JPH1010810A - 画像形成装置ならびにこの画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置ならびにこの画像形成装置の制御方法

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JPH1010810A
JPH1010810A JP8164576A JP16457696A JPH1010810A JP H1010810 A JPH1010810 A JP H1010810A JP 8164576 A JP8164576 A JP 8164576A JP 16457696 A JP16457696 A JP 16457696A JP H1010810 A JPH1010810 A JP H1010810A
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JP
Japan
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image
transfer
image forming
developing
image carrier
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JP8164576A
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English (en)
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Taizo Kimoto
泰造 木本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、用紙が転写位置に搬送されない場
合に、不所望なトナーの飛散が生じることを防止する画
像形成装置を提供することにある。 【解決手段】この発明の画像形成装置 (レーザ露光式複
写装置) 2によれば、転写装置16の直前のレジストロ
ーラ58に搬送された用紙がスリップすることにより生
じる用紙詰まりは、レジストローラと転写装置との間で
あって、レジストローラの近傍に配置された用紙検知ス
イッチ58bにより、レーザ露光装置40により感光体
ドラム10への画像の露光が開始されるタイミングより
も僅かに早いか概ね同時に検知され、レーザ露光装置に
よる画像の露光が停止される。これにより、感光体ドラ
ムに不所望なトナーが供給されることが防止されるとと
もにトナーの飛散および転写されることのないトナーの
浪費が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真プロセ
スにより被転写材に現像剤像を転写して出力する画像形
成装置において、現像剤像を保持する像担持体に画像を
記録するとともに被転写材を給送するタイミングの制御
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスが利用されている画像
形成装置は、光導電性を有する感光体を所定の電位に帯
電させたのち画像または画像以外の領域に光を照射して
電位を選択的に減衰させることで静電潜像を形成し、静
電潜像を現像剤としてのトナーで現像して得られるトナ
ー像を被転写材に転写することで、複写対象物の複写像
あるいは印字すべき画像を形成する。感光体の周囲に
は、感光体に所定の表面電位を与える帯電装置、感光体
表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する
現像装置、感光体表面のトナー像を被転写材に転写する
転写装置ならびに感光体表面に残った転写残りトナーを
取り除くとともに感光体表面の電荷分布を初期状態に戻
すクリーニング装置が、感光体が回転される方向に沿っ
て、順に、配置されている。また、感光体が回転される
方向であって、現像装置よりも上流側に画像情報を露光
可能な位置には、感光体に画像を露光して静電潜像を形
成する露光装置が配置されている。なお、転写装置によ
り感光体表面から剥離された用紙が案内される位置に
は、トナー像を用紙に定着する定着装置が配置されてい
る。
【0003】感光体は、回転可能な円筒状あるいは無端
べルト状に形成されたアルミニウム等の導体の表面に、
たとえば、セレン (Se) あるいはOPC (Organic-Ph
otoConductor すなわち有機感光体) 等の光導電性の物
質が所定の厚さに形成された光半導体である。感光体
は、所定の電位に帯電された状態で、画像あるいは画像
以外の領域に露光装置から光が照射されることにより、
光が照射された領域のみ導体として機能して帯電電位が
消去される。これにより、光が照射された領域とそれ以
外の領域との間に電位分布が発生され、感光体表面に、
露光された画像に対応する潜像が形成される。
【0004】帯電装置は、コロナ放電のための帯電ワイ
ヤを有し、帯電ワイヤに接続された電源装置を介して4
〜8キロボルトの電圧が印加されることで、感光体表面
に、たとえば、−600ボルトの表面電位を与える。
【0005】露光装置は、予め画像メモリに記憶されて
いる画像データあるいは原稿の画像から変換された画像
データに基づいて感光体表面に電位分布を生じさせるた
めの光を照射して、感光体表面に静電潜像を形成する。
【0006】現像装置は、感光体表面の現像位置で感光
体と対向され、トナーと、トナーを所定の極性に摩擦帯
電させるとともに磁気ブラシを形成するキャリアと、を
含む現像剤を感光体に形成された静電潜像に接触させて
静電潜像にトナーのみを付着させてトナー像を形成す
る。なお、現像装置としては、トナーのみを利用する1
成分現像あるいはトナーとキャリアを含む2成分現像が
広く利用されている。
【0007】転写装置は、帯電装置に類似したコロナ放
電装置あるいは所定の転写バイアス電圧を感光体に供給
可能に形成された金属ローラを含み、現像装置から感光
体上の静電潜像に供給されたトナーすなわち感光体に形
成されたトナー像を、感光体の回転に伴って供給される
被転写材に転写する。
【0008】定着装置は、内部にヒータが組み込まれた
一対のローラであって、ローラ間に所定の圧力を印加し
た状態で用紙とトナーを加熱することで、被転写材に静
電的に付着しているトナーを溶融させて、被転写材に定
着する。
【0009】クリーニング装置は、感光体の全面に光を
照射する除電ランプと感光体の表面に転写されずに残っ
た未転写トナーを掻き落とすクリーナを有し、感光体表
面の残留電荷を消去するとともに次の画像形成動作のた
めに感光体の表面状態を安定化する。
【0010】上述した画像形成装置では、帯電装置によ
り感光体が所定の表面電位で帯電された状態で画像デー
タに対応する光が露光装置から照射されることにより、
画像データに対応する静電潜像が感光体に形成される。
【0011】感光体に形成された静電潜像は、現像装置
により現像されて、トナー像に変換される。トナー像
は、感光体に提供された表面電位と同一の極性の転写バ
イアス電圧が転写装置を介して被転写材の背面から印加
されることで、感光体に静電的に吸着された被転写材
に、転写される。被転写材に転写されたトナー像は、定
着装置からの熱により溶融され、同時に提供される圧力
により被転写材に固着される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した画
像形成装置において、転写装置と感光体とが対向される
