JPH05229928A - 化粧水 - Google Patents

化粧水

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Publication number
JPH05229928A
JPH05229928A JP3633492A JP3633492A JPH05229928A JP H05229928 A JPH05229928 A JP H05229928A JP 3633492 A JP3633492 A JP 3633492A JP 3633492 A JP3633492 A JP 3633492A JP H05229928 A JPH05229928 A JP H05229928A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
polyhydric alcohol
alcohol
present
toilet water
Prior art date
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Pending
Application number
JP3633492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Minematsu
義博 峰松
Yasunobu Matsumoto
泰伸 松本
Masaru Hosokawa
勝 細川
Eishin Takanabe
英信 高鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP3633492A priority Critical patent/JPH05229928A/ja
Publication of JPH05229928A publication Critical patent/JPH05229928A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 多価アルコール、水溶性高分子及びポリエー
テル変性シリコーンオイルを含有することを特徴とする
化粧水。 【効果】 この化粧水は、保湿性に優れ、刺激性やべた
つきがなく使用感が良好で、ノンアルコール・ノンオイ
ル化粧水として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は保湿性に優れ、刺激性や
べたつきがなく使用感が良好な化粧水に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧水は通常、洗浄後の皮膚の角質層に
水分や保湿成分等を補給し、皮膚の生理作用を整える目
的で使用されるものであり、一般に水にエタノールやイ
ソプロパノール等の一価低級アルコール、油剤、保湿成
分、種々の薬効剤等を配合して製造されている。
【0003】ところで、上記のアルコールは化粧水中に
清涼感を賦与したり、他の成分の溶解や防腐の目的でほ
とんどの化粧水に使用されているが、これを配合した化
粧水は皮膚に対して刺激性があり、また独特の臭いがあ
るという問題があった。また、化粧水に使用される保湿
剤として多価アルコールがよく知られているが、多価ア
ルコールを配合した化粧水は使用後の肌にべたつき感を
与える傾向があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は優れた保湿性を有しつつ、一価低級アルコールによる
皮膚刺激や臭いがなく、さっぱりとした使用感を有する
化粧水を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは種々の成分を化粧水に配合し、その性能を検
討してきたところ、多価アルコールに水溶性高分子及び
ポリエーテル変性シリコーンオイルを併用すればべたつ
きがなく、かつ保湿性に優れた化粧水が得られることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は多価アルコール、水溶
性高分子及びポリエーテル変性シリコーンオイルを含有
することを特徴とする化粧水に係るものである。
【0007】本発明化粧水に使用される多価アルコール
としては、水溶性であって水酸基を2個以上有するアル
コールであれば特に限定されないが、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコ
ール、イソプレングリコール等のグリコール類及びこれ
らのアルキルエーテル類;グリセリン、ジグリセリン、
トリグリセリン等のグリセリン類;マルトース、マルチ
トール、ショ糖、フラクトース、キシリトール、ソルビ
トール、マルトトリオース、スレイトール、エリスリト
ール、グルコース等の糖類;ポリエチレングリコール、
ポリオキシエチレンメチルグルコシド等が挙げられる。
これらの多価アルコールは1種又は2種以上を組み合せ
て使用することができるが、2種以上を用いる場合には
総炭素数2〜4の多価アルコールとその他の多価アルコ
ールとを組み合せるのが好ましい。具体的な組み合せと
しては、(1)総炭素数2〜4の多価アルコールと総炭
素数5〜12の多価アルコールとの組み合せ、(2)総
炭素数2〜4の多価アルコールと総炭素数13以上の多
価アルコールとの組み合せ、(3)総炭素数2〜4の多
価アルコール、総炭素数5〜12の多価アルコール及び
総炭素数13以上の多価アルコールの組み合せが挙げら
れる。なお、多価アルコールを1種のみ配合する場合
は、総炭素数2〜4の多価アルコールを用いるのが好ま
しい。
【0008】かかる多価アルコールは、本発明化粧水中
に0.1〜40重量%、特に2〜20重量%配合するの
が好ましい。多価アルコールの配合量が少なすぎると充
分な保湿性が得られず、反対に多すぎるとべたつきが生
じる傾向にある。
【0009】本発明において用いられる水溶性高分子と
しては、ペクチン、カッパーカラギーナン、ローカスト
ビーンガム、グアーガム、キサンタンガム、カラヤガ
ム、タマリンド種子多糖、アラビアガム、トラガカント
