JPH09260068A - 調光装置 - Google Patents

調光装置

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Publication number
JPH09260068A
JPH09260068A JP8070714A JP7071496A JPH09260068A JP H09260068 A JPH09260068 A JP H09260068A JP 8070714 A JP8070714 A JP 8070714A JP 7071496 A JP7071496 A JP 7071496A JP H09260068 A JPH09260068 A JP H09260068A
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JP
Japan
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dimming
switch
lighting load
lighting
load
Prior art date
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Application number
JP8070714A
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English (en)
Inventor
Kousuke Sasaki
工輔 佐々木
Yoshihisa Ishigami
義久 石神
Hisao Kata
久夫 片
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】商用電源の電源電圧変動の影響を受けにくくす
る。 【解決手段】負荷駆動部4のトライアックQ1 は商用電
源ACと照明負荷Lとの間に挿入され、ホトカプラPC
を介して制御部1のマイコン8によりターンオンされ
る。制御部1には商用電源ACの電源電圧のゼロクロス
点を検出するゼロクロス検出回路9が設けてある。制御
部1のマイコン8は、オンスイッチSW1 あるいは調光
スイッチSW3 が操作されると、ゼロクロス検出回路9
により検出されたゼロクロス点からトライアックQ1
ターンオンさせるタイミングを徐々に早めて照明負荷L
をフェードイン点灯させる。すなわち、トライアックQ
1 のターンオンのタイミングは電源電圧のゼロクロス点
に基づいてマイコン8により決定されるから、従来例に
比べて電源電圧変動の影響を受けにくくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明負荷を所望の
調光レベルで点灯させるように操作される調光装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の調光装置の一例を示してい
る。この従来例は、商用電源ACと照明負荷Lとの間に
挿入されたトライアックQ10と、このトライアックQ10
と並列に接続された可変抵抗器VR10及びコンデンサC
10の直列回路と、可変抵抗器VR10とコンデンサC10
接続点とトライアックQ10のゲートとの間に挿入された
ダイアックQ11とを備え、可変抵抗器VR10の抵抗値を
調整することによってコンデンサC10の両端電圧がダイ
アックQ11の降伏電圧を越える位相を変化させ、トライ
アックQ10の導通角を可変して照明負荷Lを調光するよ
うにした所謂電圧検知形位相制御方式の調光装置であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成では、商用電源ACの電源電圧が変動した場合に、ト
リガ素子であるダイアックQ11の降伏電圧が一定である
ためにトライアックQ10がターンオンするタイミングが
ずれてしまう。このため、照明負荷Lのちらつきが生じ
るなど電源電圧変動の影響を受け易いという問題があ
る。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、商用電源の電源電圧変動の影響を受けにくい
調光装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、商用電源と照明負荷の間に挿入
されるスイッチング素子と、商用電源のゼロクロス点を
検出するゼロクロス検出手段と、ゼロクロス検出手段か
らの検出出力に応じてスイッチング素子へのオン・オフ
制御信号を出力するマイクロコンピュータを具備しスイ
