JPH0948912A - ポリカーボネート系樹脂組成物 - Google Patents
ポリカーボネート系樹脂組成物Info
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- JPH0948912A JPH0948912A JP7219468A JP21946895A JPH0948912A JP H0948912 A JPH0948912 A JP H0948912A JP 7219468 A JP7219468 A JP 7219468A JP 21946895 A JP21946895 A JP 21946895A JP H0948912 A JPH0948912 A JP H0948912A
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- JP
- Japan
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- resin composition
- filler
- inorganic filler
- polycarbonate resin
- fiber
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/49—Phosphorus-containing compounds
- C08K5/51—Phosphorus bound to oxygen
- C08K5/52—Phosphorus bound to oxygen only
- C08K5/521—Esters of phosphoric acids, e.g. of H3PO4
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K7/00—Use of ingredients characterised by shape
- C08K7/02—Fibres or whiskers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面外観が改善され、高い弾性率を有する、
無機充填剤で強化されたポリカーボネート(PC)系樹
脂組成物を提供する。 【解決手段】 (A)PC系樹脂99〜40重量部、(B)
無機充填剤1〜60重量部を含み、かつ(A)および
(B)の合計100 重量部に対して、(C)リン酸エステ
ル系化合物1〜30重量部を含む樹脂組成物。
無機充填剤で強化されたポリカーボネート(PC)系樹
脂組成物を提供する。 【解決手段】 (A)PC系樹脂99〜40重量部、(B)
無機充填剤1〜60重量部を含み、かつ(A)および
(B)の合計100 重量部に対して、(C)リン酸エステ
ル系化合物1〜30重量部を含む樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機充填剤で強化
されたポリカーボネート系樹脂組成物に関する。
されたポリカーボネート系樹脂組成物に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ガラス強化ポリカーボ
ネート樹脂は、機械的強度、剛性、寸法精度等に優れて
いるので、例えばカメラや電動工具のハウジングの材料
として広く使用されている。これらの用途においては、
商品価値を高めるために、優れた表面外観が要求され
る。
ネート樹脂は、機械的強度、剛性、寸法精度等に優れて
いるので、例えばカメラや電動工具のハウジングの材料
として広く使用されている。これらの用途においては、
商品価値を高めるために、優れた表面外観が要求され
る。
【0003】しかしながら、ガラス強化ポリカーボネー
ト樹脂は、ガラス強化ナイロンやガラス強化ポリエステ
ル等の他の樹脂に比較して、ガラス繊維が表面に出てく
る、いわゆるガラスの浮きが目立ち、優れた表面外観を
得ることが困難であるとされていた。
ト樹脂は、ガラス強化ナイロンやガラス強化ポリエステ
ル等の他の樹脂に比較して、ガラス繊維が表面に出てく
る、いわゆるガラスの浮きが目立ち、優れた表面外観を
得ることが困難であるとされていた。
【0004】かかる問題を解決するために、従来、金型
温度を高くして成形する方法が採用されていたが、これ
は成形サイクルが長くなり好ましくない。
温度を高くして成形する方法が採用されていたが、これ
は成形サイクルが長くなり好ましくない。
【0005】また、仕上げ塗装を行うことにより優れた
外観を得るという方法も行われているが、塗装コストが
かさみ経済的に不利であることはもとより、ガラスの浮
きの激しい表面に塗装をしても、望ましい外観を期待す
ることは困難であった。
外観を得るという方法も行われているが、塗装コストが
かさみ経済的に不利であることはもとより、ガラスの浮
きの激しい表面に塗装をしても、望ましい外観を期待す
ることは困難であった。
【0006】一方、ガラス以外の無機フィラー、例えば
タルク、クレー、マイカなどを用いてポリカーボネート
系樹脂を強化した場合には、ポリカーボネート樹脂の劣
化を引き起こし、シルバーストリークと呼ばれるスジ様
模様が成形品の表面に現れ、商品価値を低下させるとい
う問題があった。
タルク、クレー、マイカなどを用いてポリカーボネート
系樹脂を強化した場合には、ポリカーボネート樹脂の劣
化を引き起こし、シルバーストリークと呼ばれるスジ様
模様が成形品の表面に現れ、商品価値を低下させるとい
う問題があった。
【0007】そこで本発明は、表面外観が改善され、高
い弾性率を有する、無機充填剤で強化されたポリカーボ
ネート系樹脂組成物を提供することを目的とする。
い弾性率を有する、無機充填剤で強化されたポリカーボ
ネート系樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)ポリカ
ーボネート系樹脂99〜40重量部および(B)無機充填剤
1〜60重量部を含み、かつ(A)および(B)の合計10
0 重量部に対して、(C)リン酸エステル系化合物1〜
30重量部を含む樹脂組成物を提供するものである。
ーボネート系樹脂99〜40重量部および(B)無機充填剤
