JP2001307887A - 調光器 - Google Patents

調光器

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JP2001307887A
JP2001307887A JP2000124575A JP2000124575A JP2001307887A JP 2001307887 A JP2001307887 A JP 2001307887A JP 2000124575 A JP2000124575 A JP 2000124575A JP 2000124575 A JP2000124575 A JP 2000124575A JP 2001307887 A JP2001307887 A JP 2001307887A
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dimming ratio
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Kousuke Sasaki
工輔 佐々木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路部品の温度上昇を低減した調光器を提供す
る。 【解決手段】端子Ta,Tb間には例えば白熱灯のよう
な照明負荷Lと商用電源ACの直列回路が接続されてい
る。この調光器1は、端子Ta,Tb間に接続されたト
ライアックTRC及びリレー接点ryの並列回路と、ト
ライアックTRC及びリレー接点ryのオン/オフを制
御することにより、照明負荷Lの点灯状態を制御する制
御回路3とを備えている。制御回路3ではトライアック
TRCの導通角を制御することにより、照明負荷Lに供
給する電力を制御し、照明負荷Lを調光点灯させる。ま
た制御回路3は、全点灯スイッチSW1が操作される
と、リレーRYの励磁コイルL1を励磁し、リレー接点
ryをオンさせ、リレー接点ryを介して照明負荷Lに
電力を供給することにより、照明負荷Lを全点灯させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明負荷を調光点
灯させる調光器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の調光器としては、例えば白熱灯
のような照明負荷及び商用電源の直列回路の両端間にト
ライアックのような半導体開閉素子を接続し、半導体開
閉素子の導通角を制御することによって、照明負荷に供
給する電力を制御し、照明負荷を調光点灯するものがあ
った(例えば特開平10−64683号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の調光器で
は、トライアックの導通角を変化させることによって、
照明負荷の調光比を変化させており、全点灯時は調光点
灯時に比べてトライアックをトリガする位相角度を早め
ているので、調光点灯時に比べて大きな電流がトライア
ックに流れ、トライアックの損失が増大し、その温度上
昇が大きくなるという問題があった。また、トライアッ
クの定格電流値は、全点灯時の温度上昇を考慮して選定
する必要があるため、トライアックに定格電流値の大き
な素子(すなわち大型の素子)を使用する必要があり、
調光器全体の大型化の要因となっていた。
【0004】また、外部からワイヤレス信号で送信され
る調光信号を受信し、受信したワイヤレス信号に応じて
照明負荷を調光点灯させるワイヤレス機能付きの調光器
や、信号線を介して接続された子器からの調光信号に応
じて照明負荷を調光点灯させる多箇所調光機能付きの調
光器も従来より提供されているが、このような調光器の
操作部は、押し操作されると調光比を上げたり、下げた
りする押釦スイッチにより構成されているため、操作部
を見ても照明負荷の調光状態を判別することができず、
操作性が悪いという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、回路部品の温度上昇
を低減した調光器を提供することにあり、請求項3乃至
5の発明の目的とするところは、上記目的に加えて作業
性を向上させた調光器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、交流電源及び照明負荷の直列
回路の両端間に接続された半導体開閉素子と、前記半導
体開閉素子に並列接続されたリレー接点と、照明負荷の
調光比を設定する調光比設定部と、調光比設定部の設定
に応じて半導体開閉素子の導通角を制御し照明負荷を調
光点灯させる調光制御部と、調光点灯時にはリレー接点
をオフさせると共に、全点灯時にリレー接点をオンさせ
るリレー制御部とを備えて成ることを特徴とし、調光制
御部では調光比設定部の設定に応じて半導体開閉素子の
導通角を制御することにより、照明負荷に供給する電力
を制御して、調光点灯させることができ、且つ、全点灯
時にはリレー制御部が半導体開閉素子に並列接続された
リレー接点をオンさせ、リレー接点を介して照明負荷に
電力を供給しているので、半導体開閉素子に全点灯時の
大きな電流が流れることはなく、半導体開閉素子の温度
上昇を低減できる。したがって、半導体開閉素子に定格
電流値の小さい小型の素子を用いることができるから、
調光器全体の小型化が図れる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、調光制御部は、全点灯状態と調光点灯状態との間
