JPH0945482A - 電子スイッチ - Google Patents

電子スイッチ

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JPH0945482A
JPH0945482A JP7190919A JP19091995A JPH0945482A JP H0945482 A JPH0945482 A JP H0945482A JP 7190919 A JP7190919 A JP 7190919A JP 19091995 A JP19091995 A JP 19091995A JP H0945482 A JPH0945482 A JP H0945482A
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JP
Japan
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circuit
switch
terminal
power supply
load
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JP7190919A
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English (en)
Inventor
Hisao Kata
久夫 片
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】広範囲の容量の照明負荷に対応可能とする。 【解決手段】電源端子T1 と照明端子T3 との間にはト
ライアックQ30とラッチングリレーRyの主接点r0
が並列に挿入されている。トライアックQ30は照明スイ
ッチSW4 の操作により反転するフリップフロップ回路
8の出力で動作するトリガ回路3によりターンオン・タ
ーンオフされる。リレーRyはセットパルス発生回路6
とリセットパルス発生回路7によりそれぞれ通電される
セットコイルSC、リセットコイルRCを備える。電圧
監視回路5は間接的に負荷電流(照明負荷Lの容量)を
検出している。照明負荷Lが高容量の場合には電圧監視
回路5により監視する電圧が所定値以上となり、セット
パルス発生回路6からセットパルスが出力されてセット
コイルSCに通電され、主接点r0 がオンとなり、逆に
トライアックQ30はターンオフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として浴室の換
気に用いられる換気扇及び浴室の照明に用いられる照明
器具を負荷として操作するための電子スイッチに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、換気扇Fを一定時間だけ動作
させるとともに照明負荷Lを動作させる電子スイッチと
して、図10に示すような構成のものが知られている。
この電子スイッチ80は、商用電源である交流電源AC
及び換気扇Fにスイッチ要素としてのトライアックQ0
を直列接続するとともに、交流電源AC及び照明負荷L
にリレー接点rを直列接続し、図示しない操作スイッチ
の操作に応じてマイクロコンピュータを具備する制御回
路81がトライアックQ0 及びリレー接点rを択一的に
オン、オフし、換気扇F及び照明負荷Lを作動させてい
る(例えば、特開平5−102817号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成では、例えば白熱灯やインバータ点灯方式の照明器具
のような照明負荷Lの場合に、立ち上がり時に生じるイ
ンラッシュ電流によってリレー接点rが溶着したり、そ
れを防止するために耐圧の大きな接点を用いなければな
らないことでコストアップにつながる等の問題があっ
た。
【0004】一方、このような不具合の発生を防止する
ためにリレー接点rの代わりに換気扇Fと同様にトライ
アックをスイッチ要素に用いたものもある。しかしなが
ら、照明負荷Lに対するスイッチ要素としてトライアッ
クを用いた場合には、照明負荷Lが高容量の負荷である
ときにトライアックに生じる温度上昇の影響で、最悪の
場合にはトライアックが破壊されてしまうという問題が
ある。ただし、リレー接点rではトライアックに比較し
て上記温度上昇に充分耐えることができる。このよう
に、照明負荷Lを制御するスイッチ要素にトライアック
のような半導体接点、あるいはリレー接点rの何れを用
いてもそれぞれに一長一短がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、広範囲の容量の照明負
荷に対応可能な電子スイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、照明負荷と、照明負荷以外の負
荷とを操作スイッチの操作に伴って各別に作動させる電
子スイッチであって、交流電源と負荷との間に挿入され
たスイッチ素子を具備し操作スイッチの操作に伴って交
流電源から負荷への電源供給をオン・オフする負荷制御
手段と、交流電源と照明負荷との間に互いに並列に挿入
された半導体素子から成る第1のスイッチ要素及び機械
式の第2のスイッチ要素、照明負荷の容量を検出する検
出手段を具備するとともに検出手段により検出した照明
負荷容量に応じて第1及び第2のスイッチ要素を択一的
に切り換え且つ操作スイッチの操作に伴って交流電源か
ら照明負荷への電源供給をオン・オフする照明負荷制御
手段とを備えたものであり、操作スイッチの操作に伴っ
て半導体素子から成る第1のスイッチ要素をオンさせて
インラッシュ電流等による不具合の発生を防止し、照明
負荷が高容量である場合には、照明負荷制御手段が第1
のスイッチ要素をオフして代わりに第2のスイッチ要素
をオンすることで照明負荷を引続き作動させ、高容量の
照明負荷を用いた場合の温度上昇による不具合の発生を
防止することができ、その結果、広範囲の容量の照明負
荷に対応することが可能となる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、第1のスイッチ要素をトライアックにより構成する
とともに第2のスイッチ要素をラッチングリレー及びリ
レー接点により構成し、操作スイッチの操作に伴って出
力を反転させるフリップフロップ回路と、このフリップ
フロップ回路の出力に応じてトライアックを点弧あるい
は消弧させるトリガ回路と、トライアックあるいはリレ
ー接点に流れる電流量により照明負荷容量を検出する検
出回路と、この検出回路の検出出力とリレー接点の状態
とに応じてラッチングリレーを駆動しリレー接点を閉成
するためのセットパルスを発生するセットパルス発生回
路と、検出回路の検出出力とリレー接点の状態とに応じ
てラッチングリレーを駆動しリレー接点を開成するため
のリセットパルスを発生するリセットパルス発生回路と
を照明負荷制御手段に備えたものであり、請求項1の発
明と同様に不具合の発生が防止できるだけでなく、照明
負荷の作動中に振動等によりリレー接点が強制的に引き
離された場合にも、フリップフロップ回路の出力により
セットパルス発生回路からセットパルスが発生されるか
ら、このような場合にもトライアックが消弧し交流電源
