JPH08146731A - 画像形成装置ならびに画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置ならびに画像形成装置の制御方法

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JPH08146731A
JPH08146731A JP6289691A JP28969194A JPH08146731A JP H08146731 A JPH08146731 A JP H08146731A JP 6289691 A JP6289691 A JP 6289691A JP 28969194 A JP28969194 A JP 28969194A JP H08146731 A JPH08146731 A JP H08146731A
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JP
Japan
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developing
bias voltage
potential
image carrier
power supply
Prior art date
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Application number
JP6289691A
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English (en)
Inventor
Yoichi Taya
陽一 田屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、画像形成動作中の不所望な
停電などによるキャリア引きから感光体を保護すること
のできる画像形成装置を提供することにある。 【構成】この発明の現像バイアス電圧発生回路106
は、電源電圧Vccが降下することにより基準電圧保持
回路130のアナログリレースイッチ136が切り換え
られることで、現像バイアストランス110の基準電圧
入力端子に、コンデンサ132に保持されている基準電
圧Vrefを入力する。これにより、コンデンサ122
に保持されている電圧を仮の電源として、現像バイアス
トランス110から、コンデンサ132に保持されてい
る基準電圧に対応する現像バイアス電圧Vdが現像ロー
ラに印加される。従って、画像形成動作中に装置本体の
電源が遮断された場合であっても、感光体ドラムへの現
像装置からのキャリアの付着が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電写真プロセスに
よって像担持体に画像を形成し、トナーによって画像を
現像して用紙に出力する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電写真プロセスが利用されている画像
形成装置では、光導電性を有する感光体、及び、トナー
とキャリア (磁性材料) を含む二成分現像剤が利用さ
れ、静電潜像として感光体に提供された画像をトナーに
より現像することにより、画像が形成される。感光体に
形成されたトナー像は、被転写材たとえば記録用紙に転
写されたのち、記録用紙に定着される。一方、感光体に
残った未転写トナーは、クリーニング装置により除去さ
れる。
【0003】一般には、感光体は、回転可能な円筒状或
いは無端ベルト状に形成され、感光体の感度 (電位減衰
特性) および単位時間あたりの画像形成能力に応じて、
所定の速度で回転される。
【0004】現像装置は、感光体の回転軸方向とおおむ
ね平行かつ感光体の外周面 (または表面) に対向配置さ
れた現像ローラを有し、感光体に形成されている静電潜
像にトナーを付着させることによりトナー像を現像す
る。
【0005】クリーニング装置は、感光体表面に圧接可
能なクリーニングブレードを含み、感光体表面に残った
未転写トナーを掻き落とすことで、感光体表面をクリー
ニングする。
【0006】この種の画像形成装置では、複写開始 (プ
リントスタート) 信号が入力されることにより感光体が
回転され、帯電装置を介して、感光体表面が、たとえ
ば、−650ボルトに帯電される。この帯電された感光
体には、印字すべき画像情報に対応したレーザ光が照射
されることで、たとえば、−150ボルト程度に電位が
低下された領域が形成される。この領域とレーザ光が照
射されずに電位が低下されなかった領域との間の電位差
が静電潜像となる。
【0007】一方、トナーとキャリアからなる現像剤
は、現像装置に収容され、回転可能な現像ローラから感
光体に供給される。この現像ローラには、おおむね、−
450ボルトの現像バイアス電圧が供給される。このバ
イアス電圧の作用により、感光体の高電位 (マイナス)
部にはトナーが付着せず、電位低下領域にのみトナーが
付着され、静電潜像が現像される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような反転現像プロセスにより画像形成動作中、すな
