JPH0947367A - 落下注出式液体容器の水位管接続構造 - Google Patents
落下注出式液体容器の水位管接続構造Info
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- JPH0947367A JPH0947367A JP20309095A JP20309095A JPH0947367A JP H0947367 A JPH0947367 A JP H0947367A JP 20309095 A JP20309095 A JP 20309095A JP 20309095 A JP20309095 A JP 20309095A JP H0947367 A JPH0947367 A JP H0947367A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水位管の取付け作業を容易にし、生産コスト
の低減を図る。 【解決手段】 容器本体5の下口部12に可撓性を有す
る接続部材47を介して弁本体29を接続し、該弁本体
29の弁体36を開操作することにより当該弁本体29
の注口より容器本体5内の液体を落下注出するようにし
た落下注出式液体容器において、弁本体29を容器本体
1の側面より突出しないように配設するとともに、弁本
体29の弁体36よりも上流側に水位管接続口43を設
け、該水位管接続口43より水位管10の下端に至る流
路を形成した。
の低減を図る。 【解決手段】 容器本体5の下口部12に可撓性を有す
る接続部材47を介して弁本体29を接続し、該弁本体
29の弁体36を開操作することにより当該弁本体29
の注口より容器本体5内の液体を落下注出するようにし
た落下注出式液体容器において、弁本体29を容器本体
1の側面より突出しないように配設するとともに、弁本
体29の弁体36よりも上流側に水位管接続口43を設
け、該水位管接続口43より水位管10の下端に至る流
路を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポット、ジャグ等の
落下注出式液体容器の水位管接続構造に関するものであ
る。
落下注出式液体容器の水位管接続構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すように、容器61の下
口部62にシリコンゴム等の可撓性材料からなるL字形
の接続部材63を介して弁本体64を接続し、該弁本体
64の弁体65を操作レバー66によって開操作するこ
とにより当該弁本体64の流出口より容器61内の液体
を落下注出するようにした落下注出式液体容器が公知で
ある。この種の液体容器では、容器61内の液体の量を
外部から確認するための水位管67が容器61の外側に
立設されている。この水位管67の下端は、前記接続部
材63に設けられた水位管接続口68に水位管接続管6
9及び可撓性材料からなる水位管接続チューブ70を介
して接続されている。
口部62にシリコンゴム等の可撓性材料からなるL字形
の接続部材63を介して弁本体64を接続し、該弁本体
64の弁体65を操作レバー66によって開操作するこ
とにより当該弁本体64の流出口より容器61内の液体
を落下注出するようにした落下注出式液体容器が公知で
ある。この種の液体容器では、容器61内の液体の量を
外部から確認するための水位管67が容器61の外側に
立設されている。この水位管67の下端は、前記接続部
材63に設けられた水位管接続口68に水位管接続管6
9及び可撓性材料からなる水位管接続チューブ70を介
して接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造では、水位管接続管69が接続される接続部材63
はシリコンゴム等の可撓性材料からなり非常に柔軟であ
るため、水位管接続管69を接続部材63の水位管接続
口68に接続しようとすると、その水位管接続口68が
容易に変形してしまい、取付け作業がしにくくなってい
た。また、接続部材63は、水位管接続口68のほか、
容器61の下口部62に接続される流入口63aと弁本
体64に接続される流出口63bの3方の口を有してい
るため、金型が複雑で、生産性が悪く、コストが高いと
いう問題があった。
構造では、水位管接続管69が接続される接続部材63
はシリコンゴム等の可撓性材料からなり非常に柔軟であ
るため、水位管接続管69を接続部材63の水位管接続
口68に接続しようとすると、その水位管接続口68が
容易に変形してしまい、取付け作業がしにくくなってい
た。また、接続部材63は、水位管接続口68のほか、
容器61の下口部62に接続される流入口63aと弁本
体64に接続される流出口63bの3方の口を有してい
るため、金型が複雑で、生産性が悪く、コストが高いと
