JPH0941768A - スウィング窓の開放固定装置 - Google Patents

スウィング窓の開放固定装置

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JPH0941768A
JPH0941768A JP19500795A JP19500795A JPH0941768A JP H0941768 A JPH0941768 A JP H0941768A JP 19500795 A JP19500795 A JP 19500795A JP 19500795 A JP19500795 A JP 19500795A JP H0941768 A JPH0941768 A JP H0941768A
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arm plate
friction
arm
sub
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JP19500795A
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Toshio Matsui
敏雄 松井
Naoki Hikosaka
直樹 彦坂
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Jtekt Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スウィング窓に設けられたリンク機構のヒン
ジ部のフリクションが長期間の使用によっても劣化しに
くいスウィング窓の開放固定装置を提供する。 【解決手段】 固定窓枠1に対して回転可能な移動窓枠
2を備え、固定窓枠1に軸支された第1のアームプレー
ト10と、移動窓枠2に軸支された第2のアームプレー
ト20との自由端が結合ピン4で結合されたスウィング
窓の開放固定装置において、第1,第2のアームプレー
ト10,20の間に摩擦板5を挟み、第2のアームプレ
ート20の上面に摩擦板6をサブプレート30で挟んで
取り付け、このサブプレート30は第2のアームプレー
ト20に係止して連動させる。また、摩擦板6は結合ピ
ン4に係止する。そして、摩擦板5aをワッシャ7を介
して皿ばね8で付勢し、これらに結合ピン4を挿通して
結合部Xを形成する。この結果、第1,第2のアームプ
レート10,20の間のフリクションが増大し、リンク
機構9が長期間の使用でもフリクションが劣化しなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスウィング窓の開放
固定装置に関し、特に、構造物側に取り付けられる固定
窓枠と窓ガラスが嵌め込まれた移動窓枠との間を繋ぐリ
ンク機構の結合部に挿入された摩擦部材が長期間の使用
によっても劣化しにくいスウィング窓の開放固定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋やビルディング等の建築物、
或いはバスや電車等の大型の乗物等には、スウィング窓
が取り付けられることがある。このスウィング窓Wは図
7(a)に示すように固定窓枠1の内側にガラスGが嵌
め込まれた移動窓枠2を備えており、この移動窓枠2は
固定窓枠1の縦の枠にヒンジ3等で回転可能に取り付け
られている。そして、移動窓枠2が固定窓枠1に収納さ
れた状態では、一般にはハンドルを備えたロック機構
(図示せず)によって移動窓枠2が固定窓枠1に固定さ
れるようになっている。そして、このようなスウィング
窓Wには、移動窓枠2が開け放たれた状態で固定される
ような開放固定装置としてのリンク機構9が設けられて
いる。このリンク機構9は固定窓枠1の下枠1aに取り
付けられた回転軸11に基端が回動自在に取り付けられ
た第1のアームプレート10と、移動窓枠2の下枠2a
に取り付けられた回転軸21に基端が回動自在に取り付
けられた第2のアームプレート20とから構成されてお
り、第1と第2のアームプレート10,20の自由端は
結合ピン4によって回動自在に結合されている。そし
て、この結合ピン4を用いた結合部Xには第1のアーム
プレート10と第2のアームプレート20を挟むように
摩擦部材が挿入されており、この摩擦部材のフリクショ
ンによってリンク機構9が容易には回動しないようにな
っている。
【0003】図7(b)はこの従来のリンク機構9の結
合部Xの構成を示す断面図である。従来は第1のアーム
プレート10と第2のアームプレート20の間に円板状
の摩擦板5が挿入されると共に、一方のアームプレート
(この例では第2のアームプレート20)が同じ円板状
の別の摩擦板6によって挟まれた状態で結合ピン4によ
って挿通されていた。これらの円板状の摩擦板5,6は
通常、合成樹脂によって作られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スウィング窓のリンク機構の結合部の構造では、リンク
機構を長期間にわたって使用すると、摩擦板が磨耗して
へたりが生じ、結合部のフリクションが次第に失われて
リンク機構が少々の外力で回動してしまい、開け放たれ
た移動窓枠の位置が保持できなくなるという問題点があ
った。
【0005】そこで、本発明は、固定側の窓枠と回転側
の窓枠との間を繋ぐリンク機構の第1と第2のアームプ
レートの結合部に挿入された摩擦部材のフリクション
が、このリンク機構の長期間の使用によっても劣化しに
くいスウィング窓の開放固定装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、構造物に取り付けられる固定窓枠と、この固定窓
枠を中心にして外側に回転する移動窓枠とを備えたスウ
ィング窓を、開放状態で固定するための装置であって、
固定窓枠の一部に基端が回動自在に取り付けられた第1
のアームプレートと、移動枠の一部に基端が回動自在に
取り付けられた第2のアームプレートと、第1と第2の
アームプレートの自由端を回動自在に結合する結合ピン
とを備えるスウィング窓の開放固定装置において、第1
の形態では、第1のアームプレートの自由端と第2のア
ームプレートの自由端との間に板状の摩擦部材を挟むと
共に、第1のアームプレートの自由端或いは第2のアー
ムプレートの自由端の少なくとも一方の自由端の露出面
の別の板状の摩擦部材でワッシャで挟んで取り付け、こ
のワッシャを付勢部材で付勢する状態で、第1,第2の
アームプレート、板状の摩擦部材、ワッシャ、及び付勢
部材を結合ピンで挿通して結合部を形成し、更に前記ワ
ッシャと第1のアームプレートは前記結合ピンに対して
回転しないように嵌合したことを特徴としている。
【0007】また、第2の形態では、第1のアームプレ
ートの自由端と第2のアームプレートの自由端との間に
第1の摩擦部材を挟むと共に、第1のアームプレートの
自由端或いは第2のアームプレートの自由端のいずれか
