JPH0122601Y2 - - Google Patents
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- JPH0122601Y2 JPH0122601Y2 JP1983114257U JP11425783U JPH0122601Y2 JP H0122601 Y2 JPH0122601 Y2 JP H0122601Y2 JP 1983114257 U JP1983114257 U JP 1983114257U JP 11425783 U JP11425783 U JP 11425783U JP H0122601 Y2 JPH0122601 Y2 JP H0122601Y2
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- 101001017827 Mus musculus Leucine-rich repeat flightless-interacting protein 1 Proteins 0.000 claims 1
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Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は外ケース内に上、下にそれぞれ開口を
有する液容器を収容してその液容器の下部開口か
ら注液し得るようにした液体容器に関し、さらに
詳しくはそのような液体容器における液容器の支
持構造に関するものである。
有する液容器を収容してその液容器の下部開口か
ら注液し得るようにした液体容器に関し、さらに
詳しくはそのような液体容器における液容器の支
持構造に関するものである。
(従来技術)
第1図にはこの種の一般的な液体容器(魔法
瓶)の液容器支持構造を示しているが、この従来
の液容器支持構造は、外ケース41の下端41a
内面に取付けた底ワツパ44に環状の底部材46
を螺合させるとともに、その底部材46の中央部
に螺合された中ネジ部材47で液容器カバー部材
45を介して液容器(真空二重瓶)42を押上げ
て、該液容器42を外ケース41の上部に取付け
られている肩部材(図示省略)と中ネジ部材47
との間で挟着固定するようにしている。
瓶)の液容器支持構造を示しているが、この従来
の液容器支持構造は、外ケース41の下端41a
内面に取付けた底ワツパ44に環状の底部材46
を螺合させるとともに、その底部材46の中央部
に螺合された中ネジ部材47で液容器カバー部材
45を介して液容器(真空二重瓶)42を押上げ
て、該液容器42を外ケース41の上部に取付け
られている肩部材(図示省略)と中ネジ部材47
との間で挟着固定するようにしている。
尚、この第1図に示す従来の液体容器では、底
部材46は底ワツパ44に、又中ネジ部材47は
底部材46にそれぞれ相互にネジ結合(符号A,
B部分)されているため、この液体容器の組立時
において底部材46は底ワツパ44(外ケース4
1)に対して、又中ネジ部材47は底部材46に
対してそれぞれ回動せしめられる。
部材46は底ワツパ44に、又中ネジ部材47は
底部材46にそれぞれ相互にネジ結合(符号A,
B部分)されているため、この液体容器の組立時
において底部材46は底ワツパ44(外ケース4
1)に対して、又中ネジ部材47は底部材46に
対してそれぞれ回動せしめられる。
ところで、第1図に示すような、液容器42の
下部に開口を有しない構造(液容器の上部開口か
ら注液される構造)の液体容器では、上記のよう
に底ワツパ44に底部材46を、又底部材46に
中ネジ部材47をそれぞれ螺合させることによつ
て液容器42を緊締保持させることができるが、
液容器の下部に開口を形成して、その下部開口に
前方に向けて位置決めされる液体注出用の注液通
路部材を接続する構造の液体容器にはこの第1図
に示すような液容器支持構造を適用することがで
きない。
下部に開口を有しない構造(液容器の上部開口か
ら注液される構造)の液体容器では、上記のよう
に底ワツパ44に底部材46を、又底部材46に
中ネジ部材47をそれぞれ螺合させることによつ
て液容器42を緊締保持させることができるが、
液容器の下部に開口を形成して、その下部開口に
前方に向けて位置決めされる液体注出用の注液通
路部材を接続する構造の液体容器にはこの第1図
に示すような液容器支持構造を適用することがで
きない。
(考案の目的)
本考案は、上記した従来の液体容器における液
容器支持構造の問題点に鑑み、上部及び下部にそ
