JPH09416U - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09416U
JPH09416U JP71697U JP71697U JPH09416U JP H09416 U JPH09416 U JP H09416U JP 71697 U JP71697 U JP 71697U JP 71697 U JP71697 U JP 71697U JP H09416 U JPH09416 U JP H09416U
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JP
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images
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Pending
Application number
JP71697U
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English (en)
Inventor
章吾 大根田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09416U publication Critical patent/JPH09416U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像度のよい出力画像が得られるようにす
る。 【解決手段】 1つの撮影画像を複数に分割して撮影し
た複数の画像を記録媒体(ビデオフロッピ21)に記録
し、その画像を再生手段(フロッピディスク・ドライブ
23)により再生し、その再生された複数の画像を記憶
手段(ページメモリ27)に一画面として組み合せて記
憶する。その際、一画面における複数の画像の互いに隣
接する重なり位置を検出してその画像の重なり位置を、
CPU22による組み合わせ手段が適切に継ぎ合わせ、
ペジメモリ27に一画面として組み合わされて記憶され
た複数の画像を、出力手段であるプリンタ30により一
括して出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スチルビデオカメラ,VTR等のビデオ画像をプリンタ等の外部機 器に出力する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、フロッピーディスク等の磁気的媒体にビデオ信号(画像信号)を記録す るスチルビデオカメラが開発され、カメラで撮影した画像をテレビ画面に表示さ せることにより、従来の銀塩写真のように現像・焼付けなどの工程を経ずに、撮 影された画像を即時に見ることが可能になった。 また、テレビで見るだけでなく銀塩写真のように紙にプリントしたいという要 求もあり、現在ビデオプリンタで出力することができる。
【0003】 しかし、プリント出力の画像サイズの大きさは、ビデオ信号をそのまま出力し た場合は、プリンタの画素密度により一義的に決ってしまい、より大きなプリン ト画像を出力したい場合には、ビデオ信号、あるいはそれをデジタイズした画像 データに対して拡大処理をする必要が有る。
【0004】 すなわち従来の画像処理装置は、図8に示すように、ビデオフロッピ1に記録 された画像信号(画像データ)は、CPU2の指示によりフロッピ・ディスク・ ドライブ3(再生手段)で読み出され、FDD・I/FF(インターフェース) 4でA/D変換されてフレームメモリ6に入り、このフレームメモリ6から取り 出された画像データは拡大回路7を通って拡大処理され、プリンタI/F(イン タフェース)8を通してプリンタ10に出力され拡大画像を得る。 なお、プリンタ10への出力指示、拡大率に設定などはCPU2が行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の画像処理装置にあっては、基になる画像信号 がテレビの規格(NTSC方式)に依存し、従来のカメラの銀塩写真に比較して 情報量が少ないために、拡大回路7により拡大処理して画像サイズを大きくして も、拡大された出力プリントはその画質、特に解像度が良い画像が得られないと いう欠点が有った。 そこで本考案は、このような問題を解決することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案による画像処理装置は、1つの撮影画像を 複数に分割して撮影した複数の画像を記録する記録媒体と、この記録媒体に記録 された画像を再生する再生手段と、この再生手段により再生された複数の画像を 一画面として組み合わせて記憶する記憶手段と、前記一画面における複数の画像 の互いに隣接する重なり位置を検出し、前記複数の画像の前記重なり位置を適切 に継ぎ合わせる組み合わせ手段と、前記記憶手段に記憶されて一画面として組み 合わされた複数の画像を一括して出力する出力手段とによって構成したものであ る。
【0007】
【作用】
このような構成の画像処理装置によれば、1つの撮影画像を複数に分割して撮 影した複数の画像を記録する記録媒体からその画像を再生手段により再生し、こ の再生された複数の画像を記憶手段が一画面として組み合せて記憶し、その一画 面における複数の画像の互いに隣接する重なり位置を検出してその画像の重なり 位置を組み合わせ手段が適切に継ぎ合わせ、記憶手段に記憶され一画面として組 み合わされた複数の画像を出力手段により一括して出力する。 このように、被写体を部分的に撮影して、全体を一画面に合成してからプリン トアウトすることにより、画像の画質、特に解像度の良い大きなプリントを得る ことができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図7は本考案 による画像処理装置の一実施形態を示す図である。