ッチング素子の導通角を制御して照明負荷の点灯・消灯
・調光を行う制御手段と、操作時に制御部をして照明負
荷をオン・オフさせる入切スイッチと、照明負荷の調光
レベルを設定する調光設定部と、操作時に制御部をして
調光設定部により設定されている調光レベルで照明負荷
を点灯させる調光スイッチと、これら入切スイッチ、調
光スイッチ並びに調光設定部の操作部が前面に露出し埋
込型の配線器具用に規格化されている一連の取付枠に取
付可能な寸法に形成されたケースとを備えたものであ
り、スイッチング素子のオン・オフのタイミングは、ゼ
ロクロス検出手段により検出された電源電圧のゼロクロ
ス点に基づいて決まるから、電源電圧の変動があっても
スイッチング素子のオン・オフタイミングがずれること
がなく、商用電源の電源電圧変動の影響を受けにくくな
る。また、ケースが埋込型の配線器具用に規格化されて
いる一連の取付枠に取付可能な寸法であるため、既製の
取付枠を用いて一連用の埋込ボックスに容易に取り付け
ることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、操作時に制御部をして照明負荷をオン・オフさせる
子器入切スイッチと、操作時に制御部をして調光設定部
により予め設定された調光レベルにて照明負荷を点灯さ
せる子器調光スイッチとを具備する1乃至複数の子器を
備えたものであり、入切スイッチと調光設定部と調光ス
イッチとを備えた所謂親器とは別に1乃至複数の子器に
よって多箇所からの照明負荷のオン・オフ又は調光操作
が可能となり、使い勝手の向上が図れる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、制御部は、照明負荷のオン・オフ及び調光点
灯時に一定時間内で照明負荷を漸次点灯・消灯あるいは
調光点灯させるものであり、所謂フェードイン点灯及び
フェードアウト消灯が実現でき、照明による演出シーン
を容易に且つスムーズに切り換えることができる。請求
項4の発明は、請求項1乃至3の発明において、入切ス
イッチは、操作時に制御部をして照明負荷を点灯させる
オンスイッチと、操作時に制御部をして照明負荷を消灯
させるオフスイッチとから成るものであり、照明負荷の
オン・オフを別々のスイッチによって行うことにより、
使い勝手が向上できる。
【0008】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、照明負荷の点灯・消灯・調光状態を表示する
表示手段を備えたものであり、照明負荷の動作状態を容
易に視認することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態における親器A
の具体回路図である。親器Aは、調光レベルを設定する
ための可変抵抗器VRを具備した調光設定部3と、照明
負荷Lをオンすなわち全点灯させるときに操作されるオ
ンスイッチSW1 と照明負荷Lをオフすなわち消灯させ
るときに操作されるオフスイッチSW2 と調光設定部3
にて設定された調光レベルで照明負荷Lを点灯させると
きに操作される調光スイッチSW3 を具備したスイッチ
部2と、商用電源ACと照明負荷Lが直列に接続された
一対の電源端子Tp間に挿入されたトライアックQ1
具備する負荷駆動部4と、スイッチ部2の操作状況に応
じて負荷駆動部4を制御し商用電源ACから照明負荷L
への電力供給の入切及び供給量を調整することで照明負
荷Lの点灯・消灯・調光を行う制御部1と、後述するよ
うに信号端子Tsに接続された複数の子器B1 …が具備
する子器オンスイッチSW4 、子器オフスイッチS
5 、子器調光スイッチSW6 の操作状態を検出する子
器インタフェース部6と、商用電源ACからの電源供給
を受けて各部の動作電源を作成する電源部5と、照明負
荷Lの状態を表示するための発光ダイオードLD1 を具
備する表示部7とを備えている。
【0010】負荷駆動部4が具備するトライアックQ1
は、ノイズフィルタを構成するチョークコイルCHと直
列に一対の電源端子Tp間に接続され、この直列回路と
並列にチョークコイルCHとともにノイズフィルタを構
成するコンデンサC1 が並列接続されている。さらに、
トライアックQ1 にはホトカプラPCを構成するホトト
ライアックPTが並列接続されるとともに、ホトトライ
アックPTの一端がトライアックQ1 のゲートに接続さ
れている。
【0011】また、電源部5は、電源端子Tp間に接続
されたダイオードブリッジDB1 と、ダイオードブリッ
ジDB1 の直流出力端に接続された第1の定電圧回路5