一方の自由端の露出面に第2の摩擦部材をサブプレート
で挟んで取り付け、このサブプレートの露出面に第3の
摩擦部材をワッシャで挟んで取り付け、このワッシャを
付勢部材で付勢する状態で、第1,第2のアームプレー
ト、第1から第3の摩擦部材、ワッシャ、サブプレー
ト、及び付勢部材を結合ピンで挿通して結合部を形成
し、更に、第2の摩擦部材は第1のアームプレート及び
ワッシャ、結合ピンに対して回転しないように嵌合する
と共に、サブプレートはこれに隣接する第1のアームプ
レート或いは第2のアームプレートのいずれか一方に係
合させて、第1のアームプレート或いは第2のアームプ
レートのいずれか一方に連動して回動するようにしたこ
とを特徴としている。
【0008】なお、第2の形態において、第1のアーム
プレートの自由端部と、第2のアームプレートの自由端
部を基端側に対して階段状に折り曲げ、サブプレートが
階段状に折り曲げた第1のアームプレートの自由端部の
段差領域内、或いは第2のアームプレートの自由端部の
段差領域内のいずれか一方の段差領域内に収容されるよ
うにしても良い。
【0009】更に、第2の形態において、サブプレート
を複数枚設け、第2の摩擦部材もこれと同数枚だけ設け
て、増やした摩擦部材がそれぞれサブプレートの間に挟
まれるように構成しても良い。
【0010】そして、本発明のスウィング窓の開放固定
装置によれば、固定窓枠と移動窓枠とを連絡するリンク
機構を構成する2つのアームプレートの結合部に摩擦部
材を挿入すると共に、この摩擦部材とアームプレートと
の積層部分を、結合ピンに挿通された付勢部材によって
付勢したことにより、結合部には常にアームプレートと
摩擦部材との間にフリクションが発生するので、摩擦部
材の板厚が減ってもアームプレートと摩擦部材との間の
フリクションは低減せず、長期間の使用でも安定したフ
リクションが得られる。また、本発明の第2の形態のス
ウィング窓の開放固定装置によれば、アームプレートに
連動するサブプレートを設け、このサブプレートの間に
は結合ピン側に固定された摩擦部材を挿入したことによ
り、結合部におけるフリクションが増すので、付勢部材
の付勢力を弱めることができ、その分摩擦部材の板厚の
減りの程度が低減されて更に長期間の使用でも安定した
フリクションが得られることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明のス
ウィング窓の開放固定装置の実施の形態を詳細に説明す
るが、図7で説明した従来のスウィング窓の開放固定装
置と同じ構成部材には、同じ符号を付して説明する。本
発明のスウィング窓の開放固定装置は図7の従来例で説
明したと同様に、固定窓枠1の下枠1aに取り付けられ
た回転軸11に基端が回動自在に取り付けられた第1の
アームプレート10と、移動窓枠2の下枠2aに取り付
けられた回転軸21に基端が回動自在に取り付けられた
第2のアームプレート20とからなるリンク機構9から
構成されており、第1のアームプレート10と第2のア
ームプレート20の自由端は結合ピン4によって回動自
在に結合されている。そして、この結合ピン4を用いた
結合部Xには第1のアームプレート10と第2のアーム
プレート20を挟むように摩擦部材が挿入されており、
この摩擦部材のフリクションによってリンク機構9が容
易には回動しないようになっている。
【0012】図1は本発明のスウィング窓の開放固定装
置の第1の実施の形態の構成を示す第1のアームプレー
ト10と第2のアームプレート20の結合部Xの組立斜
視図である。
【0013】第1の実施の形態では、第1のアームプレ
ート10の結合ピンの挿通孔13が設けられた自由端1
2と、第2のアームプレート20の結合ピンの挿通孔2
3が設けられた自由端22との間に、摩擦部材として従
来例と同様に結合ピンの挿通孔50が設けられた円板状
の摩擦板5が挟まれる。摩擦板5は合成樹脂等で作られ
る。そして、第1の実施の形態では第2のアームプレー
ト20の自由端22の第1のアームプレート10に対し
て反対側の面(上面)に、結合ピンの挿通孔60が設け
られた別の円板状の摩擦板6が、結合ピンの挿通孔70
が設けられたワッシャ7で挟まれて取り付けられる。摩
擦板6も合成樹脂等で作られる。これらの摩擦板5,6
の第2のアームプレート20側の面には、結合ピンの挿
通孔50,60の周囲に、環状の突起51,61が設け
られている。この環状の突起51,61を合わせた高さ
は、第2のアームプレート20の板厚t以下となってい
る。
【0014】このように、摩擦板5,6の結合ピンの挿
通孔50,60の周囲の、第2のアームプレート20側
の面には環状の突起51,61が設けられているので、
第2のアームプレート20の自由端22には、これらの
摩擦板5,6の環状の突起51,61を受け入れるため
に、結合ピン4の直径よりも直径の大きな挿通孔23が
設けられている。
【0015】また、第1の実施の形態では、フランジ4
0と軸部42とから構成された結合ピン4は、その軸部
42に2面の平行な回り止め面41が形成されている。
そして、ワッシャ7の挿通孔70と第1のアームプレー
ト10の挿通孔13の形状は、対向する円弧状部と平行
な直線から構成される形状になっており、結合ピン4が
挿通された時にワッシャ7と第1のアームプレート10
は結合ピン4に対して回転しないようになっている。
【0016】更に、第1の実施の形態では、前述のワッ
シャ7と、このワッシャ7を挿通して取り付けられる結
合ピン4との間に、付勢部材として挿通孔80を備えた
皿ばね8が挿入される。そして、結合ピン4が皿ばね
8、ワッシャ7、摩擦板6、第2のアームプレート2
0、摩擦板5、及び第1のアームプレート10にこの順
に挿通されて取り付けられた状態では、皿ばね8がワッ
シャ7を付勢する状態となるようになっている。
【0017】図2(a)は図1で説明したスウィング窓
の開放固定装置の結合部Xを組み立てる途中の過程を示
す部分拡大断面図である。結合ピン4は、皿ばね8、ワ
ッシャ7、摩擦板6、第2のアームプレート20、摩擦
板5、及び第1のアームプレート10にこの順に挿通さ
れた後に、結合ピン4の突出部41が図2(b)に示す
ようにかしめられる。この状態では皿ばね8がワッシャ
7を付勢している。
【0018】以上のように構成された結合部Xを持つ本
発明の第1の実施の形態のスウィング窓の開放固定装置
では、リンク機構9が長期間にわたって使用されて摩擦
板5,6が磨耗しても、皿ばね8が摩擦板5,6の磨耗
した分だけ伸びる。
【0019】従って、 第1のアームプレート10と摩擦板5との間、又は第
2のアームプレート20と摩擦板5との間のどちらか一
方、あるいは、 第2のアームプレート20と摩擦板6との間、又はワ
ッシャ7と摩擦板6との間のどちらか一方、 の2箇所でフリクションが発生する。
【0020】この結果、第1の実施の形態のスウィング
窓の開放固定装置は、長期間にわたって安定した機能を