転写位置に何等かの要因により被転写材が搬送されない
場合すなわち装置内部で詰まった場合であっても、感光
体表面には静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装
置によりトナーが供給されることにより現像され、トナ
ー像として感光体の回転とともに転写位置の近傍に搬送
される。
【0013】このようにして転写位置の近傍に搬送され
たトナー像は、装置内部に詰まった被転写材を取り出す
際に被転写材と接触することであるいは転写装置により
転写バイアス電圧が印加されることで、装置内部にトナ
ーを飛散させる問題がある。なお、被転写材の一部、た
とえば、先端部にトナー像が転写された場合には、被転
写材を取り出す際に、利用者にトナーを付着させたり
(利用者の) 衣服を汚損する虞れがある。また、被転写
材に転写されることのないトナー像が形成されること
は、僅かではあるが不所望にトナーを浪費することとな
る。
【0014】この発明の目的は、電子写真プロセスに基
づいて画像を形成する画像形成装置において、被転写材
が転写位置に搬送されない場合に、不所望なトナーの飛
散が生じることを防止する画像形成装置を提供すること
にある。
【0015】
【問題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、像担持体に像を形成する
像形成手段と、この像形成手段により上記像担持体に形
成された像に現像剤を供給して現像する現像手段と、こ
の現像手段により現像された現像剤像を被転写体に転写
する転写手段と、この転写手段と上記像形成手段により
上記像担持体に上記像が形成される位置との間の距離に
関連した上記像担持体が回転される方向の上流側に対応
して上記被転写体が搬送される方向に沿って位置され、
上記被転写体が移動されたことを検知する被転写体移動
検知手段と、この被転写体移動検知手段の検知結果に基
づいて、上記像形成手段による上記像担持体への像の形
成を禁止する像形成禁止手段と、を有することを特徴と
する画像形成装置を提供するものである。
【0016】また、この発明は、像担持体に像を形成す
る像形成手段と、この像形成手段により上記像担持体に
形成された像に現像剤を供給して現像する現像手段と、
この現像手段により現像された現像剤像を被転写体に転
写する転写手段と、この転写手段と上記像形成手段によ
り上記像担持体に上記像が形成される位置との間の距離
に関連した上記像担持体が回転される方向の上流側に対
応して上記被転写体が搬送される方向に沿って、上記転
写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上記像が
形成される位置との間の距離よりも上記転写手段から離
れた位置に位置され、上記被転写体が移動されたことを
検知する被転写体移動検知手段と、この被転写体移動検
知手段の検知結果に基づいて、上記像形成手段による上
記像担持体への像の形成を禁止する像形成禁止手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置を提供するもの
である。
【0017】さらに、この発明は、像担持体に像を形成
する像形成手段と、この像形成手段により上記像担持体
に形成された像に現像剤を供給して現像する現像手段
と、この現像手段により現像された現像剤像を被転写体
に転写する転写手段と、この転写手段と上記像形成手段
により上記像担持体に上記像が形成される位置との間の
距離に関連した上記像担持体が回転される方向の上流側
に対応して上記被転写体が搬送される方向に沿って、上
記転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上記
像が形成される位置との間の距離よりも上記転写手段か
ら離れた位置であって、所定の余裕時間に対応する距離
だけ上記転写手段からさらに離れた方向に位置され、上
記被転写体が移動されたことを検知する被転写体移動検
知手段と、この被転写体移動検知手段の検知結果に基づ
いて、上記像形成手段による上記像担持体への像の形成
を禁止する像形成禁止手段と、を有することを特徴とす
る画像形成装置を提供するものである。またさらに、こ
の発明は、像担持体に形成される現像剤像を保持する被
転写体が像担持体に向かって移動される速度に基づいて
規定される任意の位置で、被転写体が所定時間内に任意
の位置を通過することを検知して被転写体の移動を検知
し、被転写体が所定時間内に任意の位置を通過しない場
合に、像担持体への現像剤像の元となる像の形成を停止
させることを特徴とする画像形成装置の制御方法を提供
するものである。
【0018】さらにまた、この発明は、像担持体に像を
形成する像形成手段と、この像形成手段により上記像担
持体に形成された像に現像剤を供給して現像する現像手
段と、この現像手段により現像された現像剤像を被転写
体に転写する転写手段と、この転写手段と上記像形成手
段により上記像担持体に上記像が形成される位置との間
の距離に関連した上記像担持体が回転される方向の上流
側に対応して上記被転写体が搬送される方向に沿って位
置され、上記被転写体が所定時間の間に所定量移動され
たことを検知する被転写体移動検知手段と、この被転写
体移動検知手段が上記被転写体の所定量の移動を検知し
ない場合に上記像形成手段による上記像担持体への像の
形成を禁止する像形成禁止手段と、を有することを特徴
とする画像形成装置を提供するものである。
【0019】またさらに、この発明は、像担持体に像を
形成する像形成手段と、この像形成手段により上記像担
持体に形成された像に現像剤を供給して現像する現像手
段と、この現像手段により現像された現像剤像を被転写
体に転写する転写手段と、この転写手段と上記像形成手
段により上記像担持体に上記像が形成される位置との間
の距離に関連した上記像担持体が回転される方向の上流
側に対応して上記被転写体が搬送される方向に沿って、
上記転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上
記像が形成される位置との間の距離よりも上記転写手段
から離れた位置に位置され、上記被転写体が所定時間の
間に所定量移動されたことを検知する被転写体移動検知
手段と、この被転写体移動検知手段が上記被転写体の所
定量の移動を検知しない場合に上記像形成手段による上
記像担持体への像の形成を禁止する像形成禁止手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置を提供するもの
である。
【0020】さらにまた、この発明は、像担持体に像を
形成する像形成手段と、この像形成手段により上記像担
持体に形成された像に現像剤を供給して現像する現像手
段と、この現像手段により現像された現像剤像を被転写
体に転写する転写手段と、この転写手段と上記像形成手
段により上記像担持体に上記像が形成される位置との間
の距離に関連した上記像担持体が回転される方向の上流
側に対応して上記被転写体が搬送される方向に沿って、
上記転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上
記像が形成される位置との間の距離よりも上記転写手段
から離れた位置であって、所定の余裕時間に対応する距
離だけ上記転写手段からさらに離れた方向に位置され、
上記被転写体が所定時間の間に所定量移動されたことを
検知する被転写体移動検知手段と、この被転写体移動検