aと、この第1の定電圧回路5aの出力から動作電源
(+5V)を作成する第2の定電圧回路5bとを備えて
いる。子器インタフェース部6は、第1の定電圧回路5
aの出力電圧から2種類の電圧(例えば、約27Vと約
13V)を作成して一対の信号端子Ts間に選択的に供
給する電圧切換回路6aと、一対の信号端子Tsの端子
間電圧より子器B1 …からの信号を検出する信号検出回
路6bとを備えている。電圧切換回路6aは、互いに異
なるツェナー電圧(例えば、27Vと13V)を有する
2つのツェナーダイオードZD1 ,ZD2 、トランジス
タQ2 ,Q3 、抵抗、ダイオード等により構成され、ツ
ェナーダイオードZD2 のアノードにはトランジスタQ
4 が接続されている。このトランジスタQ4 は制御部1
のマイコン8(後述する)によってオン・オフされ、こ
れにより信号端子Ts間に出力される電圧が選択され
る。また、信号検出回路6bは、分圧抵抗R1 ,R2
びコンデンサC2 等から構成され、後述するように信号
端子Tsの端子間電圧の変化によっていずれかの子器B
1 …でスイッチSW4 〜SW6 が操作されたことを検出
するものであり、その検出出力は制御部1のマイコン8
に入力される。
【0012】制御部1は、主構成要素であるマイコン8
と、商用電源ACの電源電圧のゼロクロス点を検出する
ゼロクロス検出回路9と、EEPROM10aを具備し
て動作状態のデータを記憶するデータ記憶回路10と、
マイコン8のクロック信号を発生する発振回路11と、
電源投入時にマイコン8をリセットするパワーオンリセ
ット回路12と、負荷駆動部4のホトトライアックPT
とともにホトカプラPCを構成する発光ダイオードLE
Dとを備え、マイコン8には、スイッチ部2と調光設定
部3と表示部7とが接続されている。
【0013】ゼロクロス検出回路9は、電源部5のダイ
オードブリッジDB1 の直流出力端間に接続された分圧
抵抗R3 ,R4 、コンデンサC3 ,C4 、ダイオードD
1 、インバータIC1 等で構成され、インバータIC1
の出力がマイコン8に入力されており、商用電源ACの
電源電圧がゼロクロス点の近傍にあるときにのみインバ
ータIC1 の出力がHレベルとなるものである。すなわ
ち、分圧抵抗R4 に並列に接続されたコンデンサC3
4 の両端電圧がダイオードD1 によって動作電源電圧
(+5V)にクランプされており、ダイオードブリッジ
DB1 の出力端間に現れる脈流電圧が上記動作電源電圧
よりも低いとき、つまり商用電源ACの電源電圧がゼロ
クロス点の近傍にあるときにインバータIC1 の出力が
LレベルからHレベルに反転し、これをゼロクロス検出
信号としてマイコン8に入力している。
【0014】図2は親器Aの信号端子Ts間に接続され
る子器B1 …の具体回路図である。親器Aの信号端子T
sに接続される一対の入力端子Ti間には、子器オンス
イッチSW4 とダイオードブリッジDB2 と送り配線用
の一対の送り端子Toが互いに並列接続されている。さ
らに、ダイオードブリッジDB2 の直流出力端間には、
子器オフスイッチSW5 とツェナーダイオードZD3
直列回路、子器調光スイッチSW6 とツェナーダイオー
ドZD4 の直列回路、発光ダイオードLD2 とトランジ
スタQ0 の直列回路、抵抗R5 ,R6 とツェナーダイオ
ードZD5 の直列回路が互いに並列接続されるととも
に、トランジスタQ0 のベースがツェナーダイオードZ
5 のアノードに接続されている。
【0015】次に本実施形態の動作について説明する。
まず、オンスイッチSW1 が操作されると制御部1のマ
イコン8に信号が入力される。この信号入力後にゼロク
ロス検出回路9からゼロクロス検出信号が入力されれ
ば、マイコン8がホトカプラPCを介して負荷駆動部4
のトライアックQ1 をターンオンさせて照明負荷Lを点
灯させる。このとき、マイコン8は照明負荷Lをいきな
り全点灯させず、ゼロクロス検出信号の入力からトライ
アックQ1 をターンオンさせるタイミングを徐々に早く
することにより、トライアックQ1 の導通角を徐々に大
きくして、一定時間内で照明負荷Lを全点灯させる所謂
フェードイン点灯を行う。そして、定常状態において
は、ゼロクロス検出回路9からゼロクロス検出信号が入
力される毎にトライアックQ1 をターンオンさせ、照明
負荷Lを全点灯する。この全点灯状態でオフスイッチS
2 が操作されれば、マイコン8は次のゼロクロス検出
信号の入力があってからのトライアックQ1 のターンオ
ンのタイミングを徐々に遅らせることにより、トライア
