JPH0950132A - マスクフィルムを基板面に密着させる方法 - Google Patents
マスクフィルムを基板面に密着させる方法Info
- Publication number
- JPH0950132A JPH0950132A JP7204102A JP20410295A JPH0950132A JP H0950132 A JPH0950132 A JP H0950132A JP 7204102 A JP7204102 A JP 7204102A JP 20410295 A JP20410295 A JP 20410295A JP H0950132 A JPH0950132 A JP H0950132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- mask film
- mask
- spacer
- end edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板5周囲のマスクフィルムの先行密着を防
止し、基板5とマスクフィルム1及び2間の空気を十分
かつ迅速にに排気させる。 【解決手段】 マスクフィルム固定ピン3と基板1端縁
との間にスペーサ6を置いて基板1をマスクフィルム1
及び2で挾み、マスクフィルム1及び2間の空気を排出
する。
止し、基板5とマスクフィルム1及び2間の空気を十分
かつ迅速にに排気させる。 【解決手段】 マスクフィルム固定ピン3と基板1端縁
との間にスペーサ6を置いて基板1をマスクフィルム1
及び2で挾み、マスクフィルム1及び2間の空気を排出
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】プリント配線板製造工程にお
ける露光前に、マスクフィルムを基板に密着させる方法
に関する。
ける露光前に、マスクフィルムを基板に密着させる方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板のライン加工精度を高め
るには、感光性フィルムが貼られた基板に回路を露光印
刷する工程で、基板とマスクフィルムの密着性を向上さ
せる必要がある。そのため、露光機内にセットされた露
光板下側焼枠4の上に下面用マスクフィルム2を置き、
その上に基板5を置き、その上に上面用マスクフィルム
1を置き、上面用マスクフィルム1と下面用マスクフィ
ルム2とを固定ピン3で固定し、上面用マスクフィルム
1と下面用マスクフィルム2との間に存在する空気を排
出するようにしている(図2参照)。これにより、マス
クフィルムと基板の間の空気が排気され大気圧によりマ
スクフィルム1及び2と基板5とが密着する。
るには、感光性フィルムが貼られた基板に回路を露光印
刷する工程で、基板とマスクフィルムの密着性を向上さ
せる必要がある。そのため、露光機内にセットされた露
光板下側焼枠4の上に下面用マスクフィルム2を置き、
その上に基板5を置き、その上に上面用マスクフィルム
1を置き、上面用マスクフィルム1と下面用マスクフィ
ルム2とを固定ピン3で固定し、上面用マスクフィルム
1と下面用マスクフィルム2との間に存在する空気を排
出するようにしている(図2参照)。これにより、マス
クフィルムと基板の間の空気が排気され大気圧によりマ
スクフィルム1及び2と基板5とが密着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、空気が外側
から先に排気されるため、基板5の端縁と固定ピン3と
の間で上面用マスクフィルム1と下面用マスクフィルム
2とが密着して、内側の空気の空気の排出を妨げ、マス
クフィルムが袋状となり、基板とマスクフィルム1、2
との間に抜けきらない空気溜りができることがあった。
このような空気溜りができると、マスクフィルムと基板
との密着性が低下するため、印刷されたラインの幅は、
所定寸法より30%以上広くなってしまう。さらに、排
気速度が遅く、いわゆる真空引き待ち時間が長いという
問題もあった。本発明は、基板周囲のマスクフィルム先
行密着を防止し、基板5とマスクフィルム1及び2間の
空気を十分かつ迅速にに排気させる方法を提供するもの
である。
から先に排気されるため、基板5の端縁と固定ピン3と
の間で上面用マスクフィルム1と下面用マスクフィルム
2とが密着して、内側の空気の空気の排出を妨げ、マス
クフィルムが袋状となり、基板とマスクフィルム1、2
との間に抜けきらない空気溜りができることがあった。
このような空気溜りができると、マスクフィルムと基板
との密着性が低下するため、印刷されたラインの幅は、
所定寸法より30%以上広くなってしまう。さらに、排
気速度が遅く、いわゆる真空引き待ち時間が長いという
問題もあった。本発明は、基板周囲のマスクフィルム先
行密着を防止し、基板5とマスクフィルム1及び2間の
空気を十分かつ迅速にに排気させる方法を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスクフィル
ム固定ピン3と基板1端縁との間にスペーサ6を置いて
基板1をマスクフィルム1及び2で挾み、マスクフィル
ム1及び2間の空気を排出することを特徴とする、マス
クフィルムを基板面に密着させる方法である。
