モル)と100℃で4.5 時間反応させて、1−ヒドロキシ−6−(2,4,4−トリメチルペンチルオキ シ)ピリジン−2(1H)−オンを得た。冷却後、水74mlを加え、6N H ClでpH3に調整した。これを酢酸エチル(3×25ml)で抽出した。合わ せた酢酸エチル抽出物を飽和塩化ナトリウム溶液(2×10ml)で洗浄し、硫 酸ナトリウム上で乾燥した。酢酸エチル抽出物を濾過し、真空でストリッピング して、1.08g(90%)を得た。これを酢酸エチルおよびヘキサンから再結 晶した。融点:133.5〜134℃。 実施例3 1−ヒドロキシ−6−(3,5,5−トリメチルヘキシルオキシ)−ピリジン− 2(1H)−オンの製造 2,6−ジクロロ−ピリジン N−オキシド0.82g(0.0050モル) および3,5,5−トリメチル−1−ヘキサノール0.80g(90%)(0. 0050モル)を、DMSO8.2ml中で、粉砕した水酸化ナトリウム0.2 06g(0.0050モル)と80℃で8.5時間反応させ、2−クロロ−6− (3,5,5−トリメチルヘキシルオキシ)ピリジン N−オキシドを得た。こ れを、粉砕した水酸化ナトリウム0.600g(0.015モル)と80℃で4 時間反応させて、1−ヒドロキシ−6−(3,5,5−トリメチル−ヘキシルオ キシ)ピリジン−2(1H)−オンを得た。冷却後、水74mlを加え、6N HClでpH3に調整した。沈澱を濾過して水で洗浄すると、0.577g(4 5%)を得た。これを酢酸エチルおよびヘキサンから再結晶した。融点:130 .5〜131℃。 実施例4 1−ヒドロキシ−6−オクチルオキシピリジン−2(1H)−オンの製造 2,6−ジクロロ−ピリジン N−オキシド0.82g(0.0050モル) および1−オクタノール0.658g(99%)(0.0050モル)を、DM SO8.2ml中で、粉砕した水酸化ナトリウム0.200g(0.0050モ ル)と80℃で4.5時間反応させ、2−クロロ−6−オクチルオキシピリジン N−オキシドを得た。これを、粉砕した水酸化ナトリウム0.600g (0.015モル)と80℃で2.5時間反応させて、1−ヒドロキシ−6−オ クチルオキシピリジン−2(1H)−オンを得た。冷却後、水74mlを加え、 6N HClでpH3に調整した。沈澱を濾過して水で洗浄すると、0.577 g(45%)を得た。これをエタノールおよびヘキサンから再結晶した。融点: 119〜120℃。 実施例5 1−ヒドロキシ−6−オクチルチオピリジン−2(1H)−オンの製造 2,6−ジクロロピリジン N−オキシド2.01g(0.0122モル)お よび1−オクチルメルカプタン2.10g(85%)(0.0122モル)を、 DMSO8.2ml中で、粉砕した水酸化ナトリウム0.488g(0.012 2モル)と80℃で6時間反応させ、2−クロロ−6−オクチルチオピリジンN −オキシドを得た。これを、粉砕した水酸化ナトリウム1.47g(0.036 7モル)と80℃で3時間反応させて、1−ヒドロキシ−6−オクチルチオピリ ジン−2(1H)−オンを得た。冷却後、水180mlを加え、6N HClで pH3に調整した。沈澱を濾過して水で洗浄し、石油エーテル150mlで洗浄 すると、1.34g(43%)を得た。 実施例6 1−ヒドロキシ−6−オクチルスルホニルピリジン−2(1H)−オンの製造 1−ヒドロキシ−6−オクチルチオピリジン−2(1H)−オン0.204g (0.00080モル)を氷酢酸2.0ml中で30%過酸化水素0.36ml (0.0032モル)と室温で一晩反応させて、1−ヒドロキシ−6−オクチル スルホニルピリジン−2(1H)−オンを得た。これを真空でストリッピングし た後、エタノールに溶解させ、真空で3回ストリッピングして、0.22gを得 た。これをアセトンおよび石油エーテルから再結晶した。 実施例7 1−ヒドロキシ−6−チオフェニルピリジン−2(1H)−オンの製造 2,6−ジクロロピリジン N−オキシド1.64g(0.010モル)およ びチオフェノール1.11g(99%)(0.010モル)を、DMSO16. 4ml中で、粉砕した水酸化ナトリウム0.400g(0.010モル)と80 ℃で5時間反応させ、2−クロロ−6−チオフェニルピリジン N−オキシドを 得た。