JP2009019478A - キャビネット用ステー及びそれを用いたキャビネット - Google Patents

キャビネット用ステー及びそれを用いたキャビネット Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成でステーアームの回動角度を大きくすることができ、かつ組付けや摩擦力の調整が容易なステーを提供することである。
【解決手段】 キャビネット54の筐体51の内壁面に固定される取付座1と筐体側ステーアーム2とを、ねじりコイルばね11とケース体14とを有するクラッチ機構200を介して、軸線P1の周りに回動可能に連結するとともに、キャビネット54の扉52の内面に固定されるブラケット3と扉側ステーアーム4とを、連結ピン28の軸線P2の周りに回動可能に連結する。ケース体14に収容されたスペーサ19を軸線P1の方向に押圧することにより、筐体側ステーアーム2が、ねじりコイルばね11の内径を拡大させる方向に回動されたときには、ねじりコイルばね11がケース体14に対して遊嵌状態となるようにし、筐体側ステーアーム2が、ねじりコイルばね11の内径を縮小させる方向に回動されたときには、ねじりコイルばね11がケース体14に対して密嵌状態となるようにして、その回動を抑止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、キャビネットの扉の内面に固定される扉側取付部と、そのキャビネットの固定壁の内面に固定される本体側取付部と、それら扉側取付部及び本体側取付部に対して互いに平行状に配置された扉側回動軸線及び本体側回動軸線の周りでそれぞれ回動可能に取り付けられ、中途位置での屈曲により扉を閉鎖し、伸長により開放するための折れ曲り式のステーアームとを備えるキャビネット用ステー、及びこのステーを用いたキャビネットに関するものである。
図6ないし図8に示されるように、開口を有する筐体51と、この筐体51の開口を閉塞するための扉52がターンオーバー式に回動するスライド蝶番53により連結されて構成されるキャビネット54が存している。このキャビネット54には、例えば建物の天井を筐体51とし、その開口を閉塞するための扉52(天蓋)が上下方向に回動される形のものも含まれるものとする。このようなキャビネット54の場合、扉52が自重によって急激に開かれるおそれがあるため、扉52が低速で開かれるようにすることを目的として、筐体51と扉52とがキャビネット用ステー100(以下、単に「ステー」と記載する)で連結される場合がある。このステー100の各ステーアームは、平行状に設けられた本体側回動軸線P1と扉側回動軸線P2の周りで回動可能に取り付けられていて、ステーアームどうしの回動軸線P3周りで折れ曲がる形で変位する。
従来、この種のステー100として、特許文献1及び2に開示されるものがある。しかし、この文献に開示されたステーは、ブレーキ体としてのオイルが封入されたダンパーを使用するものであるため、オイルが漏れることを確実に防止しなければならず、組付けに注意を要する。また、周方向に区切られた2室間でオイルを出入りさせるため、ステーアームの回動角を大きくとることが困難であり(通常の場合、160°以下)、扉52を、例えば180°以上に開けたい場合に使用することが困難である。更に、周辺の温度変化によってオイルのブレーキ力が変化するおそれがある。
そして、約1巻き分のばね(特許文献1におけるワンウェイスプリング巻板8A)で強度や耐久性を持たせるために、高価な材料を使用したり、ばねの組付けに際して特殊な工具や治具を必要としたりして、コストアップのおそれがある。
特開2001−254565号公報 特開2001−329745号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、簡単な構成でステーアームの回動角度を大きくすることができ、かつ組付けや摩擦力の調整が容易なステー及びキャビネットを提供することを課題としている。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するための本発明は、
