JPH0926697A - 画像形成装置とその画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置とその画像形成方法

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JPH0926697A
JPH0926697A JP7177387A JP17738795A JPH0926697A JP H0926697 A JPH0926697 A JP H0926697A JP 7177387 A JP7177387 A JP 7177387A JP 17738795 A JP17738795 A JP 17738795A JP H0926697 A JPH0926697 A JP H0926697A
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JP
Japan
Prior art keywords
image
charging
power supply
voltage
developing
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Application number
JP7177387A
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English (en)
Inventor
Koji Imamiya
弘二 今宮
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、画像形成動作中で現像手段に所
定のバイアス電圧が印加されている時に電源が遮断され
た場合に、簡単な構成かつ安価で、キャリア引きの発生
を防止することができる。 【解決手段】 この発明は、電源回路65から現像バイ
アス電圧生成回路60への電力が遮断された際、帯電装
置15と現像装置17との間に設けられた除電光源33
の点灯により感光体ドラム14上の表面電位が除電され
ることにより、現像装置17のキャリアが感光体ドラム
14に吸着されるのを防ぐことができるようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電写真プロセ
スによって像担持体に画像を形成し、トナーによって画
像を現像して用紙に出力する画像形成装置とその画像形
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】静電写真プロセスが利用されている画像
形成装置では、光導電性を有する感光体ドラム、及び、
トナーとキャリア(磁性材料)を含む二成分現像剤が利
用され、静電潜像として感光体ドラムに提供された画像
をトナーにより現像することにより、画像が形成され
る。感光体ドラムに形成されたトナー像は、被転写材た
とえば記録用紙に転写されたのち、記録用紙に定着され
る。一方、感光体ドラムに残った未転写トナーは、クリ
ーニング装置により除去される。
【0003】一般には、感光体ドラムは、回転可能な円
筒状或いは無端ベルト状に形成され、感光体ドラムの感
度(電位減衰特性)および単位時間あたりの画像形成能
力に応じて、所定の速度で回転される。
【0004】現像装置は、感光体ドラムの回転軸方向と
おおむね平行かつ感光体ドラムの外周面(または表面)
に対向配置された現像ローラを有し、感光体ドラムに形
成されている静電潜像にトナーを付着させることにより
トナー像を現像する。
【0005】クリーニング装置は、感光体ドラム表面に
圧接可能なクリーニングブレードを含み、感光体ドラム
表面に残った未転写トナーを掻き落とすことで、感光体
ドラム表面をクリーニングする。
【0006】この種の画像形成装置では、複写開始(プ
リントスタート)信号が入力されることにより感光体ド
ラムが回転され、帯電装置を介して、感光体ドラム表面
が、たとえば、−650ボルトに帯電される。この帯電
された感光体ドラムには、印刷すべき画像情報に対応し
たレーザ光が照射されることで、たとえば、−150ボ
ルト程度に電位が低下された領域が形成される。この領
域とレーザ光が照射されずに電位が低下されなかった領
域との間の電位差が静電潜像となる。
【0007】一方、トナーとキャリアからなる現像剤
は、現像装置に収容され、回転可能な現像ローラから感
光体ドラムに供給される。この現像ローラには、約−4
50ボルトの現像バイアス電圧が供給される。このバイ
アス電圧の作用により、感光体ドラムの高電位(マイナ
ス)部にはトナーが付着せず、電位低下領域にのみトナ
ーが付着され、静電潜像が現像される。
【0008】しかしながら、上述したような反転現像プ
ロセスにより画像形成動作中、すなわち、感光体ドラム
が帯電され、かつ、現像装置の現像ローラに現像バイア
ス電圧が供給されている状態で、たとえば、停電、ある
いは、画像形成装置に対して印刷すべき画像情報を供給
しているホストシステムの暴走などに起因して利用者に
より画像形成装置の電源が遮断された場合には、感光体