わち、感光体が帯電され、かつ、現像装置の現像ローラ
に現像バイアス電圧が供給されている状態で、たとえ
ば、停電、あるいは、画像形成装置に対して印字すべき
画像情報を供給しているホストシステムの暴走などに起
因して利用者により画像形成装置の電源が遮断された場
合には、感光体と現像装置の現像ローラが対向されてい
る現像位置において、感光体の表面の高電位 (マイナ
ス) 部に、現像装置中のキャリアが吸着される (一般
に、キャリア引きと呼ばれる) ことが知られている。
【0009】このキャリア引きが生じると、感光体表面
にキャリアが付着されるばかりでなく、感光体を介して
搬送されたキャリアがクリーニングブレードと感光体と
の間に挟まれることによる感光体への筋状の傷を生じさ
せる問題がある。
【0010】この筋状の傷は、引き続く画像形成により
形成される画像に対して筋状の不良画像を提供するのみ
ならず、最悪の場合、高価な感光体の交換を必要とする
問題がある。この発明の目的は、画像形成動作中の不所
望な停電などによるキャリア引きから感光体を保護する
ことのできる画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、像担持体上に第1の電位と第
1の電位とは異なる第2の電位とからなる静電潜像を形
成する潜像形成手段と、所定の極性に帯電された現像剤
を上記像担持体に供給する現像手段と、この現像手段に
より上記像担持体に供給される上記現像剤が上記像担持
体上の上記第1の電位の領域には静電的に吸着可能とな
り上記像担持体上の上記第2に電位の領域には静電的に
反発するよう上記現像手段に所定のバイアス電圧を印加
するバイアス電圧印加手段と、このバイアス電圧印加手
段に電力を供給する電源手段と、この電源手段から上記
バイアス電圧印加手段への電力の供給が遮断される時、
上記電力の遮断後、所定時間、上記バイアス電圧印加手
段が上記バイアス電圧を印加するよう上記バイアス電圧
印加手段の停止を遅延する遅延手段と、を有する画像形
成装置を提供するものである。
【0012】また、この発明によれば、像担持体上に第
1の電位と第1の電位とは異なる第2の電位とからなる
静電潜像を形成する潜像形成手段と、所定の極性に帯電
された現像剤を上記像担持体に供給する現像手段と、こ
の現像手段により上記像担持体に供給される上記現像剤
が上記像担持体上の上記第1の電位の領域には静電的に
吸着可能となり上記像担持体上の上記第2に電位の領域
には静電的に反発するよう上記現像手段に所定のバイア
ス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、このバイア
ス電圧印加手段に電力を供給する電源手段と、この電源
手段から上記バイアス電圧印加手段への電力の供給が遮
断されることを検知する電源遮断検知手段と上記電源手
段と切り換えられることで所定時間上記バイアス電圧印
加手段を付勢するバイアス電圧保持手段とを含み、上記
電力の遮断後、所定時間、上記バイアス電圧印加手段が
上記バイアス電圧を印加するよう上記バイアス電圧印加
手段の停止を遅延する遅延手段と、を有する画像形成装
置が提供される。
【0013】さらに、この発明によれば、像担持体に第
1の電位と第1の電位とは異なる第2の電位とからなる
静電潜像を形成する潜像形成手段と、所定の極性に帯電
された現像剤を上記像担持体に供給する現像手段と、こ
の現像手段により上記像担持体に供給される上記現像剤
が上記像担持体上の上記第1の電位の領域には静電的に
吸着可能となり上記像担持体上の上記第2に電位の領域
には静電的に反発するよう上記現像手段に所定の現像バ
イアス電圧を印加するための現像バイアストランスを含
み、上記現像手段に所定の現像バイアス電圧バイアス電
圧を印加するバイアス電圧印加手段と、このバイアス電
圧印加手段に電力を供給する電源手段と、この電源手段
から上記バイアス電圧印加手段への電力の供給の遮断を
検知する電源遮断検知手段と、上記電源手段から上記現
像バイアストランスに供給される上記現像バイアス電圧
の一部を保持する現像バイアス保持回路と、上記現像バ
イアストランスに供給される上記現像バイアス電圧の供
給元を上記電源手段から上記現像バイアス保持回路へ切
り換えるバイアス電源切り換え手段と、このバイアス電
源切り換え手段により上記現像バイアス電圧の供給元が
上記現像バイアス保持回路に切り換えられた時、上記現
像バイアストランスを介して上記現像手段に供給される
上記現像バイアス電圧の大きさを制御する現像バイアス
制御手段と、を含み、上記電源手段からの電力の遮断
後、所定時間、上記バイアス電圧印加手段が上記バイア
ス電圧を印加するよう上記バイアス電圧印加手段の停止
を遅延する遅延手段と、を有する画像形成装置が提供さ
れる。
【0014】またさらに、この発明によれば、像担持体
に第1の電位と第1の電位とは異なる第2の電位とから
なる静電潜像を形成する潜像形成手段と、所定の極性に
帯電された現像剤を上記像担持体に供給する現像手段
と、この現像手段により上記像担持体に供給される上記
現像剤が上記像担持体上の上記第1の電位の領域には静