いう問題があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、水位管の取付け作業を容易にし、生産コストの低減
を図ることを課題とする。
で、水位管の取付け作業を容易にし、生産コストの低減
を図ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、容器本体の
下口部に可撓性を有する接続部材を介して弁本体を接続
し、該弁本体を前記容器本体の側面から突出しないよう
に容器本体の下方に配設し、当該弁本体の近傍に設けた
操作レバーによって当該弁本体の弁体を開操作すること
により当該弁本体の流出口より容器本体内の液体を落下
注出するようにした落下注出式液体容器において、前記
弁本体の弁体よりも上流側に水位管接続口を設け、該水
位管接続口より前記水位管の下端に至る流路を形成した
ことを特徴とする落下注出式液体容器の水位管接続構造
によって解決される。この構造では、水位管接続口を可
撓性を有する接続部材ではなくて接続部材よりも剛性の
ある弁本体に設けたため、水位管接続管の取付け作業が
容易に行える。可撓性を有する接続部材には、水位管接
続口がなく、容器本体の下口部に接続される流入口と弁
本体に接続される流出口の2方の口のみを有している。
このため、接続部材の金型が簡単になり、生産コストが
低減する。
下口部に可撓性を有する接続部材を介して弁本体を接続
し、該弁本体を前記容器本体の側面から突出しないよう
に容器本体の下方に配設し、当該弁本体の近傍に設けた
操作レバーによって当該弁本体の弁体を開操作すること
により当該弁本体の流出口より容器本体内の液体を落下
注出するようにした落下注出式液体容器において、前記
弁本体の弁体よりも上流側に水位管接続口を設け、該水
位管接続口より前記水位管の下端に至る流路を形成した
ことを特徴とする落下注出式液体容器の水位管接続構造
によって解決される。この構造では、水位管接続口を可
撓性を有する接続部材ではなくて接続部材よりも剛性の
ある弁本体に設けたため、水位管接続管の取付け作業が
容易に行える。可撓性を有する接続部材には、水位管接
続口がなく、容器本体の下口部に接続される流入口と弁
本体に接続される流出口の2方の口のみを有している。
このため、接続部材の金型が簡単になり、生産コストが
低減する。
【0006】前記水位管の下部を前記容器本体の下口部
に向かって屈曲させ、前記弁本体の水位管接続口に当該
水位管を直接接続するようにしてもよい。これにより、
水位管接続チューブや水位管接続管が不要となり、さら
に取付け作業が容易になる。
に向かって屈曲させ、前記弁本体の水位管接続口に当該
水位管を直接接続するようにしてもよい。これにより、
水位管接続チューブや水位管接続管が不要となり、さら
に取付け作業が容易になる。
【0007】前記弁本体の水位管接続口には、可撓性を
有する水位管接続チューブを介して水位管を接続しても
よい。これによると、弁本体の水位管接続口と水位管と
の間の寸法に多少の誤差があっても取付けが可能であ
る。
有する水位管接続チューブを介して水位管を接続しても
よい。これによると、弁本体の水位管接続口と水位管と
の間の寸法に多少の誤差があっても取付けが可能であ
る。
【0008】前記弁本体に一体に水位管接続管を形成
し、該水位管接続管に可撓性を有する水位管接続チュー
ブを介して水位管を接続してもよい。または、前記弁本
体の水位管接続口には、3次元に屈曲した形状の可撓性
を有する水位管接続チューブを介して水位管を接続して
もよい。あるいは、前記弁本体に、該弁本体とは別体で
形成された水位管接続管を接続し、該水位管接続管に可
撓性を有する水位管接続チューブを介して水位管を接続
してもよい。これらによれば、水位管接続管の先端を水
位管の下端まで近づけることができるので、接続部材を
最短にして、栓本体を容器本体の下方に位置させること
ができ、この結果栓本体の容器本体正面からの突出を回
避することができる。
し、該水位管接続管に可撓性を有する水位管接続チュー
ブを介して水位管を接続してもよい。または、前記弁本
体の水位管接続口には、3次元に屈曲した形状の可撓性
を有する水位管接続チューブを介して水位管を接続して
もよい。あるいは、前記弁本体に、該弁本体とは別体で
形成された水位管接続管を接続し、該水位管接続管に可
撓性を有する水位管接続チューブを介して水位管を接続
してもよい。これらによれば、水位管接続管の先端を水
位管の下端まで近づけることができるので、接続部材を
最短にして、栓本体を容器本体の下方に位置させること
ができ、この結果栓本体の容器本体正面からの突出を回
避することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
