JPH10161435A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH10161435A
JPH10161435A JP8316122A JP31612296A JPH10161435A JP H10161435 A JPH10161435 A JP H10161435A JP 8316122 A JP8316122 A JP 8316122A JP 31612296 A JP31612296 A JP 31612296A JP H10161435 A JPH10161435 A JP H10161435A
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JP
Japan
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image
transfer
developer
developing
bias voltage
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JP8316122A
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English (en)
Inventor
Yukie Kobayashi
雪絵 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、環境条件に拘らず、クリーニング
不良の生じない画像形成装置を提供することにある。 【解決手段】この発明の画像形成装置2によれば、反射
濃度センサ59により、感光体ドラム10に転写トナー
が存在することが検知された場合、次の画像形成のため
のウォームアップ中に、転写バイアス発生回路108か
ら転写装置16に所定の転写バイアス電圧が供給され
る。これにより、例えば、用紙詰まりにより感光体ドラ
ム上に残ったトナーに起因するクリーニング不良が除去
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真プロセ
スを用いて画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】反転現像方式の電子写真プロセスが利用
されている画像形成装置は、光導電性を有する感光体を
所定の電位に帯電させたのち画像に対応する光を照射し
て感光体の電位を選択的に減衰させて静電潜像を形成
し、現像剤としてのトナーで現像して得られるトナー像
を被転写材に転写することで、複写対象物の複写像また
は印字すべき画像を形成する。感光体の周囲には、感光
体に所定の表面電位を与える帯電装置、感光体表面の静
電像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像装
置、感光体上のトナー像を記録材料に転写する転写装置
および感光体表面のトナーをクリーニングするとともに
電荷分布を初期状態に戻すクリーニング装置等が、感光
体が回転される方向に沿って、順に、配置されている。
また、装置内部の所定の位置には、現像装置と帯電装置
との間で感光体に画像を露光して静電像を形成する露光
装置、及び、転写装置により現像されたトナー像を用紙
に定着する定着装置等が配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、上述した反転
現像方式の画像形成装置においては、感光体上のトナー
像に転写装置から提供される転写電圧の極性は、通常、
トナーの極性と逆の極性に設定される。
【0004】ところで、感光体表面と転写装置との間に
用紙が存在しない状態で、転写電圧が提供された場合、
感光体の帯電能力が低下して次に画像形成される画像の
画像濃度が低下したり、転写メモリが生じることにより
帯電能力の低下と同様に次に画像形成される画像の画像
濃度が低下することが知られている。
【0005】このことから、転写装置からの感光体への
転写電圧の印加は、感光体にトナー像が存在する場合の
みとなるよう、すなわち、画像形成装置のウォームアッ
プ中あるいは転写装置と感光体との間に用紙が存在しな
い紙間においては、転写装置から転写電圧が発生しない
よう、制御されている。
【0006】しかしながら、画像形成動作中に、例え
ば、用紙詰まり (以下JAMと示す)が生じた等の理由
により画像形成動作が中断された場合、再び通電された
際に、感光体上の現像装置と転写装置の間の領域に対応
する位置に、JAMにより転写されなかった非転写トナ
ーが生じる。
【0007】この非転写トナーは、通常の転写工程にお
いて、転写装置から供給される転写電圧の放射を受けて
いないことから、感光体に対する吸着力が強いまま、感
光体の回転とともに、クリーニング装置に搬送される。
この転写電圧の放射を受けていない転写残りトナーは、
感光体から離脱しにくいことから、クリーニング装置の
クリーニング能力が低下しやすい低温/低湿環境におい
て、クリーニング不良を引き起こす問題がある。この発
明の目的は、環境条件に拘らず、クリーニング不良の生
