JPH09502159A - 安定な化粧品組成物 - Google Patents
安定な化粧品組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
水溶性アルキルグルコシドまたはいくつかの水溶性アルキルグルコシドの混合物からなるW/Oエマルジョン。
Description
【発明の詳細な説明】
安定な化粧品組成物
本発明は、物理的分解に対して保護された、安定な化粧品組成物、とくに油中
水型エマルジョン(W/Oエマルジョン)に関する。
本発明の関係におけるスキンケアーは、主として、環境的影響(例えば、ほこ
り、外来物質および微生物)に対する障壁として、および内在物質(例えば、水
、電解質および天然の湿気結合性物質)の損失に対する障壁として、皮膚の自然
の機能を増強、補助および、必要に応じて、再確立することを意味するとして理
解すべきである。
皮膚の自然の機能が混乱する場合、毒性および/またはアレルゲン性の外来物
質の吸収の増加あるいは病原性微生物による攻撃および、結局、炎症性またはア
レルギー性の皮膚反応が起こることがある。
ヒトの皮膚は、蒸散によるように、ある量の湿気を内在のメカニズムにより絶
えず損失している。しかしながら、皮膚は、また、外部の影響、例えば、体の毎
日の洗浄、風および気候のために、重要な機能的構成成分を損失する。健康な皮
膚はこの損失を完全に補償することができるが、スキンケアーの目的はこの損失
の補償において皮膚を補助することである。しかしながら、正確には自然の再生
能力が、例えば、苛酷なストレスまたは疾患のために、不適切であるとき、皮膚
の湿気および他の関係する含量の調節は必須である。
こうしてスキンケアーの目的は、皮膚および外皮の付属器の正常の機能的プロ
フィルを再確立しかつ促進することである。
次のスキンケアーの方法はそれ自体知られている:
a)皮膚の閉鎖
皮膚を液体または液体/水(普通の軟膏またはクリーム)のフィルムで覆う場
合、皮膚の障壁の機能は直接再確立されない。脂質フィルムは外部の物理的保護
層である。
b)必須脂肪酸を使用する処置
必須脂肪酸は乾燥皮膚の処置のための皮膚科学的調製物において現在時々使用
される。
c)角質溶解作用を有する物質(例えば、尿素、サリチル酸など)を使用する皮
膚の処置。これらの物質は、それらの性質および使用する濃度に依存して、角質
溶解性、タンパク質溶解性、浸透促進性、表皮薄化性、抗かゆみ作用または水結
合作用を有する。それらの使用は医学的適用に本質的に限定される。
e)湿気調節物質(例えば、グリセロール、ソルビトールなど)を使用する処置
。これらの物質のグループは、すぐれた作用を有する多数の代表的物質を包含す
るので、とくに重要である。それにもかかわらず、これらの物質の大部分が高価
であるか、あるいは複雑な条件下においてのみ化粧配合物の中に混入することが
できるという欠点が存在する。項目c)の述べたことはこのグループのいくつか
の代表的物質にさらに適用される。
スキンケアーの化粧配合物は、とくに、化粧エマルジョン、すなわち、W/O
エマルジョンを包含する。
この型のエマルジョンは一方において活性化合物なしに使用することができ、
すぐれた作用が一般に既に達成されているが、他方において活
性化合物を含有するエマルジョンはさらにいっそう多く使用されている。こうし
て、本発明の目的は、大部分の多様な種類の活性化合物のための賦形剤として機
能的することができそして、また、活性化合物なしに顕著な皮膚科学的性質を有
するW/Oエマルジョンを提供することである。
さらに、先行技術の多数の油中水型エマルジョンの欠点は、それらが物理的分
解に対して安定ではないということである。最も頻繁に起こる望ましくない挙動
は、通常「オイリング−アウト(oiling out)」と呼ばれている。こ
れはそれ自体水性相および油相が徐々に分離することを意味する。これは、例え
ば、W/Oクリーム(=油中水型クリーム)から出る油滴の形態を取る。しかし
ながら、いったんエマルジョンが分解し始めると、このプロセスは簡単な手段に
より再び逆転することができない。少なくとも、このような手段はユーザーには
入手可能ではない。
W/Oエマルジョンはとくにある含量の高度に表面活性の物質に対して感受性
であり、その水溶解度は脂肪溶解度が高い乳化剤に比較して高い。
W/Oエマルジョンは従来常に先行技術の高度に表面活性の物質の添加により
破壊されてきており、これはそれ自体相分離の形で現れた。
こうして、本発明の目的は先行技術のすべての欠点を排除することである。と
くに、安定なスキンケアーのW/Oエマルジョンを提供することであった。
驚くべきことには、水溶性アルキルグリコシドまたはいくつかの水溶性アルキ
ルグリコシドの混合物からなるW/Oエマルジョンは先行技術の欠点を軽減する
ことが発見され、そしてここにおいて、この目的の達
成である。
本発明によるアルキルグリコシドは、構造式
Glyc−O−R
式中R、すなわち、アグリコンは5〜18個の炭素原子を有する分枝鎖状もしく
は直鎖状のアルキル基、好ましくは8〜10個の炭素原子を有する直鎖状のアル
キル基である、