ックQ1 の導通角を徐々に小さくして、一定時間内で照
明負荷Lを消灯させる所謂フェードアウト消灯を行う。
【0016】一方、消灯状態から調光スイッチSW3
操作された場合には、マイコン8はオンスイッチSW1
が操作されたときと同様にゼロクロス検出信号の入力か
らのトライアックQ1 のターンオンのタイミングを徐々
に早め、これによりトライアックQ1 の導通角を徐々に
大きくして、一定時間内で調光設定部3により設定され
た調光レベルにて照明負荷Lを調光点灯させる。さら
に、この調光点灯状態からオンスイッチSW1 が操作さ
れた場合には、マイコン8は全点灯状態までフェードイ
ン点灯させ、また、調光点灯状態からオフスイッチSW
2 が操作された場合には、マイコン8は照明負荷Lをフ
ェードアウト消灯させる。なお、照明負荷Lを全点灯あ
るいは調光点灯させている間は、マイコン8は表示部7
の発光ダイオードLD1 を発光させて照明負荷Lの状態
表示を行っている。
【0017】上述のように、ゼロクロス検出回路9によ
るゼロクロス点の検出からトライアックQ1 をターンオ
ンさせるタイミングを制御部1のマイコン8で変化させ
ることにより、照明負荷Lへの供給電力量を可変して点
灯・消灯・調光を行っているため、従来例に比べて商用
電源ACの電源電圧の変動による影響を受けにくく、照
明負荷Lのちらつき等も防止できるものである。
【0018】ところで、親器Aの制御部1は、信号端子
Tsに接続された複数の子器B1 …のオンスイッチSW
4 、オフスイッチSW5 及び調光スイッチSW6 の操作
状態を子器インタフェース部6により監視しており、い
ずれかの子器B1 …においてオンスイッチSW4 、オフ
スイッチSW5 若しくは調光スイッチSW6 が操作され
たことを検出すれば、親器AのオンスイッチSW1 、オ
フスイッチSW2 あるいは調光スイッチSW3 が操作さ
れた場合と同一の上記動作を行う。また、子器B1 …の
オンスイッチSW5 あるいは調光スイッチSW6 が操作
されて照明負荷Lが全点灯又は調光点灯された場合に
は、制御部1のマイコン8は電圧切換回路6aのトラン
ジスタQ4 をオフすることで子器B1 …へ出力される電
圧を変化させ、子器B1 …の発光ダイオードLD2 を点
灯させ、子器B1 …においても照明負荷Lの状態を表示
させるようにしている。
【0019】このように、親器Aのスイッチ部2による
照明負荷Lの全点灯・消灯・調光の切換操作と同一の切
換操作が、複数の子器B1 …のスイッチ回路部8によっ
ても可能となるため、親器Aとは別に複数の子器B1
によって多箇所からの照明負荷Lのオン・オフ又は調光
操作が可能となり、使い勝手の向上が図れるという利点
がある。
【0020】上述した親器Aの各部を構成する回路は、
図3に示すようにプリント基板よりなる2枚の回路基板
201 ,202 に実装され、合成樹脂製のボディ21a
とカバー21bとを結合して成るケース21に収納され
る。一方の回路基板201 には押釦スイッチからなるオ
ンスイッチSW1 、オフスイッチSW2 及び調光スイッ
チSW3 、制御部1のマイコン8、表示部7の発光ダイ
オードLD1 等が実装され、他方の回路基板202 には
調光設定部3の可変抵抗器VR、トライアックQ1 等が
実装されており、可変抵抗器VRにはスライド式の操作
つまみ22が取り付けてある。
【0021】一方ケース21は、JIS(日本工業規
格)等において規格化されている大角形3個用の取付枠
(所謂一連の取付枠)に3個まで取り付けることができ
る単位寸法の配線器具の3個分(3個モジュールとい
う)の寸法に対応して形成されており、カバー21bの
両側面には埋込ボックス取付け用の規格化された一連の
取付枠40に取り付けるための係合爪(図示せず)がそ
れぞれ一体に突設してある。また、図示は省略している
が、ボディ21a内には電源端子Tp並びに信号端子T
sを構成する速結端子が納装されている。
【0022】カバー21bの前面からはオンスイッチS
1 、オフスイッチSW2 、調光スイッチSW3 並びに
可変抵抗器VRの操作つまみ22が露出されており、各
スイッチSW1 〜SW3 を操作するための押釦ハンドル
23がカバー21bの前面に進退自在に取り付けられて
いる。すなわち、この押釦ハンドル23を押操作すれば
押釦スイッチからなるオンスイッチSW1 、オフスイッ
チSW2 、調光スイッチSW3 をオンさせることができ
るものである。なお、押釦ハンドル23は、押釦スイッ
チのばね力により、あるいは他の補助的な手段により適
