JPH0943876A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH0943876A
JPH0943876A JP21124695A JP21124695A JPH0943876A JP H0943876 A JPH0943876 A JP H0943876A JP 21124695 A JP21124695 A JP 21124695A JP 21124695 A JP21124695 A JP 21124695A JP H0943876 A JPH0943876 A JP H0943876A
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Kaoru Tadokoro
薫 田所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子輸送能を有する電荷輸送物質を用いて、
帯電性に優れ、高感度であり且つ残留電位が小さく、更
に繰返し使用においてもそれらの特性が変化しない耐久
性に優れた電子写真感光体を提供する。 【解決手段】 導電性基体上に少なくとも感光層を設け
てなる電子写真感光体において、該感光層が下記一般式
(1)で表されるフルオレン化合物を含有することを特
徴とする電子写真感光体。 【化1】 (式中、R1、R2はフルオロアルコキシカルボニル基を
表し、m、nは0から4の整数を表す。Zは、酸素原
子、=C(X)(Y)または=N(W)を表し、X、Y
は水素原子、シアノ基、置換または無置換のアルキル
基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換
のアルコキシカルボニル基、置換または無置換のアリー
ルオキシカルボニル基、置換または無置換のヘテロ環基
を表し、Wは置換または無置換のアルキル基、置換また
は無置換のアリール基、置換または無置換のヘテロ環基
を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電潜像を形成さ
せるための電子写真感光体に関し、更に詳しくは電子輸
送能を有する化合物を含有する感光層を有する電子写真
感光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスは、電子写真感光体表
面を一様に帯電させ、帯電された感光体の表面を画像状
に露光し、電子写真感光体表面に画像状の静電潜像を形
成し、その静電潜像をトナーなどの現像剤により現像し
て可視化することを基本原理としているものである。そ
のため、このプロセスに用いられる電子写真用感光体に
は良好な帯電性と光照射による迅速な表面電位の減衰が
必要となり、これらプロセス上電子写真用感光体に要求
される特性は、固体物性値である暗抵抗が高いこと、電
荷担体生成のための量子効率が良好なこと、及び高い電
荷移動度を有していることである。
【0003】従来、これらの物性値を満足するものとし
てセレン、セレン−テルル合金、セレン砒素等の無機化
合物から構成された電子写真感光体が採用され、多くの
複写機で用いられてきた。しかしながら、これらの材料
は毒性等環境面での問題があり、またアモルファス状態
で用いられるため、例えば、熱、汚れ等により結晶化し
て特性が劣化し易いなど、取扱いが厄介である。また、
数10μmの膜厚に真空蒸着する必要があるためコスト
が高くなる等の欠点がある。
【0004】そこで最近では、有機光導電性物質を用い
た電子写真感光体に関する研究が進み、その一部は実用
化されている。そして、実用化に至った有機電子写真感
光体のほとんどは、電荷発生層と電荷輸送層に機能を分
離した感光層からなる積層型電子写真感光体であり、こ
れにより、無機光導電性物質からなる電子写真感光体と
比較して劣っていた感度及び感光体寿命などが改善さ
れ、低コストで安全性の面でも問題が少なく、また材料
の多様性などの面から有機光導電性物質の長所を生かし
て電子写真感光体の開発が活発に行われるようになっ
た。
【0005】この種の積層型電子写真感光体は、一般に
は導電性基体上に、顔料や染料などの電荷発生物質から
なる電荷発生層、ヒドラゾン、ピラゾリンなどの電荷輸
送物質からなる電荷輸送層が積層された感光層を有する