電的に吸着可能となり上記像担持体上の上記第2に電位
の領域には静電的に反発するよう上記現像手段に所定の
現像バイアス電圧を印加するための現像バイアストラン
スを含み、上記現像手段に所定の現像バイアス電圧バイ
アス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、このバイ
アス電圧印加手段に電力を供給する電源手段とを有する
画像形成装置において、電源手段から現像バイアストラ
ンスに供給される現像バイアス電圧の一部を保持し、電
源手段からバイアス電圧印加手段への電力の供給の遮断
を検知して、現像バイアストランスへの現像バイアス電
圧の供給元を電源手段から保持されている現像バイアス
電圧に切り換え、電源手段からの電力の遮断後、所定時
間、現像バイアス電圧を印加するよう現像バイアストラ
ンスを制御することを特徴とする画像形成装置の制御方
法が提供される。
【0015】
【作用】この発明の画像形成装置によれば、潜像形成手
段の像担持体に対し、現像手段により現像剤を介して印
加されるバイアス電圧は、遅延手段により、電源手段か
らバイアス電圧印加手段への電力の遮断後、所定時間、
印加される。
【0016】また、この発明の画像形成装置によれば、
潜像形成手段の像担持体に対し、現像手段により現像剤
を介して印加されるバイアス電圧は、電源遮断検知手段
により電源手段からバイアス電圧印加手段への電力の供
給が遮断されたことが検知されたとき、電力の供給元が
バイアス電圧保持手段に切り換えられ、遅延手段を介し
て、電力の遮断後、所定時間、印加される。
【0017】さらに、この発明の画像形成装置によれ
ば、潜像形成手段の像担持体に対し、現像手段により現
像剤を介して印加されるバイアス電圧は、遅延手段の電
源遮断検知手段により電源手段からバイアス電圧印加手
段への電力の供給の遮断が検知された時、バイアス電源
切り換え手段に切り換えられた現像バイアス保持回路を
電力の供給元として、現像バイアス制御手段により所定
時間だけ遅延されて、現像手段に供給される。
【0018】従って、画像形成動作中に電源手段が遮断
された場合であっても、現像手段に対し、像担持体に現
像剤が吸着されることのないよう、かつ、所定時間だ
け、現像バイアス電圧が印加されることから、像担持体
に、不所望な現像剤が付着することが防止される。
【0019】また、現像バイアス電圧が印加される時間
および大きさは、所定時間に制限されるとともに、その
出力も、時間とともに制御されることから、不所望な大
きさのバイアス電圧が必要以上に継続されることもな
い。
【0020】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。図1および図2によれば、画像形成装置すなわち
レーザ露光式複写装置2は、装置本体の概ね中央に回転
自在に配置された感光体ドラム (像担持体) 10を有し
ている。感光体ドラム10の表面には、後述するレーザ
露光装置からのレーザビームによって、記録すべき画像
情報に対応する静電潜像が形成される。
【0021】感光体ドラム10の周囲には、その回転方
向 (矢印a) に沿って、感光体ドラム10を所定の電位
に帯電する帯電装置12、後述するレーザ露光装置によ
り感光体ドラム10に形成された静電潜像にトナーを供
給することで現像する現像装置 (現像手段) 14、現像
装置14により感光体ドラム10に形成されたトナー像
を用紙に転写させる転写装置16、及び、感光体ドラム
10の表面に残ったトナーをかき落とすクリーニング装
置18aおよび感光体ドラム10の表面に残った電荷を
除去する除電ランプ18bを含む除電清掃装置18など
が順に配置されている。
【0022】帯電装置12は、図2を用いて後述される
ように、高電圧発生回路102およびグリッドバイアス
電圧発生回路104に接続され、感光体ドラム10の表
面を所定の電位に帯電する。
【0023】現像装置 (現像手段) 14は、非磁性部材
のトナーTと磁性部材のキャリアCからなる二成分現像
剤Dを収容しており、外周にて現像剤Dを保持しつつ負
に帯電されたトナーのみを感光体ドラム10に形成され
た静電潜像に付着させる現像ローラ14aを有してい
る。また、現像ローラ14a、及び、現像装置14内の
キャリアCおよびトナーTすなわち現像剤Dには、図2
を用いて後述されるように、現像バイアス電圧発生回路
106により所定の現像バイアス電圧が印加される。現
像ローラ14aは、内部に固定され、円周方向にS極お
よびN極が適切に配置されたマグネットローラと、この
マグネットローラの周囲を矢印b方向に回転する非磁性
のスリーブとから構成されている。このマグネットロー
ラの磁力線に沿って、スリーブ上にキャリアCの穂 (穂
立) が形成され、そこに鏡像力により付着されているト
ナーTが感光体ドラム10と現像ローラ14aとが対向
する現像位置で、現像バイアス電圧と感光体ドラム10
の表面電位とで形成される電界によりトナーが移動され
る。
【0024】転写装置16は、感光体ドラム10の表面
に形成されたトナー像を、後述、被転写材たとえば複写
用紙に静電的に引き寄せるためにコロナ放電する転写チ