れぞれ開口を形成した両口型の液容器の下部開口
に前方に向けて位置決めされる注液通路部材を接
続する構造の液体容器における新規な液容器支持
構造を提供することを目的とするものである。
容器支持構造の問題点に鑑み、上部及び下部にそ
れぞれ開口を形成した両口型の液容器の下部開口
に前方に向けて位置決めされる注液通路部材を接
続する構造の液体容器における新規な液容器支持
構造を提供することを目的とするものである。
(目的を達成するための手段)
本考案は、外ケースの上部に肩部材を取付けさ
らに該外ケース内に上部に給液用開口と下部に注
液用開口を有する液容器を収容した液体容器にお
いて、前記外ケースの下端内面に、ネジを形成し
た底ワツパを固定し、さらに該底ワツパのネジに
はリング状のネジ部材を螺合するとともに、該ネ
ジ部材上に、大径の円盤形状を有し且つ前記注液
用開口に接続される注液通路部材を設けた液容器
受部材を載置し、さらに前記液容器を、前記肩部
材と前記液容器受部材の中央部との間で前記ネジ
部材の締め上げにより前記液容器受部材の注液通
路部材が位置変更されることなく固定しているこ
とを特徴としている。
らに該外ケース内に上部に給液用開口と下部に注
液用開口を有する液容器を収容した液体容器にお
いて、前記外ケースの下端内面に、ネジを形成し
た底ワツパを固定し、さらに該底ワツパのネジに
はリング状のネジ部材を螺合するとともに、該ネ
ジ部材上に、大径の円盤形状を有し且つ前記注液
用開口に接続される注液通路部材を設けた液容器
受部材を載置し、さらに前記液容器を、前記肩部
材と前記液容器受部材の中央部との間で前記ネジ
部材の締め上げにより前記液容器受部材の注液通
路部材が位置変更されることなく固定しているこ
とを特徴としている。
(作用)
本考案の液体容器によれば、液容器は、液容器
受部材を介してネジ部材で固定されており、又液
容器受部材は、ネジ部材上に載置するだけで支持
されているので、液容器受部材の外周部がネジ部
材に対して自由に相対摺動し得る状態にあつて中
ネジ部材締め上げ時においても、液容器受部材に
設けている注液通路部材が中ネジ部材とともに回
動することがなく、従つて液体容器の組立時に、
注液通路部材の基端部を予め液容器の注液用開口
に接続させた状態で中ネジ部材を締め上げること
ができるようになる。
受部材を介してネジ部材で固定されており、又液
容器受部材は、ネジ部材上に載置するだけで支持
されているので、液容器受部材の外周部がネジ部
材に対して自由に相対摺動し得る状態にあつて中
ネジ部材締め上げ時においても、液容器受部材に
設けている注液通路部材が中ネジ部材とともに回
動することがなく、従つて液体容器の組立時に、
注液通路部材の基端部を予め液容器の注液用開口
に接続させた状態で中ネジ部材を締め上げること
ができるようになる。
(実施例)
第2図ないし第4図に示す実施例を参照して本
考案の液体容器を説明すると、第2図ないし第4
図において、符号1は金属薄板からなる円筒形状
の外ケース、2は外ケース1の内部に収容された
液容器、3は外ケース1の下部に取付けられた底
ユニツト、7は外ケース1の上部に取付けられた
環状の肩部材を示している。
考案の液体容器を説明すると、第2図ないし第4
図において、符号1は金属薄板からなる円筒形状
の外ケース、2は外ケース1の内部に収容された
液容器、3は外ケース1の下部に取付けられた底
ユニツト、7は外ケース1の上部に取付けられた
環状の肩部材を示している。
外ケース1上部の肩部材7のほぼ中央部には栓
9によつて開閉される給液口8が形成されてい
る。
9によつて開閉される給液口8が形成されてい
る。
液容器2は、内部が真空の断熱二重壁構造をも
つガラス瓶が採用されており、又、この液容器2
には上部に給液用開口11と下部に給液用開口1
2をそれぞれ形成している。液容器2の給液用開
口(下部開口)12は液容器底部の中央部に形成
されており、又該注液用開口12には適宜長さだ
け下方に突出する小径の筒状部13が一体形成さ
れている。
つガラス瓶が採用されており、又、この液容器2
には上部に給液用開口11と下部に給液用開口1
2をそれぞれ形成している。液容器2の給液用開
口(下部開口)12は液容器底部の中央部に形成
されており、又該注液用開口12には適宜長さだ
け下方に突出する小径の筒状部13が一体形成さ
れている。
液容器2の給液用開口11の口縁上部と肩部材
7の下面との間には、環状の弾性パツキン39が
介設されている。
7の下面との間には、環状の弾性パツキン39が
介設されている。