ものであり、電子供与性である電荷輸送物質の性質上、
正孔移動型となり、感光体表面に負帯電したときに感度
を有するものである。ところが負帯電では、帯電時に用
いるコロナ放電が正帯電に較べて不安定であり、正帯電
の10倍程度のオゾンや窒素酸化物などが発生し、感光
層表面への吸着などによる電子写真感光体の物理劣化や
化学劣化を引き起こしやすく、また環境に悪影響を与え
るという問題がある。更に、負帯電用感光体の現像には
正極性のトナー(現像剤)が必要となるが、正極性のト
ナーは強磁性体キャリア粒子に対する摩擦帯電系列から
みて製造が困難であり、また2成分高抵抗磁気ブラシ現
像方式においては負帯電トナー(現像剤)の方が安定で
あり、その選択と使用条件の自由度も大きく、この点で
も正帯電型の電子写真感光体が望ましく、有機光導電物
質を用いる電子写真感光体を正帯電で使用することが種
々提案されている。例えば、光照射時に正孔及び電子を
発生する電荷発生物質が含有されている電荷発生層を上
層(表面層)とし、正孔輸送能を有する電荷輸送物質が
含有されている電荷輸送層を下層とする積層構成の感光
層を有する電子写真感光体を正帯電用として使用するこ
とが検討されている。しかし、このような電子写真感光
体を正帯電用として使用した場合には、耐久性、環境特
性等の面で未だ充分な性能を有するまでに至っていな
い。そこで、このような問題を解決するために、電荷輸
送物質として電子輸送能を有する物質を含有させた電荷
輸送層を電荷発生層上に形成した積層構成の電子写真感
光体が研究されており、このような電子輸送物質とし
て、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノンが知ら
れている。しかし、この物質は発癌性など労働衛生上の
問題がある。
【0006】また、正帯電方式に用いる電子写真感光体
として単層構成の感光層を有する電子写真感光体の研究
が行われている。従来の単層型電子写真感光体のうち、
電荷発生物質を樹脂に分散させた形態のものは、電荷発
生物質が電荷移動機能をも兼ねているが、正孔及び電子
双方の電荷移動特性の良好な電荷発生物質が少ないた
め、感度が低く、また繰り返し使用により帯電電位が低
下する等の欠点がある。そして、このような電子写真感
光体の正孔輸送能を向上させるため、単に正孔輸送物質
を添加しても、感度が低いことや繰返し使用時において
帯電電位が低下すること等の欠点を克服できていなかっ
た。
【0007】そこで、電荷発生物質及び電子輸送物質を
樹脂中に分散して感光層とすることにより、上記の欠点
を改良する試みがなされ、更に樹脂中に正孔輸送物質を
配合することにより、その効果を向上させる試みがなさ
れている。そして、このような感光層に用いる電子輸送
物質として、特開平4−285670号公報にはジフェ
ノキノン化合物が示されているが、これは感度が不十分
であり、また繰り返し特性の面でも実用上更に改良が必
要である。また、電子輸送物質として、特開昭60−6
9657号公報にはフルオレニデンメタン化合物が、特
開昭61−233750号公報にはアントキノジメタン
及びアントロン誘導体が開示されているが、これらは繰
り返し特性の面で劣っており、また特開平5−2513
6号公報にはナフタレンジカルボン酸イミド化合物が、
特開平5−25174号公報にはナフタレンテトラカル
ボン酸ジイミド化合物が開示されているが、これは感度
が不十分であり、またバインダー樹脂との相溶性が悪い
など実用上更に改良を必要としているのが実状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子輸送物質を
用いた電子写真感光体は、感度が不十分であり、また残
留電位も大きく、繰り返し特性にも劣っているという問
題がある。本発明の目的は、電子輸送能を有する電荷輸
送物質を用いて、帯電性に優れ、高感度であり且つ残留
電位が小さく、更に繰り返し使用においてもそれらの特
性が変化しない耐久性に優れた電子写真感光体を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、前
記特許請求の範囲に記載の発明によって達成される。す
なわち、請求項1の発明は、導電性基体上に少なくとも
感光層を設けてなる電子写真感光体において、該感光層