【0009】 図1において、21は、1つの撮影画面を複数に分割して撮影した複数の画像 (たとえば図4における画面を4つに分割した画像A,B,C,D。但し斜線部 は互いに隣接する重なり部)を記憶するビデオフロッピ(記録媒体)、23はこ のビデオフロッピ21を装填して記憶された画像を信号として取出すフロッピデ ィスク・ドライブ(再生手段)である。
【0010】 24は取出した画像信号のA/D変換等を行うFDD・I/F(インタフェー ス)、26はこのA/D変換された画像信号を一時記憶するフレームメモリ、2 7は複数の画像を一画面として組み合わせて記憶するページメモリ(記憶手段) 、28はページメモリ27の画像データをプリンタ30に出力するプリンタI/ F(インタフェース)、30はページメモリ27における複数の画像を一括して 出力するプリンタ(出力手段)である。
【0011】 22は、FDD・I/F24,フレームメモリ26,ページメモリ27,プリ ンタI/F28等を、所定のプログラムに沿って操作させるとともに、データを 取出したり格納したりする作業を行うほか、後述するような画像の組み合せ作業 を行うCPU(組み合せ手段)である。
【0012】 このような画像処理装置の動作を、図2および図3のフローチャートに沿って 説明する。 まず、ビデオフロッピ21に記録された複数の画像は、CPU22の指示に基 づいて、フロッピディスク・ドライブ23により画像の1つに相当するデータを 読出してFDD・I/F24に入力させる(図2におけるステップP1)。
【0013】 FDD・I/F24は、画像データをA/D変換してフレームメモリ26に入 力させ、さらにCPU22の指示により画像データはページメモリ27に入力さ れる(同図におけるステップP2)。 このときのページメモリ27の記憶エリアに記憶された画像の状態を示すと、 図5のように第1の画像Aは画面のたとえば左上に格納される。
【0014】 次に再び、フロッピディスク・ドライブ23により先の画像と隣合う画像に相 当する画像Bを読出してFDD・I/F24に入力させる(図2におけるステッ プP3)。 この画像データも、フレームメモリ26を経てページメモリ27に転送され( 同図におけるステップP4)、最終的には図6に示すように画像Aの下側に画像 Bが格納される。 このような位置にうまく格納するためには、先にページメモリ27内に入力さ れた画像Aと隣接する重なり位置(斜線部)がまず検出される(図2におけるス テップP5)。
【0015】 上記ステップP5は、詳しくは図3のフローチャートに沿って行われる。 すなわち、画像Bをまず図6中下側から画像Aに接近させていって、Y座標方 向に一画素分重ならせる(図3におけるステップP1)。ここで、重なった部分 の画像AとBの互いに重なった一列の全画素間の濃密度の差分の一画素当りの平 均を計算する(図3におけるステップP2)。
【0016】 次に、Y座標方向で画素のすべての組み合せについて計算が終ったか判別し( 同図におけるステップP3)、終っていないときは(同ステップP3においてN O)、画像BをさらにY座標方向(図6中上方)に1画素分ずらして重ね(図3 におけるステップP1)、その重なった部分について同様に全画素間の濃密度の 差分の一画素当りの平均を計算する(同図におけるステップP2)。
【0017】 このような動作を何度も繰返して、Y座標の方向で画素のすべての組み合せに ついて計算が終ったと判別したときは(同図におけるステップP3においてYE S)、上記計算による平均値の極小値を検出して、そのような組み合せの画素が 一致するように、画素BをAに重ね合わせて固定して格納する(同図におけるス テップP4)。
【0018】 次に、ページメモリ27に転送された画像Cは、最終的は図7に示すように画 像Aの右側に格納される。このためには同図中画像Cを右側から画像Aに接近さ せていって、X座標方向に一画素分重ならせる(図3におけるステップP1)。 ここで、重なった部分の画像AとBの互いに重なった一列の全画素間の濃密度の 差分の一画素当りの平均を計算する(同図におけるステップP2)。
【0019】 その後、画像Cをさらに図7中X座標方向に1画素分ずらして重ね(図3にお けるステップP1)、その重なった部分について同様に全画素間の差分の一画素 当りの平均を計算する(同図におけるステップP2)。
【0020】 このような動作を何度も繰返して、X座標の方向でのすべての組み合せについ て計算が終ったと判別したときは(図3におけるステップP3においてYES) 、上記計算による平均値の極小値を検出して、そのような組み合わせの画素が一 致するように、画像CをAに重ね合わせて固定して格納する(図3におけるステ ップP4)。
【0021】 次に、ページメモリ27に転送された画像Dは、最終的は図4に示すように画 像Cの下側で画像Cの下側で画像Bの右側に格納される。このためには同図中画 像Dを右下側から画像Cに接近させていって、Y座標方向に一画素分重ならせる (図3におけるステップP1)。ここで、重なった部分の画像AとBの互いに重 なった一列の全画素間の濃密度の差分の一画素当りの平均を計算する(同図にお けるステップP2)。
【0022】 そして、画像Dをさらに図4中Y座標方向に1画素分ずらして重ね(図3にお けるステップP1)、その重なった部分について同様に全画素間の濃密度の差分 の一画素当りの平均を計算する(同図におけるステップP2)。
