JPH07143434A - 撮影画像方向を一定にするデジタル電子スチルカメラ - Google Patents
撮影画像方向を一定にするデジタル電子スチルカメラInfo
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- JPH07143434A JPH07143434A JP5174651A JP17465193A JPH07143434A JP H07143434 A JPH07143434 A JP H07143434A JP 5174651 A JP5174651 A JP 5174651A JP 17465193 A JP17465193 A JP 17465193A JP H07143434 A JPH07143434 A JP H07143434A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影時のカメラの姿勢（構え）の如何によら
ず自動的に適切な向きの再生画像を得ることができるデ
ジタル電子スチルカメラを提供すること。 【構成】 撮影光学系１，２を介して固体撮像素子３上
に被写体像を形成し、得られた撮像信号をデジタル信号
に変換して記録媒体８に記録するデジタル電子スチルカ
メラにおいて、固体撮像素子３から得られた撮像信号を
一時的に記憶する一時的記憶手段６と、カメラの姿勢を
検出してその姿勢に応じた姿勢信号を出力する姿勢検出
手段１０とを備え、一時的記憶手段６に記憶された撮像
信号を読み出して記録媒体８に記録するにあたり、画像
の構成する水平、垂直画素数の情報と前記姿勢信号に応
じて撮像信号の読み出し順序を変更可能とした。
ず自動的に適切な向きの再生画像を得ることができるデ
ジタル電子スチルカメラを提供すること。 【構成】 撮影光学系１，２を介して固体撮像素子３上
に被写体像を形成し、得られた撮像信号をデジタル信号
に変換して記録媒体８に記録するデジタル電子スチルカ
メラにおいて、固体撮像素子３から得られた撮像信号を
一時的に記憶する一時的記憶手段６と、カメラの姿勢を
検出してその姿勢に応じた姿勢信号を出力する姿勢検出
手段１０とを備え、一時的記憶手段６に記憶された撮像
信号を読み出して記録媒体８に記録するにあたり、画像
の構成する水平、垂直画素数の情報と前記姿勢信号に応
じて撮像信号の読み出し順序を変更可能とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル電子スチルカ
メラに関し、特に撮影時のカメラの姿勢（構え）の如何
によらず適切な向きの再生画像を得ることができる撮影
画像方向を一定にするデジタル電子スチルカメラに関す
るものである。
メラに関し、特に撮影時のカメラの姿勢（構え）の如何
によらず適切な向きの再生画像を得ることができる撮影
画像方向を一定にするデジタル電子スチルカメラに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、銀塩フィルムに替えＣＣＤ等の固
体撮像素子を利用して、被写体光を電気信号に変換して
この撮像信号をデジタル化し、この画像データを磁気的
な記録媒体に記録することにより、静止画の撮影・記録
を行うデジタル電子スチルカメラが開発され普及しつつ
ある。
体撮像素子を利用して、被写体光を電気信号に変換して
この撮像信号をデジタル化し、この画像データを磁気的
な記録媒体に記録することにより、静止画の撮影・記録
を行うデジタル電子スチルカメラが開発され普及しつつ
ある。
【０００３】このようなデジタル電子スチルカメラのシ
ステム構成を図１８に示すが、この電子スチルカメラ２
１は、被写体光を電気的な信号に変換する固体撮像素子
と、この固体撮像素子上に被写体像を形成する撮像光学
系と、撮像データを記録する記録媒体であるメモリカー
ド２８とを備え、撮影光学系を介して固体撮像素子上に
結像された被写体光は電気的な撮像信号に変換され、デ
ジタル化された後、メモリカード２８に記録される。
ステム構成を図１８に示すが、この電子スチルカメラ２
１は、被写体光を電気的な信号に変換する固体撮像素子
と、この固体撮像素子上に被写体像を形成する撮像光学
系と、撮像データを記録する記録媒体であるメモリカー
ド２８とを備え、撮影光学系を介して固体撮像素子上に
結像された被写体光は電気的な撮像信号に変換され、デ
ジタル化された後、メモリカード２８に記録される。
【０００４】そして、メモリカード２８に記録された画
像データは、再生機器システム２２によりモニタ２３の
画面に表示・再生される。
像データは、再生機器システム２２によりモニタ２３の