図面に従って説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施形態に係る水位
管接続構造を備えた落下注出式液体容器を示す。容器本
体1は脚2を介して台3に固定されている。
管接続構造を備えた落下注出式液体容器を示す。容器本
体1は脚2を介して台3に固定されている。
【0011】胴本体4は、円筒形に成形した鋼板からな
り、その外側正面には上下方向に細長い水量表示窓8を
有する表示パネル9が取り付けられている。この表示パ
ネル9と胴本体4の間には、前記水量表示窓8を通して
外部から視認できるように、ガラス製の水位管10が立
設されている。水位管10の上端及び下端の接続構造に
ついては、後に詳細に説明する。
り、その外側正面には上下方向に細長い水量表示窓8を
有する表示パネル9が取り付けられている。この表示パ
ネル9と胴本体4の間には、前記水量表示窓8を通して
外部から視認できるように、ガラス製の水位管10が立
設されている。水位管10の上端及び下端の接続構造に
ついては、後に詳細に説明する。
【0012】中容器5は、前記胴本体4の内側に収容さ
れ、その上端及び下端にそれぞれ上口部11、下口部1
2を有するガラス,ステンレス鋼等からなる真空2重構
造の容器である。
れ、その上端及び下端にそれぞれ上口部11、下口部1
2を有するガラス,ステンレス鋼等からなる真空2重構
造の容器である。
【0013】肩本体6は、環状の上面部13と、該上面
部13の外周に垂設された外殻部14と、前記上面部1
3の内周に垂設された雌ねじ部15と、該雌ねじ部15
の下端より内方へ斜めに延設されて中央に開口部16を
有する棚部17と、該棚部17の下面に前記開口部16
を囲む筒状の保持部18とからなっている。この肩本体
6の外殻部14は前記胴本体4の上端に固着されてい
る。また、肩本体6の棚部17の開口部16の内周縁
は、中容器5の上口部11に口パッキン19及び口リン
グ20を介して押し付けられている。保持部18は、そ
の内側に中容器5の上口部11が嵌合することによって
中容器5を保持している。前記口リング20には、管状
の水位管接続部21が延設されている。そして、この水
位管接続部21と前記水位管10の上端がシリコンゴム
等の可撓性を有する材料からなる接続チューブ22を介
して接続されることによって、水位管10は中容器5の
内部と連通している。
部13の外周に垂設された外殻部14と、前記上面部1
3の内周に垂設された雌ねじ部15と、該雌ねじ部15
の下端より内方へ斜めに延設されて中央に開口部16を
有する棚部17と、該棚部17の下面に前記開口部16
を囲む筒状の保持部18とからなっている。この肩本体
6の外殻部14は前記胴本体4の上端に固着されてい
る。また、肩本体6の棚部17の開口部16の内周縁
は、中容器5の上口部11に口パッキン19及び口リン
グ20を介して押し付けられている。保持部18は、そ
の内側に中容器5の上口部11が嵌合することによって
中容器5を保持している。前記口リング20には、管状
の水位管接続部21が延設されている。そして、この水
位管接続部21と前記水位管10の上端がシリコンゴム
等の可撓性を有する材料からなる接続チューブ22を介
して接続されることによって、水位管10は中容器5の
内部と連通している。
【0014】前記肩本体6の外殻部14にはハンドル2
3が取り付けられている。また、肩本体6の雌ねじ部1
5には、前記中容器5の上口部11を蓋する栓体24が
螺合されている。
3が取り付けられている。また、肩本体6の雌ねじ部1
5には、前記中容器5の上口部11を蓋する栓体24が
螺合されている。
【0015】底本体7は、環状の水平部25と、該水平
部25の外周に上方へ突設された外殻部26と、前記水
平部25の内周に上方へ突設された雌ねじ部27とから
なっている。この底本体7の外殻部26は前記胴本体4
の下端に固着されている。また、底本体7の雌ねじ部2
7には環状の締上げ体28が螺合され、前記中容器5の
底を締め上げている。底本体7の水平部25は前述した
ように脚2に固着されている。前記底本体7の水平部2
5には、弁本体29と、該弁本体29を開閉操作する操
作レバー30が取り付けられている。
部25の外周に上方へ突設された外殻部26と、前記水
平部25の内周に上方へ突設された雌ねじ部27とから
なっている。この底本体7の外殻部26は前記胴本体4
の下端に固着されている。また、底本体7の雌ねじ部2
7には環状の締上げ体28が螺合され、前記中容器5の
底を締め上げている。底本体7の水平部25は前述した
ように脚2に固着されている。前記底本体7の水平部2
5には、弁本体29と、該弁本体29を開閉操作する操
作レバー30が取り付けられている。
【0016】弁本体29は、ポリプロピレン等の合成樹
脂材料からなり、図2に示すように、水平な管状の流入