はリレー接点を介して照明負荷に供給される。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、換気能力を高能力に設定する強端子と換気能
力を低能力に設定する弱端子と強端子および弱端子と対
になる共通端子とを備えた換気扇を負荷とし、交流電源
の一端と換気扇の強端子との間に挿入される第1のスイ
ッチ素子と、交流電源の一端と換気扇の弱端子との間に
挿入される第2のスイッチ素子と、操作スイッチの操作
に伴って各スイッチ素子をそれぞれオン・オフさせる制
御回路と、一方のスイッチ素子の両端電圧を定電圧化し
た直流電圧を出力して制御回路に給電する電源回路とを
負荷制御手段に備えたものであり、第1のスイッチ素子
と第2のスイッチ素子との一方を制御回路で択一的にオ
ンにすることで、換気扇の換気能力を高能力と低能力と
に切り換えることができるのである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜3の発明に
おいて、回路部および操作スイッチを納装する器体が、
操作スイッチの操作部を前面に備えたカバーと、カバー
の後部に結合されるボディとにより形成され、カバーの
前面には可撓性を有する薄肉のメンブレンシートを略全
面に覆着した化粧カバーが装着されて成るものであり、
操作スイッチの操作部を前面に備えた器体の前面にメン
ブレンシートを覆着した化粧カバーを装着していること
によって、操作スイッチの操作部の可動部分と器体の固
定部分との間の隙間をメンブレンシートで覆うことにな
り、結果的に防塵性が高くなる。
【0010】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、負荷ないし制御回路の動作状態を表示する表示器を
設け、表示器を器体の前面側に露出させ、メンブレンシ
ートにおいて少なくとも表示器の露出部位を覆う部分は
透光性を有するものであり、かつ器体において表示器が
露出する部位を透光性を有するメンブレンシートで覆う
ことにより、表示器の表示状態を視認可能としながらも
防塵性を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。本実施形態では、照明負荷L
とともに換気能力が2段階に設定できる換気扇Fを接続
できるようにした電子スイッチを例示する。すなわち、
換気扇Fは、換気能力を高くする強端子と、換気能力を
低くする弱端子と、強端子への給電時と弱端子への給電
時とに共用される共通端子との3端子を備え、共通端子
と強端子との間に通電すれば換気能力が高く設定され、
共通端子と弱端子との間に通電すれば換気能力が低く設
定されるようになっている。この種の換気扇の構成には
各種のものが知られているが、たとえば、駆動源に誘導
電動機を用いる場合には、誘導コイルにタップを設けた
ものなどを用いることができる。
【0012】図1に示すように、外部回路を接続する端
子としては、商用電源ACの一端に接続される電源端子
1 と、換気扇Fの上記強端子に接続される強制御端子
21と、換気扇Fの上記弱端子に接続される弱制御端子
22と、照明負荷Lの一端に接続される照明端子T3
の4端子を備えている。まず、換気扇Fを作動させる回
路構成(負荷制御手段)について説明する。強制御端子
21および弱制御端子T22と電源端子T1 との間にそれ
ぞれスイッチ素子としてのトライアックQ11,Q12がノ
イズフィルタを介して挿入され、トライアックQ11,Q
12の何れか一方が導通すると商用電源ACから換気扇F
の強端子又は弱端子に給電されるようにしてある。ここ
に、トライアックQ11,Q12の一端は共通接続され、ノ
イズフィルタを構成するインダクタL1 を介して電源端
子T1 に接続される。ノイズフィルタは、強制御端子T
21および弱制御端子T22と電源端子T1 との間にそれぞ
れ接続されたコンデンサC11,C12と上記インダクタL
1 とにより構成され、各コンデンサC11,C12にそれぞ
れサージ吸収素子ZNR1 ,ZNR2 が並列接続され
る。また、2個のトライアックQ11,Q12を設けている
から、トライアックQ11,Q12を択一的にオン・オフさ
せることができるように、2個ずつの抵抗R21,R31
22,R32とフォトカプラPC1 ,PC 2 の受光素子で
あるフォトトライアックPT1 ,PT2 との直列回路
が、それぞれ各トライアックQ11,Q12と並列に接続さ
れ、各抵抗R21,R22と各フォトトライアックPT1
PT2 との接続点には各トライアックQ11,Q12のゲー
トが接続される。また、各抵抗R21,R22には、それぞ
れコンデンサC21,C22が並列接続される。フォトカプ
ラPC1 ,PC2 の発光素子である発光ダイオードPE
1 ,PE2 は後述する制御回路1によりオン・オフが制
御される。ここに、制御回路1では発光ダイオードPE
1 ,PE2 が接続された出力端子OUT1 ,OUT2
同時にHレベルとしないように、すなわち、発光ダイオ
ードPE1 ,PE2 が同時に点灯しないように制御す
る。
【0013】ところで、一方のトライアックQ11の両端
間には電源回路2が接続される。この電源回路2は、ト
ライアックQ11の両端が交流側端子に接続されたダイオ
ードブリッジDB1 と、ダイオードブリッジDB1 の直
流側端子に接続された直列制御型の定電圧回路2a(た
とえば、100Vから17Vに降圧する)と、集積回路
よりなる3端子レギュレータ2b(たとえば、17Vか
ら5Vに降圧する)とを備え、さらに3端子レギュレー
タ2bの入力側と出力側とにはそれぞれ平滑用のコンデ
ンサC3 ,C4 が接続される。この構成では、トライア
ックQ11がオフである期間に電源回路2に給電されるの
であって、後述するように、商用電源ACの電圧波形の
半サイクル毎にゼロクロス点から一定時間だけトライア
ックQ11をオフにすることで、電源回路2への給電を行
ない、電源回路2の出力がほぼ一定に保たれるようにし
てある。但し、両トライアックQ11,Q12がともにオフ
である期間には、商用電源ACから換気扇Fの共通端子
と強端子とを通して電流が流れ、電源回路2への給電が
行われる。この電源回路2により制御回路1への給電が
なされる。
【0014】ダイオードブリッジDB1 の直流側端子間
には一対の抵抗R4 ,R5 を直列接続した分圧回路が接
続され、さらに、これら抵抗R4 ,R5 の接続点にベー
スが接続されたトランジスタQ40のコレクタが制御回路
1の入力端子IN1 に接続されており、ダイオードブリ
ッジDB1 の直流出力電圧を分圧回路で分圧した交流電
圧波形を制御回路1で監視することにより商用電源AC
のゼロクロス点が検出される。制御回路1は専用のマイ
クロコンピュータよりなり、内部のゼロクロス検出部で
ほぼ0Vに設定した閾値電圧と上記入力端子IN1 への
入力電圧とを比較することによって、商用電源ACのゼ
ロクロス点を検出するのである。また、制御回路1では
ゼロクロス点を検出すると、内部に設けた通電制御部を
介してフォトカプラPC1 (又はPC2 )の発光ダイオ
ードPE1 (又はPE2 )が接続された出力端子OUT
1 (又はOUT2 )の出力をLレベルから一定時間(こ
こでは、2msec に設定してある)だけHレベルに立ち