果たすことができる。
【0021】図3は本発明のスウィング窓の開放固定装
置の第2の実施の形態の構成を示すリンク機構9の結合
部Xの組立斜視図である。第2の実施の形態でも従来、
及び、第1の実施の形態と同じ構成部材には同じ符号を
付して説明する。
【0022】第2の実施の形態では、第1のアームプレ
ート10の自由端12は折り曲げ部14により、本体部
分に対して段差をもって平行になるように所定位置で折
り曲げられており、本体部分よりも一段低くなってい
る。また、第1のアームプレート10の自由端12は結
合ピンの挿通孔13の部分よりも延長され、その先端部
に上方に突出するガード15が設けられている。挿通孔
13は対向する円弧状部と平行な直線からなる形状をし
ている。第1のアームプレート10と第2のアームプレ
ート20の自由端12,22の間には、結合ピンの挿通
孔50が設けられた円板状の摩擦板5が挟まれる。摩擦
板5は合成樹脂等で作られ、挿通孔50は円形である。
【0023】第2の実施の形態では、第2のアームプレ
ート20の自由端22も折り曲げ部24により、本体部
分に対して段差をもって平行になるように所定位置で折
り曲げられており、本体部分よりも一段低くなってい
る。なお、折り曲げ部24の折り曲げ位置は、第1のア
ームプレート10の折り曲げ部14よりも結合ピンの挿
通孔23に近くなるようになっており、第1のアームプ
レート10に摩擦板5を介して第2のアームプレート2
0を重ね合わせた時に、第2のアームプレート20の段
差のある自由端22が第1のアームプレート10の段差
のある自由端12に収容されるようになっている。挿通
孔23の形状は円形である。また、第2のアームプレー
ト20の折り曲げ部24には、自由端22側に延長され
た係止突起25が設けられている。この係止突起25の
上面の高さは第2のアームプレート20の本体部の上面
と同じ高さか、それ以下に形成されている。
【0024】そして、第2の実施の形態では第2のアー
ムプレート20の自由端22の第1のアームプレート1
0に対して反対側の面に取り付けられる合成樹脂製の摩
擦板6には、第1のアームプレート10に形成された挿
通孔13と同様の形状の挿通孔60が設けられている。
すなわち、挿通孔60内には結合ピンの回り止め面41
に係合する回り止め面63がある。そして、摩擦板6の
下面の結合ピンの挿通孔60の周囲には、環状の突起6
1が設けられていると共に、上面の結合ピンの挿通孔6
0の周囲にも環状の突起62が設けられている。環状の
突起61の高さは第2のアームプレート20の板厚t以
下となっており、環状の突起62の高さは後述するサブ
プレート30の板厚T以下となっている。
【0025】摩擦板6の上方には、摩擦板6の環状の突
起62を受け入れる円形の挿通孔31が設けられたサブ
プレート30が設けられている。このサブプレート30
の長さは、第2のアームプレート20の一段低くなった
自由端22内に収容される長さである。また、サブプレ
ート30の一端には第2のアームプレート20の折り曲
げ部24に設けられた係止突起25を受け入れるための
係止溝32が設けられている。サブプレート30はその
挿通孔31が摩擦板6の環状の突起62に挿入され、係
止溝32が第2のアームプレート20の折り曲げ部24
に設けられた係止突起25に挿入された状態で摩擦板6
を介して第2のアームプレート20の上に取り付けられ
る。
【0026】サブプレート30の上方には、摩擦板5と
同様の円形の挿通孔50aを備えた摩擦板5aと、挿通
孔13,60と同様の形状の挿通孔70を有する第1の
実施の形態と同様のワッシャ7、及び円形の挿通孔80
を有する皿ばね8が取り付けられる。そして、皿ばね
8、ワッシャ7、摩擦板5a、サブプレート30、摩擦
板6、第2のアームプレート20、摩擦板5、及び第1
のアームプレート10をこの順に挿通する結合ピン4の
軸部42には、挿通孔13,60,70の回り止め面1
7,63,77に係合する回り止め面41がその軸線方
向に沿って設けられている。結合ピンが皿ばね8、ワッ
シャ7、摩擦板5a、サブプレート30、摩擦板6、第
2のアームプレート20、摩擦板5、及び第1のアーム
プレート10にこの順に挿通され、その先端部をかしめ
た状態では、皿ばね8がワッシャ7を付勢する状態とな
るようになっている。
【0027】また、ワッシャ7、摩擦板6、および第1
のアームプレート10と結合ピン4との係合には、この
実施の形態の他に回り止め突起と回り止め溝等の手段も
ある。
【0028】以上のように構成された結合部Xを持つ本
発明の第2の実施の形態のスウィング窓の開放固定装置
では、第2のアームプレート20の係止突起25にサブ
プレート30の係止溝32が嵌め込まれるので、サブプ
レート30は第2のアームプレート20の動きに同期し
て結合ピン4の周囲を回転することになる。一方、第2
のアームプレート20とサブプレート30との間には摩
擦板6が挿入されており、この摩擦板6は、結合ピン4
の回り止め面41に回り止め面63で係合しているの
で、結合ピン4が回転しない限り回転しない。また、サ
ブプレート30の上面に挿入される摩擦板5aは、その
一面がサブプレート30に接触しており、他面が皿ばね
8によって付勢されたワッシャ7に接触している。
【0029】従って、この実施の形態のスウィング窓の
開放固定装置では、 第1のアームプレート10と摩擦板5との間、又は第
2のアームプレート20と摩擦板5との間のどちらか一
方、 第2のアームプレート20と摩擦板6との間、 サブプレート30と摩擦板6との間、 サブプレート30と摩擦板5aとの間、又はワッシャ
と摩擦板5aとの間のどちから一方、 の4箇所でフリクションが発生する。
【0030】よって、この実施の形態のスウィング窓の
開放固定装置では従来の装置に比べて第1のアームプレ
ート10と第2のアームプレート20との間のフリクシ
ョンが大きく、皿ばね8の付勢力は第1の実施の形態に
比べて小さくて良い。この結果、摩擦板5,6や摩擦板
5aの磨耗の程度は第1の実施の形態に比べて小さく、
リンク機構9が長期間にわたって使用されても摩擦板
5,5a、及び6が磨耗しにくい。この結果、第2の実
施の形態のスウィング窓の開放固定装置は、長期間にわ
たって安定した機能を果たすことができる。
【0031】図4(a)は図3で説明した第2の実施の
形態のスウィング窓の開放固定装置の全体構成を示す平
面図であり、スウィング窓が開け放たれた状態のスウィ
ング窓の開放固定装置の状態を示している。また、図4
(b)はスウィング窓を閉じた状態の図4(a)に示し
た第2の実施の形態の全体構成を示す側面図である。こ
の図から分かるように、第1のアームプレート10の基
端は第1のブラケット16の回転軸11に回転自在に取
り付けられており、第2のアームプレート20の基端は
第2のブラケット26の回転軸21に回転自在に取り付
けられている。例えば、図示は省略するが、第1のブラ