液容器2の下部外側には、該液容器2の胴部、
底部及び該底部に設けた筒状部13をカバーする
ための深容器形の液容器カバー部材10が設けら
れている。尚、この液容器カバー部材10におけ
る液容器筒状部13をカバーする部分(下方突出
部10a)の底部は開口させている。
底部及び該底部に設けた筒状部13をカバーする
ための深容器形の液容器カバー部材10が設けら
れている。尚、この液容器カバー部材10におけ
る液容器筒状部13をカバーする部分(下方突出
部10a)の底部は開口させている。
液容器2は液容器カバー部材10を介して底ユ
ニツト3で支持させている。この底ユニツト3
は、外ケース1の下端1a内面に固定される底ワ
ツパ4と、液容器2の下部に設置されて該液容器
2を支持するための液容器受部材5と、該液容器
受部材5を押し上げる作用をするネジ部材6とを
備えている。
ニツト3で支持させている。この底ユニツト3
は、外ケース1の下端1a内面に固定される底ワ
ツパ4と、液容器2の下部に設置されて該液容器
2を支持するための液容器受部材5と、該液容器
受部材5を押し上げる作用をするネジ部材6とを
備えている。
底ワツパ4は外ケース1の下端1aに形成され
ている環状の内巻部の上部に載置して取付けられ
ている。又この底ワツパ4の内面には雌ネジ14
が形成されている。
ている環状の内巻部の上部に載置して取付けられ
ている。又この底ワツパ4の内面には雌ネジ14
が形成されている。
液容器受部材5は、合成樹脂材料によつて適宜
厚さの板厚をもつ大径の円盤形状に形成されてい
て、その直径は前記底ワツパ4の内径よりやや小
さい大きさとされている。又、この液容器受部材
5は、硬質の合成樹脂材料で成形されているが、
その中央部5aと外周部5bとの間で上下方向に
弾性変形し得るようになつている。
厚さの板厚をもつ大径の円盤形状に形成されてい
て、その直径は前記底ワツパ4の内径よりやや小
さい大きさとされている。又、この液容器受部材
5は、硬質の合成樹脂材料で成形されているが、
その中央部5aと外周部5bとの間で上下方向に
弾性変形し得るようになつている。
液容器受部材5の中央部5aには液容器2の底
部に形成している筒状部13及び液容器カバー部
材10の下方突出部10aを嵌入させるための凹
入部21が形成されている。そしてこの凹入部2
1に液容器筒状部13及び液容器カバー部材10
の下方突出部10aを嵌入させることにより、液
容器受部材5の中央寄り部分(凹入部21形成部
分)のみで液容器2の全重量を支持するようにな
つている。尚、液容器筒状部13及びその外側を
カバーするカバー部材下方突出部10aは比較的
小径に形成されているため、該カバー部材下方突
出部10aが液容器受部材5に接触する部分の正
投影面積は該液容器受部材5の中央部分における
比較的小面積のものとなつている。
部に形成している筒状部13及び液容器カバー部
材10の下方突出部10aを嵌入させるための凹
入部21が形成されている。そしてこの凹入部2
1に液容器筒状部13及び液容器カバー部材10
の下方突出部10aを嵌入させることにより、液
容器受部材5の中央寄り部分(凹入部21形成部
分)のみで液容器2の全重量を支持するようにな
つている。尚、液容器筒状部13及びその外側を
カバーするカバー部材下方突出部10aは比較的
小径に形成されているため、該カバー部材下方突
出部10aが液容器受部材5に接触する部分の正
投影面積は該液容器受部材5の中央部分における
比較的小面積のものとなつている。
液容器受部材5の外周部5bには外向きのフラ
ンジ15が形成されている。
ンジ15が形成されている。
液容器2の注液用開口12の口縁下面と液容器
受部材5の凹入部21の内面との間には筒状の弾
性パツキン20が介設されている。この弾性パツ
キン20の上部は、その上方部分が液容器筒状部
13の外面と液容器カバー部材10の下方突出部
13内面との間に介設されている。
受部材5の凹入部21の内面との間には筒状の弾
性パツキン20が介設されている。この弾性パツ
キン20の上部は、その上方部分が液容器筒状部
13の外面と液容器カバー部材10の下方突出部
13内面との間に介設されている。
液容器受部材5を押し上げるための前記ネジ部
材6はリング状に形成されていて、その外面に底
ワツパ4の雌ネジ14に螺合する雄ネジ16を形
成している。又このネジ部材6の内側には前記液
容器受部材5の外周部5bに形成した外向きフラ
ンジ15の下面に下方から衝合する棚部17が形
成されている。そしてこのネジ部材6は、底ワツ