上げ、この一定時間だけ発光ダイオードPE1 (又はP
2 )は消灯し、したがってフォトトライアックPT1
(又はPT2 )がオフであるから、トライアックQ
11(又はQ12)にはゲート電流が流れないのであって、
トライアックQ11(又はQ12)は商用電源ACのゼロク
ロス点から上記一定時間はオフに保たれる。しかるに、
このオフ期間を給電期間として商用電源ACから電源回
路2に給電するのである。
【0015】上記一定時間が経過すると発光ダイオード
PE1 (又はPE2 )が点灯し、フォトトライアックP
1 (又はPT2 )の導通によってトライアックQ
11(又はQ12)にゲート電流が流れてトライアックQ11
(又はQ12)もオンになるから、電源端子T1 と強制御
端子T21(又は弱制御端子T22)との間が導通する。し
かるに、商用電源ACと換気扇Fとの間にトライアック
11及びQ12が挿入されるように電源端子T1 と強制御
端子T21及び弱制御端子T22とを商用電源ACと換気扇
Fとに接続しておけば、交流電源ACの半サイクル毎に
ゼロクロス点からの一定時間(2msec )である給電期
間を除く時間には換気扇Fに給電することができるので
ある。すなわち、交流電圧波形の半サイクル毎にトライ
アックQ11(又はQ12)のオフ期間とオン期間とを設け
て、電源回路2への給電と換気扇Fへの給電とを時分割
的に行なうことで、商用電源ACおよび換気扇Fに対し
て機械的スイッチと同様に2端子のみで接続できるよう
にしながらも、制御回路1に給電することができるので
ある。
【0016】一方、制御回路1においてどちらの発光ダ
イオードPE1 ,PE2 を点灯するかは、制御回路1の
入力端子IN4 に接続された強弱切換スイッチSW3
より選択される。強弱切換スイッチSW3 はタクトスイ
ッチよりなり、押操作毎に点灯すべき発光ダイオードP
1 ,PE2 を切り換える。また、強弱切換スイッチS
3 はどちらの発光ダイオードPE1 ,PE2 を点灯す
べきかを選択するのみであって、実際に点灯させるには
入力端子IN2 に接続されたタイマ動作スイッチSW1
と、入力端子IN3 に接続された連続動作スイッチSW
2 とのいずれか一方を押操作する。
【0017】さらに、点灯させるべき発光ダイオードP
1 ,PE2 としてどちらが選択されているかを示すた
めに、制御回路1の出力端子OUT8 ,OUT9 と電源
回路2との間に各々発光ダイオードよりなる強動作表示
灯LD6 と弱動作表示灯LD 7 とが設けられている。強
動作表示灯LD6 と弱動作表示灯LD7 とは強弱切換ス
イッチSW3 の押操作毎に一方が択一的に点灯する。
【0018】ここで、換気扇Fのオン・オフは、上述の
ように制御回路1の入力端子IN2,IN3 にそれぞれ
接続されたタイマ動作スイッチSW1 と連続動作スイッ
チSW2 との2つの操作スイッチにより操作される。タ
イマ動作スイッチSW1 および連続動作スイッチSW2
は、ストロークの小さい小型押釦スイッチであるタクト
スイッチよりなり、連続動作スイッチSW2 を1回押操
作すると、制御回路1の内部の連続制御部が作動し、次
にオフの指示がなされるまでの間、強弱切換スイッチS
3 により選択された方のトライアックQ11(又は
12)は上述した半サイクル毎のオン・オフを繰り返す
ことになる。また、タイマ動作スイッチSW 1 を1回押
操作すると、制御回路1の内部のタイマ制御部が作動
し、入力端子IN5 に接続されている可変抵抗器VR1
によって設定した動作時間にのみトライアックQ11(又
はQ12)が上述した半サイクル毎のオン・オフを繰り返
し、動作時間の経過後にはトライアックQ11(又は
12)をオフに保つようになっている。また、トライア
ックQ11(又はQ12)が半サイクル毎のオン・オフを繰
り返している期間(すなわち、換気扇Fの動作期間)に
おいて、換気扇Fを始動したのと同じ操作スイッチを再
び操作すると、トライアックQ11(又はQ12)をオフに
するように制御回路1には停止制御部が設けられてい
る。要するに、連続動作スイッチSW2 とタイマ動作ス
イッチSW1 とは同じものを2回続けて押操作すると、
トライアックQ11(又はQ12)をオフにして換気扇Fを
停止させるのである。さらに、制御回路1は連続動作ス
イッチSW2 とタイマ動作スイッチSW1 とのうち後で
押操作したほうに対応させて連続制御部とタイマ制御部
との一方を作動させる動作選択部を備えている。すなわ
ち、連続動作スイッチSW2 とタイマ動作スイッチSW
1 とは後押し優先になっている。
【0019】制御回路1の出力端子OUT7 には電源回
路2との間に発光ダイオードよりなる動作表示灯LD5
が接続され、いずれかの発光ダイオードPE1 ,PE2
が点灯してトライアックQ11(又はQ12)がオンになっ
ている期間に動作表示灯LD 5 を点灯させることで、換
気扇が動作中であることを表示できるようにしてある。
また、制御回路1の出力端子OUT3 〜OUT6 には電
源回路2との間に発光ダイオードよりなる残時間表示灯
LD1 〜LD4 が接続され、可変抵抗器VR1で設定し
た動作時間の残時間を表示するようにしてある。すなわ
ち、タイマ動作スイッチSW1 の押操作時点からの経過
時間を動作時間から減算した値の動作時間に対する百分
率を求め、残時間表示灯LD1 〜LD4 ではこの百分率
を100〜76%、75〜51%、50〜26%、25
〜0%の4段階に表示するのである。ここに、各段階ご
とに1つの残時間表示灯LD1 〜LD4 を点灯させて
も、また最初はすべての残時間表示灯LD1 〜LD4
点灯させ、時間の経過に伴って1つずつ順に消灯させる
ようにしてもよい。
【0020】さらに、制御回路1には、内部クロック信
号を発生させるための水晶振動子やセラミック振動子な
どの発振用振動子X、および電源投入時に電源回路2の
出力により制御回路1をリセットするリセット回路Yが
接続される。次に、本発明の要旨であるところの照明負
荷Lを作動させる回路構成(照明負荷制御手段)につい
て説明する。照明端子T3 と電源端子T1 との間には、
電流トランスCTの1次巻線n1 を介して第1のスイッ
チ要素であるトライアックQ 30と第2のスイッチ要素で
あるリレーRyの主接点r0 との並列回路が挿入され
る。したがって、トライアックQ30あるいは主接点r0
のオン・オフによって照明負荷Lを点灯・消灯させるこ
とができるのである。また、照明端子T3 と電源端子T
1 との間には上記並列回路と並列にサージ吸収素子ZN
3 及びネオンランプからなる位置表示灯La(後述す
る)が接続されている。さらに、トライアックQ30のゲ
ートと電流トランスCTの1次巻線n1 の一端の間にダ
イオードブリッジDB2 の交流側端子が接続されるとと
もに、照明端子T1 とトライアックQ30のゲートとの間
には抵抗R30とコンデンサC30が互いに並列に接続され
ている。上記ダイオードブリッジDB2 の直流側端子に
はトライアックQ30をターンオン・ターンオフするトリ
ガ回路3と、以下に説明する各回路を構成するIC等に
電源供給するための電源回路4とが並列に接続されてい
る。なお、電流トランスCTの2次巻線n2 の両端間に
はコンデンサC31とダイオードブリッジDB3の交流側
