JPH0943946A - 画像形成装置とその画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置とその画像形成方法

Info

Publication number
JPH0943946A
JPH0943946A JP7190462A JP19046295A JPH0943946A JP H0943946 A JPH0943946 A JP H0943946A JP 7190462 A JP7190462 A JP 7190462A JP 19046295 A JP19046295 A JP 19046295A JP H0943946 A JPH0943946 A JP H0943946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
voltage
image
developing
high voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7190462A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Someya
昭彦 染谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7190462A priority Critical patent/JPH0943946A/ja
Publication of JPH0943946A publication Critical patent/JPH0943946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、電源投入時のキャリア引きの発
生を防止することができる。 【解決手段】 この発明は、電源が投入された際に、帯
電チャージワイヤ18aに電源電圧が印加され、感光体
ドラム14への帯電が開始されてから、所定時間経過後
に、現像バイアス電圧発生回路60から現像ローラ17
aへ現像バイアス電圧を印加し、現像ローラ17aのト
ナーが感光体ドラム14に吸着されるのを防ぐことがで
きるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電写真プロセ
スによって像担持体に画像を形成し、トナーによって画
像を現像して用紙に出力する画像形成装置とその画像形
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】静電写真プロセスが利用されている画像
形成装置では、光導電性を有する感光体ドラム、及び、
トナーとキャリア(磁性材料)を含む二成分現像剤が利
用され、静電潜像として感光体ドラムに提供された画像
をトナーにより現像することにより、画像が形成され
る。感光体ドラムに形成されたトナー像は、被転写材た
とえば記録用紙に転写されたのち、記録用紙に定着され
る。一方、感光体ドラムに残った未転写トナーは、クリ
ーニング装置により除去される。
【0003】一般には、感光体ドラムは、回転可能な円
筒状或いは無端ベルト状に形成され、感光体ドラムの感
度(電位減衰特性)および単位時間あたりの画像形成能
力に応じて、所定の速度で回転される。
【0004】現像装置は、感光体ドラムの回転軸方向と
おおむね平行かつ感光体ドラムの外周面(または表面)
に対向配置された現像ローラを有し、感光体ドラムに形
成されている静電潜像にトナーを付着させることにより
トナー像を現像する。
【0005】クリーニング装置は、感光体ドラム表面に
圧接可能なクリーニングブレードを含み、感光体ドラム
表面に残った未転写トナーを掻き落とすことで、感光体
ドラム表面をクリーニングする。
【0006】この種の画像形成装置では、複写開始(プ
リントスタート)信号が入力されることにより感光体ド
ラムが回転され、帯電装置を介して、感光体ドラム表面
が、たとえば、−650ボルトに帯電される。この帯電
された感光体ドラムには、印刷すべき画像情報に対応し
たレーザ光が照射されることで、たとえば、−150ボ
ルト程度に電位が低下された領域が形成される。この領
域とレーザ光が照射されずに電位が低下されなかった領
域との間の電位差が静電潜像となる。
【0007】一方、トナーとキャリアからなる現像剤
は、現像装置に収容され、回転可能な現像ローラから感
光体ドラムに供給される。この現像ローラには、約−4
50ボルトの現像バイアス電圧が供給される。このバイ
アス電圧の作用により、感光体ドラムの高電位(マイナ
ス)部にはトナーが付着せず、電位低下領域にのみトナ
ーが付着され、静電潜像が現像される。
【0008】このような反転現像プロセスにより画像形
成を行うものでは、電源オン時に、感光体ドラムに所定
の表面電位が与えられない状態で、現像装置に所定の現
像バイアス電圧が供給された場合には、感光体ドラムの
表面に帯電されていない低電位部に、現像装置中のトナ
ーが付着し(キャリア引きにより)ベタ黒が発生する。
このようなベタ黒を抑止するためには、電源オンと同時
に感光体ドラムを逆転させ、表面電位を与えることが要
求される。
【0009】しかしながら、感光体ドラムや現像装置の
現像ローラは、一般に一方向にしか回転せず、クラッチ
機構や逆回転回路が必要となることから、画像形成装置
本体を大型化するばかりでなく、画像形成装置のコスト
を増大させることになる。
【0010】このことから、電源が投入された際に、感
光体ドラムに所定の表面電位が与えられてから、つまり
感光体ドラム上の帯電部位が現像ローラに対向する位置
へ移動した後、現像バイアス電圧が現像ローラに印加さ