キャビネットの扉の内面に固定される扉側取付部と、そのキャビネットの固定壁の内面に固定される本体側取付部と、それら扉側取付部及び本体側取付部に対して互いに平行状に配置された扉側回動軸線及び本体側回動軸線の周りでそれぞれ回動可能に取り付けられ、中途位置での屈曲により前記扉を閉鎖し伸長により開放するための折れ曲り式のステーアームとを備えるキャビネット用ステーであって、
前記本体側回動軸線周りで回動する基部において、その本体側回動軸線を中心とし前記本体側取付部の位置する側とは反対向きに開口する凹部が形成された本体側ステーアームと、
前記凹部に収納され、前記本体側ステーアームに周方向の一端が保持されてその本体側ステーアームと一体回動するコイル状の螺旋体と、前記凹部と同じ向きに開口するとともに、前記螺旋体の内側に嵌入されその螺旋体とともに回転可能なカップ状のケース体とを有し、前記本体側ステーアームが前記扉を閉鎖又は開放するいずれか一方向側に回転するとき、前記螺旋体はその内径が拡大することによって前記ケース体と遊嵌状態となって単独回転し、前記本体側ステーアームが他方向側に回転するとき、前記螺旋体はその内径が縮小することによって前記ケース体と密嵌状態となって一体回転するクラッチ機構と、
前記本体側取付部とケース体とのうちいずれか一方に係合して一体化された状態で、それらのうちの他方に直接又は他部材を介して間接的に接触して前記ケース体の回転に対する摩擦抵抗を付与するための摩擦付与機構とを備え、
前記本体側ステーアームが一方向側に回転するとき、前記螺旋体は前記ケース体とは切り離されて前記本体側ステーアームと一体的に回転する一方、前記本体側ステーアームが他方向側に回転するとき、前記螺旋体は前記摩擦付与機構で付与される摩擦抵抗に基づく緩衝作用を受けつつ、前記本体側ステーアームと一体的に回転することを特徴としている。
本発明に係るキャビネット用ステーは、上記したように構成されていて、螺旋体の内径が拡大したり縮小したりすることによってケース体と断続されるクラッチ機構と、本体側取付部とケース体とのうちのいずれか一方に係合して、ケース体の回転を抑止する摩擦付与機構とを備えている。本体側ステーアームは、クラッチ機構により、一方へはケース体から切り離されて回転されるとともに、他方へは、摩擦抵抗に基づく緩衝作用を受けつつ回転される。即ち、本発明に係るキャビネット用ステーにおいては、ステーアームが回転角度の制限を受けることなく、360°以上の回転も可能である。これにより、キャビネットへの取付けの自由度が高くなる。
この摩擦付与機構には、本体側取付部に固定された状態でケース体の内部に収納され、かつそのケース体の内底面及び/又は内周面に直接又は他部材を介して間接的に接触して当該ケース体の回転に対する摩擦抵抗を付与する環状の摩擦抵抗体を含ませることができる。
摩擦抵抗体による機械的な摩擦力で螺旋体(即ち、ステーアーム)の回転にブレーキを掛けることができるため、周囲温度の影響を受けにくく摩擦力を確実に発生させることができる。
本体側ステーアームの凹部の開口及びケース体の開口に対向配置されてそれらの開口を外側から覆うとともに、摩擦抵抗体を直接又は他部材を介して間接的にケース体の内底面へ押圧する押圧体と、
その押圧体を本体側取付部に固定するために、本体側ステーアーム、クラッチ機構及び摩擦抵抗体を本体側回動軸線に沿って貫通する軸状体と、
押圧体を軸状体に沿って移動することによりケース体に対する摩擦抵抗体の押圧力を調節し、それによってケース体と摩擦抵抗体との間の摩擦力を調整する摩擦調整機構とを備えるようにしてもよい。
摩擦調整機構(例えば、調整ねじを締め込むことによって摩擦力を調整する機構)によって、押圧体の位置調整を行うことができる。このため、摩擦力の調整が容易である。
本体側ステーアームに、凹部の底壁部を本体側回動軸線方向に貫通する貫通孔を形成し、摩擦付与機構が、この貫通孔に挿入されたケース体と本体側取付部との間に配置されてケース体の外面と係合するとともに、本体側取付部の座面に直接又は他部材を介して間接的に接触してケース体の回転に対する摩擦抵抗を付与するための接触端面を有する環状の副摩擦抵抗体を含むようにしてもよい。