部31と、該流入部31に垂直な下向きの管状の流出部
32と、該流出部32に垂直で前記流入部31と反対方
向に延びるばね収容部33と、該ばね収容部33より両
側水平方向に延びる支持部34(図3参照)とから形成
されている。そして、この弁本体29は、支持部34を
底本体7にねじ止めすることによって、容器本体1の側
面より突出しないように、容器本体1の下部に取り付け
られている。この弁本体29の内部には、前記流入部3
1から前記流出部32を貫通してばね収容部33に至る
水平に配置された弁棒35が収容されている。弁棒35
の流入部31側端部(図2において右側端部)には、弁
パッキン36が装着されている。弁棒35のばね収容部
33側(図2において左側)には、Oリング37とばね
押さえ38が装着されるとともに、該Oリング37とば
ね押さえ38の間にコイルばね39が介装されている。
弁棒35は、コイルばね39によって図2において左方
向に付勢され、弁パッキン36が弁座40に圧接すると
ともに、Oリング37がシール面41に圧接している。
流入部31の内面には、前記弁パッキン36の周囲を保
持するガイド42が突設されている。また、流入部31
には、弁パッキン36と弁座40の圧接部よりも上流側
において軸線に垂直に管状の水位管接続口43が横向き
に突設されている。
脂材料からなり、図2に示すように、水平な管状の流入
部31と、該流入部31に垂直な下向きの管状の流出部
32と、該流出部32に垂直で前記流入部31と反対方
向に延びるばね収容部33と、該ばね収容部33より両
側水平方向に延びる支持部34(図3参照)とから形成
されている。そして、この弁本体29は、支持部34を
底本体7にねじ止めすることによって、容器本体1の側
面より突出しないように、容器本体1の下部に取り付け
られている。この弁本体29の内部には、前記流入部3
1から前記流出部32を貫通してばね収容部33に至る
水平に配置された弁棒35が収容されている。弁棒35
の流入部31側端部(図2において右側端部)には、弁
パッキン36が装着されている。弁棒35のばね収容部
33側(図2において左側)には、Oリング37とばね
押さえ38が装着されるとともに、該Oリング37とば
ね押さえ38の間にコイルばね39が介装されている。
弁棒35は、コイルばね39によって図2において左方
向に付勢され、弁パッキン36が弁座40に圧接すると
ともに、Oリング37がシール面41に圧接している。
流入部31の内面には、前記弁パッキン36の周囲を保
持するガイド42が突設されている。また、流入部31
には、弁パッキン36と弁座40の圧接部よりも上流側
において軸線に垂直に管状の水位管接続口43が横向き
に突設されている。
【0017】操作レバー30は、支軸44を中心に底本
体7に回動可能に取り付けられるとともに、捩りばね4
5によって図2において時計回り方向に付勢されてい
る。また、操作レバー30は前記弁本体29より前方で
かつその近傍に配置されている。このため、弁本体29
の流出部32に極めて近い位置で操作することができ、
開閉の加減が容易である。この操作レバー30の一端を
押し下げると、他端側に設けた当接部46が弁棒35の
先端を押圧して弁が開ようになっている。
体7に回動可能に取り付けられるとともに、捩りばね4
5によって図2において時計回り方向に付勢されてい
る。また、操作レバー30は前記弁本体29より前方で
かつその近傍に配置されている。このため、弁本体29
の流出部32に極めて近い位置で操作することができ、
開閉の加減が容易である。この操作レバー30の一端を
押し下げると、他端側に設けた当接部46が弁棒35の
先端を押圧して弁が開ようになっている。
【0018】前記弁本体29の流入部31と前記中容器
5の下口部12との間には、シリコンゴム等の可撓性材
料からなるL字形の接続部材47が接続されている。ま
た、弁本体29の流入部31の水位管接続口43には、
図3に示すように、Oリング48を介してポリプロピレ
ン等の合成樹脂からなる略L字形の水位管接続管49が
接続されている。さらに、この水位管接続管49の先端
と前記水位管10の下端との間には、シリコンゴム等の
可撓性材料からなるL字形の水位管接続チューブ50が
接続されている。なお、前記弁本体29、接続部材4
7、水位管接続管49、及び水位管接続チューブ50
は、図1に示すように、底カバー51によって下方から
覆われている。
5の下口部12との間には、シリコンゴム等の可撓性材
料からなるL字形の接続部材47が接続されている。ま
た、弁本体29の流入部31の水位管接続口43には、
図3に示すように、Oリング48を介してポリプロピレ
ン等の合成樹脂からなる略L字形の水位管接続管49が
接続されている。さらに、この水位管接続管49の先端