れるものが要望されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、電源
が投入された際に、感光体ドラムに所定の表面電位が与
えられてから、つまり感光体ドラム上の帯電部位が現像
ローラに対向する位置へ移動した後、現像バイアス電圧
が現像ローラに印加されるものが要望されているもの
で、電源が投入された際に、感光体ドラムに所定の表面
電位が与えられてから、つまり感光体ドラム上の帯電部
位が現像ローラに対向する位置へ移動した後、現像バイ
アス電圧が現像ローラに印加できる画像形成装置とその
画像形成方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、所定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電
し、この帯電された像担持体上を露光手段により露光す
ることにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静電
潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像化
された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転写
するものにおいて、電源電圧の印加を指示する指示手
段、この指示手段の指示に応じて高圧電圧を発生する電
源手段、この電源手段からの高圧電圧により帯電電圧を
生成して上記帯電手段に印加する第1の印加手段、およ
びこの第1の印加手段により帯電電圧が上記帯電手段に
印加されてから所定時間経過後、上記電源手段からの高
圧電圧により上記現像手段に対する現像バイアス電圧を
生成して上記現像手段に印加する第2の印加手段から構
成されている。
【0013】この発明の画像形成方法は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧の印加を指示し、この指示に応じて高圧電
圧を発生し、この高圧電圧により帯電電圧を生成して上
記帯電手段に印加し、この帯電電圧が上記帯電手段に印
加されてから所定時間経過後、上記高圧電圧により上記
現像手段に対する現像バイアス電圧を生成して上記現像
手段に印加するものである。
【0014】この発明の画像形成装置は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧の印加を指示する指示手段、この指示手段
の指示に応じて高圧電圧を発生する電源手段、この電源
手段からの高圧電圧により帯電電圧を生成して上記帯電
手段に印加する第1の印加手段、およびこの第1の印加
手段により帯電電圧が上記帯電手段に印加されてから上
記像担持体の帯電位置が上記現像手段の現像位置に到達
した後、上記電源手段からの高圧電圧により上記現像手
段に対する現像バイアス電圧を生成して上記現像手段に
印加する第2の印加手段から構成されている。
【0015】この発明の画像形成方法は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧の印加を指示し、この指示に応じて高圧電
圧を発生し、この高圧電圧により帯電電圧を生成して上
記帯電手段に印加し、この帯電電圧が上記帯電手段に印
加されてから上記像担持体の帯電位置が上記現像手段の
現像位置に到達した後、上記高圧電圧により上記現像手
段に対する現像バイアス電圧を生成して上記現像手段に
印加するものである。
【0016】この発明の画像形成装置は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧の印加を指示する指示手段、この指示手段
の指示に応じて高圧電圧を発生する電源手段、この電源
手段からの高圧電圧により帯電電圧を生成して上記帯電
手段に印加する第1の印加手段、この第1の印加手段に
より帯電電圧が上記帯電手段に印加されてから所定時間
経過後、上記電源手段からの高圧電圧により上記現像手
段に対する現像バイアス電圧を生成して上記現像手段に
印加する第2の印加手段、上記電源手段により発生され
る高圧電圧の遮断を検知する検知手段、およびこの検知
手段により上記電源手段による高圧電圧の遮断を検知し
た際、上記第2の印加手段により生成される現像バイア
ス電圧を一時的に保持する保持手段から構成されてい
る。
【0017】この発明の画像形成方法は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧の印加を指示し、この指示に応じて高圧電
圧を発生し、この高圧電圧により帯電電圧を生成して上
記帯電手段に印加し、この帯電電圧が上記帯電手段に印
加されてから所定時間経過後、上記高圧電圧により上記
現像手段に対する現像バイアス電圧を生成して上記現像
手段に印加し、上記高圧電圧の遮断を検知した際、上記
生成される現像バイアス電圧を一時的に保持するもので
ある。
【0018】この発明の画像形成装置は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧の印加を指示する指示手段、この指示手段
の指示に応じて高圧電圧を発生する電源手段、この電源
手段からの高圧電圧により帯電電圧を生成して上記帯電
手段に印加する第1の印加手段、この第1の印加手段に
より帯電電圧が上記帯電手段に印加されてから上記像担
持体の帯電位置が上記現像手段の現像位置に到達した
後、上記電源手段からの高圧電圧により上記現像手段に
対する現像バイアス電圧を生成して上記現像手段に印加
する第2の印加手段、上記電源手段により発生される高
圧電圧の遮断を検知する検知手段、およびこの検知手段