が下記一般式(1)で表されるフルオレン化合物を含有
することを特徴とする電子写真感光体である。
【化1】 (式中、R1、R2はフルオロアルコキシカルボニル基を
表し、m、nは0から4の整数を表す。R1、R2は異な
る基でも同一の基でもよい。Zは、酸素原子、=C
(X)(Y)または=N(W)を表し、X、Yは水素原
子、シアノ基、置換または無置換のアルキル基、置換ま
たは無置換のアリール基、置換または無置換のアルコキ
シカルボニル基、置換または無置換のアリールオキシカ
ルボニル基、置換または無置換のヘテロ環基を表し、W
は置換または無置換のアルキル基、置換または無置換の
アリール基、置換または無置換のヘテロ環基を表す。
X、Yは異なる基でも同一の基でもよい。) 請求項2の発明は、請求項1の発明において、感光層が
電荷発生層と電荷輸送層の2層からなり、少なくとも該
電荷輸送層が前記一般式(1)で表されるフルオレン化
合物を含有することを特徴とする電子写真感光体であ
る。請求項3の発明は、請求項1の発明において、感光
層が電荷発生物質及び前記一般式(1)で表されるフル
オレン化合物を含有する単一層からなることを特徴とす
る電子写真感光体である。請求項4の発明は、請求項1
の発明において、感光層が電荷発生物質、正孔輸送物質
及び前記一般式(1)で表されるフルオレン化合物を含
有する単一層からなることを特徴とする電子写真感光体
である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明者等は、前記一般式(1)
で表されるフルオレン化合物が優れた電子輸送能を有す
ることを見出し、本発明を完成するに至ったものであ
る。すなわち、本発明によれば、電子輸送能を有する電
荷輸送物質を用いて帯電性に優れ、高感度であり且つ残
留電位が小さく、更に繰り返し使用してもそれらの特性
が変化しない耐久性に優れた電子写真感光体を得ること
ができる。
【0011】上記一般式(1)における、R1、R2のフ
ルオロアルコキシカルボニル基としては、フッ素置換ア
ルキル基を有するアルコキシカルボニル基も包含され、
フッ素置換アルキル基としては、−CH2CF3、−(C
22CF3、−(CH23CF3、−(CH24
3、−CH2CH2F、−(CH23CH2F、−CH2
CHF2、−(CF22CF3、−CH2CF2CHFCF
3、−CH(CF32、−(CH22CF2CF3、−C
2(CF22CF3、−CH2(CF27CF3などのフ
ルオロアルキル基を挙げることができる。
【0012】置換または無置換のアルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基など、及び
これらがフッ素原子や塩素原子などのハロゲン原子で置
換されたトリフルオロメチル基、トリクロロメチル基な
どが例示できる。
【0013】アリール基としては、フェニル基、ナフチ
ル基などが例示でき、またアリール基における置換基と
してはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基など
のアルキル基、塩素原子、臭素原子、フッ素原子などの
ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、トリクロロメチ
ル基などのハロゲン置換アルキル基、シアノ基などを挙
げることができる。
【0014】アルコキシカルボニル基としては、メトキ
シ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ基、iso−プ
ロピルオキシ基、n−ブチルオキシ基、iso−ブチル
オキシ基、n−ヘキシルオキシ基、n−オクチルオキシ
基、n−デシルオキシ基などのアルコキシ基を有するア
ルコキシカルボニル基を挙げることができ、またアルコ
キシカルボニル基における置換基としては塩素原子、臭
素原子、フッ素原子などのハロゲン原子、トリフルオロ
メチル基、トリクロロメチル基などのハロゲン置換アル
キル基などが例示できる。
【0015】アリールオキシカルボニル基としては、フ
ェニル基、ナフチル基などのアリール基を有するアリー
ルオキシカルボニル基を挙げることができ、またアリー