ドラムと現像装置の現像ローラが対向されている現像位
置において、感光体ドラムの表面に帯電されている高電
位(マイナス)部に、現像装置中のキャリアが吸着され
る(一般に、キャリア引きと呼ばれる)ことが知られて
いる。
【0009】このキャリア引きの発生の原因は電源遮断
時に現像バイアスは接地状態となるが、感光体ドラム上
には帯電:現像間の長さだけ高電位の部分が存在し、慣
性により感光体ドラムが回転してしまうため、現像位置
まで到達してしまうためである。
【0010】このキャリア引きが生じると、感光体ドラ
ム表面にキャリアが付着されるばかりでなく、感光体ド
ラムを介して搬送されたキャリアがクリーニングブレー
ドと感光体ドラムとの間に挟まれることによる感光体ド
ラムへの筋状の傷を生じさせる問題がある。
【0011】この筋状の傷は、引き続く画像形成により
形成される画像に対して筋状の不良画像を提供するのみ
ならず、最悪の場合、高価な感光体ドラムの交換を必要
とする問題がある。
【0012】このようなキャリア引きを抑止するために
は、慣性による感光体ドラムの回転をなくし、瞬時に停
止可能となるように大型のブレーキ機構の設置やクラッ
チ機構などが必要となる。これらを画像形成装置に設置
する場合には本体の大型化やコストアップといった弊害
が発生することになる。
【0013】また、現像ローラに印加される現像バイア
ス電圧は、複写装置の電源が遮断されると同時に停止さ
れるが、感光体ドラムの表面電位が自然消失されるまで
の時間(暗減衰時間)は、比較的長いことから、ブレー
キ機構あるいはクラッチ機構が配置された場合であって
も、感光体ドラムの表面電位が消失されるまでの間に現
像ローラとの間の対向領域を通過される感光体ドラムの
表面に、キャリア引きが生じることはさけられない。
【0014】ところで、画像形成動作中に電源が遮断さ
れた場合であっても、感光体ドラムの表面電位が消失さ
れるまでの間、現像ローラに所定の現像バイアス電圧が
印加されるならば、キャリア引きを防ぐことができる。
しかしながら、画像形成動作中以外に電源が遮断された
時にも、現像バイアス電圧が印加されることは、僅かな
時間であったとしても保安上好ましくない。
【0015】このため、電源遮断時のみに現像バイアス
が印加されるような構造をとる必要がある。この場合に
は、コンデンサを用いた回路を併設する場合が多数であ
るが、コンデンサの静電容量を慣性で感光体ドラムが回
転する量とほぼ同じくすることが難しく、さらに現像バ
イアス電圧が何等かの理由で低下していた場合にはキャ
リア引きを防止できるだけの電圧が印加されない可能性
がある。
【0016】また、一般的には、このような回路構成と
するためには回路は複雑となり、さらにコストアップの
要因ともなる。また、画像形成動作中に動作が停止され
た際に、現像スリーブと現像バイアス電源との電気的接
続を絶ち、現像スリーブをフロート状態にするものも提
案されている。
【0017】この場合、フロート状態とするのに、スイ
ッチを使用しており、長期の使用によりスイッチの動作
不良が発生したり回路が複雑になるという不具合が生じ
てしまうという欠点がある。したがって、簡単な構成か
つ安価で、電源遮断時のキャリア引きの発生を防止する
ことができるものが要望されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、画像
形成動作中で現像手段に所定のバイアス電圧が印加され
ている時に電源が遮断された場合に、簡単な構成かつ安
価で、キャリア引きの発生を防止することができるもの
が要望されているもので、画像形成動作中で現像手段に
所定のバイアス電圧が印加されている時に電源が遮断さ
れた場合に、簡単な構成かつ安価で、キャリア引きの発
生を防止することができる画像形成装置とその画像形成
方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、所定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電
し、この帯電された像担持体上を露光手段により露光す
ることにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静電
潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像化
された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転写
するものにおいて、上記帯電手段と現像手段との間に設
けられ、上記現像手段への現像バイアス電圧を生成する
ための電源電圧が遮断した際に、点灯することにより上
記像担持体上の表面電位を光除電する除電光源から構成
される。
【0020】この発明の画像形成装置は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧を発生する電源手段、この電源手段からの
電源電圧により現像バイアス電圧を生成し、上記現像手
