JPH1046898A - あおり止め - Google Patents

あおり止め

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JPH1046898A
JPH1046898A JP20469396A JP20469396A JPH1046898A JP H1046898 A JPH1046898 A JP H1046898A JP 20469396 A JP20469396 A JP 20469396A JP 20469396 A JP20469396 A JP 20469396A JP H1046898 A JPH1046898 A JP H1046898A
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plate
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Rikio Kamikado
力男 神門
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Nakanishi Metal Works Co Ltd
Shin Nikkei Co Ltd
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Nakanishi Metal Works Co Ltd
Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結板の板圧を薄くしても強度が高く、軽量
化およびコストダウンが可能なあおり止めを提供する。 【解決手段】 第1連結板15の連結部15a と第2連結板
16の連結部とが回動抵抗を有する状態で回動自在に連結
され、第1連結板15の取付部15b が障子取付枠11に、第
2連結板16の取付部16b が開き障子12にそれぞれ取付板
18、19を介して回動自在に取付けられる。回動範囲規制
板17の一端部が第2連結板に回動自在に取付けられ、規
制板17の他端部が第1連結板15のスリット24に移動自在
にかつ回動自在に係合され、第2連結板16が、第1連結
板15に重なるとともに規制板17の他端部がスリット24の
取付部15b 側の部分に位置する閉位置と、第1連結板15
に対して所定角度開くとともに規制板17の他端部がスリ
ット24の連結部15a 側の規制端に位置する全開位置との
間を回動するようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば窓、出
入口などにおいて、障子取付枠とそれに回動自在に取付
けられた開き障子とに取付けられて、障子を開いて状態
に保持するとともに、障子の開きすぎを防止するあおり
止めに関する。
【0002】なお、便宜上、以下の説明は窓障子のあお
り止めについて行うが、この発明は、たとえば出入口の
扉などあらゆる種類の開き障子のあおり止めに適用でき
る。
【0003】
【従来の技術】窓障子のあおり止めとして、従来、図1
0に示すようなものが知られている。
【0004】このあおり止めは、一端部(連結部)同志
が連結された2つの連結板(1)(2)と、それらの他端部
(取付部)に取付けられた取付板(3)(4)とから構成され
ている。第1連結板(1) の連結部の上面に第2連結板
(2) の連結部が重ねられ、これらがピン(5) 、皿ばね
(6) 、図示しないスペーサを介して所定の回動抵抗を有
する状態で回動自在に連結されている。第1連結板(1)
の取付部下面に第1取付板(3) の長さの中央部が、第2
連結板(2) の取付部上面に第2取付板(4) が、それぞれ
ピン(7) 、スペーサ(8) を介してほとんど抵抗なく回動
できるように取付けられている。第1連結板(1) の連結
部の端縁に上方に低く立上がったストッパ部(1a)が一体
に形成され、この連結部側の一方の側縁にストッパ部(1
a)に連続して上方に低く立上がった補強部(1b)が一体に
形成されている。連結板(1)(2)、取付板(3)(4)は、たと
えばステンレス鋼などで作られている。
【0005】上記のあおり止めは、たとえば、窓枠とそ
れに鉛直軸を中心に回動しうるように取付けられた窓障
子との間に取付けられる。その場合、あおり止めは、通
常、図10の状態を上下逆様にした状態、すなわち、上