ルオキシカルボニル基における置換基としてはメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル
基、塩素原子、臭素原子、フッ素原子などのハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基などの
ハロゲン置換アルキル基、シアノ基などが例示できる。
またヘテロ環基としては、チアゾール環、オキサゾール
環、ベンゾチアゾール環、ベンゾオキサゾール環などの
ヘテロ環からなる基が挙げられ、ヘテロ環における置換
基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基などのアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、ブトキシ基などのアルコキシル基を含むアルコ
キシカルボニル基、塩素原子、臭素原子、フッ素原子な
どのハロゲン原子、メチル基、エチル基などのアルキル
基により置換されたアミノ基、シアノ基、ニトロ基など
が例示できる。
【0016】本発明における前記一般式(1)で表され
るフルオレン化合物の具体例を下記表1−1〜1−9に
示すがこれらに限定されるものではない。
【0017】
【表1−1】
【0018】
【表1−2】
【0019】
【表1−3】
【0020】
【表1−4】
【0021】
【表1−5】
【0022】
【表1−6】
【0023】
【表1−7】
【0024】
【表1−8】
【0025】
【表1−9】
【0026】次に本発明の電子写真感光体の構成を図面
によって説明する。本発明の電子写真感光体の構成とし
ては、例えば図1に示すように導電性基体1上に電荷発
生物質と必要に応じてバインダー樹脂を含有する電荷発
生層2を下層とし、電子輸送物質(一般式(1)で表さ
れるフルオレン化合物)と必要に応じてバインダー樹脂
を含有する電荷輸送層3を上層とする積層構成の感光層
4を設けたもの、図2に示すように導電性基体1上に電
荷発生物質及び電子輸送物質と必要に応じてバインダー
樹脂を含有する単層構成の感光層5を設けたもの等が挙
げられる。図1または図2の感光層上には保護層を設け
てもよく、また導電性基体と感光層との間に下引き層を
設けてもよい。また、一般式(1)で表されるフルオレ
ン化合物は、感光層に一種或いは二種以上含有させるこ
とができる。
【0027】本発明の電子写真感光体において用いられ
る電荷発生物質としては、可視光を吸収してフリー電荷
を発生するものであれば、無機物質及び有機物質のいず
れでもよく、例えば、無定形セレン、三方晶系セレン、
セレン−砒素合金、セレン−テルル合金、硫化カドニウ
ム、セレン化カドニウム、硫セレン化カドニウム、アモ
ルファスシリコン等の無機物質、或いはビスアゾ系色
素、ポリアゾ系色素、トリアリールメタン系色素、チア
ジン系色素、オキサジン系色素、キサンテン系色素、シ
アニン系色素、スチリル系色素、ピリリウム系色素、キ
ナクリドン系色素、インジゴ系色素、ペリレン系色素、
多環キノン系色素、ビスベンズイミダゾール系色素、イ
ンダンスロン系色素、スクアリウム系色素、アントラキ
ノン系色素及びフタロシアニン系色素等の有機物質を挙
げることができる。
【0028】本発明において感光層に使用されるバイン
ダー樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹
脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹
脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、メラミン
樹脂等の付加重合型樹脂、重付加型樹脂、重縮合型樹
脂、並びにこれら樹脂の繰返し単位のうち2つ以上を含
む共重合体樹脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体
等の絶縁性樹脂のほかポリビニルカルバゾールなどの高
分子有機半導体等を挙げることができる。また、前記感
光層を支持する導電性基体としては、アルミニウム、ニ
ッケル、銅、金、チタンなどの金属版、金属ドラムまた
は金属箔、アルミニウム、酸化スズ、酸化インジウム、
ニッケル、チタン、銅、金などを蒸着したプラスチック
フィルム或いは導電性物質を塗布した紙、プラスチック