段に印加する印加手段、上記電源手段により発生される
電源電圧の遮断を検知する検知手段、および上記帯電手
段と現像手段との間に設けられ、上記検知手段により上
記電源手段による電源電圧の遮断を検知した際、点灯す
ることにより上記像担持体上の表面電位を光除電する除
電光源から構成される。
【0021】この発明の画像形成装置は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧を発生する電源手段、この電源手段からの
電源電圧により現像バイアス電圧を生成し、上記現像手
段に印加する印加手段、上記電源手段により発生される
電源電圧を充電する充電手段、この充電手段による充電
電圧により作動し、上記電源手段により発生される電源
電圧の遮断を検知する検知手段、および上記帯電手段と
現像手段との間に設けられ、上記検知手段により上記電
源手段による電源電圧の遮断を検知した際、上記充電手
段による充電電圧により点灯することにより上記像担持
体上の表面電位を光除電する除電光源から構成される。
【0022】この発明の画像形成装置は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧を発生する電源手段、この電源手段からの
電源電圧により現像バイアス電圧を生成し、上記現像手
段に印加する印加手段、上記電源手段により発生される
電源電圧を充電する充電手段、この充電手段による充電
電圧により作動し、上記電源手段により発生される電源
電圧の遮断を検知する検知手段、上記帯電手段と現像手
段との間に設けられ、上記像担持体上の表面電位を光除
電する除電光源、および上記検知手段により上記電源手
段による電源電圧の遮断を検知した際、上記充電手段に
よる充電電圧により上記除電光源を点灯制御する制御手
段から構成される。
【0023】この発明の画像形成方法は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、上記現像手段への現像バイアス電圧を生成するため
の電源電圧が遮断した際に、上記帯電手段と現像手段と
の間に設けられる除電光源を点灯することにより、上記
像担持体上の表面電位を光除電するものである。
【0024】この発明の画像形成方法は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧を発生し、この発生される電源電圧により
現像バイアス電圧を生成し、この生成される現像バイア
ス電圧を上記現像手段に印加し、上記電源電圧の遮断を
検知した際、上記帯電手段と現像手段との間に設けられ
る除電光源を点灯することにより、上記像担持体上の表
面電位を光除電するものである。
【0025】この発明の画像形成方法は、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を露光手段により露光することにより静電
潜像を形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で
現像剤像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を
転写手段により被画像形成媒体に転写するものにおい
て、電源電圧を発生し、この発生される電源電圧により
現像バイアス電圧を生成し、この生成される現像バイア
ス電圧を上記現像手段に印加し、上記発生される電源電
圧を充電し、この充電電圧による作動する検知手段によ
り上記電源電圧の遮断を検知し、この電源電圧の遮断を
検知した際、上記帯電手段と現像手段との間に設けられ
る除電光源を上記充電電圧により点灯することにより、
上記像担持体上の表面電位を光除電するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図2は、画像処理装置とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す断面図である。す
なわち、デジタル複写機は、原稿Oの画像情報を光学的
に読取るためのスキャナ部1、及びこのスキャナ部1を
介して読み取られた画像を被記録材すなわち複写用紙P
上に出力するプリンタエンジンとしての画像形成部(プ
リント部)2を具備している。
【0027】スキャナ部1では、複写すべき原稿が原稿
載置台3上に載置され、この原稿載置台3に載置された
原稿Oは、副走査方向に延出されている光源としての蛍
光ランプ4で照明され、この蛍光ランプ4によって照明
された原稿Oからの反射光線が光電変換素子としてのC
CDセンサ5によって光電変換されて反射光線に画像情
報が画像信号に変換される。蛍光ランプ4の側方には、
蛍光ランプ4からの照明光を原稿Oに効率良く集束させ
るためのリフレクタ6が配置され、また、蛍光ランプ4
とCCDセンサ5との間には、原稿OからCCDセンサ
5へ向かう光線、即ち、原稿Oからの反射光線が通過さ
れる光路を折曲げるための複数のミラー7、8、9及び
反射光をCCDセンサ5の集光面に集束させるためのレ