により上記電源手段による高圧電圧の遮断を検知した
際、上記第2の印加手段により生成される現像バイアス
電圧を一時的に保持する保持手段から構成されている。
【0019】この発明の画像形成方法は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧の印加を指示し、この指示に応じて高圧電
圧を発生し、この高圧電圧により帯電電圧を生成して上
記帯電手段に印加し、この帯電電圧が上記帯電手段に印
加されてから上記像担持体の帯電位置が上記現像手段の
現像位置に到達した後、上記高圧電圧により上記現像手
段に対する現像バイアス電圧を生成して上記現像手段に
印加し、上記高圧電圧の遮断を検知した際、上記生成さ
れる現像バイアス電圧を一時的に保持するものである。
【0020】この発明は、所定の電位に帯電する帯電手
段で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を
露光手段により露光することにより静電潜像を形成し、
この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として
顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手段により
被画像形成媒体に転写するものにおいて、電源電圧の印
加を指示し、この指示に応じて高圧電圧を発生し、この
高圧電圧により帯電電圧を生成して上記帯電手段に印加
し、この帯電電圧が上記帯電手段に印加されてから所定
時間経過後、上記高圧電圧により上記現像手段に対する
現像バイアス電圧を生成して上記現像手段に印加するよ
うにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図2は、画像処理装置とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す断面図である。す
なわち、デジタル複写機は、原稿Oの画像情報を光学的
に読取るためのスキャナ部1、及びこのスキャナ部1を
介して読み取られた画像を被記録材すなわち複写用紙P
上に出力するプリンタエンジンとしての画像形成部(プ
リント部)2を具備している。
【0022】スキャナ部1では、複写すべき原稿が原稿
載置台3上に載置され、この原稿載置台3に載置された
原稿Oは、副走査方向に延出されている光源としての蛍
光ランプ4で照明され、この蛍光ランプ4によって照明
された原稿Oからの反射光線が光電変換素子としてのC
CDセンサ5によって光電変換されて反射光線に画像情
報が画像信号に変換される。蛍光ランプ4の側方には、
蛍光ランプ4からの照明光を原稿Oに効率良く集束させ
るためのリフレクタ6が配置され、また、蛍光ランプ4
とCCDセンサ5との間には、原稿OからCCDセンサ
5へ向かう光線、即ち、原稿Oからの反射光線が通過さ
れる光路を折曲げるための複数のミラー7、8、9及び
反射光をCCDセンサ5の集光面に集束させるためのレ
ンズ10などが配置されている。
【0023】露光ランプ4及び原稿Oからの反射光線を
CCDセンサ5に導く光学系は、キャリッジ11、12
に載置され、図示しないパルスモータで主走査方向に搬
送される。蛍光ランプ4によって副走査方向の原稿Oの
領域が照明され、キャリッジ11、12が主走査方向に
移動されることによって原稿Oの副走査方向の領域が次
々に照明され、原稿Oの全領域が蛍光ランプ4によって
照明されることとなる。
【0024】原稿載置台3の上部には、原稿Oを原稿載
置台3に密着させる原稿カバ−13が配置されている。
原稿Oの押えは、デジタル複写機の大きさ、或いは、複
写能力に応じて、例えば、SDFすなわちセミオート原
稿給送装置、或いは、ADFすなわち自動原稿給送装置
などと置換え可能である。
【0025】画像形成部2には、円筒状であって、図示
しないモータなどを介して所望の方向に回転されるとと
もに所望の電位に帯電される感光体ドラム(像担持体)
14が設けられている。レーザビームがこの感光体ドラ
ム14に照射されると、レーザビームが照射された領域
の電位が変化され、感光体ドラム14上には、静電潜像
が形成される。
【0026】この感光体ドラム14の周囲には、その回
転方向(矢印a)に沿って、感光体ドラム14に所望の
電位を与える帯電装置15、感光体ドラム14に画像デ
ータに応じて変調されたレーザビームを出力するレーザ
ユニット16、このレーザユニット16からのレーザビ
ームによって感光体ドラム14に形成された静電潜像
に、可視化剤すなわちトナーを供給して現像する現像装
置(現像手段)17、及びこの現像装置17によって現
像された感光体ドラム14上の可視化されたトナー像を
後述する被記録材給送部から給送された被記録材、即
ち、複写用紙Pに転写する転写装置18、感光体ドラム
14から複写用紙Pを剥離する剥離装置19が配置され
ている。
【0027】帯電装置15は、コロナワイヤ15aとグ
リッドスクリーン15bとを有し、コロナワイヤ15a
から感光体ドラム14へのコロナ放電の放射量が、グリ
ッドスクリーン15bに印加されたグリッドバイアス電
圧によって調整されるようになっている。
【0028】たとえば、グリッドスクリーン15bに後
述するグリッド電圧発生回路57から印加されるグリッ
ドバイアス電圧は、約−700ボルトで、後述する高電
圧発生回路58からの高電圧によりコロナワイヤ15a
を介して感光体ドラム14に供給される初期表面電位
は、約−650ボルトに設定される。
【0029】レーザユニット16は、レーザビームを発
生する半導体レーザ発振器24、この半導体レーザ発振