1〜60重量部を含み、かつ(A)および(B)の合計10
0 重量部に対して、(C)リン酸エステル系化合物1〜
30重量部を含む樹脂組成物を提供するものである。
【0009】本発明においては特に、無機充填剤として
特定の組合せを用いると、リン酸エステル系化合物と併
用したときの表面外観改良効果が著しく、曲げ弾性率も
高い。そのような無機充填剤は、 (B-1) ガラス繊維およびカーボン繊維から選ばれる繊維
状フィラーと (B-2) (1) 平均繊維長5〜120 μmかつ平均繊維径5〜
30μmを有する短繊維フィラー、(2) 平均粒径0.5 〜50
μmの球状フィラー、および(3) 平均粒径0.5 〜20μm
の板状フィラーから選ばれる少なくとも1種のフィラー
との組合せを含む。
特定の組合せを用いると、リン酸エステル系化合物と併
用したときの表面外観改良効果が著しく、曲げ弾性率も
高い。そのような無機充填剤は、 (B-1) ガラス繊維およびカーボン繊維から選ばれる繊維
状フィラーと (B-2) (1) 平均繊維長5〜120 μmかつ平均繊維径5〜
30μmを有する短繊維フィラー、(2) 平均粒径0.5 〜50
μmの球状フィラー、および(3) 平均粒径0.5 〜20μm
の板状フィラーから選ばれる少なくとも1種のフィラー
との組合せを含む。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において使用されるポリカ
ーボネートは、芳香族ジヒドロキシ化合物とカーボネー
ト前駆体とを反応させて得られる芳香族ホモ‐またはコ
‐ポリカーボネートである。また、ポリカーボネートは
分岐していてもよい。そのような分岐ポリカーボネート
は、多官能性芳香族化合物を芳香族ジヒドロキシ化合物
およびカーボネート前駆体と反応されることにより得ら
れる。分岐ポリカーボネートを製造するために使用する
多官能性芳香族化合物の代表例は、米国特許明細書第3,
028,385 号、第3,334,154 号、第4,001,124 号および第
4,131,576 号に挙げられている。
ーボネートは、芳香族ジヒドロキシ化合物とカーボネー
ト前駆体とを反応させて得られる芳香族ホモ‐またはコ
‐ポリカーボネートである。また、ポリカーボネートは
分岐していてもよい。そのような分岐ポリカーボネート
は、多官能性芳香族化合物を芳香族ジヒドロキシ化合物
およびカーボネート前駆体と反応されることにより得ら
れる。分岐ポリカーボネートを製造するために使用する
多官能性芳香族化合物の代表例は、米国特許明細書第3,
028,385 号、第3,334,154 号、第4,001,124 号および第
4,131,576 号に挙げられている。
【0011】ポリカーボネート系樹脂は一般に、次式:
【0012】
【化2】(−O−A−O−C(=O)−) (上記式中、Aは芳香族ジヒドロキシ化合物の2価の残
基である)で示される繰り返し構造単位を有するものと
して特徴づけられる。使用される芳香族ジヒドロキシ化
合物は、官能基としてヒドロキシ基を2個含有し、その
それぞれが芳香核の炭素原子に直接結合している、単核
もしくは多核の芳香族化合物である。芳香族ジヒドロキ
シ化合物としては特に制限はなく、種々の公知のものを
使用することができる。例として、次式:
基である)で示される繰り返し構造単位を有するものと
して特徴づけられる。使用される芳香族ジヒドロキシ化
合物は、官能基としてヒドロキシ基を2個含有し、その
それぞれが芳香核の炭素原子に直接結合している、単核
もしくは多核の芳香族化合物である。芳香族ジヒドロキ
シ化合物としては特に制限はなく、種々の公知のものを
使用することができる。例として、次式:
【0013】
【化3】 (上記式中、Ra およびRb はそれぞれ独立して、ハロ
ゲン原子または一価の炭化水素基であり、Xは−(Rc
−)C(−Rd )−、−C(=Re )−、−O−、−S
−、−SO−または−SO2 −であり、Rc およびRd
はそれぞれ独立して水素原子または1価の炭化水素基で
あり、Re は2価の炭化水素基であり、nおよびn′は
それぞれ独立して0〜4の整数であり、dは0または1
である)で示される化合物が挙げられる。具体的にはビ
ス(4-ヒドロキシフェニル)メタン、1,1-ビス(4-ヒド
ロキシフェニル)エタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(いわゆるビスフェノールA)、2,2-ビ
ス(4-ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2-ビス(4-ヒド
ロキシフェニル)オクタン、ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)フェニルメタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3- メチ
ルフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3,5-
ジメチルフェニル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロキシ
-t- ブチルフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロキ
シ-3- ブロモフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロ
キシ-3,5- ジブロモフェニル)プロパンなどのビス(ヒ
ドロキシアリール)アルカン類;1,1-ビス(4-ヒドロキ
シフェニル)シクロペンタン、1,1-ビス(4-ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン等のビス (ヒドロキシアリ
ール)シクロアルカン類;4,4'- ジヒドロキシジフェニ
ルエーテル、4,4'- ジヒドロキシ-3,3'-ジメチルフェニ
ルエーテルなどのジヒドロキシジアリールエーテル類;
4,4'- ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4'- ジヒ
ドロキシ-3,3'-ジメチルフェニルスルフィドなどのジヒ