により区別される。
本発明によると、GlycはアグリコンRでグリコシド的に結合された単糖残
基である。
Glycがヘキソシル残基、すなわち、例えば、グルコシル、マンノシル、ガ
ラクトシルおよびフルクトシルから成る群より選択される場合、本発明の有利な
態様が存在する。
すべての場合において、選択したアルキルグリコシドは容易に水中に溶解する
ことが本発明にとって必須である。
本発明の好ましい態様は、アルキルグルコシドまたはいくつかのアルキルグル
コシドの混合物、すなわち、Glycがグルコシル残基であるグリコシドからな
るW/Oエマルジョンである。
アルキルグリコシドは、構造式:
または
式中Rは5〜14個の炭素原子を有する分枝鎖状もしくは直鎖状のアルキル基、
好ましくは8〜10個の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基である、
により区別される。
本発明によるアルキルグルコシド類は有利にはα−D−グルコシド類およびβ
−D−グルコシド類の両者からそれ自体選択されるが、β−D−グルコシド類(
またはそれらの鏡像の形態、しかしながら、これらは容易なアクセス可能性が低
い)は好ましい。これはα−D−グルコシド類が一般にβ−D−グルコシド類よ
り水溶性が低いという事実に基づく。
アルキルグルコシド類はとくに有利には次の構造式により区別される:
および
本発明によるエマルジョンは、各場合においてW/Oエマルジョンの合計重量
に基づいて、好ましくは0.5重量%まで、有利には0.3重量%のアルキルグ
ルコシドからなる。W/Oエマルジョンの合計重量に基づいて、0.001〜0
.20重量%の濃度はことに好ましく使用される。
とくに、また、本発明によるアルキルグルコシド類の濃度は、特定の臨界ミセ
ル形成濃度(CMC)より低いように、選択することは有利である。
アルキルグルコシド類は高度に表面活性の物質に属するので、アルキルグルコ
シド類をW/Oエマルジョンに添加することは、
− 安定であり、
− 化粧品的にとくに高い品質をもつエマルジョンに導き、
− とくに滑らかなエマルジョンに導き、
− とくに顕著なスキンケアー作用を有するエマルジョンに導き、
− 多数の種類の活性化合物のための賦形剤に導く、
ことは驚くべきことであった。
本発明によるW/Oエマルジョンは、本発明によるアルキルグルコシド類を添
加しないで、また、W/Oエマルジョンに導くW/O乳化剤または乳化剤の混合
物を必然的に含む。
しかしながら、アルキルグルコシド類を含まないと、より低い安定性を有し、
望ましくあるべきであるためには多少問題を残し、滑らかさよりいっそう粘性で
ありかつ顕著なスキンケアーの作用が低い、化粧品的優雅さを有するW/Oエマ
ルジョンが得られる。さらに、このようなW/Oエマルジョンは活性化合物のた
めの賦形剤として適当さに劣る。
こうして、アルキルグルコシド類はW/Oエマルジョンの性質を改良するが、
それら自体W/Oエマルジョンではない。
有意に改良されたエマルジョンの形成の開始は、本発明によるアルキルグルコ
シド類を使用することによって観察されることは、さらに、驚くべきことであっ
た。これは、対応する脂肪相および水性相を一緒にした後、エマルジョンが直ち
に形成することを意味するとして理解すべである。
さらに、本発明によるアルキルグルコシド類を含まないバッチと比較して、生
ずるW/Oエマルジョンの粘度は有意に減少し、コンシステンシーは顕著に改良
され、そしてエマルジョンがオイルアウト(oil out)する傾向、すなわ
ち、水性相と油相に分離することはかなり減少する。
もちろん当業者に知られているように、高い品質の化粧品組成物は普通の補助
剤および添加剤なしには通常考えられない。これらは、例えば、コンシステンシ
ー剤、充填剤、香料、染料、乳化剤、追加の活性化合物、例えば、ビタミンまた
はタンパク質、光保護剤、安定剤、酸化防止剤、昆虫忌避剤、アルコール、水、
塩類、抗微生物剤、タンパク質溶解性または角質溶解性物質などを包含する。
したがって、本発明による組成物は、それらの構成に依存して、例え
ば、皮膚保護クリーム、クレンジング乳状液、日焼け止めローション、栄養クリ
ーム、昼または夜のクリームなどとして使用することができる。適当ならば、本
発明による組成物を製剤学的配合物のための基剤として使用することは可能であ
りかつ有利である。
本発明は、また、化粧品および/または皮膚科学的スキンケアー組成物として
、前述のW/Oエマルジョンを使用することに関する。本発明によるW/Oエマ
ルジョンは、有利には、1種または2種以上の水溶性アルキルグルコシドおよび
他の水溶性成分を水性相の中に導入し、油溶性成分を脂肪相の中に導入し、そし
て水性相および油相を互いに一緒にし、次いで両者の相が液体の形態である温度
において均質化することによって製造される。
こうして、本発明は、また、1種または2種以上の水溶性アルキルグルコシド
および他の水溶性成分を水性相の中に導入し、油溶性成分を脂肪相の中に導入し
、そして水性相および油相を互いに一緒にし、次いで両者の相が液体の形態であ
る温度において均質化することを特徴とする、前述のW/Oエマルジョンの製造