ンズ10などが配置されている。
【0028】露光ランプ4及び原稿Oからの反射光線を
CCDセンサ5に導く光学系は、キャリッジ11、12
に載置され、図示しないパルスモータで主走査方向に搬
送される。蛍光ランプ4によって副走査方向の原稿Oの
領域が照明され、キャリッジ11、12が主走査方向に
移動されることによって原稿Oの副走査方向の領域が次
々に照明され、原稿Oの全領域が蛍光ランプ4によって
照明されることとなる。
【0029】原稿載置台3の上部には、原稿Oを原稿載
置台3に密着させる原稿カバ−13が配置されている。
原稿Oの押えは、デジタル複写機の大きさ、或いは、複
写能力に応じて、例えば、SDFすなわちセミオート原
稿給送装置、或いは、ADFすなわち自動原稿給送装置
などと置換え可能である。
【0030】画像形成部2には、円筒状であって、図示
しないモータなどを介して所望の方向に回転されるとと
もに所望の電位に帯電される感光体ドラム(像担持体)
14が設けられている。レーザビームがこの感光体ドラ
ム14に照射されると、レーザビームが照射された領域
の電位が変化され、感光体ドラム14上には、静電潜像
が形成される。
【0031】この感光体ドラム14の周囲には、その回
転方向(矢印a)に沿って、感光体ドラム14に所望の
電位を与える帯電装置15、感光体ドラム14に画像デ
ータに応じて変調されたレーザビームを出力するレーザ
ユニット16、感光体ドラム14の帯電電位(表面電
位)を除電する除電光源33、レーザユニット16から
のレーザビームによって感光体ドラム14に形成された
静電潜像に、可視化剤すなわちトナーを供給して現像す
る現像装置(現像手段)17、及びこの現像装置17に
よって現像された感光体ドラム14上の可視化されたト
ナー像を後述する被記録材給送部から給送された被記録
材、即ち、複写用紙Pに転写する転写装置18、感光体
ドラム14から複写用紙Pを剥離する剥離装置19が配
置されている。
【0032】帯電装置15は、コロナワイヤ15aとグ
リッドスクリーン15bとを有し、コロナワイヤ15a
から感光体ドラム14へのコロナ放電の放射量が、グリ
ッドスクリーン15bに印加されたグリッドバイアス電
圧によって調整されるようになっている。
【0033】たとえば、グリッドスクリーン15bに後
述するグリッド電圧発生回路57から印加されるグリッ
ドバイアス電圧は、約−700ボルトで、後述する高電
圧発生回路58からの高電圧によりコロナワイヤ15a
を介して感光体ドラム14に供給される初期表面電位
は、約−650ボルトに設定される。
【0034】レーザユニット16は、レーザビームを発
生する半導体レーザ発振器24、この半導体レーザ発振
器24から図示しないコリメートレンズを介して供給さ
れるレーザビームを1ライン毎のビームに変更するポリ
ゴンミラー25、ポリゴンミラー25からの一走査ライ
ンごとのレーザビームを平行光に変更するfθレンズ2
6、このレンズ26からの平行光を反射して感光体ドラ
ム14の露光の位置dへ導くミラー27、およびポリゴ
ンミラー25を回転するミラーモータ28によって構成
されている。
【0035】除電光源33は、電源オフ時の感光体ドラ
ム14の帯電電位(表面電位)を除電するものであり、
たとえばフラッシュ露光ランプで構成されている。除電
光源33は、LEDアレイなどの他の光源であっても良
い。また、除電光源33は、後述する除電光源制御回路
34により点灯制御されるようになっている。
【0036】除電光源33の除電光の光量の変化に対す
る感光体ドラム14上の領域eの現像ローラ17aの対
向位置での表面電位の測定値を、図3に示す。これによ
り、除電光源33の除電光の光量が、「4nJ/mm2
以上」で、感光体ドラム14上の領域eの現像ローラ1
7aの対向位置での表面電位が−300V以下(絶対
値)になっている。
【0037】除電光源33の除電光の光量の変化に対す
る感光体ドラム14上へのキャリアCの付着量の測定値
を、図4に示す。これにより、除電光源33の除電光の
光量が、「4nJ/mm2 以上」で、感光体ドラム14
上へのキャリアCの付着が発生していない。
【0038】このため、除電光源33の除電光の光量
は、「4nJ/mm2 以上」で使用するように設定され
る。現像装置17は、非磁性部材のトナーTと磁性部材
のキャリアCからなる二成分現像剤Dを収容しているも
のであり、外周にて現像剤Dを保持しつつ負に帯電され
たトナーTのみを感光体ドラム14に形成された静電潜
像に付着させる現像ローラ(現像スリーブ)17aを有
している。また、現像ローラ17a、及び、現像装置1
7内のキャリアCおよびトナーTすなわち現像剤Dに
は、後述する現像バイアス電圧発生回路60により所定
の現像バイアス電圧(たとえば−450ボルト)が印加
されるようになっている。現像ローラ17aは、内部に
固定され、円周方向にS極およびN極が適切に配置され
たマグネットローラと、このマグネットローラの周囲を
矢印b方向に回転する非磁性のスリーブとから構成され
ている。このマグネットローラの磁力線に沿って、スリ