ガム、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナ
トリウム、アルギン酸ナトリウム等の多糖類、ゼラチ
ン、カゼイン、アルブミン、メチル化コラーゲン等のタ
ンパク質、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸
ナトリウム、ポリビニルアルコール等の合成高分子、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カチオン化セルロース等の天然高分子誘導体等が挙
げられ、これらの内、特にペクチン(ビストップD40
2)、カッパーカラギーナン(CS−44)(いずれも
三栄化学社製)が使用感良好で好ましい。かかる水溶性
高分子は、本発明の化粧水中に0.01〜1.0重量
%、特に0.03〜0.3重量%配合することが好まし
い。水溶性高分子が0.01重量%未満であると本発明
の効果を奏せず、1.0重量%を超えるとべたつきが生
じることがあり好ましくない。本発明において用いられ
るポリエーテル変性シリコーンオイルとしては、水溶性
であるものが望ましく、例えばジメチルシロキサン・メ
チル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメ
チルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロ
キサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレン)シロキサン共重
合体等が挙げられる。具体的には、次の一般式(1)
【0010】
【化1】
【0011】〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を
示し、mは5〜50、nは2〜10、pは10〜50、
qは0〜30の数をそれぞれ示す〕で表わされるものを
挙げることができ、市販品としては信越化学工業社製の
KF−6011、KF−6012、KF−615Aや日
本ユニカ社製のL−7002等が挙げられる。これらの
ポリエーテル変性シリコーンオイルは、従来、シャンプ
ーのコンディショニング剤として、またシリコーン油の
乳化剤として各種乳化組成物に使用されているものであ
り、本発明のように一価低級アルコールを配合しない系
で、多価アルコール及び水溶性高分子と併用することに
より、当該多価アルコールのべたつき感等を低減させる
効果があることは全く意外である。
【0012】かかるポリエーテル変性シリコーンオイル
の本発明化粧水への配合量は、多価アルコールの配合量
によっても異なるが、通常0.01〜1.0重量%、特
に0.04〜0.4重量%が好ましい。
【0013】更に本発明化粧水においては、前記必須成
分の他、通常化粧水に用いられる塩、pH調整剤、上記水
溶性高分子以外の増粘剤、色素、防腐剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、香料、キレート剤、収れん剤、殺菌剤、
賦活剤等の薬効剤を本発明の効果を損なわない範囲で配
合することができる。また、本発明においては、皮膚刺
激防止の観点からエタノール、イソプロパノール等の一
価低級アルコールは配合しないことが望ましく、またセ
ラミド類に代表される両親媒性物質等の固形脂や香料等
の透明性を損なわない程度の油性成分以外の油剤は配合
しないことが望ましい。
【0014】本発明の化粧水は、常法、例えば水に前記
必須成分及び任意成分を配合し、必要に応じて濾過等を
行うことにより製造することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明化粧水は、保湿性に優れ、刺激性
やべたつきがなく使用感が良好で、ノンアルコール・ノ
ンオイル化粧料として有用である。
【0016】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0017】実施例1 表1に示す組成の化粧水を調製し、女性パネラー10名
に洗浄後の皮膚に使用してもらい、下記の基準により使
用感を評価した。また肉眼観察により透明性も評価し
た。得られた結果を表1に示す。 (使用感の評価基準) (1)べたつき感 ◎:べたつき感が全くない。 ○:べたつき感がほとんどない。 ×:べたつき感がある。 (2)刺激感 ○:刺激感がほとんどない。 ×:刺激感がある。
【0018】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/00 W 9165−4C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多価アルコール、水溶性高分子及びポリ
    エーテル変性シリコーンオイルを含有することを特徴と
    する化粧水。
  2. 【請求項2】 水溶性高分子が、ペクチン及び/又はカ
    ッパーカラギーナンである請求項1記載の化粧水。
JP3633492A 1992-02-24 1992-02-24 化粧水 Pending JPH05229928A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1264590A2 (en) * 2001-06-06 2002-12-11 Ajinomoto Co., Inc. Cosmetic composition
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JP2010059117A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Kao Corp 化粧水
JP2017178876A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 花王株式会社 スキンケア方法

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