知手段が上記被転写体の所定量の移動を検知しない場合
に上記像形成手段による上記像担持体への像の形成を禁
止する像形成禁止手段と、を有することを特徴とする画
像形成装置を提供するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1に示されるように、レーザ
露光式複写装置2は、後述するレーザ露光装置から供給
されるレーザビームによって記録すべき画像に対応する
静電潜像が形成される感光体ドラム10を、概ね中央に
有している。
【0022】感光体ドラム10の周囲には、矢印aで示
される感光体ドラム10の回転方向に沿って、感光体ド
ラム10の表面を所定の電位に帯電する帯電装置12、
後述するレーザ露光装置により感光体ドラム10に形成
された潜像に現像剤としてのトナーを供給することで静
電潜像を現像する現像装置14、現像装置14により現
像された感光体ドラム10上のトナー像を被記録媒体と
しての用紙に転写する転写装置16、感光体ドラム10
の表面に残った転写残りトナーすなわち未転写トナーを
掻き落とすクリーニング装置18および感光体ドラム1
0の表面の残留電荷を除去する除電装置20が順に配置
されている。
【0023】帯電装置12は、コロナワイヤ12aとグ
リッドスクリーン12bとを含み、図2を用いて後述す
る帯電電圧発生回路112およびグリッドバイアス電圧
発生回路114に接続され、感光体ドラム10の表面を
所定の電位に帯電する。
【0024】現像装置14は、非磁性に形成されたトナ
ーと磁性が与えられたキャリアとが所定の比率で混合さ
れた2成分現像剤Dを外周にて保持しつつ、図2により
後述する現像バイアス発生回路116からの現像バイア
ス電圧により負に帯電されたトナーを感光体ドラム10
に形成された静電潜像に付着させる現像ローラ14aを
有している。なお、現像ローラ14aに印加される現像
バイアス電圧により、ハウジング14bに収容されてい
るキャリアCおよびトナーTすなわち現像剤Dにも所定
の現像バイアス電圧が印加される。
【0025】以下、感光体ドラム10の表面に形成され
た静電潜像を現像する際には、現像ローラ14aのマグ
ネット媒体の主磁極から発生される磁力線に沿ってスリ
ーブ上に形成されるキャリアの穂 (穂立ち) に、鏡像力
により付着されているトナーが感光体ドラム10と現像
ローラ14aとが対向する現像領域で、感光体ドラム1
0の静電潜像の電位と現像バイアス電圧とにより形成さ
れる電界により潜像に向けて移動されて、静電潜像が現
像される。
【0026】転写装置16は、図2を用いて後述する転
写バイアス発生回路118から出力される転写バイアス
電圧により、現像装置14の現像ローラ14aからトナ
ーが供給されて現像された感光体ドラム10の表面のト
ナー像を記録用紙に静電的に引き寄せて転写する。な
お、転写装置16には、感光体ドラム10のトナー像を
用紙とともに感光体ドラム10から剥離するための剥離
電圧を提供する剥離装置17が一体に形成されている。
この剥離装置17には、図示しない剥離電圧発生回路に
より所定の剥離電圧が供給される。
【0027】クリーニング装置18は、感光体ドラム1
0の表面に圧接され、感光体ドラム10の表面の転写ト
ナーを掻き落とすブレード18aを有し、感光体ドラム
10の表面の未転写トナーを掻き落として集約する。
【0028】除電装置20は、図示しないランプレギュ
レータ (点灯回路) を介して所定の光量を提供するよう
点灯され、感光体ドラム10の表面に残った残存電位を
消去する。
【0029】感光体ドラム10の上方すなわち装置本体
の上部には、複写対象物である原稿Dの画像を、光の明
暗情報として読み取る画像読取部30が配置されてい
る。画像読取部30は、原稿Dを保持する原稿テーブル
31、原稿テーブル31に載置された原稿Dを照明する
照明ランプ32、照明ランプ32から照射される照明光
を原稿Dに集光するリフレクタ33、原稿Dからの反射
光を原稿テーブルと平行な方向に案内する第1のミラー
34、第1のミラー34で反射された光を90°折り曲
げる第2のミラー35および第2のミラー35で折り曲
げられた光をさらに90°折り曲げて再び原稿テーブル
と平行な方向に案内する第3のミラー36等を有し、図
示しない走査モータを用いて照明ランプ32および第1
ないし第3のミラー34,35および36を原稿テーブ
ル31に沿って移動することにより、原稿テーブル31
に載置された原稿Dの画像を光の明暗情報として後段の
CCDセンサ38に伝達する。なお、第2ミラー35お
よび第3ミラー36は、周知のように、図示しない駆動
機構により、第1ミラー34が移動される速度の1/2
の速度で第1ミラー34に従動される。
【0030】第3ミラー36により折返された光の光軸
を含む面内には、原稿Dからの反射光に集束性を与える
結像レンズ37および結像レンズ37により集束された
反射光を光電変換するCCDセンサ38が配置されてい
る。
【0031】感光体ドラム10の近傍であって、感光体
ドラム10の表面に原稿画像に対応する光を照射可能な
位置には、帯電装置12により所定の表面電位が与えら
れた感光体ドラム10の表面に、原稿画像の画像データ
に対応して基づいて光強度が変化されたレーザビームを
照射するレーザ露光装置40が配置されている。
【0032】レーザ露光装置40は、帯電装置12から
所定の表面電位が与えられた感光体ドラム10に画像に
対応する光すなわちレーザビームを照射して、感光体ド
ラム10の表面電位を選択的に変化させることで、レー
ザビームが照射されていない未露光部の表面電位との間
に電位差を生じさせて、感光体ドラム10に静電潜像を
形成するためのレーザビームを発生する図示しない半導
体レーザ素子、半導体レーザ素子から出力されたレーザ
ビームを感光体ドラム10の軸線と平行な方向に、概ね
直線状に偏向するポリゴンミラー装置42、ポリゴンミ
ラー装置42により偏向されたレーザビームを、感光体
ドラム10の表面に順に照射する複数のミラー43,4
4および45 (この例では、ミラーを3枚としている)
ならびに半導体レーザ素子を出射されたレーザビームの
ビームスポットの大きさを装置2が画像形成可能な解像
力に対応するビームスポットに変換して感光体ドラム1
0の軸線と平行な直線として感光体ドラム10表面に結
像させる図示しない複数のレンズを含み、感光体ドラム
10の表面に画像を露光する。
【0033】感光体ドラム10が回転される方向であっ
て、現像装置14により現像されたトナー像が感光体ド
ラム10の回転によって搬送される方向の上流側に対応
する位置には、A3サイズ,B4サイズ,A4サイズあ
るいはB5サイズ等の定型の記録用紙 (以下、単に用紙
と示す) を収容するとともに自身が収容している用紙の
サイズを表示する図示しないサイズ表示機構を有する用
紙カセット52‥‥‥が挿入される第1,第2のスロッ
ト50a,50bが形成されている。なお、各スロット
50a,50bには、任意のカセット52‥‥‥に収容
されている用紙のサイズに対応して設定された各カセッ
トの図示しないサイズ表示に基づいて、カセット52‥
‥‥に収容されている記録用紙の大きさを図2を用いて
後述するプリンタCPU106に報知するサイズ検知セ
ンサ51a,51bが配置されている。
【0034】第1のスロット50aの上方には、定型以
外の用紙あるいはOHPシート等の特殊な記録材料を給
送可能とする手差通路53が、第1のスロット50aと