パ4に螺入させることにより該ネジ部材6の棚部
17が液容器受部材5の外向きフランジ15下面
に衝合して該液容器受部材5を押し上げるように
作用し、さらに該ネジ部材6を締込むことによ
り、液容器2を液容器カバー部材10及び液容器
受部材5を介して前記給液口8の口縁下面とネジ
部材6の棚部17の間で強固に緊締させている。
このように液容器2の緊締状態では、液容器受部
材5における液容器2の支持部分(中央寄りの凹
入部21)とネジ部材棚部17上に載置される外
周部(外向きフランジ15)との間の半径方向の
間隔は比較的離間されることになる。又、液容器
受部材5の外周部5b(外向きフランジ15)は
ネジ部材6の棚部17上に単に掛止されているだ
けで両者(液容器受部材外周部5bとネジ部材棚
部17)間にはそれ以外に何ら相互に拘束する手
段は施されていない。従つてこの場合は液容器受
部材5が一種の板バネとして作用するとともに、
液容器2の上部及び下部に設けられている各弾性
パツキン39,20が圧縮されて液容器2に対す
る緊締作用が大きくなり、液容器2を強固に緊締
することができるようになる。又、例えば液容器
2に外部から振動等の衝撃力が加わつたときに
も、液容器受部材5の弾性機能によりその衝撃力
を吸収でき、液容器2を緊締しているネジ結合部
(符号14と16)に対する衝撃力が緩和されて
該ネジ結合部が弛みにくくなる。尚、液容器受部
材5の板厚は耐久性を考慮して所定厚さを確保す
る必要があるが、そのように比較的板厚の厚い液
容器受部材5を使用した場合であつても上記の如
く構成することにより、液容器受部材5の剛性を
低めクツシヨン性を付与することが可能となる。
材6はリング状に形成されていて、その外面に底
ワツパ4の雌ネジ14に螺合する雄ネジ16を形
成している。又このネジ部材6の内側には前記液
容器受部材5の外周部5bに形成した外向きフラ
ンジ15の下面に下方から衝合する棚部17が形
成されている。そしてこのネジ部材6は、底ワツ
パ4に螺入させることにより該ネジ部材6の棚部
17が液容器受部材5の外向きフランジ15下面
に衝合して該液容器受部材5を押し上げるように
作用し、さらに該ネジ部材6を締込むことによ
り、液容器2を液容器カバー部材10及び液容器
受部材5を介して前記給液口8の口縁下面とネジ
部材6の棚部17の間で強固に緊締させている。
このように液容器2の緊締状態では、液容器受部
材5における液容器2の支持部分(中央寄りの凹
入部21)とネジ部材棚部17上に載置される外
周部(外向きフランジ15)との間の半径方向の
間隔は比較的離間されることになる。又、液容器
受部材5の外周部5b(外向きフランジ15)は
ネジ部材6の棚部17上に単に掛止されているだ
けで両者(液容器受部材外周部5bとネジ部材棚
部17)間にはそれ以外に何ら相互に拘束する手
段は施されていない。従つてこの場合は液容器受
部材5が一種の板バネとして作用するとともに、
液容器2の上部及び下部に設けられている各弾性
パツキン39,20が圧縮されて液容器2に対す
る緊締作用が大きくなり、液容器2を強固に緊締
することができるようになる。又、例えば液容器
2に外部から振動等の衝撃力が加わつたときに
も、液容器受部材5の弾性機能によりその衝撃力
を吸収でき、液容器2を緊締しているネジ結合部
(符号14と16)に対する衝撃力が緩和されて
該ネジ結合部が弛みにくくなる。尚、液容器受部
材5の板厚は耐久性を考慮して所定厚さを確保す
る必要があるが、そのように比較的板厚の厚い液
容器受部材5を使用した場合であつても上記の如
く構成することにより、液容器受部材5の剛性を
低めクツシヨン性を付与することが可能となる。
又、この液体容器は、自然落下方式により注液
し得るように構成されている。即ち、前記液容器
2の筒状部13には、弁部材31つきの注液通路
部材30の基端側30aが接続されている。
し得るように構成されている。即ち、前記液容器
2の筒状部13には、弁部材31つきの注液通路
部材30の基端側30aが接続されている。
この注液通路部材30は、液体容器組立時にお
いて、液容器受部材5を液容器2の底部にかぶせ
た際に、該注液通路部材30の基端側30aが液
容器5の注液用開口12に接続されるようになつ
ており、さらにネジ部材6により液容器受部材5
を締め上げた際に、該液容器受部材5はネジ部材
6と伴回りしないので、注液通路部材30が位置
変更されることがなくなる。
いて、液容器受部材5を液容器2の底部にかぶせ
た際に、該注液通路部材30の基端側30aが液
容器5の注液用開口12に接続されるようになつ
