JPH0942171A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH0942171A JPH0942171A JP7189532A JP18953295A JPH0942171A JP H0942171 A JPH0942171 A JP H0942171A JP 7189532 A JP7189532 A JP 7189532A JP 18953295 A JP18953295 A JP 18953295A JP H0942171 A JPH0942171 A JP H0942171A
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- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
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- F04C29/005—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
用したとき、1対のピンに荷重が集中することなく、各
対のピンに均等に荷重が作用するようにする。 【構成】 可動スクロール6と固定スクロール9とによ
って形成される圧縮室容積が、媒質吸入完了時の圧縮室
容積の10%〜22%になったときに、複数個のスクロ
ールピン部材19のうち少なくとも2本が、クランク軸
3の回転軸方向からみて、可動スクロール6の自転中心
OR を通り、かつ可動スクロール6の自転中心OR と可
動スクロール6の公転中心OS とを通る直線L1 に直角
な直線L2に対して、線対称に位置するように配置され
ている。さらに、このスクロールピン部材19は、この
スクロールピン部材19と対をなすハウジングピン部材
21に対して、可動スクロール6の自転方向側に位置す
るように構成する。
Description
動スクロールの自転防止機構に関するものであり、車両
用空調装置の圧縮機に用いて好適である。
して、例えば、特開昭62−199983号公報に記載
のものが提案されている。具体的には、可動スクロール
の端板の端部に設けられた複数個のスクロール側のピン
と、これに対向して対をなすようにハウジングの端面に
設けられたハウジング側のピンと、これらのピンと交わ
るように結合したリングとから構成されており、そし
て、両ピンがリングの内壁に接触することによって、可
動スクロールの自転を防止する機構を構成している。
圧縮反力によって、可動スクロールに自転モーメントが
作用したとき、スクロール側のピンと、これと対をなす
ハウジング側のピンとには、この自転モーメントに対応
する荷重が作用する。そして、両ピンの配置によって
は、1対のピンに荷重が集中し、これによりピンの破損
を招くという問題が生じる。また、ピンの破損を防ぐた
めに、ピンの径を大きくすると、圧縮機本体形状の大型
化という問題が新たに生じる。したがって、圧縮機の小
型化を図りながら、ピンの破損を防ぐには、複数個のピ
ンに均等に荷重が作用するように構成する必要がある。
ように、360度周期で最大値となり、例えば、吸入圧
力を4kgf/cm2 、吐出圧力を30kgf/cm2
とした場合では、圧縮室容積が、流体吸入完了時の圧縮
室容積の16%となった(容積比16%)ときに、最大
自転モーメントが発生する。そこで、発明者等は、種々
の圧力条件で研究調査をしたところ、容積比が10%〜
22%の間で最大自転モーメントが発生することを発見
した。
ントによる荷重が両ピンに作用したとき、1対のピンに
荷重が集中することなく、各対のピンに均等に荷重が作
用するように構成されたスクロール型圧縮機を提供する
ことを目的とする。
手段を用いる。請求項1に記載の発明によれば、スクロ
ール側ピン部材(19)、ハウジング側ピン部材(2
1)およびリング部材(22)からなる可動スクロール
(6)の自転防止機構において、可動スクロール(6)
と固定スクロール(9)とによって形成される圧縮室容
積が、流体吸入完了時の圧縮室容積の10%〜22%に
なったときに、複数個のスクロール側ピン部材(19)
のうち少なくとも2本が、クランク軸(3)の回転軸方
向からみて、可動スクロール(6)の自転中心(O R )
を通り、かつ可動スクロール(6)の自転中心(OR )
と可動スクロール(6)の公転中心(OS )とを通る直
線(L1 )に直角な直線(L2 )に対して、線対称に位
置するように配置されていることを特徴とする。