これを、粉砕した水酸化ナトリウム1.20g(0.030モル)と80 ℃で2.5時間反応させて、1−ヒドロキシ−6−チオフェニルピリジン−2( 1H)−オンを得た。冷却後、水148mlを加え、6N HClでpH3に調 整した。沈澱を濾過し、水で洗浄し、ヘキサンで洗浄すると、1.64g(75 %)を得た。これをエタノールから再結晶した。融点:180〜181℃。 実施例8 1−ヒドロキシ−6−チオフェニルスルホニルピリジン−2(1H)−オンの製 1−ヒドロキシ−6−チオフェニルピリジン−2(1H)−オン1.00g( 0.00456モル)を氷酢酸5ml中で30%過酸化水素1.30ml(0. 0114モル)と室温で一晩反応させた。沈澱を氷酢酸更に5mlに溶解した後 、30%過酸化水素1.30ml(0.0114モル)を週末をかけて室温で加 えた。沈澱を濾過し、ヘキサンで洗浄すると、0.624gを得た。酢酸および ヘキサンを真空でストリッピングすると、0.45gを得た。合わせた生成物は 、1.14g(93%)であった。 実施例9 1−ヒドロキシ−6−フェニルオキシピリジン−2(1H)−オンの製造 2,6−ジクロロピリジン N−オキシド0.82g(0.0050モル)お よびフェノール0.47g(0.0050モル)を、DMSO8.2ml中で、 粉砕した水酸化ナトリウム0.200g(0.0050モル)と80℃で6時間 反応させ、2−クロロ−6−フェニルオキシピリジン N−オキシドを得た。こ れを、粉砕した水酸化ナトリウム0.600g(0.015モル)と、80℃で 3.5時間反応させると、1−ヒドロキシ−6−フェニルオキシピリジン−2( 1H)−オンを得た。冷却後、水74mlを加え、6N HClでpH3に調整 した。水溶液をジクロロメタン(2×25ml)で抽出し、硫酸ナトリウム上で 乾燥した。ジクロロメタン溶液を真空でストリッピングすると、1.29gが得 られ、これをフラッシュクロマトグラフィ(9:1酢酸エチル:メタノール)で 精製した:0.82(65%)。 実施例10 1−ヒドロキシ−6−オクチルアミノピリジン−2(1H)−オンの製造 トルエン13.3ml中2,6−ジクロロピリジン1.53g(0.008モ ル)に、1−オクチルアミン1.26g(0.0162モル)を加え、3時間還 流した。反応の内容物を室温まで冷却し、水で数回洗浄したところ、黄色液体と して2−クロロ−6−オクチルアミノピリジン−N−オキシド2.02gを得た 。 黄色液体を、第三ブチルアルコール中でカリウム第三ブトキシド2.7gと共 に一晩還流した。反応フラスコに水を加え、pHを3に調整して、沈澱を形成さ せた。沈澱を濾過して、洗浄すると、生成物1.36gを得た。 実施例11 1−ヒドロキシ−6−オクチルオキシピリジン−2(1H)−チオンの製造 2−クロロ−6−オクチルオキシピリジン−N−オキシドを実施例4に準じて 製造し、次いでアセトニトリル中でNaSHと反応させ、塩化メチレンで抽出す ると、白色粉末状の生成物を得た。 実施例12 1−ヒドロキシ−6−オクチルアミノピリジン−2(1H)−チオンの製造 2−クロロ−6−オクチルアミノピリジン−N−オキシド(実施例10に記載 の方法で製造)0.52g、DMSO5ml、および46%NaSH溶液0.5 5mlの反応混合物を、80°で2時間加熱した。反応を水で希釈し、pHを3 に調整し、生成物を塩化メチレンで抽出した。 実施例13 1−ヒドロキシ−6−オクチルチオピリジン−2(1H)−チオンの製造のため の提案例 2−クロロ−6−オクチルチオピリジン−N−オキシドを実施例5に記載の方 法にしたがって製造し、次いでNaSHの水溶液と反応させると、表題生成物が 得られる。 本発明の抗微生物化合物についての最低阻止濃度(MIC)の決定 実験化合物をジメチルスルホキシドに溶解したものを、マイクロタイタープレ ート中の栄養液(細菌についてはトリプティック・ソイ・ブロス、真菌について はサブロー・デキストロース・ブロス)で連続希釈した。細菌(106CFU/ ml)または真菌(105個の菌体または胞子/ml)の等容のブロス懸濁液を それぞれの希釈液に加え、プレートを37℃(細菌および酵母)または28℃( カビ)でインキュベーションした。細菌、酵母およびカビをそれぞれ2日、5日 および7日インキュベーションした後、最高阻止希釈を決定した。 