じない画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【問題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、像担持体に形成される静
電像に現像剤を供給して現像剤像を形成する現像手段
と、この現像手段により上記像担持体に形成された上記
現像剤像を被転写材に転写する転写手段と、上記現像手
段により上記像担持体に形成された上記現像剤像の有無
を検知する検知手段と、この検知手段による検知結果に
基づいて上記転写手段の動作タイミングを変更する転写
手段制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装
置を提供するものである。
【0009】また、この発明は、特定の極性に帯電した
像担持体に形成される静電像に前記特定の極性と同極性
に帯電した現像剤を供給して現像剤像を形成する反転現
像方式の現像手段と、この現像手段により上記像担持体
に形成された上記現像剤像を被転写材に前記特定の極性
と逆極性の電荷を付与することにより転写する転写手段
と、上記現像手段により上記像担持体に形成された上記
現像剤像の有無を検知する検知手段と、この検知手段に
よる検知結果に基づいて上記転写手段の動作タイミング
を変更する転写手段制御手段と、を有することを特徴と
する画像形成装置を提供するものである。さらに、この
発明は、像担持体に形成される静電像に現像剤を供給し
て現像剤像を形成する現像手段と、この現像手段により
現像剤像が形成された像担持体に向けて被転写材を搬送
する搬送手段と、上記像担持体に形成された上記現像剤
像を上記搬送手段にて搬送される被転写材に転写する転
写手段と、上記現像手段により上記像担持体に形成され
た上記現像剤像の有無を検知する検知手段と、上記搬送
手段にて搬送される被転写材の搬送不良が生じ、かつ上
記検知手段により上記像担持体に上記現像剤像が存在す
ることが検知された場合に、搬送不良状態解除後に上記
転写手段の動作タイミングを変更する転写手段制御手段
と、を有することを特徴とする画像形成装置を提供する
ものである。
【0010】またさらに、この発明は、像担持体に像を
形成する像形成手段と、この像形成手段により上記像担
持体に形成された像を被転写材に転写する転写手段と、
上記像形成手段への通電が遮断された場合に、上記像形
成手段への通電が遮断される直前の上記像形成手段の動
作状態に基づいて、次に通電された際に、上記転写手段
により転写バイアス電圧を所定時間印加する転写バイア
ス電圧制御手段と、を有することを特徴とする画像形成
装置を提供するものである。
【0011】さらにまた、この発明は、像担持体に形成
される静電像に現像剤を供給して現像剤像を形成する現
像手段と、この現像手段により上記像担持体に形成され
た上記現像剤像を被転写材に転写する転写手段と、通電
が遮断された後に再び通電された場合、通電が遮断され
る直前に、上記現像手段により上記現像剤像が形成され
ていたか否かに基づいて次に通電された際に上記転写手
段により転写バイアス電圧を所定時間印加する転写バイ
アス電圧制御手段と、を有することを特徴とする画像形
成装置を提供するものである。
【0012】またさらに、この発明は、像担持体に形成
される静電像に現像剤を供給して現像剤像を形成する現
像手段と、この現像手段により上記像担持体に形成され
た上記現像剤像を被転写材に転写する転写手段と、通電
が遮断された後に再び通電された場合、通電が遮断され
る直前に、上記現像手段により上記像担持体が保持する
上記像が現像されて上記現像剤像が形成されていた場
合、次に通電された際に上記転写手段から転写バイアス
電圧を所定時間印加する転写バイアス電圧制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置を提供するもの
である。
【0013】さらにまた、この発明は、像担持体に形成
される静電像に現像剤を供給して現像剤像を形成する現
像手段と、この現像手段により上記像担持体に形成され
た上記現像剤像を被転写材に転写する転写手段と、上記
像担持体上の上記現像剤像の有無を検知する画像検知手
段と、通電が遮断された後に再び通電された場合、上記
画像検知手段により、通電が遮断される直前に上記現像
手段を介して上記現像剤像が形成されていたことが検知
された場合、次に通電された際に上記転写手段から転写
バイアス電圧を所定時間印加する転写バイアス電圧制御
手段と、を有することを特徴とする画像形成装置を提供
するものである。
【0014】またさらに、この発明は、特定の極性に帯
電した像担持体に形成される静電像に前記特定の極性と
同極性に帯電した現像剤を供給して現像剤像を形成する
反転現像方式の現像手段と、この現像手段により上記像
担持体に形成された上記現像剤像を被転写材に前記特定
の極性と逆極性の電荷を付与することにより転写する転
写手段と、上記像担持体上の上記現像剤像の有無を検知
する画像検知手段と、通電が遮断された後に再び通電さ
れた場合、上記画像検知手段により、通電が遮断される
直前に上記現像手段を介して上記現像剤像が形成されて
いたことが検知された場合、次に通電された際に上記転
写手段から転写バイアス電圧を所定時間印加する転写バ
イアス電圧制御手段と、を有することを特徴とする画像