器24から図示しないコリメートレンズを介して供給さ
れるレーザビームを1ライン毎のビームに変更するポリ
ゴンミラー25、ポリゴンミラー25からの一走査ライ
ンごとのレーザビームを平行光に変更するfθレンズ2
6、このレンズ26からの平行光を反射して感光体ドラ
ム14の露光の位置dへ導くミラー27、およびポリゴ
ンミラー25を回転するミラーモータ28によって構成
されている。
【0030】現像装置17は、非磁性部材のトナーTと
磁性部材のキャリアCからなる二成分現像剤Dを収容し
ているものであり、外周にて現像剤Dを保持しつつ負に
帯電されたトナーTのみを感光体ドラム14に形成され
た静電潜像に付着させる現像ローラ17aを有してい
る。また、現像ローラ17a、及び、現像装置17内の
キャリアCおよびトナーTすなわち現像剤Dには、後述
する現像バイアス電圧発生回路60により所定の現像バ
イアス電圧(たとえば−450ボルト)が印加されるよ
うになっている。現像ローラ17aは、内部に固定さ
れ、円周方向にS極およびN極が適切に配置されたマグ
ネットローラと、このマグネットローラの周囲を矢印b
方向に回転する非磁性のスリーブとから構成されてい
る。このマグネットローラの磁力線に沿って、スリーブ
上にキャリアCの穂(穂立)が形成され、そこに鏡像力
により付着されているトナーTが感光体ドラム14と現
像ローラ17aとが対向する現像位置で、現像バイアス
電圧と感光体ドラム14の表面電位とで形成される電界
によりトナーTが移動される。
【0031】転写装置18は、感光体ドラム14の表面
に形成されたトナー像を、複写用紙Pに静電的に引き寄
せるためにコロナ放電する転写チャージワイヤ18aを
有するものであり、この転写チャージワイヤ18aには
後述する剥離電圧発生回路59からの電圧が供給される
ようになっている。
【0032】剥離装置19は、トナー像が転写される際
に感光体ドラム14に静電的に吸着された用紙Pを感光
体ドラム14から剥離させるための剥離チャージワイヤ
19aを有するものであり、この剥離チャージワイヤ1
9aには後述する高電圧発生回路58からの電圧が供給
されるようになっている。
【0033】なお、感光体ドラム14の回転方向の剥離
装置19の後流側には、感光体ドラム14の感光体ドラ
ム14の表面上に残ったトナーを除去するとともにレー
ザビームによって感光体ドラム14上に生じた電位の変
化を次の画像形成のために消去するクリーナユニット2
0が配置されている。
【0034】現像装置17と転写装置18との間には、
感光体ドラム14に形成されたトナー像が転写される複
写用紙Pを転写装置18に向けて給送する被記録材給送
部21が配置されている。また、転写装置18によって
トナー像が転写された複写用紙Pが感光体ドラム14か
ら分離される方向には、この複写用紙上のトナー像を固
着させるための定着装置22が設けられている。この定
着装置22と転写装置18との間には、複写用紙Pをこ
の定着装置22に向かって搬送するための搬送装置23
が配置されている。
【0035】デジタル複写機の制御回路には、図1に示
すように、全体を制御する主制御部41が設けられてい
る。この主制御部41には、コピー枚数や倍率等の種々
の複写条件を設定する操作パネル42、スキャナ部1、
および画像形成部2が接続されている。
【0036】画像形成部2は、図1、図3に示すよう
に、画像形成部2の全体を制御するプリンタCPU5
1、制御プログラム等が記憶されているROM52、デ
ータ記憶用のRAM53、給紙部61、搬送装置62、
感光体ドラム14が回転されるモータ63等の駆動機構
を制御する機構制御回路54、レーザユニット16の回
転を制御するとともに、図示しない発光手段による発光
をオン/オフするレーザドライバ55を制御するレーザ
変調回路を有するレーザ制御回路56、帯電装置15の
グリッドスクリーン15bにグリッドバイアス電圧(−
700V)を供給するグリッド電圧発生回路57、帯電
装置15のコロナワイヤ15aに帯電電圧を供給し、転
写装置18の転写チャージワイヤ18aに転写電圧を供
給する高電圧発生回路58、剥離装置19の剥離チャー
ジワイヤ19aに剥離電圧を供給する剥離電圧発生回路
59、現像装置17の現像ローラ17aに現像バイアス
電圧(−450V)を供給する現像バイアス電圧発生回
路60、および定着装置22の定着ローラの電源電圧を
制御する定着温度制御回路66によって構成されてい
る。
【0037】また、グリッド電圧発生回路57、高電圧
発生回路58、剥離電圧発生回路59、現像バイアス電
圧発生回路60、定着温度制御回路66には、電源回路
65からの電源電圧Vccが印加されるようになってい
る。電源回路65には電源スイッチ64およびコンセン
ト67を介して商用電源電圧が印加され、電源電圧Vc
cが生成されるようになっている。
【0038】現像バイアス電圧発生回路60は、図4に
示すように、電源遮断検知回路71、現像バイアストラ
ンス72、電源電圧保持回路73、および基準電圧保持
回路74から構成されている。
【0039】電源遮断検知回路71は、電源回路65か
らの電源電圧Vccが所定電圧以下になったか否により
電源の遮断を検知し、所定電圧以下になった際、基準電
圧保持回路74内の後述するアナログリレースイッチ8
1をオフするものであり、たとえば、ツェナーダイオー
ドZD、抵抗R1、R2、R3、およびPNP形トラン
ジスタT1により構成されている。
【0040】すなわち、電源回路65からの電源電圧V
ccが所定電圧以下になった際、ツェナーダイオードT
Dの保持電圧によりトランジスタT1のベース電流がハ
イレベルとなり、ツェナーダイオードTDがオンされる