画面に表示・再生される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カメラによ
る撮影においては、周知のようにカメラを正立させた状
態のみならず、被写体によっては正立位置からカメラを
９０度回転させた状態で撮影を行う場合（縦長の画像を
撮りたい場合）がある。
る撮影においては、周知のようにカメラを正立させた状
態のみならず、被写体によっては正立位置からカメラを
９０度回転させた状態で撮影を行う場合（縦長の画像を
撮りたい場合）がある。
【０００６】このような場合、前記従来の電子カメラシ
ステムにおいては、固体撮像素子からの出力信号を順番
に読み出して撮像信号を生成してその順序のまま記録媒
体に記録し、これを前記再生機器により再生していたた
め、前述のようなカメラを回転させた状態で撮影を行っ
た場合には、再生画像がカメラの姿勢に応じて回転され
て表示されてしまうとの不都合があった。
ステムにおいては、固体撮像素子からの出力信号を順番
に読み出して撮像信号を生成してその順序のまま記録媒
体に記録し、これを前記再生機器により再生していたた
め、前述のようなカメラを回転させた状態で撮影を行っ
た場合には、再生画像がカメラの姿勢に応じて回転され
て表示されてしまうとの不都合があった。
【０００７】また、このような不都合を解消するため
に、再生機器でメモリカードに記録された画像データか
ら画像を再生するときにデータを加工してモニタに表示
することで画像の向きを正しい方向に揃えるようにした
ものもある。
に、再生機器でメモリカードに記録された画像データか
ら画像を再生するときにデータを加工してモニタに表示
することで画像の向きを正しい方向に揃えるようにした
ものもある。
【０００８】しかしながら、このようなシステムでは、
再生機器にデータを加工する装置を設けなければなら
ず、さらに、再生機器に設けられたこのようなデータ加
工装置を、画像再生時に一々操作するかまたは撮影時の
姿勢位置情報を使用して画像の向きを正しい方向に直さ
なければならない煩わしさがあった。
再生機器にデータを加工する装置を設けなければなら
ず、さらに、再生機器に設けられたこのようなデータ加
工装置を、画像再生時に一々操作するかまたは撮影時の
姿勢位置情報を使用して画像の向きを正しい方向に直さ
なければならない煩わしさがあった。
【０００９】本発明は、かかる従来の電子カメラにおけ
る問題点を解決すべくなされたもので、撮影時のカメラ
の姿勢（構え）の如何によらず自動的に適切な向きの再
生画像を得ることと生成した画像サイズ（水平、垂直画
素数）の情報を記録することにより再生機器の操作をは
ぶくことができるデジタル電子スチルカメラを提供する
ことを目的とするものである。
る問題点を解決すべくなされたもので、撮影時のカメラ
の姿勢（構え）の如何によらず自動的に適切な向きの再
生画像を得ることと生成した画像サイズ（水平、垂直画
素数）の情報を記録することにより再生機器の操作をは
ぶくことができるデジタル電子スチルカメラを提供する
ことを目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明は、撮影光学系を介して固体撮像素子上に被写体
像を形成し、得られた撮像信号をデジタル信号に変換し
て記録媒体に記録するデジタル電子スチルカメラにおい
て、前記固体撮像素子から得られた撮像信号を一時的に
記憶する一時的記憶手段と、カメラの姿勢を検出してそ
の姿勢に応じた姿勢信号を出力する姿勢検出手段とを備
え、前記一時的記憶手段に記憶された撮像信号を読み出
して前記記録媒体に記録するにあたり、前記姿勢信号に
応じて前記撮像信号の読み出し順序を変更可能とすると
ともに画像の構成する水平、垂直画素数情報を前記記録
媒体に蓄える手段をもつことを特徴とする撮影画像方向
を一定にするデジタル電子スチルカメラに係るものであ
る。
本発明は、撮影光学系を介して固体撮像素子上に被写体
像を形成し、得られた撮像信号をデジタル信号に変換し
て記録媒体に記録するデジタル電子スチルカメラにおい
て、前記固体撮像素子から得られた撮像信号を一時的に
記憶する一時的記憶手段と、カメラの姿勢を検出してそ
の姿勢に応じた姿勢信号を出力する姿勢検出手段とを備
え、前記一時的記憶手段に記憶された撮像信号を読み出
して前記記録媒体に記録するにあたり、前記姿勢信号に
応じて前記撮像信号の読み出し順序を変更可能とすると
ともに画像の構成する水平、垂直画素数情報を前記記録
媒体に蓄える手段をもつことを特徴とする撮影画像方向