ドロキシジアリールスルフィド類;4,4'- ジヒドロキシ
ジフェニルスルホキシド、4,4'- ジヒドロキシ-3,3'-ジ
メチルフェニルスルホキシドなどのジヒドロキシジアリ
ールスルホキシド類;4,4'- ジヒドロキシジフェニルス
ルホン、4,4'- ジヒドロキシ-3,3'-ジメチルフェニルス
ルホンなどのジヒドロキシジアリールスルホン類;4,4'
- ビフェノール等を挙げることができるが、これらに限
定されない。これらの中で、特に2,2-ビス(4-ヒドロキ
シフェニル)プロパンが好ましく用いられる。上記以外
の芳香族ジヒドロキシ化合物として、次式:
ゲン原子または一価の炭化水素基であり、Xは−(Rc
−)C(−Rd )−、−C(=Re )−、−O−、−S
−、−SO−または−SO2 −であり、Rc およびRd
はそれぞれ独立して水素原子または1価の炭化水素基で
あり、Re は2価の炭化水素基であり、nおよびn′は
それぞれ独立して0〜4の整数であり、dは0または1
である)で示される化合物が挙げられる。具体的にはビ
ス(4-ヒドロキシフェニル)メタン、1,1-ビス(4-ヒド
ロキシフェニル)エタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(いわゆるビスフェノールA)、2,2-ビ
ス(4-ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2-ビス(4-ヒド
ロキシフェニル)オクタン、ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)フェニルメタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3- メチ
ルフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3,5-
ジメチルフェニル)プロパン、1,1-ビス(4-ヒドロキシ
-t- ブチルフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロキ
シ-3- ブロモフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロ
キシ-3,5- ジブロモフェニル)プロパンなどのビス(ヒ
ドロキシアリール)アルカン類;1,1-ビス(4-ヒドロキ
シフェニル)シクロペンタン、1,1-ビス(4-ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン等のビス (ヒドロキシアリ
ール)シクロアルカン類;4,4'- ジヒドロキシジフェニ
ルエーテル、4,4'- ジヒドロキシ-3,3'-ジメチルフェニ
ルエーテルなどのジヒドロキシジアリールエーテル類;
4,4'- ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4'- ジヒ
ドロキシ-3,3'-ジメチルフェニルスルフィドなどのジヒ
ドロキシジアリールスルフィド類;4,4'- ジヒドロキシ
ジフェニルスルホキシド、4,4'- ジヒドロキシ-3,3'-ジ
メチルフェニルスルホキシドなどのジヒドロキシジアリ
ールスルホキシド類;4,4'- ジヒドロキシジフェニルス
ルホン、4,4'- ジヒドロキシ-3,3'-ジメチルフェニルス
ルホンなどのジヒドロキシジアリールスルホン類;4,4'
- ビフェノール等を挙げることができるが、これらに限
定されない。これらの中で、特に2,2-ビス(4-ヒドロキ
シフェニル)プロパンが好ましく用いられる。上記以外
の芳香族ジヒドロキシ化合物として、次式:
【0014】
【化4】 (上記式中、Rf はそれぞれ独立して、炭素数1〜10個
の炭化水素基もしくはそのハロゲン化物またはハロゲン
原子であり、mは0〜4の整数である)で示される化合
物を使用することができる。このような化合物として
は、例えばレゾルシン、および3-メチルレゾルシン、3-
エチルレゾルシン、3-プロピルレゾルシン、3-ブチルレ
ゾルシン、3-t-ブチルレゾルシン、3-フェニルレゾルシ
ン、3-クミルレゾルシン、2,3,4,6-テトラフルオロレゾ
ルシン、2,3,4,6-テトラブロモレゾルシンなどの置換レ
ゾルシン;カテコール;ヒドロキノン、および3-メチル
ヒドロキノン、3-エチルヒドロキノン、3-プロピルヒド
ロキノン、3-ブチルヒドロキノン、3-t-ブチルヒドロキ
ノン、3-フェニルヒドロキノン、3-クミルヒドロキノ
ン、2,3,5,6-テトラメチルヒドロキノン、2,3,5,6-テト
ラ-t- ブチルヒドロキノン、2,3,5,6-テトラフルオロヒ
ドロキノン、2,3,5,6-テトラブロモヒドロキノンなどの
置換ヒドロキノン;および次式:
の炭化水素基もしくはそのハロゲン化物またはハロゲン
原子であり、mは0〜4の整数である)で示される化合
物を使用することができる。このような化合物として
は、例えばレゾルシン、および3-メチルレゾルシン、3-
エチルレゾルシン、3-プロピルレゾルシン、3-ブチルレ
ゾルシン、3-t-ブチルレゾルシン、3-フェニルレゾルシ
ン、3-クミルレゾルシン、2,3,4,6-テトラフルオロレゾ
ルシン、2,3,4,6-テトラブロモレゾルシンなどの置換レ
ゾルシン;カテコール;ヒドロキノン、および3-メチル
ヒドロキノン、3-エチルヒドロキノン、3-プロピルヒド
ロキノン、3-ブチルヒドロキノン、3-t-ブチルヒドロキ
ノン、3-フェニルヒドロキノン、3-クミルヒドロキノ
ン、2,3,5,6-テトラメチルヒドロキノン、2,3,5,6-テト
ラ-t- ブチルヒドロキノン、2,3,5,6-テトラフルオロヒ
ドロキノン、2,3,5,6-テトラブロモヒドロキノンなどの
置換ヒドロキノン;および次式:
【0015】
【化5】 で示される2,2,2',2'-テトラヒドロ-3,3,3',3'- テトラ
メチル-1,1'-スピロビ‐[1H‐インデン]-7,7'-ジオ
ール等を用いることもできる。
メチル-1,1'-スピロビ‐[1H‐インデン]-7,7'-ジオ
ール等を用いることもできる。
【0016】これらの芳香族ジヒドロキシ化合物は、単
