JPH09501703A - 粒状調泡剤およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明の界面活性剤含有洗剤および清浄組成物での用途に適する粒状調泡剤は、無機および/または有機系担持物質と非発泡性の活性物質を含有する。圧縮した重質粉末に組み込んだときにその効果を失わない貯蔵安定性調泡剤を得るため、見掛け密度を700g/L〜1100g/Lの範囲の値とし、その平均粒子寸法を0.7〜3mmの範囲の値とする。調泡剤粒子の6重量%未満は直径0.4mmより小さく、また粒子の25重量%未満は直径1.6mmより大きい。炭酸アルカリ塩含有塩基性物質と非発泡性の活性物質の均質なプリミックスを孔寸法0.5〜5mmの押出ダイによって、25〜200バールの加圧下で押出して調泡剤を製造する。押出したストランドを、押出ダイから取り出した後、押出ダイの孔直径とは20%以下異なる長さに切断装置で切断する。
Description
【発明の詳細な説明】
粒状調泡剤およびその製造方法
本発明は、特にシリコーンおよび/またはパラフィン系の抑泡剤と無機および
/または有機の担体物質を含有し、かつ高い見掛け密度を有する粒状調泡剤、洗
剤におけるその使用、並びに押出によるその製造方法に関する。
発泡を調節するために、粒状の洗剤は、通常、しばしば別個の粒子として作ら
れ、かつ1種またはそれ以上の粉末の形態で作られた他の成分に組み込まれる抑
泡剤を含有する。
ドイツ特許出願公開第2232262号には、その表面にオリガノポリシロキ
サン含有抑泡剤を有する粉末状または造粒されたトリポリリン酸ナトリウムから
成る調泡組成物が記載されている。この調泡剤は、特に、水性エマルションの形
態で使用されるオルガノポリシロキサン成分と、水を含まない顆粒の形態で特に
使用されるリン酸塩担体物質を単に混合することによって製造される。その高い
リン酸塩含量のために、上記調泡組成物は、最近の洗剤での用途には用いられて
いない。
ドイツ特許出願公開第2402955号には、オルガノポリシロキサン用の担
体物質として、上記のトリポリリン酸塩の代わりに、易流動性の粉末状または結
晶のペルオキシホウ酸ナトリウムを使用することが提案されている。
欧州特許出願第0008829号には、ワックス、疎水化シリカゲル、特定の
非イオン分散剤およびシリコーンの、場合により洗剤の他の成分との密な混合物
の形態で存在する調泡系を含有する固体洗剤が記載されている。予め液化された
調泡系を、前以て製造された担体粒子に、特に噴霧乾燥によって噴霧することが
でき、その中には他の洗剤成分の全てまたは一部が存在する。上記の製造方法は
、数段階を伴うため、比較的複雑である。
ドイツ特許出願公開第3436194号には、非水溶性抑泡剤、無機担体塩お
よび特定のセルロースエーテル混合物を含有する水性分散液を噴霧乾燥すること
による流し出し可能な抑泡剤顆粒の製造方法が記載されている。水性分散液がさ
らされる噴霧乾燥条件での高温のために、上記の方法は、特にオルガノポリシロ
キサンを使用する場合には、その抑泡特性が必ずしも最適ではない製品を導くこ
とがある。
洗剤用抑泡剤としてのビスアミドの使用は、ドイツ特許出願公開第20430
87号から周知である。残念なことに、この公報に記載されている組成物は、そ
の抑泡効果が広い温度範囲に亙って均一ではない。
欧州特許第87233号には、油性またはワックス状の物質とビスアミドとの
混合物を担体粉末に適用した低発泡性洗剤、特に噴霧乾燥した界面活性剤含有洗
剤の製造方法が記載されている。油性またはワックス状の物質は、例えば融点が
20〜120℃のワセリンから構成され得る。実施例では、このために、鉱物油
が使用されている。この成分が、主に担体またはビスアミド用分散剤として作用
することは明白である。この作製方法(すなわち噴霧乾燥した界面活性剤含有洗
剤に混合物を噴霧する方法)では、製造プロセスが調泡剤成分の貯蔵安定性に悪
影響を与える危険があるため、貯蔵時間が増すとともにその活性が低下する。そ
の効果を高めると同時に必要な使用時の濃度を低下させるために、この抑泡剤は
、しばしば、他の既知の抑泡剤、特にポリシロキサンまたはポリシロキサン/シ
リカ混合物と共に用いられる。ビスアミドを含有する他の調泡剤が、欧州特許第
75433号および同第94250号から知られている。ドイツ特許出願公開第