を一定にするデジタル電子スチルカメラに係るものであ
る。
【００１１】
【作用】本発明においては、前記一時的記憶手段が、前
記固体撮像素子により得られた撮像信号を、前記記録媒
体に記録する前に一時的に記憶する。一方、前記姿勢検
出手段は、カメラの姿勢を検知して、その姿勢に応じた
姿勢信号を出力する。そして、前記一時的記憶手段に記
憶された撮像信号を読み出して前記記録媒体に記録する
にあたり、前記姿勢検出手段から出力された姿勢信号に
応じて前記一時的記憶手段からの撮像信号の読み出し順
序を変更する。
記固体撮像素子により得られた撮像信号を、前記記録媒
体に記録する前に一時的に記憶する。一方、前記姿勢検
出手段は、カメラの姿勢を検知して、その姿勢に応じた
姿勢信号を出力する。そして、前記一時的記憶手段に記
憶された撮像信号を読み出して前記記録媒体に記録する
にあたり、前記姿勢検出手段から出力された姿勢信号に
応じて前記一時的記憶手段からの撮像信号の読み出し順
序を変更する。
【００１２】
【実施例】以下、本発明を実施例を通じてさらに詳しく
説明する。図１乃至図１７を参照しつつ、本発明の一実
施例を説明するが、図１は本発明の一実施例に係るデジ
タル電子スチルカメラの要部の構成を示すブロック図、
図２は該カメラの動作を示すフローチャート図、図３は
撮影画像と一時的記憶手段である半導体メモリへの当該
画像データの書き込み方法との関係を示す説明図、図４
は実施例のカメラにおける姿勢検出センサの設置状態を
示す斜視図、図５乃至図９は図４の姿勢検出センサの動
作を示す説明図、図１０乃至図１３は実施例のカメラの
姿勢とメモリからの画像データの読み出し方法との関係
を示す説明図、図１４乃至図１７は実施例のカメラの姿
勢（構え）と再生した画像とをそれぞれ対応させて示し
た図である。
説明する。図１乃至図１７を参照しつつ、本発明の一実
施例を説明するが、図１は本発明の一実施例に係るデジ
タル電子スチルカメラの要部の構成を示すブロック図、
図２は該カメラの動作を示すフローチャート図、図３は
撮影画像と一時的記憶手段である半導体メモリへの当該
画像データの書き込み方法との関係を示す説明図、図４
は実施例のカメラにおける姿勢検出センサの設置状態を
示す斜視図、図５乃至図９は図４の姿勢検出センサの動
作を示す説明図、図１０乃至図１３は実施例のカメラの
姿勢とメモリからの画像データの読み出し方法との関係
を示す説明図、図１４乃至図１７は実施例のカメラの姿
勢（構え）と再生した画像とをそれぞれ対応させて示し
た図である。
【００１３】図１において、１は撮影光学系、２は被写
体光を適正な光量とする絞り、３は被写体光を電気信号
に変換するＣＣＤからなる固体撮像素子、４はＣＣＤか
ら出力された電気信号に信号補正処理を施し撮像信号を
作成する信号処理回路、５は該撮像信号をデジタル信号
に変換するＡ／Ｄ変換器、６は該Ａ／Ｄ変換器によりデ
ジタル信号に変換された撮像信号を一時的に記憶するメ
モリ、７は該メモリに記憶された撮像信号を読み出して
データ圧縮等の処理を行うデジタル信号処理回路、８は
メモリカード、９はＣＰＵ等から構成された制御部、１
０はカメラの姿勢を検出する公知の姿勢センサである。
体光を適正な光量とする絞り、３は被写体光を電気信号
に変換するＣＣＤからなる固体撮像素子、４はＣＣＤか
ら出力された電気信号に信号補正処理を施し撮像信号を
作成する信号処理回路、５は該撮像信号をデジタル信号
に変換するＡ／Ｄ変換器、６は該Ａ／Ｄ変換器によりデ
ジタル信号に変換された撮像信号を一時的に記憶するメ
モリ、７は該メモリに記憶された撮像信号を読み出して
データ圧縮等の処理を行うデジタル信号処理回路、８は
メモリカード、９はＣＰＵ等から構成された制御部、１
０はカメラの姿勢を検出する公知の姿勢センサである。
【００１４】前記姿勢センサ１０は、図４に示すよう
に、傾斜して設けられた２つの水銀スイッチ１０ａ，１
０ｂから構成され、カメラの姿勢に応じて重力に従って
変化する出力を発生する。すなわち、図５乃至図８に順
にそれぞれ示すように、カメラが正立した状態（以下、
この状態を「姿勢ａ」と称する。）、前記姿勢ａ（正立
状態）から９０度回転して右下横向きとなった状態（以
下、この状態を「姿勢ｂ」と称する。）、前記姿勢ｂと
は反対に左下横向きとなった状態（以下、この状態を
「姿勢ｃ」と称する。）、倒立した状態（以下、この状
態を「姿勢ｄ」と称する。）に応じて各水銀スイッチ１
０ａ，１０ｂの水銀の位置（図において黒く塗りつぶさ
れた部分）が重力により移動し、各センサ１０ａ，１０
ｂから図９に示すように、ＯＮ／ＯＦＦの組み合わせに