独で用いても、また2種以上組合せて用いてもよい。
独で用いても、また2種以上組合せて用いてもよい。
【0017】ポリカーボネートの製造には、公知の製造
方法が使用でき、例えば芳香族ジヒドロキシ化合物と
カーボネート前駆体(例えば炭酸ジエステル)とを溶融
状態でエステル交換反応させて、ポリカーボネートを合
成する方法;溶液中で芳香族ジヒドロキシ化合物とカ
ーボネート前駆体(例えばホスゲン)とを反応させる方
法(特に界面法)などが挙げられる。これらの製造方法
については、例えば特開平2-175723号公報、特開平2-12
4934号公報、米国特許第4,001,184 号明細書、同第4,23
8,569 号明細書、同第4,238,597 号明細書、同第4,474,
999 号明細書等に記載されている。の方法において、
使用される炭酸ジエステル、触媒等については、上記し
た特開平2-175723号公報、特開平2-124934号公報等に記
載のものを好ましく使用できる。そのような炭酸ジエス
テルとしては、例えばジフェニルカーボネート、ジトリ
ルカーボネート、ビス(クロロフェニル)カーボネー
ト、m-クレジルカーボネート、ジナフチルカーボネー
ト、ビス(ジフェニル)カーボネート、ジエチルカーボ
ネート、ジメチルカーボネート、ジブチルカーボネー
ト、ジシクロヘキシルカーボネート等が挙げられ、また
好ましい触媒としては、例えば本願出願人が特開平4-17
5368号公報において提案した化合物を用いることができ
る。
方法が使用でき、例えば芳香族ジヒドロキシ化合物と
カーボネート前駆体(例えば炭酸ジエステル)とを溶融
状態でエステル交換反応させて、ポリカーボネートを合
成する方法;溶液中で芳香族ジヒドロキシ化合物とカ
ーボネート前駆体(例えばホスゲン)とを反応させる方
法(特に界面法)などが挙げられる。これらの製造方法
については、例えば特開平2-175723号公報、特開平2-12
4934号公報、米国特許第4,001,184 号明細書、同第4,23
8,569 号明細書、同第4,238,597 号明細書、同第4,474,
999 号明細書等に記載されている。の方法において、
使用される炭酸ジエステル、触媒等については、上記し
た特開平2-175723号公報、特開平2-124934号公報等に記
載のものを好ましく使用できる。そのような炭酸ジエス
テルとしては、例えばジフェニルカーボネート、ジトリ
ルカーボネート、ビス(クロロフェニル)カーボネー
ト、m-クレジルカーボネート、ジナフチルカーボネー
ト、ビス(ジフェニル)カーボネート、ジエチルカーボ
ネート、ジメチルカーボネート、ジブチルカーボネー
ト、ジシクロヘキシルカーボネート等が挙げられ、また
好ましい触媒としては、例えば本願出願人が特開平4-17
5368号公報において提案した化合物を用いることができ
る。
【0018】の方法において使用されるカーボネート
前駆体としては、例えばハロゲン化カルボニル、ジアリ
ールカーボネート、ビスハロホルメートが挙げられ、い
ずれを使用してもよい。ハロゲン化カルボニルとして
は、例えば臭化カルボニル、塩化カルボニル(いわゆる
ホスゲン)およびこれらの混合物が挙げられる。アリー
ルカーボネートとしては、例えばジフェニルカーボネー
ト、ジトリルカーボネート、ビス(クロロフェニル)カ
ーボネート、m-クレジルカーボネート、ジナフチルカー
ボネート、ビス(ジフェニル)カーボネートなどが挙げ
られる。また、ビスハロホルメートとしては、例えば2,
2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-ビス
(4-ヒドロキシ-3,5- ジクロロフェニル)プロパン、ヒ
ドロキノンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物のビスクロ
ロホルメートもしくはビスブロモホルメート;エチレン
グリコールなどのグリコール類のビスクロロホルメート
もしくはビスブロモホルメート等が挙げられる。上記し
たカーボネート前駆体はいずれも有用であるが、塩化カ
ルボニル(すなわちホスゲン)が好ましい。
前駆体としては、例えばハロゲン化カルボニル、ジアリ
ールカーボネート、ビスハロホルメートが挙げられ、い
ずれを使用してもよい。ハロゲン化カルボニルとして
は、例えば臭化カルボニル、塩化カルボニル(いわゆる
ホスゲン)およびこれらの混合物が挙げられる。アリー
ルカーボネートとしては、例えばジフェニルカーボネー
ト、ジトリルカーボネート、ビス(クロロフェニル)カ
ーボネート、m-クレジルカーボネート、ジナフチルカー
ボネート、ビス(ジフェニル)カーボネートなどが挙げ
られる。また、ビスハロホルメートとしては、例えば2,
2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-ビス
(4-ヒドロキシ-3,5- ジクロロフェニル)プロパン、ヒ
ドロキノンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物のビスクロ
ロホルメートもしくはビスブロモホルメート;エチレン
グリコールなどのグリコール類のビスクロロホルメート
もしくはビスブロモホルメート等が挙げられる。上記し
たカーボネート前駆体はいずれも有用であるが、塩化カ
ルボニル(すなわちホスゲン)が好ましい。
【0019】本発明において使用できる(B)無機充填
剤としては、例えばガラス繊維、ミルドガラス、ガラス
フレーク、ガラスビーズ、カーボン繊維、ミルドカーボ
ン繊維、タルク、クレー、マイカ等を挙げることができ
る。ガラス繊維は、エポキシ系やウレタン系などのバイ
ンダーで収束されたもの、アミノシランやエポキシシラ
ンなどのカップリング剤を添加したもの等を用いること
ができる。好ましい無機充填剤の例は、ガラス繊維およ
び/またはカーボン繊維;タルク、クレーおよびマイカ
から選ばれるフィラー;あるいは、 (B-1) ガラス繊維およびカーボン繊維から選ばれる繊維
状フィラーと (B-2) (1) 平均繊維長5〜120 μm、好ましくは5〜10
0 μmであって、かつ平均繊維径5〜30μm、好ましく
は5〜20μmを有する短繊維フィラー、(2) 平均粒径0.