などのフィルム又はドラムを使用することができる。
【0029】電荷発生層と電荷輸送層との積層構成で形
成される感光層を有する本発明の電子写真感光体を作る
には、電荷発生物質を導電性基体上に真空蒸着するか、
或いは電荷発生物質を適当な溶媒に単独もしくは適当な
バインダー樹脂と共に溶解もしくは分散せしめた電荷発
生層用塗液を導電性基体上に塗布し乾燥させることによ
り電荷発生層を形成し、次いで、前記一般式(1)で表
されるフルオレン化合物を適当な溶媒に単独もしくは適
当なバインダー樹脂とともに溶解もしくは分散せしめた
電荷輸送層用塗液を電荷発生層上に塗布し乾燥させるこ
とにより電荷輸送層を形成すればよい。
【0030】各塗液に用いられる溶媒としては、N,N
−ジメチルホルムアミド、トルエン、キシレン、モノク
ロロベンゼン、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタ
ン、1,1,1−トリクロロエタン、テトラヒドロフラ
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなどを挙げることができる。
【0031】電荷発生物質を分散せしめた塗液により電
荷発生層を形成するには、電荷発生物質をボールミル、
ホモミキサー等によって分散溶媒中で微粒子とし、必要
によりバインダー樹脂を加えて混合分散して得られた分
散液を導電性基体上に塗布し乾燥させればよい。この方
法において超音波の作用の下に電荷発生物質を分散させ
ると均一な分散が可能となり更に好ましい。電荷発生物
質微粒子の粒径としては、平均粒径2μm以下、特に1
μm以下が好ましい。粒径があまりに大きいと電荷発生
層中での分散が悪くなる。また、粒径があまりに小さい
と却って凝集しやすく、電荷発生層の抵抗が上昇した
り、結晶欠陥が増えて感度及び繰返し特性が低下した
り、或いは微細化する上での限界があることから、平均
粒径の下限としては0.01μm程度が好ましい。電荷
発生層にバインダー樹脂を用いる場合、バインダー樹脂
100重量部に対して電荷発生物質を20〜200重量
部の割合とすることが好ましい。電荷発生層の膜厚は
0.1〜10μmが好ましく、特に0.2〜2μmが好
ましい。
【0032】電荷輸送層は、前記一般式(1)で表され
るフルオレン化合物を適当な溶媒に単独もしくは適当な
バインダー樹脂とともに溶解もしくは分散せしめ、必要
によりシリコンオイルなどのレベリング剤を添加した電
荷輸送層塗液を電荷発生層上に塗布し乾燥させることに
より形成される。電荷輸送層にバインダー樹脂を用いる
場合、バインダー樹脂100重量部に対して前記一般式
(1)で表されるフルオレン化合物を20〜200重量
部の割合とすることが好ましい。電荷輸送層の膜厚は5
〜50μmが好ましく、特に10〜30μmが好まし
い。
【0033】また、単層構成の感光層を有する本発明の
電子写真感光体を作るには、電荷発生物質及び前記一般
式(1)で表されるフルオレン化合物を適当な溶媒に適
当なバインダー樹脂とともに溶解もしくは分散せしめ、
その感光層用塗液を導電性基体上に塗布し乾燥させるこ
とにより感光層を形成すればよく、電荷発生物質及び前
記一般式(1)で表されるフルオレン化合物がバインダ
ー樹脂に含有される割合としては、バインダー樹脂10
0重量部に対して電荷発生物質を1〜50重量部、フル
オレン化合物を5〜100重量部とすることが好まし
い。この感光層には必要に応じて、正孔輸送物質が添加
され、その割合はバインダー樹脂100重量部に対し5
〜100重量部とすることが好ましい。単層構成の感光
層の膜厚は7〜50μmが好ましく、特に10〜30μ
mが好ましい。感光層における電荷発生物質微粒子の粒
径としては、平均粒径2μm以下、特に1μm以下が好
ましい。粒径があまりに大きいと感光層中での分散が悪
くなると共に、粒子が表面に一部突出して表面の平滑性
が悪くなり、場合によっては粒子の突出部分で放電が生
じたり或いはそこにトナー粒子が付着してトナーフィル
ミング現象が生じやすい。また、粒径があまりに小さい
と却って凝集しやすく、電荷発生層の抵抗が上昇した
り、結晶欠陥が増えて感度及び繰返し特性が低下した
り、或いは微細化する上での限界があるから、平均粒径
の下限としては0.01μm程度が好ましい。