よる姿勢に対応する信号が出力され、これにより姿勢を
検出する。
に、傾斜して設けられた２つの水銀スイッチ１０ａ，１
０ｂから構成され、カメラの姿勢に応じて重力に従って
変化する出力を発生する。すなわち、図５乃至図８に順
にそれぞれ示すように、カメラが正立した状態（以下、
この状態を「姿勢ａ」と称する。）、前記姿勢ａ（正立
状態）から９０度回転して右下横向きとなった状態（以
下、この状態を「姿勢ｂ」と称する。）、前記姿勢ｂと
は反対に左下横向きとなった状態（以下、この状態を
「姿勢ｃ」と称する。）、倒立した状態（以下、この状
態を「姿勢ｄ」と称する。）に応じて各水銀スイッチ１
０ａ，１０ｂの水銀の位置（図において黒く塗りつぶさ
れた部分）が重力により移動し、各センサ１０ａ，１０
ｂから図９に示すように、ＯＮ／ＯＦＦの組み合わせに
よる姿勢に対応する信号が出力され、これにより姿勢を
検出する。
【００１５】このような構成を有する本実施例に係るデ
ジタル電子スチルカメラの動作を図２のフローチャート
を参照ながら説明する。
ジタル電子スチルカメラの動作を図２のフローチャート
を参照ながら説明する。
【００１６】シャッタ操作等によりステップ２０１で撮
影が開始されると、ステップ２０２でＣＣＤ３により変
換された電気信号が信号処理回路４に読み取られる。こ
の読み取られた電気信号は、ステップ２０３で信号処理
回路４により信号補正等の処理が行われ、撮像信号とし
てＡ／Ｄ変換器５に出力される。
影が開始されると、ステップ２０２でＣＣＤ３により変
換された電気信号が信号処理回路４に読み取られる。こ
の読み取られた電気信号は、ステップ２０３で信号処理
回路４により信号補正等の処理が行われ、撮像信号とし
てＡ／Ｄ変換器５に出力される。
【００１７】該撮像信号は、ステップ２０４でＡ／Ｄ変
換器５によりデジタル信号に変換され、デジタル化され
た該撮像信号は、ステップ２０５でメモリ６に書き込ま
れる。なお、このメモリ６は、前記一時的記憶手段を構
成するものである。
換器５によりデジタル信号に変換され、デジタル化され
た該撮像信号は、ステップ２０５でメモリ６に書き込ま
れる。なお、このメモリ６は、前記一時的記憶手段を構
成するものである。
【００１８】図３は、撮影画像とメモリ６への当該画像
データの書き込み方法との関係を示す説明図であるが、
図においてＸ１乃至Ｘ４は、画像エリアの各角を示した
ものである。ＣＣＤ３から画像データが読み出されメモ
リ６に該画像データが記録されるときに、同図に示すよ
うに、ＣＣＤ３のラインごとにならび換えることにより
撮影画像とメモリ６の記録エリアとが同じになる。な
お、図中Ａ方向が画面の上方である。
データの書き込み方法との関係を示す説明図であるが、
図においてＸ１乃至Ｘ４は、画像エリアの各角を示した
ものである。ＣＣＤ３から画像データが読み出されメモ
リ６に該画像データが記録されるときに、同図に示すよ
うに、ＣＣＤ３のラインごとにならび換えることにより
撮影画像とメモリ６の記録エリアとが同じになる。な
お、図中Ａ方向が画面の上方である。
【００１９】そして、ＣＣＤ３からの信号の読み取りが
終了するまで、ステップ２０６により前記ステップ２０
２乃至ステップ２０５が繰り返される。
終了するまで、ステップ２０６により前記ステップ２０
２乃至ステップ２０５が繰り返される。
【００２０】ＣＣＤからの信号の読み取りが終了した場
合には、ステップ２０７で、前記ステップ２０５でメモ
リ６に記憶された撮像信号がデジタル信号処理回路７に
読み出される。このメモリ６からデジタル信号処理回路
７への撮像信号の読み出しは、姿勢センサ１０からの姿
勢検出信号を取り入れた制御部９からの指令信号に基づ
いてカメラの姿勢に応じた読み出し順序により行われ
る。
合には、ステップ２０７で、前記ステップ２０５でメモ
リ６に記憶された撮像信号がデジタル信号処理回路７に
読み出される。このメモリ６からデジタル信号処理回路
７への撮像信号の読み出しは、姿勢センサ１０からの姿
勢検出信号を取り入れた制御部９からの指令信号に基づ
いてカメラの姿勢に応じた読み出し順序により行われ
る。
【００２１】すなわち、該読み出し順序を図１０乃至図
１３に示すが、これらの図においては、１番目の読み出
しラインを二点鎖線で、２番目の読み出しラインを一点
鎖線で、さらに３番目の読み出しラインを破線で示し
た。また、Ｘ１乃至Ｘ４は、前記図３と同様に、画像エ
リアの各角を示す。
１３に示すが、これらの図においては、１番目の読み出
しラインを二点鎖線で、２番目の読み出しラインを一点
鎖線で、さらに３番目の読み出しラインを破線で示し