5 μm以上、好ましくは1μm以上、かつ50μm以下、
好ましくは20μm以下の球状フィラー、および(3) 平均
粒径0.5 μm以上、好ましくは1μm以上、かつ20μm
以下、好ましくは10μm以下の板状フィラーから選ばれ
る少なくとも1種のフィラーとを含む組合せである。上
記(1) を満たす短繊維フィラーとしては、例えばミルド
ガラス、ミルドカーボン繊維などを使用することができ
る。(2) を満たす球状フィラーとしては、例えばガラス
ビーズなどを使用できる。(3) を満たす板状フィラーと
しては、例えばガラスフレーク、マイカ(金マイカ、白
マイカなど)、クレー、タルクなどを使用できる。
剤としては、例えばガラス繊維、ミルドガラス、ガラス
フレーク、ガラスビーズ、カーボン繊維、ミルドカーボ
ン繊維、タルク、クレー、マイカ等を挙げることができ
る。ガラス繊維は、エポキシ系やウレタン系などのバイ
ンダーで収束されたもの、アミノシランやエポキシシラ
ンなどのカップリング剤を添加したもの等を用いること
ができる。好ましい無機充填剤の例は、ガラス繊維およ
び/またはカーボン繊維;タルク、クレーおよびマイカ
から選ばれるフィラー;あるいは、 (B-1) ガラス繊維およびカーボン繊維から選ばれる繊維
状フィラーと (B-2) (1) 平均繊維長5〜120 μm、好ましくは5〜10
0 μmであって、かつ平均繊維径5〜30μm、好ましく
は5〜20μmを有する短繊維フィラー、(2) 平均粒径0.
5 μm以上、好ましくは1μm以上、かつ50μm以下、
好ましくは20μm以下の球状フィラー、および(3) 平均
粒径0.5 μm以上、好ましくは1μm以上、かつ20μm
以下、好ましくは10μm以下の板状フィラーから選ばれ
る少なくとも1種のフィラーとを含む組合せである。上
記(1) を満たす短繊維フィラーとしては、例えばミルド
ガラス、ミルドカーボン繊維などを使用することができ
る。(2) を満たす球状フィラーとしては、例えばガラス
ビーズなどを使用できる。(3) を満たす板状フィラーと
しては、例えばガラスフレーク、マイカ(金マイカ、白
マイカなど)、クレー、タルクなどを使用できる。
【0020】特に好ましい無機充填剤は、上記3番目に
挙げた(B-1) と(B-2) との組み合わせを含むものであ
る。先に述べたように、上記の組合せの無機充填剤をポ
リカーボネート系樹脂に用いたとき、リン酸エステル系
化合物と併用しての表面外観改良効果が著しく、曲げ弾
性率も高い。
挙げた(B-1) と(B-2) との組み合わせを含むものであ
る。先に述べたように、上記の組合せの無機充填剤をポ
リカーボネート系樹脂に用いたとき、リン酸エステル系
化合物と併用しての表面外観改良効果が著しく、曲げ弾
性率も高い。
【0021】次に、本発明で使用する成分(C)リン酸
エステル系化合物としては、次式(I):
エステル系化合物としては、次式(I):
【0022】
【化6】 (ここで、R1 、R2 、R3 およびR4 は、それぞれ独
立して、水素原子または有機基を表すが、R1 =R2 =
R3 =R4 =Hの場合を除く。Xは2価以上の有機基を
表し、pは0または1であり、qは1以上、例えば30以
下の整数、rは0以上の整数を表す。)で示されるリン
酸エステル系化合物が挙げられる。しかし、これ等に限
定されるものではない。
立して、水素原子または有機基を表すが、R1 =R2 =
R3 =R4 =Hの場合を除く。Xは2価以上の有機基を
表し、pは0または1であり、qは1以上、例えば30以
下の整数、rは0以上の整数を表す。)で示されるリン
酸エステル系化合物が挙げられる。しかし、これ等に限
定されるものではない。
【0023】上記式(I)において、有機基とはたとえ
ば、置換されていてもいなくてもよいアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基等が挙げられる。また、置換
されている場合、置換基としては例えばアルキル基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン、アリール基、
アリールオキシ基、アリールチオ基、ハロゲン化アリー
ル基等が挙げられ、またこれ等の置換基を組合せた基
(例えばアリールアルコキシアルキル基等)またはこれ
等の置換基を酸素原子、イオウ原子、窒素原子等により
結合して組合せた基(例えば、アリールスルホニルアリ
ール基等)を置換基として用いてもよい。また、2価以
上の有機基とは上記した有機基から、炭素原子に結合し
ている水素原子の1個以上を除いてできる2価以上の基
を意味する。例えばアルキレン基、および好ましくは
(置換)フェニレン基、多核フェノール類例えばビスフ
ェノール類から誘導されるものが挙げられ、2以上の遊
離原子価の相対的位置は任意である。特に好ましいもの
として、ビスフェノールA、ヒドロキノン、レゾルシノ
ール、ジフェニロールメタン、ジフェニロールジメチル
メタン、ジヒドロキシジフェニル、 p,p′- ジヒドロキ
シジフェニルスルホン、ジヒドロキシナフタレン等が挙
げられる。
ば、置換されていてもいなくてもよいアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基等が挙げられる。また、置換
されている場合、置換基としては例えばアルキル基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン、アリール基、
アリールオキシ基、アリールチオ基、ハロゲン化アリー
ル基等が挙げられ、またこれ等の置換基を組合せた基
(例えばアリールアルコキシアルキル基等)またはこれ
等の置換基を酸素原子、イオウ原子、窒素原子等により
結合して組合せた基(例えば、アリールスルホニルアリ
ール基等)を置換基として用いてもよい。また、2価以
上の有機基とは上記した有機基から、炭素原子に結合し
ている水素原子の1個以上を除いてできる2価以上の基
を意味する。例えばアルキレン基、および好ましくは
(置換)フェニレン基、多核フェノール類例えばビスフ
ェノール類から誘導されるものが挙げられ、2以上の遊
離原子価の相対的位置は任意である。特に好ましいもの
として、ビスフェノールA、ヒドロキノン、レゾルシノ
ール、ジフェニロールメタン、ジフェニロールジメチル
メタン、ジヒドロキシジフェニル、 p,p′- ジヒドロキ
シジフェニルスルホン、ジヒドロキシナフタレン等が挙
げられる。
【0024】具体的なリン酸エステル系化合物の例とし
ては、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェー
ト、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェー
ト、トリブトキシエチルホスフェート、トリフェニルホ
スフェート、トリクレジルホスフェート、クレジルフェ
ニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、
ジイソプロピルフェニルホスフェート、トリス(クロロ
エチル)ホスフェート、トリス(ジクロロプロピル)ホ
スフェート、トリス(クロロプロピル)ホスフェート、
ビス(2,3-ジブロモプロピル)-2,3- ジクロロプロピル
ホスフェート、トリス(2,3-ジブロモプロピル)ホスフ
ェートおよびビス(クロロプロピル)モノオクチルホス
フェート、R1 〜R4 がアルコキシ例えばメトキシ、エ
トキシおよびプロポキシ、または好ましくは(置換)フ
ェノキシ例えばフェノキシ、メチル(置換)フェノキシ
であるところのビスフェノールAビスホスフェート、ヒ
ドロキノンビスホスフェート、レゾルシンビスホスフェ
ート、トリオキシベンゼントリホスフェート等が挙げら
れ、好ましくはトリフェニルホスフェートおよび各種ポ
リホスフェートである。
ては、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェー
ト、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェー
ト、トリブトキシエチルホスフェート、トリフェニルホ
スフェート、トリクレジルホスフェート、クレジルフェ
ニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、
ジイソプロピルフェニルホスフェート、トリス(クロロ
エチル)ホスフェート、トリス(ジクロロプロピル)ホ
スフェート、トリス(クロロプロピル)ホスフェート、
ビス(2,3-ジブロモプロピル)-2,3- ジクロロプロピル
ホスフェート、トリス(2,3-ジブロモプロピル)ホスフ
ェートおよびビス(クロロプロピル)モノオクチルホス
フェート、R1 〜R4 がアルコキシ例えばメトキシ、エ
トキシおよびプロポキシ、または好ましくは(置換)フ
ェノキシ例えばフェノキシ、メチル(置換)フェノキシ
であるところのビスフェノールAビスホスフェート、ヒ
ドロキノンビスホスフェート、レゾルシンビスホスフェ
ート、トリオキシベンゼントリホスフェート等が挙げら
れ、好ましくはトリフェニルホスフェートおよび各種ポ
リホスフェートである。
【0025】上記の成分(C)は、成分(A)および
(B)の合計100 重量部に対して1重量部以上、好まし
くは3重量部以上、かつ30重量部以下、好ましくは20重
量部以下添加する。成分(C)の量が上記の範囲より少
ないと本発明の効果が十分発揮されず、上記の範囲より
多いと耐熱性が損なわれる。
(B)の合計100 重量部に対して1重量部以上、好まし
くは3重量部以上、かつ30重量部以下、好ましくは20重
量部以下添加する。成分(C)の量が上記の範囲より少
ないと本発明の効果が十分発揮されず、上記の範囲より
多いと耐熱性が損なわれる。
【0026】また、本発明の樹脂組成物はさらに、難燃
剤を添加することができる。そのような難燃剤として
は、例えばテトラブロモビスフェノールA‐ビスフェノ
ールAコポリマーやブロム化ポリカーボネートオリゴマ
ーのような臭素系難燃剤、有機スルホン酸金属塩等が挙
げられる。また、必要に応じて、防滴剤としてポリテト
ラフルオロエチレンを添加することもできる。
剤を添加することができる。そのような難燃剤として
は、例えばテトラブロモビスフェノールA‐ビスフェノ
ールAコポリマーやブロム化ポリカーボネートオリゴマ
ーのような臭素系難燃剤、有機スルホン酸金属塩等が挙
げられる。また、必要に応じて、防滴剤としてポリテト
ラフルオロエチレンを添加することもできる。
【0027】本発明の樹脂組成物はまた、その物性を損
なわない限りにおいて、その目的に応じて樹脂の混合
時、成形時に、他の樹脂を添加できる。ただし、ウエル
ド部分が目立ち、外観を損なう傾向にあるので、ポリカ
ーボネート系樹脂と非相溶性である他の樹脂は添加しな
い方が好ましい。また、慣用の他の添加剤、例えば顔
料、染料、耐衝撃性改質剤、酸化劣化防止剤、紫外線吸
収剤、滑剤、離型剤、可塑剤、流動性改良剤、帯電防止
剤等を添加することができる。
なわない限りにおいて、その目的に応じて樹脂の混合
時、成形時に、他の樹脂を添加できる。ただし、ウエル
ド部分が目立ち、外観を損なう傾向にあるので、ポリカ
ーボネート系樹脂と非相溶性である他の樹脂は添加しな
い方が好ましい。また、慣用の他の添加剤、例えば顔
料、染料、耐衝撃性改質剤、酸化劣化防止剤、紫外線吸
収剤、滑剤、離型剤、可塑剤、流動性改良剤、帯電防止
剤等を添加することができる。
【0028】本発明の樹脂組成物を製造するための方法
に特に制限はなく、通常の方法が満足に使用できる。し
かしながら一般に溶融混合法が望ましい。少量の溶剤の
使用も可能であるが、一般に必要ない。装置としては特
に押出機、バンバリーミキサー、ローラー、ニーダー等
を例として挙げることができ、これらを回分的または連
続的に運転する。成分の混合順は特に限定されない。
に特に制限はなく、通常の方法が満足に使用できる。し
かしながら一般に溶融混合法が望ましい。少量の溶剤の
使用も可能であるが、一般に必要ない。装置としては特
に押出機、バンバリーミキサー、ローラー、ニーダー等
を例として挙げることができ、これらを回分的または連
続的に運転する。成分の混合順は特に限定されない。
【0029】本発明の樹脂組成物は、その成形品の表面
外観がよく無塗装で使用できるので、特に、ノートブッ
ク型パソコンのハウジング用の無塗装成形品として有用
である。
外観がよく無塗装で使用できるので、特に、ノートブッ
ク型パソコンのハウジング用の無塗装成形品として有用
である。
【0030】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説
明する。なお、実施例においては各成分として以下のも
のを用いた。成分(A) ポリカーボネート:日本ジーイープラスチックス社製、
商標;レキサン(塩化メチレン中、25℃で測定した固有
粘度0.45 dl/g)成分(B) ガラス繊維:旭ファイバーグラス(株)製、商標;FT12
1 マイカ マイカ-1:マスコバイトM-XF、平均粒径4μm、レプコ
社製 マイカ-2:マスコバイトM-400 、平均粒径13μm、レプ
コ社製 マイカ-3:マスコバイトM-200 、平均粒径55μm、レプ
コ社製 タルク タルク-1:NK 48 、平均粒径12μm、富士タルク社製 タルク-2:LMS100、平均粒径2μm、富士タルク社製 ガラスビーズ:EGB 210A、平均粒径17μm、東芝バロデ
ィーニ社製 ミルドグラス:MF-3A 、平均繊維長70μm、平均繊維径
10μm、旭ファイバーグラス(株)製成分(C) CR733S(商標、フェニルレゾルシンポリホスフェート、
大八化学(株)製) CR741 (商標、ビスフェノールAポリホスフェート、大