形成装置を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1に示されるように、画像形
成装置、例えば、レーザ露光式複写装置2は、回転可能
に形成された円筒状であって、後述するレーザ露光装置
から供給されるレーザビームによって、記録すべき画像
に対応する静電潜像が形成される感光体ドラム10を、
有している。
【0016】感光体ドラム10の周囲には、矢印aで示
される感光体ドラム10の回転方向に沿って、感光体ド
ラム10の表面を所定の電位に帯電する帯電装置12、
後述するレーザ露光装置により感光体ドラム10に形成
された潜像に現像剤としてのトナーを供給することで静
電潜像を現像する現像装置14、現像装置14により現
像された感光体ドラム10上のトナー像を被記録媒体と
しての用紙に転写する転写装置16、感光体ドラム10
の表面に残った転写残りトナーすなわち未転写トナーを
掻き落とすクリーニング装置18および感光体ドラム1
0の表面の残留電荷を除去する除電装置20が順に配置
されている。
【0017】帯電装置12は、コロナワイヤ12aとグ
リッド電極12bとを含み、図2を用いて後述する帯電
電圧発生回路102およびグリッドバイアス電圧発生回
路104に接続され、感光体ドラム10の表面を所定の
電位に帯電する。
【0018】現像装置14は、非磁性に形成されたトナ
ーと磁性が与えられたキャリアとが所定の比率で混合さ
れた2成分現像剤を外周にて保持しつつ、図2を用いて
後述する現像バイアス発生回路106からの現像バイア
ス電圧により負に帯電されたトナーを感光体ドラム10
に形成された静電潜像に付着させる現像ローラ14aを
有している。なお、2成分現像剤および現像ローラ14
aは、ハウジング14bに収容されている。現像装置1
4は、感光体ドラム10の外周面と現像ローラ14aの
表面のそれぞれが実質的に平行になるよう配置され、現
像ローラ14aのマグネット媒体の主磁極から発生され
る磁力線に沿ってスリーブ上に形成されるキャリアの穂
(穂立ち) に鏡像力により付着されているトナーを感光
体ドラム10と現像ローラ14aとが対向する現像領域
で、感光体ドラム10の静電潜像の電位と現像バイアス
電圧とにより形成される電界を用いて、感光体ドラム1
0上の潜像に向けて移動させることで、静電潜像を現像
する。
【0019】転写装置16は、感光体ドラム10の外周
面に接触して回転されるローラ状に形成され、図2を用
いて後述する転写バイアス発生回路108により、現像
装置14の現像ローラ14aによりトナーが供給されて
現像された感光体ドラム10の表面のトナー像を、用紙
に静電的に引き寄せて転写する。なお、転写装置16
は、周知のコロナ帯電装置であってもよい。
【0020】クリーニング装置18は、感光体ドラム1
0の表面に圧接され、感光体ドラム10の表面の転写ト
ナーを掻き落とすブレード18aを有し、感光体ドラム
10の表面の未転写トナーを掻き落として集約する。
【0021】除電装置20は、図示しないランプレギュ
レータ (点灯回路) を介して所定の光量を提供するよう
点灯され、感光体ドラム10の表面に残った残存電位を
消去する。
【0022】感光体ドラム10の上方すなわち装置本体
の上部には、複写対象物である原稿Dの画像を、光の明
暗情報として読み取る画像読取部30が配置されてい
る。画像読取部30は、原稿Dを保持する原稿テーブル
31、原稿テーブル31に載置された原稿Dを照明する
照明ランプ32、照明ランプ32から照射される照明光
を原稿Dに集光するリフレクタ33、原稿Dからの反射
光を原稿テーブルと平行な方向に案内する第1のミラー
34、第1のミラー34で反射された光を90°折り曲
げる第2のミラー35および第2のミラー35で折り曲
げられた光をさらに90°折り曲げて再び原稿テーブル
と平行な方向に案内する第3のミラー36等を有し、図
示しない走査モータを用いて照明ランプ32および第1
ないし第3のミラー34,35および36を原稿テーブ
ル31に沿って移動することにより、原稿テーブル31
に載置された原稿Dの画像を光の明暗情報として後段の
CCDセンサ38に伝達する。なお、第2ミラー35お
よび第3ミラー36は、周知のように、図示しない駆動
機構により、第1ミラー34が移動される速度の1/2
の速度で第1ミラー34に従動される。
【0023】第3ミラー36により折返された光の光軸
を含む面内には、原稿Dからの反射光に集束性を与える
結像レンズ37および結像レンズ37により集束された
反射光を光電変換するCCDセンサ38が配置されてい
る。
【0024】感光体ドラム10の近傍であって、感光体
ドラム10の表面に原稿画像に対応する光を照射可能な
位置には、帯電装置12により所定の表面電位が与えら
れた感光体ドラム10の表面に、画像に基づいて光強度
が変化されたレーザビームを照射するレーザ露光装置4
0が配置されている。
【0025】感光体ドラム10が回転される方向であっ
て、現像装置14により現像されたトナー像が感光体ド
ラム10の回転によって搬送される方向の上流側に対応
する位置には、所定のサイズの記録用紙 (被転写材) を
収容可能に形成されるとともに自身が収容している記録
用紙のサイズを表示する図示しないサイズ表示機構を有