ことにより、アナログリレースイッチ81に電圧が印加
され、オフするようになっている。
【0041】現像バイアストランス72は、電源回路6
5から電源電圧保持回路73を介して供給される電源電
圧VccとプリンタCPU51から基準電圧保持回路7
4を介して供給される基準電圧Vrefに応じて所定の
現像バイアス電圧Vdを出力するものである。
【0042】たとえば、図5に示すように、基準電圧V
1に対して−150Vの現像バイアス電圧Vdを出力
し、基準電圧V2に対して−300Vの現像バイアス電
圧Vdを出力し、基準電圧V3に対して−450Vの現
像バイアス電圧Vdを出力し、基準電圧V4に対して−
600Vの現像バイアス電圧Vdを出力するようになっ
ている。
【0043】電源電圧保持回路73は、電源スイッチ6
5がオフされ、電源回路65からの電源電圧Vccが遮
断された際に、所定時間、電源電圧Vccを保持して、
現像バイアストランス72と基準電圧保持回路74内の
オペアンプ82へ供給するものであり、逆流防止用のダ
イオードD1と充電用のコンデンサC1から構成されて
いる。
【0044】コンデンサC1は、電源電圧Vccにより
常時充電され、電源回路65が遮断されることにより電
圧電圧Vccが供給されなくなった時点で、予め規定さ
れている静電容量に基づいて、所定時間の間、電源電圧
を保持するものである。コンデンサC1の(静電)容量
は、感光体ドラム14の表面電位が消失されるまでの間
に必要となる現像バイアス電圧Vdの大きさならびに感
光体ドラム14の慣性に応じておおむね1秒間までの時
間に規定される継続時間に基づいて規定され、たとえ
ば、1000[μF=マイクロファラド]より小さく設
定される。
【0045】なお、コンデンサC1の容量が必要以上に
大きく設定された場合、現像ローラ17aに対し、感光
体ドラム14が停止され、表面電位が自然消失されたあ
とも、現像バイアス電圧Vdが印加されることになるた
め、保安上、適切な容量に規定される必要がある。
【0046】基準電圧保持回路74は、電源遮断検知回
路71により電源の遮断が検知された際、感光体ドラム
14の表面電位が消失されるまでの間、プリンタCPU
51からの基準電圧Vrefを保持しているものであ
り、たとえば、アナログリレースイッチ81、充電用の
コンデンサC2、負荷抵抗R4、および増幅用のオペア
ンプ82により構成されている。
【0047】コンデンサC2、負荷抵抗R4は、電源電
圧Vccが供給されている場合には基準電圧Vrefに
影響を与えないものであり、コンデンサC2の静電容量
は、コンデンサC1による保持時間よりもコンデンサC
2による保持時間が僅かに長いかあるいは等しくなるよ
う規定されている。
【0048】アナログリレースイッチ81は、電源遮断
検知回路71が電源の遮断を検知している際、オフし、
プリンタCPU51からの帯電オン信号が供給された
際、オンし、オンしている際、プリンタCPU51から
の基準電圧Vrefを出力するようになっている。
【0049】オペアンプ82は、電源電圧保持回路73
からの電源電圧により作動し、アナログリレースイッチ
81を介して供給されるプリンタCPU51からの基準
電圧Vref、あるいはコンデンサC2に充電されてい
る電圧を増幅して現像バイアストランス72へ出力する
ものである。
【0050】これにより、画像形成動作中に装置本体の
電源が遮断された場合であって、感光体ドラム14が
(モータ63の惰性により回転されたのち)自然に停止
されて表面電位が自然消失されるまでの間、僅かに回転
された場合であっても、現像ローラ17aに対し、現像
バイアス電圧Vdが印加されることから、感光体ドラム
14に対し、現像装置17(現像ローラ17a)からの
キャリアCが付着することが防止される。
【0051】また、装置本体の電源が遮断された場合に
現像ローラに印加される現像バイアス電圧は、電源オフ
の直前の状態をごく短時間保持するため、保安のための
新たな現像バイアス電圧停止機構などは不要となる。
【0052】なお、電源遮断検知回路71は、現像バイ
アストランス110に供給される電源Vccの降下を検
知する例を示したが、たとえば、1次側すなわち商用電
源の状態をモニタすることでも容易に達成される。ま
た、図4に示した電源遮断検知回路71によれば、装置
本体内のさまざまな回路機構の異常により現像バイアス
のための電源電圧Vccが低下した場合にも、有益であ
る。
【0053】次に、画像形成装置2の動作を詳細に説明
する。画像形成装置2は、ディジタル複写装置、画像入
力装置(スキャナ)、プリンタ装置およびファクシミリ
装置として、相互にあるいは独立に、利用可能に形成さ
れている。以下に、ディジタル複写装置としての動作の
一例を示す。
【0054】原稿O(あるいは書類)等の複写対象物が
スキャナ部1における原稿載置台3に載置され、操作パ
ネル42を介して複写条件が入力される。例えば、操作
パネル42により複写枚数や複写倍率が設定され、プリ
ントキー(図示しない)がオンされることで、原稿Oに
記録されている画像情報が読み取られる。
【0055】すなわち、図示しないランプドライバによ
り蛍光ランプ4が点灯され、図示しないモータの回転に
ともなって蛍光ランプ4およびミラー7、8、9が原稿
載置台3に沿って移動され、原稿Oからの反射光(すな
わち画像情報)が順次CCDセンサ5へ導かれる。
【0056】このCCDセンサ5へ導かれた反射光は、
図示しない画像処理部へ供給され、アナログ信号からデ
ィジタル信号に変換されたのち所定の補正および変換が
施されて、図示しない画像メモリに一旦記憶される。こ
の画像データは、図示しないパラレル−シリアル変換回