た。また、Ｘ１乃至Ｘ４は、前記図３と同様に、画像エ
リアの各角を示す。
【００２２】姿勢ａ（正立）の場合には、図１０に示す
ように、同図の上方から順に下方へ左から右へと読み出
しが行われる。姿勢ｂ（右下）の場合には、図１１に示
すように、同図の左方から順に右方へ下から上へと読み
出しが行われる。姿勢ｃ（左下）の場合には、図１２に
示すように、同図の右方から順に左方へ上から下へと読
み出しが行われる。さらに、姿勢ｄの場合には、図１３
に示すように、同図の下方から順に上方へ右から左へと
読み出しが行われる。
ように、同図の上方から順に下方へ左から右へと読み出
しが行われる。姿勢ｂ（右下）の場合には、図１１に示
すように、同図の左方から順に右方へ下から上へと読み
出しが行われる。姿勢ｃ（左下）の場合には、図１２に
示すように、同図の右方から順に左方へ上から下へと読
み出しが行われる。さらに、姿勢ｄの場合には、図１３
に示すように、同図の下方から順に上方へ右から左へと
読み出しが行われる。
【００２３】このようなカメラの姿勢に応じた読み出し
によりデジタル信号処理回路７に読み出された撮像信号
は、ステップ２０８で該デジタル信号処理回路７により
データ圧縮等の処理が行われた後、ステップ２０９でメ
モリカード８に記録される。なお、該メモリカード８へ
の記録の際には、前記撮像データと一緒に水平画素数と
垂直画素数に関する情報も記録される。
によりデジタル信号処理回路７に読み出された撮像信号
は、ステップ２０８で該デジタル信号処理回路７により
データ圧縮等の処理が行われた後、ステップ２０９でメ
モリカード８に記録される。なお、該メモリカード８へ
の記録の際には、前記撮像データと一緒に水平画素数と
垂直画素数に関する情報も記録される。
【００２４】そして、ステップ２１０によりメモリ６か
らの読み出しが終了するまで前記ステップ２０７乃至ス
テップ２０９が行われ、メモリ６からの読み出しが終了
した場合にはステップ２１１で撮影を終了する。
らの読み出しが終了するまで前記ステップ２０７乃至ス
テップ２０９が行われ、メモリ６からの読み出しが終了
した場合にはステップ２１１で撮影を終了する。
【００２５】このように、本カメラでは、メモリ６から
デジタル信号処理回路７への撮像信号の読み出しにおい
て、前述のようなカメラの姿勢に対応した順序の読み出
しを行いメモリカード８への記録を行うため、該メモリ
ーカード８を再生装置に装着して撮影画像を再生すると
きには、前記撮像データとともに記録された水平及び垂
直画素数の情報により画面のサイズが決定された後は、
メモリカード８からの同一の順序での読み出しにより、
図１４乃至図１７に示すように、撮影時のカメラの姿勢
に影響されない常に適切な向きの再生画像を得ることが
できる。
デジタル信号処理回路７への撮像信号の読み出しにおい
て、前述のようなカメラの姿勢に対応した順序の読み出
しを行いメモリカード８への記録を行うため、該メモリ
ーカード８を再生装置に装着して撮影画像を再生すると
きには、前記撮像データとともに記録された水平及び垂
直画素数の情報により画面のサイズが決定された後は、
メモリカード８からの同一の順序での読み出しにより、
図１４乃至図１７に示すように、撮影時のカメラの姿勢
に影響されない常に適切な向きの再生画像を得ることが
できる。
【００２６】また、再生画像のサイズがモニタ２３（Ｃ
ＲＴ）などの表示機器のサイズを越える場合、もしく
は、垂直、水平画素サイズの異なる画像などにも、画像
データに付属する水平、垂直画素の情報にて再生機器で
は画像が表示される以前に知ることができ、必要に応じ
て画像の水平、垂直サイズを合せた画像圧縮、または、
画像サイズの補間、画像の一部の表示などの従来から確
立された技術より画像の再生もできる。
ＲＴ）などの表示機器のサイズを越える場合、もしく
は、垂直、水平画素サイズの異なる画像などにも、画像
データに付属する水平、垂直画素の情報にて再生機器で
は画像が表示される以前に知ることができ、必要に応じ
て画像の水平、垂直サイズを合せた画像圧縮、または、
画像サイズの補間、画像の一部の表示などの従来から確
立された技術より画像の再生もできる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
再生機器に何ら画像データを加工する装置を設けること
なく、且つ再生時に何ら再生画像の向きを変更する操作
を行うことなく、撮影時のカメラの姿勢（構え）の如何
に拘らず記録媒体に記録された画像データからそのまま
自動的に適切な向きの再生画像を得ることができる。