で調光比が滑らかに変化するように半導体開閉素子の導
通角を制御することを特徴とし、全点灯状態と調光点灯
状態との切換時に照明負荷の調光比を滑らかに変化させ
ているので、使用者に違和感を与えることがない。
【0008】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘みを有
し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値を変化
させており、前記操作摘みに位置表示灯を設けたことを
特徴とし、暗い場所でも位置表示灯により操作摘みの位
置を容易に見つけることができ、操作性が向上する。
【0009】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘みを有
し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値を変化
させており、外部から信号線を介して入力される信号に
応じて所望の操作位置まで操作摘みを移動させる操作摘
み駆動部を設けたことを特徴とし、操作摘み駆動部は外
部からの信号に応じて操作摘みを所望の操作位置まで移
動させているので、調光比設定部の設定を外部から変化
させ、照明負荷の調光比を制御することができ、且つ、
操作摘みの操作位置から現在の調光比の設定を容易に判
別できる。
【0010】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘みを有
し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値を変化
させており、外部からワイヤレス信号で送信された調光
信号を受信するワイヤレス信号受信部と、前記調光信号
に対応する操作位置まで操作摘みを移動させる操作摘み
駆動部とを設けたことを特徴とし、操作摘み駆動部は、
ワイヤレス信号受信部の受信した調光信号に応じて、操
作摘みを調光信号に対応する操作位置まで移動させてい
るので、調光比設定部の設定を遠隔から変化させ、照明
負荷の調光比を制御することができ、且つ、操作摘みの
操作位置から現在の調光比の設定を容易に判別できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】(実施形態1)本発明の実施形態1を図1
乃至図11を参照して説明する。図1は本実施形態の調
光器1のブロック回路図であり、端子Ta,Tb間には
例えば白熱灯のような照明負荷Lと商用電源ACの直列
回路が接続されている。この調光器1は、端子Ta,T
b間に接続された半導体開閉素子たるトライアックTR
Cと、トライアックTRCに並列接続されたリレーRY
のリレー接点ryと、トライアックTRC及びリレー接
点ryのオン/オフを制御することにより、照明負荷L
の点灯状態を制御する制御回路3と、商用電源ACから
電源供給され制御回路3の動作電源を生成する電源回路
2とを備えている。ここに、制御回路3から、トライア
ックTRCの導通角を制御して照明負荷Lを調光点灯さ
せる調光制御部、及び、調光点灯時にはリレー接点ry
をオフさせると共に、全点灯時にリレー接点ryをオン
させるリレー制御部が構成される。
【0013】ここで、制御回路3の出力端子P2,P3
間には発光ダイオードLD1が接続され、この発光ダイ
オードLD1に光結合されたフォトトライアックPTR
CがトライアックTRCのT2端子とゲートGとの間に
接続されている。而して制御回路3が発光ダイオードL
D1に電流を流すと、発光ダイオードLD1が発光し、
発光ダイオードLD1の発光によりフォトトライアック
PTRCが導通するので、トライアックTRCがトリガ
されて導通する。トライアックTRCは一旦オンになる
と、次に商用電源ACの電圧波形がゼロクロス点に達す
るまでオン状態を保つので、制御回路3では、発光ダイ
オードLD1の導通期間を制御することにより、トライ
アックTRCの導通角を制御することができる。また制
御回路3の出力端子P4,P5間にはリレーRYの励磁
コイルL1が接続されており、励磁コイルL1への通電
をオン/オフさせることにより、リレーRYのリレー接
点ryをオン/オフさせることができる。
【0014】また端子Ta,Tb間には電流制限用の抵
抗R1及び位置表示用の発光ダイオードLD2の直列回
路が接続され、発光ダイオードLD2にはダイオードD
1が逆並列接続されており、通電時には発光ダイオード
LD2が発光するので、発光ダイオードLD2の発光に
より調光器1の位置をユーザに知らしめることができ
る。
【0015】ところで、制御回路3には、照明負荷Lを
全点灯する際に操作される全点灯スイッチSW1と、照
明負荷Lを所定の調光比で調光点灯する際に操作される
調光点灯スイッチSW2と、照明負荷Lを消灯する際に
操作される消灯スイッチSW3と、照明負荷Lの調光比
を変化させるための調光比設定部たる可変抵抗VRとが
接続されている。可変抵抗VRは例えばスライド式のボ
リュームからなり、可変抵抗VRの両端間には一定の電
圧が印加され、そのスライダ端子は制御回路3の入力端
子P1に接続されている。而して、可変抵抗VRの操作
摘み(図示せず)を操作すると、操作摘みの操作に応じ
てスライダ端子の電圧が変化するので、調光比の設定値
に比例した調光信号S1を入力端子P1に入力させるこ
とができる。