2857155号には、疎水性二酸化ケイ素、並びに任意に脂肪酸エステルと混
合した固体および液体の炭化水素の混合物から成る調泡剤を含有する洗剤が記載
されている。室温で液体の炭化水素の高い含量(すなわち22.5〜約98重量
%)の故に、この種の調泡剤は、塊を形成する危険がある。欧州特許出願第30
9931号には、パラフィンワックスと微結晶パラフィンワックスの比較的複雑
な混合物を含有する調泡剤が記載されている。最近、機械洗浄において重要性が
高まってきた低い温度のために、この種の調泡剤は、しばしば不十分な抑泡特性
を示すことが見い出されており、また、貯蔵安定性の観点から、粉末状洗剤へ必
ずしも十分に組み込めるわけではない。
最近望まれている高い見掛け密度600g/L以上、特に700g/L以上の
特殊な清浄製品、特に洗剤の一製造方法は、成分の幾分塑性である混合物の押出
成形である。対応する方法は、例えば国際特許出願公開第91/02047号お
よび同第93/02176号に記載されている。重量および寸法分布に関する非
常に様々な粒子特性のために、従来の調泡剤顆粒は、貯蔵安定性を残すような方
法で、このように圧縮した重質粉末中へ容易には組み込めない。それどころか、
通常、噴霧乾燥によって製造されるより小さくて軽い調泡剤粒子からのより重質
で比較的大きな洗剤押出物の分離は、一般に、短期間貯蔵した後にのみ生じるこ
とから、一様な発泡抑制が洗剤を使用する条件下で起こり得ない。
この課題を克服するため、特にシリコーンとパラフィンを含む抑泡剤を、押出
成形する他の成分の混合物中に均一に組み込み、かつ抑泡剤をその成分と一緒に
押出そうとする試みがなされてきた。残念なことに、調泡成分の活性がかなり損
なわれて行くことが分かった。
驚くべきことには、粉末分離の危険もなく、圧縮した重質粉末に安定して組み
込まれ、かつ調泡効果が長期間保持される高い見掛け密度の調泡剤顆粒が、無機
および/または有機担体物質と混合した抑泡剤から押出法によって得られること
が分かった。
したがって、本発明は、高い見掛け密度の界面活性剤含有洗剤での使用に適し
、見掛け密度が700〜1100g/Lの範囲、特に700〜1000g/Lの
範囲および平均粒子寸法が0.7〜3mmの、無機および/または有機担体物質
と抑泡剤を含有する粒状調泡剤であって、調泡剤粒子の6%未満が直径0.4m
mより小さくかつ前記粒子の25重量%未満が直径1.6mmより大きな調泡剤
に関する。
好ましい態様において、調泡剤は、平均粒子寸法0.8〜1.6mmを有し、粒
子の22重量%未満が直径1.6mmよりも大きく、粒子の70〜90重量%が
直径0.8〜1.6mmの間であり、かつ粒子の10重量%未満、特に5重量%未
満が直径0.8mmより小さい。
本発明は、場合により可塑剤の存在下で、25〜200バールの加圧下、孔直
径が0.5〜5mmの多孔性押出ダイを介して担体物質と抑泡剤の均質なコンパ
ウンドを押出し、押出ダイから取り出した後、ストランドを切断ユニットで押出
ダイの孔直径とは20%以下異なる長さに切断し、また場合により押出物を、任
意に粉末を適用して、球状整粒器内で処理することによる粒状調泡剤の製造方法
にも関する。
適する抑泡剤としては、オルガノポリシロキサン、パラフィンワックス、ワッ
クスエステル、長鎖アルコール、長鎖ケトン、長鎖脂肪酸、並びに、特に微粒子
ビス脂肪酸アミドおよび/またはシリカと混合したそれらの混合物が挙げられる
。
本発明の用途に適する液体オルガノポリシロキサンとしては、典型的なアルキ
ルおよびアリールポリシロキサン、ポリアルキレンオキサイドとそれらのコポリ
マーおよびブロックポリマー、並びに長鎖脂肪酸とそれらのアシル化生成物が挙
げられる。それは、それ自体、または、特にパラフィン、長鎖脂肪酸エステルお
よびシラン化またはシラン化以外の方法で疎水化されていてもよい微粒子シリカ
を含む他の典型的な抑泡剤との混合物の形態のどちらで存在していてもよい。シ
リカ含有オルガノポリシロキサン、特にジメチルポリシロキサンが、好ましく使
用される。存在するならば、微粒子シリカの含量は、オルガノポリシロキサンに
対して、好ましくは1〜10重量%である。シリカ含有オルガノポリシロキサン
の室温での粘度は、好ましくは25,000〜38,000mPa・sの範囲であ
り、例えばブルックフィールド(登録商標)型RVT粘度計(スピンドルNo.