と前記水位管10の下端との間には、シリコンゴム等の
可撓性材料からなるL字形の水位管接続チューブ50が
接続されている。なお、前記弁本体29、接続部材4
7、水位管接続管49、及び水位管接続チューブ50
は、図1に示すように、底カバー51によって下方から
覆われている。
【0019】前記構成からなる落下注出式液体容器の水
位管接続構造では、まず弁本体29の水位管接続口43
に水位管接続管49をOリング48を介して接続すると
ともに流入部31に接続部材47の一端を接続しておい
て、その接続部材47の他端を中容器5の下口部12に
接続した後、弁本体29を底本体7に固定する。次に、
水位管接続管49の先端と水位管10の下端とを水位管
接続チューブ50を介して接続する。接続部材47に
は、中容器5の下口部12に接続される流入口と弁本体
29の流入部31に接続される流出口との2方向の口だ
けを有し、従来のように第3の口すなわち水位管接続口
が無いため、該接続部材47を成形するための金型が簡
単で安価となるうえ、成形が容易となる。また、水位管
接続管49と弁本体29の水位管接続口43とは、お互
いに剛体同士であるため、接続が容易である。
位管接続構造では、まず弁本体29の水位管接続口43
に水位管接続管49をOリング48を介して接続すると
ともに流入部31に接続部材47の一端を接続しておい
て、その接続部材47の他端を中容器5の下口部12に
接続した後、弁本体29を底本体7に固定する。次に、
水位管接続管49の先端と水位管10の下端とを水位管
接続チューブ50を介して接続する。接続部材47に
は、中容器5の下口部12に接続される流入口と弁本体
29の流入部31に接続される流出口との2方向の口だ
けを有し、従来のように第3の口すなわち水位管接続口
が無いため、該接続部材47を成形するための金型が簡
単で安価となるうえ、成形が容易となる。また、水位管
接続管49と弁本体29の水位管接続口43とは、お互
いに剛体同士であるため、接続が容易である。
【0020】このように水位管10が接続され取り付け
られた液体容器において、水位管10の下端は水位管接
続チューブ50、水位管接続管49、弁本体29の水位
管接続口43、流入部31、接続部材47、及び下口部
12を介して中容器5の内部と連通するので、中容器5
に収容された液の量が水位管10にて外部に表示され
る。操作レバー30を押し下げると、弁棒35がコイル
ばね39の付勢力に抗して図2において右方向に押圧さ
れ、弁パッキン36が弁座40から離れて弁が開く結
果、中容器5内の液体が下口部12、接続部材47、弁
本体29の流入部31及び流出部32を介して外部に注
出される。なお、容器本体1の構成は、前記実施例に限
定されるものではなく、例えば中容器5を金属製にし
て、胴本体4を一体化したり、肩本体6や底本体7の機
能を持たせてもよい。また、容器本体1は真空2重構造
以外の断熱構造を有するものでもよい。
られた液体容器において、水位管10の下端は水位管接
続チューブ50、水位管接続管49、弁本体29の水位
管接続口43、流入部31、接続部材47、及び下口部
12を介して中容器5の内部と連通するので、中容器5
に収容された液の量が水位管10にて外部に表示され
る。操作レバー30を押し下げると、弁棒35がコイル
ばね39の付勢力に抗して図2において右方向に押圧さ
れ、弁パッキン36が弁座40から離れて弁が開く結
果、中容器5内の液体が下口部12、接続部材47、弁
本体29の流入部31及び流出部32を介して外部に注
出される。なお、容器本体1の構成は、前記実施例に限
定されるものではなく、例えば中容器5を金属製にし
て、胴本体4を一体化したり、肩本体6や底本体7の機
能を持たせてもよい。また、容器本体1は真空2重構造
以外の断熱構造を有するものでもよい。
【0021】図4は、本発明の第2の実施形態に係る水
位管接続構造を示す。弁本体29の流入部31には水位
管接続口43が上向きに形成され、この水位管接続口4
3に水位管10の下端が直接接続されている。この実施
形態では、水位管接続口43が水位管10の真下に位置
するように、接続部材47の流出口側を延長する必要が
ある。しかし、水位管10と水位管接続口43の間に、
水位管接続管や接続部材を必要としないので、部品点数
が少なく、取り付けが容易である。なお、水位管10
は、直線状ではなく、同図中2点鎖線で示すように、下
端が下口部に向かって屈曲した形状のものや、軟質の透
明材料からなるものを使用してもよい。また、水位管1
0と水位管接続口43のシールは、各種接着剤やシール
材を用いてもよい。
位管接続構造を示す。弁本体29の流入部31には水位
管接続口43が上向きに形成され、この水位管接続口4
3に水位管10の下端が直接接続されている。この実施
形態では、水位管接続口43が水位管10の真下に位置