副摩擦抵抗体による機械的な摩擦力で螺旋体(即ち、ステーアーム)の回転にブレーキ(摩擦抵抗)を掛ける構成なので、周囲温度の影響を受けにくく摩擦力の調整も容易になる。摩擦抵抗体と副摩擦抵抗体とによってケース体の内面側と外面側(換言すれば、本体側ステーアームに対して本体側回動軸線方向の両側)とにブレーキ(摩擦抵抗)をバランスよく付与できるため、ステーアームを円滑に作動させることができる。
本体側ステーアームの凹部の開口及びケース体の開口に対向配置されてそれらの開口を外側から覆うとともに、摩擦抵抗体を直接又は他部材を介して間接的にケース体の内底面へ押圧する押圧体と、
その押圧体を本体側取付部に固定するために、本体側ステーアーム、クラッチ機構、摩擦抵抗体及び副摩擦抵抗体を本体側回動軸線に沿って貫通する軸状体と、
押圧体を軸状体に沿って移動することによりケース体に対する摩擦抵抗体の押圧力を調節し、それによってケース体と摩擦抵抗体との間の摩擦力及び本体側取付部と副摩擦抵抗体との間の摩擦力を同時に調整する摩擦調整機構とを備えるようにしてもよい。
摩擦力を調整する際に、摩擦調整機構(例えば、調整ねじ)によって、押圧体(例えば蓋体)を押し込むだけで済むため、その調整が極めて容易になる。
摩擦抵抗体は押圧体及びケース体のいずれよりも硬度の低い高分子材料で構成され、
摩擦調節機構によって本体側取付部と押圧体とが接近調節されたとき、摩擦抵抗体は本体側回動軸線方向に短縮されるに伴って、ケース体の内底面との接触面積が増大し、それによってケース体と摩擦抵抗体との間の摩擦力を大きくすることができる。また、摩擦調節機構によって本体側取付部と押圧体とが接近調節されたとき、摩擦抵抗体は本体側回動軸線方向に短縮されるに伴って、ケース体の内周面との接触面積が増大し、それによってケース体と摩擦抵抗体との間の摩擦力を大きくすることができる。
摩擦抵抗体を厚み方向(本体側回動軸線方向)に圧縮させたり、半径方向(本体側回動軸線と直交する方向)に圧縮させたりすることにより、ケース体と摩擦抵抗体との摩擦力が大きくなる。
上記したキャビネット用ステーを備え、扉の内面に扉側取付部が固定され、固定壁の内面に本体側取付部が固定されるとともに、それら扉側取付部と本体側取付部とを折れ曲り式のステーアームが連結させてキャビネットを構成することができる。このキャビネットには、上方に引き起こすことによって開閉される扉を有する筐体、下方に引き下げることによって開閉される扉を有する筐体、或いは建物の天袋やライティングビューロー等をも含んでいる。
本発明の実施例について説明する。図1は本発明の第1実施例のステー101の斜視図、図2は同じく分解斜視図、図3は筐体側ステーアーム2の円筒部6の平面断面図、図4はクラッチ機構の組付け状態を示す断面図、図5は図3のX−X線断面図、図6キャビネット54の筐体51と扉52に固定されたステー101の正面図である。
図1及び図6に示されるように、第1実施例のステー101は、キャビネット54の筐体51の内壁面に取付座1を介して固定される筐体側ステーアーム2と、キャビネット54の扉52の内壁面にブラケット3(扉側取付部)を介して固定される扉側ステーアーム4とを備えている。筐体側ステーアーム2は、取付座1の軸線P1の周りに回動可能であり、扉側ステーアーム4は、取付座1の軸線P1と平行状に設けられたブラケット3の軸線P2の周りに回動可能である。また、筐体側ステーアーム2と扉側ステーアーム4とは、連結ピン5によりその軸線P3の周りに回動可能に連結されている。
最初に、筐体側ステーアーム2について説明する。図1及び図2に示されるように、筐体側ステーアーム2の長手方向の一端部(取付座1の側の端部)には、円筒部6が形成されていて、円筒部6の内面には、段付き形状(即ち、取付座1と対向する側の開口6aの内径よりも、取付座1と反対側の開口の内径の方が大きい)で凹部7が形成されている。この凹部7には、クラッチ機構200(後述)が収納される。また、筐体側ステーアーム2の長手方向の他端部には、溝部8が形成されている。この溝部8には、扉側ステーアーム4のカム部9(後述)が挿入される。凹部7の内周面には、軸線P1の方向に沿ってねじりコイルばね11の腕部11a(後述)を係止するための係止溝7aが設けられている。