ケット16はねじ等によってスウィング窓の固定窓枠に
取り付けられ、第2のブラケット26は、ねじ等によっ
てスウィング窓の移動窓枠に取り付けられる。第1と第
2のアームプレート10,20を回転自在に軸支するブ
ラケット16,26については従来の構成と変わりはな
いので、これ以上の説明を省略する。
【0032】図5は本発明のスウィング窓の開放固定装
置の第3の実施の形態の構成を示すリンク機構9の結合
部Xの組立斜視図である。第3の実施の形態は、第2の
実施の形態の構成において、第1のアームプレート10
の折り曲げ部14と、第2のアームプレート20の折り
曲げ部24がなく、第1のアームプレート10と第2の
アームプレート20は第1の実施の形態と同様に平坦に
なっている点、及び第2のアームプレートの自由端22
にエンボス等により一体成形された係止突起25が設け
られている点のみが異なる。よって、第3の実施の形態
においては、第2の実施の形態と同じ構成部材について
は同じ符号を付してその説明を省略する。
【0033】図6は本発明のスウィング窓の開放固定装
置の第4の実施の形態の構成を示すアームプレートの結
合部の組立斜視図である。第4の実施の形態は、図5に
示した第3の実施の形態において、サブプレート30と
摩擦板5aの間に、もう1組の摩擦板6とサブプレート
30を挿入すると共に、第2のアームプレート20に突
設された係止突起25の高さを2枚目のサブプレート3
0の係止溝32に届くように高く形成したものである。
第4の実施の形態はこれ以外の構成については第3の実
施の形態と相違はないので、第3の実施の形態と同じ構
成部材については同じ符号を付してその説明を省略す
る。
【0034】第4の実施の形態のように、サブプレート
30と摩擦板5aの間に、もう1組の摩擦板6とサブプ
レート30を挿入すると、追加した摩擦板6とサブプレ
ート30によるフリクションが第2の実施の形態で説明
した〜のフリクションに加わるので、第1のアーム
プレート10と第2のアームプレート20との間のフリ
クションを一層大きくすることができる。従って、この
実施の形態では皿ばね8の付勢力は第2,第3の実施の
形態に比べて更に小さくすることができる。また、場合
によっては皿ばね8を省略することも可能である。この
実施の形態でも摩擦板の数が増えただけ摩擦板の磨耗の
程度は小さく、リンク機構9が長期間にわたって使用さ
れても摩擦板5,5a,6が磨耗しにくい。また、例
え、摩擦板5,5a,6が磨耗しても、皿ばね8が摩擦
板5,5a,6の磨耗した分だけ伸びるので、摩擦板5
と第1と第2のアームプレート10,20との間のフリ
クション、及び、摩擦板6と第2のアームプレート20
との間のフリクションが損なわれることがない。この結
果、第4の実施の形態のスウィング窓の開放固定装置も
長期間にわたって安定した機能を果たすことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
付勢部材により常時摩擦部材が押圧されているため、摩
擦部材が摩耗したり、へたったりしても必要なフリクシ
ョンが得られる。また、固定窓枠と移動窓枠との間を繋
ぐリンク機構の第1と第2のアームプレートの結合部に
挿入された摩擦部材のフリクションを増大させることで
付勢部材の付勢力を弱くすることができるので、リンク
機構が長期間にわたって使用されても劣化しにくくな
り、スウィング窓の開放状態における固定を安定して行
なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスウィング窓の開放固定装置の第1の
実施の形態の構成を示すアームプレートの結合部の組立
斜視図である。
【図2】(a)は図1のスウィング窓の開放固定装置の
アームプレートの結合部を組み立てる途中の過程を示す
部分拡大断面図、(b)は図1のスウィング窓の開放固
定装置のアームプレートの結合部を組み立てた状態を示
す部分拡大断面図である。
【図3】本発明のスウィング窓の開放固定装置の第2の
実施の形態の構成を示すアームプレートの結合部の組立
斜視図である。
【図4】(a)は本発明のスウィング窓の開放固定装置
の第2の実施の形態の全体構成を示す平面図、(b)は
スウィング窓を閉じた状態の第2の実施の形態の全体構
成を示す側面図である。
【図5】本発明のスウィング窓の開放固定装置の第3の
実施の形態の構成を示すアームプレートの結合部の組立
斜視図である。
【図6】本発明のスウィング窓の開放固定装置の第4の
実施の形態の構成を示すアームプレートの結合部の組立
斜視図である。
【図7】(a)は従来のスウィング窓およびその開放固
定装置の一例を説明する斜視図、(b)は(a)のスウ
ィング窓の開放固定装置のアームプレートの結合部の構
成を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 固定窓枠 2 移動窓枠 3 ヒンジ 4 結合ピン 5 摩擦部材(摩擦板) 6 摩擦部材(摩擦板) 7 ワッシャ 8 付勢部材(皿ばね) 9 リンク機構 10 第1のアームプレート 11 第1の回転軸 12,22 自由端 13,23,31,50,60 挿通孔 14,24 折り曲げ部 16 第1のブラケット 17,63,77 回り止め面 20 第1のアームプレート 21 第1の回転軸 25 係止突起 26 第1のブラケット 30 サブプレート 32 係止溝 41 回り止め面 42 軸部 61,62 環状の突起 G ガラス X 結合部 W スウィング窓
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 スウィング窓の開放固定装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスウィング窓の開放
固定装置に関し、特に、構造物側に取り付けられる固定
窓枠と移動窓枠との間を繋ぐリンク機構の結合部に挿入
された摩擦部材が長期間の使用によっても劣化しにくい
スウィング窓の開放固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋やビルディング等の建築物、
或いはバスや電車等の大型の乗物等には、スウィング窓
が取り付けられることがある。このスウィング窓Wは図
7(a)に示すように固定窓枠1の内側にガラスGが嵌
め込まれた移動窓枠2を備えており、この移動窓枠2は
固定窓枠1の縦の枠にヒンジ3等で回転可能に取り付け
られている。そして、移動窓枠2が固定窓枠1に収納さ
れた状態では、一般にはハンドルを備えたロック機構
(図示せず)によって移動窓枠2が固定窓枠1に固定さ
れるようになっている。そして、このようなスウィング
窓Wには、移動窓枠2が開け放たれた状態で固定される
ような開放固定装置としてのリンク機構9が設けられて
いる。このリンク機構9は固定窓枠1の下枠1aに取り
付けられた回転軸11に基端が回動自在に取り付けられ
