JPH0668276B2 - 公転型圧縮機 - Google Patents

公転型圧縮機

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JPH0668276B2
JPH0668276B2 JP61042695A JP4269586A JPH0668276B2 JP H0668276 B2 JPH0668276 B2 JP H0668276B2 JP 61042695 A JP61042695 A JP 61042695A JP 4269586 A JP4269586 A JP 4269586A JP H0668276 B2 JPH0668276 B2 JP H0668276B2
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JP
Japan
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movable
plate
protrusion
type compressor
projection
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JP61042695A
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重樹 岩波
稲垣  光夫
英顕 笹谷
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、公転型圧縮機に関するもので、特にその可動
部材の自転防止機構に係るものであり、例えばスクロー
ル型圧縮機の自転防止機構に適用して有用なものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、スクロール型圧縮機の自転防止機構としては特開
昭55−155916号公報の第1図〜第3図あるいは第21図に
図示されるようなものがある。すなわち、第5図に示す
ように、スクロール型圧縮機の駆動部の周りのプレート
部材1と可動スクロール部材2との複数の摺接部におい
て、各々の端面に溝3及び4を設けてボール5を溝3及
び4内に嵌入したものや、第6図に示すような円筒ころ
6を溝3及び4内に嵌入した自転防止機構がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ボールを用いた自転防止機構では、ボー
ルの点接触により自転を防止しているため、ボール1個
にかかる負荷が大きくなり、ボール1個にかかる負荷を
分散させるために、設けるボールの個数を多くする必要
があるという問題点があった。また、円筒ころを用いた
自転防止機構では、プレート部材と可動スクロール部材
とにより、円筒ころにモーメントが加わり円筒ころが傾
いてしまう。つまり、第6図に示される状態では、円筒
ころ6の図中左部にはプレート部材1の溝3の内壁によ
り図中上方向の負荷が加わり、円筒ころ6の図中右部に
は可動スクロール部材2の溝4の内壁により図示下方向
の負荷が加わる。これによって、円筒ころ6には図中時
計回りのモーメントが加わり、円筒ころ6が傾いてしま
う恐れがあった。その結果、自転防止機構の信頼性が低
下したり、騒音・振動が発生したりするという問題点が
あった。
また従来のスクロール型圧縮機の自動防止機構として、
特開昭55−46081号公報に記載のように可動スクロール
部材側に揺動ガイド凹部を形成し、このガイド凹部中に
それより小径のガイドピンを遊嵌させて、このガイド凹
部とガイドピンの当接により、自転防止を図るものも知
られている。しかしながら、この特開昭55−46081号公
報記載の自転防止機構では、以下に述べるようにガイド
ピンおよび揺動ガイド凹部が偏磨耗をきたしてしまい、
長期間の使用には不具合を来すという問題があった。
即ち、自動防止機構は、スクロール圧縮機の圧縮反力を
ガイドピンと揺動ガイド凹部との当接によって支えるも
のであるところ、この従来のガイドピン及び揺動ガイド
凹部は共にその位置が可動スクロールや本体に対して固
定されているため、ガイドピンの外周面と揺動ガイド凹
部の内周との接触面は、可動スクロールの公転位相よっ
て一義的に決まってしまう。即ち、最大の圧縮反力をガ