する用紙カセット52‥‥‥が挿入される第1,第2の
スロット50a,50bが形成されている。第1,第2
のスロット50a,50bには、カセット52‥‥‥に
収容されている用紙のサイズに対応して設定された図示
しないサイズ表示に基づいて、カセット52‥‥‥に収
容されている記録用紙の大きさをCPU102に報知す
るサイズ検知センサ51a,51bが配置されている。
【0026】また、第1のスロット50aの上方には、
定型以外の記録材料を給送可能とする手差通路53が、
第1のスロット50aと一体的に形成されている。手差
通路53には、用紙が搬送される方向に対して通路に案
内される用紙が傾くことを防止する用紙ガイド53aが
配置されている。用紙ガイド53aは、用紙のサイズ
(幅) に合わせて移動可能、かつ、用紙ガイド53aの
位置を検知することで手差通路53に挿入される用紙の
大きさ (幅) を検出する用紙センサ53bに対して、用
紙の大きさの入力可能に、形成されている。
【0027】感光体ドラム10と各スロット50a,5
0bの間には、それぞれのスロット50a,50bに対
応して配置され、スロットに挿入されたカセット52‥
‥‥のそれぞれから用紙を1枚ずつ引出す給紙ローラ5
4a,54b、給紙ローラ54a,54bにより引出さ
れた用紙を、感光体ドラム10にへ向けて送出する搬送
ローラ56a,56b、搬送ローラ56a,56bによ
り感光体ドラム10へ向けられる用紙を一時的に停止す
ることにより用紙が搬送される方向に対する用紙の傾き
を補正するとともに、感光体ドラム10上のトナー像の
先端と用紙の先端とを整合させて感光体ドラム10の表
面が移動される速度と等しい速度で用紙を送り出すアラ
イニングローラ58が配置されている。なお、手差通路
53から供給される用紙は、搬送ローラ56aに向けて
案内される。
【0028】アライニングローラ58の近傍には、アラ
イニングローラ58を介して用紙を停止させるために、
搬送されている用紙の先端を検知するアライニングスイ
ッチ58aが配置されている。
【0029】アライニングローラ58の近傍にはまた、
感光体ドラム10の表面に付着したトナーの有無すなわ
ち現像装置14の動作状態および現像された画像の大ま
かな画像濃度をチェックする反射濃度センサ59が配置
されている。反射濃度センサ59は、例えば、用紙の詰
まり (以下、JAMと示す) などにより感光体ドラム1
0の回転が停止 (装置2への通電が遮断) された場合に
生じる未転写トナー、すなわち、現像装置14の現像ロ
ーラ14aを介して感光体ドラム10上の静電潜像が現
像された直後に感光体ドラム10の回転 (装置への通
電) が停止されたような場合に感光体ドラム10に付着
したトナーの有無を検知するためにも利用される。
【0030】感光体ドラム10の回転方向下流に対応す
る位置には、感光体ドラム10上に形成されたトナー像
が転写され、トナーが静電的に付着している状態の用紙
を搬送する搬送べルト60、用紙に転写されたトナーを
加熱するとともに用紙に押圧することで用紙に定着させ
る定着装置62およびトナー像が定着された用紙を複写
装置2の外部の排紙トレイヘ排出させる排紙ローラ64
が配置されている。
【0031】図2は、図1に示したレーザ露光式複写装
置の画像形成部を中心として示した制御ブロックを示す
ブロック図である。図2に示されるように、レーザ露光
式複写装置2の各機構部は、主制御装置であるCPU1
00により制御される。なお、CPU100には、装置
2を動作させるためのイニシャルプログラムあるいは固
有データなどを記憶するROM部、例えば、図示しない
操作パネルから入力された複写枚数や用紙サイズなどの
変数データを記憶するRAM部、及び、感光体ドラム1
0の感度 (電荷消失速度) や現像装置14に投入される
現像剤の特性に対応する図示しないトナー濃度センサの
基準出力レベルなどのある期間を保持されるデータを記
憶する不揮発性メモリ(NVM) 等を含むメモリユニッ
ト100aが接続されている。
【0032】帯電装置12のコロナ放電部材12aは、
帯電電圧発生回路102により提供される帯電電圧が印
加されることで所定極性のコロナ放電出力を発生し、感
光体ドラム10の表面に所定の電荷を与える。なお、帯
電電圧は、CPU100から帯電電圧発生回路102に
入力される帯電電圧制御信号に対応して出力される。
【0033】帯電装置12のグリッド電極12bは、グ
リッドバイアス電圧発生回路104から供給されるグリ
ッドバイアス電圧が印加されることにより、コロナ放電
部材12aから感光体ドラム10の表面に提供された電
荷の量すなわち感光体ドラム10の表面電位を安定させ
る。このグリッドバイアス電圧は、CPU100からグ
リッドバイアス電圧発生回路104に指示されるグリッ
ドバイアス電圧信号に対応して出力される。
【0034】現像装置14の現像ローラ14aには、C
PU100からの現像バイアス電圧制御信号に対応して
現像バイアス電圧発生回路106で発生された現像バイ
アス電圧が印加される。この現像バイアス電圧は、感光
体ドラム10の表面の画像部にトナーが付着し、非画像
部すなわち露光装置40から画像情報が露光されない領
域にトナーが付着して用紙に白地かぶりが生じることを