端子とが互いに並列に接続されており、このダイオード
ブリッジDB3の直流側端子が上記電源回路4に接続さ
れている。
【0021】また、ダイオードブリッジDB3 の直流側
端子の正極側とダイオードブリッジDB2 の直流側端子
の負極側との間には平滑コンデンサC31、リレーRy、
及び電圧監視回路5が互いに並列に接続されている。リ
レーRyはラッチングリレーであって、セットコイルS
CとリセットコイルRCとを備え、セットコイルSCと
リセットコイルRCとには、それぞれトランジスタ
31,Q32のエミッタ−コレクタ間が直列接続され、ト
ランジスタQ31のベースには後述するセットパルス発生
回路6の出力端が、トランジスタQ32のベースには同じ
く後述するリセットパルス発生回路7の出力端がそれぞ
れ接続される。
【0022】トリガ回路3では、サイリスタQ33と抵抗
31の直列回路、トランジスタQ34と抵抗R32,R33
直列回路、トランジスタQ35と抵抗R34の直列回路がダ
イオードブリッジDB2 の直流側端子間に挿入されてい
る。サイリスタQ33のゲートがトランジスタQ34と抵抗
33の接続点に接続されるとともに、抵抗R33と並列に
コンデンサC32が接続されている。また、トランジスタ
34のベース−エミッタ間には抵抗R35が接続され、さ
らにトランジスタQ34のベースにはトランジスタQ36
エミッタが、トランジスタQ34のコレクタにはトランジ
スタQ36のコレクタがそれぞれ接続され、トランジスタ
36のベースがトランジスタQ35と抵抗R34の接続点に
接続されている。ここで、トランジスタQ35のベースは
抵抗R36を介して後述するフリップフロップ回路8の反
転出力RO1 が接続されており、この反転出力RO1
よりトランジスタQ35がオンのときにはトランジスタQ
34,Q36はオフとなり、ゲート電流が供給されないため
にサイリスタQ33はオフであって、このため第1のスイ
ッチ要素であるトライアックQ30もまたターンオンせ
ず、照明負荷Lは点灯しない。そして、後述するように
照明スイッチSW4 の操作によってフリップフロップ回
路8の反転出力RO1 が反転すれば、トランジスタQ35
がオフとなってトランジスタQ34,Q36がオンとなり、
ゲート電流が供給されてサイリスタQ33がターンオン
し、このためトライアックQ30もまたターンオンして、
照明負荷Lが点灯する。
【0023】電源回路4はダイオードブリッジDB2
直流側端子間に互いに並列に挿入された平滑コンデンサ
33及びツェナーダイオードZD1 と、ダイオードブリ
ッジDB3 の直流側端子の正極側とツェナーダイオード
ZD1 のカソードに逆直列に接続されたダイオードD32
とツェナーダイオードD2 とによって各部の動作電源
(例えば、直流5V)を作成している。ここで、ツェナ
ーダイオードZD1 の両端に接続された電圧監視用IC
4aは、ツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧(電
源回路4の出力電圧)を監視し、ツェナー電圧が各部の
集積回路(例えば、後述するJKフリップフロップ回路
7a,8a等)の動作保証電圧以上になったときにはじ
めてツェナー電圧を電源回路4の出力として各部に出力
するものであり、これにより集積回路が動作保証電圧以
下の動作電源によって誤動作する等の不具合の発生を防
止している。なお、電圧監視用IC4aの入力端とトリ
ガ回路3との間に抵抗R37とダイオードD31の直列回路
が挿入され、電圧監視用IC4aの出力端はダイオード
30を介してトリガ回路3のトランジスタQ36のベース
と接続されている。
【0024】上記電源回路4においては、照明負荷Lが
消灯中には照明負荷L及びダイオードブリッジDB2
介して僅かに供給される電流によっても各部に電源供給
を行なうことが可能であり、また、照明負荷Lが点灯す
れば電流トランスCT、ダイオードブリッジDB3 、ツ
ェナーダイオードZD2 等を介して供給される電圧にて
各部に電源供給を行なうようになっている。
【0025】電圧監視回路5ではダイオードブリッジD
3 の直流側端子の正極側とダイオードブリッジDB2
の直流側端子の負極側との間にダイオードD33、抵抗R
38、コンデンサC34の直列回路が接続され、コンデンサ
34の両端に電源回路4に用いられた電圧監視用I4a
とほぼ同様の動作を行う電圧監視用IC5aの入力端と
接地端とが接続されている。また、電圧監視用IC5a
の入力端−出力端間には抵抗R39が挿入され、さらに電
圧監視用IC5aの出力端が抵抗R40を介してセットパ
ルス発生回路6のアンド回路6aの一方の入力端に接続
されている。この電圧監視回路5では、照明負荷Lが点
灯しているときに電流トランスCTを介して供給される
電圧が所定値以上となったときに電圧監視用IC5aが
動作してセットパルス発生回路6にHレベルの信号を出
力するようになっている。すなわち、この電圧監視回路
5は電流トランスCTの2次側出力によって間接的に照
明負荷Lの容量(負荷電流)のレベルを検出しているの
であって、言い換えれば照明負荷Lの容量が所定値以上
であった場合にセットパルス発生回路6にHレベルの信
号を出力するのである。
【0026】一方、上記セットパルス発生回路6は、上
記アンド回路6aの他に抵抗R41〜R44及びコンデンサ
35にて構成されている。アンド回路6aの出力端は抵
抗R 41を介してリレーRyのセットコイルSCに接続さ
れたトランジスタQ31のベースに接続され、さらに抵抗
42を介して電圧監視回路5の出力が入力されていない
方の入力端子に接続されている。また、上記入力端子に
は抵抗R43,R44の直列回路を介して後述するフリップ
フロップ回路8の出力O1 が入力され、また、抵抗
43,R44の接続点がコンデンサC35を介して接地され
ている。
【0027】フリップフロップ回路8は集積回路からな
るJKフリップフロップ回路(以下、JKFF回路と略
す)8aを主要構成要素とするものであって、JKFF
回路8aのクロック端子CK1 は抵抗R45を介して照明
スイッチSW4 と抵抗R46の接続点に接続されている。
照明スイッチSW4 の一端は電源回路4の出力端(電圧
監視用IC4aの出力端、以下同じ)に接続され、ま
た、クロック端子CK1と抵抗R45の接続点はコンデン
サC36を介して接地されている。さらに、このJKFF
回路8aのJ入力端子J1 は電源回路4の出力端に接続
され、K入力端子K1 (実際にはK入力は反転入力)が
接地されており、また、クリア端子CLR 1 (実際には
クリア入力は反転入力)は抵抗R47を介して電源回路4
の出力端に接続されるとともにコンデンサC37を介して
接地されており、クリア端子CLR 1 は通電中は常時H
レベルに維持されている。JKFF回路8aのプリセッ
ト端子PR1 は抵抗R48を介して電源回路4の出力端に
接続されるとともに、コンデンサC38を介してノット回
路8bの出力端に接続されている。
【0028】このノット回路8bの入力端はリレーRy
の補助接点r1 を介して電源回路4の出力端に接続さ
れ、かつ抵抗R49及びコンデンサC39を介して接地され
ている。また、ノット回路8bとコンデンサC38の接続
点にはダイオードD34のカソードが接続され、このダイ