た第1のアームプレート10と、移動窓枠2の下枠2a
に取り付けられた回転軸21に基端が回動自在に取り付
けられた第2のアームプレート20とから構成されてお
り、第1と第2のアームプレート10,20の自由端は
結合ピン4によって回動自在に結合されている。そし
て、この結合ピン4を用いた結合部Xには第1のアーム
プレート10と第2のアームプレート20を挟むように
摩擦部材が挿入されており、この摩擦部材のフリクショ
ンによってリンク機構9が容易には回動しないようにな
っている。
【0003】図7(b)はこの従来のリンク機構9の結
合部Xの構成を示す断面図である。従来は第1のアーム
プレート10と第2のアームプレート20の間に円板状
の摩擦板5が挿入されると共に、一方のアームプレート
(この例では第2のアームプレート20)が同じ円板状
の別の摩擦板6によって挟まれた状態で結合ピン4によ
って挿通されていた。これらの円板状の摩擦板5,6は
通常、合成樹脂によって作られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スウィング窓のリンク機構の結合部の構造では、リンク
機構を長期間にわたって使用すると、摩擦板が磨耗して
へたりが生じ、結合部のフリクションが次第に失われて
リンク機構が少々の外力で回動してしまい、開け放たれ
た移動窓枠の位置が保持できなくなるという問題点があ
った。
【0005】そこで、本発明は、固定側の窓枠と回転側
の窓枠との間を繋ぐリンク機構の第1と第2のアームプ
レートの結合部に挿入された摩擦部材のフリクション
が、このリンク機構の長期間の使用によっても劣化しに
くいスウィング窓の開放固定装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、構造物に取り付けられる固定窓枠と、この固定窓
枠を中心にして外側に回転する移動窓枠とを備えたスウ
ィング窓を、開放状態で固定するための装置であって、
固定窓枠の一部に基端が回動自在に取り付けられた第1
のアームプレートと、移動窓枠の一部に基端が回動自在
に取り付けられた第2のアームプレートと、第1と第2
のアームプレートの自由端を回動自在に結合する結合ピ
ンとを備えるスウィング窓の開放固定装置において、第
1の形態では、第1のアームプレートの自由端と第2の
アームプレートの自由端との間に摩擦部材を挟むと共
に、第1のアームプレートの自由端或いは第2のアーム
プレートの自由端の少なくとも一方の自由端の露出面の
別の摩擦部材をワッシャで挟んで取り付け、このワッシ
ャを付勢部材で付勢する状態で、第1,第2のアームプ
レート、摩擦部材、ワッシャ、及び付勢部材を結合ピン
で挿通して結合部を形成し、更に前記ワッシャと第1の
アームプレートは前記結合ピンに対して回転しないよう
に嵌合したことを特徴としている。
【0007】また、第2の形態では、第1のアームプレ
ートの自由端と第2のアームプレートの自由端との間に
第1の摩擦部材を挟むと共に、第1のアームプレートの
自由端或いは第2のアームプレートの自由端のいずれか
一方の自由端の露出面に第2の摩擦部材をサブプレート
で挟んで取り付け、このサブプレートの露出面に第3の
摩擦部材をワッシャで挟んで取り付け、このワッシャを
付勢部材で付勢する状態で、第1,第2のアームプレー
ト、第1から第3の摩擦部材、ワッシャ、サブプレー
ト、及び付勢部材を結合ピンで挿通して結合部を形成
し、更に、第2の摩擦部材、第1のアームプレート及び
ワッシャは結合ピンに対して回転しないように嵌合する
と共に、サブプレートはこれに隣接する第1のアームプ
レート或いは第2のアームプレートのいずれか一方に係
合させて、第1のアームプレート或いは第2のアームプ
レートのいずれか一方に連動して回動するようにしたこ
とを特徴としている。
【0008】なお、第2の形態において、第1のアーム
プレートの自由端部と、第2のアームプレートの自由端
部を基端側に対して階段状に折り曲げ、サブプレートが
階段状に折り曲げた第1のアームプレートの自由端部の
段差領域内、或いは第2のアームプレートの自由端部の
段差領域内のいずれか一方の段差領域内に収容されるよ
うにしても良い。
【0009】更に、第2の形態において、サブプレート
を複数枚設け、第2の摩擦部材もこれと同数枚だけ設け
て、増やした摩擦部材がそれぞれサブプレートの間に挟
まれるように構成しても良い。
【0010】そして、本発明のスウィング窓の開放固定
装置によれば、固定窓枠と移動窓枠とを連絡するリンク
機構を構成する2つのアームプレートの結合部に摩擦部
材を挿入すると共に、この摩擦部材とアームプレートと
の積層部分を、結合ピンに挿通された付勢部材によって
付勢したことにより、結合部には常にアームプレートと
摩擦部材との間にフリクションが発生するので、摩擦部
材の板厚が減ってもアームプレートと摩擦部材との間の
フリクションは低減せず、長期間の使用でも安定したフ
リクションが得られる。また、本発明の第2の形態のス
ウィング窓の開放固定装置によれば、アームプレートに
連動するサブプレートを設け、このサブプレートの間に
は結合ピン側に固定された摩擦部材を挿入したことによ
り、結合部におけるフリクションが増すので、付勢部材
の付勢力を弱めることができ、その分摩擦部材の板厚の
減りの程度が低減されて更に長期間の使用でも安定した
フリクションが得られることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明のス
ウィング窓の開放固定装置の実施の形態を詳細に説明す
るが、図7で説明した従来のスウィング窓の開放固定装
置と同じ構成部材には、同じ符号を付して説明する。本
発明のスウィング窓の開放固定装置は図7の従来例で説
明したと同様に、固定窓枠1の下枠1aに取り付けられ
た回転軸11に基端が回動自在に取り付けられた第1の
アームプレート10と、移動窓枠2の下枠2aに取り付
けられた回転軸21に基端が回動自在に取り付けられた
第2のアームプレート20とからなるリンク機構9から
構成されており、第1のアームプレート10と第2のア
ームプレート20の自由端は結合ピン4によって回動自
在に結合されている。そして、この結合ピン4を用いた
結合部Xには第1のアームプレート10と第2のアーム
プレート20を挟むように摩擦部材が挿入されており、
この摩擦部材のフリクションによってリンク機構9が容
易には回動しないようになっている。
【0012】図1は本発明のスウィング窓の開放固定装
置の第1の実施の形態の構成を示す第1のアームプレー
ト10と第2のアームプレート20の結合部Xの組立斜
視図である。
【0013】第1の実施の形態では、第1のアームプレ
ート10の結合ピン4の挿通孔13が設けられた自由端
12と、第2のアームプレート20の結合ピン4の挿通
孔23が設けられた自由端22との間に、摩擦部材とし
て従来例と同様に結合ピンの挿通孔50が設けられた円