(A、B)は、このスクロール側ピン部材(A、B)と
対をなすハウジング側ピン部材(21)に対して、可動
スクロール(6)の自転方向側に位置するように構成さ
れている。したがって、後述するように、最大自転モー
メントによる荷重が両ピン(19、21)に作用したと
き、1対のピンに荷重が集中することなく、各対のピン
に均等に荷重が作用するようにすることができる。
一化されて小さくなるので、圧縮機本体形状の小型化を
図ることができる。請求項2に記載の発明によれば、
スクロール側ピン部材(19)およびハウジング側ピン
部材(21)からなる可動スクロール(6)の自転防止
機構において、可動スクロール(6)と固定スクロール
(9)とによって形成される圧縮室容積が、流体吸入完
了時の圧縮室容積の10%〜22%になったときに、複
数個のスクロール側ピン部材(19)のうち少なくとも
2本が、クランク軸(3)の回転軸方向からみて、可動
スクロール(6)の自転中心(OR )を通り、かつ可動
スクロール(6)の自転中心(OR )と可動スクロール
(6)の公転中心(O S )とを通る直線(L1 )に直角
な直線(L2 )に対して線対称の位置に配置されてい
る。
(C、D)と対をなす前記ハウジング側ピン部材(2
1)は、このスクロール側ピン部材(C、D)に対し
て、前記可動スクロール(6)の自転方向側に位置する
ように構成されているを特徴とする。したがって、後述
するように、最大自転モーメントによる荷重が両ピン
(19、21)に作用したとき、1対のピンに荷重が集
中することなく、各対のピンに均等に荷重が作用するよ
うにすることができる。
態について説明する。 (第1実施形態)図1に示す圧縮機1は、渦巻き状の可
動スクロールと固定スクロールとからなる周知のスクロ
ール型圧縮機である。
ウジング)で、このフロントハウジング2のほぼ中心部
に、クランク軸3を回転可能に支持するため軸受4が配
置されている。このクランク軸3の軸方紙面右側には、
その軸中心から偏心した位置にクランク軸3と一体に駆
動キー5aが形成されている。また、駆動キー5a側の
フロントハウジング2端部には、渦巻き状の歯部6aを
有する可動スクロール6が配置されている。そして、可
動スクロール6の中心に設けられたボス部6cには、軸
受7が圧入されており、この軸受7のインナーレース側
には、ブッシュ8が挿入されている。ブッシュ8には、
駆動キー5aが挿入されるキー溝8aが設けられてお
り、駆動キー5aおよびキー溝8aの断面形状は、図2
に示すように、略長方形に形成されている。
は、駆動キー5aの断面長手方向寸法に比べて僅かに大
きく、駆動キー5aはキー溝8aに対して、断面長手方
向寸法に移動可能に挿入されている。また、駆動キー5
aおよびキー溝8aの断面長手方向は、図2に示すよう
に、可動スクロール6の公転方向とは逆向きに傾いて
(図2のw)いる。以上に述べた駆動キー5a、ブッシ
ュ8およびキー溝8aにより、クランク部5が構成され
ている。
9aを有する固定スクロールで、固定スクロール9は、
図示されていないボルトによって、フロントハウジング
2に組付けられている。この固定スクロール9とフロン
トハウジング2とによって閉じた空間10が形成され、
可動スクロール6は、この空間10内でクランク軸3の
回転軸周りに公転している。
には、圧縮された流体を吐出する吐出口11が設けられ
ており、この吐出口11は、固定スクロール9の端板9
bとリヤハウジング12とによって形成される空間に連
通している、この空間は、圧縮流体の脈動を平滑化する
吐出マフラー13をなしている。また、吐出口11の吐
出マフラー13側の開口部には、圧縮室への逆流を防止
するばね鋼鋼材製の逆止弁14が、固定スクロール9の
端板9bに組付けられている。なお、15は、逆止弁1
4の開度を制限するストッパである。
固定スクロール9の歯部9aの先端部には、圧縮室の密
閉性を保つための樹脂(本実施の形態では、テフロン)
製のチップシール16、17が配置されている。そし
て、可動スクロール6の端板6bの外縁部近傍には、円
形の穴18が設けられ、この穴18には、複数個(本実
施の形態では、図3に示すように4個である。)の円柱
状のスクロール側ピン部材19が圧入されている。ま
た、端板6bに対向するフロントハウジング2の面に
は、スクロール側ピン部材19にオフセットして、スク
ロール側ピン部材19と対をなすように、円形の穴20
が設けられている。この穴20には、円柱状のハウジン
グ側ピン部材21が圧入されている。なお、両ピン部材