オードD34のアノードは抵抗R50を介してJKFF回路
8aの出力端子O1 に接続されている。すなわち、補助
接点r1 がオフ状態ではノット回路8bの入力はLレベ
ルとなってJKFF回路8aのプリセット端子PR1
Hレベルとなるから、この状態では、JKFF回路8a
は、照明スイッチSW4 が操作されてクロック端子CK
1 にパルスが入力されるごとに出力O1 及び反転出力R
1 をそれぞれ反転させるように動作する。一方、補助
接点r1 がオン状態ではノット回路8bの出力がコンデ
ンサC39の充電電荷によってHレベルとなり、JKFF
回路8aのプリセット端子PR1 がLレベルとなるか
ら、出力O1 及び反転出力RO1 はそれぞれHレベル,
Lレベルにプリセットされる。なお、上記JKFF回路
8aの出力O1 及び反転出力RO1 はそれぞれセットパ
ルス発生回路6のアンド回路6aの入力端及びトリガ回
路3のトランジスタQ35のベースにそれぞれ接続されて
いる。
【0029】リセットパルス発生回路7は、同じくJK
フリップフロップ回路(JKFF回路)7aをその主要
構成要素とするものであり、実際には、リセットパルス
発生回路7の上記JKFF回路7aとフリップフロップ
回路8のJKFF回路8aとは1つの集積回路(例え
ば、型番TC74H109など)により実現されてい
る。このJKFF回路7aのJ端子J2 、K端子K2
プリセット端子PR2 はいずれも電源回路4の出力端に
接続され、クロック端子CK2 はフリップフロップ回路
8を構成するJKFF回路8aのクロック端子CK1
接続されている。また、JKFF回路7aのクリア端子
CLR2 は抵抗R51を介して補助接点r1 と抵抗R49
接続点に接続されるとともにコンデンサC40を介して接
地されている。そして、JKFF回路7aの出力端子O
2 (リセットパルス発生回路7の出力端子)は抵抗R52
を介してリレーRyのリセットコイルRCに接続された
トランジスタQ32のベースに接続されている。すなわ
ち、このJKFF回路7aは、補助接点r1 がオンであ
ってクリア端子CLR2 がHレベルのときにのみ、クロ
ック端子CK2 にパルスが入力されるたびに出力O2
反転させる動作を行うものであって、クリア端子CLR
2 がLレベル(補助接点r1 がオフ)のときには、例え
照明スイッチSW4 が操作されてクロック端子CK2
パルスが入力されても出力O2 はLレベルのまま維持さ
れるようになっている。
【0030】次に、上記回路構成における照明負荷Lを
点灯・消灯させる動作を図2に示すタイムチャートを参
照して説明する。なお、図2(a)はダイオードブリッ
ジDB3 の直流側端子の正極側の電圧V1 、同図(b)
は電源回路4の出力電圧V2、同図(c)は電圧監視回
路5の出力電圧V3 、同図(d)は照明スイッチSW 4
の操作により発生するパルス信号、同図(e)はフリッ
プフロップ回路8を構成するJKFF回路8aのクロッ
ク端子CK1 に入力されるパルス信号、同図(f)は上
記JKFF回路8aのクリア端子CLR1 の入力レベ
ル、同図(g)は上記JKFF回路8aのプリセット端
子PR1 の入力レベル、同図(h)は上記JKFF回路
8aの反転出力RO1 、同図(i)は上記JKFF回路
8aの出力O1 、同図(j)は電圧監視回路5を構成す
るアンド回路6aの一方の入力端の信号レベルV4 、同
図(k)はリセットパルス発生回路7を構成するJKF
F回路7aのクロック端子CK2 に入力されるパルス信
号、同図(l)は上記JKFF回路7aのクリア端子C
LR2 の信号レベル、同図(m)はリセットパルス発生
回路7(上記JKFF回路7a)の出力O2 、同図
(n)はセットパルス発生回路6の出力、同図(o)は
トライアックQ30のオン・オフ状態、同図(p)はリレ
ーRyの主接点r0 のオン・オフ状態、同図(q)は照
明負荷Lの点灯・消灯の状態をそれぞれ表している。
【0031】まず、トライアックQ30及びリレーRyの
主接点r0 の何れもがオフのときには当然に照明負荷L
には電源供給されないから照明負荷Lは消灯(オフ)状
態であり、このときには照明スイッチSW4 の操作を待
つ待機状態である。なお、この待機中は同図(a)に示
すように電圧V1 は略0Vであるが、上述したように電
源回路4には照明負荷L、ダイオードブリッジDB2
介して僅かながら電源供給が行われており、これによっ
て電源回路4から各部に動作電源(直流5V)が供給さ
れる(同図(b)参照)。この待機中に時刻t1 におい
て照明スイッチSW4 が操作されると(同図(d)参
照)、フリップフロップ回路8を構成するJKFF回路
8aのクロック端子CK1 及びリセットパルス発生回路
7を構成するJKFF回路7aのクロック端子CK2
短い周期のパルス信号が入力される(同図(e)及び
(k)参照)。ここで、リレーRyの主接点r0 がオフ
であるから当然補助接点r1 もオフであり、よってフリ
ップフロップ回路8のJKFF回路8aのプリセット端
子PR1は待機中と同じくHレベルのままである(同図
(g)参照)ので、クロック端子CK1 へのパルス信号
の立ち上がりに同期してフリップフロップ回路8の出力
1 はLレベル→Hレベル(同図(i)参照)へ、同じ
く反転出力RO1 はHレベル→Lレベル(同図(h)参
照)へとそれぞれ反転する。反転出力RO1 がLレベル
となることで上述のようにトリガ回路3が動作してトラ
イアックQ30がターンオンし(同図(o)参照)、照明
負荷Lが点灯する(同図(q)参照)。
【0032】一方、出力O1 がHレベルに立ち上がると
セットパルス発生回路6のアンド回路6aの一方の入力
端の電圧V4 は抵抗R43,R44,R50及びコンデンサC
35の時定数により決まるカーブにて上昇し(同図(j)
参照)、所定の閾値を越えたときにアンド回路6aの入
力端のレベルがHレベルとなる。このとき、照明負荷L
の容量が所定の値よりも大きく、トライアックQ30に流
れる電流値が所定値以上である場合には、既に説明した
ように電圧監視回路5の電圧監視用IC5aが動作して
上記アンド回路6aのもう一方の入力端子のレベルがH
レベルになるため(同図(c)参照)、アンド回路6a
の出力電圧V5 がLレベル→Hレベルに反転し、その結
果、セットパルス発生回路6からセットパルスが出力さ
れてセットコイルSCに接続されたトランジスタQ31
オンし、セットコイルSCに通電されて主接点r0 及び
補助接点r1 がオン(閉成)するのである(同図(p)
参照)。主接点r0 がオンすればトライアックQ30の両
端が主接点r0 によって短絡されることになり、トライ
アックQ30はターンオフする(同図(o)参照)。よっ
て、照明負荷LへはリレーRyの主接点r0 を介して給
電されることになる。
【0033】ところで、補助接点r1 がオンするとフリ
ップフロップ回路8のノット回路8bの入力はHレベル
となり、ノット回路8bの出力はLレベルに反転する。
このため、ダイオードD34が導通しコンデンサC35の充
電電荷が放電されてしまうためにセットパルス発生回路
6のアンド回路6aの一方の入力端の電圧V4 は徐々に
減少し、アンド回路6aの出力はLレベルに反転する
(同図(j)及び(n)参照)。また、補助接点r1
オンすることでリセットパルス発生回路7のJKFF回
