JPH0945004A - Cd−rドライブ装置 - Google Patents

Cd−rドライブ装置

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Publication number
JPH0945004A
JPH0945004A JP18924395A JP18924395A JPH0945004A JP H0945004 A JPH0945004 A JP H0945004A JP 18924395 A JP18924395 A JP 18924395A JP 18924395 A JP18924395 A JP 18924395A JP H0945004 A JPH0945004 A JP H0945004A
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JP
Japan
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disc
pma
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track
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Application number
JP18924395A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Ito
伸彦 伊藤
Mikiyoshi Suzuki
幹芳 鈴木
Masaaki Nakagawa
雅章 中川
Hirokuni Hashimoto
裕邦 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD−Rドライブ装置の使用環境や使用者自
身の都合に応じた最も最適なPMA書き込み処理を行な
えるようにする。 【解決手段】 ドライブコントローラ7は、外部インタ
フェース10を介して入力されるホストコンピュータか
らの外部命令に基づいて、ホストコンピュータからトラ
ック予約命令を受信したとき、CD−Rディスク1に対
して予約されたトラックのスタート時間及びストップ時
間のアドレス情報を即時にCD−Rディスク1のPMA
に書き込むか、CD−Rディスク1に対して予約された
トラックのスタート時間及びストップ時間のアドレス情
報をメモリ8に記憶し、ディスク排出時にその記憶して
いるアドレス情報をCD−Rディスク1のPMAに書き
込むかのどちらの書き込み方法を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD−Rディス
クのプログラム領域に対するデータの記録及び再生を行
なうCD−Rドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−Rドライブ装置は、挿入されたC
D−Rディスクに対してトラック予約を行なう場合、少
なくともCD−Rディスクがドライブから排出された時
点では、予約されたトラックのスタート時間及びストッ
プ時間等のアドレス情報を含むトラック情報がCD−R
ディスク上の拡大記録領域(「PMA」と略称する)に
書き込まれていなければならない規定がある。
【0003】さらに、CD−RディスクのPMAにトラ
ック情報を書き込む場合には、予め決められた規則が有
った。例えば、PMA書き込みの際、連続する5ブロッ
クに繰り返し同じ値を書き込み、且つ、連続する10ブ
ロックを一時に書き込む必要が有る。
【0004】そこで、従来のCD−Rドライブ装置で
は、一般的に2種類のPMA書き込み方法を採用してい
た。1つはトラック予約命令を受けたら、即時にCD−
RディスクのPMAに対してトラック情報の書き込みを
行なう「トラック予約時即時PMA書込方法」(例え
ば、特開平2−301073号公報参照)である。
【0005】もう1つは、トラック予約命令を受けて
も、CD−RディスクのPMAに書き込むべきトラック
情報をすぐには書き込まずにドライブ内部に記憶してお
き、CD−Rディスクが排出される直前にまとめて書き
込む「ディスク排出直前PMA書込方法」である。
【0006】「トラック予約時即時PMA書込方法」で
は、トラック予約を受けると、例えば、PMAの先頭の
10ブロックにディスクアイデンティフィケーションを
記録し、その後に1トラック情報を10ブロックずつ記
録する。したがって、1回のトラック予約に対して1回
のPMA書き込みが生じるので、そのトラック情報につ
いてPMAの10ブロックを用いて一度にPMA書き込
みを行なうことになる。
【0007】「ディスク排出直前PMA書込方法」で
は、例えば、トラック予約を受け取ったときには、その
ときのトラック情報をドライブ内の揮発性メモリに記憶
し、ディスク排出時に、その記憶されているトラック情
報をそれぞれ5ブロックずつ、1度に10ブロックずつ
まとめて全てのトラック情報を記録する。したがって、
PMAには1回のトラック予約に対して5ブロックに同
じトラック情報が記録されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CD−Rドライブ装置は、「トラック予約時即時PMA
書込方法」によってPMA書き込みを行なった場合、1
トラック予約に対してPMAの10ブロックを使用する
ので、PMAの領域を浪費してしまうという問題があっ
た。
【0009】また、「ディスク排出直前PMA書込方
法」によってPMA書き込みを行なった場合、1トラッ
ク予約に対してPMAの5ブロックを使用すれば済むの
で、「トラック予約時即時PMA書込方法」を実行した
場合よりもPMAの領域を浪費しなくて済む。
【0010】しかし、ディスク排出直前にまとめてPM
A書き込みを行なうので、PMAが書き込まれる前にド
ライブ電源が遮断されてしまうと、ドライブ内の揮発性
メモリに記憶されていたトラック情報が消去されてしま
う。
【0011】そのため、PMA書き込みを行なえなくな
り、CD−Rディスクにデータの実体は記録されている
が、そのアドレス情報等のトラック情報が記録されてい
ないので、ディスク上の記録が論理的に矛盾したものに
なったまま修復不能となり、使用不可能となってしまう
恐れが有るという問題が有った。
【0012】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、使用者がCD−Rドライブ装置の使用環境や使
用者自身の都合に応じた最も最適なPMA書き込み処理
を行なえるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、CD−Rディスクに対するデータの記録
及び再生を行なうデータ記録/再生手段を備えたCD−
Rドライブ装置において、トラック予約命令を受信した
とき、上記CD−Rディスクに対して予約されたトラッ
クのスタート時間及びストップ時間のアドレス情報を即
時に上記CD−Rディスクの拡大記録領域に書き込む即
時書込手段と、上記CD−Rディスクに対して予約され
たトラックのスタート時間及びストップ時間のアドレス
情報を記憶し、ディスク排出時にその記憶しているアド
レス情報を上記CD−Rディスクの拡大記録領域に書き
込む排出時書込手段と、外部インタフェースを介して入
力される外部命令に基づいて上記即時書込手段と排出時
書込手段のどちらかを選択する手段を設けたものであ
る。
【0014】また、上記データ記録/再生手段を備えた
CD−Rドライブ装置において、トラック予約命令を受
信したとき、上記CD−Rディスクに対して予約された
トラックのスタート時間及びストップ時間のアドレス情
報を即時に上記CD−Rディスクの拡大記録領域に書き
込む即時書込手段と、上記CD−Rディスクに対して予
約されたトラックのスタート時間及びストップ時間のア