再生機器に何ら画像データを加工する装置を設けること
なく、且つ再生時に何ら再生画像の向きを変更する操作
を行うことなく、撮影時のカメラの姿勢（構え）の如何
に拘らず記録媒体に記録された画像データからそのまま
自動的に適切な向きの再生画像を得ることができる。
【００２８】また、画像の水平、垂直画素数に関する情
報を記録することにより、再生画像のサイズがモニタ
（ＣＲＴ）などの表示機器のサイズを越える場合、もし
くは、垂直、水平画素サイズの異なる画像などにも画像
データに付属する水平、垂直画素の情報にて再生機器で
は画像を表示する以前に知ることができ、必要に応じ表
示機器のサイズに合せた画像圧縮、または、画像の一部
分の表示などの従来から確立された技術が人手による操
作もなく実現でき、機器での画像データの加工の作業が
不必要になる。
報を記録することにより、再生画像のサイズがモニタ
（ＣＲＴ）などの表示機器のサイズを越える場合、もし
くは、垂直、水平画素サイズの異なる画像などにも画像
データに付属する水平、垂直画素の情報にて再生機器で
は画像を表示する以前に知ることができ、必要に応じ表
示機器のサイズに合せた画像圧縮、または、画像の一部
分の表示などの従来から確立された技術が人手による操
作もなく実現でき、機器での画像データの加工の作業が
不必要になる。
【図１】本発明の一実施例に係るデジタル電子スチルカ
メラの要部の構成を示すブロック図である。
メラの要部の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例に係るデジタル電子スチルカ
メラの動作を示すフローチャート図である。
メラの動作を示すフローチャート図である。
【図３】撮影画像と一時的記憶手段である半導体メモリ
への当該画像データの書き込み方法との関係を示す説明
図である。
への当該画像データの書き込み方法との関係を示す説明
図である。
【図４】本発明の一実施例に係るデジタル電子スチルカ
メラにおける姿勢検出センサの設置状態を示す斜視図で
ある。
メラにおける姿勢検出センサの設置状態を示す斜視図で
ある。
【図５】本発明の一実施例に係るデジタル電子スチルカ
メラの姿勢検出センサの動作を示す説明図である。
メラの姿勢検出センサの動作を示す説明図である。
【図６】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電子
スチルカメラの姿勢検出センサの動作を示す説明図であ
る。
スチルカメラの姿勢検出センサの動作を示す説明図であ
る。
【図７】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電子
スチルカメラの姿勢検出センサの動作を示す説明図であ
る。
スチルカメラの姿勢検出センサの動作を示す説明図であ
る。
【図８】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電子
スチルカメラの姿勢検出センサの動作を示す説明図であ
る。
スチルカメラの姿勢検出センサの動作を示す説明図であ
る。
【図９】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電子
スチルカメラの姿勢検出センサの動作を示す説明図であ
る。
スチルカメラの姿勢検出センサの動作を示す説明図であ
る。
【図１０】本発明の一実施例に係るデジタル電子スチル
カメラにおいて、カメラの姿勢とメモリからの画像デー
タの読み出し方法との関係を示す説明図である。
カメラにおいて、カメラの姿勢とメモリからの画像デー
タの読み出し方法との関係を示す説明図である。
【図１１】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電
子スチルカメラにおいて、カメラの姿勢とメモリからの
画像データの読み出し方法との関係を示す説明図であ
る。
子スチルカメラにおいて、カメラの姿勢とメモリからの
画像データの読み出し方法との関係を示す説明図であ
る。
【図１２】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電
子スチルカメラにおいて、カメラの姿勢とメモリからの
画像データの読み出し方法との関係を示す説明図であ
る。
子スチルカメラにおいて、カメラの姿勢とメモリからの
画像データの読み出し方法との関係を示す説明図であ
る。
【図１３】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電
子スチルカメラにおいて、カメラの姿勢とメモリからの
画像データの読み出し方法との関係を示す説明図であ