イドピン及び揺動ガイド凹部が支える位置は、常に同じ
接触面となってしまう。その結果、この最大の圧縮反力
を支える位置に於いて、ガイドピン及び揺動ガイド凹部
のそれぞれが偏摩耗を来すことになり、この偏摩耗の結
果、自動防止の機能が円滑に発揮できないこととなる。
さらに、従来のスクロール型圧縮機の自転防止機構とし
ては、特開昭59−68585号公報に記載されたように可動
スクロール側から可動ピンを突設し、一方ハウジング側
から固定ピンを突設し、この両者を案内部材で連結する
ものが知られている。この特開昭59−68585号公報記載
の自動防止機構は、案内部材に可動ピン及び固定ピンが
摺動自在に挿入できる穴を設け、この案内部材の穴内で
可動ピン及び固定ピンが回転することによって可動スク
ロールの自転防止を図るようにしている。そして、可動
ピン及び固定ピンの外周面と案内部材の穴内周面との間
でスクロール圧縮機の圧縮反力を支える構造となってい
る。従って、この特開昭59−68585号公報に記載された
自転防止機構も上述の特開昭55−46081号公報に記載さ
れた自転防止機構と同様、最大の圧縮反力を受ける接触
面が常に同じ位相となってしまうという問題があった。
即ち、この自転防止機構においても固定ピン及び可動ピ
ンの外周面と案内部材の穴の内面は、常に同一の位相部
が最大圧縮反力を受けることになって、その位置に偏摩
耗が生じてしまうという問題を含んでいた。
〔発明の課題〕
本発明は上記点に鑑みて案出されたものである。即ち、
特開昭55−155916号公報に開示の自転防止層のように自
転防止用ころ6にモーメントが加わって円筒ころ6が傾
いてしまったりしないようにすることを目的とする。
また、特開昭55−46081号公報や特開昭59−68585号公報
に開示の自転防止機構のように、圧縮反力を支える接触
面が、常に同一の位相となる結果、ピン外周や穴内面に
偏摩耗が生じてしまったりしないようにすることを目的
とする。
〔本発明の手段〕
上記点を解決するため、本発明では次のような技術的手
段を講じた。即ち、固定スクロール部材の歯部と可動ス
クロール部材の歯部とを噛合させて作動室を形成し、可
動スクロール部材が公転運動することによって、圧縮作
動をなす公転型圧縮機において、円柱状のプレート突起
(14)をハウジング内のプレート部材から可動スクロー
ル部材側に突設し、一方円柱状の可動突起を可動スクロ
ール部材からプレート部材側に突設する。そして、この
プレート突起及び可動突起の外周面がそれぞれ接する円
形の内周面を有する拘束部材を設ける。突起拘束部材
は、その内面がプレート突起及び可動突起の外表面と接
しながら可動スクロールの公転に伴って転動する構成と
する。即ち、突起拘束部材の内周面とスクロール突起及
び可動突起の外周面とは線接触であり、その接触線は転
動の結果常に圧縮力のみ受け、摺動に起因するモーメン
トを受けない構造とする。
〔作動〕
可動スクロールは、シャフトの回転力を受けて固定スク
ロールに対して自転を伴わない公転を行う。その際自転
を防止するため、作動室の圧縮反力のうち自転方法の成
分は、この自転防止機構が受けることになる。本発明で
は、プレート突起及び可動突起の外表面と突起拘束部材
の内表面との間の接触によりこの圧縮反力を受けること
になる。しかしながら、本発明まは突起拘束部材自体が
回転できる構造となっているため、突起拘束部材とプレ
ート突起及び可動突起との接触位置の位相も突起拘束部
材の回転とともに変動する。そのため、常に同一位相に
おいて最大の圧縮反力を受けるということがなく、圧縮
反力を受ける面が分散する。さらに、本発明では、プレ
ート突起及び可動突起が円柱状である結果、突起拘束部
材との接触も線接触となり、比較的広い範囲で圧縮反力
を受ける結果、自転防止機構のおのおのの構成部材に加
わる負荷も低減する。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を第1図〜第4図を用いて説明す
る。
第1図は本実施例の概要を示す縦断面図である。第1図
においてシャフト1には、外部駆動力を受けて回転する
軸部101と、軸部101と連続的に設けられ軸部101より外
径が大きい円板部102と、円板部102と連続的に設けられ