路を介してレーザ駆動信号(印刷信号)に変換されたの
ち、主制御部41を介して画像形成部2内のプリンタC
PU51へ供給される。
【0057】この印刷信号は、プリンタCPU51を経
由してレーザ制御回路56に、画素単位で出力される。
このレーザ制御回路56に出力された画像信号により、
レーザドライバ55を介して付勢されているレーザユニ
ット16から出力されるレーザビームを画素単位にオン
/オフさせる。
【0058】一方、画像形成部2では、プリントキーが
オンされた時点で、プリントCPU51による制御に応
じてモータ63が付勢され、感光体ドラム14が回転さ
れる。また、プリントCPU51の制御により、高電圧
発生回路58による高電圧がコロナワイヤ12aに供給
され、グリッド電圧発生回路57によるグリッドバイア
ス電圧(−700V)がグリッドスクリーン12bに供
給され、感光体ドラム14に所望の電荷が供給される。
たとえば、感光体ドラム14の表面電位が−650Vに
設定される。また、プリントCPU51の制御により、
機構制御回路54cがソレノイドあるいはクラッチなど
を付勢することにより、給送部21から被記録材すなわ
ち複写用紙Pが給送される。
【0059】所望の電荷が供給された感光体ドラム14
の表面にレーザ制御回路56を介してオン/オフされた
レーザビームが照射されることで、感光体ドラム14に
静電潜像が形成される。
【0060】このようにして形成された静電潜像は、現
像バイアス電圧発生回路60により、たとえば、現像バ
イアス電圧(−450V)が印加されている現像装置1
7の現像ローラ17aから供給されるトナーによって現
像され、高電圧発生回路58ならびに剥離電圧発生回路
59により所定の転写電圧および剥離電圧が印加されて
いる転写装置18を介して用紙Pにトナー像として転写
される。
【0061】用紙Pに転写されたトナー像は、用紙とと
もに感光体ドラム10の表面から分離されたのち、搬送
装置23によって定着装置22へ搬送され、定着装置2
2を介して用紙Pに定着される。
【0062】トナー像が定着された用紙Pは、排紙ロー
ラを介して装置の外部に配置されている排紙トレイある
いはソータに、順次、排紙される。用紙にトナー像が転
写された後の感光体ドラム14は、引き続き回転され、
除電清掃装置20を介して残存トナーが取り除かれたの
ち除電され、引き続いて、次の画像形成に利用される。
【0063】このようにして、一連の画像形成が繰り返
される。次に、現像バイアス電圧発生回路60の動作に
ついて説明する。すなわち、電源スイッチ64がオンさ
れると、電源回路65の電源電圧Vccが電源電圧保持
回路73を介して現像バイアストランス72に供給され
る。
【0064】しかし、この際、プリンタCPU51から
の帯電オン信号が基準電圧保持回路74のアナログリレ
ースイッチ81に供給されていないため、アナログリレ
ースイッチ81はオフしており、プリンタCPU51か
らの基準電圧Vrefは、アナログリレースイッチ81
により遮断され、現像バイアストランス72に供給され
ない。
【0065】そして、上記電源スイッチ64がオンされ
てから所定時間経過した際、つまりコロナワイヤ15a
とグリッドスクリーン15bとにより感光体ドラム14
表面の帯電が開始され、その感光体ドラム14表面の帯
電開始位置が現像ローラ17aによる現像位置に対向す
るまでの移動時間経過後に、プリンタCPU51からの
帯電オン信号が基準電圧保持回路74のアナログリレー
スイッチ81に供給される。これにより、アナログリレ
ースイッチ81がオンし、プリンタCPU51からの基
準電圧Vrefが基準電圧保持回路74のアナログリレ
ースイッチ81を介して現像バイアストランス72に供
給される。
【0066】これにより、現像バイアストランス72
は、基準電圧Vrefに応じた現像バイアス電圧(−4
00V)Vdを現像ローラ17aへ出力する。また、電
源スイッチ64がオフされた際、電源遮断検知回路71
により電源の遮断が検知され、アナログリレースイッチ
81をオフする。このアナログリレースイッチ81がオ
フに切換わった際に、コンデンサC2の充電電圧が現像
バイアストランス72に供給される。これにより、現像
バイアストランス72は、制御信号Vrefに応じた現
像バイアス電圧(−400V)Vdを現像ローラ17a
へ出力する。
【0067】したがって、画像形成動作中に装置本体の
電源が遮断された場合であって、感光体ドラム14が
(モータ63の惰性により回転されたのち)自然に停止
されて表面電位が自然消失されるまでの間、僅かに回転
された場合であっても、現像ローラ17aに対し、現像
バイアス電圧Vdが印加されることから、感光体ドラム
14に対し、現像装置17(現像ローラ17a)からの
キャリアCが付着することを防止できる。
【0068】上記したように、電源が投入された際、感
光体ドラムの帯電開始位置が現像ローラによる現像位置
に対向するまでの移動時間経過後に、現像バイアストラ
ンスからの現像バイアス電圧が現像ローラへ印加され、
電源投入時に、現像ローラのトナーが感光体ドラムに吸
着されるのを防ぐことができるようにしたものである。
【0069】また、電源回路から現像バイアストランス
への電源電圧とプリンタCPUからの基準電圧が遮断さ
れた際、コンデンサC1による充電電圧を電源電圧と
し、コンデンサC2による充電電圧を基準電圧として、
現像バイアストランスへ供給することにより、現像バイ
アストランスから現像ローラに対し、現像バイアス電圧
を印加することができ、現像ローラのトナーが感光体ド
ラムに吸着されるのを防ぐことができるようにしたもの
である。