ャージワイヤ16aを有する転写チャージャ16と、ト
ナー像が転写される際に感光体ドラム10に静電的に吸
着された用紙を感光体ドラム10から剥離させるための
剥離チャージワイヤ17aを有する剥離チャージャ17
を有している。後述する図2に示される通り、転写チャ
ージャ16および剥離チャージャ17は、それぞれ、高
電圧発生回路102および剥離電圧発生回路108に接
続されている。
【0025】除電清掃装置18は、一辺が感光体ドラム
10表面に圧接され、感光体ドラム10の表面に残った
未転写トナーTを剥き落とすブレード18aと、このブ
レード18aにてトナーTが除去されたあとに感光体ド
ラム10に残った残存電位を除電する除電ランプ18b
から構成される。
【0026】感光体ドラム10の上方すなわち装置本体
の上部には、読取対象物すなわち原稿Oが載置される原
稿ガラス20が配置されている。この原稿ガラス20の
下方には、原稿ガラス20に載置された原稿Oの画像情
報を、光の明暗情報として読取る画像読取部30が配置
されている。
【0027】画像読取部30は、原稿ガラス20に載置
された原稿Oを照明する照明ランプ32、照明ランプ3
2から照射される照明光を原稿Oに集光する反射板24
および原稿Oからの反射光を折曲げる第1ミラー34
a、第1ミラー34aを介して折曲げられた原稿Oから
の反射光を順に折曲げる第2ミラー34bおよび第3ミ
ラー34cなどを有し、原稿ガラス20に載置された原
稿Oに記載されている画像情報を、光の明暗情報として
所定の方向に伝達する。なお、第3ミラー34cにより
折返された光の光軸を含む面内には、原稿Oからの反射
光に集束性を与える結像レンズ36およびレンズ36を
介して集束された上記反射光を光電変換するとともに、
図示しない画像メモリに対して (原稿Oの画像が変換さ
れた) 電気信号を出力するCCDセンサ38が配置され
ている。
【0028】CCDセンサ38の下方には、レーザ露光
装置40が配置されている。レーザ露光装置40は、図
示しない光源すなわち半導体レーザ素子を有している。
この半導体レーザ素子から出射されるレーザビームの光
強度は、CCDセンサ38により読み取られた原稿Oの
画像情報に対応して変化され、感光体ドラム10を露光
し、静電潜像を形成するために利用される。
【0029】レーザ露光装置40は、図示しない半導体
レーザ素子から発生されたレーザビームに集束性を与
え、おおむね、円形の断面形状を有するレーザビームに
変換する図示しない第1レンズ、第1レンズを介して円
形の断面形状を有するレーザビームに変換されたレーザ
ビームを、感光体ドラム10の軸方向に沿って偏向させ
るレーザ偏向装置42、レーザ偏向装置42により偏向
されたレーザビームを感光体ドラム10の露光の位置c
に順次結像させるために、レーザビームの偏向角と感光
体ドラム10上における光軸からビームが結像されるべ
き位置までの距離を一致させる結像レンズ44、結像レ
ンズ44を通過されたレーザビームを感光体ドラム10
の露光位置cに案内する第1ないし第3のミラー46
a,46bおよび46c、及び、レーザ偏向装置42、
結像レンズ44および第1ないし第3のミラー46a,
46bおよび46cを防塵するための防塵ガラス48を
有している。
【0030】感光体ドラム10の右側には、第1および
第2のスロット50aおよび50bに対して挿入される
ことにより、感光体ドラム10に向かって複写用紙を供
給する着脱可能な第1および第2の用紙カセット52a
および52bが配置されている。
【0031】感光体ドラム10と用紙カセット52aお
よび52bとの間には、それぞれのカセットに対応して
配置され、カセット52aおよび52bから用紙を1枚
ずつ引出す給紙ローラ54aおよび54b、給紙ローラ
54aおよび54bを介して引出された用紙を、それぞ
れ、感光体ドラム10にへ向かって送出する搬送ローラ
56aおよび56b、搬送ローラ56aおよび56bか
ら感光体ドラム10へ向かう用紙の搬送方向に対する用
紙の傾きを補正するとともに、感光体ドラム10上のト
ナー像の先端と用紙の先端とを整合させ、感光体ドラム
10における外周面の移動速度と同じ速度で用紙を給送
する一対のアライニングローラ58が配置されている。
また、このアライニングローラ58の近傍には、アライ
ニングローラ58の動作タイミングを制御するために用
紙の先端を検知するアライニングスイッチ58aが配置
されている。
【0032】感光体ドラム10の回転方向下流に対応す
る位置には、感光体ドラム10上に形成されたトナー像
が転写され、トナーが静電的に付着している状態の用紙
を搬送する搬送ベルト60、用紙に転写されたトナーを
加熱することで溶融させ、用紙に定着させる定着装置6
2およびトナー像が定着された用紙を複写装置2の外部
の排紙トレイ66へ排紙させる一対の排紙ローラ64が
配置されている。この排紙ローラ64の近傍には、排紙
スイッチ64aが配置されており、この排紙スイッチ6
4aが用紙の後端を検知すると、この用紙に対する画像
形成動作が終了したことになる。
【0033】次に、この発明の実施例であるレーザビー