図2ないし図4に示されるように、キャビネット54の筐体51の内壁面に取付座1が固定されている。取付座1の中心部分には、回り止め状態で回動支点軸12が取り付けられている。この回動支点軸12は段付き円筒形状であり、取付座1から遠い側の端部(段付き部)の外周面にはセレーション12aが形成されているとともに、その内周面には雌ねじ12bが形成されている。回動支点軸12には、その外周面との間に隙間を有して段付き円板形状のフリクション座13が嵌合されている。フリクション座13の一方の側面部は、取付座1の座面1aとほぼ同一長さの外径を有していて、取付座1の座面1aに密着状態で取り付けられる。また、フリクション座13の他方の側面部(段付き部)には、周方向に一定の角度をおいて、複数個(本実施例の場合、4個)の突起部13aが設けられている。回動支点軸12を回り止め状態で取り付けた取付座1が、キャビネット54の筐体51に固定される。そして、回動支点軸12にフリクション座13が嵌合され、筐体側ステーアーム2における円筒部6の一方側の開口(小径側の開口6a)から凹部7に挿入される。これにより、フリクション座13の段付き部が第1ステーアーム3の円筒部6に入り込んで配置される。
図2ないし図4に示されるように、筐体側ステーアーム2における円筒部6の他方側の開口(大径側の開口)から凹部7にクラッチ機構200が設けられている。クラッチ機構200について説明する。本実施例のクラッチ機構200は、段付き円筒形状のケース体14と、その外周面に弾装されるねじりコイルばね11とを備えている。ケース体14は、例えば金属材より成り、一方側(取付座1に近い側)の側面部には、フリクション座13の各突起部13aを挿入させるための各挿入穴14aが設けられている。ねじりコイルばね11の内径は、ケース体14の外径よりも少し小さい。このため、ねじりコイルばね11はその内径を拡大させた状態で、ケース体14の外周面に密嵌状態で弾装される。この状態でねじりコイルばね11は、ケース体14の外周面を半径方向に押圧する。ねじりコイルばね11の他方側(取付座1から遠い側)の端部は、自身の外周面から半径方向に突出するように屈曲されていて、当該屈曲部分に腕部11aが形成されている。ねじりコイルばね11が弾装されたケース体14は、リング状の間座15を介して筐体側ステーアーム2の凹部7に装着される。このとき、ねじりコイルばね11の腕部11aは、筐体側ステーアーム2の凹部7の係止溝7aに係止される(図5参照)。これにより、ねじりコイルばね11は、凹部7に回動不能状態で配置される。なお、図5における破線は、円筒部6の小径側の開口6aを示している。
ケース体14の底面14bからその近傍の内周面にかけての部分には、周方向に一定角度をおいて複数個(本実施例の場合、8個)の突起部16が設けられている。そして、ケース体14には、一対の座金17,18を介して、ケース体14よりも軟質(硬度の低い)の高分子材料(例えば、ポリアセタール)より成るリング状のスペーサ19が収容される。各座金17,18の外周面及びスペーサ19の内周面には、それぞれケース体14の突起部16に対応する逃し部17a,18a,19aが設けられている。このため、各座金17,18及びスペーサ19は、ケース体14に対し回り止め状態で配置される。また、ケース体14の底面14bに座金17を配置することにより、ケース体14の底面の加工を高精度に行う必要がなくなり、ケース体14の加工コストを安価にすることができる。
続いて、図2及び図4に示されるように、筐体側ステーアーム2の円筒部6の他方側の開口(大径側の開口)から、皿ばね21と蓋体22とが装着される。蓋体22の突出部22aの外周面は、僅かな隙間を介してスペーサ19の内周面に同心に配置されるとともに、突出部22aの内周面に形成されたセレーション溝22bが、回動支点軸12のセレーション12aに嵌合される。これにより、蓋体22の回り止めが図られる。更に、蓋体22の中心(軸線P1の部分)に設けられたねじ孔に調整ねじ23が挿通され、回動支点軸12の雌ねじ12bと螺合される。調整ねじ23を締め込むことにより、蓋体22によって皿ばね21が押圧される。これにより、一対の座金17,18、スペーサ19、ケース体14及び間座15が、筐体側ステーアーム2の凹部7の底面7bに押圧されるとともに、フリクション座13が、取付座1の座面1aに押圧される。この結果、ケース体14と間座15との接合面、及びフリクション座13と取付座1の座面1aとの間で摩擦力が発生する。