ており、さらにネジ部材6により液容器受部材5
を締め上げた際に、該液容器受部材5はネジ部材
6と伴回りしないので、注液通路部材30が位置
変更されることがなくなる。
注液通路部材30に設けられている弁部材31
はプツシユ式となつており、該弁部材31の一端
は注液通路部材30を貫通して液体容器の前面側
に突出させている。そしてこの弁部材31は第4
図に示すようにその外方に突出している端部のさ
らに前側に設置している操作板32を押圧するこ
とによつて内方に押し込められ、その弁部31a
が弁口33を開放するようになる。なお弁口33
が開放されれば液容器2内の液体は注液通路部材
30内の液体通路を通つてその先端注口30bか
ら注液される。
はプツシユ式となつており、該弁部材31の一端
は注液通路部材30を貫通して液体容器の前面側
に突出させている。そしてこの弁部材31は第4
図に示すようにその外方に突出している端部のさ
らに前側に設置している操作板32を押圧するこ
とによつて内方に押し込められ、その弁部31a
が弁口33を開放するようになる。なお弁口33
が開放されれば液容器2内の液体は注液通路部材
30内の液体通路を通つてその先端注口30bか
ら注液される。
注液通路部材30内の液体通路における弁口3
3より基部側には縦長の液量表示管24の基端側
24a(第3図参照)が接続されている。この液
量表示管24は液容器2内の液位の高さを外部に
表示するためのもので、その表示管部(透明管
部)25は外ケース1の外側において縦向きに設
置されている。又この表示管部25の外側は縦長
ののぞき窓(図示省略)つきのカバー部材27で
被覆している。液量表示管24の上部側24bは
外ケース1をその外側から内側に貫通してその先
端肩部材7に形成している栓差込穴18内に向け
て開口させている。
3より基部側には縦長の液量表示管24の基端側
24a(第3図参照)が接続されている。この液
量表示管24は液容器2内の液位の高さを外部に
表示するためのもので、その表示管部(透明管
部)25は外ケース1の外側において縦向きに設
置されている。又この表示管部25の外側は縦長
ののぞき窓(図示省略)つきのカバー部材27で
被覆している。液量表示管24の上部側24bは
外ケース1をその外側から内側に貫通してその先
端肩部材7に形成している栓差込穴18内に向け
て開口させている。
前記底ユニツト3の下部には、注口部30bの
下方にコツプ等の受液容器収容用のスペースを形
成するための台部材36が設置されている。この
台部材36は前記液容器受部材5に対してビス3
7で固着させている。
下方にコツプ等の受液容器収容用のスペースを形
成するための台部材36が設置されている。この
台部材36は前記液容器受部材5に対してビス3
7で固着させている。
(考案の効果)
本考案は、外ケース1内に、下部に注液用開口
12を設けた液容器2を収容し、該液容器2の下
部開口(注液用開口)12側から注液し得るよう
にした液体容器において、液容器2の注液用開口
12に接続される注液通路部材30をネジ部材6
上に載置された液容器受部材5に設け、さらにネ
ジ部材6の締め上げ時に注液通路部材30が位置
変更されることなくしているので、ネジ部材6を
締め上げて液容器2を固定するようにした液容器
支持構造を採用したものであつても、注液通路部
材30を液容器2の注液用開口12に対して容易
に接続させることができるという効果がある。
12を設けた液容器2を収容し、該液容器2の下
部開口(注液用開口)12側から注液し得るよう
にした液体容器において、液容器2の注液用開口
12に接続される注液通路部材30をネジ部材6
上に載置された液容器受部材5に設け、さらにネ
ジ部材6の締め上げ時に注液通路部材30が位置
変更されることなくしているので、ネジ部材6を
締め上げて液容器2を固定するようにした液容器
支持構造を採用したものであつても、注液通路部
材30を液容器2の注液用開口12に対して容易
に接続させることができるという効果がある。
第1図は従来の液体容器の底構造を示す縦断面
図、第2図は本考案の実施例にかかる液体容器の
縦断面図、第3図は第2図の液体容器の下方部分
の分解斜視図、第4図は第2図の液体容器の注液
方法説明図である。 1…外ケース、1a……外ケース下端、2……
液容器、3……底ユニツト、4……底ワツパ、5
……液容器受部材、5a……中央部、5b……外
周部、6……ネジ部材、7……肩部材、11……
給液用開口、12……注液用開口、14……ネ
ジ、16……ネジ、20……上部弾性パツキン、