【0016】ここで、図8のタイムチャートを参照して
制御回路3の動作を簡単に説明する。時刻t1において
全点灯スイッチSW1が操作されると、制御回路3は励
磁コイルL1に電流を流して、リレー接点ryをオンさ
せており、リレー接点ryを介して照明負荷Lに商用電
源ACを供給し、照明負荷Lを全点灯させる。尚、全点
灯時において制御回路3はトライアックTRCをオフさ
せており、トライアックTRCには電流が流れないの
で、トライアックTRCの損失を低減して、その温度上
昇を抑制することができる。
【0017】次に時刻t2において調光点灯スイッチS
W2が操作されると、制御回路3は励磁コイルL1への
通電を停止して、リレー接点ryをオフさせると共に、
入力端子P1に入力された調光信号S1に応じてフォト
トライアックPTRCの導通期間を制御し、可変抵抗V
Rで設定された調光比で照明負荷Lを調光点灯させる。
【0018】その後時刻t3において消灯スイッチSW
3が操作されると、制御回路3は励磁コイルL1への通
電を停止して、リレー接点ryをオフさせると共に、ト
ライアックTRCをオフさせ、照明負荷Lへの電源供給
を遮断して、照明負荷Lを消灯させる。
【0019】ところで、全点灯時に照明負荷Lに供給さ
れる電力と、調光点灯時に照明負荷Lに供給される電力
との間には差があるので、照明負荷Lの点灯状態を全点
灯状態から調光点灯状態へ、又は、調光点灯状態から全
点灯状態へ移行させる際に、照明負荷Lの光出力が不連
続になって違和感を覚える可能性がある。そこで、照明
負荷Lの点灯状態を全点灯状態から調光点灯状態へ、又
は、調光点灯状態から全点灯状態へ移行させる際に、制
御回路3が、照明負荷Lの調光比を滑らかに変化させる
ようにトライアックTRCの導通角を徐々に変化させて
も良い。
【0020】図9(a)は照明負荷Lの点灯状態を全点
灯状態から調光点灯状態に移行させる場合のタイムチャ
ートを示しており、全点灯状態で点灯中の時刻t11に
おいて、調光点灯スイッチSW2が操作されると、制御
回路3はリレー接点ryをオフさせると共に、トライア
ックTRCのオン/オフを開始して、照明負荷Lを調光
点灯させる。ここで、制御回路3は、調光点灯状態に切
り換わった時点ではトライアックTRCの導通角を最大
にして、照明負荷Lの調光比を最も高くし、その後トラ
イアックTRCの導通角を徐々に低下させて、照明負荷
Lの調光比を可変抵抗VRにより設定された調光比まで
変化させているので、照明負荷Lの調光比を滑らかに変
化させることができ、使用者に違和感を与えることがな
い。
【0021】また、図9(b)は照明負荷Lの点灯状態
を調光点灯状態から全点灯状態に移行させる場合のタイ
ムチャートを示しており、調光点灯状態で点灯中の時刻
t12において、全点灯スイッチSW1が操作される
と、制御回路3はトライアックTRCの導通角を徐々に
大きくし、導通角が最大となった時刻t13においてリ
レー接点ryをオンさせると共に、トライアックTRC
をオフさせ、照明負荷Lを全点灯状態で点灯させる。こ
こで、制御回路3は、全点灯スイッチSW1が押された
時点ですぐに全点灯状態に移行させず、トライアックT
RCの導通角を徐々に大きくして、照明負荷Lの調光比
を可変抵抗VRにより設定された調光比から調光範囲の
内で最も高い調光比まで変化させた後に、全点灯状態に
移行させているので、照明負荷Lの調光比を滑らかに変
化させることができ、使用者に違和感を与えることがな
い。
【0022】次に本実施形態の調光器1の構造を図2乃
至図7を参照して説明する。この調光器1は、合成樹脂
製のボディ11及びカバー12からなる器体10と、既
製の埋込型の配線器具(例えば、日本工業規格(JI
S)で規定された大角形連用配線器具(JIS C83
04参照))を埋込配設するために用いられる取付枠
(例えば、大角形金属製取付枠(JIS C8375参
照))と同一の外観を呈する取付枠50とを一体に組み
合わせた構造になっており、カバー12の前面に化粧カ
バー13を被着して構成される。
【0023】取付枠50は金属製であって、後述するボ
ディ11の開口部を露出させる開口51を中央部に有
し、両端部には壁面に埋設された埋込ボックスに取付枠
50を取り付けるためのボックスねじを挿通する長孔5
3と、取付枠50を壁面等の造営面に直付けするための
ねじが挿通されるねじ挿通孔54と、造営面を形成する
壁パネル等に取り付ける際に使用するはさみ金具(図示
せず)を係止するはさみ金具係止孔55と、図示しない
プレート枠を取り付けるためのプレート枠固定ねじが螺
合するねじ孔56とが設けてある。
【0024】器体10はボディ11とカバー12との間
に取付枠50を挟持した状態で組み合わされ、ボディ1
1及びカバー12に夫々形成された挿通孔15,16と
取付枠50に形成された貫通孔57とにかしめ鋲14を
挿通して、かしめ鋲14をかしめることにより、ボディ
11とカバー12とが結合される。
【0025】ボディ11は一面が開口する箱状に形成さ
れ、隔壁17によってボディ11の内部が回路部品収納
部18と端子収納部19とに仕切られており、さらに端
子収納部19の両側には速結端子構造の端子部20,2
0がそれぞれ収納される端子収納凹所19a,19bが
設けられている。これらの端子部20,20は、上述の
端子Ta,Tbや送り配線用の端子を構成するもので、
各端子部20は、それぞれ、一対の端子板21,21
と、各端子板21,21との間で電線の芯線を挟持する