ムプリンタ方式の複写装置2の動作について詳細に説明
する。図2を参照すれば、電源スイッチ98が投入され
ることで、図示しないROMに記憶されている制御プロ
グラムに従って、CPU100により複写装置2がウォ
ームアップされ、待機 (複写可能) 状態が規定される。
【0034】図示しない制御パネルを介して複写枚数、
複写倍率、拡大/縮小、用紙サイズ選択、あるいは、モ
ード選択などの複写条件データが入力され、複写が開始
される。
【0035】すなわち、図示しないランプレギュレータ
により照明ランプ32が点灯され、(図示しない) 走査
モータが付勢されることにより画像読取部30が原稿ガ
ラス20に沿って移動されて、原稿ガラス20に載置さ
れた原稿Oからの反射光 (すなわち画像情報) が順次C
CDセンサ38へ導かれる。
【0036】CCDセンサ38へ導かれた原稿Oからの
反射光は、図示しない画像処理部へ供給され、アナログ
信号からディジタル信号に変換されたのち所定の補正お
よび変換が施されて、図示しない画像メモリに一旦記憶
される。この画像データは、図示しないパラレルーシリ
アル変換回路を介してレーザ駆動信号 (印字信号) に変
換されたのち、レーザ露光装置40へ供給される。
【0037】原稿Oの画像情報の読取りと平行して (あ
るいは所定のタイミングで) 、CPU100の制御によ
る図示しないモータ駆動回路からのモータ駆動電圧の供
給によって図示しないモータが付勢され、感光体ドラム
10が所望の速度で回転される。同時に、帯電装置12
によって、感光体ドラム10の表面が所定の電位に帯電
される。
【0038】帯電装置12は、図2に示されるように、
コロナワイヤ12aとグリッドスクリーン12bとを含
み、コロナワイヤ12aから感光体ドラム10へのコロ
ナ放電の放射量がグリッドスクリーン12bに印加され
たグリッドバイアス電圧によって適当に調整される。一
例を示すと、グリッドスクリーン12bにグリッド電圧
発生回路104から印加されるグリッドバイアス電圧
は、おおむね、−700ボルトで、高電圧発生回路10
2からの高電圧によりコロナワイヤ12aを介して感光
体ドラム10に供給される初期表面電位は、おおむね、
−650ボルトに設定される。
【0039】引き続いて、レーザ露光装置40により、
感光体ドラム10の表面に、記録すべき画像情報すなわ
ち原稿Oの画像またはホスト装置から供給される画像信
号に対応した印字信号に応じて変調されたレーザビーム
が照射される。これにより、感光体ドラム10の外周面
に、印字信号 (画像データ) に対応する静電潜像が形成
される。
【0040】このようにして形成された静電潜像は、現
像バイアス発生回路106により、たとえば、−450
ボルトの現像バイアス電圧が印加されている現像装置1
4の現像ローラ14aから供給されるトナーによって現
像され、高電圧発生回路102ならびに剥離電圧発生回
路108により所定の転写電圧および分離電圧が印加さ
れている転写装置16を介して用紙にトナー像として転
写される。
【0041】用紙に転写されたトナー像は、用紙ととも
に感光体ドラム10の表面から分離されたのち、搬送ベ
ルト60によって定着装置62へ搬送され、定着装置6
2を介して用紙に定着される。
【0042】トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ
64を介して装置2の外部に配置されている排紙トレイ
66に、順次、排紙される。用紙にトナー像が転写され
た後の感光体ドラム10は、引き続き回転され、除電清
掃装置18を介して残存トナーが取り除かれたのち除電
され、引き続いて、次の画像形成に利用される。
【0043】このようにして、一連の画像形成が繰り返
される。ところで、感光体ドラム10に所定の表面電位
が与えられ、かつ、現像装置14に所定の現像バイアス
電圧が供給されている状態 (画像形成動作中) で、たと
えば、停電あるいは利用者による電源スイッチ (電源手
段) 98のオフなどにより複写装置本体2の電源が遮断
された場合には、感光体ドラム10と現像ローラ14a
が対向されている現像位置において、感光体ドラム10
の表面に帯電されている高電位 (マイナス) 部に、現像
装置14中のキャリアCが吸着されるキャリア引きが発
生する。このようなキャリア引きを抑止するためには、
画像形成動作中の電源遮断と同時に、感光体ドラム10
ならびに現像ローラ14aの回転を停止することが要求
される。
【0044】しかしながら、感光体ドラム10 (現像ロ
ーラ14aも含む) は、一般に、起動トルクの大きなモ
ータにより駆動されることから、電源スイッチ98によ
り複写装置本体2の電源が遮断された場合であっても、
僅かの間、たとえば、数100ミリ秒程度、慣性により
回転される。この慣性による感光体ドラム10の回転を
瞬時に停止させるためには、大型のブレーキ機構あるい
はクラッチ機構などが必要となることから、複写装置本
体2を大型化させるばかりでなく、複写装置のコストを
増大させることになる。
【0045】また、現像ローラ14aに印加される現像
バイアス電圧は、複写装置2の電源が遮断されると同時