は、耐磨耗性に優れ、強度の高い材質の金属(本実施の
形態では、高炭素クロム軸受鋼鋼材)製である。
のリング部材で、図3に示すように、両ピン部材19、
21は、リング部材22を貫通して配置されている。な
お、図3では、対をなす両ピン部材19、21とリング
部材22の相対位置関係のみを示しており、ボス部6
c、軸受7およびクランク部5は省略してある。次に、
スクロール側ピン部材19、ハウジング側ピン部材21
およびリング部材22からなる可動スクロール6の自転
防止機構について、図4を用いて述べる。
軸受7の回転軸(図4の点OR )周りに作用し、その向
きは、本実施の形態では、時計周りの向きである。図4
の破線は、可動スクロール6に自転モーメントMが作用
する前の一対の自転防止機構(両ピン部材19、21)
を示している。この状態で、可動スクロール6に自転モ
ーメントMが作用すると、スクロール側ピン部材19
は、19aに示す自転モーメントMの方向に移動し、ハ
ウジング側ピン部材21も同様に、21aに示す自転モ
ーメントMの方向に移動する。これにより、両ピン部材
が、リング部材22の内壁に接触するので、自転モーメ
ントMに対向する力が発生し、可動スクロール6の自転
が防止される。
材は、以下に述べるような相対位置関係となっている。
すなわち、可動スクロール6と固定スクロール9とによ
って形成される圧縮室容積が、流体吸入完了時の圧縮室
容積の10%〜22%になったときに、スクロール側ピ
ン部材19のうち少なくとも2本(本実施の形態では、
図3に示すAとBの部分のスクロール側ピン部材19)
が、クランク軸3の回転軸方向からみて、可動スクロー
ル6の自転中心OR を通り、かつ可動スクロール6の自
転中心OR と可動スクロール6の公転中心OS とを通る
直線L1 に直角な直線L2 に対して線対称(図3におい
てθ1 =θ2 )に配置されている。さらに、このスクロ
ール側ピン部材19は、このスクロール側ピン部材19
と対をなすハウジング側ピン部材21に対して、可動ス
クロール6の自転方向側に配置されている。
ール側ピン部材19の配置位置について、図4を用いて
詳細に述べる。先ず、以下の説明に必要な記号について
説明する。 M :可動スクロール6の自転モーメントを示す。 d1 :スクロール側ピン部材19の直径を示す。
示す。 D :リング部材22の内径を示す。 ε :公転半径(可動スクロール6の自転中心OR と可
動スクロール6の公転中心OS との距離)を示す。 R :スクロール側ピン部材19の中心から自転中心O
R までの距離を示す。
る直線を示す。 L2 :自転中心OR を通り、直線L1 と直交する直線を
示す。 θi :スクロール側ピン部材19の中心および自転中心
OR を通る直線と直線L2 とのなす角度(rad)を示
す。(0≦θ≦π/2) なお、添字iは、複数(n)個あるスクロール側ピン部
材19のうちi番目のスクロール側ピン部材19を示
す。
d)を示す。 FPi:スクロール側ピン部材19に作用するピン荷重を
示す。 FMi:ピン荷重FPiの円周方向成分を示す。 Si :ピン荷重FPiによるスクロール側ピン部材19の
移動量を示す。 k :変形抵抗 ここで、可動スクロール6の自転量dθは、Rに比べて
十分小さいものとする。また、変形抵抗kは、全てのス
クロール側ピン部材19およびリング部材22で等しい
ものとする。なお、以下の考察においては、両ピン部材
19、21およびリング部材22の製作誤差は無く、両
ピン部材19、21は、リング部材22の内壁に接して
いるものとする。
るピン荷重FPiを、図4に基づいて求める。ピン荷重F
Piによるスクロール側ピン部材19の移動量Si を求め
れば下式のようになる。
となる。
となる。
いより、数式4となる。
なる。なお、ここで、足し合わされるピン荷重FPiは、
今、考えている瞬間における自転防止機構に関与するピ
ン(図3のにおいて、直線L1 の左側に位置するピン)
のみである。
θ1 +cos2 θ2 +cos2 θ3 +……+cos2
θi +……+cos2 θn )) となる。以上の説明から明らかなように、少なくとも2
本のスクロールピン部材19(図3に示すAとBの部分
のスクロール側ピン部材19)の余弦が等しければよい
ので、ピン可動スクロール6の自転中心OR を通り、か
つ可動スクロール6の自転中心OR と可動スクロール6
の公転中心OS とを通る直線L1 に直角な直線L 2 に対
して線対称(本実施の形態では、図3においてθ1 =θ