5)を用い、10回転/分(r.p.m.)において標準法で決定され得る。
抑泡剤中に任意に存在するパラフィンワックスは、一般に、明確に決定される
融点をもたない複合混合物である。その融点範囲および/または凝固点は、特性
決定のために、通常、「ジ・アナリスト(The Ana1yst)」、87(1962年)
、420頁に記載されているような様々な熱分析(DTA)によって決定される
。凝固点は、ワックスが、徐々に冷却することによって液体から固体へ状態変化
するときの温度である。例えば、凝固点が62〜90℃の微結晶ワックス26〜
49重量%、凝固点が42〜56℃の硬質パラフィン20〜49重量%および凝
固点が35〜40℃の軟質パラフィン2〜25重量%の欧州特許第309931
号から周知のパラフィンワックス混合物が使用されてよい。30〜90℃で凝固
す
るパラフィンまたはパラフィン混合物が好ましく用いられる。室温では固体であ
ると考えられるパラフィンワックス混合物も、種々な量の液体パラフィンを含有
することがあるという点に注意すべきである。室温で完全に液体のパラフィン(
すなわち凝固点が25℃よりも低いパラフィン)は不適当である。すなわち、好
ましいパラフィンワックスは、30℃で液体の成分10重量%未満、特に2〜5
重量%、40℃で液体の成分30重量%未満、好ましくは5〜25重量%の範囲
、特に5〜15重量%の範囲、60℃で液体の成分30〜60重量%、特に40
〜55重量%の範囲、80℃で液体の成分80〜100重量%、および90℃で
液体の成分100重量%を有する。特に好ましいパラフィンワックス混合物にお
いて、液体の成分100重量%のパラフィンワックスが到達する温度は、80℃
以下、特に75〜82℃の間である。
天然または合成起源のワックスエステルは、抑泡剤の任意成分である。カルボ
ン酸エステルのカルボン酸部は、12〜28個の炭素原子を含有する。飽和また
は不飽和C12-22脂肪酸のエステル、特にC14-18脂肪酸のエステルが好ましい。
上記エステルは、ベヘン酸、ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸、ミリス
チン酸および/またはラウリン酸のエステルである。カルボン酸エステルのアル
コール成分は、1〜40個、特に1〜32個の炭素原子を含有する一価あるいは
多価アルコールである。適するアルコールの例は、ベヘニルアルコール、アラキ
ジルアルコール、ヤシ油アルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール
、エチレングリコール、グリセリン、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ビニルアルコール、スクロース、エリトリトール、ペンタエリトリトール、
ソルビタンおよび/またはソルビトールである。好ましいエステルは、直鎖第1
級アルコールのエステルである。長鎖C18-28アルコールのカルボン酸エステル
、特に蜜蝋に加えて、短鎖C1-8アルコールのエステルも好ましく使用される。
ある好ましい態様は、長鎖アルコールのエステルと短鎖アルコールのエステルの
重量比10:1〜1:10の混合物の使用を特徴とする。本発明での用途に適す
る天然ワックスエステルの一例は、主にエステル:CH3(CH2)24COO(C
H2)27CH3およびCH3(CH2)26COO(CH2)25CH3から成る蜜蝋であ
る。適する
多価アルコールのエステルは、例えばキシリトールモノパルミチン酸エステル、
ペンタエリトリトールモノステアリン酸エステル、モノステアリン、エチレング
リコールモノステアリン酸エステルおよびソルビタンモノステアリン酸エステル
、ソルビタンパルミチン酸エステル、ソルビタンモノラウリン酸エステル、ソル
ビタンジラウリン酸エステル、ソルビタンジステアリン酸エステル、ソルビタン
ジベヘン酸エステル、ソルビタンジオレイン酸エステル並びに混成牛脂アルキル
ソルビタンモノエステル並びにジエステルである。適するグリセリンエステルは
、グリセリンおよび上記カルボン酸のモノ-、ジ-またはトリエステルであり、モ
ノエステルまたはジエステルが好ましい。例としては、モノステアリン、α-モ
ノオレイン、モノパルミチン、グリセリンモノベヘン酸エステルおよびジステア
リンが挙げられる。
特にC12〜C24の範囲の、上記の長鎖アルコールも、抑泡剤中に自由な形態で
存在していてよい。