一対の鎖錠ばね22,22と、一対の鎖錠ばね22,2
2を解除方向に撓ませることにより電線の接続状態を解
除する解除釦23とで構成される。
【0026】鎖錠ばね22の鎖錠片22b及び接触片2
2cは、弾性を有する導電性の帯板の両端部を曲成して
中央片22aの両端部に形成される。一方、端子板21
は導電材料の板金を曲成することにより、中央片21a
と、中央片21aの両側縁から中央片21aと略直交す
る方向に突出する側片21b,21cとが連続一体に形
成され、一方の側片21cの先端部は内側に折曲されて
おり、中央片21aと両側片21b,21cとで囲まれ
る部位に鎖錠ばね22が配置される。すなわち、鎖錠ば
ね22の中央片22aは端子板21の側片21bに当接
し、鎖錠片22bは中央片22aとの連結部位から先端
縁に向かって端子板21の側片21cに近付く向きに傾
斜し、鎖錠ばね22の接触片22cは略S字状に曲成さ
れており、鎖錠ばね22に設けた鎖錠片22b及び接触
片22cが端子板21の側片21cに対向する。
【0027】ここで、各端子収納凹所19a,19bの
底面には一対の鎖錠ばね22に対応して電線挿入孔24
が2個づつ形成されており、端子部20に電線を接続す
る際には、電線挿入孔24から電線の電線の被覆が剥か
れた芯線(図示せず)を挿入すると、鎖錠ばね22の鎖
錠片22b及び接触片22cと端子板21との間に芯線
の導体が挟持され、鎖錠片22bの先端縁が芯線の導体
に食い込むことによって、芯線の脱落が防止されるよう
になっている。したがって、電線挿入孔24に電線の芯
線を挿入するだけで、芯線が保持されると共に、端子板
21への電気的接続が為されるのである。一方、端子部
20に接続された電線を外す際は、解除釦23に対応し
て各端子収納凹所19a,19bの底面に形成された治
具挿入孔25,25から例えばマイナスドライバのよう
な治具の先端を挿入して、解除釦23を押し動かすこと
により、解除釦23が鎖錠ばね22の鎖錠片22bを押
圧し、鎖錠片22bを端子板21の側片21cから離れ
る方向に撓ませるので、鎖錠片22bが芯線の導体から
離れ、電線の芯線を容易に引き抜くことができる。
【0028】このように、端子Ta,Tbや送り配線用
の端子は速結端子構造の端子部20から構成されている
ので、端子板21と鎖錠ばね22との間に電線の芯線を
差し込むだけで、電線の芯線を電気的に接続することが
でき、且つ、解除釦23を用いて鎖錠ばね22を解除方
向に撓ませることによって、端子板21と鎖錠ばね22
との間に挟持された電線の芯線を取り外すことができる
ので、電線の接続作業及び取り外し作業の手間を少なく
でき、且つ、端子板21と鎖錠ばね22との間に電線の
芯線を差し込むだけで良いので、ねじ端子などを用いて
電線を接続する場合のように、ねじの締め忘れや締付不
足などの人為的なミスによる結線不良が発生するのを防
止できる。
【0029】また、ボディ11の開口部には、上述した
図1の回路を構成する回路部品(電源回路2や制御回路
3を構成する回路部品や可変抵抗VRやリレーRYやト
ライアックTRCなど)の実装されたプリント基板30
が取付ねじ29を用いてねじ止めされている。各端子収
納凹所19a,19bの開口に臨むプリント基板30裏
面の部位には、各端子収納凹所19a,19bに配置さ
れる一対の端子板21の内、図5中上側に配置された端
子板21の一端部が半田付けしてあり、プリント基板3
0をボディ11の開口部に載置すると、予め端子収納凹
所19a,19bに収納しておいた鎖錠ばね22を内包
するように、端子板21が端子収納凹所19a,19b
に垂下配置される。ここで、端子板21の一端部からプ
リント基板30側に突出してある突片21dがプリント
基板30の孔に裏面側から挿入され、プリント基板30
に半田付けされる片である。また各端子収納凹所19
a,19bに配置される一対の端子板21の内、図5中
下側に配置された端子板21の一端部には、図7に示す
ように二股の電線接続部21eが形成されており、この
電線接続部21eにリード線34の芯線を挿入して半田
付けしてあり、図5中下側に配置された端子板21はリ
ード線34を介してプリント基板30に電気的に接続さ
れる。
【0030】ところで、プリント基板30に実装された
回路部品の内、発熱部品であるトライアックTRCのみ
は図6(a)(b)に示すように放熱板26に取付ねじ
27やナット28などを用いて取り付けてあり、放熱板
26に熱的に結合されている。放熱板26はアルミニウ
ムなどの熱伝導性の良好な金属板を曲成して形成され、
矩形板状の中央片26aの左右両側縁から側片26b,
26cが前面側に突出すると共に、中央片26aの上側
縁からトライアックTRCの取り付けられる取付片26
dが前面側に突出するような形状に形成されている。そ
して、放熱板26は、中央片26a、両側片26b,2
6c及び取付片26dを回路部品収納部18の内面と対
向させるようにしてボディ11内に配置される。また取
付片26dの先端縁からは取付枠50に当接する当接片
26eが外側に向かって突設されており、当接片26e
を取付枠50に接触させることによって、外気に直接接
触する取付枠50と放熱板26とが熱的に結合されるの
で、放熱板26の放熱効果が向上する。なお、当接片2
6eには、ボディ11及びカバー12に設けた挿通孔1
5,16に連通する一対の連通孔26fが穿設されてお
り、ボディ11とカバー12とをかしめ鋲14で結合す