板状の摩擦板5が挟まれる。摩擦板5は合成樹脂等で作
られる。そして、第1の実施の形態では第2のアームプ
レート20の自由端22の第1のアームプレート10に
対して反対側の面(上面)に、結合ピンの挿通孔60が
設けられた別の円板状の摩擦板6が、結合ピンの挿通孔
70が設けられたワッシャ7で挟まれて取り付けられ
る。摩擦板6も合成樹脂等で作られる。これらの摩擦板
5,6の第2のアームプレート20側の面には、結合ピ
ンの挿通孔50,60の周囲に、環状の突起51,61
が設けられている。この環状の突起51,61を合わせ
た高さは、第2のアームプレート20の板厚t以下とな
っている。
【0014】このように、摩擦板5,6の結合ピンの挿
通孔50,60の周囲の、第2のアームプレート20側
の面には環状の突起51,61が設けられているので、
第2のアームプレート20の自由端22には、これらの
摩擦板5,6の環状の突起51,61を受け入れるため
に、結合ピン4の直径よりも直径の大きな挿通孔23が
設けられている。
【0015】また、第1の実施の形態では、フランジ4
0と軸部42とから構成された結合ピン4は、その軸部
42に2面の平行な回り止め面41が形成されている。
そして、ワッシャ7の挿通孔70と第1のアームプレー
ト10の挿通孔13の形状は、対向する円弧状部と平行
な直線から構成される形状になっており、結合ピン4が
挿通された時にワッシャ7と第1のアームプレート10
は結合ピン4に対して回転しないようになっている。
【0016】更に、第1の実施の形態では、前述のワッ
シャ7と、このワッシャ7を挿通して取り付けられる結
合ピン4との間に、付勢部材として挿通孔80を備えた
皿ばね8が挿入される。そして、結合ピン4が皿ばね
8、ワッシャ7、摩擦板6、第2のアームプレート2
0、摩擦板5、及び第1のアームプレート10にこの順
に挿通されて取り付けられた状態では、皿ばね8がワッ
シャ7を付勢する状態となるようになっている。
【0017】図2(a)は図1で説明したスウィング窓
の開放固定装置の結合部Xを組み立てる途中の過程を示
す部分拡大断面図である。結合ピン4は、皿ばね8、ワ
ッシャ7、摩擦板6、第2のアームプレート20、摩擦
板5、及び第1のアームプレート10にこの順に挿通さ
れた後に、結合ピン4の突出部41′が図2(b)に示
すようにかしめられる。この状態では皿ばね8がワッシ
ャ7を付勢している。
【0018】以上のように構成された結合部Xを持つ本
発明の第1の実施の形態のスウィング窓の開放固定装置
では、リンク機構9が長期間にわたって使用されて摩擦
板5,6が磨耗しても、皿ばね8が摩擦板5,6の磨耗
した分だけ伸びる。
【0019】従って、 第1のアームプレート10と摩擦板5との間、又は第
2のアームプレート20と摩擦板5との間のどちらか一
方、あるいは、 第2のアームプレート20と摩擦板6との間、又はワ
ッシャ7と摩擦板6との間のどちらか一方、 の2箇所でフリクションが発生する。
【0020】この結果、第1の実施の形態のスウィング
窓の開放固定装置は、長期間にわたって安定した機能を
果たすことができる。
【0021】図3は本発明のスウィング窓の開放固定装
置の第2の実施の形態の構成を示すリンク機構9の結合
部Xの組立斜視図である。第2の実施の形態でも従来、
及び、第1の実施の形態と同じ構成部材には同じ符号を
付して説明する。
【0022】第2の実施の形態では、第1のアームプレ
ート10の自由端12は折り曲げ部14により、本体部
分に対して段差をもって平行になるように所定位置で折
り曲げられており、本体部分よりも一段低くなってい
る。また、第1のアームプレート10の自由端12は結
合ピンの挿通孔13の部分よりも延長され、その先端部
に上方に突出するガード15が設けられている。挿通孔
13は対向する円弧状部と平行な直線からなる形状をし
ている。第1のアームプレート10と第2のアームプレ
ート20の自由端12,22の間には、結合ピンの挿通
孔50が設けられた第1の摩擦部材としての円板状の摩
擦板5が挟まれる。摩擦板5は合成樹脂等で作られ、挿
通孔50は円形である。
【0023】第2の実施の形態では、第2のアームプレ
ート20の自由端22も折り曲げ部24により、本体部
分に対して段差をもって平行になるように所定位置で折
り曲げられており、本体部分よりも一段低くなってい
る。なお、折り曲げ部24の折り曲げ位置は、第1のア
ームプレート10の折り曲げ部14よりも結合ピンの挿
通孔23に近くなるようになっており、第1のアームプ
レート10に摩擦板5を介して第2のアームプレート2
0を重ね合わせた時に、第2のアームプレート20の段
差のある自由端22が第1のアームプレート10の段差
のある自由端12に収容されるようになっている。挿通
孔23の形状は円形である。また、第2のアームプレー
ト20の折り曲げ部24には、自由端22側に延長され
た係止突起25が設けられている。この係止突起25の
上面の高さは第2のアームプレート20の本体部の上面
と同じ高さか、それ以下に形成されている。
【0024】そして、第2の実施の形態では第2のアー
ムプレート20の自由端22の第1のアームプレート1
0に対して反対側の面に取り付けられる第2の摩擦部材
としての合成樹脂製の摩擦板6には、第1のアームプレ
ート10に形成された挿通孔13と同様の形状の挿通孔
60が設けられている。すなわち、挿通孔60内には結
合ピンの回り止め面41に係合する回り止め面63があ
る。そして、摩擦板6の下面の結合ピンの挿通孔60の
周囲には、環状の突起61が設けられていると共に、上
面の結合ピンの挿通孔60の周囲にも環状の突起62が
設けられている。環状の突起61の高さは第2のアーム
プレート20の板厚t以下となっており、環状の突起6
2の高さは後述するサブプレート30の板厚T以下とな
っている。
【0025】摩擦板6の上方には、摩擦板6の環状の突
起62を受け入れる円形の挿通孔31が設けられたサブ
プレート30が設けられている。このサブプレート30
の長さは、第2のアームプレート20の一段低くなった
自由端22内に収容される長さである。また、サブプレ
ート30の一端には第2のアームプレート20の折り曲
げ部24に設けられた係止突起25を受け入れるための
係止溝32が設けられている。サブプレート30はその
挿通孔31が摩擦板6の環状の突起62に挿入され、係
止溝32が第2のアームプレート20の折り曲げ部24
に設けられた係止突起25に挿入された状態で摩擦板6
を介して第2のアームプレート20の上に取り付けられ
る。
【0026】サブプレート30の上方には、摩擦板5と
同様の円形の挿通孔50aを備えた第3の摩擦部材とし
ての摩擦板5aと、挿通孔13,60と同様の形状の挿
通孔70を有する第1の実施の形態と同様のワッシャ
7、及び円形の挿通孔80を有する付勢部材としての皿
ばね8が取り付けられる。そして、皿ばね8、ワッシャ
7、摩擦板5a、サブプレート30、摩擦板6、第2の