一体に形成されている。手差通路53には、用紙または
記録材料が搬送される方向に対して手差通路53を案内
される用紙または記録材料が傾くことを防止する用紙ガ
イド53aが配置されている。
【0035】用紙ガイド53aは、用紙または記録材料
のサイズ (幅) に合わせて移動可能かつ用紙ガイド53
aの位置を検知することで、手差通路53に挿入される
用紙または記録材料の大きさ (幅) を検出する用紙セン
サ53bに、用紙または記録材料の大きさを入力可能に
形成されている。
【0036】感光体ドラム10と各スロット50a,5
0bの間には、各スロット50a,50bに対応して配
置され、各スロットに挿入された任意のカセット52‥
‥‥から用紙を1枚ずつ引出す第1,第2の給紙ローラ
54a,54b、それぞれの給紙ローラ54a,54b
により引出された用紙を感光体ドラム10にへ向けて送
出する第1,第2の搬送ローラ56a,56bが配置さ
れている。なお、搬送ローラ56aには、手差通路53
により給送される用紙および記録材料も、案内される。
【0037】各搬送ローラ56a,56bと感光体ドラ
ム10の間には、感光体ドラム10に向けて搬送される
用紙 (ここでは、記録材料である場合を含むが、以下、
用紙を代表させて説明する) を一時的に停止することに
より用紙が搬送される方向に対する用紙の傾きを補正す
るとともに、感光体ドラム10上のトナー像の先端と用
紙の先端を整合させるレジストローラ58が配置されて
いる。レジストローラ58は、外周面の一点で接触され
るとともに軸線が平行に配置された従動ローラ59と対
をなして形成されるとともに、図示しない加圧機構を介
してそれぞれのローラが接触される位置において、相互
に、僅かに、加圧されることで、感光体ドラム10に案
内すべき用紙に、確実に推進力を与える。なお、レジス
トローラ58は、外周面の移動速度が感光体ドラム10
の表面が移動される速度と等しい速度となる回転数で回
転される。
【0038】レジストローラ58の近傍には、レジスト
ローラ58に向けて搬送されている用紙を一時的に停止
させるために搬送されている用紙の先端を検知するスト
ップスイッチ58aおよびレジストローラ58から再び
搬送された用紙の先端を検知する用紙検知スイッチ58
bが配置されている。なお、用紙検知スイッチ58b
は、主として、レジストローラ58と用紙のスリップあ
るいはローラの動作不良等に起因する用紙詰まりを検知
するために利用される (以下、他の用紙詰まりと識別す
るために、転写前ジャムと示す) 。また、用紙検知スイ
ッチ58bは、従動ローラ59がレジストローラ58と
従動ローラ59との間を用紙が搬送されることにより従
動ローラ59に伝達される回転を検知する図示しない回
転検知機構によって置き換えることができる。
【0039】感光体ドラム10の回転方向下流に対応す
る位置には、感光体ドラム10上に形成されたトナー像
が転写され、トナーが静電的に付着している状態の用紙
を搬送する搬送べルト60、用紙に転写されたトナーを
加熱するとともに用紙に押圧することで用紙に定着させ
る定着装置62ならびにトナー像が定着された用紙を複
写装置2の外部の排紙トレイヘ排出させる排紙ローラ6
4が配置されている。また、搬送べルト60の近傍であ
って、感光体ドラム10の軸線方向の概ね中央の延長線
上には、感光体ドラム10から定着装置62に向かって
搬送されている用紙の用紙詰まりを検知する搬送チェッ
クスイッチ60aが、排紙ローラ64の近傍であって、
定着装置62の長手方向の概ね中央の延長上には、定着
装置62への用紙の巻きつき等に起因する用紙の詰まり
(以下、他の用紙詰まりと識別するために、定着ジャム
と示す) を検知する排出チェックスイッチ64aが、そ
れぞれ、配置されている。なお、搬送チェックスイッチ
60aは、主として、転写装置16により感光体ドラム
10のトナー像が転写された用紙が剥離されずに感光体
ドラム10とともにクリーニング装置18側へ巻き込ま
れた場合あるいはレジストローラ58の動作不良等によ
り用紙が搬送されないことに起因する用紙詰まり (以
下、他の用紙詰まりと識別するために、ドラム巻き付き
ジャムと示す)を検知する。
【0040】図2は、図1に示したレーザ露光式複写装
置の画像形成部すなわちプリンタ部を中心として示した
制御ブロックを示す概略ブロック図である。図2に示さ
れるように、レーザ露光式複写装置2の各機構部は、主
制御装置であるメインCPU101により制御される。
メインCPU101は、図示しないホストコンピュータ
あるいは伝送回線等を介して供給される画像データの受
入れならびに以下に説明する画像形成部への画像形成の
指示等を制御する。
【0041】メインCPU101には、レーザ露光式複
写装置2のイニシャルプログラムが記憶されているRO
M (読み出し専用メモリ) 102、図示しないコントロ
ールパネルから入力される数値データが一時的に記憶さ
れるRAM (ランダムアクセスメモリ) 103、装置2
を組み立てる際に設定された数値データを半永久的に保
持するNVM (不揮発性メモリ) 104、メインCPU
101により出力されるさまざまな制御信号ならびにコ
マンドを一時的に保持するとともにそれぞれの制御信号
あるいはコマンドに対応して装置2の各機構あるいは回
路から戻されるステータスを中継する双方向RAM10
5が接続されている。なお、双方向RAM105は、以
下に説明するプリンタCPUとメインCPU101の共
有RAMとして利用される。なお、メインCPU101
には、詳述な説明を省略する画像処理装置、ページメモ
リ、ページメモリ制御装置および画像データバス等の画
像信号に関連した多くの信号処理回路ならびに画像読取
部30が接続され、以下に説明するプリンタCPU10
6により動作される画像形成部と共働して、CCDセン
サ38により読み取られた原稿の画像に対応する画像あ
るいは外部から入力された画像データに対応する画像を
形成する。
【0042】第2のRAM105には、以下に説明する
画像形成部すなわちレーザ露光装置40による感光体ド
ラム10への画像の露光、現像装置14による感光体ド
ラム10の静電潜像の現像、転写装置16による現像装
置14により現像された画像すなわちトナー像の用紙へ
の転写等の各機構部の動作を制御するプリンタCPU1
06が接続されている。
【0043】プリンタCPU106には、画像形成に要
求されるさまざまなイニシャル条件が記憶されているプ
リンタROM107および画像形成中の各機構部を制御
するための数値データならびに画像形成中に各機構部か
ら入力されるステータス等を一時的に保持するプリンタ
RAM108が接続されている。
【0044】プリンタCPU106は、レーザ露光装置
40に対してレーザ駆動信号を供給して図示しない半導
体レーザ素子から所定光量のレーザビームを出射させる
とともに、後述する画像データバスを介して供給される
画像信号によるレーザビームを強度変調して感光体ドラ
ム10に画像を露光する。なお、ポリゴンミラー装置4
2もプリンタCPU106により所定の速度で回転され
る。
【0045】プリンタCPU106はまた、図示しない
入力回路を介して入力されたサイズ検知センサ51a,
51bの出力から、各スロット50a,50bに挿入さ
れているカセット52‥‥‥に収容されている用紙の大
きさを検知し、メインCPU101を経由して供給され
る画像データを出力可能な大きさの用紙が用意されてい
るか否かをメインCPU101に報知する。