キャビネット54の筐体51の内壁面に固定された取付座1に対して、筐体側ステーアーム2を回動させたときの作用について説明する。図5に示されるように、筐体側ステーアーム2を反時計回りの方向(矢印Q1の方向)に回動させる。ねじりコイルばね11の腕部11aは、凹部7の係止溝7aに入り込んで係止されているため、ねじりコイルばね11は、筐体側ステーアーム2と一体に回動しようとする。ここで、ねじりコイルばね11の外周面と、筐体側ステーアーム2の凹部7の内周面との間には隙間が設けられている。また、ケース体14は、調整ねじ23が締め込まれることにより、一対の座金17,18及びスペーサ19を介して凹部7の底面7bに押圧されていて、ケース体14と筐体側ステーアーム2の凹部7の底面7bとの間には、間座15を介して摩擦力が作用している。この摩擦力は、ケース体14の回動を抑止するように作用する。
筐体側ステーアーム2を矢印Q1の方向に回動させることにより、ねじりコイルばね11はケース体14の外周面から離れようとする。換言すれば、ねじりコイルばね11の内径が拡大し、ケース体14の外周面と遊嵌状態となる。これにより、ケース体14に作用しているねじりコイルばね11の押圧力(ねじりコイルばね11の内周面とケース体14の外周面との間の摩擦力)が低下する。しかも、ケース体14は、筐体側ステーアーム2の凹部7の底面7bに押圧されていて、その回動が抑止されている。この結果、ねじりコイルばね11は、筐体側ステーアーム2と一体となってケース体14の外周面を滑り、筐体側ステーアーム2は、比較的小さなトルクでもって矢印Q1の方向に回動される。
図5に示されるように、筐体側ステーアーム2を時計回りの方向(矢印Q2の方向)に回動させると、ねじりコイルばね11は、ケース体14の外周面をより強固に締め付けようとし、ケース体14を矢印Q2の方向に回動させようとする。換言すれば、ねじりコイルばね11の内径が縮小し、ケース体14の外周面と密嵌状態となる。しかし、ケース体14は、調整ねじ23が締め込まれることによって生ずる摩擦力により、軸線P1の周りに回動することが抑止されている。このため、筐体側ステーアーム2は、摩擦抵抗に基づく緩衝作用を受けつつ、大きなトルクでもって矢印Q2の方向に回動される。
即ち、筐体側ステーアーム2が時計回りの方向(矢印Q1の方向)に回動されるときには、ねじりコイルばね11はケース体14から離れた形(低トルク)で回動し、筐体側ステーアーム2が反時計回りの方向(矢印Q2の方向)に回動されるときには、ねじりコイルばね11はケース体14と一体になった形(高トルク)で回動する。これは、筐体側ステーアーム2の回動方向によってねじりコイルばね11とケース体14とが断続されるというクラッチ作用を意味している。
次に、扉側ステーアーム4について説明する。図1及び図2に示されるように、扉側ステーアーム4の長手方向の一端部(筐体側ステーアーム2に近い側の端部)は円弧形状を呈していて、当該部分にカム部9が形成されている。また、筐体側ステーアーム2の他端部に設けられた溝部8には、コマ支持体24と圧縮ばね25とが挿入されている。コマ支持体24に設けられた二股部分には、円板状のコマ26が挿入されている。このコマ26は、支持ピン27により、コマ支持体24に対して回転可能に取り付けられている。扉側ステーアーム4のカム部9は、コマ支持体24を介して圧縮ばね25をその軸線方向(筐体側ステーアーム2の長手方向)に押圧した状態で、連結ピン5によって筐体側ステーアーム2と回動自在に連結される。このとき、コマ26は、圧縮ばね25の弾性復元力により、扉側ステーアーム4のカム部9に押圧される。即ち、筐体側ステーアーム2と扉側ステーアーム4とは、コマ26がカム部9を押圧する押圧力を受けながら、軸線P3を中心に折れ曲がる形態で回動(屈曲)される。