から第1取付板(3) 、第1連結板(1) 、第2連結板(2)
、第2取付板(4) の順に重なった状態で使用され、第
1取付板(3) が窓枠の上部横枠部材の下面に、第2取付
板(4) が障子の上端面にねじにより固定される。
【0006】障子が閉じている場合、連結板(1)(2)と取
付板(3)(4)は一直線状に重なり合って、連結板(1)(2)が
閉じ、これらが枠部材の下面に重なっている。外開きの
障子の場合、障子が閉じた状態で第1連結板(1) の補強
部(1b)が屋内側に位置するように、第1連結板(1) が窓
枠に取付けられる。障子が開くと、窓枠に対して第1連
結板(1) が屋外側に回動して開くとともに、第1連結板
(1) に対して第2連結板(2) が補強部(1b)から離れる方
向に回動して開く。そして、障子が任意の位置まで開い
た状態において、連結板(1)(2)の連結部の回動抵抗によ
り、障子はその位置に保持される。また、図10に示す
ように第2連結板(2) の側縁が第1連結板(1) のストッ
パ部(1a)に当接することにより、それ以上の障子の開き
動作が阻止される。
【0007】上記のあおり止めが取付けられた障子に開
き方向の大きな力が作用して、第2連結板(2) がストッ
パ部(1a)に当接した場合、第1連結板(1) にそのストッ
パ部(1a)側の端部を図10の下側に曲げる方向の大きな
力が作用するとともに、第2連結板(2) にその取付板
(5) 側の部分を図10の上側に曲げる方向の大きな力が
作用する。このような力による連結板(1)(2)の変形を防
止するため、これらの板厚を厚くしたり、補強部(1a)を
形成したりする必要があり、あおり止めの重量が重くな
るとともに、材料費が高くつくという問題がある。ま
た、窓などには、障子が開くときに上から見て時計方向
に回動する勝手のものと、反時計方向に回動する逆の勝
手のものとがあるが、上記のあおり止めは、第1連結板
(1) の一側縁に補強部(1b)が形成されていて、第2連結
板(2) が第1連結板(1) の片側にしか回動できないた
め、上記の一方の勝手のものにしか使用できない。した
がって、両方の勝手の障子に対応するには、図10に示
す勝手のあおり止めと、これと第1連結板(1) の幅方向
中心線に関して対称な形状を有する逆の勝手のあおり止
めとを2種類準備しておく必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、連
結板の板厚を薄くしても強度が高く、軽量化およびコス
トダウンが可能なあおり止めを提供することにある。
【0009】この発明の目的は、また、障子の開き方向
が異なる場合にも同じものを使用できるあおり止めを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明によるあおり止めは、障子取付枠とこれに回動自在に
取付けられた開き障子との間に取付けられるあおり止め
であって、第1連結板の一端側の連結部と第2連結板の
一端側の連結部とが互いに重ね合わされるとともに所定
の回動抵抗を有する状態で回動自在に連結されて、前記
第1連結板と前記第2連結板とが開閉自在に連結されて
おり、一方の連結板の他端側の取付部が障子取付枠に回
動自在に取付けられ、他方の連結板の他端側の取付部が
開き障子に回動自在に取付けられるようになされたあお
り止めにおいて、前記第1連結板の連結部と取付部との
間の部分にその長さ方向にのびるスリットが形成され、
回動範囲規制板の一端部が前記第2連結板の連結部と取
付部との間の前記第1連結板側の面に重ね合わされて回
動自在に取付けられ、前記回動範囲規制板の他端部が前
記第1連結板の前記第2連結板側の面に重ね合わされて
前記スリットに移動自在にかつ回動自在に係合され、前
記第2連結板が、前記第1連結板に重なるとともに前記
回動範囲規制板の他端部が前記スリットの前記第1連結
板の取付部側の部分に位置する閉位置と、前記第1連結
板に対して所定角度開くとともに前記回動範囲規制板の
他端部が前記スリットの前記第1連結板の連結部側の規
制端に位置する全開位置との間を回動するようになされ
ていることを特徴とするものである。
【0011】このあおり止めは、たとえば、第1連結板
が上になった状態で使用され、第1連結板の取付部が窓
枠の上部横枠部材の下面に、第2連結板の取付部が窓障