路7aのクリア端子CLR2 の信号レベルが抵抗R51
びコンデンサC40の時定数により決まるカーブにて上昇
し、やがて上記クリア端子CLR2 がHレベルとなる
(同図(l)参照)。
【0034】次に、照明負荷Lの点灯中に時刻t2 にお
いて再度照明スイッチSW4 が操作されると(同図
(d)参照)、同じくフリップフロップ回路8を構成す
るJKFF回路8aのクロック端子CK1 及びリセット
パルス発生回路7を構成するJKFF回路7aのクロッ
ク端子CK2 に短い周期のパルス信号が入力される(同
図(e)及び(k)参照)。このとき、リセットパルス
発生回路7を構成するJKFF回路7aのクリア端子C
LR2 はHレベルであるから(同図(l)参照)、上記
JKFF回路7aの出力O2 がLレベル→Hレベルに立
ち上がり、その結果、リセットパルス発生回路7からリ
セットパルスが出力されてリセットコイルRCに接続さ
れたトランジスタQ32をオンし、リセットコイルRCに
通電されて主接点r0 及び補助接点r1 がオフ(開成)
するのである(同図(p)参照)。また、フリップフロ
ップ回路8の反転出力RO1 はLレベル→Hレベルに反
転するため、トリガ回路3は動作せず、トライアックQ
30はターンオンしない。さらに、フリップフロップ回路
8の出力O1 はHレベル→Lレベルに反転するため、セ
ットパルス発生回路6のアンド回路6aの一方の入力端
の電圧V4 はLレベルのままであり(同図(j)参
照)、よってセットパルス発生回路6からセットパルス
が出力されることもなく、照明負荷Lは消灯(オフ)す
る(同図(q)参照)。
【0035】ところで、停電により商用電源ACからの
電源供給が断たれると電源回路4からの出力は0となり
(時刻t3 〜t4 又は時刻t5 〜t6 )、停電から復帰
して商用電源ACからの電源供給が再開されれば電源回
路4から各部に電源が供給されて停電前の状態に復帰す
る。ここで、ラッチングリレーRyの補助接点r1 の状
態により、電源供給再開時のフリップフロップ回路8の
出力O1 及び反転出力RO1 の状態が決まる。よっ
て、、照明負荷Lの消灯中に停電した場合(時刻t 3
4 )には停電復帰時にフリップフロップ回路8を構成
するJKFF回路8aのプリセット端子PR1 にはHレ
ベルの信号が入力され、電源供給再開時のフリップフロ
ップ回路8の出力O1 及び反転出力RO1 は停電前の状
態(O1 =Lレベル、RO1 =Hレベル)に復帰(初期
化)し、また、照明負荷Lが点灯中に停電した場合(時
刻t5 〜t6 )には停電復帰時にフリップフロップ回路
8を構成するJKFF回路8aのプリセット端子PR1
にはLレベルの信号が入力され、電源供給再開時のフリ
ップフロップ回路8の出力O1 及び反転出力RO1 は停
電前の状態(O1 =Hレベル、RO1 =Lレベル)に復
帰する。
【0036】一方、照明負荷Lの点灯中に地震等によ
り、例えば時刻t7 において主接点r 0 及び補助接点r
1 がラッチオフ(開成)したような場合(図2(p)参
照)には、主接点r0 がオフになることでトライアック
30の両端間はもはや短絡されないためにターンオンし
て照明負荷Lの点灯状態が維持される(同図(o)参
照)。しかしながら、照明負荷Lが高容量であった場合
にはトライアックQ30を介して照明負荷Lに通電すると
温度上昇が問題となる。ゆえに、上記のような場合には
セットパルス発生回路6からセットパルスを出力してセ
ットコイルSCに励磁電流を流し、主接点r0 及び補助
接点r1 を閉成状態に復帰させて上記温度上昇を防止す
るようになっている。すなわち、補助接点r1 がオフす
ることでセットパルス発生回路6のアンド回路6aのフ
リップフロップ回路8からの入力電圧V4 は徐々にHレ
ベルに立ち上がることになるため(同図(j)参照)、
やがて、アンド回路6aの出力がHレベルに反転し(同
図(n)参照)、セットパルス発生回路6からセットパ
ルスが出力され、セットコイルSCに励磁電流が流れ、
時刻t8 において主接点r0 及び補助接点r1 が閉成状
態に復帰しトライアックQ30がターンオフするのである
(同図(o)及び(p)参照)。
【0037】ところで、上述した回路部は、図3に示す
ように2枚のプリント配線板61,62に分割して実装
され、合成樹脂の器体10に納装される。器体10は、
図4に示すように、前面開口したボディ16と、ボディ
16の前面側に結合される後面開口したカバー17とを
互いに係合させたものであって、JIS規格等により規
格化されている大角形3個用の取付枠に3個まで取着さ
れる単位寸法の配線器具の3個分の寸法に相当する寸法
に形成される。各プリント配線板61,62は両面配線
基板であって、図3に示すように、ボディ16とカバー
17とに分割して納装され、それぞれ固定ねじ63を用
いてボディ16およびカバー17に固定される。また、
両プリント配線板61,62の間の電気的接続には、両
端部を合成樹脂の支持体64で結束した複数本のジョイ
ント線65が用いられる。各ジョイント線65は単線で
あって、ジョイント線65の各端部では支持体64より
も先端側で導電部が露出するから、導電部の露出部位を
各プリント配線板61,62に挿通して半田付けするこ
とにより、両プリント配線板61,62の間での電気的
接続がなされるのである。
【0038】一方のプリント配線板61においてボディ
16の後壁との対向面には、図5のように、電源端子T
1 、強制御端子T21、弱制御端子T22、照明用端子T3
である速結端子70が実装される。速結端子70は、プ
リント配線板61に半田により実装された断面略コ形の
端子板71と、端子板71の中に配置されコ字の一方の
脚片との間に電線を挟持する鎖錠ばね72と、端子板7
1と鎖錠ばね72との間に挟持された電線を引き抜く際
に鎖錠ばね72を撓ませる解除釦73とからなる周知の
構成を有している。鎖錠ばね72は、ばね材料の帯板の
長手方向の一端部をJ字状に曲成して鎖錠片72aを形
成し、他端部をS字状に曲成して接触片72bを形成し
たものであって、端子板71との間に鎖錠片72a側か
ら電線を導入すると、接触片72bと端子板71との間
に電線が挟まれて電気的接触が確保され、かつ鎖錠片7
2aの先端縁が電線に食い込むことによって電線が抜け
ないように保持されるのである。解除釦73は、鎖錠片
72aの一部に対向し、解除釦73に対して押力を作用
させると、解除片72aが端子板71から離れる向きに
撓んで電線を引き抜くことができるのである。ここに、
ボディ16の後壁には、端子板71と鎖錠ばね72との
間に電線を導入するための電線挿入孔74(図9参照)
が穿孔され、また解除釦73に対応する部位にはマイナ
スドライバの先端部などで解除釦73に押力を作用させ
ることができるように釦操作孔75(図9参照)が穿設
されている。この速結端子70は、図6に示すように、
ボディ16に形成された端子収納室19に納装されるの
であって、この状態でプリント配線板61をボディ16
に固定し、速結端子70をプリント配線板61に実装す
ればよい。
【0039】ここで、残時間表示灯LD1 〜LD4 、動
作表示灯LD5 、強動作表示灯LD 6 、弱動作表示灯L
7 及び位置表示灯Laは、カバー17の前面に開口す