するように、接続部材47の流出口側を延長する必要が
ある。しかし、水位管10と水位管接続口43の間に、
水位管接続管や接続部材を必要としないので、部品点数
が少なく、取り付けが容易である。なお、水位管10
は、直線状ではなく、同図中2点鎖線で示すように、下
端が下口部に向かって屈曲した形状のものや、軟質の透
明材料からなるものを使用してもよい。また、水位管1
0と水位管接続口43のシールは、各種接着剤やシール
材を用いてもよい。
【0022】図5は、本発明の第3の実施形態に係る水
位管接続構造を示す。弁本体29の流入部31には、L
字形の水位管接続管49が弁本体29に一体に形成され
ている。この水位管接続管49の先端は水位管10の下
端近傍まで延設する必要がある。水位管接続管49の基
部に対向する位置には型抜き用穴52が形成されている
が、この穴は接続部材47で覆うことができる。このも
のでは、水位管接続管49と水位管10を水位管接続チ
ューブ50を介して接続するだけでよい。また、水位管
接続管49と水位管10との間の寸法誤差が水位管接続
チューブ50によって吸収されるので、取り付けが容易
となる。
位管接続構造を示す。弁本体29の流入部31には、L
字形の水位管接続管49が弁本体29に一体に形成され
ている。この水位管接続管49の先端は水位管10の下
端近傍まで延設する必要がある。水位管接続管49の基
部に対向する位置には型抜き用穴52が形成されている
が、この穴は接続部材47で覆うことができる。このも
のでは、水位管接続管49と水位管10を水位管接続チ
ューブ50を介して接続するだけでよい。また、水位管
接続管49と水位管10との間の寸法誤差が水位管接続
チューブ50によって吸収されるので、取り付けが容易
となる。
【0023】図6は、図5に示す第3の実施形態の変形
例を示す。このものは、水位管接続管49が弁本体29
の流入部31に対して斜めに一体に形成したものであ
り、図5に示すような型抜き用穴52が不要となるの
で、接続部材47が小型化できるという利点がある。
例を示す。このものは、水位管接続管49が弁本体29
の流入部31に対して斜めに一体に形成したものであ
り、図5に示すような型抜き用穴52が不要となるの
で、接続部材47が小型化できるという利点がある。
【0024】図7,図8は、本発明の第4の実施形態に
係る水位管接続構造を示す。弁本体29の流入部31に
は水位管接続口43が横向きに形成されている。そし
て、この水位管接続口43と水位管10との間に接続さ
れる水位管接続チューブ50は、水平な基部53と、該
基部53の一端より直角に横方向に屈曲する弁本体側接
続口54と、前記基部53の他端より直角に上方向に屈
曲する水位管側接続口55とからなる3次元形状に形成
されている。これによれば、弁本体29の金型構造が簡
単で成型性がよいという利点がある。
係る水位管接続構造を示す。弁本体29の流入部31に
は水位管接続口43が横向きに形成されている。そし
て、この水位管接続口43と水位管10との間に接続さ
れる水位管接続チューブ50は、水平な基部53と、該
基部53の一端より直角に横方向に屈曲する弁本体側接
続口54と、前記基部53の他端より直角に上方向に屈
曲する水位管側接続口55とからなる3次元形状に形成
されている。これによれば、弁本体29の金型構造が簡
単で成型性がよいという利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、弁本体に水位管接続口を設けたため、水位管接
続管の取付け作業が容易に行え、作業性が向上する。ま
た、接続部材には、従来のような水位管接続口がないた
め、接続部材の金型が簡単になり、生産コストが低減す
る。
よれば、弁本体に水位管接続口を設けたため、水位管接
続管の取付け作業が容易に行え、作業性が向上する。ま
た、接続部材には、従来のような水位管接続口がないた
め、接続部材の金型が簡単になり、生産コストが低減す
る。
【図1】 本発明の第1実施例形態に係る水位管接続構
造を備えた落下注出式液体容器の断面図である。
造を備えた落下注出式液体容器の断面図である。
【図2】 図1の水位管接続構造部分の拡大図である。
【図3】 図2の底面図である。
【図4】 本発明の第2実施例形態に係る水位管接続構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図5】 本発明の第3実施例形態に係る水位管接続構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図6】 図5の変形例を示す断面図である。
【図7】 本発明の第4実施例形態に係る水位管接続構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図8】 図7の平面断面図である。