【0023】 このような動作を何度も繰返して、Y座標の方向でのすべての組み合せについ て計算が終ったと判別したときは(同図におけるステップP3においてYES) 、上記計算による平均値の極小値を検出して、そのような組み合わせの画素が一 致するように、画像DをCに重ね合わせて固定する(同図におけるステップP4 )。
【0024】 次に、図4中画像Dを画像Bに向かってX座標方向に1画素分重ならせる(同 図におけるステップP5)。ここで重なった部分でやはり全画素の濃密度の差分 の一画素当りの平均を計算する(同図におけるステップP6)。 そして、画像Dをさらに図4中X座標方向に1画素分ずらして重ね(図3にお けるステップP5)、その重なった部分について同様に全画素間の濃密度の差分 の一画素当りの平均を計算する(同図におけるステップP6)。
【0025】 このような動作を何度も繰返して、図4中のX座標の方向でのすべての組み合 せについて計算が終ったと判別したときは(図3におけるステップP7において YES)、上記計算による平均値の極小値を検出して、そのような組み合わせの 画素が一致するよう画像DをBに重ね合わせて固定して格納する(図3における ステップP8)。 このようにして、被写体を分割して撮影した複数の画像を、その重なり位置を 検出して継ぎ合わせてページメモリ27に一画面として記憶させることができる 。
【0026】 そして、ビデオフロッピ21の複数の画像がすべてページメモリ27に一画面 として組み合わされて記憶されたと判別されたら(図2におけるステップP6に おいてYES)、ページメモリ27からプリンタI/F28を介してプリンタ3 0に画像データを一括して出力する(同図におけるステップP7)ことにより、 解像度の良い大きなプリントを得ることができる。
【0027】 なお、上記実施形態においては、複数の画像を継ぎ合わせるための互いに隣接 する重なり位置の検出方法として、互いに重なり合う一列の全画素間の濃密度の 差分の一画素当りの平均を計算するようにしたが、他の方式により互いに隣接す る重なり位置を検出するようにしてもよい。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、被写体を部分的に撮影して、全体を一画 面に合成してからプリントアウトすることにより、画像の画質、特に解像度の良 い大きなプリントを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による画像処理装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した画像処理装置による動作手順を示
すフローチャートである。
【図3】同じく複数の画像間の互いに隣接する重なり位
置を検出して複数の画像を一画面として組み合わせてペ
ージメモリに格納する動作手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】一つの被写体としての撮影画像およびそれをペ
ージメモリへ格納する状態を示す説明図である。
【図5】図4の画像Aをページメモリに格納した状態を
示す説明図である。
【図6】図4の画像AとBをページメモリに格納した状
態を示す説明図である。
【図7】図4の画像A,B,Cをページメモリに格納し
た状態を示す説明図である。
【図8】従来の画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
21:ビデオフロッピ(記録媒体) 22:CPU(組み合せ手段) 23:フロッピディスク・ドライブ(再生手段) 27:ページメモリ(記憶手段) 30:プリンタ(出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 N

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの撮影画像を複数に分割して撮影し
    た複数の画像を記録する記録媒体と、この記録媒体に記
    録された画像を再生する再生手段と、この再生手段によ
    り再生された複数の画像を一画面として組合わせて記憶
    する記憶手段と、前記一画面における複数の画像の互い
    に隣接する重なり位置を検出し、前記複数の画像の前記
    重なり位置を適切に継ぎ合わせる組み合わせ手段と、前
    記記憶手段に記憶されて一画面として組み合わされた複
    数の画像を一括して出力する出力手段とを備えたことを
    特徴とする画像処理装置。
JP71697U 1997-02-17 1997-02-17 画像処理装置 Pending JPH09416U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP71697U JPH09416U (ja) 1997-02-17 1997-02-17 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP71697U JPH09416U (ja) 1997-02-17 1997-02-17 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09416U true JPH09416U (ja) 1997-07-22

Family

ID=11481493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP71697U Pending JPH09416U (ja) 1997-02-17 1997-02-17 画像処理装置

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JP (1) JPH09416U (ja)

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