抑泡剤中に任意に存在するカルボン酸成分は、12〜28個の炭素原子を含有
する。適するカルボン酸は、特に、ベヘン酸、ステアリン酸、オレイン酸、パル
ミチン酸、ミリスチン酸およびラウリン酸、並びに天然の脂肪または任意に牛脂
もしくは水素化パーム油のような水素化油から得られるそれらの混合物である。
12〜22個の炭素原子を含有する飽和脂肪酸が好ましく、14〜18個の炭素
原子を含有する飽和脂肪酸が特に好ましい。
抑泡剤の任意添加成分は、12〜22個、好ましくは14〜18個の炭素原子
を含有する飽和脂肪酸から、および2〜7個の炭素原子を含有するアルキレンジ
アミンから誘導されるビスアミドである。適する脂肪酸は、ラウリン酸、ミリス
チン酸、ステアリン酸、アラキン酸およびベヘン酸、並びに天然脂肪または牛脂
もしくは水素化パーム油のような水素化油から得られるそれらの混合物である。
適するジアミンは、例えばエチレンジアミン、1,3-プロピレンジアミン、テ
トラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、p
-フェニレンジアミンおよびトリレンジアミンである。好ましいジアミンは、エ
チレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミンである。特に好ましいビスアミド
は、
ビスミリストイルエチレンジアミン、ビスパルミトイルエチレンジアミン、ビス
ステアロイルエチレンジアミンおよびそれらの混合物並びに対応するヘキサメチ
レンジアミン誘導体である。ビスアミドは、好ましくは欧州特許出願第3099
31に記載されているように、微粒子状で存在し、特に、平均粒子寸法が50μ
mである。ビスアミド粒子の最大粒子寸法は、好ましくは20μm未満であり、
粒子の少なくとも50%、特に少なくとも75%の寸法が10μmより小さい。
この粒子寸法データは、既知の「コールター・カウンター(Coulter Counter)」
法によって決定される。
さらに、抑泡剤は、ビスアミドに加えてまたは代えて、微粒子シリカ、特に疎
水化したシリカを含有してよい。疎水化シリカは、例えば米国特許第3,207
,698号または同第3,388,073号に記載されているように、一般に、
ケイ酸塩溶液からの沈殿によって製造された微粒子シリカを処理することにより
、あるいはオルガノハロシランとシリコンハライドの熱分解により得られるシリ
カであると解される。疎水化シリカは、例えば米国特許第3,235,509号
から周知のように、微粒子の二酸化ケイ素にオルガノポリシロキサン(例えばポ
リジメチルシロキサン)を固定することによっても得られる。ジメチルジクロロ
シランまたはトリメチルクロロシランと反応させた熱分解二酸化ケイ素が、別の
例として記載されている。疎水化シリカ粒子は、通常、比表面積100〜300
m2/gに対して、平均初期粒子寸法5〜50μmを有する。シリカを疎水化す
るのに要するシランまたはシロキサンの量は、非常に少なく、通常、シリカの量
の約5重量%程度である。
ビスアミドもしくは上記シリカに加えてまたは代えて、抑泡剤は、直鎖または
分枝の飽和あるいは不飽和カルボン酸もしくはカルボン酸混合物の反応によって
得られる長鎖ケトンを含有してよく、前記カルボン酸は12個以上の炭素原子を
含有し、特にC14〜C30の炭素鎖長を有し、かつケトン形成反応では、二酸化炭
素と水を脱離することにより反応する。炭素鎖長がC18〜C22のカルボン酸もし
くはカルボン酸塩およびそれらの混合物のケトン化から得られたケトンが特に好
ましい。ケトンの調製は、通常、金属酸化物または脂肪酸の金属化合物の存在下
、
約200〜350℃の温度で生じ得る。一様な炭素原子数および天然起源の脂肪
酸混合物を有する出発物質を使用してよい。この混合物は、炭素原子数が14ま
たはそれ以上の脂肪酸が過剰に存在するならば、炭素原子数が12またはそれよ
り少ないカルボン酸も含有してよい。総炭素原子数が、平均して少なくとも25
である比較的長鎖の残基が分子中に存在すれば、(使用される物質に相当する)
非対称ケトンがC14またはC12より短い鎖長も有してよい対称および非対称のケ
トンの混合物を形成する。例は、14-ヘプタコサノン、16-ヘントリアコンタ
ノン、18-ペンタトリアコンタノン、20-ノナトリアコンタノン、22−トリ
テトタコンタノンまたは15-ノナコサノン、17-トリトリアコンタノン、19