【0070】これにより、電源投入時の、キャリア引き
の発生を防止することができ、しかも画像形成動作中で
現像手段に所定のバイアス電圧が印加されている時に電
源が遮断された場合に、キャリア引きの発生を防止する
ことができる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、電源投入時のキャリア引きの発生を防止することが
できる画像形成装置とその画像形成方法を提供できる。
また、電源投入時と電源遮断時の両方におけるキャリア
引きの発生を防止することができる画像形成装置とその
画像形成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのデジタル
複写機の制御回路の概略構成を示すブロック図。
【図2】デジタル複写機の内部構造を示す断面図。
【図3】デジタル複写機の制御回路の概略構成を示すブ
ロック図。
【図4】現像バイアス電圧発生回路の概略構成を示す
図。
【図5】現像バイアス電圧発生回路により出力される現
像バイアス電圧特性を示す図。
【符号の説明】
1…スキャナ部 2…画像形成部 14…感光体ドラム 15…帯電装置 15a…コロナワイヤ 15b…グリッドスクリーン 17…現像装置 17a…現像ローラ 18…転写装置 18a…転写チャージワイヤ 19…剥離装置 19a…剥離チャージワイヤ 51…プリンタCPU 57…グリッド電圧発生回路 58…高電圧発生回路 59…剥離電圧発生回路 60…現像バイアス電圧発生回路 64…電源スイッチ 65…電源回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写する画像形成装置において、 電源電圧の印加を指示する指示手段と、 この指示手段の指示に応じて高圧電圧を発生する電源手
    段と、 この電源手段からの高圧電圧により帯電電圧を生成して
    上記帯電手段に印加する第1の印加手段と、 この第1の印加手段により帯電電圧が上記帯電手段に印
    加されてから所定時間経過後、上記電源手段からの高圧
    電圧により上記現像手段に対する現像バイアス電圧を生
    成して上記現像手段に印加する第2の印加手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写するものにおいて、 電源電圧の印加を指示し、 この指示に応じて高圧電圧を発生し、 この高圧電圧により帯電電圧を生成して上記帯電手段に
    印加し、 この帯電電圧が上記帯電手段に印加されてから所定時間
    経過後、上記高圧電圧により上記現像手段に対する現像
    バイアス電圧を生成して上記現像手段に印加することを
    特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写する画像形成装置において、 電源電圧の印加を指示する指示手段と、 この指示手段の指示に応じて高圧電圧を発生する電源手
    段と、 この電源手段からの高圧電圧により帯電電圧を生成して
    上記帯電手段に印加する第1の印加手段と、 この第1の印加手段により帯電電圧が上記帯電手段に印
    加されてから上記像担持体の帯電位置が上記現像手段の
    現像位置に到達した後、上記電源手段からの高圧電圧に
    より上記現像手段に対する現像バイアス電圧を生成して
    上記現像手段に印加する第2の印加手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写するものにおいて、 電源電圧の印加を指示し、 この指示に応じて高圧電圧を発生し、 この高圧電圧により帯電電圧を生成して上記帯電手段に
    印加し、 この帯電電圧が上記帯電手段に印加されてから上記像担
    持体の帯電位置が上記現像手段の現像位置に到達した
    後、上記高圧電圧により上記現像手段に対する現像バイ
    アス電圧を生成して上記現像手段に印加することを特徴
    とする画像形成方法。
  5. 【請求項5】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写する画像形成装置において、 電源電圧の印加を指示する指示手段と、 この指示手段の指示に応じて高圧電圧を発生する電源手
    段と、 この電源手段からの高圧電圧により帯電電圧を生成して
    上記帯電手段に印加する第1の印加手段と、 この第1の印加手段により帯電電圧が上記帯電手段に印
    加されてから所定時間経過後、上記電源手段からの高圧
    電圧により上記現像手段に対する現像バイアス電圧を生
    成して上記現像手段に印加する第2の印加手段と、 上記電源手段により発生される高圧電圧の遮断を検知す
    る検知手段と、 この検知手段により上記電源手段による高圧電圧の遮断
    を検知した際、上記第2の印加手段により生成される現
    像バイアス電圧を一時的に保持する保持手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写するものにおいて、 電源電圧の印加を指示し、 この指示に応じて高圧電圧を発生し、 この高圧電圧により帯電電圧を生成して上記帯電手段に
    印加し、 この帯電電圧が上記帯電手段に印加されてから所定時間
    経過後、上記高圧電圧により上記現像手段に対する現像
    バイアス電圧を生成して上記現像手段に印加し、 上記高圧電圧の遮断を検知した際、上記生成される現像
    バイアス電圧を一時的に保持する、 ことを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写する画像形成装置において、 電源電圧の印加を指示する指示手段と、 この指示手段の指示に応じて高圧電圧を発生する電源手