【0034】また、感光層に添加される正孔輸送物質と
しては、分子中にトリフェニルアミン部位を有する化合
物、カルバゾール部位を有する化合物、ヒドラゾン化合
物、トリフェニルメタン化合物、オキサゾール化合物、
スチリル化合物、ブタジエン化合物、ポリシラン化合
物、ポリビニルカルバゾール、ピレン−ホルマリン縮合
物等のドナー性化合物などが挙げられ、具体的には、例
えば、4′−ジフェニルアミノ−α−フェニルスチルベ
ン、4′−ビス(4−メチルフェニル)アミノ−α−フ
ェニルスチルベン、N,N′−ジフェニル−N,N′−
ビス(3−メチルフェニル)−[1,1′−ビフェニ
ル]−4,4′−ジアミン、4′−メトキシ−N,N−
ジフェニル−[1,1′−ビフェニル]−4−アミン、
9−エチルカルバゾール−3−アルデヒド−1−メチル
−1−フェニルヒドラゾン、9−エチルカルバゾール−
3−アルデヒド−1,1−ジフェニルヒドラゾン、4−
ジエチルアミノスチリル−3−アルデヒド−1−メチル
−1−フェニルヒドラゾン、4−メトキシベンズアルデ
ヒド−1−メチル−1−フェニルヒドラゾン、4−ジフ
ェニルアミノベンズアルデヒド−1−ベンジル−1−フ
ェニルヒドラゾン、1,1−ビス(4−ジベンジルアミ
ノフェニル)プロパン、トリス(4−ジエチルアミノフ
ェニル)メタン、1,1−ビス(4−ジベンジルアミノ
フェニル)プロパン、2,2′−ジメチル−4,4′−
ビス(ジエチルアミノ)−トリフェニルメタン、2,5
−ビス(4−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−
オキサジアゾール、2−N,N−ジフェニルアミノ−5
−(4−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4−オキ
サジアゾール、2−N,N−ジフェニルアミノ−5−
(N−エチルカルバゾール−3−イル)−1,3,4−
オキサジアゾール、3−スチリル−9−エチルカルバゾ
ール、3−(4−メトキシスチリル)−9−エチルカル
バゾール、4−ジフェニルアミノスチルベン、4−ジベ
ンジルアミノスチルベン、1,4−ビス(4−ジフェニ
ルアミノスチリル)ベンゼン、1,4−ビス[4−ジ
(p−トリル)アミノスチリル]ベンゼン、1−フェニ
ル−3−(4−ジエチルアミノスチリル)−5−(4−
ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、1−フェニル−
3−(4−ジメチルアミノスチリル)−5−(4−ジメ
チルアミノフェニル)ピラゾリンなどが挙げられる。
【0035】さらに、本発明の電子写真感光体において
は、導電性基体と感光層との間に下引き層を設けてもよ
く、この下引き層は接着層またはバリヤ層として機能す
るものであり、前記のバインダー樹脂のほかに、例えば
ポリビニルアルコール、エチルセルロース、カルボキシ
ルメチルセルロース、カゼイン、N−アルコキシアルキ
ルナイロン等の樹脂をそのまま、又は酸化錫、インジウ
ム或いは酸化チタンなどを分散させたもの、酸化アルミ
ニウム或いは酸化ケイ素などの蒸着膜等が用いられる。
下引き層の膜厚は2μm以下が好ましい。
【0036】また、感光層上には保護層を設けてもよ
く、保護層の材料としては、前記のバインダー樹脂をそ
のまま使用するか、又は酸化錫や酸化インジウムなどの
低抵抗物質を分散させたものが適当である。更に、有機
プラズマ重合膜も使用でき、その有機プラズマ重合膜
は、必要に応じて適宜酸素、窒素、ハロゲン、周期率表
の第III族、第V族原子を含んでいても良い。
【0037】
【実施例】以下に、本発明を実施例により説明するが、
本発明はこれにより限定されるものではない。なお、各
材料の使用量を示す「部」は重量部である。
【0038】実施例1 下記化学式(A)で表されるビスアゾ色素5部、ブチラ
ール樹脂(デンカブチラール樹脂#3000−2:電気
化学工業社製)2.5部、及びテトラヒドロフラン9
2.5部をボールミルにて12時間分散させ、次にテト
ラヒドロフランを2重量%の分散液濃度になるように加
え、再分散させて塗布液を調製した。調製した塗布液を
アルミニウムを蒸着した100μm厚のポリエステルフ
ィルム上にドクターブレードにて流延塗布し乾燥させ