ると、放熱板26は取付枠50と共にボディ11とカバ
ー12との間に挟持される。
【0031】一方、カバー12の開口部には、上述した
図1の回路を構成する回路部品(各スイッチSW1〜S
W3や発光ダイオードLD2など)の実装されたプリン
ト基板31が取付ねじ32を用いてねじ止めされてお
り、プリント基板30とプリント基板31との間はリー
ド線33を介して電気的に接続されている。尚、プリン
ト基板30に実装された可変抵抗VRと対向するプリン
ト基板31の部位には切欠き部31aが形成されてお
り、可変抵抗VRに被着されたスライド摘み36と干渉
するのを防止している。
【0032】ここで、プリント基板31に実装された全
点灯スイッチSW1、調光点灯スイッチSW2及び消灯
スイッチSW3に対向するカバー12の部位には開口が
設けられ、この開口には各スイッチSW1〜SW3を操
作するための押釦35が前後動自在に取り付けられてい
る。すなわち、この押釦35を押操作すれば押釦スイッ
チからなる全点灯スイッチSW1、調光点灯スイッチS
W2、消灯スイッチSW3をオンさせることができるも
のである。なお、押釦35は、押釦スイッチからなるス
イッチSW1〜SW3のばね力により、あるいは他の補
助的な手段により適宜カバー12の前面方向へ弾性付勢
されている。また、プリント基板30に実装された可変
抵抗VRにはスライド摘み36が被着されている。スラ
イド摘み36の背面には、可変抵抗VRの操作片39が
嵌入される嵌合凹所36aが形成され、前面には指先で
操作するための操作突起36cが突設されている。そし
て、スライド摘み36の操作突起36cやプリント基板
31に実装された発光ダイオードLD2はカバー12の
前面に形成された開口12aから露出している。なお、
スライド摘み36の前面には、カバー12に形成された
開口12aを塞ぐための鍔部36bが突設されている。
【0033】さらに、カバー12の前面には押釦35や
スライド摘み36や発光ダイオードLD2を露出させる
ための窓孔を有する化粧カバー13が取り付けられると
ともに、この化粧カバー13の前面には可撓性を有する
樹脂製のメンブレンシート37が貼着されている。各ス
イッチSW1〜SW3を操作するための押釦35に対応
するメンブレンシート37の部位には操作部37a〜3
7cが設けられ、この操作部37a〜37cを押圧する
と、メンブレンシート37が内側に撓んで押釦35が後
退するので、各スイッチSW1〜SW3を押し操作する
ことができる。また、スライド摘み36に対応するメン
ブレンシート37の部位にはスライド摘み36の操作突
起36cを露出させる開口37dが設けられており、化
粧カバー13の前面側からスライド摘み36をスライド
操作することができる。また、発光ダイオードLD2に
対応するメンブレンシート37の部位には光が透過する
ように透明部位からなる透光窓37eを設けてあり、こ
の透光窓37eを通して発光ダイオードLD2の光が外
部より視認できるようになっている。
【0034】ところで、この種の調光器1は照明負荷L
の明るさを暗く絞った状態で使用される場合があるが、
暗い場所では可変抵抗VRのスライド摘み36の位置が
分かりづらいため、明るさの調整作業がやりにくいとい
う問題がある。そこで、図10及び図11(a)(b)
に示すように、可変抵抗VRの操作片39の先端部に例
えば発光ダイオードからなる発光部(位置表示灯)38
を設けると共に、可変抵抗VRの操作片39に被着され
るスライド摘み36に発光部38の光を通過させる導光
孔36dを形成しても良く、発光部38の光はスライド
摘み36の導光孔36dを介して前面側に照射されるの
で、暗い場所でもスライド摘み36の位置が容易に分か
り、明るさの調整作業を容易に行える。
【0035】尚、調光器1の構成は上記の構成に限定さ
れるものではなく、調光点灯時にはトライアックなどの
半導体開閉素子でスイッチングすることにより、照明負
荷に供給する電力を制御すると共に、全点灯時にはリレ
ー接点を介して照明負荷に電力を供給するものであれ
ば、どのような構成のものでも良い。
【0036】(実施形態2)本発明の実施形態2を図1
2及び図13を参照して説明する。尚、実施形態1の調
光器1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その
説明を省略する。
【0037】実施形態1の調光器1では、トライアック
TRCのT2端子とゲートとの間にフォトトライアック
PTRCを接続し、制御回路3がフォトトライアックP
TRCの導通期間を制御することにより、トライアック
TRCの導通角を制御していたが、本実施形態の調光器
1では、端子Ta,Tb間にトライアックTRCとリレ
ー接点ryの並列回路を接続すると共に、端子Ta,T
b間に回転式のボリュームよりなる可変抵抗VR’とコ
ンデンサC1との直列回路を接続し、トライアックTR
CのゲートGをダイアックDIACを介して可変抵抗V
R’及びコンデンサC1の接続点に接続している。また
本実施形態では、端子Ta,Tb間に直流入力端間が接
続され、商用電源ACの交流電圧を整流するダイオード
ブリッジよりなる整流器DBと、整流器DBの整流出力
を平滑して一定(例えば9V)の電圧Vaを生成する第
1の電源回路2aと、電圧Vaを降圧して一定(例えば
4.5V)の電圧Vbを生成する第2の電源回路2bと
で電源回路2を構成している。
【0038】この調光器1では、可変抵抗VR’を介し