子の上端面に、それぞれ回動自在に取付けられる。障子
が閉じている場合、第2連結板は閉位置にあり、横枠部
材の下面と障子の上端面との間において、2つの連結板
と回動範囲規制板が一直線状に重なり合っている。この
とき、規制板の他端部はスリットの第1連結板の取付部
側の部分に位置している。障子が開くと、第1連結板が
横枠部材に対して障子と同じ側に離れる方向に回動する
とともに、第2連結板が第1連結板の片側に回動して開
き、これにより、規制板の他端部がスリットの規制端側
に移動する。そして、障子が任意の位置まで開いた状態
において、2つの連結板の連結部の回動抵抗により、障
子はその位置に保持される。第2連結板が全開位置に回
動するまで障子が開くと、規制板の他端部がスリットの
規制端に達し、第2連結板のそれ以上の回動が阻止さ
れ、その結果、障子のそれ以上の開き動作が阻止され
る。
【0012】このように、2つの連結板の間に取付けら
れた規制板の他端部が第1連結板のスリットの規制端に
達することにより障子の開き動作が阻止されるので、障
子に開き方向の大きな力が作用しても、2つの連結板に
大きな曲げ力が作用することがない。このため、連結板
の板厚を比較的薄くしても強度が高く、あおり止めの軽
量化およびコストダウンが可能である。
【0013】たとえば、前記第1連結板に、前記第2連
結板が全開位置まで開いたときに前記第2連結板に接触
するか近接して前記第2連結板が全開位置からさらに開
くことを阻止するストッパが設けられている。
【0014】このようにすれば、障子に開き方向の大き
な力が作用して第2連結板が全開位置からさらに開く方
向に回動しようとしても、第2連結板がストッパに当接
することにより回動が阻止されるため、さらに強度が高
くなる。
【0015】たとえば、前記第2連結板が、前記第1連
結板の幅方向片側の全開位置から、閉位置を経て、前記
第1連結板の幅方向反対側の全開位置まで回動しうるよ
うになされている。
【0016】この場合、第2連結板を第1連結板の幅方
向反対側において回動させるようにすることにより、あ
おり止めの勝手を逆にすることができ、1種類のあおり
止めを準備しておけば、これを障子の開き方向が異なる
いずれの障子にも使用することができる。したがって、
従来のように勝手の異なる2種類のあおり止めを準備し
ておく必要がなく、経済的である。
【0017】たとえば、前記第1連結板に、前記第2連
結板が両側の全開位置まで開いたときに前記第2連結板
に接触するか近接して前記第2連結板が両全開位置から
さらに開くことを阻止するストッパが設けられている。
【0018】この場合も、規制板とストッパによって第
2連結板が全開位置からさらに回動することが阻止され
るため、さらに強度が高くなる。
【0019】たとえば、前記各連結板の取付部に、障子
取付枠または障子に固定される取付板が回動自在に取付
けられている。
【0020】このようにすれば、取付板をねじなどで障
子取付枠あるいは障子に固定するだけで、2つの連結板
を障子取付枠および障子に簡単に回動自在に取付けるこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。
【0022】図1はこの発明によるあおり止めが使用さ
れた窓を上から見た斜視図、図2はそのあおり止めの部
分を拡大して上から見た斜視図、図3はあおり止めを上
から見た分解斜視図、図4は窓枠に取付けられた開状態
のあおり止めの底面図(図1のIV−IV線の拡大矢視
図)、図5は同閉状態のあおり止めの底面図、図6は図
4のあおり止めの一部を拡大して示す底面図、図7は図
6のVII −VII 線の断面図、図8は図4のVIII−VIII線
の拡大断面図である。また、図9は、図1〜図8と異な
る使用状態における開状態のあおり止めの底面図(図4
相当の図面)である。
【0023】図1に示すように、建物の壁(10)の開口部
に取付けられた長方形の窓枠(11)の一方の縦枠部材(11
a) に、長方形の窓障子(12)が複数の蝶番(13)により鉛
直軸を中心に回動しうるように取付けられ、窓枠(11)の
上部横枠部材(11b) の下面と障子(12)の上端面すなわち
上部横框(12a) の上面との間にあおり止め(14)が取付け
られている。障子(12)は、上から見て時計方向に回動す