防止するもので、露光により変化された画像部の電位と
帯電電位のそれぞれの大きさとトナーの帯電の極性によ
り、最適な大きさに設定される。
【0035】転写装置16は、転写バイアス発生回路1
08により転写バイアス電圧が印加されることにより、
感光体ドラム10上に形成された現像剤像すなわちトナ
ー像を用紙 (記録媒体すなわち被転写材) に転写させ
る。転写バイアス電圧は、用紙が感光体ドラム10と転
写装置16との間を通過されている場合のみ出力され、
例えば、レーザ露光式複写装置2が通電された直後のウ
オームアップ動作時には停止される。
【0036】クリーニング装置18は、図示しない機構
部品駆動回路に接続された直線運動が可能なブレード圧
接機構、例えば、ソレノイド等により、感光体ドラム1
0の外周面にブレード18aを圧接することで、感光体
ドラム10の表面に残った転写残りトナーすなわち未転
写トナーを感光体ドラム10の表面から掻き落とす。な
お、ブレード18aは、弾性を維持するとともに、画像
形成動作が長時間中断されている状態すなわち非通電時
における感光体ドラム10表面への固着および感光体ド
ラム10の感光層への悪影響等を防止する目的で、非画
像形成時には、感光体ドラム10の表面との接触 (感光
体ドラム10の表面への圧接) が、解除される。
【0037】次に、図1および図2に示したレーザ露光
式複写装置の印字動作を詳細に説明する。感光体ドラム
10は、CPU100から出力されるモータ駆動信号に
応答してモータ制御回路110から図示しない主モータ
に入力されるモータ駆動パルスにより駆動される主モー
タの回転により、例えば、外周面の移動速度が125ミ
リメートル/秒 (以下、mm/sと示す) で回転され
る。同時に、帯電装置12のコロナ帯電部材12aによ
る電荷の供給とグリッド12bに印加されるグリッドバ
イアス電圧により、感光体ドラム10の表面が、所定の
大きさの表面電位に、一様に、帯電される。
【0038】詳細には、帯電装置12のコロナワイヤ1
2aからのコロナ放電により感光体ドラム10の表面に
供給されるコロナ放電の放射量がグリッド電極12bに
印加されるグリッドバイアス電圧によって、適当に調整
される。一例を示すと、グリッド電極12bに−650
Vのグリッドバイアス電圧が印加されることにより、コ
ロナワイヤ12aにより感光体ドラム10に供給される
初期表面電位は、概ね−650Vに設定される。
【0039】続いて、レーザ露光装置40により、感光
体ドラム10の表面に、複写または印字出力すべき画像
データすなわち原稿の画像に対応する画像情報あるいは
図示しないホスト装置から供給される画像信号に対応し
た印字信号に応じて強度変調されたレーザビームが照射
される。
【0040】レーザ露光装置40によるレーザビームの
照射により、感光体ドラム10表面(外周面) に、印字
信号 (画像データ) に対応する静電潜像が形成される。
このようにして形成された静電潜像は、現像バイアス発
生回路106により、たとえば、−400Vの現像バイ
アス電圧が印加されている現像装置14の現像ローラ1
4aに保持されているトナーによって現像される。な
お、この現像工程では、現像ローラ14aの内側に固定
されている図示しないマグネットの主磁極から発生され
る磁力線に沿って現像ローラ14aの外周面に形成され
る連鎖状のキャリアの穂 (穂立ち) に、鏡像力により付
着されているトナーが感光体ドラム10と現像ローラ1
4aとが対向する現像領域で、感光体ドラム10の静電
潜像の電位と現像バイアス電圧とにより形成される電界
によりトナーが移動されることにより、感光体ドラム1
0の表面に形成された静電潜像が現像される。また、現
像剤としては、好ましくは、平均粒径が65ミクロン
(以下、μmと示す) の磁性体キャリアに、平均粒径が
9μmのトナーを6重量百分率 (wt%) で混合したも
のが利用される。
【0041】現像装置14を介して現像された静電潜像
すなわちトナー像は、感光体ドラム10と転写装置16
が対向されている転写位置で、転写バイアス発生回路1
08から所定の転写バイアス電圧が供給された転写装置
16により、予め案内されている用紙に、順に転写され
る。
【0042】用紙に転写されたトナー像は、用紙に付着
した状態で感光体ドラム10の表面から分離され、搬送
べルト60によって定着装置62へ搬送されて、定着装
置62により、用紙に定着される。
【0043】トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ
64を介して排紙トレイ66に順次排出されて積層され
る。トナー像が用紙に転写された感光体ドラム10は、
図示しない主モータの回転ともなって引き続き回転さ
れ、クリーニング装置18により未転写トナーが取り除
かれるとともに除電装置20により除電されて、引き続
いて次の画像形成に利用される。
【0044】このようにして、一連の画像形成が繰り返
される。ところで、既に説明したように、例えば、用紙
詰まり (以下、JAMと示す)が生じた等の理由により
画像形成動作が中断された場合、再び通電された際に、
感光体ドラム10上の現像装置14と転写装置16との
間の領域に対応する位置に、JAMにより転写されなか
った非転写トナーが生じる。