-ヘプタトリアコンタノン、21-ヘンテトラコンタノンなどである。上記の種類
のケトンまたはケトン混合物は、通常、室温で固体であり、融点は60〜105
℃である。
本発明の調泡剤中のリン酸塩を含まない担体物質、すなわち無機リン酸塩また
はポリリン酸塩を含まない担体物質は、顆粒構造を有しており、水溶性もしくは
水分散性化合物、主に、洗剤での用途に適する無機および/または有機の塩から
成る。適する担体物質は、典型的な洗浄アルカリ(例えば炭酸アルカリ金属塩)
、ビルダー(例えばアルミノケイ酸塩および/またはポリカルボン酸塩)および
/または層状ケイ酸塩(例えばベントナイト)である。本発明の調泡剤の好まし
い一態様では、担体物質は炭酸アルカリ金属塩とケイ酸アルカリ金属塩の両者を
含有する。この場合、担体物質は、好ましくは、炭酸アルカリ金属塩1〜50重
量%、硫酸アルカリ金属塩70重量%まで、アルミノケイ酸アルカリ金属塩50
重量%までおよびケイ酸アルカリ金属塩10〜50重量%を含有するが、他の水
溶性または非水溶性水分散性の物質も存在してよい。付加的に使用されてよい物
質としては、特にアルカリ金属塩化物および層状ケイ酸塩(例えばベントナイト
)が挙げられる。ケイ酸アルカリ金属塩は、好ましくは、アルカリ金属酸化物と
SiO2とのモル比が1:1.5〜1:3.5の化合物である。このようなケイ酸
塩の使用は、特に優れた粒子特性、特に本質的に高い耐摩耗性と(それにもかか
わらず)水への高い溶解速度を得る。本発明の調泡剤用の担体物質での用途に適
す
るアルミノケイ酸塩としては、特に、ゼオライト(例えばゼオライトNaAおよ
びNaX)が挙げられる。有機担体物質または担体物質の成分は、例えばデンプ
ン、さらには酢酸エステル、酒石酸エステル、クエン酸エステル、コハク酸エス
テル、カルボキシメチルコハク酸エステルおよびNTAまたはEDTAのような
アミノポリカルボン酸のアルカリ金属塩、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホス
ホネート、エチレンジアミノテトラメチレンホスホネートおよびジエチレントリ
アミンペンタメチレンホスホネートのようなヒドロキシアルカンホスホネートお
よびアミノアルカンポリホスホネートである。ポリマーまたはコポリマーカルボ
ン酸の水溶性の塩(例えばポリアクリレートおよびアクリル酸/マレイン酸コポ
リマー)も適している。無機および有機の塩の混合物を、しばしば有利に使用し
てよい。いずれの場合にも、上記アルカリ金属塩の好ましいアルカリ金属はナト
リウムである。
特にその押出方法における使用に関して、担体物質は、さらに、例えば、ポリ
エチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リレートおよびセルロース誘導体を含む、例えばフィルム形成ポリマーの形態で
の可塑剤を含有してよい。適するセルロースエーテルは、特に、カルボキシメチ
ルセルロースアルカリ金属塩、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、および、いわゆるセルロース混成エーテル(例えばメチル
ヒドロキシエチルセルロースおよびメチルヒドロキシプロピルセルロース)並び
にそれらの混合物である。カルボキシメチルセルロースナトリウムとメチルセル
ロースの混合物が、好ましくは使用され、カルボキシメチルセルロースは、通常
、無水グルコース単位当たりカルボキシメチル基0.5〜0.8個の置換度を有し
、メチルグルコースは、無水グルコース単位当たりメチル基1.2〜2個の置換
度を有する。混合物は、好ましくはカルボキシメチルセルロースアルカリ金属塩
と非イオンセルロースエーテルを重量比80:20〜40:60、特に75:2
5〜50:50で含有する。対応するセルロースエーテル混合物は、固体状態で
、または通常の方法によって予め膨潤されていてよい水溶液として使用され得る
。少量、すなわちわずか10重量%、特に0.5〜5重量%の非イオン界面活性
剤
を可塑剤として使用してもよい。本発明において非イオン界面活性剤は、水溶液
もしくは分散液中で清浄または乳化効果を発揮する、疎水性分子成分と親水性非
イオン基を有する界面活性な化合物であると解される。疎水性分子成分は、一般
に、炭化水素基または置換炭化水素基あるいは乏しい水溶性のポリグリコールエ
ーテル基(例えばポリプロピレングリコールもしくはポリブチレングリコールエ