ることにより屋外側に開くようになっている。なお、以
下の説明において、あおり止め(14)の上下は図1および
図2に示す使用状態についていうものとする。したがっ
て、図1〜図3、図7および図8については、図面の上
下が上下となるが、図4〜図6および図9については、
紙面表側が下側になる。また、回動方向については、上
から見た状態をいうものとする。
【0024】図2および図3に示すように、あおり止め
(14)は、第1連結板(15)、第2連結板(16)、回動範囲規
制板(17)、第1取付板(18)および第2取付板(19)を備え
ている。第1連結板(15)の一端側の連結部(15a) と第2
連結板(16)の一端側の連結部(16a) とが上下に重ね合わ
されて、所定の回動抵抗(摩擦抵抗)を有する状態で回
動自在に連結され、第1連結板(15)の他端側の取付部(1
5b) に第1取付板(18)が、第2連結板(16)の他端側の取
付部(16b) に第2取付板(19)がそれぞれ回動自在に取付
けられている。また、規制板(17)の両端部が2つの連結
板(15)(16)に取付けられている。
【0025】連結板(15)(16)、規制板(17)および取付板
(18)(19)は、それぞれ、水平で細長い略長方形状をな
し、幅方向に関して対称形状に形成されている。また、
これらは金属製、たとえば、SUS430LMなどのス
テンレス鋼製である。
【0026】第1連結板(15)の両端部は中間のほぼ一定
幅の部分より幅が狭く、連結部(15a) の端部は先端側が
幅の狭い台形状に、取付部(15b) の端部は半円状に形成
されている。連結部(15a) の端部の幅方向両側縁に、下
方に低く立上がった長方形状のストッパ(20)(21)が一体
に形成されている。連結部(15a) および取付部(15b)の
幅方向中心線上に円形穴(22)(23)がそれぞれ形成され、
これらの穴(22)(23)の間の幅方向中心線上であって取付
部(15b) 側の部分に、連結板(15)の長さ方向にのびるス
リット(24)が形成されている。連結板(15)の幅方向両側
の側縁寄りの部分に、たとえばプレス加工などにより上
方に低く突出して連結板(15)の長さ方向にのびる補強リ
ブ(25)が形成されている。
【0027】第2連結板(16)の幅はほぼ一定であり、そ
の両端部は半円状に形成されている。そして、連結部(1
6a) の円形状の部分が中間部より上方に、取付部(16b)
の円形状の部分が中間部より下方に、それぞれ平行に少
し偏位させられている。連結部(16a) および取付部(16
b) の幅方向中心線上に円形穴(26)(27)が形成され、こ
れらの間であって連結部(16a) 寄りの部分の幅方向中心
線上に、円形穴(28)が形成されている。好ましくは、第
2連結板(16)の2つの穴(26)(27)の中心の相互間距離は
第1連結板(15)の2つの穴(22)(23)の中心の相互間距離
とほぼ等しい。連結板(16)の幅方向両側の側縁寄りの部
分に、下方に低く突出して連結板(16)の長さ方向にのび
る前記同様の補強リブ(29)が形成されている。
【0028】規制板(17)の幅はほぼ一定であり、その両
端部は円弧状に形成されている。そして、規制板(17)の
両端部の幅方向中心線上に、円形穴(30)(31)が形成され
ている。
【0029】第1取付板(18)の幅はほぼ一定であり、そ
の両端部の幅方向中心線上に円形のねじ取付穴(32)が形
成されている。取付板(17)の長さの中央の略円形状の部
分が片面側に平行に少し偏位させられており、この部分
の中心に取付板(17)の長さ方向にのびる長穴(33)が形成
されている。第2取付板(19)には第1取付板(18)と同じ
ものが使用されており、対応する部分には同一の符号を
付している。
【0030】第2連結板(16)の連結部(16a) の上下両面
に、たとえばナイロン12などの合成樹脂製の円形スペ
ーサ(34)(35)が重ねられている。これらは同じ形状のも
のであり、中心に円形穴(36)が形成され、穴(36)の周縁
に片面側に突出した短い円筒部(37)が一体に形成されて
いる。そして、上下のスペーサ(34)(35)の円筒部(37)
が、連結板(16)の穴(26)に上下両側からほとんど隙間な
くはめられている。上下のスペーサ(34)(35)の円筒部(3
7)の高さの和は連結板(16)の連結部(16a) の板厚より少