【0045】この非転写トナーは、転写工程を通過され
ることにより、通常、転写装置16から供給される転写
バイアス電圧の放射を受けていないことから、感光体ド
ラム10の表面に強く吸着されたまま、クリーニング装
置18に搬送される。
【0046】転写バイアス電圧の放射を受けていない非
転写トナーは、感光体ドラム10の表面から離脱しにく
いことから、図3を用いて以下に説明する低温/低湿環
境において、クリーニング不良を引き起こす。
【0047】図3は、低温/低湿環境におけるクリーニ
ング装置のクリーニング能力と転写バイアス電圧との関
係を示すグラフである。なお、試験条件は、ブレード1
8aを、未使用と比較のための画像形成回数が10万回
の2種類とし、転写装置16から出力される転写バイア
ス電圧を、定電流方式で8マイクロアンペア (μA)に
設定した。また、ブレード18aから感光体ドラム10
に提供される圧力 (線圧力) を、中心値で1.69 (約
1.7) グラム毎ミリメートル (g/mm) 、温度を1
0°C (低温) 、湿度を20% (低湿) 、剥離装置の出
力を、−200ボルトの直流電圧でオフセットさせた交
流電圧であって、定電流方式の44.0μAを維持でき
る電圧とした。
【0048】図3に示すように、転写バイアス電圧を印
加しない場合には、ブレード18aが未使用であって
も、ブレード18aから感光体ドラム10の表面に提供
される線圧力が1.69g/mmを下回った場合には、
クリーニング不良が生じることが認められる。また、画
像形成回数が10万回のブレードにおいては、ブレード
の線圧力を1.99 (約2) g/mmまで増大させなけ
ればクリーニング不良が生じることが認められる。
【0049】図3に示した結果から、低温/低湿環境下
では、クリーニング不良が発生する頻度が高いことが認
められる。このことは、常温/常湿環境下に比較してト
ナーの帯電能力が向上することにより感光体ドラム10
とトナーとの間の静電吸着力が増大するとともにクリー
ニング装置18のブレード18aの弾性が低下すること
により、感光体ドラム10の表面からトナーを掻き落と
す能力が低下するためと考えられる。
【0050】このことから、用紙JAMなどにより転写
バイアス電圧の放射を受けていない非転写トナーに対し
て、転写バイアス電圧を印加することにより、クリーニ
ング不良の発生を抑止できることが認められる。
【0051】しかしながら、反転現像方式を用いた画像
形成装置においては、感光体ドラム10の表面と転写装
置16との間に用紙が存在しない状態で転写バイアス電
圧が印加されると、感光体ドラム10の帯電能力が低下
することあるいは転写メモリが生じることであたかも帯
電能力が低下したような現象が生じることにより、次に
画像形成される画像の画像濃度が低下することが知られ
ている。
【0052】このため、転写バイアス電圧は、メモリ1
00aに記憶されているプログラムに基づくCPU10
0の制御により、複写装置2のウオームアップ中および
転写装置16と感光体ドラム10との間に用紙が存在し
ない紙間においては、非出力(出力停止) 状態に維持さ
れる。
【0053】なお、図3は、ブレード18aの線圧力を
高めることによりクリーニング不良を低減できることを
示しているが、ブレード18aの線圧力を必要以上に高
めることは、感光体ドラム10上の感光層に傷を生じさ
せたり、感光層を削り落とす問題がある。また、ブレー
ド18aの線圧力を高めることは、ブレード18aの弾
性を劣化させることから、ランニングコストを増大させ
ることになる。
【0054】次に、図3に示した結果を基に、所定のタ
イミングで非転写トナーに転写バイアス電圧を印加する
ことで、用紙JAMにより転写されなかった非転写トナ
ーによるクリーニング不良を低減する方法について説明
する。
【0055】図4は、図1および図2に示したレーザ露
光式複写装置において、用紙JAMが生じたあとの転写
装置の転写バイアス電圧の出力を制御する一例を示すフ
ローチャートである。
【0056】図4に示されるように、複写装置2の電源
が投入される (STP1) と、反射濃度センサ59の出
力が検知され (STP2) 、CPU110により感光体
ドラム10上に、非転写トナーが存在するか否かがチェ
ックされる (STP3) 。
【0057】ステップSTP3において、感光体ドラム
10表面に非転写トナーが存在する場合 (STP3−Y
es) 、メモリ100aに記憶されている制御プログラ
ムに基づくCPU110の制御により転写バイアス発生
回路108に、転写バイアス発生信号が供給され、転写
装置16に所定の転写バイアス電圧が印加された状態で
(STP4) 、装置2がイニシャライズされる (STP
5) 。 一方、ステップSTP3において、感光体ドラ
ム10の表面に非転写トナーが存在しない場合(STP
3−No) 、メモリ100aに記憶されているイニシャ
ルプログラムに基づいて、通常の動作で、装置2がイニ
シャライズされる (STP5) 。
【0058】すなわち、用紙JAMなどにより、感光体
ドラム10上に非転写トナーが存在している場合、反射
濃度センサ59により、感光体ドラム10上に非転写ト
ナーが存在していることが検知されることから、装置2