ドレス情報を記憶し、ディスク排出時にその記憶してい
るアドレス情報を上記CD−Rディスクの拡大記録領域
に書き込む排出時書込手段と、上記即時書込手段と排出
時書込手段のどちらかをスイッチにより選択する手段を
設けるとよい。
【0015】さらに、上記データ記録/再生手段を備え
たCD−Rドライブ装置において、トラック予約命令を
受信したとき、上記CD−Rディスクに対して予約され
た複数のトラックのスタート時間及びストップ時間のア
ドレス情報が上記CD−Rディスクの拡大記録領域を無
駄にしないで書き込めるデータ量になるまで記憶してお
き、そのデータ量に達したときにそのデータ量のアドレ
ス情報を上記CD−Rディスクの拡大記録領域に書き込
む蓄積書込手段を設けるとよい。
【0016】また、上記データ記録/再生手段を備えた
CD−Rドライブ装置において、トラック予約命令を受
信したとき、上記CD−Rディスクに対して予約された
トラックのスタート時間及びストップ時間のアドレス情
報を即時に上記CD−Rディスクの拡大記録領域に書き
込む即時書込手段と、トラック予約命令を受けたとき、
上記CD−Rディスクに対して予約された複数のトラッ
クのスタート時間及びストップ時間のアドレス情報が上
記CD−Rディスクの拡大記録領域を無駄にしないで書
き込めるデータ量になるまで記憶しておき、そのデータ
量に達したときにそのデータ量のアドレス情報を上記C
D−Rディスクの拡大記録領域に書き込む蓄積書込手段
と、外部インタフェースを介して入力される外部命令に
基づいて上記即時書込手段と蓄積書込手段のどちらかを
選択する手段を設けるとよい。
【0017】さらに、上記データ記録/再生手段を備え
たCD−Rドライブ装置において、トラック予約命令を
受信したとき、上記CD−Rディスクに対して予約され
たトラックのスタート時間及びストップ時間のアドレス
情報を即時に上記CD−Rディスクの拡大記録領域に書
き込む即時書込手段と、トラック予約命令を受けたと
き、上記CD−Rディスクに対して予約された複数のト
ラックのスタート時間及びストップ時間のアドレス情報
が上記CD−Rディスクの拡大記録領域を無駄にしない
で書き込めるデータ量になるまで記憶しておき、そのデ
ータ量に達したときにそのデータ量のアドレス情報を上
記CD−Rディスクの拡大記録領域に書き込む蓄積書込
手段と、上記即時書込手段と蓄積書込手段のどちらかを
スイッチにより選択する手段を設けるとよい。
【0018】そして、上記拡大記録領域に書き込むアド
レス情報が記憶されていることを示す情報を表示する手
段を設けるとなおよい。
【0019】この発明によるCD−Rドライブ装置は、
ホストコンピュータからの命令によりCD−Rディスク
の拡大記録領域(PMA)に対して、トラックのアドレ
ス情報を即時に書き込む即時書込方法と、CD−Rディ
スク排出時にまとめてトラックのアドレス情報を書き込
む排出時書込方法のどちらかを自由に選択して実行する
ことができるので、使用者はCD−Rドライブ装置の使
用環境や使用者自身の都合に応じて、CD−Rディスク
が途中で排出されてトラックのアドレス情報が記録され
ずに使用できなくなる危険性がない即時書込方法とPM
Aの領域を浪費しない排出時書込方法のどちらかを選択
して実行させることができる。
【0020】また、上記即時書込方法と排出時書込方法
をスイッチによる操作で選択するようにすれば、ホスト
コンピュータからの命令を受け取る外部インタフェース
を持たなくても、使用者はCD−Rドライブ装置の使用
環境や使用者自身の都合に応じて、CD−Rディスクが
途中で排出されてトラックのアドレス情報が記録されず
に使用できなくなる危険性がない即時書込方法とPMA
の領域を浪費しない排出時書込方法のどちらかを選択し
て実行させることができる。
【0021】さらに、ホストコンピュータからの命令に
よりCD−Rディスクの拡大記録領域(PMA)に対し
て、トラックのアドレス情報をPMAを無駄にしないデ
ータ量まで蓄積してから書き込む蓄積書込方法を実施す
るようにすれば、PMAの領域を浪費せずにCD−Rデ
ィスクが途中で排出されてトラックのアドレス情報が記
録されずに使用できなくなる危険性がない書込方法を実
現できる。
【0022】また、ホストコンピュータからの命令によ
りCD−Rディスクの拡大記録領域(PMA)に対し
て、トラックのアドレス情報を即時に書き込む即時書込
方法と、トラックのアドレス情報をPMAを無駄にしな
いデータ量まで蓄積してから書き込む蓄積書込方法のど
ちらかを自由に選択して実行することができるので、使
用者はCD−Rドライブ装置の使用環境や使用者自身の
都合に応じて、ドライブ電源の遮断等の事故によってト
ラックのアドレス情報が記録されずに使用できなくなる
危険性がない即時書込方法とPMAの領域を浪費せずに
CD−Rディスクが途中で排出されてトラックのアドレ
ス情報が記録されずに使用できなくなる危険性がない蓄
積書込方法のどちらかを選択して実行させることができ
る。
【0023】さらに、上記即時書込方法と蓄積書込方法
をスイッチによる操作で選択するようにすれば、ホスト
コンピュータからの命令を受け取る外部インタフェース
を持たなくても、使用者はCD−Rドライブ装置の使用
環境や使用者自身の都合に応じて、ドライブ電源の遮断
等の事故によってトラックのアドレス情報が記録されず
に使用できなくなる危険性がない即時書込方法とPMA
の領域を浪費せずにCD−Rディスクが途中で排出され
てトラックのアドレス情報が記録されずに使用できなく
なる危険性がない蓄積書込方法のどちらかを選択して実
行させることができる。
【0024】そしてまた、CD−Rディスクの拡大記録
領域に書き込むアドレス情報が記憶されていることを示
す情報を表示するようにすれば、上記排出時書込方法あ
るいは蓄積書込方法が選択されており、CD−Rディス
クのPMAに書き込むべきアドレス情報がドライブ内に
記憶されていることを使用者に知らせることができるの
で、使用者がPMA書き込み前に誤ってドライブの電源
を切ってしまってPMAに書き込むべきアドレス情報が
失われないように注意を喚起することができ、使用者の
誤操作によってCD−Rディスクが使用できなくなるよ
うな事故を未然に防ぐことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態のCD−Rドライブ装置の概略構成を示す図で
ある。このCD−Rドライブ装置は、各種データを記録
する書き込み可能なディスク記録媒体であるCD−Rデ
ィスク1を回転させるモータ2と、そのモータ2の回転
数を制御する回転制御系3を備えている。
【0026】CD−Rディスク1は、データを書き込み
可能な光ディスクであり、その記録領域はデータを記録
するトラックが形成されており、そのトラックに対する
データの記録又は再生時に用いるトラック情報を記録す
る拡大記録領域(「PMA」と略称する)を有する。
【0027】また、CD−Rディスク1の記録面に半導
体レーザLを照射する光ピックアップ4と、光ピックア
ップ4をCD−Rディスク1の半径方向に移動させるア
クチュエータ制御系5と、光ピックアップ4からの信号
を検出する信号検出部6も備えている。
【0028】さらに、CPUを内蔵してこのCD−Rド
ライブ装置全体の制御を司ると共に、CD−Rディスク
1に対するデータの記録及び再生の処理、この発明に係
る2種類のPMA書き込み方法によるCD−Rディスク
1のPMAへのアドレス情報の書き込み制御処理を行な
うドライブコントローラ7と、ドライブコントローラ7
が各種の処理を行なうときに使用する記憶領域のRO
M,RAM等のメモリ8を備えている。
【0029】さらにまた、ドライブコントローラ7から
送られる指示によって光ピックアップ4の半導体レーザ
(レーザ光)Lの照射を制御するレーザ駆動回路9と、