ーブ上にキャリアCの穂(穂立)が形成され、そこに鏡
像力により付着されているトナーTが感光体ドラム14
と現像ローラ17aとが対向する現像位置で、現像バイ
アス電圧と感光体ドラム14の表面電位とで形成される
電界によりトナーTが移動される。
【0039】転写装置18は、感光体ドラム14の表面
に形成されたトナー像を、複写用紙Pに静電的に引き寄
せるためにコロナ放電する転写チャージワイヤ18aを
有するものであり、この転写チャージワイヤ18aには
後述する剥離電圧発生回路59からの電圧が供給される
ようになっている。
【0040】剥離装置19は、トナー像が転写される際
に感光体ドラム14に静電的に吸着された用紙Pを感光
体ドラム14から剥離させるための剥離チャージワイヤ
19aを有するものであり、この剥離チャージワイヤ1
9aには後述する高電圧発生回路58からの電圧が供給
されるようになっている。
【0041】なお、感光体ドラム14の回転方向の剥離
装置19の後流側には、感光体ドラム14の感光体ドラ
ム14の表面上に残ったトナーを除去するとともにレー
ザビームによって感光体ドラム14上に生じた電位の変
化を次の画像形成のために消去するクリーナユニット2
0が配置されている。
【0042】現像装置17と転写装置18との間には、
感光体ドラム14に形成されたトナー像が転写される複
写用紙Pを転写装置18に向けて給送する被記録材給送
部21が配置されている。また、転写装置18によって
トナー像が転写された複写用紙Pが感光体ドラム14か
ら分離される方向には、この複写用紙上のトナー像を固
着させるための定着装置22が設けられている。この定
着装置22と転写装置18との間には、複写用紙Pをこ
の定着装置22に向かって搬送するための搬送装置23
が配置されている。
【0043】デジタル複写機の制御回路には、図5に示
すように、全体を制御する主制御部41が設けられてい
る。この主制御部41には、コピー枚数や倍率等の種々
の複写条件を設定する操作パネル42、スキャナ部1、
および画像形成部2が接続されている。
【0044】画像形成部2は、図1、図5に示すよう
に、画像形成部2の全体を制御するプリンタCPU5
1、制御プログラム等が記憶されているROM52、デ
ータ記憶用のRAM53、給紙部61、搬送装置62、
感光体ドラム14が回転されるモータ63等の駆動機構
を制御する機構制御回路54、レーザユニット16の回
転を制御するとともに、図示しない発光手段による発光
をオン/オフするレーザドライバ55を制御するレーザ
変調回路を有するレーザ制御回路56、帯電装置15の
グリッドスクリーン15bにグリッドバイアス電圧(−
700V)を供給するグリッド電圧発生回路57、帯電
装置15のコロナワイヤ15aに帯電電圧を供給し、転
写装置18の転写チャージワイヤ18aに転写電圧を供
給する高電圧発生回路58、剥離装置19の剥離チャー
ジワイヤ19aに剥離電圧を供給する剥離電圧発生回路
59、現像装置17の現像ローラ17aに現像バイアス
電圧(−450V)を供給する現像バイアス電圧発生回
路60、除電光源33の点灯制御を行う除電光源制御回
路34、および定着装置22の定着ローラの電源電圧を
制御する定着温度制御回路66によって構成されてい
る。
【0045】また、グリッド電圧発生回路57、高電圧
発生回路58、剥離電圧発生回路59、現像バイアス電
圧発生回路60、除電光源制御回路34、定着温度制御
回路66には、電源回路65からの電源電圧Vccが印
加されるようになっている。電源回路65には電源スイ
ッチ64およびコンセント67を介して商用電源電圧が
印加され、電源電圧Vccが生成されるようになってい
る。
【0046】除電光源制御回路34は、図6に示すよう
に、充電回路34a、電源遮断検知回路34b、および
除電光源点灯回路34cから構成されている。充電回路
34aは、電源回路65からの電源電圧Vcc(+36
V)により充電を行うものであり、電源回路65からの
電源電圧Vccが低下した際、充電電圧を保持するコン
デンサCと逆流防止用のダイオードDにより構成されて
いる。
【0047】電源遮断検知回路34bは、電源回路65
からの電源電圧Vccが所定電圧以下になったか否によ
り電源の遮断を検知し、所定電圧以下になった際、除電
光源点灯回路34c内の後述するNPN形トランジスタ
T2をオンするものであり、たとえば、ツェナーダイオ
ードTD、抵抗R1、R2、R3、およびPNP形トラ
ンジスタT1により構成されている。
【0048】すなわち、電源回路65からの電源電圧V
ccが所定電圧以下になった際、充電回路34aの充電
電圧による電流が抵抗R3、R2、R1を介して流れ、
トランジスタT1のエミッタ−ベース間の電圧降下によ
りトランジスタT1がオンされることにより、充電回路
34aによる充電電圧がトランジスタT1を介して除電
光源点灯回路34cに印加されるようになっている。
【0049】除電光源点灯回路34cは、遮断検知回路
34bからの充電回路34aによる充電電圧が印加され