    段と、 この電源手段からの高圧電圧により帯電電圧を生成して
    上記帯電手段に印加する第1の印加手段と、 この第1の印加手段により帯電電圧が上記帯電手段に印
    加されてから上記像担持体の帯電位置が上記現像手段の
    現像位置に到達した後、上記電源手段からの高圧電圧に
    より上記現像手段に対する現像バイアス電圧を生成して
    上記現像手段に印加する第2の印加手段と、 上記電源手段により発生される高圧電圧の遮断を検知す
    る検知手段と、 この検知手段により上記電源手段による高圧電圧の遮断
    を検知した際、上記第2の印加手段により生成される現
    像バイアス電圧を一時的に保持する保持手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写するものにおいて、 電源電圧の印加を指示し、 この指示に応じて高圧電圧を発生し、 この高圧電圧により帯電電圧を生成して上記帯電手段に
    印加し、 この帯電電圧が上記帯電手段に印加されてから上記像担
    持体の帯電位置が上記現像手段の現像位置に到達した
    後、上記高圧電圧により上記現像手段に対する現像バイ
    アス電圧を生成して上記現像手段に印加し、 上記高圧電圧の遮断を検知した際、上記生成される現像
    バイアス電圧を一時的に保持する、 ことを特徴とする画像形成方法。
JP7190462A 1995-07-26 1995-07-26 画像形成装置とその画像形成方法 Pending JPH0943946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7190462A JPH0943946A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 画像形成装置とその画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7190462A JPH0943946A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 画像形成装置とその画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0943946A true JPH0943946A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16258527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7190462A Pending JPH0943946A (ja) 1995-07-26 1995-07-26 画像形成装置とその画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0943946A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5287149A (en) Image forming apparatus having image transfer electrode contactable to transfer material
US5598256A (en) Image forming apparatus
US4783680A (en) Halftone screening system for printer/copier
JPH09197781A (ja) 画像形成装置
JP3228642B2 (ja) 画像形成装置
US5515140A (en) Image forming apparatus for changing pre-processing condition of image carrier based on paper feed position
JPH0943946A (ja) 画像形成装置とその画像形成方法
JPH0926692A (ja) 画像形成装置とその画像形成方法
JPH0926697A (ja) 画像形成装置とその画像形成方法
US5812904A (en) Image forming apparatus and method for controlling charging potential differently between image forming area and non-image forming area of photosensitive drum
JPH0815929A (ja) 画像形成装置
JP3776168B2 (ja) 画像形成装置
JP2002014585A (ja) 画像形成装置
JPH08146731A (ja) 画像形成装置ならびに画像形成装置の制御方法
JP3059324B2 (ja) 電子写真印刷装置
JPH10186994A (ja) 画像形成装置
JPH07175280A (ja) 画像形成装置
JPH0467160A (ja) カラー画像形成装置
JPH10171220A (ja) 画像形成装置
JPH09172545A (ja) 画像形成方法とその画像形成装置
JP3718376B2 (ja) 画像形成装置
JP3579115B2 (ja) カラー電子写真方法
JP2000242098A (ja) 画像形成装置
JPH0713407A (ja) 画像形成装置並びにこの装置の制御方法
JPH09297476A (ja) 画像形成装置ならびにこの画像形成装置に組み込まれる転写装置の制御方法