ーテル基)から成る。分子の親水性非イオン基は、一般に、通常、2〜80個の
エチレングリコール単位を含有するポリエチレングリコールエーテル基から形成
される。他の適する可塑剤は、グリセリンおよびプロピレングリコールのような
多価アルコール、マルトース、グルコースおよびスクロースのような糖並びにそ
れらの混合物である。
本発明の調泡剤の一つの好ましい態様は、(抑泡剤全体に対して、)C2-7ジ
アミンと飽和C2-12カルボン酸から生成した少なくとも1つのビスアミド0.1
〜30重量%、C12-22カルボン酸とC1-40アルコールのエステル少なくとも1
種20〜99.9重量%、凝固点が25℃以上のパラフィンワックスまたはパラ
フィンワックス混合物79.9重量%まで、特に1〜75重量%、並びに少なく
とも1種のC12-28カルボン酸79.9重量%まで、特に10〜60重量%の混合
物の形態での抑泡剤を含有する。
さらに好ましい態様において、本発明の調泡剤は、疎水化シリカおよび/また
はC2-7ジアミンと飽和C12-22カルボン酸から生成した少なくとも1種のビスア
ミド0.1〜30重量%、12〜24個の炭素原子を含有する少なくとも1種の
アルコール20〜99.9重量%、C12-22カルボン酸とC1-40アルコールのエス
テル少なくとも1種79.9重量%まで、少なくとも1種のC12-28カルボン酸7
9.9重量%まで、凝固点が25℃以上のパラフィンワックスまたはパラフィン
ワックス混合物79.9重量%までの混合物の形態での抑泡剤を含有する。
本発明の調泡剤の特に好ましい態様は、全部で少なくとも25個の炭素原子を
有する長鎖アルキルまたはアルケニル基を含有するケトン0.1〜30重量%、
並びに90℃以下の温度では100重量%が液状で存在する室温で固体のパラフ
ィンワックスまたはパラフィンワックス混合物70〜99.9重量%の混合物の
形
態での抑泡剤を含有する。
最後に、本発明の調泡剤のもう一つの態様は、場合により上記ビスアミドと混
合した上記パラフィンと、場合により上記疎水化シリカと混合した上記シリコー
ンの重量比10:1〜1:10、特に重量比7:3〜1:7.5の抑泡剤混合物
として含有する調泡剤である。
本発明の調泡剤は、好ましくは、25〜200バールの加圧下、孔直径が0.
5〜5mmの多孔性押出ダイを介して、特に炭酸アルカリ金属塩と抑泡剤を含有
する担体物質の均質なコンパウンドを押出して、押出ダイから取り出した後、ス
トランド状の押出物を、押出ダイの孔直径とは20%以下異なる長さに切断ユニ
ットで切断することによって製造される。この方法によって、非常に均一な形状
の顆粒が得られる。球状の粒子が好ましい。
押出をしようとする均質なコンパウンドは、好ましくは、上記の種類の可塑剤
、特にグリセリン、平均分子量が200〜1000のポリエチレングリコール、
グルコース、スクロースおよび/またはフィルム形成ポリカルボキシレートを含
有する。押出をするコンパウンド中および本発明の方法で製造される調泡剤中の
このような可塑剤の含有率は、好ましくは1〜35重量%、特に1〜25重量%
である。
切断後、押出機から取り出した押出物を、標準的な機械[例えばマルメライザ
ー(Marumerizer、登録商標)]において、場合により粉末を適用しながら、基本
的に既知の方法で球状化処理してよい。押出物中に存在する粘着物を除去するこ
とができる適する粉末は、例えば洗剤質の微粒子ゼオライトおよびケイ酸塩並び
にそれらの混合物である。
本発明の粒状抑泡剤または本発明の方法で製造された粒状抑泡剤は、特に、見
掛け密度が600〜1100g/L、特に600〜1000g/Lでかつ洗剤お
よび清浄組成物の典型的な成分、特に界面活性剤、ビルダー、漂白剤および/ま
たは漂白活性剤を含有する少なくとも1つの他の顆粒成分と単に混合して高い見
掛け密度の洗剤を製造するのに使用される。
実施例
実施例1:調泡剤の製造
(ゼオライト2重量%以外の)以下の表中に列挙した成分を示された量比でチ
ョッピングユニットを有するすき刃ミキサーにおいて混合し、均質なコンパウン
ドを製造した後、100バールの圧力下において2軸押出機で押出成形し、押出
ダイ(孔直径1.4mm)から取り出した後、直ぐに長さ1.4mmに切断した。
次いで、押出物を、残しておいたゼオライト粉末を適用しながら球状整粒器で球
状化処理した。得られた顆粒S1、S2、S3およびS4は、平均粒子寸法が1
.2mmであり、粒子の8%は直径1.6mmより大きく、かつ粒子の5%は0.