が復帰 (リセット) される際には、図5に、実線で示す
よう (点線は、比較のための従来例) 、感光体ドラム1
0と転写装置16との間に用紙が存在しない状態で、転
写装置16から感光体ドラム10表面に所定の転写バイ
アス電圧が印加される。
【0059】以上説明したように、感光体ドラム10の
表面に非転写トナーが存在する場合に、転写バイアス電
圧を印加して装置2を復帰させることで、感光体ドラム
10と非転写トナーとの間の静電吸着力が弱められる。
従って、クリーニング不良が生じることが防止される。
【0060】なお、図4に示した例は、反射濃度センサ
59の出力を参照して未転写トナーの有無を検知する例
であるが、例えば、アライニングスイッチ58aを用い
て、装置2への通電が遮断される直前に、感光体ドラム
10に、現像装置14により現像されたトナーが存在し
たか否かを類推することもできる。すなわち、通常、感
光体ドラム10への静電潜像の形成 (画像データの露
光) が開始されると同時に (または直後に) 、カセット
52からアライニングスイッチ58aまで用紙が搬送さ
れることから、アライニングスイッチ58aがオン (用
紙検知) 状態で、アライニングローラ58が次に回転さ
れるまでの時間 (アライニングローラオフ中) は、現像
装置14で現像されたトナー像が感光体ドラム10の回
転に伴って転写装置16に向かって搬送されている状態
であるから、通常の用紙搬送工程においてアライニング
スイッチ58aがオンされる毎にアライニングスイッチ
58aがオンされたことを、メモリ100aのNVMに
逐次記憶し、装置2への通電が遮断された後に再び通電
される際に、NVMをチェックしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置は、装置が何等かの理由で停止された場合、次の
画像形成のためのウォームアップ時に、感光体ドラム上
に、非転写トナーが存在することを検知して、ウォーム
アップ動作中に、転写バイアス電圧を出力する。これに
より、トナーと感光体ドラムの静電吸着力が高められる
条件 (環境) においても、クリーニング不良が生じるこ
とを防止できる。
【0062】また、クリーニング装置のブレードと感光
体ドラムとの間の圧力を高める必要がないことから、感
光体ドラムの感光層の磨耗や傷付きを防止できる。さら
に、クリーニング装置のブレードの使用可能時間に影響
を与えにくいことから、ランニングコストを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態である転写装置の制御方
法が適用される画像形成装置を示す概略図。
【図2】図1に示した画像形成装置の画像形成部を中心
としたブロック図。
【図3】図1に示した画像形成装置に利用されるクリー
ニング装置のクリーニング不良と転写装置による転写バ
イアス電圧との関係を示す概略図。
【図4】図1に示した画像形成装置の動作の一例を示す
フローチャート。
【図5】図4に示したフローチャートに対応する転写装
置への転写バイアス電圧の印加のタイミングの一例を示
すタイミングチャート。
【符号の説明】
2 …レーザ露光式複写装置 (画像形成装置) 、 10 …感光体ドラム (像担持体) 、 12 …帯電装置、 14 …現像装置、 16 …転写装置 (転写手段) 、 18 …クリーニング装置、 20 …除電装置、 31 …原稿テーブル、 32 …照明ランプ、 33 …リフレクタ、 34 …第1ミラー、 35 …第2ミラー、 36 …第3ミラー、 37 …結像レンズ、 38 …CCDセンサ、 40 …レーザ露光装置、 51a…スロット、 51b…スロット、 52 …カセット、 58 …アライニングローラ、 58a…アライニングスイッチ、 59 …反射濃度センサ、 60 …搬送ベルト、 62 …定着装置、 100 …CPU、 100a…メモリ、 102 …帯電電圧発生回路、 104 …バイアス電圧発生回路、 106 …現像バイアス電圧発生回路、 108 …転写バイアス発生回路、 120 …センサ出力入力回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に形成される静電像に現像剤を供
    給して現像剤像を形成する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像を被転写材に転写する転写手段と、 上記現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像の有無を検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に基づいて上記転写手段の
    動作タイミングを変更する転写手段制御手段と、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】特定の極性に帯電した像担持体に形成され
    る静電像に前記特定の極性と同極性に帯電した現像剤を
    供給して現像剤像を形成する反転現像方式の現像手段
    と、 この現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像を被転写材に前記特定の極性と逆極性の電荷を付与