アームプレート20、摩擦板5、及び第1のアームプレ
ート10をこの順に挿通する結合ピン4の軸部42に
は、挿通孔13,60,70の回り止め面17,63,
77に係合する回り止め面41がその軸線方向に沿って
設けられている。結合ピンが皿ばね8、ワッシャ7、摩
擦板5a、サブプレート30、摩擦板6、第2のアーム
プレート20、摩擦板5、及び第1のアームプレート1
0にこの順に挿通され、その先端部をかしめた状態で
は、皿ばね8がワッシャ7を付勢する状態となるように
なっている。
【0027】また、ワッシャ7、摩擦板6、および第1
のアームプレート10と結合ピン4との係合には、この
実施の形態の他に回り止め突起と回り止め溝等の手段も
ある。
【0028】以上のように構成された結合部Xを持つ本
発明の第2の実施の形態のスウィング窓の開放固定装置
では、第2のアームプレート20の係止突起25にサブ
プレート30の係止溝32が嵌め込まれるので、サブプ
レート30は第2のアームプレート20の動きに同期し
て結合ピン4の周囲を回転することになる。一方、第2
のアームプレート20とサブプレート30との間には摩
擦板6が挿入されており、この摩擦板6は、結合ピン4
の回り止め面41に回り止め面63で係合しているの
で、結合ピン4が回転しない限り回転しない。また、サ
ブプレート30の上面に挿入される摩擦板5aは、その
一面がサブプレート30に接触しており、他面が皿ばね
8によって付勢されたワッシャ7に接触している。
【0029】従って、この実施の形態のスウィング窓の
開放固定装置では、 第1のアームプレート10と摩擦板5との間、又は第
2のアームプレート20と摩擦板5との間のどちらか一
方、 第2のアームプレート20と摩擦板6との間、 サブプレート30と摩擦板6との間、 サブプレート30と摩擦板5aとの間、又はワッシャ
7と摩擦板5aとの間のどちから一方、 の4箇所でフリクションが発生する。
【0030】よって、この実施の形態のスウィング窓の
開放固定装置では従来の装置に比べて第1のアームプレ
ート10と第2のアームプレート20との間のフリクシ
ョンが大きく、皿ばね8の付勢力は第1の実施の形態に
比べて小さくて良い。この結果、摩擦板5,6や摩擦板
5aの磨耗の程度は第1の実施の形態に比べて小さく、
リンク機構9が長期間にわたって使用されても摩擦板
5,5a、及び6が磨耗しにくい。この結果、第2の実
施の形態のスウィング窓の開放固定装置は、長期間にわ
たって安定した機能を果たすことができる。
【0031】図4(a)は図3で説明した第2の実施の
形態のスウィング窓の開放固定装置の全体構成を示す平
面図であり、スウィング窓が開け放たれた状態のスウィ
ング窓の開放固定装置の状態を示している。また、図4
(b)はスウィング窓を閉じた状態の図4(a)に示し
た第2の実施の形態の全体構成を示す側面図である。こ
の図から分かるように、第1のアームプレート10の基
端は第1のブラケット16の回転軸11に回転自在に取
り付けられており、第2のアームプレート20の基端は
第2のブラケット26の回転軸21に回転自在に取り付
けられている。例えば、図示は省略するが、第1のブラ
ケット16はねじ等によってスウィング窓の固定窓枠に
取り付けられ、第2のブラケット26は、ねじ等によっ
てスウィング窓の移動窓枠に取り付けられる。第1と第
2のアームプレート10,20を回転自在に軸支するブ
ラケット16,26については従来の構成と変わりはな
いので、これ以上の説明を省略する。
【0032】図5は本発明のスウィング窓の開放固定装
置の第3の実施の形態の構成を示すリンク機構9の結合
部Xの組立斜視図である。第3の実施の形態は、第2の
実施の形態の構成において、第1のアームプレート10
の折り曲げ部14と、第2のアームプレート20の折り
曲げ部24がなく、第1のアームプレート10と第2の
アームプレート20は第1の実施の形態と同様に平坦に
なっている点、及び第2のアームプレートの自由端22
にエンボス等により一体成形された係止突起25が設け
られている点のみが異なる。よって、第3の実施の形態
においては、第2の実施の形態と同じ構成部材について
は同じ符号を付してその説明を省略する。
【0033】図6は本発明のスウィング窓の開放固定装
置の第4の実施の形態の構成を示すアームプレートの結
合部の組立斜視図である。第4の実施の形態は、図5に
示した第3の実施の形態において、サブプレート30と
摩擦板5aの間に、もう1組の摩擦板6とサブプレート
30を挿入すると共に、第2のアームプレート20に突
設された係止突起25の高さを2枚目のサブプレート3
0の係止溝32に届くように高く形成したものである。
第4の実施の形態はこれ以外の構成については第3の実
施の形態と相違はないので、第3の実施の形態と同じ構
成部材については同じ符号を付してその説明を省略す
る。
【0034】第4の実施の形態のように、サブプレート
30と摩擦板5aの間に、もう1組の摩擦板6とサブプ
レート30を挿入すると、追加した摩擦板6とサブプレ
ート30によるフリクションが第2の実施の形態で説明
した〜のフリクションに加わるので、第1のアーム
プレート10と第2のアームプレート20との間のフリ
クションを一層大きくすることができる。従って、この
実施の形態では皿ばね8の付勢力は第2,第3の実施の
形態に比べて更に小さくすることができる。この実施の
形態でも摩擦板の数が増えただけ摩擦板の磨耗の程度は
小さく、リンク機構9が長期間にわたって使用されても
摩擦板5,5a,6が磨耗しにくい。また、例え、摩擦
板5,5a,6が磨耗しても、皿ばね8が摩擦板5,5
a,6の磨耗した分だけ伸びるので、フリクションが損
なわれることがない。この結果、第4の実施の形態のス
ウィング窓の開放固定装置も長期間にわたって安定した
機能を果たすことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
付勢部材により常時摩擦部材が押圧されているため、摩
擦部材が摩耗したり、へたったりしても必要なフリクシ
ョンが得られる。また、固定窓枠と移動窓枠との間を繋
ぐリンク機構の第1と第2のアームプレートの結合部に
挿入された摩擦部材のフリクションを増大させることで
付勢部材の付勢力を弱くすることができるので、リンク
機構が長期間にわたって使用されても劣化しにくくな
り、スウィング窓の開放状態における固定を安定して行
なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスウィング窓の開放固定装置の第1の
実施の形態の構成を示すアームプレートの結合部の組立
斜視図である。
【図2】(a)は図1のスウィング窓の開放固定装置の
アームプレートの結合部を組み立てる途中の過程を示す
部分拡大断面図、(b)は図1のスウィング窓の開放固
定装置のアームプレートの結合部を組み立てた状態を示
す部分拡大断面図である。