このCD−Rドライブ装置を制御するホストシステムと
のインタフェースを司る外部インタフェース10を備え
ている。
【0030】このCD−Rドライブ装置は、CD−Rデ
ィスク1に各種のデータを記録する際は、ドライブコン
トローラ7の指示によって回転制御系3がモータ2を回
転駆動させてCD−Rディスク1を回転させながら、C
D−Rディスク1の拡大記録領域(PMA)に記録され
たトラック情報に基づいてアクチュエータ制御系5に指
示を送って光ピックアップ4を移動させ、レーザ駆動回
路9がドライブコントローラ7からの記録出力値でCD
−Rディスク1の記録面にレーザ光Lを照射して各種の
データを記録する。
【0031】また、CD−Rディスク1に記録されてい
るデータを再生する際は、ドライブコントローラ7から
の再生出力値でレーザ駆動回路9が光ピックアップ4か
らレーザ光Lを照射し、その反射光に応じた信号を信号
検出部6が検出してドライブコントローラ7へ送って各
種のデータを再生する。
【0032】すなわち、上記2〜9の各部は、CD−R
ディスク1に対するデータの記録及び再生を行なうデー
タ記録/再生手段の機能を果たす。また、上記ドライブ
コントローラ7は、トラック予約命令を受信したとき、
CD−Rディスク1に対して予約されたトラックのスタ
ート時間及びストップ時間のアドレス情報を即時にCD
−Rディスク1の拡大記録領域(PMA)に書き込む即
時書込手段と、CD−Rディスク1に対して予約された
トラックのスタート時間及びストップ時間のアドレス情
報をメモリ8に記憶し、ディスク排出時にそのメモリ8
に記憶しているアドレス情報をCD−Rディスク1の拡
大記録領域(PMA)に書き込む排出時書込手段と、外
部インタフェース10を介してホストコンピュータから
入力される外部命令に基づいて上記即時書込と排出時書
込のどちらかを選択する手段の各機能を果たす。
【0033】次に、このCD−Rドライブディスク装置
に用いるCD−Rディスク1の記録面のフォーマットに
ついて説明する。図2はマルチセッション方式のCD−
Rディスク1の半径方向のレイアウトを示す図である。
CD−Rディスク1の記録面は、PCA,拡大記録領域
(PMA),各セッション毎のリードイン領域とトラッ
クとリードアウト領域からなる。各セッションは、トラ
ックの前と後にそれぞれリードイン領域とリードアウト
領域を配している。
【0034】PCAは、CD−Rディスク1にデータを
書き込むときのパワー(記録出力値)を確認するための
領域であり、例えば、100回分のテストを行なう領域
を確保している。PMAは、セッションにまたがって、
ディスク全体のトラック情報を記録する領域である。ま
た、そのトラック情報をリードイン領域を書く時にTO
Cに記録する。
【0035】リードイン領域は、TOCとしてセッショ
ンのトラック情報を記録する領域である。リードアウト
領域は、セッションの終了を示す情報を記録する領域で
ある。すなわち、リードイン領域内にはTOCがあり、
そのセッション内のトラック情報がある。したがって、
CD−Rディスク1のTOCを読めばセッション情報が
分かる。
【0036】次に、さらに上記PMAについて説明す
る。PMAは、例えば、1000個のブロックからな
り、次の3種類のトラック情報を記録する領域である。 (1)トラックの番号,そのトラックのスタート時間及
びストップ時間 (2)(オプションで)ディスクアイデンティフィケー
ション (3)(再生時にトラック全体もしくは一部をスキップ
させるための)スキップ/アンスキップ情報
【0037】次に、このCD−Rドライブ装置のドライ
ブコントローラ7が実行する2種類のPMA書き込み方
法について説明する。まず、CD−RディスクのPMA
に上記のトラック情報を書き込む場合、連続する5ブロ
ックに繰り返し同じ値を書き込み、且つ、連続する10
ブロックを一時に書き込む必要が有る。
【0038】そこで、このCD−Rドライブ装置のドラ
イブコントローラ7は、2種類のPMA書き込み方法を
実行可能である。その2種類のPMA書込方法は、「ト
ラック予約時即時PMA書き込み方法(即時書込方
法)」と「ディスク排出直前PMA書き込み方法(排出
時書込方法)」である。
【0039】図3は、トラック予約時即時PMA書き込
み方法のPMA書き込みを行なったPMA領域のフォー
マットの一例を示す図である。即時書込方法では、ホス
トコンピュータからトラック予約命令を受けると、PM
Aに書き込むべきトラック情報を即時に書き込む。
【0040】つまり、PMAのブロック1〜10に、デ
ィスクアイデンティフィケーションを記録し、ブロック
11〜20にそれぞれトラック番号(1)のスタート時
間とストップ時間を記録し、ブロック21〜30にそれ
ぞれトラック番号(2)のスタート時間とストップ時間
を記録する。
【0041】したがって、1回のトラック予約に対して
1回のPMA書き込みが生じるので、そのトラック情報
についてPMAの10ブロックを用いて一度にPMA書
き込みを行なうことになる。
【0042】図4は、ディスク排出直前PMA書き込み
方法のPMA書き込みを行なったPMA領域のフォーマ
ットの一例を示す図である。排出時書込方法では、ホス
トコンピュータからトラック予約命令を受けてもPMA
に書き込むべきトラック情報をすぐには書き込まず、そ
のトラック情報をドライブ内部に記憶しておいて、ディ
スクが排出される直前に書き込む。
【0043】つまり、PMAのブロック1〜10に、デ
ィスクアイデンティフィケーションを記録し、ブロック
11〜15にそれぞれトラック番号(1)のスタート時
間とストップ時間を記録し、ブロック16〜20にそれ
ぞれトラック番号(2)のスタート時間とストップ時間
を記録する。そして、そのブロック11〜15とブロッ
ク16〜20への書き込みは一度に行なう。このように
すれば、PMAを浪費することはない。
【0044】次に、この実施形態のCD−Rドライブ装
置のPMA書き込みの処理について説明する。ホストコ
ンピュータが外部インタフェイス10を介してそのドラ
イブコントローラ7に2つの方法のどちらかを選ぶ指示
の命令を与える。ドライブコントローラ7は、ホストコ
ンピュータから受け取ったPMA書き込み方法の選択指
示の情報をメモリ8に記憶する。
【0045】そして、ドライブコントローラ7は、トラ
ック予約の命令を受けたとき、又はCD−Rディスク1
を排出する直前のとき、メモリ8に記憶された内容を確
認し、そのホストコンピュータからの選択指示命令の内
容に応じて、「トラック予約時即時PMA書き込み方法
(方法1)」と、「ディスク排出直前PMA書き込み方
法(方法2)」の2つのPMAの書き込み方法のどちら
か一方を選択して実行する。
【0046】「トラック予約時即時PMA書き込み方法
(方法1)」が選択されている場合、ドライブコントロ
ーラ7は、トラックの予約命令を受けたとき、CD−R
ディスク1のPMAに対して即時にアドレス情報の書き
込みを行なう。そして、CD−Rディスク1が排出され
る直前にはそのCD−Rディスク1のPMAにアドレス
情報の書き込みを行なわない。
【0047】一方、「ディスク排出直前PMA書き込み
方法(方法2)」が選択されている場合、ドライブコン
トローラ7は、トラック予約の命令を受けても、CD−
Rディスク1のPMAに書き込むべきアドレス情報をす
ぐには書き込まずにメモリ8に記憶しておく。その後、
CD−Rディスク1が排出される直前時、メモリ8に記
憶されているアドレス情報をそのCD−Rディスク1の
PMAに書き込む。
【0048】また、ドライブコントローラ7は、「ディ
スク排出直前PMA書き込み方法(方法2)」から「ト
ラック予約時即時PMA書き込み方法(方法1)」に選
択を切り替えた場合、すでにCD−Rディスク1のPM
Aに書き込むべきアドレス情報がドライブ内に記憶され
ているとき、そのアドレス情報をその時点でCD−Rデ