て、乾燥後の膜厚が1.0μmの電荷発生層を形成し
た。
【化2】 次に、前記表1における例示化合物(化合物No.6
3)6部、ポリカーボネート樹脂(K−1300:帝人
化成社製)10部、メチルフェニルシリコン(KF50
−100cps:信越化学社製)0.002部、及びテ
トラヒドロフラン94部からなる処方の塗布液を調製
し、電荷発生層上にドクターブレードにて流延塗布し乾
燥させて、乾燥後の膜厚が20.0μmの電荷輸送層を
形成し、アルミニウム電極/電荷発生層/電荷輸送層で
構成される積層型電子写真感光体(感光体No.1)を
作成した。
【0039】実施例2 実施例1において、化合物No.63の代わりに、前記
表1における例示化合物中の化合物No.33を用いる
こと以外は実施例1と同様にして積層型電子写真感光体
(感光体No.2)を作成した。
【0040】実施例3 前記化学式(A)で表されるビスアゾ色素5部の代わり
に、下記化学式(B)で表されるトリスアゾ色素6部を
用いること以外は実施例1と同様の方法で電荷発生層を
形成した。
【化3】 次に、前記表1における例示化合物(化合物No.6
3)6部、ポリカーボネート樹脂(K−1300:帝人
化成社製)10部、メチルフェニルシリコン(KF50
−100cps:信越化学社製)0.002部、及びテ
トラヒドロフラン94部からなる塗布液を調製し、電荷
発生層上にドクターブレードにて流延塗布し乾燥させ
て、乾燥後の膜厚が20.0μmの電荷輸送層を形成
し、アルミニウム電極/電荷発生層/電荷輸送層で構成
される積層型電子写真感光体(感光体No.3)を作成
した。
【0041】実施例4 実施例3において、化合物No.63の代わりに、前記
表1における例示化合物中の化合物No.33を用いる
こと以外は実施例3と同様にして積層型電子写真感光体
(感光体No.4)を作成した。
【0042】実施例5 前記化学式(A)で表されるビスアゾ色素5部の代わり
に、下記化学式(C)で表されるビスアゾ色素6部を用
いること以外は実施例1と同様の方法で電荷発生層を形
成した。
【化4】 次に、前記表1における例示化合物(化合物No.6
3)6部、ポリカーボネート樹脂(K−1300:帝人
化成社製)10部、メチルフェニルシリコン(KF50
−100cps:信越化学社製)0.002部、及びテ
トラヒドロフラン94部からなる塗布液を調製し、電荷
発生層上にドクターブレードにて流延塗布し乾燥させ
て、乾燥後の膜厚が20.0μmの電荷輸送層を形成
し、アルミニウム電極/電荷発生層/電荷輸送層で構成
される積層型電子写真感光体(感光体No.5)を作成
した。
【0043】実施例6 実施例5において、化合物No.63の代わりに、前記
表1における例示化合物中の化合物No.33を用いる
こと以外は実施例5と同様にして積層型電子写真感光体
(感光体No.6)を作成した。
【0044】実施例7 前記化学式(A)で表されるビスアゾ色素の代わりに、
X型無金属フタロシアニンX−H2Pcを用いること以
外は実施例1と同様の方法で電荷発生層を形成した。次
に、前記表1における例示化合物(化合物No.63)
6部、ポリカーボネート樹脂(K−1300:帝人化成
社製)10部、メチルフェニルシリコン(KF50−1
00cps:信越化学社製)0.002部、及びテトラ
ヒドロフラン94部からなる塗布液を調製し、電荷発生
層上にドクターブレードにて流延塗布し乾燥させて、乾
燥後の膜厚が20.0μmの電荷輸送層を形成し、アル
ミニウム電極/電荷発生層/電荷輸送層で構成される積
層型電子写真感光体(感光体No.7)を作成した。
【0045】実施例8 実施例7において、化合物No.63の代わりに、前記
表1における例示化合物中の化合物No.33を用いる
こと以外は実施例5と同様にして積層型電子写真感光体
(感光体No.8)を作成した。
【0046】実施例9 X型無金属フタロシアニン1g、ポリカーボネートZ
(PC−Z)の10wt%テトラヒドロフラン溶液10
g及びテトラヒドロフラン9gをボールミルポットに入
れ一晩ミリングした。更にPC−Zの10wt%テトラ
ヒドロフラン溶液20gを加えたのち一晩ミリングした
(これを10%分散液とする)。次に、20mlサンプ
ル瓶中に、10%分散液を1.2g、PC−Zの15w