に停止されるが、感光体ドラム10の表面電位が自然消
失されるまでの時間は、比較的長いことから、ブレーキ
機構あるいはクラッチ機構が配置された場合であって
も、感光体ドラム10の表面電位が消失されるまでの間
に現像ローラ14aとの間の対向領域を通過される感光
体ドラム10の表面に、キャリア引きが生じることはさ
けられない。
【0046】ところで、画像形成動作中に電源が遮断さ
れた場合であっても、感光体ドラム10の表面電位が消
失されるまでの間、現像ローラ14aに所定の現像バイ
アス電圧が印加されるならば、キャリア引きを防ぐこと
ができる。しかしながら、画像形成動作中以外に電源が
遮断された時にも、現像バイアス電圧が印加されること
は、僅かな時間であったとしても保安上好ましくない。
【0047】このことから、万一、画像形成動作中で現
像バイアスが印加されている時に電源が遮断された場合
にのみ、感光体ドラム10の表面電位が消失されるまで
の間だけ、現像バイアス電圧を現像ローラ14aに印加
することのできる方法および機構が要望されている。
【0048】次に、この発明の特徴である現像バイアス
電圧発生回路について詳細に説明する。図3によれば、
現像バイアス電圧発生回路は、基準電圧入力端子に入力
される基準 (制御) 電圧Vrefに応じて所定の現像バ
イアス電圧Vdを出力する現像バイアストランス (バイ
アス電圧印加手段) 110、画像形成動作中で感光体ド
ラム10に現像バイアス電圧が印加されている時に複写
装置本体2の電源スイッチ98がオフされることで電源
が遮断された場合に、現像バイアス電圧Vdを所定時間
提供するための (現像バイアス電圧発生回路の) 電源と
して利用される電源電圧保持回路 (遅延手段) 120、
感光体ドラム10の表面電位が消失されるまでの間、現
像バイアス電圧Vdをアナログ的に発生させるための基
準電圧保持回路 (遅延手段) 130、及び、複写装置本
体2の電源が遮断されたことを検知するための電源遮断
検知回路140などにより構成される。
【0049】電源電圧保持回路 (遅延手段) 120は、
複写装置本体2の電源オフ時に、現像バイアス電圧Vd
を出力するトランス110に電源を供給するためのコン
デンサ122ならびに電源オフ時の逆流防止のためのダ
イオード124を有する。
【0050】コンデンサ122は、電源Vccにより常
時充電され、装置本体の電源が遮断されることによりV
ccが供給されなくなった時点で、予め規定されている
静電容量に基づいて、所定時間の間、現像バイアス電圧
Vdを出力するトランス110に電源を供給できる。コ
ンデンサ122の (静電) 容量は、感光体ドラム10の
表面電位が消失されるまでの間に必要となる現像バイア
ス電圧Vdの大きさならびに感光体ドラムの慣性に応じ
ておおむね1秒間までの時間に規定される継続時間に基
づいて規定され、たとえば、1000 [μF=マイクロ
ファラド] より小さく設定される。
【0051】なお、コンデンサ122の容量が必要以上
に大きく設定された場合、現像ローラ14aに対し、感
光体ドラム10が停止され、表面電位が自然消失された
あとも、現像バイアス電圧Vdが印加されることになる
ため、保安上、適切な容量に規定される必要がある。
【0052】基準電圧保持回路 (遅延手段) 130は、
現像バイアス電圧Vdを継続すべき時間すなわち基準電
圧Vrefを保持できる容量のコンデンサ132、電圧
を安定させるための増幅器134、CPU100により
指示される基準電圧Vrefを切り離すスイッチ13
6、及び、コンデンサ132に対する負荷 (放電用) 抵
抗138などを有する。なお、スイッチ136は、たと
えば、アナログ型リレースイッチが好ましい。
【0053】コンデンサ132および負荷抵抗138
は、電源Vccが遮断されていない場合には基準電圧V
refに影響を与えないことから、現像バイアストラン
ス110は、通常、CPU100により出力される基準
電圧Vrefにより制御され、図4に示すように、入力
された基準電圧Vrefに対応する現像バイアス電圧V
dを出力する。コンデンサ132の静電容量は、感光体
ドラム10の表面電位が消失されるまでの時間すなわち
現像バイアス電圧Vdが継続なければならない時間に基
づいて規定され、たとえば、0.5〜1 [μF] に設定
される。なお、コンデンサ132の静電容量は、コンデ
ンサ122による保持時間よりもコンデンサ132によ
る保持時間が僅かに長いかあるいは等しくなるよう規定
される。
【0054】電源遮断検知回路140は、電源Vccの
電圧が降下した場合に、オンとなるトランジスタ142
を含み、装置本体の電源が遮断されることによる電源V
ccの降下を検知して、基準電圧保持回路130のスイ
ッチ136を遮断する。すなわち、抵抗Rとツェナダイ
オードZDを最適に組み合わせることで、電源Vccが
遮断され、抵抗Rの両端の電圧が所定値よりもすること
でツェナダイオードZDの動作によりトランジスタ14
2のべース電流が増加されてトランジスタ142がオン
されて、電源Vccの遮断が検知される。
【0055】現像バイアス電圧発生回路106は、電源
Vccの電圧が降下することにより基準電圧保持回路1