た際、除電光源33を点灯駆動するものであり、抵抗R
4、R5、およびNPN形トランジスタT2により構成
されている。
【0050】すなわち、電源遮断検知回路34bからの
充電回路34aによる充電電圧が印加された際、その充
電電圧による電流がトランジスタT1、抵抗R4、R5
を介して流れ、トランジスタT2のベース−コレクタ間
の電圧降下によりトランジスタT2がオンされ、充電回
路34aによる充電電圧が除電光源33およびトランジ
スタT2を介して印加され、除電光源33に電流が流
れ、点灯されるようになっている。
【0051】これにより、画像形成動作中に装置本体の
電源が遮断された場合であって、感光体ドラム14が
(モータ63の惰性により回転されたのち)自然に停止
されて表面電位が自然消失されるまでの間、僅かに回転
された場合であっても、点灯された除電光源33により
感光体ドラム14上の表面電位を除電することができ、
現像装置17(現像ローラ17a)からのキャリアCが
感光体ドラム14に付着することが防止される。
【0052】次に、画像形成装置2の動作を詳細に説明
する。画像形成装置2は、ディジタル複写装置、画像入
力装置(スキャナ)、プリンタ装置およびファクシミリ
装置として、相互にあるいは独立に、利用可能に形成さ
れている。以下に、ディジタル複写装置としての動作の
一例を示す。
【0053】原稿O(あるいは書類)等の複写対象物が
スキャナ部1における原稿載置台3に載置され、操作パ
ネル42を介して複写条件が入力される。例えば、操作
パネル42により複写枚数や複写倍率が設定され、プリ
ントキー(図示しない)がオンされることで、原稿Oに
記録されている画像情報が読み取られる。
【0054】すなわち、図示しないランプドライバによ
り蛍光ランプ4が点灯され、図示しないモータの回転に
ともなって蛍光ランプ4およびミラー7、8、9が原稿
載置台3に沿って移動され、原稿Oからの反射光(すな
わち画像情報)が順次CCDセンサ5へ導かれる。
【0055】このCCDセンサ5へ導かれた反射光は、
図示しない画像処理部へ供給され、アナログ信号からデ
ィジタル信号に変換されたのち所定の補正および変換が
施されて、図示しない画像メモリに一旦記憶される。こ
の画像データは、図示しないパラレル−シリアル変換回
路を介してレーザ駆動信号(印刷信号)に変換されたの
ち、主制御部41を介して画像形成部2内のプリンタC
PU51へ供給される。
【0056】この印刷信号は、プリンタCPU51を経
由してレーザ制御回路56に、画素単位で出力される。
このレーザ制御回路56に出力された画像信号により、
レーザドライバ55を介して付勢されているレーザユニ
ット16から出力されるレーザビームを画素単位にオン
/オフさせる。
【0057】一方、画像形成部2では、プリントキーが
オンされた時点で、プリントCPU51による制御に応
じてモータ63が付勢され、感光体ドラム14が回転さ
れる。また、プリントCPU51の制御により、高電圧
発生回路58による高電圧がコロナワイヤ12aに供給
され、グリッド電圧発生回路57によるグリッドバイア
ス電圧(−700V)がグリッドスクリーン12bに供
給され、感光体ドラム14に所望の電荷が供給される。
たとえば、感光体ドラム14の表面電位が−650Vに
設定される。また、プリントCPU51の制御により、
機構制御回路54cがソレノイドあるいはクラッチなど
を付勢することにより、給送部21から被記録材すなわ
ち複写用紙Pが給送される。
【0058】所望の電荷が供給された感光体ドラム14
の表面にレーザ制御回路56を介してオン/オフされた
レーザビームが照射されることで、感光体ドラム14に
静電潜像が形成される。
【0059】このようにして形成された静電潜像は、現
像バイアス電圧発生回路60により、たとえば、現像バ
イアス電圧(−450V)が印加されている現像装置1
7の現像ローラ17aから供給されるトナーによって現
像され、高電圧発生回路58ならびに剥離電圧発生回路
59により所定の転写電圧および剥離電圧が印加されて
いる転写装置18を介して用紙Pにトナー像として転写
される。
【0060】用紙Pに転写されたトナー像は、用紙とと
もに感光体ドラム10の表面から分離されたのち、搬送
装置23によって定着装置22へ搬送され、定着装置2
2を介して用紙Pに定着される。
【0061】トナー像が定着された用紙Pは、排紙ロー
ラを介して装置の外部に配置されている排紙トレイある
いはソータに、順次、排紙される。用紙にトナー像が転
写された後の感光体ドラム14は、引き続き回転され、
除電清掃装置20を介して残存トナーが取り除かれたの
ち除電され、引き続いて、次の画像形成に利用される。
【0062】このようにして、一連の画像形成が繰り返
される。次に、除電光源制御回路34の動作について説
明する。すなわち、電源スイッチ64がオンされると、
電源回路65の電源電圧が充電回路34aのコンデンサ
Cおよび電源遮断検知回路34bに供給され、コンデン
サCが充電される。