4mmよりも小さかった。顆粒S1の見掛け密度は828g/L、顆粒S2の見
掛け密度は848g/L、顆粒S3の見掛け密度は1060g/L、および顆粒
S4の見掛け密度は936g/Lであった。
実施例2
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム18重量%、非イオン界面活性剤[デ
ヒドール(Dehydol)、登録商標]3重量%、ペルオキシホウ酸ナトリウム16重
量%、ゼオライトNaA29重量%、炭酸ナトリウム5重量%、ポリマーポリカ
ルボキシレート(ソカランCP5、ビー・エー・エス・エフの製品)5重量%、エ
チレンジアミン四酢酸6重量%、可塑剤(40エトキシル化した脂肪アルコール
)3重量%、100重量%とする水を含有する高い見掛け密度の洗剤W1、並び
に含水量を低減するために実施例1で使用したシリコーン抑泡剤0.6重量%を
含有する以外はW1と同様の組成を有する洗剤W2を、実施例1と同様の方法で
製造した。
本発明の実施例1の粒状調泡剤S1を、0.52重量%の抑泡剤濃度を与える
量で洗剤W1に添加した。得られた洗剤(W1+S1)を、顆粒成分を分離せず
に16週間貯蔵した。洗剤の発泡特性を、使用時の条件[ミーレ(Mie1e)W717型
家庭用洗濯機、3.5kg清浄洗浄、水の硬度3°d、洗剤使用量80g]で試
験し、以下の表2に示した評価を与えた(0〜6までの評価;0=発泡せず;5
=洗濯機の点検窓が泡沫で完全に満たされた;6=過発泡による液体の損失;評
価値は、30分間の洗浄時間後に読み取った。)。比較として、わずかに多い量
の抑泡剤を含有する洗剤W2と、(シリコーン15重量%を含有し、残りが硫酸
ナトリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、膨潤させたカルボキシメチル
セルロースであり、国際特許出願公開第91/12306号に従って噴霧乾燥さ
せた)既知の抑泡剤濃厚物0.4重量%(抑泡剤基準)を添加してW2から製造
された洗剤W3を、同じ条件下で試験した。本発明の調泡剤を含有する洗剤は、
いずれの場合にも、押出前に組み込まれた抑泡剤を含有する洗剤よりも優れてお
り、その発泡特性も、特に低温において、2倍量の抑泡剤を含有する洗剤W3よ
りも上回っていることが分かる。同様のことが、実施例1からの調泡剤S2また
はS4を洗剤W1と共に用いるときにも当てはまる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C11D 11/00 9546−4H C11D 11/00
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),JP,US
(72)発明者 ザイター、ヴォルフガング
ドイツ連邦共和国デー‐41469ノイス、ロ
ルベールヴェーク 7番
(72)発明者 アッシュマン、ゲオルグ
ドイツ連邦共和国デー‐41363ユーヘン、
デヒャント‐ケーニッヒス‐シュトラアセ
9番
(72)発明者 グレガー、マンフレット
ドイツ連邦共和国デー‐40599デュッセル
ドルフ、グラウデンツァー・シュトラアセ
34番
(72)発明者 ヤコブス、ヨヘン
ドイツ連邦共和国デー‐42349ヴッペルタ
ール、テッシェンズートベルク 50番
(72)発明者 パヴェルツィーク、フーベルト
ドイツ連邦共和国デー‐40229デュッセル
ドルフ、アルト・エラー 23番
(72)発明者 フィレツィア、サルヴァトーレ
ドイツ連邦共和国デー‐46049オーベルハ
ウゼン、ツルペンシュトラアセ 20番
(72)発明者 ラトケ、イェンズ
ドイツ連邦共和国デー‐40233デュッセル
ドルフ、ロンズドルファー・シュトラアセ
2番
(72)発明者 ベッカー、モニカ
ドイツ連邦共和国デー‐42799ライヒリン
ゲン、イム・ロットフェルト 14番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.無機および/または有機担体物質と抑泡剤を含有する高い見掛け密度の界 面活性剤含有洗剤での用途に適する粒状調泡剤であって、見掛け密度が700〜 1100g/Lおよび平均粒子寸法が0.7〜3mmであり、調泡剤粒子の6% 未満が直径0.4mmより小さくかつ前記粒子の25重量%未満が直径1.6mm より大きな調泡剤。 2.平均粒子寸法0.8〜1.6mmを有し、粒子の22重量%未満が直径1. 6mmよりも大きく、粒子の70〜90重量%が直径0.8〜1.6mmの間であ り、かつ粒子の10重量%未満、特に5重量%未満が直径0.8mmより小さい 請求項1に記載の調泡剤。 