八化学(株)製)実施例1〜9および比較例1〜4 各成分を表1および2に示す割合(重量比)で混合し、
270 ℃、100 rpm 、80Kg/ 時間(押出速度)に設定した
1軸押出機(65mm)で押出し、ペレットを作成した。得
られたペレットを用いて次に、設定温度260 ℃、金型温
度80℃の条件で、射出成形を行い、肉厚3.2mm の成形品
を得た。得られた成形品について、表面外観を評価し、
曲げ弾性率を測定した。その結果を表1および表2に示
す。
明する。なお、実施例においては各成分として以下のも
のを用いた。成分(A) ポリカーボネート:日本ジーイープラスチックス社製、
商標;レキサン(塩化メチレン中、25℃で測定した固有
粘度0.45 dl/g)成分(B) ガラス繊維:旭ファイバーグラス(株)製、商標;FT12
1 マイカ マイカ-1:マスコバイトM-XF、平均粒径4μm、レプコ
社製 マイカ-2:マスコバイトM-400 、平均粒径13μm、レプ
コ社製 マイカ-3:マスコバイトM-200 、平均粒径55μm、レプ
コ社製 タルク タルク-1:NK 48 、平均粒径12μm、富士タルク社製 タルク-2:LMS100、平均粒径2μm、富士タルク社製 ガラスビーズ:EGB 210A、平均粒径17μm、東芝バロデ
ィーニ社製 ミルドグラス:MF-3A 、平均繊維長70μm、平均繊維径
10μm、旭ファイバーグラス(株)製成分(C) CR733S(商標、フェニルレゾルシンポリホスフェート、
大八化学(株)製) CR741 (商標、ビスフェノールAポリホスフェート、大
八化学(株)製)実施例1〜9および比較例1〜4 各成分を表1および2に示す割合(重量比)で混合し、
270 ℃、100 rpm 、80Kg/ 時間(押出速度)に設定した
1軸押出機(65mm)で押出し、ペレットを作成した。得
られたペレットを用いて次に、設定温度260 ℃、金型温
度80℃の条件で、射出成形を行い、肉厚3.2mm の成形品
を得た。得られた成形品について、表面外観を評価し、
曲げ弾性率を測定した。その結果を表1および表2に示
す。
【0031】なお、表面外観は、表面粗さによる評価、
シルバーストリーク発生の有無の判定および目視による
観察を行った。表面粗さは、表面粗さ計(表面情報処理
機能付万能表面形状測定器モデルSE−3H、(株)小
坂研究所製)を用いて測定し、JIS B0601に従
って、10点平均粗さ(R-z) および中心線平均粗さ(R-a)
を求めた。測定距離は2.5 mmとし、3回測定の平均値を
とった。数値が小さいほど、表面が平滑であることを示
す。また、曲げ弾性率はASTM D790に従って測
定した。
シルバーストリーク発生の有無の判定および目視による
観察を行った。表面粗さは、表面粗さ計(表面情報処理
機能付万能表面形状測定器モデルSE−3H、(株)小
坂研究所製)を用いて測定し、JIS B0601に従
って、10点平均粗さ(R-z) および中心線平均粗さ(R-a)
を求めた。測定距離は2.5 mmとし、3回測定の平均値を
とった。数値が小さいほど、表面が平滑であることを示
す。また、曲げ弾性率はASTM D790に従って測
定した。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】 表1および2より、リン酸エステル系化合物を配合する
と、表面粗さの数値が小さくなる、すなわち表面外観が
向上することがわかる(ガラス繊維の場合:実施例1と
比較例1、マイカの場合:実施例2と比較例2、タルク
の場合:実施例3と比較例3、組合せの場合:実施例6
と比較例4、実施例8、10と比較例5)。また、無機充
填剤としてマイカやタルクをポリカーボネートに配合す
ると、シルバーストリークが発生するが(比較例2、3
および4)、リン酸エステル系化合物の配合によりシル
バーストリークの発生を防止できる(実施例2、3およ
び6)ことがわかる。さらに、ガラス繊維と特定のフィ
ラーとの組合せを使用すると、表面外観および曲げ弾性
率が共に非常に優れた樹脂組成物が得られることがわか
る(実施例4〜8および10)。
と、表面粗さの数値が小さくなる、すなわち表面外観が
向上することがわかる(ガラス繊維の場合:実施例1と
比較例1、マイカの場合:実施例2と比較例2、タルク
の場合:実施例3と比較例3、組合せの場合:実施例6
と比較例4、実施例8、10と比較例5)。また、無機充
填剤としてマイカやタルクをポリカーボネートに配合す
ると、シルバーストリークが発生するが(比較例2、3
および4)、リン酸エステル系化合物の配合によりシル
バーストリークの発生を防止できる(実施例2、3およ
び6)ことがわかる。さらに、ガラス繊維と特定のフィ
ラーとの組合せを使用すると、表面外観および曲げ弾性
率が共に非常に優れた樹脂組成物が得られることがわか
る(実施例4〜8および10)。
【0034】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート系樹脂組成物
は、無機充填剤で強化されているにもかかわらず、優れ
た表面外観を有する。よって、カメラ、電動工具、電
話、パソコン(特にノートブック型パソコン)、ビデオ
カメラ、テレビ、コピー機、ファクシミリ等のハウジン
グ材といった用途に最適である。これらの成形品は表面
外観がよいので、無塗装で使用できる。またさらに、剛
性と優れた表面外観とが要求される用途において、広く
適用可能である。
は、無機充填剤で強化されているにもかかわらず、優れ
た表面外観を有する。よって、カメラ、電動工具、電
話、パソコン(特にノートブック型パソコン)、ビデオ
カメラ、テレビ、コピー機、ファクシミリ等のハウジン
グ材といった用途に最適である。これらの成形品は表面
外観がよいので、無塗装で使用できる。またさらに、剛
性と優れた表面外観とが要求される用途において、広く
適用可能である。
Claims (6)
- 【請求項1】 (A)ポリカーボネート系樹脂99〜40重
量部および(B)無機充填剤1〜60重量部を含み、かつ
(A)および(B)の合計100 重量部に対して、(C)
リン酸エステル系化合物1〜30重量部を含む樹脂組成
物。 - 【請求項2】 (B)無機充填剤が、ガラス繊維および
/またはカーボン繊維である請求項1記載の樹脂組成
物。 - 【請求項3】 (B)無機充填剤が、タルク、クレーお
よびマイカから成る群より選ばれる少なくとも1種のフ
ィラーである請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 (B)無機充填剤が、 (B-1) ガラス繊維およびカーボン繊維から選ばれる繊維
状フィラーと (B-2) (1) 平均繊維長5〜120 μmかつ平均繊維径5〜
30μmを有する短繊維フィラー、(2) 平均粒径0.5 〜50
μmの球状フィラー、および(3) 平均粒径0.5 〜20μm
の板状フィラーから選ばれる少なくとも1種のフィラー