扉側ステーアーム4の他端部(筐体側ステーアーム2から遠い側の端部)は、連結ピン28により、ブラケット3と連結されている。そして、扉側ステーアーム4は、連結ピン28の軸線P2を中心に回動可能である。
第1実施例のステー101の作用について説明する。図6に示されるように、キャビネット54の筐体51の内壁面に取付座1が固定されるとともに、扉52の内面に、ブラケット3が固定される。扉52の閉状態で、筐体側ステーアーム2と扉側ステーアーム4とは、連結ピン5の軸線P3を中心に折れ曲り状態で配置されている。そして、扉側ステーアーム4のカム部9の作用により、扉52は、筐体51の開口を押し付けている。このため、扉52に何らかの外力が作用しても、扉52が開かれるおそれは少ない。
図7に示されるように、スライド蝶番53に支持されて扉52が開かれると、扉側ステーアーム4が各軸線P2,P3を中心に回動しながら持ち上げられる。それとともに、筐体側ステーアーム2が軸線P1を中心に矢印Q1の方向に回動しながら持ち上げられる。矢印Q1の方向は、ねじりコイルばね11の内周面が拡開する方向(ねじりコイルばね11の内周面がケース体14の外周面から離れる方向、図5参照)であるため、ねじりコイルばね11はケース体14の外周面を滑る。このため、扉52は低トルクで開かれる。扉52は、扉側ステーアーム4のカム部9の作用により、筐体51の開口面に対して、角度θの位置でいったん停止する。
更に、扉52が引き起こされると、上記と同様にして筐体側ステーアーム2と扉側ステーアーム4とがそれぞれ軸線P1〜P3を中心に回動しながら変位し、図8に示されるように、それらが一直線状態となって停止する。筐体側ステーアーム2は、矢印Q1と反対の方向(矢印Q2の方向)に回動するときには大きなトルクを必要とするため、何らかの外力が扉52に作用した場合であっても、扉52が閉じてしまうことが回避される。
扉52は、上記した工程の逆の作用によって閉じられる。前述したように、筐体側ステーアーム2を矢印Q2(図8参照)の方向に回動させるときには比較的大きなトルク(スペーサ19を介してケース体14が押圧されることによって生ずる摩擦力)が発生するため、このトルクに抗して回動させることが必要である。
本実施例のステー101の場合、ねじりコイルばね11のクラッチ機構200を利用しているため、取付座1に対して筐体側ステーアーム2を回転自在に取り付けることができる。これに対して、従来のステー(例えば、技術文献1に開示されるもの)では、ステーアームの回動角を大きくとることが困難(通常の場合、160°以下)であり、扉52を、例えば180°以上に開けたい場合に使用することが困難である。しかし、本実施例のステー101では、筐体側ステーアーム2の回転角度に制限はないため、扉52を、例えば180°以上に開けたい場合に使用することも可能である。また、ステー101の取付け位置の自由度も高くなる。
更に、本実施例のステー101では、ねじりコイルばね11の装着する向きを反対にすることにより、筐体側ステーアーム2を矢印Q1の方向に回動する際に、大きなトルクが作用するようにできる。即ち、上記したキャビネット54において、扉52を開くときに大きなトルクが作用し、閉じるときに小さなトルクが作用するようにもできる。
次に、図9及び図10を参照しながら、第2実施例のステー102について、第1実施例のステー101と異なる部分についてのみ説明する。第2実施例4のステー102では、ケース体29に収容されるスペーサ31は、より軟質の高分子材料(例えば、ポリプロピレン)より成る。
図10に示されるように、ケース体29の内面に装着されたスペーサ31は、蓋体32に挿通された調整ねじ23が締め込まれることにより、軸線P1の方向に押圧される。これにより、ケース体29とスペーサ31との間に摩擦力が生じ、ケース体29の回動が抑止される。なお、図10においては、ケース体29に装着された状態(押圧力が作用していない状態)のスペーサ31の外周面を二点鎖線で示し、押圧力が作用することによって軸線P1方向に圧縮されたスペーサ31が半径方向に拡大された状態を実線で示している。