軸部101の軸心より所定量ρだけ偏心している偏心部103
とが形成されている。また、軸部101は軸受4によりフ
ロントハウジング2に回転自在に軸支され、円板部102
は軸受5によりプレート部材3に回転自在に軸支されて
おり、偏心部103には軸受6を介して可動スクロール部
材7が配されている。
前記フロントハウジング2にはシャフト1の軸部101を
挿入するボス状の軸部挿入部201がハウジング内及びハ
ウジング外に突出して設けられており、軸部101の外周
部と軸部挿入部201の内周部との間にはシャフト1を伝
って冷媒が外部に漏洩するのを防止するために軸封装置
26が設けられている。
可動スクロール部材7は、シャフト1の偏心部103の回
転力を受ける可動スクロール基板部71と、この可動スク
ロール基板部71の一側面に設けられ固定スクロール部材
8の固定スクロール歯部81と噛合する歯部72とから構成
され、可動スクロール基板部71の他側面には略中心部に
おいてシャフト1の偏心部103を挿入するボス部711が設
けられている。また、可動スクロール歯部72は渦巻形状
をしていて、三条形成されている。
固定スクロール部材8はリヤハウジング10にボルト9に
よって固定されており、固定スクロール基板部81と、こ
の固定スクロール基板部81の一側面に設けられ、可動ス
クロール歯部72と噛合する固定スクロール歯部82とから
構成される。この固定スクロール歯部82及び可動スクロ
ール歯部72とが噛合することによって作動室Pが形成さ
れる。
スラスト軸受12は可動スクロール部材7のボス部711の
端面とシャフト1の円板部102との間に設けられ、スラ
スト軸受13はシャフト1の円板部102とフロントハウジ
ング2の軸部挿入部201との間に設けられており、可動
スクロール部材7に第1図中左方向に作用する力を、ス
ラスト軸受12及びシャフト1の円板部102及びスラスト
軸受13を介してフロントハウジング2で受けている。
プレート部材3は、可動スクロール部材7の可動スクロ
ール基板部71の可動スクロール歯部72が設けられた側面
の反対側面と摺接する位置において設けられ、フロント
ハウジング2とリヤハウジング10との間にボルト11によ
って固定されている。また、中央部においてシャフト1
の円板部102及び可動スクロール部材7のボス部711を挿
入する段付き形状を有するプレートボス部32が設けられ
ている。
可動スクロール部材7の最外周とリヤハウジング10の内
壁との間には吸入室17が形成され、この吸入室17には冷
凍サイクルの蒸発器(図示しない)に接続する吸入ポー
ト(図示しない)が開口している。また、固定スクロー
ル部材8の固定スクロール基板部81の略中心部には作動
室Pと後述する第1吐出室22とを連通する吐出口18が穿
設され、吐出口18には吐出弁19が配され、この吐出弁19
は弁押さえ20及びボルト21により固定スクロール部材8
に固定される。
固定スクロール部材8の固定スクロール基板部81の背面
とリヤハウジング10の間には第1吐出室22が形成され、
第1吐出室22は連通孔23を介して第2吐出室24に連通し
ている。また、リヤハウジング10には第2吐出室24に開
口する吐出ポート25が穿設されており、この吐出ポート
25は冷凍サイクルの凝縮器(図示しない)に接続してい
る。
可動スクロール部材7の可動スクロール基板部71と、こ
の可動スクロール基板部71と摺接するプレート部材3の
一側面との間には可動スクロール部材7の自動防止機構
が設けられている。
次に、第2図〜第4図を用いてこの自転防止機構を説明
する。第2図は第1図のII−II断面図、第3図は第1図
のA部分拡大図、第4図は第3図のIV−IV断面図であ
る。第2図に示すように、プレート部材3の側面内周側
には円形溝31(本願発明の間隙に相当)が60゜間隔で6
箇所設けられており、この円形溝31は所定空間を有して
いる。さらに、第3図に示すように前記円形溝31の底面
311の略中心部には、各々についてプレートピン孔312が
穿設されており、このプレートピン孔312は円柱状のプ
レートピン14が圧入されている。また、前記円形溝31に
対応する可動スクロール部材7の側面にも各々可動ピン
孔712が穿設されており、この可動ピン孔712には前記プ
レートピン14と同一外径の円柱状の可動ピン15が圧入さ