【0046】また、プリンタCPU106は、メインモ
ータ駆動装置121に、モータ駆動信号を出力して、感
光体ドラム10を所定の速度で回転させる図示しないメ
インモータを所定の回転数で回転させる。
【0047】プリンタCPU106は、レジストローラ
駆動装置122に、用紙の大きさに対応して設定されて
いる駆動パルスを供給して、感光体ドラム10に形成さ
れた画像の先端とレジストローラ58に案内された用紙
の先端とを整合させて用紙を搬送するとともに、レジス
トローラ58の回転を一時的に停止することで用紙が搬
送される方向に対する用紙の傾きを除去する。
【0048】プリンタCPU106は、また、給紙部ロ
ーラ駆動装置123に、詳述しない用紙給紙信号を出力
して、各スロット50a,50bに挿入されているカセ
ット52‥‥‥あるいは手差通路53とレジストローラ
58との間に位置されているさまざまなローラを選択的
に回転させ、各スロット50a,50bに挿入されてい
るカセット52‥‥‥に収容されている用紙あるいは手
差通路53上にセットされた用紙を、レジストローラ5
8に向けて搬送させる。
【0049】また、プリンタCPU106は、図示しな
い入力回路を経由して入力される各用紙スイッチすなわ
ちストップスイッチ58a,用紙検知スイッチ58b,
搬送チェックスイッチ60aおよび排出チェックスイッ
チ64aの出力から複写装置2内部を移動される用紙の
位置および不所望な用紙詰まりを監視する。
【0050】次に、図1および図2に示したレーザ露光
式複写装置の印字動作を詳細に説明する。感光体ドラム
10は、メインCPU101からのレディ信号に応じて
プリンタCPU106により出力されるモータ駆動信号
に応答してメインモータ駆動回路121から図示しない
主モータに入力されるモータ駆動パルスにより駆動され
る主モータの回転により、たとえば、外周面の移動速度
が125ミリメートル/秒(以下、mm/sと示す) で
回転される。同時に、帯電装置12による電荷の供給に
より感光体ドラム10の表面が、所定の大きさの表面電
位に、一様に、帯電される。
【0051】詳細には、帯電装置12のコロナワイヤ1
2aからのコロナ放電により感光体ドラム10の表面に
供給されるコロナ放電の放射量がグリッドスクリーン1
2bに印加されるグリッドバイアス電圧によって適当に
調整される。一例を示すと、グリッドスクリーン12b
にグリッド電圧発生回路114から概ね−650Vのグ
リッドバイアス電圧が印加され、帯電電圧発生回112
からの帯電電圧によりコロナワイヤ12aを介して感光
体ドラム10に供給される初期表面電位は概ね−650
Vに設定される。
【0052】続いて、レーザ露光装置40により、感光
体ドラム10の表面に、複写または印字出力すべき画像
データすなわち原稿の画像に対応する画像情報あるいは
図示しないホスト装置から供給される画像信号に対応し
た印字信号に応じて強度変調されたレーザビームが照射
される。
【0053】レーザ露光装置40によるレーザビームの
照射により、感光体ドラム10の外周面に、印字信号
(画像データ) に対応する静電潜像が形成される。この
ようにして形成された静電潜像は、現像バイアス発生回
路116により、たとえば、−400Vの現像バイアス
電圧が印加されている現像装置14の現像ローラ14a
から供給されるトナーTによって現像される。なお、こ
の現像工程では、現像ローラ14aの内側に固定されて
いる図示しないマグネットの主磁極から発生される磁力
線に沿って現像ローラ14aの外周面に形成される連鎖
状のキャリアCの穂 (穂立ち) に鏡像力により付着され
ているトナーが感光体ドラム10と現像ローラ14aと
が対向する現像領域で、感光体ドラム10の静電潜像の
電位と現像バイアス電圧とにより形成される電界により
トナーが移動されることにより、感光体ドラム10の表
面に形成された静電潜像が現像される。また、現像装置
14内に投入される現像剤としては、好ましくは、平均
粒径が65ミクロン (以下、μmと示す) の磁性体キャ
リアに、平均粒径が9μmのトナーを、6重量百分率
(wt%) で混合したものが利用される。
【0054】現像装置14にて現像されたトナー像は、
感光体ドラム10と転写装置16が対向されている転写
位置で、転写バイアス発生回路118から転写バイアス
電圧が印加されている転写装置16により、レジストロ
ーラ58に予め案内されるとともに感光体ドラム10に
形成された画像の先端と用紙の先端とが整合されて、用
紙に、順に転写される。
【0055】用紙に転写されたトナー像は、剥離装置1
7により用紙上に静電的に付着した状態で感光体ドラム
10の表面から分離され、搬送べルト60によって定着
装置62へ搬送されて、定着装置62により、用紙に定
着される。
【0056】トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ
64を介して排紙トレイ66に順次排出されて積層され
る。トナー像が用紙に転写された感光体ドラム10は、
図示しない主モータの回転ともなって引き続き回転さ
れ、クリーニング装置18により未転写トナーが取り除
かれるとともに除電装置20により除電されて、引き続
いて次の画像形成に利用される。
【0057】このようにして、一連の画像形成が繰り返
される。ところで、図1および図2に示したレーザ露光
式複写装置2においては、転写装置16に向けて給送さ
れ、レジストローラ58で停止されて感光体ドラム10
に形成された画像の先端に合わせて再び給送される用紙
が、たとえば、レジストローラ58と用紙とのスリップ
等により給送されない場合、感光体ドラム10に付着さ
れたトナー (画像) は、転写装置16に吸着されるとと
もにクリーニング装置18により回収される。
【0058】すなわち、図4に示すように、レジストロ
ーラ58が回転されたにも拘らず用紙が搬送されないこ
とがジャムタイマ1により検知されたとしても、レーザ
露光装置40による感光体ドラム10への画像の露光は
継続されることから、感光体ドラム10に形成された静
電潜像が現像装置14により現像され、転写装置16に
吸着されるとともにクリーニング装置18により回収さ
れる。
【0059】このことは、T1で示される時間、露光さ
れた画像の現像に用いられるトナーの不所望な浪費とな
ることはいうまでもない。また、レジストローラ58と
用紙とのスリップ等により給送されなかった用紙は用紙
詰まりとなることから、用紙を取り除く必要が生じる。
このとき、取り除く用紙が感光体ドラム10上の画像
(トナー) と接触することで、用紙を介してトナーが飛
散したり、利用者の衣服に付着する問題がある。
【0060】これに対して、レジストローラ58で停止
された用紙が再び給送されたことを検知してから感光体
ドラム10へのレーザ露光装置40による画像の露光を
開始すれば、レジストローラ58により用紙がスリップ
して用紙詰まりとなった場合であっても、感光体ドラム
10上にトナーが付着されることが防止される。
【0061】すなわち、図3に示すように、転写装置1
6からの転写バイアスにより感光体ドラム10上のトナ
ー像 (トナー) が転写される転写位置Tと感光体ドラム
10にレーザ露光装置40から画像が露光される露光位
置Eとの間の距離L1と転写位置Toと用紙の先端 (レ
ジストローラ58の外周面と従動ローラ59の外周面と
が接触される位置またはレジストローラ58および従動
ローラ59のそれぞれの回転中心を結ぶ線分) Poとの