表1に示した結果は、本発明の化合物が、市販の殺生物剤であるHoechst Comp anyの製品のOCTOPIROXRによって提供されるものより良好なことがある MICを提供することを示している。実施例3、4および11の化合物は、特に 優れたMICの結果を提供することに注目されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C09D 7/12 PSL 7211−4J C09D 7/12 PSL (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AM,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV ,MD,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO, RU,SD,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,V N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式 (式中、Yは酸素、硫黄またはNR’残基であり、Nは窒素であり、RおよびR ’はそれぞれ独立に1〜20個の炭素原子を有する置換または未置換炭化水素基 である)を特徴とする化合物。 2. 式 (式中、R”およびR”’は独立に水素であるか、または1〜20個の炭素原子 を有する置換若しくは未置換炭化水素基であり、但しR”またはR”’は炭化水 素基である)を特徴とする化合物。 3. 請求項1の化合物(式中、請求項1の式においてYが酸素である)の製 造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジン N−オキシド、1〜20個の炭素原子を有す るヒドロキシ化合物および塩基を、場合によっては水または有機溶媒の存在下に て高温で反応させて、対応する2−クロロ−6−置換−ピリジン N−オキシド を生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換ピリジン N−オキシドを含硫塩基と反応させ て、対応する1−ヒドロキシ−6−置換−ピリジン−2−オンを生成させる 工程を特徴とする方法。 4. 請求項1の化合物(式中、請求項1の式においてYがNR’である)の 製造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジン N−オキシド、1〜20個の炭素原子を有す る第一または第二アミン、および塩基を、場合によっては水または有機溶媒の存 在下にて高温で反応させて、対応する2−クロロ−6−置換−ピリジン N−オ キシドを生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換ピリジン N−オキシドをスルフィドまたはヒ ドロスルフィド塩と反応させて、対応する1−ヒドロキシ−6−置換−ピリジン −2−チオンを生成させる 工程を特徴とする方法。 5. 請求項1の化合物(式中、請求項1の式においてYが硫黄である)の製 造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジン N−オキシド、1〜20個の炭素原子を有す るチオール化合物、および塩基を、有機溶媒中で高温で反応させて、対応する2 −クロロ−6−置換-ピリジン N−オキシドを生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換ピリジン N−オキシドをスルフィドまたはヒ ドロスルフィド塩と反応させて、対応する1−ヒドロキシ−6−置換−ピリジン −2−チオンを生成させる 工程を特徴とする方法。 6. 請求項2の化合物の製造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジン N−オキシド、1〜20個の炭素原子を有す る第一または第二アミン、および塩基を、場合によっては水または有機溶媒の存 在下にて高温で反応させて、対応する2−クロロ−6−置換−ピリジン N−オ キシドを生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換ピリジン N−オキシドを塩基と反応させて、 対応する1−ヒドロキシ−6−置換−ピリジン−2−オンを生成させる 工程を特徴とする方法。 