れている。このプレートピン14及び可動ピン15は、各々
の先端部において隣接する状態に位置している。さら
に、この隣接するプレートピン14及び可動ピン15の外周
側には、プレートピン14及び可動ピン15を覆う形で環状
リング16(本願発明のピン拘束部材に相当)が配されて
おり、可動スクロール部材7の公転運動によって、この
環状リング16の外周部は溝部31の側面部312に当接する
ことなく、円形溝31の所定空間内に位置する。
ここで、第4図に示されるようにプレートピン14及び可
動ピン15の直径をD1、環状リング16の内周面の内径をD2
とすると、 D1<D2≠2 という関係が成立し、シャフト1の偏心量ρに対し、 ρ=D2−D1 という関係が成立している。
次に、本実施例の作動を説明する。第1図に示すスクロ
ール型圧縮機において、シャフト1が外部駆動力を受け
て回転させることにより、可動スクロール部材7はシャ
フト1の偏心部103から偏心量ρの偏心運動を受ける。
ここで、プレートピン14及び可動ピン15は外側より環状
リング16に覆われており、プレートピン14及び可動15は
環状リング16の内周面と線接触している。従って、可動
ピン15は線接触で環状リング16により規制され、環状リ
ング16は線接触でプレートピン14により規制される。つ
まり、可動ピン15はプレートピン14により環状リング16
を介して規制され、可動スクロール7の自転運動は防止
される。従って、可動スクロール部材7の公転運動に伴
い、可動スクロール部材7の可動スクロール基板部71に
圧入された可動ピン15も、プレート部材3に圧入された
プレートピン14の周囲を偏心量ρで環状リング16に規制
されながら公転する。すなわち、可動部材7は自転運動
を防止されながら公転運動のみを行なう。尚、この際、
可動ピン15の公転運動に伴い、環状リング16は円形溝31
内にてプレートピン14、可動ピン15の周りを転動する。
このように可動スクロール部材7が自転せずに公転する
ことにより、作動室Pの容積変動が生じて、図示されな
い吸入ポートを介して吸入室17内に冷媒が吸入される。
この冷媒は固定スクロール歯部81及び可動スクロール歯
部71とによって形成される作動室P内に閉じ込められて
圧縮され、吐出口18より第1吐出室22へ導かれ、さらに
第1吐出室22から連通孔24を介して第2吐出室へ導かれ
て吐出ポート25より吐出される。
〔発明の効果〕
本発明により、可動スクロールの公転運動に伴う自転運
動を、円柱状の可動突起、円柱状のプレート突起及びこ
れら可動突起及びプレート突起の外周面が接する円形の
内周面を有する突起拘束部材という簡単な構成よりなる
自転防止機構により防止することが可能となった。ま
た、この自転防止機構は線接触により可動部材の自転を
防止しているので、各々の自転防止機構に、加わる負荷
を低減させることが可能となった。さらに、この自転防
止機構は、可動部材の公転運動においても摺動部に設け
られる溝部の所定空間内に位置しているので、溝部内壁
により曲げモーメントを受けることはなく、常に正しい
位置で正常な状態を保つことが可能であるので、自転防
止機構の信頼性も高めることができる。また、ピン拘束
部材は可動ピンの公転運動に伴って転動するので、可動
ピン及びプレートピンとピン拘束部材との接触面が常に
移動している。従って可動部材に使用する周期的な圧縮
反力を、両ピンとピン拘束部材で受ける場合において
も、両ピンとピン拘束部材との接触面において偏磨耗が
生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明の実施例に関するもので、第
1図は本実施例の縦断面図、第2図は第1図のII−II断
面図、第3図は第1図のA部分拡大図、第4図は第3図
のIV−IV断面図、第5図及び第6図は、従来の自転防止
機構を説明するための断面図で、第5図はボールを使用
したも、第6図は円筒ころを使用したものである。 1……シャフト,103……偏心部,2……フロントハウジン
グ,3……プレート部材,31……円形溝,7……可動スクロ
ール部材,71……可動スクロール基板部,72……可動スク
ロール歯部,8……固定スクロール部材,82……固定スク
ロール歯部,10……リヤハウジング,14……プレートピ