    することにより転写する転写手段と、 上記現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像の有無を検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に基づいて上記転写手段の
    動作タイミングを変更する転写手段制御手段と、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体に形成される静電像に現像剤を供
    給して現像剤像を形成する現像手段と、 この現像手段により現像剤像が形成された像担持体に向
    けて被転写材を搬送する搬送手段と、 上記像担持体に形成された上記現像剤像を上記搬送手段
    にて搬送される被転写材に転写する転写手段と、 上記現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像の有無を検知する検知手段と、 上記搬送手段にて搬送される被転写材の搬送不良が生
    じ、かつ上記検知手段により上記像担持体に上記現像剤
    像が存在することが検知された場合に、搬送不良状態解
    除後に上記転写手段の動作タイミングを変更する転写手
    段制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】像担持体に像を形成する像形成手段と、 この像形成手段により上記像担持体に形成された像を被
    転写材に転写する転写手段と、 上記像形成手段への通電が遮断された場合に、上記像形
    成手段への通電が遮断される直前の上記像形成手段の動
    作状態に基づいて、次に通電された際に、上記転写手段
    により転写バイアス電圧を所定時間印加する転写バイア
    ス電圧制御手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】像担持体に形成される静電像に現像剤を供
    給して現像剤像を形成する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像を被転写材に転写する転写手段と、 通電が遮断された後に再び通電された場合、通電が遮断
    される直前に、上記現像手段により上記現像剤像が形成
    されていたか否かに基づいて次に通電された際に上記転
    写手段により転写バイアス電圧を所定時間印加する転写
    バイアス電圧制御手段と、を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】像担持体に形成される静電像に現像剤を供
    給して現像剤像を形成する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像を被転写材に転写する転写手段と、 通電が遮断された後に再び通電された場合、通電が遮断
    される直前に、上記現像手段により上記像担持体が保持
    する上記像が現像されて上記現像剤像が形成されていた
    場合、次に通電された際に上記転写手段から転写バイア
    ス電圧を所定時間印加する転写バイアス電圧制御手段
    と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】像担持体に形成される静電像に現像剤を供
    給して現像剤像を形成する現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像を被転写材に転写する転写手段と、 上記像担持体上の上記現像剤像の有無を検知する画像検
    知手段と、 通電が遮断された後に再び通電された場合、上記画像検
    知手段により、通電が遮断される直前に上記現像手段を
    介して上記現像剤像が形成されていたことが検知された
    場合、次に通電された際に上記転写手段から転写バイア
    ス電圧を所定時間印加する転写バイアス電圧制御手段
    と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】特定の極性に帯電した像担持体に形成され
    る静電像に前記特定の極性と同極性に帯電した現像剤を
    供給して現像剤像を形成する反転現像方式の現像手段
    と、 この現像手段により上記像担持体に形成された上記現像
    剤像を被転写材に前記特定の極性と逆極性の電荷を付与
    することにより転写する転写手段と、 上記像担持体上の上記現像剤像の有無を検知する画像検
    知手段と、 通電が遮断された後に再び通電された場合、上記画像検
    知手段により、通電が遮断される直前に上記現像手段を
    介して上記現像剤像が形成されていたことが検知された
    場合、次に通電された際に上記転写手段から転写バイア
    ス電圧を所定時間印加する転写バイアス電圧制御手段
    と、を有することを特徴とする画像形成装置。
JP8316122A 1996-11-27 1996-11-27 画像形成装置 Pending JPH10161435A (ja)

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