る複数個の表示孔11にそれぞれ臨み、各表示孔11を
通して器体10の外部から点灯・消灯の状態を視認でき
るように配置される。また、可変抵抗器VR1 は操作つ
まみ12がカバー17の前面上部に露出し、さらにタイ
マ動作スイッチSW1、連続動作スイッチSW2 、強弱
切換スイッチSW3 、照明用スイッチSW4 の操作部に
それぞれ対応するスイッチハンドル131 ,132 ,1
3 ,134 がカバー17の前面に設けられている。各
スイッチハンドル131 ,132 ,13 3 ,134 は、
それぞれ一端部をカバー17に一体に連続させるととも
に、残りの周部とカバー17との間に隙間を設けて形成
されており、スイッチハンドル131 ,132 ,1
3 ,134 の他端部に対応する位置にタイマ動作スイ
ッチSW1 、連続動作スイッチSW2 、強弱切換スイッ
チSW3 、照明用スイッチSW 4 の各操作部を配置し
て、スイッチハンドル131 ,132 ,133 ,134
に押力を作用させたときに、対応するスイッチが押操作
されるようにしてある。ここにおいて、各スイッチハン
ドル131 ,132 ,133 ,134 において押力を作
用させる部位にはカバー17の前面よりも前方に突出す
る釦部141 ,14 2 ,143 ,144 が形成されてい
る。
【0040】カバー17の前面には、操作つまみ12に
対応する部位を除いて全面に亙ってメンブレンシート2
1を前面側に被着した化粧カバー20が覆着される。化
粧カバー20には各表示窓11および釦部141 ,14
2 ,143 ,144 に対応する部位が前後に貫通する。
また、メンブレンシート21は、可撓性を有する透明な
いし半透明の合成樹脂シートであって、スイッチハンド
ル131 ,132 ,133 ,134 の釦部141 ,14
2 ,143 ,144 に対してメンブレンシート21を介
して押力を作用させることができ、かつ残時間表示灯L
1 〜LD4 、動作表示灯LD5 、強動作表示灯L
6 、弱動作表示灯LD7 及び位置表示灯Laの点灯・
消灯の状態をメンブレンシート21を介して視認できる
ようになっている。この化粧カバー20は、後面側に突
設された結合爪(図示せず)を器体10の前部周面に設
けた結合凹所15に凹凸係合させることで、器体10に
保持される。また、図7に示すように、メンブレンシー
ト21にはタイマ動作スイッチSW1 、連続動作スイッ
チSW2 、強弱切換スイッチSW3 、照明用スイッチS
4 の釦部141 ,142 ,143 ,144 に対応する
位置にそれぞれ操作部221 〜224 と、残時間表示灯
LD1 〜LD4 、動作表示灯LD5 、強動作表示灯LD
6 、弱動作表示灯LD7 及び位置表示灯Laに対応する
位置にそれぞれ表示窓231 〜238 とが設けられてい
る。そして、このように、メンブレンシート21を被着
した化粧カバー20を器体10の前面に覆着したことに
よって、器体10の開口部分からの埃の侵入を防止する
ことができ防塵性が保たれるのである。
【0041】ところで、この器体10は、図4及び図8
に示すように合成樹脂により形成された大角形3個用の
取付枠30に取着され、取付枠30はスイッチボックス
のように壁面等に埋め込まれた埋込ボックス50に取り
付けられる。すなわち、取付枠30は、中央部に形成さ
れている矩形状の開口窓31の周部後面に保持片32が
突設され、この保持片32に形成された保持孔33に対
して器体10に設けた取付爪18が挿入係合されること
によって、器体10が取付枠30に保持されるようにし
てある。取付枠30の上下両辺にはそれぞれボックスね
じ51が挿通される長孔状の固定孔34が形成され、こ
の固定孔34を通して埋込ボックス50の舌片52に螺
合するボックスねじ51によって取付枠30が埋込ボッ
クス50に取着されるのである。
【0042】さらに、取付枠30の上下両辺にはねじ孔
であるプレート取付孔35も形成され、化粧プレート4
0の下枠41に挿通されたプレートねじ42がプレート
取付孔35に螺合することによって、下枠41が取付枠
30に結合されるようになっている。下枠41の周部前
面には外側が後方に下がった段差部43が形成されてお
り、また下枠41の周部にはプレート保持孔44が形成
されている。下枠41の前面側は化粧枠45で覆われ、
化粧枠45の後面側に突設された保持爪(図示せず)が
プレート保持孔44に係合することによって、下枠41
に対して化粧枠45が保持されるようにしてある。ここ
に、下枠41の周部に段差部43を形成することによっ
て、下枠41に対する化粧枠45の位置ずれを防止し、
かつ下枠41と化粧枠45との間に隙間ができないよう
にしてある。化粧枠45は下枠41に対して保持爪で係
合しているだけであるから、下枠41と化粧枠45との
間にマイナスドライバの先端部などを挿入することで、
化粧枠45を下枠41から取り外すこともできるように
してある。化粧枠45には、上記化粧カバー20の外周
形状に一致する内周形状を有した開口窓46が形成さ
れ、開口窓46を通して化粧カバー20が前面側に露出
するのである。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、照明負荷と、照明負
荷以外の負荷とを操作スイッチの操作に伴って各別に作
動させる電子スイッチであって、交流電源と負荷との間
に挿入されたスイッチ素子を具備し操作スイッチの操作
に伴って交流電源から負荷への電源供給をオン・オフす
る負荷制御手段と、交流電源と照明負荷との間に互いに
並列に挿入された半導体素子から成る第1のスイッチ要
素及び機械式の第2のスイッチ要素、照明負荷の容量を
検出する検出手段を具備するとともに検出手段により検
出した照明負荷容量に応じて第1及び第2のスイッチ要
素を択一的に切り換え且つ操作スイッチの操作に伴って
交流電源から照明負荷への電源供給をオン・オフする照
明負荷制御手段とを備えたものであり、操作スイッチの
操作に伴って半導体素子から成る第1のスイッチ要素を
オンさせてインラッシュ電流等による不具合の発生を防
止し、照明負荷が高容量である場合には、照明負荷制御
手段が第1のスイッチ要素をオフして代わりに第2のス
イッチ要素をオンすることで照明負荷を引続き作動さ
せ、高容量の照明負荷を用いた場合の温度上昇による不
具合の発生を防止することができ、その結果、広範囲の
容量の照明負荷に対応することが可能となるという効果
がある。
【0044】請求項2の発明は、第1のスイッチ要素を
トライアックにより構成するとともに第2のスイッチ要
素をラッチングリレー及びリレー接点により構成し、操
作スイッチの操作に伴って出力を反転させるフリップフ
ロップ回路と、このフリップフロップ回路の出力に応じ
てトライアックを点弧あるいは消弧させるトリガ回路
と、トライアックあるいはリレー接点に流れる電流量に
より照明負荷容量を検出する検出回路と、この検出回路
の検出出力とリレー接点の状態とに応じてラッチングリ
レーを駆動しリレー接点を閉成するためのセットパルス
を発生するセットパルス発生回路と、検出回路の検出出
力とリレー接点の状態とに応じてラッチングリレーを駆
動しリレー接点を開成するためのリセットパルスを発生
するリセットパルス発生回路とを照明負荷制御手段に備