2 =45°)な位置に、スクロール側ピン部材19を配
置することによって、1本のスクロールピン部材19に
ピン荷重FPiが集中しないようにすることができる。延
いては、1本のスクロール側ピン部材19に作用する荷
重が均一化されて小さくなるので、圧縮機本体形状の小
型化を図ることができる。
は、ピン部材19、21とリング部材22とからなる可
動スクロール6の自転防止機構について述べたものであ
るが、リング部材22を必要としない構造の自転防止機
構においても、本発明を実施することができる。
材22を省いた以外同様な構造を有するスクロール型圧
縮機のスクロール側ピン部材19を、可動スクロール6
の自転中心OR を通り、かつ可動スクロール6の自転中
心OR と可動スクロール6の公転中心OS とを通る直線
L1 に直角な直線L2 に対して線対称な位置に、スクロ
ール側ピン部材19を配置する。
(図3に於けるAとBの部分のスクロール側ピン部材1
9)と対をなすハウジング側ピン部材21を、このスク
ロール側ピン部材19に対して、可動スクロール6の自
転方向側に位置するように配置構成すればよい。なお、
図5では、対をなす両ピン部材19、21の相対位置関
係のみを示しており、ボス部6c、軸受7およびクラン
ク部5は省略してある。
機の断面図である。
である。
ウジング側ピン部材およびリング部材の配置のみを示す
断面図である。
およびリング部材の荷重状態を説明するための説明図で
ある。
部材およびハウジング側ピン部材の配置のみを示す断面
図である。
ランク軸角度との関係を示すグラフである。
軸、6…可動スクロール、5…クランク部、5a…駆動
キー、6a…歯部、6b…端板部、7…軸受、8…ブッ
シュ、8a…キー溝、9…固定スクロール、9a…歯
部、9b…端板部、10…空間、11…吐出口、12…
リヤハウジング、13…吐出マフラー、14…逆止弁、
15…ストッパ、16、17…チップシール、19…ス
クロール側ピン部材、21…ハウジング側ピン部材、2
2…リング部材、OR …自転中心、OS …公転中心、ε
…公転半径。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジング(2)と、 前記ハウジング(2)内に回転可能に支持されたクラン
ク軸(3)と、 前記ハウジング(2)に組付けられ、前記ハウジング
(2)と共に閉じた空間(10)を形成する固定スクロ
ール(9)と、 前記クランク軸(3)のクランク部(5)に軸受(7)
を介して回転可能に結合し、前記閉じた空間(10)内
で、前記クランク軸(3)の回転軸周りに公転する可動
スクロール(6)と、 前記可動スクロール(6)の端板部(6b)に設けら
れ、前記ハウジング(2)側に突出した複数個のスクロ
ール側ピン部材(19)と、 前記スクロール側ピン部材(19)と対をなすように、
前記スクロール側ピン部材(19)と対向して前記ハウ
ジング(2)に設けられ、前記可動スクロール(6)側
に突出したハウジング側ピン部材(21)と、 前記対をなす両ピン部材(19、21)が貫通するよう
に配置された環状のリング部材(22)とを有し、 前記対をなす両ピン部材(19、21)の側壁が、前記
リング部材(22)の内壁に接触することにより、前記
軸受(7)の回転軸周りの前記可動スクロール(6)の
自転を防止するように構成されているスクロール型圧縮
機において、 前記可動スクロール(6)と前記固定スクロール(9)
とによって形成される圧縮室容積が、流体吸入完了時の
圧縮室容積の10%〜22%になったとき、 前記複数個のスクロール側ピン部材(19)のうち少な
くとも2本が、前記クランク軸(3)の回転軸方向から
みて、前記可動スクロール(6)の自転中心(OR )を
通り、かつ前記可動スクロール(6)の自転中心
(OR )と前記可動スクロール(6)の公転中心
(OS )とを通る直線(L1 )に直角な直線(L2 )に
対して線対称の位置に配置され、 このスクロール側ピン部材(A、B)は、このスクロー
ル側ピン部材(A、B)と対をなす前記ハウジング側ピ
ン部材(21)に対して、前記可動スクロール(6)の
自転方向側に位置するように構成されていることを特徴
とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項2】 ハウジング(2)と、 前記ハウジング(2)内に回転可能に支持されたクラン
ク軸(3)と、 前記ハウジング(2)に組付けられ、前記ハウジング
(2)と共に閉じた空間(10)を形成する固定スクロ