ィスク1のPMAに書き込む。
【0049】図5は、この実施形態のCD−Rドライブ
装置のドライブコントローラの制御処理を示すフローチ
ャートである。この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)1でホストコンピュータからPMA書き込み方法の
切り替え選択命令を受信したか否かを判断して、受信し
なければステップ2へ進み、受信すればステップ8へ進
む。
【0050】ステップ8では、切り替え選択命令がPM
A書き込み方法の方法1から方法2に切り替える指示
と、方法2から方法1に切り替える指示のどちらかを判
別し、方法1から方法2に切り替える指示ならステップ
9へ進んでPMA書き込み方法を方法1から方法2に変
更してステップ2へ進む。
【0051】また、ステップ8の判断で切り替え選択命
令がPMA書き込み方法を方法2から方法1に切り替え
る指示と判別したら、ステップ12へ進んでPMA書き
込み方法を方法2から方法1に変更して、ステップ13
へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報がメモリ内
に記憶されているか否かを判断して、記憶されていなけ
ればそのままステップ2へ進むが、記憶されていればス
テップ15へ進んでそのアドレス情報をPMA書き込み
し、ステップ2へ進む。
【0052】ステップ2では、ホストコンピュータから
トラック予約命令を受信したか否かを判断して、受信し
なければそのままステップ5へ進むが、受信すればステ
ップ3へ進んでPMA書き込み方法は方法1と方法2の
どちらが選択されているかを判別して、方法1ならステ
ップ4へ進んでアドレス情報のPMA書き込みを行なっ
てステップ5へ進み、方法2ならステップ10へ進んで
PMAに書き込むべきアドレス情報をメモリに記憶して
ステップ5へ進む。
【0053】その後、ステップ5では、ホストコンピュ
ータからディスク排出命令を受信したか否かを判断し
て、受信しなければ最初の処理に戻るが、受信したらス
テップ6へ進んでPMA書き込み方法は方法1と方法2
のどちらが選択されているかを判別し、方法1が選択さ
れていればそのままステップ7へ進んでディスクを排出
し、この処理を終了する。
【0054】また、ステップ6の判断でPMA書き込み
方法は方法2が選択されていると判別したら、ステップ
11へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報がメモ
リ内に記憶されているか否かを判断して、記憶されてい
なければそのままステップ7へ進んでディスクを排出し
てこの処理を終了するが、記憶されていればステップ1
4へ進んでそのアドレス情報をPMA書き込みし、ステ
ップ7へ進んでディスクを排出してこの処理を終了す
る。
【0055】このようにして、この実施形態のCD−R
ドライブ装置は、使用者はCD−Rドライブ装置の使用
環境や使用者自身の都合に応じて、CD−Rディスクが
途中で排出されてトラックのアドレス情報が記録されず
に使用できなくなる危険性がないトラック予約時即時P
MA書込方法と、PMAの領域を浪費しないディスク排
出直前PMA書込方法のどちらかを任意に選択して実行
させることができる。
【0056】次に、この発明の他の実施形態のCD−R
ドライブ装置について説明する。図6はこの発明の他の
実施形態のCD−Rドライブ装置の概略構成を示す図で
あり、図1と共通する部分には同一符号を付している。
【0057】このCD−Rドライブ装置は、「トラック
予約時即時PMA書き込み方法」と、「ディスク排出直
前PMA書き込み方法」の2つのPMAの書き込み方法
のどちらか一方を選択するスイッチ11を設けている。
そして、ドライブコントローラ7は、そのスイッチ11
の選択に基づいて「トラック予約時即時PMA書き込み
方法」と、「ディスク排出直前PMA書き込み方法」の
どちらかを実行する。
【0058】すなわち、上記スイッチ11は、即時書込
方法と排出時書込方法のどちらかを選択する手段に相当
する。また、上記ドライブコントローラ7は、スイッチ
11によって選択された即時書込方法又は排出時書込方
法を実行する手段の機能を果たす。
【0059】次に、この実施形態のCD−Rドライブ装
置のPMA書き込みの処理について説明する。スイッチ
11はドライブコントローラ7に対して2つの方法の内
のどちらかを指示する選択スイッチである。ドライブコ
ントローラ7は、スイッチ11によって選択されたPM
A書き込み方法によってPMA書き込みを実行する。
【0060】そして、ドライブコントローラ7は、トラ
ック予約の命令を受けたとき、又はCD−Rディスク1
が排出される直前のとき、スイッチ11によって選択さ
れた内容を確認し、その内容に応じて、「トラック予約
時即時PMA書き込み方法(方法1)」と、「ディスク
排出直前PMA書き込み方法(方法2)」の2つのPM
Aの書き込み方法のどちらか一方を選択して実行する。
【0061】「トラック予約時即時PMA書き込み方法
(方法1)」が選択されている場合、ドライブコントロ
ーラ7は、トラックの予約命令を受けたとき、CD−R
ディスク1のPMAに対して即時にアドレス情報の書き
込みを行なう。そして、CD−Rディスク1が排出され
る直前にはそのCD−Rディスク1のPMAにアドレス
情報の書き込みを行なわない。
【0062】一方、「ディスク排出直前PMA書き込み
方法(方法2)」が選択されている場合、ドライブコン
トローラ7は、トラック予約の命令を受けても、CD−
Rディスク1のPMAに書き込むべきアドレス情報をす
ぐには書き込まずにメモリ8に記憶しておく。その後、
CD−Rディスク1が排出される直前時、メモリ8に記
憶されているアドレス情報をそのCD−Rディスク1の
PMAに書き込む。
【0063】また、ドライブコントローラ7は、「ディ
スク排出直前PMA書き込み方法(方法2)」から「ト
ラック予約時即時PMA書き込み方法(方法1)」に選
択を切り替えた場合、すでにCD−Rディスク1のPM
Aに書き込むべきアドレス情報がドライブ内に記憶され
ているとき、そのアドレス情報をその時点でCD−Rデ
ィスク1のPMAに書き込む。
【0064】図7は、この実施形態のCD−Rドライブ
装置のドライブコントローラのPMA書き込みの制御処
理を示すフローチャートである。この処理は、ステップ
(図中「S」で示す)21でスイッチの状態を調べて、
ステップ22へ進んで設定されているPMA書き込み方
法とスイッチの状態に基づく選択された方法とが異なる
か否かを判断して、異ならなければステップ23へ進
み、異なればステップ29へ進む。
【0065】ステップ29ではスイッチによる選択内容
がPMA書き込み方法の方法1から方法2に切り替える
指示と、方法2から方法1に切り替える指示のどちらか
を判別し、方法1から方法2に切り替える指示ならステ
ップ30へ進んでPMA書き込み方法を方法1から方法
2に変更してステップ23へ進む。
【0066】また、ステップ29の判断でスイッチによ
る選択内容がPMA書き込み方法を方法2から方法1に
切り替える指示と判別したら、ステップ33へ進んでP
MA書き込み方法を方法2から方法1に変更して、ステ
ップ34へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報が
メモリ内に記憶されているか否かを判断して、記憶され
ていなければそのままステップ23へ進むが、記憶され
ていればステップ36へ進んでそのアドレス情報をPM
A書き込みし、ステップ23へ進む。
【0067】ステップ23では、ホストコンピュータか
らトラック予約命令を受信したか否かを判断して、受信
しなければそのままステップ26へ進むが、受信すれば
ステップ24へ進んでPMA書き込み方法は方法1と方