宜ケース21の前面方向へ弾性付勢される。さらに、ケ
ース21の前面には押釦ハンドル23並びに操作つまみ
22を露出させるための窓を有する化粧カバー24が取
り付けられるとともに、この化粧カバー24の前面には
メンブレンシート25が貼着されている。
【0023】また、取付枠40の窓部にケース21を挿
入した状態で係合爪を取付枠40の係合孔に係合させる
ことによって、ケース21が取付枠40に固定されるの
である。したがって、取付枠40を用いる埋込型の配線
器具と取付枠40などを共用することができ、取付用の
部材をあらたに製造する必要がないから製造コストの低
減につながり、また施工時においても配線器具と同様の
施工技術を適用できるから新たな技術の習得が不要にな
るのである。また、子器B1 …の外観構造は調光レベル
を設定するための手段を具備していない点以外は親器A
とほぼ共通であるから、図示及び説明は省略する。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、商用電源と照明負荷
の間に挿入されるスイッチング素子と、商用電源のゼロ
クロス点を検出するゼロクロス検出手段と、ゼロクロス
検出手段からの検出出力に応じてスイッチング素子への
オン・オフ制御信号を出力するマイクロコンピュータを
具備しスイッチング素子の導通角を制御して照明負荷の
点灯・消灯・調光を行う制御手段と、操作時に制御部を
して照明負荷をオン・オフさせる入切スイッチと、照明
負荷の調光レベルを設定する調光設定部と、操作時に制
御部をして調光設定部により設定されている調光レベル
で照明負荷を点灯させる調光スイッチと、これら入切ス
イッチ、調光スイッチ並びに調光設定部の操作部が前面
に露出し埋込型の配線器具用に規格化されている一連の
取付枠に取付可能な寸法に形成されたケースとを備えた
ので、電源電圧の変動があってもスイッチング素子のオ
ン・オフタイミングがずれることがなく、商用電源の電
源電圧変動の影響を受けにくくでき、また、ケースが埋
込型の配線器具用に規格化されている一連の取付枠に取
付可能な寸法であるため、既製の取付枠を用いて一連用
の埋込ボックスに容易に取り付けることができるという
効果がある。
【0025】請求項2の発明は、操作時に制御部をして
照明負荷をオン・オフさせる子器入切スイッチと、操作
時に制御部をして調光設定部により予め設定された調光
レベルにて照明負荷を点灯させる子器調光スイッチとを
具備する1乃至複数の子器を備えたので、入切スイッチ
と調光設定部と調光スイッチとを備えた所謂親器とは別
に1乃至複数の子器によって多箇所からの照明負荷のオ
ン・オフ又は調光操作が可能となり、使い勝手の向上が
図れるという効果がある。
【0026】請求項3の発明は、制御部が、照明負荷の
オン・オフ及び調光点灯時に一定時間内で照明負荷を漸
次点灯・消灯あるいは調光点灯させるので、所謂フェー
ドイン点灯及びフェードアウト消灯が実現でき、照明に
よる演出シーンを容易に且つスムーズに切り換えること
ができるという効果がある。請求項4の発明は、入切ス
イッチが、操作時に制御部をして照明負荷を点灯させる
オンスイッチと、操作時に制御部をして照明負荷を消灯
させるオフスイッチとから成るので、照明負荷のオン・
オフを別々のスイッチによって行うことにより、使い勝
手が向上できるという効果がある。
【0027】請求項5の発明は、照明負荷の点灯・消灯
・調光状態を表示する表示手段を備えたので、照明負荷
の動作状態を容易に視認することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における親器の具体回路図である。
【図2】同上における子器の具体回路図である。
【図3】同上における親器を示し、(a)は正面図、
(b)は側面断面図である。
【図4】従来例を示す概略回路図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 スイッチ部 3 調光設定部 4 負荷駆動部 5 電源部 6 子器インタフェース部 7 表示部 8 マイコン 9 ゼロクロス検出回路 Q1 トライアック AC 商用電源 L 照明負荷
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、商用電源と照明負荷の間に挿入
されるスイッチング素子と、商用電源のゼロクロス点を
検出するゼロクロス検出手段と、ゼロクロス検出手段か
らの検出出力に応じてスイッチング素子へのオン・オフ
制御信号を出力するマイクロコンピュータを具備しスイ