てコンデンサC1が充電され、コンデンサC1がダイア
ックDIACのブレークオーバ電圧に達すると、トライ
アックTRCがトリガされて導通し、トライアックTR
Cは一旦オンになると、次に商用電源ACの電圧波形が
ゼロクロス点に達するまでオン状態を維持する。すなわ
ち、トライアックTRCは商用電源ACの電圧波形の半
サイクル毎にトリガされ、次に商用電源ACの電圧波形
がゼロクロス点に達するまでオン状態を保つので、可変
抵抗VR’の回転摘み(操作摘み)36’を操作して抵
抗値を調整し、コンデンサC1の両端電圧がダイアック
DIACのトリガ電圧に達するまでの時間を調整するこ
とにより、トライアックTRCの導通角を制御して、照
明負荷Lを調光点灯させている。
【0039】また、本実施形態では多箇所から照明負荷
Lの調光比を切り替えれるように、例えば壁面の別の場
所に配設された子器60を電線60を介して調光器1に
接続している。子器60は切換スイッチ61を有してお
り、切換スイッチ61の接点状態に応じて正転、逆転、
停止の何れかの状態に制御される操作摘み駆動部として
のモータMを調光器1に設け、モータMにより可変抵抗
VR’の回転摘み36’を回転させ、調光比を変化させ
ている。すなわち、モータMの一端を第2の電源回路2
bの出力端に接続し、モータMの他端を切換スイッチ6
1の共通端子61aに接続すると共に、切換スイッチ6
1の一方の切換端子61bを第1及び第2の電源回路2
a,2bのグランドラインに接続し、他方の切換端子6
1cを第1の電源回路2aの出力端に接続している。
【0040】ここで、切換スイッチ61を操作して、調
光比を高くする側(“UP”の位置)の切換端子61b
に接点を切り換えると、モータMの両端間には電圧Vb
(=4.5V)が印加され、モータMが正転して、可変
抵抗VR’の回転摘み36’を導通角が大きくなる側に
回転させる。この時、回転摘み36’の回転に応じて可
変抵抗VR’の抵抗値が変化し、トライアックTRCが
トリガされる位相が徐々に早まるので、照明負荷Lの調
光比が徐々に高くなる。また、切換スイッチ61を操作
して、調光比を低くする側(“DOWN”の位置)の切
換端子61cに接点を切り換えると、モータMの両端間
には電圧(Vb−Va)(=−4.5V)が印加され、
モータMが逆転して、可変抵抗VR’の回転摘み36’
を導通角が小さくなる側に回転させる。この時、回転摘
み36’の回転に応じて可変抵抗VR’の抵抗値が変化
し、トライアックTRCがトリガされる位相が徐々に遅
くなるので、照明負荷Lの調光比が徐々に低下する。一
方、切換スイッチ61を操作して、接点を中立位置
(“切”の位置)に切り換えると、モータMの両端間に
は電圧が印加されず、モータMは停止するので、可変抵
抗VR’の回転摘み36’の操作位置は変化せず、照明
負荷Lの調光比も変化しない。
【0041】このように、子器60の切換スイッチ61
を操作して、調光器1のモータMを正転、逆転、停止さ
せることにより、可変抵抗VR’の回転摘み36’が回
転し、回転摘み36’の回転に応じて可変抵抗VR’の
抵抗値が変化するので、調光器1とは異なる場所に配設
された子器60を用いて多箇所から照明負荷Lの調光比
を制御することができ、且つ、回転摘み36’はモータ
Mによって照明負荷Lの調光比に対応した位置まで駆動
されるので、回転摘み36’の操作位置から現在の調光
比の設定を容易に判別できる。尚、調光器1の回転摘み
36’を直接操作して、調光比を変化させても良いこと
は、勿論のことである。また、本実施形態では可変抵抗
VR’として回転式のボリュームを用い、モータMを用
いて可変抵抗VR’の回転摘み36’を回転させている
が、可変抵抗VR’としてスライド式のボリュームを用
い、モータMの回転運動を直線運動に変換して、スライ
ド式のボリュームの操作摘みを移動させるようにしても
良いことは言うまでもない。
【0042】(実施形態3)本発明の実施形態3を図1
4及び図15を参照して説明する。実施形態2の調光器
1では、電線62を介して調光器1に接続された子器6
0により可変抵抗VR’の回転摘み36’を駆動し、照
明負荷Lの調光比を変化させているが、本実施形態の調
光器1では、例えば赤外線のようなワイヤレス信号で調
光信号を送信するワイヤレス送信器70を用いて可変抵
抗VR’の回転摘み36’を駆動し、照明負荷Lの調光
比を変化させている。尚、調光器1の基本的な構成は実
施形態2と同様であるので同一の構成要素には同一の符
号を付して、その説明を省略する。
【0043】本実施形態では、ワイヤレス送信器70か
らワイヤレス信号で送信された調光信号を受信するワイ
ヤレス信号受信回路(ワイヤレス信号受信部)41と、
ワイヤレス信号受信回路41が調光信号を受信すると、
受信した調光信号に対応する操作位置まで回転摘み3
6’を移動させる操作摘み駆動部としてのモータMとを
調光器1に設けている。そして、モータMの一端を第2
の電源回路2bの出力端に接続し、モータMの他端をフ
ォトトランジスタPT1のコレクタ及びフォトトランジ
スタPT2のエミッタに接続している。またフォトトラ
ンジスタPT1のエミッタを第1及び第2の電源回路2
a,2bのグランドラインに接続すると共に、フォトト
ランジスタPT2のコレクタを第1の電源回路2aの出
力端に接続している。ここで、フォトトランジスタPT
1,PT2はそれぞれ発光ダイオードLD3,LD4に
光結合されており、発光ダイオードLD3,LD4と共