法2のどちらが選択されているかを判別して、方法1な
らステップ25へ進んでアドレス情報のPMA書き込み
を行なってステップ26へ進み、方法2ならステップ3
1へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報をメモリ
に記憶してステップ26へ進む。
【0068】その後、ステップ26では、ホストコンピ
ュータからディスク排出命令を受信したか否かを判断し
て、受信しなければ最初の処理に戻るが、受信したらス
テップ27へ進んでPMA書き込み方法は方法1と方法
2のどちらが選択されているかを判別し、方法1が選択
されていればそのままステップ28へ進んでディスクを
排出し、この処理を終了する。
【0069】また、ステップ27の判断でPMA書き込
み方法は方法2が選択されていると判別したら、ステッ
プ32へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報がメ
モリ内に記憶されているか否かを判断して、記憶されて
いなければそのままステップ28へ進んでディスクを排
出してこの処理を終了するが、記憶されていればステッ
プ35へ進んでそのアドレス情報をPMA書き込みし、
ステップ28へ進んでディスクを排出してこの処理を終
了する。
【0070】このようにして、この実施形態のCD−R
ドライブ装置は、外部インタフェースを介してホストコ
ンピュータからの外部命令を受け取らなくても、使用者
がスイッチによる直接操作で「トラック予約時即時PM
A書き込み方法」と「ディスク排出直前PMA書き込み
方法」のどちらかを選択して実行することができる。
【0071】次に、この発明のさらに他の実施形態のC
D−Rドライブ装置について説明する。この実施形態の
CD−Rドライブ装置の構成は、図1に示したCD−R
ドライブ装置と同じであるが、そのドライブコントロー
ラ7の機能が上述の実施形態の場合と若干異なる。この
ドライブコントローラ7は、PMAを無駄にしないで書
き込める量のトラック情報を蓄積した後に、PMA書き
込みを行なう所定回数情報蓄積後PMA書込方法を実行
する。
【0072】すなわち、このCD−Rドライブ装置のド
ライブコントローラ7は、ホストコンピュータからトラ
ック予約命令を受信したとき、CD−Rディスク1に対
して予約された複数のトラックのスタート時間及びスト
ップ時間のアドレス情報がCD−Rディスク1のPMA
を無駄にしないで書き込めるデータ量になるまでメモリ
8に記憶しておき、そのデータ量に達したときにそのデ
ータ量のアドレス情報をCD−Rディスク1のPMAに
書き込む蓄積書込手段の機能を果たす。
【0073】次に、この実施形態のCD−Rドライブ装
置のPMA書き込みの処理について説明する。ドライブ
コントローラ7は、上述したPMA書き込み方法の「ト
ラック予約時即時PMA書き込み方法(方法1)」と
「ディスク排出直前PMA書き込み方法(方法2)」と
は異なる「所定回数情報蓄積後PMA書き込み方法(方
法3)」を実行する。
【0074】この「所定回数情報蓄積後PMA書き込み
方法(方法3)」では、ドライブコントローラ7は、ホ
ストコンピュータから最初にトラック予約命令を受ける
と、CD−Rディスク1のPMAに書き込むべきアドレ
ス情報をすぐには書き込まずにメモリ8に記憶してお
く。その後、次にトラック予約命令を受けると、そのと
きにCD−Rディスク1のPMAに書き込むべきアドレ
ス情報を前回メモリ8に記憶したアドレス情報と合わせ
て、そのデータ量が所定量のときにはそれらのアドレス
情報をPMAに書き込む。
【0075】例えば、前回と今回がそれぞれ5ブロック
づつであり、合計10ブロックが所定データ量であれ
ば、その10ブロック分のアドレス情報を連続してCD
−Rディスク1のPMAに書き込む。このような所定蓄
積量のアドレス情報のPMA書き込み動作を繰り返す。
【0076】また、CD−Rディスク1が排出されると
き、CD−Rディスク1のPMAに書き込むべきアドレ
ス情報がメモリ8に記憶されている場合、そのCD−R
ディスク1の排出の直前にメモリ8のアドレス情報をP
MAに書き込む。
【0077】図8は、この実施形態のCD−Rドライブ
装置のドライブコントローラのPMA書き込みの制御処
理を示すフローチャートである。この処理は、ステップ
(図中「S」で示す)41でホストコンピュータからト
ラック予約命令を受信したか否かを判断して、受信しな
ければそのままステップ44へ進むが、受信すればステ
ップ42へ進む。
【0078】ステップ42ではPMAに書き込むべきア
ドレス情報がメモリ内に記憶されているか否かを判断し
て、記憶されていなければステップ43へ進んでディス
クのPMAに書き込むべき今回予約されたトラックのア
ドレス情報をメモリ内に記憶し、ステップ44へ進む。
【0079】また、ステップ42の判断で書き込むべき
アドレス情報がメモリ内に記憶されていると判断した
ら、ステップ47へ進んでメモリ内に記憶されている前
回までのアドレス情報と、ディスクのPMAに書き込む
べき今回予約されたトラックのアドレス情報を合わせて
PMAに書き込み、所定回数情報蓄積後PMA書き込み
方法によるPMA書き込みを実行し、ステップ44へ進
む。
【0080】その後、ステップ44ではホストコンピュ
ータからディスク排出命令を受信したか否かを判断し
て、受信しなければ最初の処理に戻るが、受信すれば、
ステップ45へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情
報がメモリ内に記憶されているか否かを判断する。
【0081】ステップ45の判断でPMAに書き込むべ
きアドレス情報がメモリ内に記憶されていなければ、そ
のままステップ46へ進んでディスクを排出してこの処
理を終了するが、記憶されていればステップ48へ進ん
でメモリ内に記憶されているアドレス情報をディスクの
PMAに書き込み、ステップ46へ進んでディスクを排
出してこの処理を終了する。
【0082】このようにして、この実施形態のCD−R
ドライブ装置は、PMAの領域を浪費せずにCD−Rデ
ィスクが途中で排出されてトラックのアドレス情報が記
録されずに使用できなくなる危険性がない方法でPMA
書き込みを行なえる。
【0083】次に、この発明のさらに他の実施形態のC
D−Rドライブ装置について説明する。この実施形態の
CD−Rドライブ装置の構成は、図1に示したCD−R
ドライブ装置と同じであるが、そのドライブコントロー
ラ7の機能が上述の実施形態の場合と若干異なる。
【0084】このCD−Rドライブ装置のドライブコン
トローラ7は、ホストコンピュータからの命令に基づい
て、上記「トラック予約時PMA書き込み方法」と「所
定回数情報蓄積後PMA書き込み方法」のどちらかを選
択して実行する。
【0085】すなわち、このCD−Rドライブ装置のド
ライブコントローラ7は、トラック予約命令を受信した
とき、CD−Rディスク1に対して予約されたトラック
のスタート時間及びストップ時間のアドレス情報を即時
にCD−Rディスク1のPMAに書き込む即時書込手段
と、トラック予約命令を受けたとき、CD−Rディスク
1に対して予約された複数のトラックのスタート時間及
びストップ時間のアドレス情報がCD−Rディスク1の
PMAを無駄にしないで書き込めるデータ量になるまで
メモリ8に記憶しておき、そのデータ量に達したときに
そのデータ量のアドレス情報をCD−Rディスク1のP
MAに書き込む蓄積書込手段と、外部インタフェース1
0を介してホストコンピュータから入力される外部命令
に基づいて即時書込手段と蓄積書込手段のどちらかを選
択する手段の各機能を果たす。
【0086】次に、この実施形態のCD−Rドライブ装
置のPMA書き込みの処理について説明する。ホストコ
ンピュータが外部インタフェイス10を介してそのドラ