3.抑泡剤5〜80重量%と粒状のリン酸塩を含まない水溶性および/または 非水溶性分散性の担体物質20〜95重量%を含有する請求項1または2に記載 の調泡剤。 4.抑泡剤8〜50重量%、特に10〜40重量%と担体物質50〜92重量 %、特に60〜90重量%を含有する請求項1ないし3のいずれかに記載の調泡 剤。 5.抑泡剤が、オルガノポリシロキサン、パラフィンワックス、ワックスエス テル、長鎖脂肪酸または、特に微粒子ビス脂肪酸アミド、長鎖ケトンおよび/ま たはシリカと混合したそれらの混合物を含有する請求項1ないし4のいずれかに 記載の調泡剤。 6.抑泡剤が、C2-7ジアミンと飽和C2-12カルボン酸から生成した少なくと も1つのビスアミド0.1〜30重量%、C12-22カルボン酸とC1-40アルコール のエステル少なくとも1種20〜99.9重量%、凝固点が25℃以上のパラフ ィンワックスまたはパラフィンワックス混合物79.9重量%まで、特に1〜7 5重量%、並びに少なくとも1つのC12-28カルボン酸79.9重量%まで、特に 10〜60重量%の混合物である請求項1ないし5のいずれかに記載の調泡剤。 7.抑泡剤が、疎水化シリカおよび/またはC2-7ジアミンと飽和C12-22カル ボン酸から生成した少なくとも1つのビスアミド0.1〜30重量%、12〜2 4個の炭素原子を含有する少なくとも1種のアルコール20〜99.9重量%、 C12-22カルボン酸とC1-40アルコールのエステル少なくとも1種79.9重量% まで、少なくとも1種のC12-28カルボン酸79.9重量%まで、凝固点が25℃ 以上のパラフィンワックスまたはパラフィンワックス混合物79.9重量%まで の混合物である請求項1ないし5のいずれかに記載の調泡剤。 8.抑泡剤が、全部で少なくとも25個の炭素原子を有する長鎖アルキル基ま たはアルケニル基を含有するケトン0.1〜30重量%、並びに90℃以下の温 度では100重量%が液状で存在する室温で固体のパラフィンワックスまたはパ ラフィンワックス混合物70〜99.9重量%の混合物である請求項1ないし5 のいずれかに記載の調泡剤。 9.抑泡剤が、場合によりビスアミドと混合したパラフィンと、場合により疎 水化シリカと混合したオルガノポリシロキサンの重量比10:1〜1:10、特 に重量比7:3〜1:7.5の混合物である請求項1ないし5のいずれかに記載 の調泡剤。 10.抑泡剤中に存在するパラフィンワックスが、30℃で液体の成分10重 量%未満、40℃で液体の成分30重量%未満、60℃で液体の成分30〜60 重量%、80℃で液体の成分80〜100重量%、および90℃で液体の成分1 00重量%を有する請求項5ないし9のいずれかに記載の調泡剤。 11.パラフィンワックスが、30℃で液体の成分2〜5重量%、40℃で液 体の成分5〜25重量%、特に5〜15重量%、60℃で液体の成分40〜55 重量%を有する請求項10に記載の調泡剤。 12.抑泡剤が微粒子シリカとオルガノポリシロキサンの混合物であり、かつ 室温での粘度が25,000〜38,000mPa・sである請求項1ないし5の いずれかに記載の調泡剤。 13.担体物質が、洗浄アルカリ、特に炭酸アルカリ金属塩、ビルダー、特に アルミノケイ酸塩、層状ケイ酸塩、特にベントナイト、水溶性または水膨潤性ポ リマー、特にデンプン、ポリマーポリカルボキシレートおよび/またはセルロー スエーテルを含有する請求項1ないし12のいずれかに記載の調泡剤。 14.25〜200バールの加圧下、孔直径が0.5〜5mmの多孔性押出ダ イを介した担体物質と抑泡剤の均質なコンパウンドを押出し、押出ダイから取り 出した後、ストランドを切断ユニットで押出ダイの孔直径よりも20%短い長さ に切断する粒状調泡剤の製造方法。 15.均質なコンパウンドが、可塑剤、特に分子量が200〜1000のポリ エチレングリコール、グリセリン、グルコースおよび/またはスクロースを含有 する請求項14に記載の方法。 16.押出物を、任意に粉末を適用して、球状整粒器内で球状化処理する請求 項14または15に記載の方法。 17.見掛け密度が600〜1100g/Lでかつ洗剤または清浄組成物の典 型的な成分、特に界面活性剤、ビルダー、漂白剤および/または漂白活性剤を含 有する少なくとも1つの他の顆粒成分と混合して高い見掛け密度の洗剤を製造す るための請求項1ないし13のいずれかに記載の粒状調泡剤または請求項14な いし16のいずれかに記載の方法によって製造された調泡剤の使用。
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