【0063】この際、電源遮断検知回路34bのトラン
ジスタT1のベース電流がハイレベルとなり、トランジ
スタT1がオフされることにより、除電光源点灯回路3
4c内のトランジスタT2もオフとなっている。これに
より、除電光源33は消灯している。
【0064】そして、電源スイッチ64がオフされ、電
源回路65からの電源電圧Vccが所定電圧以下になっ
た際、電源遮断検知回路71により電源の遮断が検知さ
れ、つまり充電回路34aの充電電圧による電流が抵抗
R3、R2、R1を介して流れ、トランジスタT1のエ
ミッタ−ベース間の電圧降下によりトランジスタT1が
オンされ、充電回路34aによる充電電圧がトランジス
タT1を介して除電光源点灯回路34cに印加される。
【0065】これにより、充電回路34aの充電電圧に
よる電流がトランジスタT1、抵抗R4、R5を介して
流れ、トランジスタT2のベース−コレクタ間の電圧降
下によりトランジスタT2がオンされ、充電回路34a
による充電電圧が除電光源33およびトランジスタT2
を介して印加され、除電光源33に電流が流れ、点灯さ
れる。
【0066】この除電光源33の点灯により、感光体ド
ラム14上の表面電位を除電する。すなわち、電源の遮
断等が発生すると、除電光源33からの除電光により、
図1に示す、感光体ドラム14上の帯電装置15の対向
位置から現像装置17の対向位置の領域eに保持されて
いる表面電位が急激に除電される。
【0067】したがって、画像形成動作中に装置本体の
電源が遮断された場合であって、感光体ドラム14が
(モータ63の惰性により回転されたのち)自然に停止
されて表面電位が自然消失されるまでの間、僅かに回転
された場合であっても、現像ローラ17aに対し、現像
バイアス電圧Vdが印加されることから、除電光源33
の点灯により感光体ドラム14上の表面電位が除電され
ることにより、現像装置17(現像ローラ17a)から
のキャリアCが感光体ドラム14に付着する(キャリア
引きされる)ことを防止できる。
【0068】すなわち、図7に示すように、電源遮断に
伴い、感光体ドラム14の領域eの電位Vbは、略OV
に降下し、現像バイアス電圧(V0)も略OVになって
いるため、現像ローラ17aから感光体ドラム14の領
域eの部分にキャリアCが供給されることはない。
【0069】上記したように、電源回路から現像バイア
ス電圧生成回路への電力が遮断された際、帯電装置と現
像装置との間に設けられた除電光源の点灯により感光体
ドラム上の表面電位が除電されることにより、現像装置
のキャリアが感光体ドラムに吸着されるのを防ぐことが
できるようにしたものである。
【0070】これにより、画像形成動作中で現像手段に
所定のバイアス電圧が印加されている時に電源が遮断さ
れた場合に、簡単な構成かつ安価で、キャリア引きの発
生を防止することができる。
【0071】また、キャリア引きの発生を防止すること
により、現像剤の寿命が長くなるとともに、転写装置へ
のキャリアの落下によるチャージャリークの発生を防止
することができる。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、画像形成動作中で
現像手段に所定のバイアス電圧が印加されている時に電
源が遮断された場合に、簡単な構成かつ安価で、キャリ
ア引きの発生を防止することができる画像形成装置とそ
の画像形成方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのデジタル
複写機の制御回路の概略構成を示すブロック図。
【図2】デジタル複写機の内部構造を示す断面図。
【図3】除電光源の除電光の光量の変化に対する感光体
ドラム上の領域eの現像ローラの対向位置での表面電位
の測定値を示す図。
【図4】除電光源の除電光の光量の変化に対する感光体
ドラム上へのキャリアの付着量の測定値を示す図。
【図5】デジタル複写機の制御回路の概略構成を示すブ
ロック図。
【図6】除電光源制御回路の概略構成を示す図。
【図7】電源遮断に伴う感光体ドラムの領域eの電位と
現像バイアス電圧との関係を示す図。
【符号の説明】
14…感光体ドラム 15…帯電装置 15a…コロナワイヤ 15b…グリッドスクリーン 16…レーザユニット 17…現像装置 17a…現像ローラ 18…転写装置 33…除電光源 34…除電光源制御回路 51…プリンタCPU 57…グリッド電圧発生回路 58…高電圧発生回路 60…現像バイアス電圧発生回路 64…電源スイッチ 65…電源回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写する画像形成装置において、 上記帯電手段と現像手段との間に設けられ、上記現像手
    段への現像バイアス電圧を生成するための電源電圧が遮
    断した際に、点灯することにより上記像担持体上の表面
    電位を光除電する除電光源を具備したことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写する画像形成装置において、 電源電圧を発生する電源手段と、 この電源手段からの電源電圧により現像バイアス電圧を