る。
子スチルカメラにおいて、カメラの姿勢とメモリからの
画像データの読み出し方法との関係を示す説明図であ
る。
【図１４】本発明の一実施例に係るデジタル電子スチル
カメラにおけるカメラの姿勢（構え）と再生した画像と
をそれぞれ対応させて示した図である。
カメラにおけるカメラの姿勢（構え）と再生した画像と
をそれぞれ対応させて示した図である。
【図１５】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電
子スチルカメラにおけるカメラの姿勢（構え）と再生し
た画像とをそれぞれ対応させて示した図である。
子スチルカメラにおけるカメラの姿勢（構え）と再生し
た画像とをそれぞれ対応させて示した図である。
【図１６】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電
子スチルカメラにおけるカメラの姿勢（構え）と再生し
た画像とをそれぞれ対応させて示した図である。
子スチルカメラにおけるカメラの姿勢（構え）と再生し
た画像とをそれぞれ対応させて示した図である。
【図１７】同じく、本発明の一実施例に係るデジタル電
子スチルカメラにおけるカメラの姿勢（構え）と再生し
た画像とをそれぞれ対応させて示した図である。
子スチルカメラにおけるカメラの姿勢（構え）と再生し
た画像とをそれぞれ対応させて示した図である。
【図１８】従来のデジタル電子スチルカメラのシステム
構成を示す概略図である。
構成を示す概略図である。
１ 撮影光学系 ２ 絞り ３ 固体撮像素子（ＣＣＤ） ４ 信号処理回路 ５ Ａ／Ｄ変換器 ６ メモリ ７ デジタル信号処理回路 ８，２８ メモリカード ９ 制御部（ＣＰＵ） １０ 姿勢センサ ２１ デジタル電子スチルカメラ ２２ 再生機器システム ２３ モニタ 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 5/781 5/91
Claims (1)
- 【請求項１】 撮影光学系を介して固体撮像素子上に被
写体像を形成し、得られた撮像信号をデジタル信号に変
換して記録媒体に記録するデジタル電子スチルカメラに
おいて、 前記固体撮像素子から得られた撮像信号を一時的に記憶
する一時的記憶手段と、カメラの姿勢を検出してその姿
勢に応じた姿勢信号を出力する姿勢検出手段とを備え、 前記一時的記憶手段に記憶された撮像信号を読み出して
前記記録媒体に記録するにあたり、前記姿勢信号に応じ
て前記撮像信号の読み出し順序を変更可能とするととも
に画像の構成する水平、垂直画素数情報を前記記録媒体
に蓄える手段をもつことを特徴とする撮影画像方向を一
定にするデジタル電子スチルカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5174651A JPH07143434A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 撮影画像方向を一定にするデジタル電子スチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5174651A JPH07143434A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 撮影画像方向を一定にするデジタル電子スチルカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07143434A true JPH07143434A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=15982323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5174651A Pending JPH07143434A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 撮影画像方向を一定にするデジタル電子スチルカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07143434A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-06-23 JP JP5174651A patent/JPH07143434A/ja active Pending
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