イブコントローラ7に2つの方法のどちらかを選ぶ指示
の命令を与える。ドライブコントローラ7は、ホストコ
ンピュータから受け取ったPMA書き込み方法の選択指
示の情報をメモリ8に記憶する。
【0087】そして、ドライブコントローラ7は、トラ
ック予約の命令を受けたとき、又はCD−Rディスク1
が排出される直前のとき、メモリ8に記憶された内容を
確認し、そのホストコンピュータからの選択指示命令の
内容に応じて、「トラック予約時即時PMA書き込み方
法(方法1)」と、「所定回数情報蓄積後PMA書き込
み方法(方法3)」の2つのPMAの書き込み方法のど
ちらか一方を選択して実行する。
【0088】「トラック予約時即時PMA書き込み方法
(方法1)」が選択されている場合、ドライブコントロ
ーラ7は、ホストコンピュータからトラックの予約命令
を受けたとき、CD−Rディスク1のPMAに対して即
時にアドレス情報の書き込みを行なう。そして、CD−
Rディスク1が排出される直前にはそのCD−Rディス
ク1のPMAにアドレス情報の書き込みを行なわない。
【0089】一方、「所定回数情報蓄積後PMA書き込
み方法(方法3)」が選択されている場合、ドライブコ
ントローラ7は、ホストコンピュータから最初にトラッ
ク予約命令を受けると、CD−Rディスク1のPMAに
書き込むべきアドレス情報をすぐには書き込まずにメモ
リ8に記憶しておく。その後、次にトラック予約命令を
受けると、そのときにCD−Rディスク1のPMAに書
き込むべきアドレス情報を前回メモリ8に記憶したアド
レス情報と合わせて、そのデータ量が所定量のときには
それらのアドレス情報をPMAに書き込む。
【0090】例えば、前回と今回がそれぞれ5ブロック
づつであり、合計10ブロックが所定データ量であれ
ば、その10ブロック分のアドレス情報を連続してCD
−Rディスク1のPMAに書き込む。このような所定蓄
積量のアドレス情報のPMA書き込み動作を繰り返す。
【0091】また、CD−Rディスク1が排出されると
き、CD−Rディスク1のPMAに書き込むべきアドレ
ス情報がメモリ8に記憶されている場合、そのCD−R
ディスク1の排出の直前にメモリ8のアドレス情報をP
MAに書き込む。
【0092】また、ドライブコントローラ7は、「所定
回数情報蓄積後PMA書き込み方法(方法3)」から
「トラック予約時即時PMA書き込み方法(方法1)」
に選択を切り替えた場合、すでにCD−Rディスク1の
PMAに書き込むべきアドレス情報がドライブ内に記憶
されているとき、そのアドレス情報をその時点でCD−
Rディスク1のPMAに書き込む。
【0093】図9は、この実施形態のCD−Rドライブ
装置のドライブコントローラのPMA書き込みの制御処
理を示すフローチャートである。この処理は、ステップ
(図中「S」で示す)51でホストコンピュータからP
MA書き込み方法の切り替え選択命令を受信したか否か
を判断して、受信しなければステップ52へ進み、受信
すればステップ58へ進む。
【0094】ステップ58では切り替え選択命令がPM
A書き込み方法の方法1から方法3に切り替える指示
と、方法3から方法1に切り替える指示のどちらかを判
別し、方法1から方法3に切り替える指示ならステップ
59へ進んでPMA書き込み方法を方法1から方法3に
変更してステップ52へ進む。
【0095】また、ステップ58の判断で切り替え選択
命令がPMA書き込み方法を方法3から方法1に切り替
える指示と判別したら、ステップ63へ進んでPMA書
き込み方法を方法3から方法1に変更して、ステップ6
4へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報がメモリ
内に記憶されているか否かを判断して、記憶されていな
ければそのままステップ52へ進むが、記憶されていれ
ばステップ67へ進んでそのアドレス情報をPMA書き
込みし、ステップ52へ進む。
【0096】ステップ52では、ホストコンピュータか
らトラック予約命令を受信したか否かを判断して、受信
しなければそのままステップ55へ進むが、受信すれば
ステップ53へ進んでPMA書き込み方法は方法1と方
法3のどちらが選択されているかを判別して、方法1な
らステップ54へ進んでアドレス情報のPMA書き込み
を行なってステップ55へ進む。
【0097】また、ステップ53の判断で方法3が選択
されているなら、ステップ60へ進んでPMAに書き込
むべきアドレス情報がメモリ内に記憶されているか否か
を判断して、記憶されていなければステップ61へ進ん
でPMAに書き込むべきアドレス情報をメモリ内に記憶
し、ステップ55へ進む。
【0098】ステップ60の判断でPMAに書き込むべ
きアドレス情報がメモリ内に記憶されているなら、ステ
ップ65へ進んでメモリに記憶されている前回までのア
ドレス情報と、PMA領域に書き込むべき今回予約され
たトラックのアドレス情報とを合わせてPMAに書き込
み、ステップ55へ進む。
【0099】その後、ステップ55では、ホストコンピ
ュータからディスク排出命令を受信したか否かを判断し
て、受信しなければ最初の処理に戻るが、受信したらス
テップ56へ進んでPMA書き込み方法は方法1と方法
3のどちらが選択されているかを判別し、方法1が選択
されていればそのままステップ57へ進んでディスクを
排出し、この処理を終了する。
【0100】また、ステップ56の判断でPMA書き込
み方法は方法3が選択されていると判別したら、ステッ
プ62へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報がメ
モリ内に記憶されているか否かを判断して、記憶されて
いなければそのままステップ57へ進んでディスクを排
出してこの処理を終了するが、記憶されていればステッ
プ66へ進んでそのアドレス情報をPMA書き込みし、
ステップ57へ進んでディスクを排出してこの処理を終
了する。
【0101】このようにして、この実施形態のCD−R
ドライブ装置は、使用者はCD−Rドライブ装置の使用
環境や使用者自身の都合に応じて、ドライブ電源の遮断
等の事故によってトラックのアドレス情報が記録されず
に使用できなくなる危険性がないトラック予約時即時P
MA書込方法と、PMAの領域を浪費せずにCD−Rデ
ィスクが途中で排出されてトラックのアドレス情報が記
録されずに使用できなくなる危険性がない所定回数情報
蓄積後PMA書込方法のどちらかを任意に選択して実行
させることができる。
【0102】次に、この発明のさらに他の実施形態のC
D−Rドライブ装置について説明する。この実施形態の
CD−Rドライブ装置の構成は、図6に示したCD−R
ドライブ装置と同じであるが、そのドライブコントロー
ラ7の機能が上述の実施形態の場合と若干異なる。
【0103】このCD−Rドライブ装置のドライブコン
トローラ7は、スイッチ11による選択に基づいて、上
記「トラック予約時PMA書き込み方法(即時書込方
法)」と「所定回数情報蓄積後PMA書き込み方法(蓄
積書込方法)」のどちらかを選択して実行する。
【0104】すなわち、このCD−Rドライブ装置のス
イッチ11は、即時書込方法と蓄積書込方法のどちらか
を選択する手段に相当する。また、上記ドライブコント
ローラ7は、スイッチ11によって選択された即時書込
方法又は蓄積書込方法を実行する手段の機能を果たす。
【0105】次に、この実施形態のCD−Rドライブ装
置のPMA書き込み処理について説明する。スイッチ1
1はドライブコントローラ7に対して2つの方法の内の
どちらかを指示する選択スイッチである。ドライブコン
トローラ7は、スイッチ11によって選択されたPMA
書き込み方法によってPMA書き込みを実行する。
【0106】そして、ドライブコントローラ7は、ホス
トコンピュータからトラック予約の命令を受けたとき、
又はCD−Rディスク1が排出される直前のとき、スイ