し小さく、スペーサ(34)(35)は連結部(16a) の上下両面
に密着する。上側のスペーサ(34)の上に第1連結板(15)
の連結部(15a) が重ねられ、さらにその上に、金属製、
たとえば、SUS304製の皿ばね(38)が重ねられてい
る。下側のスペーサ(35)の下に、金属製、たとえば、S
US430LMなどのステンレス鋼製の座金(39)が重ね
られている。座金(39)には、その円形状の部分から半径
方向外側に張出した回り止め部(39a) が一体に形成され
ている。回り止め部(39a) の先端部は先端側の幅が狭く
なった台形状に形成されている。そして、座金(39)の円
形状の部分と回り止め部(38a) の台形状の部分とを除く
部分が、下側に平行に少し偏位させられている。座金(3
9)の円形状の部分の中心に、円の一部に幅の狭い平行部
が形成された小判状の回り止め穴(40)が形成されてい
る。金属製、たとえば、SUS430などのステンレス
鋼製のピン(41)が皿ばね(38)の上方から挿入され、ピン
(41)の下端部が座金(39)に固定されている。ピン(41)の
上端に頭部(41a) が一体に形成され、ピン(41)の下部の
両側が互いに平行な平坦面になるように取り除かれて、
円の一部に幅の狭い平行部が形成された小判状の断面形
状を有する回り止め部(41b) が形成されている。ピン(4
1)の上部の断面円形状の部分が、皿ばね(38)および連結
板(15)の穴(22)内のスペーサ(34)(35)の穴(36)を挿通
し、皿ばね(38)を圧縮した状態で、ピン(41)の回り止め
部(41b) が座金(39)の回り止め穴(40)にはめられて、そ
の下端部が座金(39)にかしめ止められている。ピン(41)
の回り止め部(41a) が座金(39)の回り止め穴(40)にはめ
られていることにより、座金(39)に対するピン(41)の回
動が阻止されている。また、座金(39)の回り止め部(39
a) が第1連結板(15)の2つのストッパ(20)(21)の間に
ほとんど隙間なくはめられており、これにより、第1連
結板(15)に対する座金(39)およびピン(41)の回動が阻止
されている。さらに、上記のように、ピン(41)の頭部(4
1a) と座金(39)との間に、圧縮状態の皿ばね(38)、第1
連結板(15)、スペーサ(34)、第2連結板(16)およびスペ
ーサ(35)が圧着状態で挟まれており、これら相互間の摩
擦力により、2つの連結板(15)(16)の間に所定の回動抵
抗が付与されている。
【0031】第2連結板(16)の中間部の上面から第1連
結板(15)の下面までの高さは規制板(17)の板厚よりわず
かに大きく、これらの面の間に規制板(17)が配置されて
いる。規制板(17)の一端部が第2連結板(16)の上面に重
ねられ、金属製、たとえば、SUS430などのステン
レス鋼製の段付ピン(42)が連結板(16)の穴(28)および規
制板(17)の穴(30)に下から通されて、ピン(42)の上端部
が規制板(17)にかしめ止められている。そして、規制板
(17)が、ピン(42)とともに、連結板(16)に対してほとん
ど抵抗なく回動しうるようになっている。規制板(17)の
他端部が第1連結板(15)の下面に重ねられ、ピン(42)と
同一材質、同一形状の段付ピン(43)が連結板(15)のスリ
ット(24)および規制板(17)の穴(31)に通されて、ピン(4
3)の下端部が規制板(17)にかしめ止められている。そし
て、ピン(43)がスリット(24)に沿ってほとんど抵抗なく
移動しうるとともに、規制板(17)が、ピン(43)ととも
に、連結板(15)に対してほとんど抵抗なく回動しうるよ
うになっている。
【0032】第1取付板(18)は、長穴(33)の部分が下側
に突出するような姿勢で、第1連結板(15)の取付部(15
b) の上面に取付けられている。取付板(18)の長穴(33)
の部分の上下両面に、たとえばナイロン12などの合成
樹脂製の円形スペーサ(44)(45)が重ねられている。これ
らは同じ形状のものであり、中心に取付板(18)の長穴(3
3)より少し寸法の小さい長穴(46)が形成され、長穴(46)
の周縁に片面側に突出した短い筒部(47)が一体に形成さ
れている。そして、上下のスペーサ(44)(45)の筒部(47)