にフォトカプラ39,40を構成している。
【0044】ワイヤレス送信器70には、調光比を高く
するUPボタン71や、調光比を低くするDOWNボタ
ン72などのスイッチが設けられており、UPボタン7
1を操作すると、ワイヤレス送信器70から調光比を高
くする調光信号が送信される。ワイヤレス信号受信回路
41では、ワイヤレス送信器70から調光比を高くする
調光信号を受信すると、調光信号を受信している間だけ
発光ダイオードLD3に電流を流す。この時、フォトト
ランジスタPT1が導通し、モータMの両端間に電圧V
b(=4.5V)が印加され、モータMが正転して、可
変抵抗VR’の回転摘み36’を導通角が大きくなる側
に回転させており、回転摘み36’の回転に応じて可変
抵抗VR’の抵抗値が変化し、トライアックTRCのト
リガされる位相が徐々に早まるので、照明負荷Lの調光
比が徐々に高くなる。
【0045】一方、ワイヤレス送信器70のDOWNボ
タン72を操作すると、ワイヤレス送信器70から調光
比を低くする調光信号が送信される。ワイヤレス信号受
信回路41では、ワイヤレス送信器70から調光比を低
くする調光信号を受信すると、調光信号を受信している
間だけ発光ダイオードLD4に電流を流す。この時、フ
ォトトランジスタPT2が導通し、モータMの両端間に
電圧(Vb−Va)(=−4.5V)が印加され、モー
タMが逆転して、可変抵抗VR’の回転摘み36’を導
通角が小さくなる側に回転させており、回転摘み36’
の回転に応じて可変抵抗VR’の抵抗値が変化し、トラ
イアックTRCのトリガされる位相が徐々に早まるの
で、照明負荷Lの調光比が徐々に高くなる。
【0046】このように、ワイヤレス送信器70のUP
ボタン71,DOWNボタン72を操作して、調光器1
のモータMを正転又は逆転させることにより、可変抵抗
VR’の回転摘み36’が回転し、回転摘み36’の回
転に応じて可変抵抗VR’の抵抗値が変化するので、ワ
イヤレス送信器70を用いて照明負荷Lの調光比を遠隔
から制御することができ、且つ、回転摘み36’はモー
タMによって照明負荷Lの調光比に対応した位置まで駆
動されるので、回転摘み36’の操作位置から現在の調
光比の設定を容易に判別できる。尚、調光器1の回転摘
み36’を直接操作して、調光比を変化させても良いこ
とは、勿論のことである。また、本実施形態では可変抵
抗VR’として回転式のボリュームを用い、モータMを
用いて可変抵抗VR’の回転摘み36’を回転させてい
るが、可変抵抗VR’としてスライド式のボリュームを
用い、モータMの回転運動を直線運動に変換して、スラ
イド式のボリュームの操作摘みを移動させるようにして
も良いことは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、交流
電源及び照明負荷の直列回路の両端間に接続された半導
体開閉素子と、前記半導体開閉素子に並列接続されたリ
レー接点と、照明負荷の調光比を設定する調光比設定部
と、調光比設定部の設定に応じて半導体開閉素子の導通
角を制御し照明負荷を調光点灯させる調光制御部と、調
光点灯時にはリレー接点をオフさせると共に、全点灯時
にリレー接点をオンさせるリレー制御部とを備えて成る
ことを特徴とし、調光制御部では調光比設定部の設定に
応じて半導体開閉素子の導通角を制御することにより、
照明負荷に供給する電力を制御して、調光点灯させるこ
とができ、且つ、全点灯時にはリレー制御部が半導体開
閉素子に並列接続されたリレー接点をオンさせ、リレー
接点を介して照明負荷に電力を供給しているので、半導
体開閉素子に全点灯時の大きな電流が流れることはな
く、半導体開閉素子の温度上昇を低減できる。したがっ
て、半導体開閉素子に定格電流値の小さい小型の素子を
用いることができるから、調光器全体の小型化が図れる
という効果がある。
【0048】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、調光制御部は、全点灯状態と調光点灯状態との間で
調光比が滑らかに変化するように半導体開閉素子の導通
角を制御することを特徴とし、全点灯状態と調光点灯状
態との切換時に照明負荷の調光比を滑らかに変化させて
いるので、使用者に違和感を与えることがないという効
果がある。
【0049】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘みを有
し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値を変化
させており、前記操作摘みに位置表示灯を設けたことを
特徴とし、暗い場所でも位置表示灯により操作摘みの位
置を容易に見つけることができ、操作性が向上するとい
う効果がある。
【0050】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘みを有
し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値を変化
させており、外部から信号線を介して入力される信号に
応じて所望の操作位置まで操作摘みを移動させる操作摘
み駆動部を設けたことを特徴とし、操作摘み駆動部は外
部からの信号に応じて操作摘みを所望の操作位置まで移
動させているので、調光比設定部の設定を外部から変化
させ、照明負荷の調光比を制御することができ、且つ、
操作摘みの操作位置から現在の調光比の設定を容易に判
別できるという効果がある。