30のスイッチ136が遮断されることで、現像バイア
ストランス110の基準電圧入力端子に、コンデンサ1
32で保持された基準電圧Vrefを入力する。これに
より、コンデンサ122に保持されている電圧を仮の電
源として、現像バイアストランス110から、コンデン
サ132により保持される基準電圧Vrefに対応する
現像バイアス電圧Vdが現像ローラ14aに印加され
る。
【0056】これにより、画像形成動作中に装置本体の
電源が遮断された場合であって、感光体ドラム10が
(モータの惰性により回転されたのち) 自然に停止され
て表面電位が自然消失されるまでの間、僅かに回転され
た場合であっても、現像ローラ14aに対し、現像バイ
アス電圧Vdが印加されることから、感光体ドラム10
に対し、現像装置14 (現像ローラ14a) からのキャ
リアCが付着することが防止される。
【0057】また、装置本体の電源が遮断された場合に
現像ローラに印加される現像バイアス電圧は、電源オフ
の直前の状態をごく短時間保持するため、保安のための
新たな現像バイアス電圧停止機構などは不要となる。
【0058】なお、電源遮断検知回路140は、現像バ
イアストランス110に供給される電源Vccの降下を
検知する例を示したが、たとえば、1次側すなわち商用
電源の状態をモニタすることでも容易に達成される。ま
た、図3に示した電源遮断検知回路140によれば、装
置本体2内のさまざまな回路機構の異常により現像バイ
アスのための電源Vccの電圧が低下した場合にも、有
益である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置によれば、画像形成動作中に装置本体の電源が遮
断された場合であって、感光体ドラムが (モータの惰性
により回転されたのち) 自然に停止されて表面電位が自
然消失されるまでの間、僅かに回転された場合であって
も、現像ローラに対し、感光体ドラムの回転ならびに表
面電位の消失パターンに対応された大きさおよび時間を
有する現像バイアス電圧が印加されることから、感光体
ドラムに対し、現像装置からのキャリアが付着すること
が防止される。
【0060】従って、装置本体を大型化ならびにコスト
を増大することなく、画像形成動作中の不所望な停電な
どによるキャリア引きから感光体を保護することのでき
る画像形成装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例が組込まれる画像形成装置を
示す概略図。
【図2】図1に示した画像形成装置の感光体ドラムと現
像ローラの近傍を示す部分拡大図。
【図3】図1および図2に示した画像形成装置の現像バ
イアス電圧制御回路の一例を示す回路図。
【図4】図3に示した現像バイアス電圧制御回路により
出力される現像バイアス電圧特性を示すグラフ。
【符号の説明】
2 …複写装置 (画像形成装置) 、 10 …感光体ド
ラム (像担持体) 、12 …帯電装置、
14 …現像装置 (現像手段) 、14a…現像ロー
ラ、 16 …転写装置、16a…転写
チャージワイヤ、 16b…分離チャージワイ
ヤ、18 …除電清掃装置、 18a…ク
リーニングブレード、18b…除電ランプ、
20 …原稿ガラス、30 …原稿読取部、
32 …露光ランプ、34a…第1ミラ
ー、 34b…第2ミラー、34c…第
3ミラー、 36 …結像レンズ、38
…CCDセンサ、 40 …レーザ露光
装置、42 …レーザ偏向装置、 44 …
結像レンズ、46a,46bおよび46c…ミラー、4
8 …防塵ガラス、50aおよび50b…スロット、
52aおよび52b…用紙カセット、54aおよび
54b…給紙ローラ、 56aおよび56b…搬送ロ
ーラ、58 …アライニングローラ、 60 …
搬送ベルト、62 …定着装置、 6
4 …排紙ローラ、102…高電圧発生回路、
104…グリッド電圧発生回路、106…現像バイ
アス電圧発生回路、 108…分離電圧発生回路、11
0…現像バイアストランス、 120…電源電圧保
持回路、122…電源コンデンサ、 124
…逆流防止ダイオード、130…基準電圧保持回路、
132…現像バイアス制御コンデンサ、134
…増幅器、 136…制御電圧切換
スイッチ、138…負荷抵抗、 14
0…電源遮断検知回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に第1の電位と第1の電位とは
    異なる第2の電位とからなる静電潜像を形成する潜像形
    成手段と、 所定の極性に帯電された現像剤を上記像担持体に供給す
    る現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給される上記現像
    剤が上記像担持体上の上記第1の電位の領域には静電的
    に吸着可能となり上記像担持体上の上記第2に電位の領
    域には静電的に反発するよう上記現像手段に所定のバイ
    アス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、 このバイアス電圧印加手段に電力を供給する電源手段