ン,15……可動ピン,16……環状リング(ピン拘束部
材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−68585(JP,A) 特開 昭55−46081(JP,A) 特開 昭58−30401(JP,A) 実開 昭56−22485(JP,U)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.圧縮機の外形をなすハウジング(2,10)
    と、 B.前記ハウジング内に軸支され、駆動力を受けて回転す
    る軸部(101)及びこの軸部の軸心より所定距離(ρ)
    偏心した偏心部(103)を有するシャフト(1)と、 C.基盤部(81)及びこの基盤部の一側面に設けられた歯
    部(82)を有する固定スクロール部材(8)と、 D.前記シャフトの偏心部より公転力を受ける基盤部(7
    1)及びこの基盤部の一側面に設けられ前記固定スクロ
    ール部材の歯部と噛合することで作動室(P)を形成す
    る歯部(72)を有する可動スクロール部材(7)と、 E.前記作動室に流体を吸入させる吸入ポートと、 F.前記作動室より流体を吐出させる吐出ポート(25)
    と、 G.前記ハウジング内で前記可動スクロール部材の基盤部
    の他側面側に配設されたプレート部材(3)と、 H.前記プレート部材に一端が固定され、他端は前記プレ
    ートより前記可動スクロール部材の基盤部側に突出する
    円柱状のプレート突起(14)と、 I.前記可動スクロール部材の基盤部に一端が固定され、
    他端は前記可動スクロール部材より前記プレート部材側
    に突出する円柱状の可動突起(15)と、 J.前記プレート突起及び前記可動突起の外周面が接する
    円形の内周面を有し、前記可動突起の公転運動に伴い前
    記プレート突起及び可動突起の周りで転動する突起拘束
    部材(16)とを備える K.公転型圧縮機。
  2. 【請求項2】L.前記プレート突起及び前記可動突起は同
    一外径(D1)であり、この外径(D1)と 前記拘束部材(16)の内径(D2)と 前記偏心部の偏心量(ρ)との間には、 ρ=D2−D1 の関係があることを特徴とする 特許請求の範囲第1項記載の公転型圧縮機。
  3. 【請求項3】M.前記プレート突起及び前記可動突起はそ
    れぞれ周方向に等間隔離れて複数設けられ、 且つ、前記拘束部材も前記プレート突起及び前記可動突
    起の数と同数設けられ、 前記拘束部材は環状リングで構成されることを特徴とす
    る 特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の公転型圧縮
    機。
  4. 【請求項4】N.前記プレート突起は前記プレート部材と
    は別部材で構成され 前記プレート部材のプレートピン孔(312)に圧入固定
    されていることを特徴とする 特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか記載の公転
    型圧縮機。
  5. 【請求項5】O.前記可動突起は前記可動スクロール部材
    の基盤部とは別部材で構成され 前記基盤部の可動ピン孔(712)に圧入固定されている
    ことを特徴とする 特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか記載の公転
    型圧縮機。
  6. 【請求項6】P.前記ハウジング内には前記吸入ポートが
    連通する吸入室が形成されており、 前記可動突起、前記プレート突起及び前記突起拘束部材
    は前記ハウジング内で前記吸入室と連通する部位に配設
    されていることを特徴とする 特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか記載の公
    転型圧縮機。
JP61042695A 1986-02-27 1986-02-27 公転型圧縮機 Expired - Lifetime JPH0668276B2 (ja)

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