【0051】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘みを有
し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値を変化
させており、外部からワイヤレス信号で送信された調光
信号を受信するワイヤレス信号受信部と、前記調光信号
に対応する操作位置まで操作摘みを移動させる操作摘み
駆動部とを設けたことを特徴とし、操作摘み駆動部は、
ワイヤレス信号受信部の受信した調光信号に応じて、操
作摘みを調光信号に対応する操作位置まで移動させてい
るので、調光比設定部の設定を遠隔から変化させ、照明
負荷の調光比を制御することができ、且つ、操作摘みの
操作位置から現在の調光比の設定を容易に判別できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の調光器のブロック回路図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)はD−
D’線断面図である。
【図3】同上の裏面図である。
【図4】同上に用いるボディを示し、(a)は要部拡大
図、(b)はE−E’線断面図である。
【図5】同上のボディとカバーとを結合する前の状態を
示す図である。
【図6】同上に用いる放熱板ブロックを示し、(a)は
トライアックを取り付けた状態の説明図、(b)はトラ
イアックを取り付ける前の状態の説明図である。
【図7】同上に用いる端子板とリード線の接続状態を示
す要部拡大図である。
【図8】同上の動作を説明するタイムチャートである。
【図9】(a)(b)は同上の別の動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図10】同上に用いる操作摘みの取付状態を示す図で
ある。
【図11】同上に用いる操作摘みを示し、(a)は正面
図、(b)は側断面図である。
【図12】実施形態2の調光器のブロック回路図であ
る。
【図13】同上の使用状態を説明する説明図である。
【図14】実施形態3の調光器のブロック回路図であ
る。
【図15】同上の使用状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 調光器 3 制御回路 AC 商用電源 L 照明負荷 L1 励磁コイル ry リレー接点 RY リレー SW1 全点灯スイッチ Ta,Tb 端子 TRC トライアック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源及び照明負荷の直列回路の両端間
    に接続された半導体開閉素子と、前記半導体開閉素子に
    並列接続されたリレー接点と、照明負荷の調光比を設定
    する調光比設定部と、調光比設定部の設定に応じて半導
    体開閉素子の導通角を制御し照明負荷を調光点灯させる
    調光制御部と、調光点灯時にはリレー接点をオフさせる
    と共に、全点灯時にリレー接点をオンさせるリレー制御
    部とを備えて成ることを特徴とする調光器。
  2. 【請求項2】調光制御部は、全点灯状態と調光点灯状態
    との間で調光比が滑らかに変化するように半導体開閉素
    子の導通角を制御することを特徴とする請求項1記載の
    調光器。
  3. 【請求項3】前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘
    みを有し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値
    を変化させており、前記操作摘みに位置表示灯を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の調光器。
  4. 【請求項4】前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘
    みを有し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値
    を変化させており、外部から信号線を介して入力される
    信号に応じて所望の操作位置まで操作摘みを移動させる
    操作摘み駆動部を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の調光器。
  5. 【請求項5】前記調光比設定部は調光比設定用の操作摘
    みを有し、操作摘みの操作位置に応じて調光比の設定値
    を変化させており、外部からワイヤレス信号で送信され
    た調光信号を受信するワイヤレス信号受信部と、前記調
    光信号に対応する操作位置まで操作摘みを移動させる操
    作摘み駆動部とを設けたことを特徴とする請求項1記載
    の調光器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100419932C (zh) * 2004-07-16 2008-09-17 松下电工株式会社 开关

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100419932C (zh) * 2004-07-16 2008-09-17 松下电工株式会社 开关

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