が取付板(18)の長穴(33)に上下両側からほとんど隙間な
くはめられ、スペーサ(44)(45)が取付板(18)の上下両面
に密着している。下側のスペーサ(45)の下に連結板(15)
の取付部(15b) が重ねられ、金属製、たとえば、SUS
430などのステンレス鋼製の段付ピン(48)が取付板(1
8)の長穴(33)内のスペーサ(44)(45)の長穴(46)および連
結板(15)の穴(23)に通されて、ピン(48)の下端部が連結
板(15)にかしめ止められている。そして、ピン(48)がス
ペーサ(44)(45)の長穴(46)内を取付板(18)の長さ方向に
ほとんど抵抗なく移動しうるとともに、連結板(15)が、
ピン(48)とともに、取付板(18)に対してほとんど抵抗な
く回動しうるようになっている。
【0033】第2取付板(19)は、第1取付板(18)を上下
逆様にした状態で、第2連結板(16)の取付部(16b) の下
面に同様に取付けられる。第2取付板(19)の取付部分に
おいて、第1取付板(18)の取付部分に対応する部分には
同一の符号を付している。
【0034】第2連結板(16)は、第1連結板(15)に対し
て、第2および図4に示すような片側の全開位置(第1
全開位置)から図5に示すような閉位置を経て図9に示
すような反対側の全開位置(第2全開位置)まで回動し
うるようになっている。第2連結板(16)が閉位置にある
場合、2つの連結板(15)(16)とこれらの間の規制板(17)
が一直線状に重なり合い、これらが幅方向中心線に対し
て対称になっている。また、規制板(17)のピン(43)が、
第1連結板(15)のスリット(24)の取付部(15b)側の端部
近傍に位置している。第2連結板(16)が開いていくと、
規制板(17)のピン(43)がスリット(24)内を連結部(15a)
側に移動し、全開位置まで開くと、規制板(17)のピン(4
3)はスリット(24)の連結部(15a) 側の規制端に達する。
第1全開位置まで開いたときには、第2連結板(16)は第
1連結板(15)の第1ストッパ(20)に接触するか近接する
ようになっている。反対に、第2全開位置まで開いたと
きには、第2連結板(16)は第1連結板(15)の第2ストッ
パ(21)に接触するか近接するようになっている。
【0035】第1取付板(18)は、窓枠(11)の横枠部材(1
1b) の下面にこれと平行になるように配置され、穴(32)
に下から通されたねじ(49)により固定される。第2取付
板(19)は、障子(12)の上端面にこれと平行になるように
配置され、穴(32)に上から通されたねじ(49)により固定
される。
【0036】障子(12)が閉じている場合、図5に示すよ
うに、第2連結板(16)は閉位置にあり、窓枠(11)の横枠
部材(11b) の下面と障子(12)の上端面との間において、
第1取付板(18)、第1連結板(15)、規制板(17)、第2連
結板(16)および第2取付板(19)が一直線状に重なり合っ
て、これら全体が幅方向中心線に対して対称な状態にな
っている。障子(12)が開くと、第1連結板(15)が横枠部
材(11b) に対して障子(12)と同じ側に離れる方向(時計
方向)に回動するとともに、第2連結板(16)が第1連結
板(15)に対し反時計方向に回動して第1全開位置側に開
く。そして、障子(12)が任意の位置まで開いた状態にお
いて、2つの連結板(15)(16)の連結部(15a)(16a)の回動
抵抗により、障子(12)はその位置に保持される。障子(1
2)がさらに開いて第2連結板(16)が全開位置まで回動す
ると、図2および図4に示すように、規制板(17)のピン
(43)がスリット(24)の規制端に達し、第2連結板(16)の
それ以上の回動が阻止され、その結果、障子(12)のそれ
以上の開き動作が阻止される。また、障子(12)に開き方
向の大きな力が作用して第2連結板(16)が全開位置から
さらに開く方向に回動しようとしても、第2連結板(16)
がストッパ(20)に当接することにより、第2連結板(16)
の回動および障子(12)の開きが阻止される。
【0037】このように、2つの連結板(15)(16)の間に
取付けられた規制板(17)の端部のピン(43)が第1連結板
(15)のスリット(24)の規制端に達することにより障子(1
2)の開き動作が阻止されるので、障子(12)に開き方向の