    生成し、上記現像手段に印加する印加手段と、 上記電源手段により発生される電源電圧の遮断を検知す
    る検知手段と、 上記帯電手段と現像手段との間に設けられ、上記検知手
    段により上記電源手段による電源電圧の遮断を検知した
    際、点灯することにより上記像担持体上の表面電位を光
    除電する除電光源と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写する画像形成装置において、 電源電圧を発生する電源手段と、 この電源手段からの電源電圧により現像バイアス電圧を
    生成し、上記現像手段に印加する印加手段と、 上記電源手段により発生される電源電圧を充電する充電
    手段と、 この充電手段による充電電圧により作動し、上記電源手
    段により発生される電源電圧の遮断を検知する検知手段
    と、 上記帯電手段と現像手段との間に設けられ、上記検知手
    段により上記電源手段による電源電圧の遮断を検知した
    際、上記充電手段による充電電圧により点灯することに
    より上記像担持体上の表面電位を光除電する除電光源
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写する画像形成装置において、 電源電圧を発生する電源手段と、 この電源手段からの電源電圧により現像バイアス電圧を
    生成し、上記現像手段に印加する印加手段と、 上記電源手段により発生される電源電圧を充電する充電
    手段と、 この充電手段による充電電圧により作動し、上記電源手
    段により発生される電源電圧の遮断を検知する検知手段
    と、 上記帯電手段と現像手段との間に設けられ、上記像担持
    体上の表面電位を光除電する除電光源と、 上記検知手段により上記電源手段による電源電圧の遮断
    を検知した際、上記充電手段による充電電圧により上記
    除電光源を点灯制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写するものにおいて、 上記現像手段への現像バイアス電圧を生成するための電
    源電圧が遮断した際に、上記帯電手段と現像手段との間
    に設けられる除電光源を点灯することにより、上記像担
    持体上の表面電位を光除電する、 ことを特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写するものにおいて、 電源電圧を発生し、 この発生される電源電圧により現像バイアス電圧を生成
    し、 この生成される現像バイアス電圧を上記現像手段に印加
    し、 上記電源電圧の遮断を検知した際、上記帯電手段と現像
    手段との間に設けられる除電光源を点灯することによ
    り、上記像担持体上の表面電位を光除電する、 ことを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 所定の電位に帯電する帯電手段で像担持
    体上を帯電し、この帯電された像担持体上を露光手段に
    より露光することにより静電潜像を形成し、この像担持
    体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、
    この顕像化された現像剤像を転写手段により被画像形成
    媒体に転写するものにおいて、 電源電圧を発生し、 この発生される電源電圧により現像バイアス電圧を生成
    し、 この生成される現像バイアス電圧を上記現像手段に印加
    し、 上記発生される電源電圧を充電し、 この充電電圧による作動する検知手段により上記電源電
    圧の遮断を検知し、 この電源電圧の遮断を検知した際、上記帯電手段と現像
    手段との間に設けられる除電光源を上記充電電圧により
    点灯することにより、上記像担持体上の表面電位を光除
    電する、 ことを特徴とする画像形成方法。
JP7177387A 1995-07-13 1995-07-13 画像形成装置とその画像形成方法 Pending JPH0926697A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1311619C (zh) * 1998-09-10 2007-04-18 精工爱普生株式会社 计时装置和计时装置的控制方法
JP2016153853A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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CN1311619C (zh) * 1998-09-10 2007-04-18 精工爱普生株式会社 计时装置和计时装置的控制方法
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