【図3】本発明のスウィング窓の開放固定装置の第2の
実施の形態の構成を示すアームプレートの結合部の組立
斜視図である。
【図4】(a)は本発明のスウィング窓の開放固定装置
の第2の実施の形態の全体構成を示す平面図、(b)は
スウィング窓を閉じた状態の第2の実施の形態の全体構
成を示す側面図である。
【図5】本発明のスウィング窓の開放固定装置の第3の
実施の形態の構成を示すアームプレートの結合部の組立
斜視図である。
【図6】本発明のスウィング窓の開放固定装置の第4の
実施の形態の構成を示すアームプレートの結合部の組立
斜視図である。
【図7】(a)は従来のスウィング窓およびその開放固
定装置の一例を説明する斜視図、(b)は(a)のスウ
ィング窓の開放固定装置のアームプレートの結合部の構
成を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】 1 固定窓枠 2 移動窓枠 3 ヒンジ 4 結合ピン 5 摩擦部材(第1の摩擦部材) 5a 第3の摩擦部材 6 摩擦部材(第2の摩擦部材) 7 ワッシャ 8 付勢部材(皿ばね) 9 リンク機構 10 第1のアームプレート 11 第1の回転軸 12,22 自由端 13,23,31,50,60 挿通孔 14,24 折り曲げ部 16 第1のブラケット 17,63,77 回り止め面 20 第2のアームプレート 21 第2の回転軸 25 係止突起 26 第2のブラケット 30 サブプレート 32 係止溝 41 回り止め面 42 軸部 61,62 環状の突起 G ガラス X 結合部 W スウィング窓
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物に取り付けられる固定窓枠と、こ
    の固定窓枠を中心にして外側に回転する移動窓枠とを備
    えたスウィング窓を、開放状態で固定するための装置で
    あって、前記固定窓枠の一部に基端が回動自在に取り付
    けられた第1のアームプレートと、前記移動枠の一部に
    基端が回動自在に取り付けられた第2のアームプレート
    と、前記第1と第2のアームプレートの自由端を回動自
    在に結合する結合ピンとを備えるスウィング窓の開放固
    定装置において、 前記第1のアームプレートの自由端と前記第2のアーム
    プレートの自由端との間に板状の摩擦部材を挟むと共
    に、前記第1のアームプレートの自由端或いは前記第2
    のアームプレートの自由端の少なくとも一方の自由端の
    露出面に別の板状の摩擦部材をワッシャで挟んで取り付
    け、このワッシャを付勢部材で付勢する状態で、前記第
    1,第2のアームプレート、板状の摩擦部材、ワッシ
    ャ、および付勢部材を前記結合ピンで挿通して結合部を
    形成し、更に前記ワッシャと第1のアームプレートは前
    記結合ピンに対して回転しないように嵌合したことを特
    徴とするスウィング窓の開放固定装置。
  2. 【請求項2】 構造物に取り付けられる固定窓枠と、こ
    の固定窓枠を中心にして外側に回転する移動窓枠とを備
    えたスウィング窓を、開放状態で固定するための装置で
    あって、前記固定窓枠の一部に基端が回動自在に取り付
    けられた第1のアームプレートと、前記移動枠の一部に
    基端が回動自在に取り付けられた第2のアームプレート
    と、前記第1と第2のアームプレートの自由端を回動自
    在に結合する結合ピンとを備えるスウィング窓の開放固
    定装置において、 前記第1のアームプレートの自由端と前記第2のアーム
    プレートの自由端との間に第1の摩擦部材を挟むと共
    に、前記第1のアームプレートの自由端或いは前記第2
    のアームプレートの自由端のいずれか一方の自由端の露
    出面に第2の摩擦部材をサブプレートで挟んで取り付
    け、このサブプレートの露出面に第3の摩擦部材をワッ
    シャで挟んで取り付け、このワッシャを付勢部材で付勢
    する状態で、前記第1,第2のアームプレート、第1か
    ら第3の摩擦部材、ワッシャ、サブプレート、および付
    勢部材を前記結合ピンで挿通して結合部を形成し、 更に、前記第2の摩擦部材、第1のアームプレート及び
    ワッシャは前記結合ピンに対して回転しないように嵌合
    すると共に、前記サブプレートはこれに隣接する前記第
    1のアームプレート或いは前記第2のアームプレートの
    いずれか一方に係合させて、前記第1のアームプレート
    或いは前記第2のアームプレートのいずれか一方に連動
    して回動するようにしたことを特徴とするスウィング窓
    の開放固定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のアームプレートの自由端部
    と、前記第2のアームプレートの自由端部が基端側に対
    して階段状に折り曲げられており、前記サブプレートが
    階段状に折り曲げられた前記第1のアームプレートの自
    由端部の段差領域内、或いは前記第2のアームプレート
    の自由端部の段差領域内のいずれか一方の段差領域内に
    収容されるようになっていることを特徴とする請求項2
    に記載のスウィング窓の開放固定装置。
  4. 【請求項4】 前記サブプレートが複数枚のサブプレー
    トから構成されているとともに、前記第2の摩擦部材が
    これと同数枚の摩擦部材を備えて構成され、摩擦部材が
    それぞれ前記サブプレートの間に挟まれるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載のスウィング
    窓の開放固定装置。
JP19500795A 1995-07-31 1995-07-31 スウィング窓の開放固定装置 Pending JPH0941768A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231620A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Union Corp 把手取り付け構造
JP2009019478A (ja) * 2007-07-16 2009-01-29 Yogo Jukin Sangyo Co Ltd キャビネット用ステー及びそれを用いたキャビネット
JP2009047207A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Bridgestone Corp 防振装置
CN109723302A (zh) * 2019-01-09 2019-05-07 广东合和建筑五金制品有限公司 一种自动补偿间隙滑撑

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