大きな力が作用しても、2つの連結板(15)(16)に大きな
曲げ力が作用することがない。このため、連結板(15)(1
6)の板厚を比較的薄くしても強度が高く、あおり止め(1
4)の軽量化およびコストダウンが可能である。また、連
結板(15)(16)に補強リブ(25)(29)が形成されているの
で、連結板(15)(16)の強度がさらに高くなり、連結板(1
5)(16)の板厚をさらに薄くすることが可能になる。しか
しながら、補強リブ(25)(29)は必ずしも必要ではない。
【0038】上記のあおり止め(14)では、規制板(17)と
ストッパ(20)(21)以外に第1連結板(15)に対する第2連
結板(16)の回動を規制するものがないので、第2連結板
(16)は閉位置を中心に第1連結板(15)の両側に回動する
ことができる。このため、1種類のあおり止め(14)を、
図1のような勝手の窓障子(12)だけでなく、これと逆の
勝手の窓障子にも使用することができる。
【0039】図9は、上記と同じあおり止め(14)を図1
の窓障子(12)と逆の勝手の窓障子(50)に使用した状態を
示している。図9において、第1〜図8のものに対応す
る部分には同一の符号を付している。
【0040】この場合、窓障子(50)は窓枠(11)の上記と
反対側の縦枠部材(11c) に回動自在に取付けられ、反時
計方向に回動することにより屋外側に開くようになって
いる。あおり止め(14)は、窓枠(11)とその幅方向中央に
おいて直交する鉛直面に対して上記の場合と対称になる
ような状態で窓枠(11)の上部横枠部材(11b) と障子(50)
の上面との間に取付けられる。障子(12)が閉じている場
合は、あおり止め(14)は、図5のものを左右対称にした
ような状態になる。そして、障子(12)が開くと、第1連
結板(15)は反時計方向に回動し、第2連結板(16)は第2
全開位置側に回動する。
【0041】他は、図1〜図8の場合と同様である。
【0042】上記のあおり止め(14)では、連結板(15)(1
6)および規制板(17)が幅方向に関して対称に形成されて
いるので、勝手を逆にしても、形状に差がなく、全く同
様に使用することができる。しかしながら、連結板(15)
(16)および規制板(17)は必ずしも幅方向に関して対称に
形成される必要はない。
【0043】また、上記のあおり止め(14)では、第2連
結板(16)が、第1連結板(15)に対して、閉位置を中心に
両側に回動できるようになっているので、あおり止め(1
4)を1種類だけ準備しておけば、これを勝手が異なるい
ずれの障子にも使用することができる。しかしながら、
第2連結板(16)は、第1連結板(15)に対して、必ずしも
両側に回動できるようになっている必要はない。
【0044】さらに、上記のあおり止め(14)では、取付
板(18)(19)をねじ(49)で窓枠(11)あるいは障子(12)(50)
に固定するだけで、連結板(15)(16)をこれらに簡単に回
動自在に取付けることができ、連結板(15)(16)の取付部
(15a)(16a)のピン(48)が取付板(18)(19)の長さ方向に移
動することにより、窓枠(11)、障子(12)(50)、あおり止
め(14)の寸法誤差や取付誤差などが吸収される。したが
って、これらにあまり高い精度が要求されず、製作、取
付けが容易である。しかしながら、連結板(15)(16)は、
取付板(18)(19)に対して、必ずしも移動自在に取付けら
れる必要はない。また、この発明は、取付板(18)(19)を
用いずに連結板(15)(16)が窓枠(11)あるいは障子(12)(5
0)に直接取付けられる形式のあおり止めにも適用でき
る。
【0045】上記実施形態では、第1連結板(15)が窓枠
(11)側に、第2連結板(16)が障子(12)側に取付けられて
いるが、第2連結板(16)が窓枠(11)側に、第1連結板(1
5)が障子(12)側に取付けられてもよい。
【0046】また、上記のあおり止め(14)は、水平軸を
中心に回動する開き障子にも適用できる。
【0047】あおり止めの各部の構成は、上記実施形態
のものに限らず、適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明によるあおり止めの使用状態
を示す窓の斜視図である。