法に関する。
しかしながら、熱/冷技術に従い進行する本発明によるW/Oエマルジョンの
製造法を実施することはとくに有利である。これが意味するように、一緒にすべ
き相の一方(好ましくは水性相)は室温にあるが、他方の相(好ましくは脂肪相
)はより高い温度、とくに問題の相のすべての固体の構成成分が液体または溶解
した形態である温度にある。
したがって、本発明は、好ましくは、1種または2種以上の水溶性アルキルグ
ルコシドおよび他の水溶性成分を水性相の中に導入し、油溶性成分を脂肪相の中
に導入し、水性相は15〜35℃の温度にありかつ油
相は油相のすべての固体の構成成分が液体または溶解した形態である温度にあり
、そして水性相および油相を互いに一緒にし、次いで均質化することを特徴とす
る、本発明によるW/Oエマルジョンを製造する方法に関する。
このとくに好ましい製造方法の利点は、一方の相が本質的に室温であるので、
エネルギーのかなりの量は製造の間に節約することができることである。
以下の実施例は本発明をいっそう詳細に例示することを意図するが、本発明を
限定することを意図しない。むしろ、当業者の知識に基づいて、当業者は本発明
の範囲を越えないで変更を行うことができる。
実施例における量のデータは、合計の組成物のに基づく重量%である。実施例1
重量%
ポリグリセリル3−ジイソステアレート 2.50
パラフィンワックス 3.00
パラフィンオイルDAB9 10.00
セテアリルオクタノエート 10.00
蜜蝋 4.00
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.01
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例2
重量%
コレステロール 1.50
パラフィンワックス 3.00
ワセリン 5.00
パラフィンオイルDAB9 20.00
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.01
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例3
重量%
羊毛蝋アルコール 2.50
パラフィンワックス 6.00
蜜蝋 1.00
ワセリン 3.00
パラフィンオイルDAB9 20.00
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.01
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例4
重量%
ポリグリセリル3−ジイソステアレート 2.50
パラフィンワックス 3.00
パラフィンオイルDAB9 10.00
セテアリルオクタノエート 10.00
蜜蝋 4.00
グリセロール 5.00
オクチルβ−D−グルコシド 0.05
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例5
重量%
コレステロール 1.50
パラフィンワックス 3.00
ワセリン 5.00
パラフィンオイルDAB9 20.00
グリセロール 5.00
オクチルβ−D−グルコシド 0.05
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例6
重量%
羊毛蝋アルコール 2.50
パラフィンワックス 6.00
蜜猟 1.00
ワセリン 3.00
パラフィンオイルDAB9 20.00
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.05
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例7
重量%
ポリグリセリル3−ジイソステアレート 1.50
PEG40ソルビタンヘプタイソステアレート 1.50
パラフィンオイルDAB9 15.00
ワセリン 8.00
パラフィンワックス 6.00
2−オクチルドデカノール 8.00
ステアリン酸アルミニウム 0.20
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.01
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例8
重量%
ポリグリセリル3−ジイソステアレート 1.50
PEG40ソルビタンヘプタイソステアレート 1.50
パラフィンオイルDAB9 15.00
ワセリン 8.00
パラフィンワックス 6.00
2−オクチルドデカノール 8.00
ステアリン酸アルミニウム 0.20
グリセロール 5.00
オクチルβ−D−グルコシド 0.05
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例9
重量%
ポリグリセリル3−ジイソステアレート 2.50
パラフィンワックス 3.00
パラフィンオイルDAB9 10.00
セテアリルオクタノエート 10.00
蜜蝋 4.00
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.003