ッチ11によって選択された内容を確認し、その内容に
応じて、「トラック予約時即時PMA書き込み方法(方
法1)」と、「所定回数情報蓄積後PMA書き込み方法
(方法3)」の2つのPMAの書き込み方法のどちらか
一方を選択して実行する。
【0107】「トラック予約時即時PMA書き込み方法
(方法1)」が選択されている場合、ドライブコントロ
ーラ7は、ホストコンピュータからトラックの予約命令
を受けたとき、CD−Rディスク1のPMAに対して即
時にアドレス情報の書き込みを行なう。そして、CD−
Rディスク1が排出される直前にはそのCD−Rディス
ク1のPMAにアドレス情報の書き込みを行なわない。
【0108】一方、「所定回数情報蓄積後PMA書き込
み方法(方法3)」が選択されている場合、ドライブコ
ントローラ7は、ホストコンピュータから最初にトラッ
ク予約命令を受けると、CD−Rディスク1のPMAに
書き込むべきアドレス情報をすぐには書き込まずにメモ
リ8に記憶しておく。
【0109】その後、次にトラック予約命令を受ける
と、そのときにCD−Rディスク1のPMAに書き込む
べきアドレス情報を前回メモリ8に記憶したアドレス情
報と合わせて、そのデータ量が所定量のときにはそれら
のアドレス情報をPMAに書き込む。
【0110】例えば、前回と今回がそれぞれ5ブロック
づつであり、合計10ブロックが所定データ量であれ
ば、その10ブロック分のアドレス情報を連続してCD
−Rディスク1のPMAに書き込む。このような所定蓄
積量のアドレス情報のPMA書き込み動作を繰り返す。
【0111】また、CD−Rディスク1が排出されると
き、CD−Rディスク1のPMAに書き込むべきアドレ
ス情報がメモリ8に記憶されている場合、そのCD−R
ディスク1の排出の直前にメモリ8のアドレス情報をP
MAに書き込む。
【0112】また、ドライブコントローラ7は、「所定
回数情報蓄積後PMA書き込み方法(方法3)」から
「トラック予約時即時PMA書き込み方法(方法1)」
に選択を切り替えた場合、すでにCD−Rディスク1の
PMAに書き込むべきアドレス情報がドライブ内に記憶
されているとき、そのアドレス情報をその時点でCD−
Rディスク1のPMAに書き込む。
【0113】図10は、この実施形態のCD−Rドライ
ブ装置のドライブコントローラのPMA書き込みの制御
処理を示すフローチャートである。この処理は、ステッ
プ(図中「S」で示す)71でスイッチの状態を調べ
て、ステップ72へ進んで設定されているPMA書き込
み方法とスイッチの状態に基づく選択された方法とが異
なるか否かを判断して、異ならなければステップ73へ
進み、異なればステップ79へ進む。
【0114】ステップ79ではスイッチによる選択内容
がPMA書き込み方法の方法1から方法3に切り替える
指示と、方法3から方法1に切り替える指示のどちらか
を判別し、方法1から方法3に切り替える指示ならステ
ップ80へ進んでPMA書き込み方法を方法1から方法
3に変更してステップ73へ進む。
【0115】また、ステップ79の判断でスイッチによ
る選択内容がPMA書き込み方法を方法3から方法1に
切り替える指示と判別したら、ステップ84へ進んでP
MA書き込み方法を方法3から方法1に変更して、ステ
ップ85へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報が
メモリ内に記憶されているか否かを判断して、記憶され
ていなければそのままステップ73へ進むが、記憶され
ていればステップ88へ進んでそのアドレス情報をPM
A書き込みし、ステップ73へ進む。
【0116】ステップ73では、ホストコンピュータか
らトラック予約命令を受信したか否かを判断して、受信
しなければそのままステップ76へ進むが、受信すれば
ステップ74へ進んでPMA書き込み方法は方法1と方
法3のどちらが選択されているかを判別して、方法1な
らステップ75へ進んでアドレス情報のPMA書き込み
を行なってステップ76へ進む。
【0117】また、ステップ74の判断で方法3が選択
されているなら、ステップ81へ進んでPMAに書き込
むべきアドレス情報がメモリ内に記憶されているか否か
を判断して、記憶されていなければステップ82へ進ん
でPMAに書き込むべきアドレス情報をメモリ内に記憶
し、ステップ76へ進む。
【0118】ステップ81の判断でPMAに書き込むべ
きアドレス情報がメモリ内に記憶されているなら、ステ
ップ86へ進んでメモリに記憶されている前回までのア
ドレス情報と、PMA領域に書き込むべき今回予約され
たトラックのアドレス情報とを合わせてPMAに書き込
み、ステップ76へ進む。
【0119】その後、ステップ76では、ホストコンピ
ュータからディスク排出命令を受信したか否かを判断し
て、受信しなければ最初の処理に戻るが、受信したらス
テップ77へ進んでPMA書き込み方法は方法1と方法
3のどちらが選択されているかを判別し、方法1が選択
されていればそのままステップ78へ進んでディスクを
排出し、この処理を終了する。
【0120】また、ステップ77の判断でPMA書き込
み方法は方法3が選択されていると判別したら、ステッ
プ83へ進んでPMAに書き込むべきアドレス情報がメ
モリ内に記憶されているか否かを判断して、記憶されて
いなければそのままステップ78へ進んでディスクを排
出してこの処理を終了するが、記憶されていればステッ
プ87へ進んでそのアドレス情報をPMA書き込みし、
ステップ78へ進んでディスクを排出してこの処理を終
了する。
【0121】このようにして、この実施形態のCD−R
ドライブ装置は、外部インタフェースを介してホストコ
ンピュータから外部命令を受け取れなくても、スイッチ
による直接操作でドライブ電源の遮断等の事故によって
トラックのアドレス情報が記録されずに使用できなくな
る危険性がないトラック予約時即時PMA書込方法と、
PMAの領域を浪費せずにCD−Rディスクが途中で排
出されてトラックのアドレス情報が記録されずに使用で
きなくなる危険性がない所定回数情報蓄積後PMA書込
方法のどちらかを任意に選択して実行させることができ
る。
【0122】次に、この発明のさらに他の実施形態のC
D−Rドライブ装置について説明する。図11はこの実
施形態のCD−Rドライブ装置の構成を示す図であり、
図1及び図6と共通する部分には同一符号を付してい
る。このCD−Rドライブ装置には、PMAに書き込み
アドレス情報がドライブ内のメモリ8に記憶されている
ことを点灯によって報知する表示LED12を備えてい
る。
【0123】そして、このCD−Rドライブ装置のドラ
イブコントローラ7は、外部インタフェイス10を介し
てホストコンピュータからの選択命令、あるいは、スイ
ッチ11による選択指示によって、ディスク排出直前P
MA書込方法あるいは所定回数情報蓄積後PMA書込方
法が選択されており、メモリ8内にCD−Rディスク1
のPMAに書き込むべきアドレス情報が記憶されている
ことを確認すると、自動的に表示LED12を点灯す
る。
【0124】なお、上記表示LEDに変えて、例えばL
CD等の他の表示手段によってPMA書き込みを要する
トラック情報を記憶していることを報知するようにして
もよい。
【0125】このようにして、この実施形態のCD−R
ドライブ装置は、ディスク排出直前PMA書込方法ある
いは所定回数情報蓄積後PMA書込方法が選択されてお
り、CD−RディスクのPMAに書き込むべきアドレス
情報がドライブ内に記憶されていることを使用者に知ら
せることができる。
【0126】したがって、使用者はPMA書き込み前に
誤ってドライブの電源を切ってしまってPMAに書き込
むべきアドレス情報が失われるような誤操作を起こさず
に済み、そのような誤操作によってCD−Rディスクが
使用できなくなるような事故を未然に防ぐことができ
る。