間の距離L2とが『L2>L1』である場合には、レジ
ストローラ58により用紙がスリップした場合であって
も用紙詰まりが生じにくいことが認められる。
【0062】詳細には、L2においてレジストローラ5
8の回転が開始された場合、レーザ露光装置40による
感光体ドラム10への画像の露光は、L2においてレジ
ストローラ58の回転が開始されたあと、『L2−L
1』で規定される遅延時間だけ遅れたタイミングすなわ
ちL1で開始される。
【0063】この場合、レーザ露光装置40の半導体レ
ーザ素子には、図5に示すように、画像データの供給L
1に先立ってプリンタCPU106からのレーザイネー
ブル信号が与えられる (レーザイネーブル信号がLから
Hに設定される) 。続いて、タイミングL1で、半導体
レーザ素子からのレーザビームが、画像データにより強
度変調される。
【0064】従って、『L2−L1』の遅延時間の間
に、L2でレジストローラ58が回転されたにも拘ら
ず、たとえば、スリップにより用紙が搬送されていない
ことを検知して、レーザイネーブル信号をHからLに戻
す (レーザデセーブル信号を出力する) ことにより、レ
ーザ露光装置40に画像データは供給されるものの、用
紙詰まりが検知された以降は、感光体ドラム10に画像
が露光される (感光体ドラム10に静電潜像が生じる)
ことを防止できる。この場合、トナーが不要画像として
消費される時間は、図4に示したT1に比較して短いT
2に短縮される。
【0065】より詳細には、図9ないし図11に示すよ
うに、レーザ露光式複写装置2が画像形成可能な待機状
態において、レーザイネーブル信号出力の不許可が設定
され、用紙詰まりを示すジャム発生フラグがリセットさ
れる。
【0066】続いて、メインCPU101からの図示し
ないプリントリクエスト信号に応答してプリンタCPU
106から画像データリクエストステータスがメインC
PU101に戻される。以下、図示しないメインモータ
が回転される一方で、所定のサイズの用紙を収容したカ
セット52‥‥‥からの用紙の給送が開始される。ま
た、給紙ジャムタイマによるオーバータイムの計測が開
始される。
【0067】用紙がストップスイッチ58aに達した場
合、レジストローラ58と用紙とのスリップを検知する
ジャムタイマ1の値、転写出力開始、転写出力終了なら
びに遅延時間が計算される。
【0068】次に、ジャムタイマ1の値、転写出力開
始、転写出力終了ならびに遅延時間のそれぞれに基づい
て画像形成が可能であることが判断され、レーザ露光装
置40の半導体レーザ素子に対してプリンタCPU10
6からレーザイネーブルの出力が許可される。
【0069】以下、図3を用いて説明した『L2>L
1』または詳述しない『L2<L1』に基づいて場合分
けされ、『L2>L1』の場合には、レジストローラ5
8が回転されるとともにジャムタイマ1によるオーバー
タイムの計測が開始される。同時に、転写出力開始タイ
マならびに遅延時間タイマのそれぞれによる計時が開始
される。
【0070】遅延時間タイマが既に求められた遅延時間
に達した時点で、レーザイネーブル信号によりレーザビ
ームの出力が許可されている半導体レーザのレーザ出力
が画像データにより強度変調されて、感光体ドラム10
に画像が露光される (レーザ露光式複写装置は、レーザ
ビームを用いた反転現像方式であるから、画像データが
存在する位置に対応して、レーザビームが出射される)
【0071】続いて、転写出力開始タイマが既に求めら
れたタイマ値に達した時点で、転写バイアス電源回路か
ら転写装置16への転写バイアスの出力が開始される。
同時に、転写出力終了タイマによる転写出力の出力時間
が計測される。
【0072】以下、排出チェックスイッチ64aの出力
がオンになる前に、ジャムタイマ1による計測が終了し
た場合、ジャム発生フラグが0→1にセットされ、露光
装置40の半導体レーザ素子に対するレーザイネーブル
信号の不許可すなわちレーザデセーブル信号が出力され
る。同時に、転写バイアス電源回路から転写装置16へ
の転写出力も停止される。
【0073】一方、レジストローラ58による用紙のス
リップ等が生じない場合には、排出チェックスイッチ6
4aがオンされることで、定着装置62による用紙詰ま
りをチェックする排出チェックスイッチ64aのタイマ
値が計算されて、計測が開始される。続いて、転写出力
終了タイマによるタイマ値の計測が終了すると、転写バ
イアス発生回路から転写装置16に印加される転写バイ
アス電圧の出力が停止される。
【0074】次に、排出チェックスイッチ64aのタイ
マ値の計測が終了するよりも前に、排出チェックスイッ
チ64aがオン→オフに変化した場合、用紙が正常に搬
送されて排出されたことが検知され、1回の画像形成動
作が終了される。なお、1枚の原稿の画像を複数枚複写
する場合には、上述した各工程が所定の間隔で繰り返さ
れる。
【0075】また、図6に示すように、転写位置Toと
露光位置Eoの間の距離L1および転写位置Toと用紙
の先端Poの間の距離L2に関連して、用紙の先端Po
から以下に説明する『L1+L3<L2』が満足される
位置L3に用紙検知スイッチ58bを配置し、レジスト
ローラ58の回転が開始された直後に用紙が正常に給送
されているか否かを検知することで、用紙がスリップし
て用紙詰まりとなった場合であっても、感光体ドラム1
0にトナーが付着されることを防止できる。この場合、
感光体ドラム10に与えられた電荷は、レーザビームが
照射されないことにより、帯電装置12により帯電され
たのち暗減衰にて所定量消滅するのみであるから、現像
装置14と感光体ドラム10とが対向される現像位置に
おいても現像装置14からトナーが付着されることな
く、そのまま、回転される。
【0076】詳細には、図6に示すように、『L2>L
1』が成り立ち、『L1+L3<L2』が満足される位
置L3に、用紙検知スイッチ58cを配置することで、
図3で説明した遅延時間内で、レーザイネーブル信号を
HからLに戻す (レーザデセーブル信号を出力する) こ
とが可能となるから、用紙詰まりが生じた場合であって
も感光体ドラム10にトナーが付着されることが防止で
きる。すなわち、図7に示すように、用紙検知スイッチ
58bからの出力に基づいてジャムタイマ2を動作させ
ることにより、用紙がスリップして用紙詰まりとなった
ことを瞬時に検知し、感光体ドラム10に静電潜像が形
成されてトナーが付着されることを防止できる。この場
合、感光体ドラム10に与えられた電荷は、レーザビー
ムが照射されないことにより、帯電装置12により帯電
されたのち暗減衰にて所定量消滅するのみであるから、
現像装置14と感光体ドラム10とが対向される現像位
置においても現像装置14からトナーが付着されること
なく、そのまま、回転される。なお、L3は、厳密に
は、用紙検知スイッチ58cにより用紙詰まりが検知さ
れてからレーザ露光装置40の半導体レーザ素子にレー
ザデセーブル信号が出力されてレーザビームの出射が停
止されるまでの時間を含むことから、用紙検知スイッチ
58cは、好ましくは、L3よりも所定距離だけPo側
に位置するL4に設定される。ここで、L3とL4の間
の距離dは、感光体ドラム10の大きさならびに用紙が
搬送される速度 (感光体ドラム10の外周面が移動され
る速度)すなわちプロセススピードと装置の大きさに関
連して設定される変数であって、好ましくは、2〜5c
mに設定される。なお、距離dは、レジストローラ58