30……注液通路部材、39……下部弾性パツキ
ン。
図、第2図は本考案の実施例にかかる液体容器の
縦断面図、第3図は第2図の液体容器の下方部分
の分解斜視図、第4図は第2図の液体容器の注液
方法説明図である。 1…外ケース、1a……外ケース下端、2……
液容器、3……底ユニツト、4……底ワツパ、5
……液容器受部材、5a……中央部、5b……外
周部、6……ネジ部材、7……肩部材、11……
給液用開口、12……注液用開口、14……ネ
ジ、16……ネジ、20……上部弾性パツキン、
30……注液通路部材、39……下部弾性パツキ
ン。
Claims (1)
- 外ケース1の上部に肩部材7を取付けさらに該
外ケース1内に上部に給液用開口11と下部に注
液用開口12を有する液容器2を収容した液体容
器であつて、前記外ケース1の下端内面には、ネ
ジ14を形成した底ワツパ4が固定され、さらに
該底ワツパ4のネジ14にはリング状のネジ部材
6が螺合されるとともに、該ネジ部材6上には、
大径の円盤形状を有し且つ前記注液用開口12に
接続される注液通路部材30を設けた液容器受部
材5が載置され、さらに前記液容器2が、前記肩
部材7と前記液容器受部材5の中央部5aとの間
で前記ネジ部材6の締め上げにより前記液容器受
部材5の注液通路部材30が位置変更されること
なく固定されていることを特徴とする液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11425783U JPS6021244U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11425783U JPS6021244U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 液体容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021244U JPS6021244U (ja) | 1985-02-14 |
JPH0122601Y2 true JPH0122601Y2 (ja) | 1989-07-06 |
Family
ID=30264182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11425783U Granted JPS6021244U (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 液体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021244U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS432472Y1 (ja) * | 1964-02-19 | 1968-02-01 | ||
JPS4715723U (ja) * | 1971-03-23 | 1972-10-24 | ||
JPS5721617U (ja) * | 1980-07-12 | 1982-02-04 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509874U (ja) * | 1973-05-24 | 1975-01-31 | ||
JPS53160065U (ja) * | 1977-05-24 | 1978-12-14 | ||
JPS5763539U (ja) * | 1980-10-06 | 1982-04-15 | ||
JPS5790018U (ja) * | 1980-11-22 | 1982-06-03 |
-
1983
- 1983-07-21 JP JP11425783U patent/JPS6021244U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS432472Y1 (ja) * | 1964-02-19 | 1968-02-01 | ||
JPS4715723U (ja) * | 1971-03-23 | 1972-10-24 | ||
JPS5721617U (ja) * | 1980-07-12 | 1982-02-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6021244U (ja) | 1985-02-14 |
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