    と、 この電源手段から上記バイアス電圧印加手段への電力の
    供給が遮断される時、上記電力の遮断後、所定時間、上
    記バイアス電圧印加手段が上記バイアス電圧を印加する
    よう上記バイアス電圧印加手段の停止を遅延する遅延手
    段と、を、有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体上に第1の電位と第1の電位とは
    異なる第2の電位とからなる静電潜像を形成する潜像形
    成手段と、 所定の極性に帯電された現像剤を上記像担持体に供給す
    る現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給される上記現像
    剤が上記像担持体上の上記第1の電位の領域には静電的
    に吸着可能となり上記像担持体上の上記第2に電位の領
    域には静電的に反発するよう上記現像手段に所定のバイ
    アス電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、 このバイアス電圧印加手段に電力を供給する電源手段
    と、 この電源手段から上記バイアス電圧印加手段への電力の
    供給が遮断されることを検知する電源遮断検知手段と上
    記電源手段と切り換えられることで所定時間上記バイア
    ス電圧印加手段を付勢するバイアス電圧保持手段とを含
    み、上記電力の遮断後、所定時間、上記バイアス電圧印
    加手段が上記バイアス電圧を印加するよう上記バイアス
    電圧印加手段の停止を遅延する遅延手段と、を、有する
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体に第1の電位と第1の電位とは異
    なる第2の電位とからなる静電潜像を形成する潜像形成
    手段と、 所定の極性に帯電された現像剤を上記像担持体に供給す
    る現像手段と、 この現像手段により上記像担持体に供給される上記現像
    剤が上記像担持体上の上記第1の電位の領域には静電的
    に吸着可能となり上記像担持体上の上記第2に電位の領
    域には静電的に反発するよう上記現像手段に所定の現像
    バイアス電圧を印加するための現像バイアストランスを
    含み、上記現像手段に所定の現像バイアス電圧バイアス
    電圧を印加するバイアス電圧印加手段と、 このバイアス電圧印加手段に電力を供給する電源手段
    と、 この電源手段から上記バイアス電圧印加手段への電力の
    供給の遮断を検知する電源遮断検知手段と、上記電源手
    段から上記現像バイアストランスに供給される上記現像
    バイアス電圧の一部を保持する現像バイアス保持回路
    と、上記現像バイアストランスに供給される上記現像バ
    イアス電圧の供給元を上記電源手段から上記現像バイア
    ス保持回路へ切り換えるバイアス電源切り換え手段と、
    このバイアス電源切り換え手段により上記現像バイアス
    電圧の供給元が上記現像バイアス保持回路に切り換えら
    れた時、上記現像バイアストランスを介して上記現像手
    段に供給される上記現像バイアス電圧の大きさを制御す
    る現像バイアス制御手段と、を含み、上記電源手段から
    の電力の遮断後、所定時間、上記バイアス電圧印加手段
    が上記バイアス電圧を印加するよう上記バイアス電圧印
    加手段の停止を遅延する遅延手段と、を有する画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】像担持体に第1の電位と第1の電位とは異
    なる第2の電位とからなる静電潜像を形成する潜像形成
    手段と、所定の極性に帯電された現像剤を上記像担持体
    に供給する現像手段と、この現像手段により上記像担持
    体に供給される上記現像剤が上記像担持体上の上記第1
    の電位の領域には静電的に吸着可能となり上記像担持体
    上の上記第2に電位の領域には静電的に反発するよう上
    記現像手段に所定の現像バイアス電圧を印加するための
    現像バイアストランスを含み、上記現像手段に所定の現
    像バイアス電圧バイアス電圧を印加するバイアス電圧印
    加手段と、このバイアス電圧印加手段に電力を供給する
    電源手段とを有する画像形成装置において、 電源手段から現像バイアストランスに供給される現像バ
    イアス電圧の一部を保持し、電源手段からバイアス電圧
    印加手段への電力の供給の遮断を検知して、現像バイア
    ストランスへの現像バイアス電圧の供給元を電源手段か
    ら保持されている現像バイアス電圧に切り換え、電源手
    段からの電力の遮断後、所定時間、現像バイアス電圧を
    印加するよう現像バイアストランスを制御することを特
    徴とする画像形成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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