【図2】図2は、図1のあおり止めの部分を拡大して示
す斜視図である。
【図3】図3は、あおり止めの分解斜視図である。
【図4】図4は、開状態のあおり止めの底面図(図1の
IV−IV線の拡大矢視図)である。
【図5】図5は、閉状態のあおり止めの底面図である。
【図6】図6は、図4のあおり止めの一部を拡大して示
す底面図である。
【図7】図7は、図6のVII −VII 線の断面図である。
【図8】図8は、図4のVIII−VIII線の拡大断面図であ
る。
【図9】図9は、図1〜図8と異なる使用状態における
開状態のあおり止めの底面図である。
【図10】図10は、従来例を示すあおり止めの斜視図
である。
【符号の説明】
(11) 窓枠(障子取付枠) (12) 窓障子(開き障子) (14) あおり止め (15) 第1連結板 (15a) 連結部 (15b) 取付部 (16) 第2連結板 (16a) 連結部 (16b) 取付部 (17) 回動範囲規制板 (18) 第1取付板 (19) 第2取付板 (20)(21) ストッパ (24) スリット (25)(29) 補強リブ (33) 長穴 (48) 段付ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】障子取付枠とこれに回動自在に取付けられ
    た開き障子との間に取付けられるあおり止めであって、
    第1連結板の一端側の連結部と第2連結板の一端側の連
    結部とが互いに重ね合わされるとともに所定の回動抵抗
    を有する状態で回動自在に連結されて、前記第1連結板
    と前記第2連結板とが開閉自在に連結されており、一方
    の連結板の他端側の取付部が障子取付枠に回動自在に取
    付けられ、他方の連結板の他端側の取付部が開き障子に
    回動自在に取付けられるようになされたあおり止めにお
    いて、 前記第1連結板の連結部と取付部との間の部分にその長
    さ方向にのびるスリットが形成され、回動範囲規制板の
    一端部が前記第2連結板の連結部と取付部との間の前記
    第1連結板側の面に重ね合わされて回動自在に取付けら
    れ、前記回動範囲規制板の他端部が前記第1連結板の前
    記第2連結板側の面に重ね合わされて前記スリットに移
    動自在にかつ回動自在に係合され、前記第2連結板が、
    前記第1連結板に重なるとともに前記回動範囲規制板の
    他端部が前記スリットの前記第1連結板の取付部側の部
    分に位置する閉位置と、前記第1連結板に対して所定角
    度開くとともに前記回動範囲規制板の他端部が前記スリ
    ットの前記第1連結板の連結部側の規制端に位置する全
    開位置との間を回動するようになされていることを特徴
    とするあおり止め。
  2. 【請求項2】前記第1連結板に、前記第2連結板が全開
    位置まで開いたときに前記第2連結板に接触するか近接
    して前記第2連結板が全開位置からさらに開くことを阻
    止するストッパが設けられていることを特徴とする請求
    項1のあおり止め。
  3. 【請求項3】前記第2連結板が、前記第1連結板の幅方
    向片側の全開位置から、閉位置を経て、前記第1連結板
    の幅方向反対側の全開位置まで回動しうるようになされ
    ていることを特徴とする請求項1のあおり止め。
  4. 【請求項4】前記第1連結板に、前記第2連結板が両側
    の全開位置まで開いたときに前記第2連結板に接触する
    か近接して前記第2連結板が両全開位置からさらに開く
    ことを阻止するストッパが設けられていることを特徴と
    する請求項3のあおり止め。
  5. 【請求項5】前記各連結板の取付部に、障子取付枠また
    は障子に固定される取付板が回動自在に取付けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項のあお
    り止め。
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CN110043145A (zh) * 2019-06-03 2019-07-23 山东正华建筑科技有限公司 一种折叠风撑及其工作方法

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