が回転されて用紙がスリップした場合、スリップの大き
さが許容範囲、たとえば、1cm以下である場合には、
レーザデセーブル信号を出力しないで画像形成を継続さ
せるマージンを含んでいる。マージンは、用紙上の画像
が僅かにずれた場合であっても画像を出力させること
で、用紙詰まりにより画像形成動作が中断されることに
比較して利用者を煩わせることを低減するために有益で
ある。
【0077】より詳細には、図12ないし図14に示す
ように、レーザ露光式複写装置2が画像形成可能な待機
状態において、レーザイネーブル信号出力の不許可が設
定され、用紙詰まりを示すジャム発生フラグがリセット
される。
【0078】続いて、メインCPU101からの図示し
ないプリントリクエスト信号に応答してプリンタCPU
106から画像データリクエストステータスがメインC
PU101に戻される。以下、図示しないメインモータ
が回転される一方で、所定のサイズの用紙を収容したカ
セット52‥‥‥からの用紙の給送が開始される。ま
た、給紙ジャムタイマによるオーバータイムの計測が開
始される。
【0079】用紙がストップスイッチ58aに達した場
合、レジストローラ58と用紙とのスリップを検知する
ジャムタイマ1の値、転写出力開始、転写出力終了なら
びに遅延時間が計算される。
【0080】次に、ジャムタイマ1の値、用紙検知スイ
ッチ58bによるジャムタイマ2の値、転写出力開始、
転写出力終了ならびに遅延時間のそれぞれに基づいて画
像形成が可能であることが判断され、レーザ露光装置4
0の半導体レーザ素子に対してプリンタCPU106か
らレーザイネーブルの出力が許可される。
【0081】以下、図Yを用いて説明した『L2>L1
+L3』または詳述しない『L2<L1+L3』に基づ
いて場合分けされ、『L2>L1+L3』の場合には、
レジストローラ58が回転されることで、ジャムタイマ
1ならびにジャムタイマ2のそれぞれによるオーバータ
イムの計測が開始される。また、転写出力開始タイマな
らびに遅延時間タイマのそれぞれによる計時が開始され
る。
【0082】ここで、用紙検知スイッチ58bがオンさ
れる前に、ジャムタイマ2のタイマ値の計測が終了した
場合は、ジャム発生フラグが0→1にセットされ、露光
装置40の半導体レーザ素子に対するレーザイネーブル
信号の不許可すなわちレーザデセーブル信号が出力され
る。同時に、転写バイアス電源回路から転写装置16へ
の転写出力も停止される。
【0083】一方、ジャムタイマ2によるタイマ値の計
測が終了する前に用紙検知スイッチ58bがオンされた
場合、遅延時間タイマが遅延時間タイマのタイマ値に達
した時点で、半導体レーザのレーザ出力が画像データに
より強度変調されて、感光体ドラム10に画像が露光さ
れる。
【0084】続いて、転写出力開始タイマが既に求めら
れたタイマ値に達した時点で、転写バイアス電源回路か
ら転写装置16への転写バイアスの出力が開始される。
同時に、転写出力終了タイマによる転写出力の出力時間
が計測される。
【0085】以下、排出チェックスイッチ64aのタイ
マ値の計測が終了するよりも前に、排出チェックスイッ
チ64aがオン→オフに変化した場合、用紙が正常に搬
送されて排出されたことが検知され、1回の画像形成動
作が終了される。なお、1枚の原稿の画像を複数枚複写
する場合には、上述した各工程が所定の間隔で繰り返さ
れる。
【0086】ところで、感光体ドラム10の直径および
回転速度により規定されるプロセススピードが高い装置
では、装置の大きさの制約により用紙検知スイッチ58
bを『L1+L3<L2』の位置に配置することが困難
な場合が生じる。この場合、レーザデセーブル信号が出
力されるまでの間に、図8に、T3で示す時間に対応す
る画像が露光されてトナーが供給される。しかしなが
ら、図4に示した周知の例に比較して不所望なトナーが
感光体ドラム10に供給される量は、概ね1/2以下に
低減される。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置によれば、レジストローラでのスリップ等に起因
して用紙詰まりが発生した場合、感光体ドラムへの画像
の露光が停止されることから、引き続いて感光体ドラム
が回転されて現像装置との現像位置に感光体ドラム上の
露光位置が案内された場合であっても、現像装置により
トナーが供給されることが防止される。すなわち、用紙
が詰まることにより用紙に転写されるはずのトナーが転
写装置に引き寄せられたり、装置内部を飛散することが
防止される。また、用紙が詰まった状態で感光体ドラム
に付着されているトナーは、ほとんど存在しないかごく
僅かであるから、詰まった用紙を取り除く際に利用者の
衣服にトナーが付着したり、取り除く用紙が感光体ドラ
ムあるいは転写装置と接触することにより2次的にトナ
ーが飛散されることが防止される。さらに、用紙が詰ま
った場合、通常は、そのままクリーニング装置に回収さ
れるトナー像が生じないことから、不所望なトナーの浪
費が抑止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用されるレーザ露光
式複写装置を示す概略図。
【図2】図1に示したレーザ露光式複写装置の画像形成
部を中心としたブロック図。
【図3】図1に示したレーザ露光式複写装置における画
像露光と用紙の先端との関係を示す概略図。
【図4】図3に示した画像露光と用紙の先端との関係に
関し、画像露光開始と用紙給送開始の一例を示すタイミ
ングチャート。
【図5】図3に示した画像露光と用紙の先端との関係に
関し、図4に示した例とは別の画像露光開始と用紙給送
開始の例を示すタイミングチャート。
【図6】図1に示したレーザ露光式複写装置における画
像の先端と用紙検知スイッチとの関係を示す概略図。
【図7】図6に示した画像露光と用紙の先端との関係に
関し、画像露光開始と用紙給送開始の一例を示すタイミ
ングチャート。
【図8】図6に示した画像露光と用紙の先端との関係に
関し、図7に示した例とは別の画像露光開始と用紙給送
開始の一例を示すタイミングチャート。
【図9】図3に示した画像露光と用紙の先端との関係に
対応するレーザ露光式複写装置の制御の例を示すフロー
チャート。
【図10】図9に示したフローチャートに引き続くフロ
ーチャート。
【図11】図10に示したフローチャートに引き続くフ
ローチャート。
【図12】図3に示した画像露光と用紙の先端との関係
に対応するレーザ露光式複写装置の制御の例を示すフロ
ーチャート。
【図13】図12に示したフローチャートに引き続くフ
ローチャート。
【図14】図13に示したフローチャートに引き続くフ
ローチャート。
【符号の説明】
2 …レーザ露光式複写装置 (画像形成装置) 、 10 …感光体ドラム (像担持体) 、 12 …帯電装置 (帯電手段) 、 14 …現像装置、 16 …転写装置 (転写手段) 、 18 …クリーニング装置、 20 …除電装置、 31 …原稿テーブル、 37 …結像レンズ、 38 …CCDセンサ、 40 …レーザ露光装置、 52 …カセット、 58 …レジストローラ、 58a…ストップスイッチ、 58b…用紙検知スイッチ、 60 …搬送ベルト、 60a…搬送チェックスイッチ、 62 …定着装置、 62a…排出チェックスイッチ、 100 …CPU、 100a…メモリ、 112 …帯電電圧発生回路、 114 …バイアス電圧発生回路、 116 …現像バイアス電圧発生回路、 118 …転写バイアス発生回路、 120 …センサ出力入力回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に像を形成する像形成手段と、 この像形成手段により上記像担持体に形成された像に現