とを組合せて含む請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項5】 (C)リン酸エステル系化合物が、次式
(I): 【化1】 (ここで、R1 、R2 、R3 およびR4 は、それぞれ独
立して、水素原子または有機基を表すが、R1 =R2 =
R3 =R4 =Hの場合を除く。Xは2価以上の有機基を
表し、pは0または1であり、qは1以上の整数、rは
0以上の整数を表す。)で示される請求項1〜4のいず
れか1項記載の樹脂組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の樹脂
組成物から成る、ノートブック型パソコンのハウジング
用の無塗装成形品。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7219468A JPH0948912A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ポリカーボネート系樹脂組成物 |
SG1996010372A SG54356A1 (en) | 1995-08-07 | 1996-07-30 | A polycarbonate resin composition |
EP96305691A EP0758003A3 (en) | 1995-08-07 | 1996-08-01 | Reinforced polycarbonate compositions with improved surface appearance |
CN96111787.7A CN1152589A (zh) | 1995-08-07 | 1996-08-07 | 聚碳酸酯树脂组合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7219468A JPH0948912A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ポリカーボネート系樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0948912A true JPH0948912A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16735912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7219468A Pending JPH0948912A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ポリカーボネート系樹脂組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0758003A3 (ja) |
JP (1) | JPH0948912A (ja) |
CN (1) | CN1152589A (ja) |
SG (1) | SG54356A1 (ja) |
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KR100706840B1 (ko) * | 2001-06-18 | 2007-04-11 | 주식회사 삼양사 | 흐름성 및 내충격성이 향상된 폴리카보네이트 수지 조성물 |
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WO2013115151A1 (ja) | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
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JP3621973B2 (ja) * | 1998-11-27 | 2005-02-23 | 出光興産株式会社 | ガス注入射出成形用ポリカーボネート系樹脂、中空成形品の製造方法および中空成形品 |
DE19962930A1 (de) * | 1999-12-24 | 2001-06-28 | Bayer Ag | Flammwidrige Polycarbonat-Formmassen mit Talk besonderer Reinheit |
DE10122495A1 (de) * | 2001-03-26 | 2002-10-10 | Bayer Ag | Schmelzepolycarbonat mit verbesserter Hydrolysebeständigkeit |
DE10128174A1 (de) | 2001-06-11 | 2002-12-12 | Bayer Ag | Schlagzähmodifizierte Polymer-Zusammensetzung |
DE102009059075A1 (de) | 2009-12-18 | 2011-06-22 | Bayer MaterialScience AG, 51373 | Flammgeschützte, schlagzähmodifizierte, kratzfeste Polycarbonat-Formmassen mit guten mechanischen Eigenschaften |
US10017640B2 (en) * | 2013-03-08 | 2018-07-10 | Covestro Llc | Halogen free flame retarded polycarbonate |
WO2015074233A1 (en) * | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Bayer Material Science (China) Co., Ltd. | Glass-fibre reinforced polycarbonate composition |
CN105838052A (zh) * | 2015-01-16 | 2016-08-10 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 碳纤维增强聚碳酸酯复合材料及其产品 |
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EP0103231B1 (de) * | 1982-09-10 | 1988-09-28 | Bayer Ag | Flammwidrige Polymermischungen |
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1995
- 1995-08-07 JP JP7219468A patent/JPH0948912A/ja active Pending
-
1996
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