ッチング素子の導通角を制御して照明負荷の点灯・消灯
・調光を行う制御手段と、操作時に制御部をして照明負
荷をオン・オフさせる入切スイッチと、照明負荷の調光
レベルを設定する調光設定部と、操作時に制御部をして
調光設定部により設定されている調光レベルで照明負荷
を点灯させる調光スイッチと、これら入切スイッチ、調
光スイッチ並びに調光設定部の操作部が前面に露出し埋
込型の配線器具用に規格化されている一連の埋込ボック
収納可能な寸法に形成されたケースとを備えたもの
であり、スイッチング素子のオン・オフのタイミング
は、ゼロクロス検出手段により検出された電源電圧のゼ
ロクロス点に基づいて決まるから、電源電圧の変動があ
ってもスイッチング素子のオン・オフタイミングがずれ
ることがなく、商用電源の電源電圧変動の影響を受けに
くくなる。また、ケースが埋込型の配線器具用に規格化
されている一連の埋込ボックス収納可能な寸法である
ため、一連用の埋込ボックスに容易に取り付けることが
できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、埋込型の配線器具用に規格化されている一連の取付
枠に取付可能な寸法にケースを形成したものであり、既
製の取付枠を用いて一連用の埋込ボックスに容易に取り
付けることができる。請求項3の発明は、請求項1又は
2の発明において、操作時に制御部をして照明負荷をオ
ン・オフさせる子器入切スイッチと、操作時に制御部を
して調光設定部により予め設定された調光レベルにて照
明負荷を点灯させる子器調光スイッチとを具備する1乃
至複数の子器を備えたものであり、入切スイッチと調光
設定部と調光スイッチとを備えた所謂親器とは別に1乃
至複数の子器によって多箇所からの照明負荷のオン・オ
フ又は調光操作が可能となり、使い勝手の向上が図れ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、制御部は、照明負荷のオン・オフ及び調光点
灯時に一定時間内で照明負荷を漸次点灯・消灯あるいは
調光点灯させるものであり、所謂フェードイン点灯及び
フェードアウト消灯が実現でき、照明による演出シーン
を容易に且つスムーズに切り換えることができる。請求
項5の発明は、請求項1乃至4の発明において、入切ス
イッチは、操作時に制御部をして照明負荷を点灯させる
オンスイッチと、操作時に制御部をして照明負荷を消灯
させるオフスイッチとから成るものであり、照明負荷の
オン・オフを別々のスイッチによって行うことにより、
使い勝手が向上できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項6の発明は、請求項1乃至5の発明
において、照明負荷の点灯・消灯・調光状態を表示する
表示手段を備えたものであり、照明負荷の動作状態を容
易に視認することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、商用電源と照明負荷
の間に挿入されるスイッチング素子と、商用電源のゼロ
クロス点を検出するゼロクロス検出手段と、ゼロクロス
検出手段からの検出出力に応じてスイッチング素子への
オン・オフ制御信号を出力するマイクロコンピュータを
具備しスイッチング素子の導通角を制御して照明負荷の
点灯・消灯・調光を行う制御手段と、操作時に制御部を
して照明負荷をオン・オフさせる入切スイッチと、照明
負荷の調光レベルを設定する調光設定部と、操作時に制
御部をして調光設定部により設定されている調光レベル
で照明負荷を点灯させる調光スイッチと、これら入切ス
イッチ、調光スイッチ並びに調光設定部の操作部が前面
に露出し埋込型の配線器具用に規格化されている一連の
埋込ボックス収納可能な寸法に形成されたケースとを
備えたので、電源電圧の変動があってもスイッチング素
子のオン・オフタイミングがずれることがなく、商用電
源の電源電圧変動の影響を受けにくくでき、また、ケー
スが埋込型の配線器具用に規格化されている一連の埋込
ボックス収納可能な寸法であるため、一連用の埋込ボ
ックスに容易に取り付けることができるという効果があ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】請求項2の発明は、埋込型の配線器具用に
規格化されている一連の取付枠に取付可能な寸法にケー
スを形成したので、既製の取付枠を用いて一連用の埋込
ボックスに容易に取り付けることができるという効果が
ある。請求項3の発明は、操作時に制御部をして照明負
荷をオン・オフさせる子器入切スイッチと、操作時に制