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例10
重量%
コレステロール 1.50
パラフィンワックス 3.00
ワセリン 5.00
パラフィンオイルDAB9 20.00
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.003
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例11
重量%
羊毛蝋アルコール 2.50
パラフィンワックス 6.00
蜜蝋 1.00
ワセリン 3.00
パラフィンオイルDAB9 20.00
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.003
香料、防腐、添加剤 適量
水 100 00とする量実施例12
重量%
ポリグリセリル3−ジイソステアレート 2.50
パラフィンワックス 3.00
パラフィンオイルDAB9 10.00
セテアリルオクタノエート 10.00
蜜蝋 4.00
グリセロール 5.00
オクチルβ−D−グルコシド 0.005
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例13
重量%
コレステロール 1.50
パラフィンワックス 3.00
ワセリン 5.00
パラフィンオイルDAB9 20.00
グリセロール 5.00
オクチルβ−D−グルコシド 0.005
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例14
重量%
羊毛蝋アルコール 2.50
パラフィンワックス 6.00
蜜蝋 1.00
ワセリン 3.00
パラフィンオイルDAB9 20.00
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.003
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例15
重量%
ポリグリセリル3−ジイソステアレート 1.50
PEG−40ソルビタンヘプタイソステアレート 1.50
パラフィンオイルDAB9 15.00
ワセリン 8.00
パラフィンワックス 6.00
2−オクチルドデカノール 8.00
ステアリン酸アルミニウム 0.20
グリセロール 5.00
デシルβ−D−グルコシド 0.003
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量実施例16
重量%
ポリグリセリル3−ジイソステアレート 1.50
PEG−40ソルビタンヘプタイソステアレート 1.50
パラフィンオイルDAB9 15.00
ワセリン 8.00
パラフィンワックス 6.00
2−オクチルドデカノール 8.00
ステアリン酸アルミニウム 0.20
グリセロール 5.00
オクチルβ−D−グルコシド 0.005
香料、防腐、添加剤 適量
水 100.00とする量比較実験1:
実施例11に従う組成物を使用して次の相を一緒にすることによって、W/O
エマルジョンを調製した:脂肪相:羊毛蝋アルコール、パラフィンワックス、蜜
蝋、ワセリンおよびパラフィンオイルDAB9、温度:
75℃、水性相:グリセロール、デシルβ−D−グルコシド、水(香料、防腐、
添加剤を含まない)、温度:75℃。
滑らかなエマルジョンが直ちに形成した。比較実験2:
比較実験1に従うW/Oエマルジョンを調製したが、ただしデシルβ−D−グ
ルコシドを添加しなかった。粘性のエマルジョンを形成するために10分を要し
た。比較実験3:
実施例11に従う組成物を使用して次の相を一緒にすることによって、W/O
エマルジョンを調製した:脂肪相:羊毛蝋アルコール、パラフィンワックス、蜜
蝋、ワセリンおよびパラフィンオイルDAB9、温度:75℃、水性相:グリセ
ロール、デシルβ−D−グルコシド、水(香料、防腐、添加剤を含まない)、温
度:25℃。
滑らかなエマルジョンが事実上直ちに形成した。比較実験4:
比較実験3に従うW/Oエマルジョンを調製したが、ただし唯一の差はデシル
β−D−グルコシドを添加しなかったことである。エマルジョンを形成するため
に約20分を要し、このエマルジョンは不安定でありそして化粧品的に受け入れ
ることができなかった。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年9月17日
【補正内容】
請求の範囲
1.化粧品および/または皮膚科学的スキンケアー配合物としての水溶性アル
キルグルコシドまたはいくつかの水溶性アルキルグルコシドの混合物からなるW
/Oエマルジョンの使用。
2.1種または2種以上の水溶性アルキルグルコシドをアルキルグルコシド類
から成る群より選択することを特徴とする、請求の範囲1の使用。
3.1種または2種以上のアルキルグルコシドを、次の構造式:
および
式中Rは5〜18個の炭素原子を有する分枝鎖状もしくは直鎖状のアルキル基、
好ましくは8〜10個の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基である、