図11に示されるように、スペーサ31の開口部分にすり鉢状の傾斜面31aを設けるとともに、蓋体32の裏面と段付き軸部との接合部に、スペーサ31の傾斜面31aに対応するテーパ形状部32aを形成してもよい。この場合、スペーサ31が斜めに押圧されるため、スペーサ31はケース体29を、軸線P1の方向だけでなく半径方向にも、より確実に押圧する。これにより、ケース体29とスペーサ31との間に、より大きな摩擦力が生じ、ケース体29の回動が確実に抑止される。
第2実施例のステー102の場合であっても、筐体側ステーアーム2の回転に制限はないため、第1実施例のステー101と同様な作用効果が奏される。
上記した各実施例のステー101,102において、ケース体14,29の内部にグリス(例えばシリコンオイル)等の潤滑剤を塗布したり、ケース体を含油樹脂で構成したりしてもよい。これにより、ねじりコイルばね11(即ち、筐体側ステーアーム2)を一層円滑に回動させることができる。
上記した各実施例のステー101,102は、キャビネット54の扉52(上蓋、下蓋)だけでなく、建物の天袋やライテイングビューロー等にも使用することができる。
本発明の第1実施例のステー101の斜視図である。 同じく分解斜視図である。 筐体側ステーアーム2の円筒部6の平面断面図である。 クラッチ機構の組付け状態を示す断面図である。 図3のX−X線断面図である。 キャビネット54の筐体51と扉52に固定されたステー101の正面図である。 扉52を開いて、いったん停止させた状態の作用説明図である。 扉52を全開させた状態の作用説明図である。 第2実施例のステー102の分解斜視図である。 第2実施例のステー102における筐体側ステーアーム2の円筒部6の平面断面図である。 別実施例のスペーサ31が取り付けられた筐体側ステーアーム2の円筒部6の平面断面図である。
符号の説明
101,102 ステー
200 クラッチ機構
1 取付座(本体側取付部)
2 筐体側ステーアーム(ステーアーム、本体側ステーアーム)
3 ブラケット(扉側取付部)
4 扉側ステーアーム(ステーアーム)
6 円筒部(基部)
6a 開口(貫通孔)
7 凹部
7a 底面(凹部の底壁部)
11 ねじりコイルばね(螺旋体)
12 回動支点軸(軸状体)
13 フリクション座(副摩擦抵抗体)
14,29 ケース体
14a 挿入穴(ケース体の外面)
14b 底面(ケース体の内底面)
17,18 座金(副摩擦抵抗体)
19,31 スペーサ(摩擦付与機構、摩擦抵抗体)
22,32 蓋体(摩擦付与機構、押圧体)
23 調整ねじ(摩擦付与機構、摩擦調整機構)
P1 軸線(本体側回動軸線)
P2 軸線(扉側回動軸線)

Claims (8)

  1. キャビネットの扉の内面に固定される扉側取付部と、そのキャビネットの固定壁の内面に固定される本体側取付部と、それら扉側取付部及び本体側取付部に対して互いに平行状に配置された扉側回動軸線及び本体側回動軸線の周りでそれぞれ回動可能に取り付けられ、中途位置での屈曲により前記扉を閉鎖し、伸長により開放するための折れ曲り式のステーアームとを備えるキャビネット用ステーであって、
    前記本体側回動軸線周りで回動する基部において、その本体側回動軸線を中心とし前記本体側取付部の位置する側とは反対向きに開口する凹部が形成された本体側ステーアームと、
    前記凹部に収納され、前記本体側ステーアームに周方向の一端が保持されてその本体側ステーアームと一体回動するコイル状の螺旋体と、前記凹部と同じ向きに開口するとともに、前記螺旋体の内側に嵌入されその螺旋体とともに回転可能なカップ状のケース体とを有し、前記本体側ステーアームが前記扉を閉鎖又は開放するいずれか一方向側に回転するとき、前記螺旋体はその内径が拡大することによって前記ケース体と遊嵌状態となって単独回転し、前記本体側ステーアームが他方向側に回転するとき、前記螺旋体はその内径が縮小することによって前記ケース体と密嵌状態となって一体回転するクラッチ機構と、
    前記本体側取付部とケース体とのうちいずれか一方に係合して一体化された状態で、それらのうちの他方に直接又は他部材を介して間接的に接触して前記ケース体の回転に対する摩擦抵抗を付与するための摩擦付与機構とを備え、