    像剤を供給して現像する現像手段と、 この現像手段により現像された現像剤像を被転写体に転
    写する転写手段と、 この転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上
    記像が形成される位置との間の距離に関連した上記像担
    持体が回転される方向の上流側に対応して上記被転写体
    が搬送される方向に沿って位置され、上記被転写体が移
    動されたことを検知する被転写体移動検知手段と、 この被転写体移動検知手段の検知結果に基づいて、上記
    像形成手段による上記像担持体への像の形成を禁止する
    像形成禁止手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】像担持体に像を形成する像形成手段と、 この像形成手段により上記像担持体に形成された像に現
    像剤を供給して現像する現像手段と、 この現像手段により現像された現像剤像を被転写体に転
    写する転写手段と、 この転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上
    記像が形成される位置との間の距離に関連した上記像担
    持体が回転される方向の上流側に対応して上記被転写体
    が搬送される方向に沿って、上記転写手段と上記像形成
    手段により上記像担持体に上記像が形成される位置との
    間の距離よりも上記転写手段から離れた位置に位置さ
    れ、上記被転写体が移動されたことを検知する被転写体
    移動検知手段と、 この被転写体移動検知手段の検知結果に基づいて、上記
    像形成手段による上記像担持体への像の形成を禁止する
    像形成禁止手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】像担持体に像を形成する像形成手段と、 この像形成手段により上記像担持体に形成された像に現
    像剤を供給して現像する現像手段と、 この現像手段により現像された現像剤像を被転写体に転
    写する転写手段と、 この転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上
    記像が形成される位置との間の距離に関連した上記像担
    持体が回転される方向の上流側に対応して上記被転写体
    が搬送される方向に沿って、上記転写手段と上記像形成
    手段により上記像担持体に上記像が形成される位置との
    間の距離よりも上記転写手段から離れた位置であって、
    所定の余裕時間に対応する距離だけ上記転写手段からさ
    らに離れた方向に位置され、上記被転写体が移動された
    ことを検知する被転写体移動検知手段と、 この被転写体移動検知手段の検知結果に基づいて、上記
    像形成手段による上記像担持体への像の形成を禁止する
    像形成禁止手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】像担持体に形成される現像剤像を保持する
    被転写体が像担持体に向かって移動される速度に基づい
    て規定される任意の位置で、被転写体が所定時間内に任
    意の位置を通過することを検知して被転写体の移動を検
    知し、 被転写体が所定時間内に任意の位置を通過しない場合
    に、像担持体への現像剤像の元となる像の形成を停止さ
    せることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  5. 【請求項5】像担持体に像を形成する像形成手段と、 この像形成手段により上記像担持体に形成された像に現
    像剤を供給して現像する現像手段と、 この現像手段により現像された現像剤像を被転写体に転
    写する転写手段と、 この転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上
    記像が形成される位置との間の距離に関連した上記像担
    持体が回転される方向の上流側に対応して上記被転写体
    が搬送される方向に沿って位置され、上記被転写体が所
    定時間の間に所定量移動されたことを検知する被転写体
    移動検知手段と、 この被転写体移動検知手段が上記被転写体の所定量の移
    動を検知しない場合に上記像形成手段による上記像担持
    体への像の形成を禁止する像形成禁止手段と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】像担持体に像を形成する像形成手段と、 この像形成手段により上記像担持体に形成された像に現
    像剤を供給して現像する現像手段と、 この現像手段により現像された現像剤像を被転写体に転
    写する転写手段と、 この転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上
    記像が形成される位置との間の距離に関連した上記像担
    持体が回転される方向の上流側に対応して上記被転写体
    が搬送される方向に沿って、上記転写手段と上記像形成
    手段により上記像担持体に上記像が形成される位置との
    間の距離よりも上記転写手段から離れた位置に位置さ
    れ、上記被転写体が所定時間の間に所定量移動されたこ
    とを検知する被転写体移動検知手段と、 この被転写体移動検知手段が上記被転写体の所定量の移
    動を検知しない場合に上記像形成手段による上記像担持
    体への像の形成を禁止する像形成禁止手段と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】像担持体に像を形成する像形成手段と、 この像形成手段により上記像担持体に形成された像に現
    像剤を供給して現像する現像手段と、 この現像手段により現像された現像剤像を被転写体に転
    写する転写手段と、 この転写手段と上記像形成手段により上記像担持体に上
    記像が形成される位置との間の距離に関連した上記像担
    持体が回転される方向の上流側に対応して上記被転写体
    が搬送される方向に沿って、上記転写手段と上記像形成
    手段により上記像担持体に上記像が形成される位置との
    間の距離よりも上記転写手段から離れた位置であって、
    所定の余裕時間に対応する距離だけ上記転写手段からさ
    らに離れた方向に位置され、上記被転写体が所定時間の
    間に所定量移動されたことを検知する被転写体移動検知
    手段と、 この被転写体移動検知手段が上記被転写体の所定量の移
    動を検知しない場合に上記像形成手段による上記像担持
    体への像の形成を禁止する像形成禁止手段と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP8164576A 1996-06-25 1996-06-25 画像形成装置ならびにこの画像形成装置の制御方法 Abandoned JPH1010810A (ja)

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