の化合物から選択することを特徴とする、請求の範囲2の使用。
4.アルキルグルコシド類をβ−D−グルコシド類から成る群より選
択することを特徴とする、請求の範囲2の使用。
5.1種または2種以上のアルキルグルコシドを
および
から成る群より選択することを特徴とする、請求の範囲2の使用。
6.前記エマルジョンが、各場合においてW/Oエマルジョンの合計重量に基
づいて1.0重量%まで、好ましくは0.5重量%まて、とくに0.3重量%の
アルキルグルコシドからなることを特徴とする、請求の範囲1の使用。
7.1種または2種以上の水溶性アルキルグルコシドが、W/Oエマルジョン
の合計重量に基づいて、0.001〜0.20重量%の濃度で存在することを特
徴とする、請求の範囲1の使用。
8.水溶性アルキルグルコシドまたはいくつかの水溶性アルキルグル
コシドおよび適当ならば他の水溶性成分を水性相の中に導入し、適当ならば油溶
性成分を脂肪相の中に導入し、そして水性相および油相を互いに一緒にし、次い
で両者の相が液体の形態である温度において均質化することを特徴とする、低い
粘度のW/Oエマルジョンを安定化する方法。
9.水溶性アルキルグルコシドまたはいくつかの水溶性アルキルグルコシドお
よび適当ならば他の水溶性成分を水性相の中に導入し、適当ならば油溶性成分を
脂肪相の中に導入し、水性相は15〜35℃の温度にありかつ油相は油相のすべ
ての固体の構成成分が液体または溶解した形態である温度にあり、そして水性相
および油相を互いに一緒にし、次いで均質化することを特徴とする、低い粘度の
W/Oエマルジョンを安定化する方法。
10.活性含量の水溶性アルキルグルコシドを有する水性相を油相と一緒にし
、水性相および/または油相は、必要に応じて、普通の乳化剤を包含する、他の
水溶性および/または油溶性の構成成分からなることを特徴とする、W/Oエマ
ルジョンの粘度を減少する方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 パペ,ボルフガング
ドイツ連邦共和国デー―22041ハンブル
ク・リデイア シユトラーセ3
(72)発明者 シユナイダー,ギユンター
ドイツ連邦共和国デー―20251ハンブル
ク・レーベン シユトラーセ47
(72)発明者 シユタール,ビルヘルム
ドイツ連邦共和国デー―65929フランクフ
ルト・ドロツセルベーク5
(72)発明者 ビースナー,マテイアス
ドイツ連邦共和国デー―55122マインツ・
イムミユンヒ フエルト8
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.水溶性アルキルグルコシドまたはいくつかの水溶性アルキルグルコシドの 混合物からなるW/Oエマルジョン。 2.1種または2種以上の水溶性アルキルグルコシドをアルキルグルコシド類 から成る群より選択することを特徴とする、請求の範囲1のW/Oエマルジョン 。 3.1種または2種以上のアルキルグルコシドを、次の構造式: および 式中Rは5〜18個の炭素原子を有する分枝鎖状もしくは直鎖状のアルキル基、 好ましくは8〜10個の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基である、 の化合物から選択することを特徴とする、請求の範囲2のW/Oエマルジョン。 4.アルキルグルコシド類をβ−D−グルコシド類から成る群より選択するこ とを特徴とする、請求の範囲2のW/Oエマルジョン。 5.1種または2種以上のアルキルグルコシドを および から成る群より選択することを特徴とする、請求の範囲2のW/Oエマルジョン 。 6.前記エマルジョンが、各場合においてW/Oエマルジョンの合計重量に基 づいて1.0重量%まで、好ましくは0.5重量%まで、とくに0.3重量%の アルキルグルコシドからなることを特徴とする、請求の範囲1のW/Oエマルジ ョン。 7.1種または2種以上の水溶性アルキルグルコシドが、W/Oエマ ルジョンの合計重量に基づいて、0.001〜0.02重量%の濃度で存在する ことを特徴とする、請求の範囲1のW/Oエマルジョン。 8.1または2以上の水溶性アルキルグルコシドおよび他の水溶性成分を水性 相の中に導入し、油溶性成分を脂肪相の中に導入し、そして水性相および油相を 互いに一緒にし、次いで両者の相が液体の形態である温度において均質化するこ とを特徴とする、請求の範囲1のW/Oエマルジョンを調製する方法。 9.1または2以上の水溶性アルキルグルコシドおよび他の水溶性成分を水性 相の中に導入し、油溶性成分を脂肪相の中に導入し、水性相は15〜35℃の温 度にありかつ油相は油相のすべての固体の構成成分が液体または溶解した形態で ある温度にあり、そして水性相および油相を互いに一緒にし、次いで均質化する ことを特徴とする、請求の範囲1のW/Oエマルジョンを調製する方法。 10.化粧品および/または皮膚科学的スキンケアー配合物としての請求の範 囲1のW/Oエマルジョンの使用。
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