ム固定ピン3と基板1端縁との間にスペーサ6を置いて
基板1をマスクフィルム1及び2で挾み、マスクフィル
ム1及び2間の空気を排出することを特徴とする、マス
クフィルムを基板面に密着させる方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】スペーサ6は、ナイロン等の樹脂
を材料とする。ライン断線原因となる塵埃を発生させな
いようにするためである。スペーサ6の長さは、平行す
る基板1の端縁と同等とする。また、スペーサ6の幅
は、固定ピンから基板1の端縁までの距離の70%以上
あるのが好ましい。さらに厚さは基板1の厚さと同等で
あるのが好ましい。さらに、幅方向に溝7を設けるとな
お好ましい(図3参照)。溝7の深さは、スペーサ6の
厚みの50%以上とし、溝幅は、スペーサの厚みと同等
以上が好ましい。スペーサ6は、基板1の端縁から1〜
5mm程はなれた場所に置かれるようにする。
を材料とする。ライン断線原因となる塵埃を発生させな
いようにするためである。スペーサ6の長さは、平行す
る基板1の端縁と同等とする。また、スペーサ6の幅
は、固定ピンから基板1の端縁までの距離の70%以上
あるのが好ましい。さらに厚さは基板1の厚さと同等で
あるのが好ましい。さらに、幅方向に溝7を設けるとな
お好ましい(図3参照)。溝7の深さは、スペーサ6の
厚みの50%以上とし、溝幅は、スペーサの厚みと同等
以上が好ましい。スペーサ6は、基板1の端縁から1〜
5mm程はなれた場所に置かれるようにする。
【0006】
【発明の効果】基板1とマスクフィルム1及び2との間
の空気が十分にかつ迅速に排気されるようになった。こ
のため、マスクフィルムの密着性向上により、印刷され
たラインの幅は、所定寸法±10%内とすることができ
る。また、排気が迅速になることにより、真空へ達する
時間が短縮され、短時間で印刷が可能となった。
の空気が十分にかつ迅速に排気されるようになった。こ
のため、マスクフィルムの密着性向上により、印刷され
たラインの幅は、所定寸法±10%内とすることができ
る。また、排気が迅速になることにより、真空へ達する
時間が短縮され、短時間で印刷が可能となった。
【図1】本発明一実施例に関するマスクフィルムのセッ
ト状態を示す断面図である。
ト状態を示す断面図である。
【図2】従来のマスクフィルムのセット状態を示す断面
図である。
図である。
【図3】本発明で使用するスペーサの一例を示す斜視図
である。
である。
1…上面用マスクフィルム 2…下面用マスクフィルム 3…固定ピン 4…露光板下側焼枠 5…基板 6…スペーサ
Claims (1)
- 【請求項1】 マスクフィルム固定ピンと基板端縁との
間にスペーサを置いて基板をマスクフィルムで挾み、マ
スクフィルム間の空気を排出することを特徴とする、マ
スクフィルムを基板面に密着させる方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7204102A JPH0950132A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | マスクフィルムを基板面に密着させる方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7204102A JPH0950132A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | マスクフィルムを基板面に密着させる方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0950132A true JPH0950132A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16484839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7204102A Pending JPH0950132A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | マスクフィルムを基板面に密着させる方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0950132A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6033477B1 (ja) * | 2016-01-06 | 2016-11-30 | テクノアルファ株式会社 | フォトレジストでパターンを形成した曲面体の製造方法及び露光装置 |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP7204102A patent/JPH0950132A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6033477B1 (ja) * | 2016-01-06 | 2016-11-30 | テクノアルファ株式会社 | フォトレジストでパターンを形成した曲面体の製造方法及び露光装置 |
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