ール(9)と、 前記クランク軸(3)のクランク部(5)に軸受(7)
を介して回転可能に結合し、前記閉じた空間(10)内
で、前記クランク軸(3)の回転軸周りに公転する可動
スクロール(6)と、 前記可動スクロール(6)の端板部(6b)に設けら
れ、前記ハウジング(2)側に突出した複数個の円柱状
スクロール側ピン部材(19)と、 前記スクロール側ピン部材(19)と対をなすように、
前記スクロール側ピン部材(19)と対向して前記ハウ
ジング(2)に設けられ、前記可動スクロール(6)側
に突出した円柱状ハウジング側ピン部材(21)とを有
し、 前記両ピン部材(19、21)の円柱側面が互いに接触
することにより、前記軸受(7)の回転軸周りに発生す
る前記可動スクロール(6)の自転を防止するように構
成されているスクロール型圧縮機において、 前記可動スクロール(6)と前記固定スクロール(9)
とによって形成される圧縮室容積が、流体吸入完了時の
圧縮室容積の10%〜22%になったとき、 前記複数個のスクロール側ピン部材(19)のうち少な
くとも2本が、前記クランク軸(3)の回転軸方向から
みて、前記可動スクロール(6)の自転中心(OR )を
通り、かつ前記可動スクロール(6)の自転中心
(OR )と前記可動スクロール(6)の公転中心
(OS )とを通る直線(L1 )に直角な直線(L2 )に
対して線対称の位置に配置され、 このスクロール側ピン部材(C、D)と対をなす前記ハ
ウジング側ピン部材(21)は、このスクロール側ピン
部材(C、D)に対して、前記可動スクロール(6)の
自転方向側に位置するように構成されていることを特徴
とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項3】 請求項1また2に記載のスクロール型圧
縮機において、 前記クランク部(5)は、前記クランク軸の回転軸に対
して偏心した位置に前記クランク軸と一体に設けられた
駆動キー(5a)と、 前記駆動キー(5a)が、前記クランク軸(3)の略径
方向に移動可能に挿入されるキー溝(8a)を有するブ
ッシュ(8)とから構成されていることを特徴とするス
クロール型圧縮器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189532A JP3028755B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | スクロール型圧縮機 |
US08/685,864 US5842844A (en) | 1995-07-25 | 1996-07-24 | Scroll type compressor with improved rotation preventing means |
DE69631306T DE69631306T2 (de) | 1995-07-25 | 1996-07-24 | Spiralverdichter |
EP96111934A EP0756086B1 (en) | 1995-07-25 | 1996-07-24 | Scroll type compressor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189532A JP3028755B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | スクロール型圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0942171A true JPH0942171A (ja) | 1997-02-10 |
JP3028755B2 JP3028755B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=16242881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7189532A Expired - Lifetime JP3028755B2 (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5842844A (ja) |
EP (1) | EP0756086B1 (ja) |
JP (1) | JP3028755B2 (ja) |
DE (1) | DE69631306T2 (ja) |
Cited By (4)
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