7. 塗料、シャンプー、スキンケア医薬品、金属加工流体、ポリマー組成物 から成る群から選択される機能成分に、式 (式中、Yは酸素、硫黄またはNR’残基であり、Nは窒素であり、RおよびR ’はそれぞれ1〜20個の炭素原子を有する置換または未置換炭化水素基である )を特徴とする化合物の抗微生物的有効量を含んで成る、抗微生物組成物。 8. 微生物を、式 (式中、Yは酸素、硫黄またはNR’残基であり、Nは窒素であり、RおよびR ’はそれぞれ1〜20個の炭素原子を有する置換または未置換炭化水素基である )を有する化合物の抗微生物的有効量、および石鹸、接着剤、コーティング、エ ラストマー、シーラント、シャンプー、スキンケア医薬品、化粧品、および塗料 からなる群から選択される少なくとも一つの成分を含むことを特徴とする組成物 と接触させることによる微生物の成長を抑制する方法。 9. 塗料、シャンプー、スキンケア医薬品、金属加工流体、ポリマー組成物 から成る群から選択される機能成分と、式 (式中、R”およびR”’は独立に水素であるか、または1〜20個の炭素原子 を有する置換若しくは未置換炭化水素基であり、但しR”またはR”’は炭化水 素基である)を特徴とする化合物の抗微生物的有効量を含んで成る、抗微生物組 成物。 10. 微生物を、式 (式中、R”およびR”’は水素であるか、または1〜20個の炭素原子を有す る置換若しくは未置換炭化水素基である)を有する化合物の抗微生物的有効量、 および石鹸、接着剤、コーティング、エラストマー、シーラント、シャンプー、 スキンケア医薬品、化粧品、および塗料からなる群から選択される少なくとも一 つの成分を含むことを特徴とする組成物と接触させることによる微生物の成長を 抑制する方法。 11. 式 (式中、Xは酸素または硫黄残基であり、Rは1〜20個の炭素原子を有する置 換若しくは未置換炭化水素基であり、但しRはクロロベンジル以外のものである )を特徴とする化合物。 12. 請求項11の化合物(式中、請求項11の式におけるXが酸素である )の製造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジン N−オキシド、1〜20個の炭素原子を有す るヒドロキシ化合物、および塩基を、有機溶媒中で高温で反応させて、対応する 2−クロロ−6−置換−ピリジン N−オキシドを生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換ピリジン N−オキシドを塩基と反応させて、 対応する1−ヒドロキシ−6−置換−2−ピリドン化合物を生成させる 工程を特徴とする方法。 13. 請求項11の化合物(式中、請求項11の式におけるXが硫黄であ る)の製造法において、 (a)2,6−ジクロロピリジン N−オキシド、1〜20個の炭素原子を有す るチオール化合物、および塩基を、有機溶媒中で高温で反応させて、対応する2 −クロロ−6−置換−オキシピリジン N−オキシドを生成させ、 (b)前記2−クロロ−6−置換ピリジン N−オキシドを更に塩基と反応させ て、対応する1−ヒドロキシ−6−置換−2−ピリドンを生成させる 工程を特徴とする方法。 14. 塗料、シャンプー、スキンケア医薬品、金属加工流体、ポリマー組成 物から成る群から選択される機能成分と、式 (式中、Xは酸素または硫黄残基であり、Rは1〜20個の炭素原子を有する置 換若しくは未置換炭化水素基であり、但しRはクロロベンジル以外のものである )を特徴とする化合物の抗微生物的有効量を含んで成る、抗微生物組成物。 15. 式 (式中、Xは酸素または硫黄残基であり、Rは1〜20個の炭素原子を有する置 換若しくは未置換炭化水素基であり、但しRはクロロベンジル以外のものである )を有する1−ヒドロキシ−6−置換−2−ピリドン化合物の抗微生物的有効量 、および石鹸、接着剤、コーティング、エラストマー、シーラント、シャンプー 、スキンケア医薬品、化粧品、および塗料からなる群から選択される少なくとも 一つの成分を含むことを特徴とする組成物と接触させることによる微生物の成長 を抑制する方法。
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