【図9】 従来の水位管接続構造を示す断面図である。
5…中容器、10…水位管、12…下口部、29…弁本
体、36…弁パッキン、43…水位管接続口、47…接
続部材、49…水位管接続管、50…水位管接続チュー
ブ。
体、36…弁パッキン、43…水位管接続口、47…接
続部材、49…水位管接続管、50…水位管接続チュー
ブ。
Claims (6)
- 【請求項1】 容器本体の下口部に可撓性を有する接続
部材を介して弁本体を接続し、該弁本体を前記容器本体
の側面から突出しないように容器本体の下部に配設し、
当該弁本体の近傍に設けた操作レバーによって当該弁本
体の弁体を開操作することにより当該弁本体の流出口よ
り容器本体内の液体を落下注出するようにした落下注出
式液体容器において、前記弁本体の弁体よりも上流側に
水位管接続口を設け、該水位管接続口より前記水位管の
下端に至る流路を形成したことを特徴とする落下注出式
液体容器の水位管接続構造。 - 【請求項2】 前記水位管の下部を前記容器本体の下口
部に向かって屈曲させ、前記弁本体の水位管接続口に当
該水位管を直接接続したことを特徴とする請求項1に記
載の落下注出式液体容器の水位管接続構造。 - 【請求項3】 前記弁本体の水位管接続口に可撓性を有
する水位管接続チューブを介して水位管を接続したこと
を特徴とする請求項1に記載の落下注出式液体容器の水
位管接続構造。 - 【請求項4】 前記弁本体に一体に形成された水位管接
続管に可撓性を有する水位管接続チューブを介して水位
管を接続したことを特徴とする請求項1又は3のいずれ
かに記載の落下注出式液体容器の水位管接続構造。 - 【請求項5】 前記弁本体の水位管接続口に、3次元に
屈曲した形状の可撓性を有する水位管接続チューブを介
して水位管を接続したことを特徴とする請求項1又は3
のいずれかに記載の落下注出式液体容器の水位管接続構
造。 - 【請求項6】 前記弁本体に、該弁本体とは別体で形成
された水位管接続管を接続し、該水位管接続管に可撓性
を有する水位管接続チューブを介して水位管を接続した
ことを特徴とする請求項1、3又は4のいずれかに記載
の落下注出式液体容器の水位管接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20309095A JPH0947367A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 落下注出式液体容器の水位管接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20309095A JPH0947367A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 落下注出式液体容器の水位管接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947367A true JPH0947367A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16468210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20309095A Pending JPH0947367A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 落下注出式液体容器の水位管接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947367A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285180A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Zojirushi Corp | 液体容器用弁および液体容器 |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP20309095A patent/JPH0947367A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285180A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Zojirushi Corp | 液体容器用弁および液体容器 |
JP4646950B2 (ja) * | 2007-05-16 | 2011-03-09 | 象印マホービン株式会社 | 液体容器用弁および液体容器 |
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