御部をして調光設定部により予め設定された調光レベル
にて照明負荷を点灯させる子器調光スイッチとを具備す
る1乃至複数の子器を備えたので、入切スイッチと調光
設定部と調光スイッチとを備えた所謂親器とは別に1乃
至複数の子器によって多箇所からの照明負荷のオン・オ
フ又は調光操作が可能となり、使い勝手の向上が図れる
という効果がある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】請求項4の発明は、制御部が、照明負荷の
オン・オフ及び調光点灯時に一定時間内で照明負荷を漸
次点灯・消灯あるいは調光点灯させるので、所謂フェー
ドイン点灯及びフェードアウト消灯が実現でき、照明に
よる演出シーンを容易に且つスムーズに切り換えること
ができるという効果がある。請求項5の発明は、入切ス
イッチが、操作時に制御部をして照明負荷を点灯させる
オンスイッチと、操作時に制御部をして照明負荷を消灯
させるオフスイッチとから成るので、照明負荷のオン・
オフを別々のスイッチによって行うことにより、使い勝
手が向上できるという効果がある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】請求項6の発明は、照明負荷の点灯・消灯
・調光状態を表示する表示手段を備えたので、照明負荷
の動作状態を容易に視認することができるという効果が
ある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源と照明負荷の間に挿入されるス
    イッチング素子と、商用電源のゼロクロス点を検出する
    ゼロクロス検出手段と、ゼロクロス検出手段からの検出
    出力に応じてスイッチング素子へのオン・オフ制御信号
    を出力するマイクロコンピュータを具備しスイッチング
    素子の導通角を制御して照明負荷の点灯・消灯・調光を
    行う制御手段と、操作時に制御部をして照明負荷をオン
    ・オフさせる入切スイッチと、照明負荷の調光レベルを
    設定する調光設定部と、操作時に制御部をして調光設定
    部により設定されている調光レベルで照明負荷を点灯さ
    せる調光スイッチと、これら入切スイッチ、調光スイッ
    チ並びに調光設定部の操作部が前面に露出し埋込型の配
    線器具用に規格化されている一連の取付枠に取付可能な
    寸法に形成されたケースとを備えたことを特徴とする調
    光装置。
  2. 【請求項2】 操作時に制御部をして照明負荷をオン・
    オフさせる子器入切スイッチと、操作時に制御部をして
    調光設定部により予め設定された調光レベルにて照明負
    荷を点灯させる子器調光スイッチとを具備する1乃至複
    数の子器を備えたことを特徴とする請求項1記載の調光
    装置。
  3. 【請求項3】 制御部は、照明負荷のオン・オフ及び調
    光点灯時に一定時間内で照明負荷を漸次点灯・消灯ある
    いは調光点灯させることを特徴とする請求項1又は2記
    載の調光装置。
  4. 【請求項4】 入切スイッチは、操作時に制御部をして
    照明負荷を点灯させるオンスイッチと、操作時に制御部
    をして照明負荷を消灯させるオフスイッチとから成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至3記載の調光装置。
  5. 【請求項5】 照明負荷の点灯・消灯・調光状態を表示
    する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4
    記載の調光装置。
JP8070714A 1996-03-26 1996-03-26 調光装置 Pending JPH09260068A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011524609A (ja) * 2008-06-16 2011-09-01 ネクステク パワー システムズ インク 遮断制御回路を有する調光の蛍光安定システム

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JP2011524609A (ja) * 2008-06-16 2011-09-01 ネクステク パワー システムズ インク 遮断制御回路を有する調光の蛍光安定システム

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