t%テトラヒドロフラン溶液4.70g、下記化学式
(D)の正孔輸送物質0.45g、前記表1における例
示化合物(化合物No.63)0.27g、テトラヒド
ロフラン1.03g、及びメチルフェニルシリコン(K
F−50:信越化学社製)の1wt%テトラヒドロフラ
ン溶液0.15gを入れて1時間撹拌し、感光層用塗布
液を調製した。調製した塗布液をアルミニウム基板上に
塗布し乾燥させて、乾燥後の膜厚が20μmの単層型電
子写真感光体(感光体No.9)を作成した。
【化5】
【0047】比較例1 前記表1における例示化合物(化合物No.63)加え
ないこと以外は実施例9と同様にして単層型電子写真感
光体(感光体No.10)を作成した。以上のようにし
て得られた電子写真感光体について、静電複写紙試験装
置(川口電気製作所製:SP−428)を用いて、+6
KVのコロナ帯電を施して、正帯電した後、20秒間暗
所に放置し、その時の表面電位V0を測定し、次いでタ
ングステンランプを用いて感光体の表面の照度が40ル
ックスになるように光照射し、表面電位V0が1/2に
なるのに要した露光量E1/2(lux・sec)を測定
した。その結果を表2に示す。
【0048】
【表2】 表2から明らかなように、本発明の電子写真感光体は、
特に正帯電において帯電性及び感度に優れたものであ
る。また、本発明の電子写真感光体は、繰返し使用にお
いてもこれらの特性の変化がすくなく、また残留電位も
小さく耐久性に優れたものであった。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、電子輸送能を有する特
定構造のフルオレン化合物を感光層に含有させることに
より、特に正帯電において帯電性及び感度に優れたもの
であり、且つ残留電位が小さく、更に繰返し使用しても
それらの特定が変化しない耐久性に優れた電子写真感光
体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子写真感光体の一例を模式的に
示す断面図である。
【図2】本発明による電子写真感光体のほかの一例を模
式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 導電性基体 2 電荷発生層 3 電荷輸送層 4 積層構成の感光層 5 単層構成の感光層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体上に少なくとも感光層を設け
    てなる電子写真感光体において、該感光層が下記一般式
    (1)で表されるフルオレン化合物を含有することを特
    徴とする電子写真感光体。 【化1】 (式中、R1、R2はフルオロアルコキシカルボニル基を
    表し、m、nは0から4の整数を表す。R1、R2は異な
    る基でも同一の基でもよい。Zは、酸素原子、=C
    (X)(Y)または=N(W)を表し、X、Yは水素原
    子、シアノ基、置換または無置換のアルキル基、置換ま
    たは無置換のアリール基、置換または無置換のアルコキ
    シカルボニル基、置換または無置換のアリールオキシカ
    ルボニル基、置換または無置換のヘテロ環基を表し、W
    は置換または無置換のアルキル基、置換または無置換の
    アリール基、置換または無置換のヘテロ環基を表す。
    X、Yは異なる基でも同一の基でもよい。)
  2. 【請求項2】 感光層が電荷発生層と電荷輸送層の2層
    からなり、少なくとも該電荷輸送層が前記一般式(1)
    で表されるフルオレン化合物を含有することを特徴とす
    る請求項1記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 感光層が電荷発生物質及び前記一般式
    (1)で表されるフルオレン化合物を含有する単一層か
    らなることを特徴とする請求項1記載の電子写真感光
    体。
  4. 【請求項4】 感光層が電荷発生物質、正孔輸送物質及
    び前記一般式(1)で表されるフルオレン化合物を含有
    する単一層からなることを特徴とする請求項1記載の電
    子写真感光体。
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