    前記本体側ステーアームが一方向側に回転するとき、前記螺旋体は前記ケース体とは切り離されて前記本体側ステーアームと一体的に回転する一方、前記本体側ステーアームが他方向側に回転するとき、前記螺旋体は前記摩擦付与機構で付与される摩擦抵抗に基づく緩衝作用を受けつつ、前記本体側ステーアームと一体的に回転することを特徴とするキャビネット用ステー。
  2. 前記摩擦付与機構は、前記本体側取付部に固定された状態で前記ケース体の内部に収納され、かつそのケース体の内底面及び/又は内周面に直接又は他部材を介して間接的に接触して当該ケース体の回転に対する摩擦抵抗を付与する環状の摩擦抵抗体を含むことを特徴とする請求項1に記載のキャビネット用ステー。
  3. 前記本体側ステーアームの凹部の開口及び前記ケース体の開口に対向配置されてそれらの開口を外側から覆うとともに、前記摩擦抵抗体を直接又は他部材を介して間接的に前記ケース体の内底面へ押圧する押圧体と、
    その押圧体を前記本体側取付部に固定するために、前記本体側ステーアーム、クラッチ機構及び摩擦抵抗体を前記本体側回動軸線に沿って貫通する軸状体と、
    前記押圧体を前記軸状体に沿って移動することにより前記ケース体に対する前記摩擦抵抗体の押圧力を調節し、それによって前記ケース体と摩擦抵抗体との間の摩擦力を調整する摩擦調整機構とを備えることを特徴とする請求項2に記載のキャビネット用ステー。
  4. 前記本体側ステーアームには、前記凹部の底壁部を前記本体側回動軸線方向に貫通する貫通孔が形成され、
    前記摩擦付与機構は、前記貫通孔に挿入されたケース体と前記本体側取付部との間に配置されて前記ケース体の外面と係合するとともに、前記本体側取付部の座面に直接又は他部材を介して間接的に接触して前記ケース体の回転に対する摩擦抵抗を付与するための接触端面を有する環状の副摩擦抵抗体を含むことを特徴とする請求項2に記載のキャビネット用ステー。
  5. 前記本体側ステーアームの凹部の開口及び前記ケース体の開口に対向配置されてそれらの開口を外側から覆うとともに、前記摩擦抵抗体を直接又は他部材を介して間接的に前記ケース体の内底面へ押圧する押圧体と、
    その押圧体を前記本体側取付部に固定するために、前記本体側ステーアーム、クラッチ機構、摩擦抵抗体及び副摩擦抵抗体を前記本体側回動軸線に沿って貫通する軸状体と、
    前記押圧体を前記軸状体に沿って移動することにより前記ケース体に対する前記摩擦抵抗体の押圧力を調節し、それによって前記ケース体と摩擦抵抗体との間の摩擦力及び前記本体側取付部と副摩擦抵抗体との間の摩擦力を同時に調整する摩擦調整機構とを備えることを特徴とする請求項4に記載のキャビネット用ステー。
  6. 前記摩擦抵抗体は前記押圧体及びケース体のいずれよりも硬度の低い高分子材料で構成され、
    前記摩擦調節機構によって前記本体側取付部と押圧体とが接近調節されたとき、前記摩擦抵抗体は前記本体側回動軸線方向に短縮されるに伴って、前記ケース体の内底面との接触面積が増大し、それによって前記ケース体と摩擦抵抗体との間の摩擦力が大きくなることを特徴とする請求項3又は5に記載のキャビネット用ステー。
  7. 前記摩擦調節機構によって前記本体側取付部と押圧体とが接近調節されたとき、前記摩擦抵抗体は前記本体側回動軸線方向に短縮されるに伴って、前記ケース体の内周面との接触面積が増大し、それによって前記ケース体と摩擦抵抗体との間の摩擦力が大きくなることを特徴とする請求項6に記載のキャビネット用ステー。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のキャビネット用ステーを備え、
    前記扉の内面に前記扉側取付部が固定され、前記固定壁の内面に前記本体側取付部が固定されるとともに、
    それら扉側取付部と本体側取付部とを前記折れ曲り式のステーアームが連結することを特徴とするキャビネット。
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