【0127】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るCD−Rドライブ装置によれば、使用者がCD−Rド
ライブ装置の使用環境や使用者自身の都合に応じた最も
最適なPMA書き込み処理を行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のCD−Rドライブ装置
の概略構成を示す図である。
【図2】マルチセッション方式のCD−Rディスクの半
径方向のレイアウトを示す図である。
【図3】トラック予約時即時PMA書き込み方法のPM
A書き込みを行なったCD−RディスクのPMAのフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図4】ディスク排出直前PMA書き込み方法のPMA
書き込みを行なったCD−RディスクのPMAのフォー
マットの一例を示す図である。
【図5】図1に示すCD−Rドライブ装置のドライブコ
ントローラのPMA書き込みの制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】この発明の他の実施形態のCD−Rドライブ装
置の概略構成を示す図である。
【図7】図6に示すCD−Rドライブ装置のドライブコ
ントローラのPMA書き込みの制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】この発明のさらに他の実施形態のCD−Rドラ
イブ装置のドライブコントローラのPMA書き込みの制
御処理を示すフローチャートである。
【図9】この発明のさらに他の実施形態のCD−Rドラ
イブ装置のドライブコントローラのPMA書き込みの制
御処理を示すフローチャートである。
【図10】この発明のさらに他の実施形態のCD−Rド
ライブ装置のドライブコントローラのPMA書き込みの
制御処理を示すフローチャートである。
【図11】この発明のさらに他の実施形態のCD−Rド
ライブ装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1:CD−Rディスク 2:モータ 3:回転制御系 4:光ピックアップ 5:アクチュエータ制御系 6:信号検出部 7:ドライブコントローラ 8:メモリ 9:レーザ駆動回路 10:外部インタフェース 11:スイッチ 12:表示LED L:半導体レーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/10 A (72)発明者 橋本 裕邦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CD−Rディスクに対するデータの記録
    及び再生を行なうデータ記録/再生手段を備えたCD−
    Rドライブ装置において、 トラック予約命令を受信したとき、前記CD−Rディス
    クに対して予約されたトラックのスタート時間及びスト
    ップ時間のアドレス情報を即時に前記CD−Rディスク
    の拡大記録領域に書き込む即時書込手段と、 前記CD−Rディスクに対して予約されたトラックのス
    タート時間及びストップ時間のアドレス情報を記憶し、
    ディスク排出時にその記憶しているアドレス情報を前記
    CD−Rディスクの拡大記録領域に書き込む排出時書込
    手段と、 外部インタフェースを介して入力される外部命令に基づ
    いて前記即時書込手段と排出時書込手段のどちらかを選
    択する手段とを設けたことを特徴とするCD−Rドライ
    ブ装置。
  2. 【請求項2】 CD−Rディスクに対するデータの記録
    及び再生を行なうデータ記録/再生手段を備えたCD−
    Rドライブ装置において、 トラック予約命令を受信したとき、前記CD−Rディス
    クに対して予約されたトラックのスタート時間及びスト
    ップ時間のアドレス情報を即時に前記CD−Rディスク
    の拡大記録領域に書き込む即時書込手段と、 前記CD−Rディスクに対して予約されたトラックのス
    タート時間及びストップ時間のアドレス情報を記憶し、
    ディスク排出時にその記憶しているアドレス情報を前記
    CD−Rディスクの拡大記録領域に書き込む排出時書込
    手段と、 前記即時書込手段と排出時書込手段のどちらかをスイッ
    チにより選択する手段とを設けたことを特徴とするCD
    −Rドライブ装置。
  3. 【請求項3】 CD−Rディスクに対するデータの記録
    及び再生を行なうデータ記録/再生手段を備えたCD−
    Rドライブ装置において、 トラック予約命令を受信したとき、前記CD−Rディス
    クに対して予約された複数のトラックのスタート時間及
    びストップ時間のアドレス情報が前記CD−Rディスク
    の拡大記録領域を無駄にしないで書き込めるデータ量に
    なるまで記憶しておき、該データ量に達したときにその
    データ量のアドレス情報を前記CD−Rディスクの拡大
    記録領域に書き込む蓄積書込手段を設けたことを特徴と
    するCD−Rドライブ装置。
  4. 【請求項4】 CD−Rディスクに対するデータの記録
    及び再生を行なうデータ記録/再生手段を備えたCD−
    Rドライブ装置において、 トラック予約命令を受信したとき、前記CD−Rディス
    クに対して予約されたトラックのスタート時間及びスト
    ップ時間のアドレス情報を即時に前記CD−Rディスク
    の拡大記録領域に書き込む即時書込手段と、 トラック予約命令を受けたとき、前記CD−Rディスク
    に対して予約された複数のトラックのスタート時間及び
    ストップ時間のアドレス情報が前記CD−Rディスクの
    拡大記録領域を無駄にしないで書き込めるデータ量にな
    るまで記憶しておき、該データ量に達したときにそのデ
    ータ量のアドレス情報を前記CD−Rディスクの拡大記
    録領域に書き込む蓄積書込手段と、 外部インタフェースを介して入力される外部命令に基づ
    いて前記即時書込手段と蓄積書込手段のどちらかを選択
    する手段とを設けたことを特徴とするCD−Rドライブ
    装置。
  5. 【請求項5】 CD−Rディスクに対するデータの記録
    及び再生を行なうデータ記録/再生手段を備えたCD−
    Rドライブ装置において、 トラック予約命令を受信したとき、前記CD−Rディス
    クに対して予約されたトラックのスタート時間及びスト
    ップ時間のアドレス情報を即時に前記CD−Rディスク
    の拡大記録領域に書き込む即時書込手段と、 トラック予約命令を受けたとき、前記CD−Rディスク
    に対して予約された複数のトラックのスタート時間及び
    ストップ時間のアドレス情報が前記CD−Rディスクの
    拡大記録領域を無駄にしないで書き込めるデータ量にな
    るまで記憶しておき、該データ量に達したときにそのデ
    ータ量のアドレス情報を前記CD−Rディスクの拡大記
    録領域に書き込む蓄積書込手段と、 前記即時書込手段と蓄積書込手段のどちらかをスイッチ
    により選択する手段とを設けたことを特徴とするCD−
    Rドライブ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    CD−Rドライブ装置において、 前記拡大記録領域に書き込むアドレス情報が記憶されて
    いることを示す情報を表示する手段を設けたことを特徴
    とするCD−Rドライブ装置。
JP18924395A 1995-07-25 1995-07-25 Cd−rドライブ装置 Pending JPH0945004A (ja)

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