えたものであり、請求項1の発明と同様に不具合の発生
が防止できるだけでなく、照明負荷の作動中に振動等に
よりリレー接点が強制的に引き離された場合にも、フリ
ップフロップ回路の出力によりセットパルス発生回路か
らセットパルスが発生されるから、このような場合にも
トライアックが消弧し交流電源はリレー接点を介して照
明負荷に供給され、上記不具合の発生が確実に防止でき
るという効果がある。
【0045】請求項3の発明は、換気能力を高能力に設
定する強端子と換気能力を低能力に設定する弱端子と強
端子および弱端子と対になる共通端子とを備えた換気扇
を負荷とし、交流電源の一端と換気扇の強端子との間に
挿入される第1のスイッチ素子と、交流電源の一端と換
気扇の弱端子との間に挿入される第2のスイッチ素子
と、操作スイッチの操作に伴って各スイッチ素子をそれ
ぞれオン・オフさせる制御回路と、一方のスイッチ素子
の両端電圧を定電圧化した直流電圧を出力して制御回路
に給電する電源回路とを負荷制御手段に備えたものであ
り、第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子との一方
を制御回路で択一的にオンにすることで、換気扇の換気
能力を高能力と低能力とに切り換えることができるとい
う効果がある。
【0046】請求項4の発明は、回路部および操作スイ
ッチを納装する器体が、操作スイッチの操作部を前面に
備えたカバーと、カバーの後部に結合されるボディとに
より形成され、カバーの前面には可撓性を有する薄肉の
メンブレンシートを略全面に覆着した化粧カバーが装着
されて成るものであり、操作スイッチの操作部を前面に
備えた器体の前面にメンブレンシートを覆着した化粧カ
バーを装着していることによって、操作スイッチの操作
部の可動部分と器体の固定部分との間の隙間をメンブレ
ンシートで覆うことになり、結果的に防塵性が高くなる
という効果がある。
【0047】請求項5の発明は、負荷ないし制御回路の
動作状態を表示する表示器を設け、表示器を器体の前面
側に露出させ、メンブレンシートにおいて少なくとも表
示器の露出部位を覆う部分は透光性を有するものであ
り、かつ器体において表示器が露出する部位を透光性を
有するメンブレンシートで覆うことにより、表示器の表
示状態を視認可能としながらも防塵性を高めることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す回路図である。
【図2】同上の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図3】同上のボディとカバーとを開いた状態の展開図
である。
【図4】同上の分解斜視図である。
【図5】同上における速結端子近傍の断面図である。
【図6】同上における速結端子近傍の正面図である。
【図7】同上を示す正面図である。
【図8】同上を示す側面図である。
【図9】同上を示す背面図である。
【図10】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 トリガ回路 4 電源回路 5 電圧監視回路 6 セットパルス発生回路 7 リセットパルス発生回路 8 フリップフロップ回路 Q30 トライアック r0 主接点 r1 補助接点 Ry ラッチングリレー SC セットコイル RC リセットコイル AC 商用電源 F 換気扇 L 照明負荷 SW4 照明スイッチ T1 電源端子 T3 照明端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷と、照明負荷以外の負荷とを操
    作スイッチの操作に伴って各別に作動させる電子スイッ
    チであって、交流電源と負荷との間に挿入されたスイッ
    チ素子を具備し操作スイッチの操作に伴って交流電源か
    ら負荷への電源供給をオン・オフする負荷制御手段と、
    交流電源と照明負荷との間に互いに並列に挿入された半
    導体素子から成る第1のスイッチ要素及び機械式の第2
    のスイッチ要素、照明負荷の容量を検出する検出手段を
    具備するとともに検出手段により検出した照明負荷容量
    に応じて第1及び第2のスイッチ要素を択一的に切り換
    え且つ操作スイッチの操作に伴って交流電源から照明負
    荷への電源供給をオン・オフする照明負荷制御手段とを
    備えたことを特徴とする電子スイッチ。
  2. 【請求項2】 第1のスイッチ要素をトライアックによ
    り構成するとともに第2のスイッチ要素をラッチングリ
    レー及びリレー接点により構成し、操作スイッチの操作
    に伴って出力を反転させるフリップフロップ回路と、こ
    のフリップフロップ回路の出力に応じてトライアックを
    点弧あるいは消弧させるトリガ回路と、トライアックあ
    るいはリレー接点に流れる電流量により照明負荷容量を
    検出する検出回路と、この検出回路の検出出力とリレー
    接点の状態とに応じてラッチングリレーを駆動しリレー
    接点を閉成するためのセットパルスを発生するセットパ
    ルス発生回路と、検出回路の検出出力とリレー接点の状
    態とに応じてラッチングリレーを駆動しリレー接点を開
    成するためのリセットパルスを発生するリセットパルス
    発生回路とを照明負荷制御手段に備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の電子スイッチ。
  3. 【請求項3】 換気能力を高能力に設定する強端子と換
    気能力を低能力に設定する弱端子と強端子および弱端子
    と対になる共通端子とを備えた換気扇を負荷とし、交流
    電源の一端と換気扇の強端子との間に挿入される第1の
    スイッチ素子と、交流電源の一端と換気扇の弱端子との
    間に挿入される第2のスイッチ素子と、操作スイッチの
    操作に伴って各スイッチ素子をそれぞれオン・オフさせ
    る制御回路と、一方のスイッチ素子の両端電圧を定電圧
    化した直流電圧を出力して制御回路に給電する電源回路
    とを負荷制御手段に備えたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の電子スイッチ。
  4. 【請求項4】 回路部および操作スイッチを納装する器
    体が、操作スイッチの操作部を前面に備えたカバーと、
    カバーの後部に結合されるボディとにより形成され、カ
    バーの前面には可撓性を有する薄肉のメンブレンシート
    を略全面に覆着した化粧カバーが装着されて成ることを
    特徴とする請求項1〜3記載の電子スイッチ。
  5. 【請求項5】 負荷ないし制御回路の動作状態を表示す
    る表示器を設け、表示器を器体の前面側に露出させ、メ
    ンブレンシートにおいて少なくとも表示器の露出部位を
    覆う部分は透光性を有することを特徴とする請求項4記
    載の電子スイッチ。
JP7190919A 1995-07-26 1995-07-26 電子スイッチ Pending JPH0945482A (ja)

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