JP2009094741A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像面を回転させて撮影する際、正確に被写体を捉えることが可能な撮像装置、撮像方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】撮像素子の撮像面に結像された被写体の撮像画像を、表示部の表示画面に表示させるようになされた撮像装置において、撮影時における装置本体の保持位置で、撮像素子の撮像面が、上記被写体の撮影方向を法線とする平面上の所定の基準点を中心として、重力方向に垂直な水平基準に対して傾く角度を検出する角度検出部114と、角度検出部による検出結果である角度情報に基づいて、撮像画像に対して基準点を中心に角度だけ回転させた所定の指標マーク画像を生成し、表示部の表示画面に当該撮像画像に重畳して表示させる表示制御部120とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
ビデオカメラ等の撮像装置において動画を撮影する際、撮像装置を傾斜したり縦位置にしたりして撮影角度を変化させて、被写体を撮影し動画を記録する場合がある。この場合、テレビモニタなどの画像表示装置に撮影角度が変化した動画を表示すると、被写体が水平方向に対して傾斜して表示されるため、動画が見にくくなる。
上記のような問題に対して、動画撮影時に撮像装置の傾斜角度を変化させた場合、傾きを検出して角度情報を被写体と共に記録し、再生時には、角度情報に基づいて線形変換などによって動画を回転させて再生するという技術がある。例えば、特許文献1には、角度情報を記録し、記録された傾きに合わせて、再生時に傾いて記録された画像から最大の矩形を切り出して表示するという技術が開示されている。
特開2006−211378号公報
しかし、撮影角度を変化させて動画像を記録した場合、撮影された画像全面をテレビモニタなどで表示させるためには、画像の表示倍率を1倍未満に下げる必要がある。撮像装置では水平画素数のほうが垂直画素数よりも多いことが一般的である。そのため、撮像装置を縦位置にして撮影すると、撮影された画像全てをテレビモニタに収めるためには、画像を(垂直画素数/水平画素数)倍に圧縮しなければならない。その結果、撮影者の意図と異なる画像表示がされることになるという問題があった。
一方、撮影角度を変化させて撮影された動画のうち中心部分のみを矩形に抽出して、その部分だけをテレビモニタに表示させるということも可能である。しかし、この場合、抽出された部分以外の画像は、テレビモニタからはみ出すため画面に表示されない。その結果、主要被写体がテレビモニタに表示されない場合があるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、撮像面を回転させて撮影する際、正確に被写体を捉えることが可能な、新規かつ改良された撮像装置、撮像方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、撮像素子の撮像面に結像された被写体の撮像画像を、表示部の表示画面に表示させるようになされた撮像装置において、撮影時における装置本体の保持位置で、撮像素子の撮像面が、上記被写体の撮影方向を法線とする平面上の所定の基準点を中心として、重力方向に垂直な水平基準に対して傾く角度を検出する角度検出部と、角度検出部による検出結果である角度情報に基づいて、撮像画像に対して基準点を中心に角度検出部で検出された角度だけ回転させた所定の指標マーク画像を生成し、表示部の表示画面に当該撮像画像に重畳して表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする撮像装置が提供される。
かかる構成により、角度検出部で検出された角度だけ回転させた指標マーク画像が撮像画像と重畳して表示部の表示画面に表示される。指標マーク画像に基づいて被写体を撮像することで、撮影者は被写体を確実に捉えることができる。
上記表示制御部は、指標マーク画像のサイズを、表示部の表示面のアスペクト比に基づいて決定するものであってもよい。
上記角度情報を、フレーム単位で撮像画像と対応付けて記憶する記憶部と、記憶部から読み出した撮像画像及び対応する角度情報に基づいて、当該撮像画像のうち指標マーク画像で規定される画像領域を、角度検出部で検出された角度だけ回転させた水平基準画像として変換する画像変換部とを備えるものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、撮像素子の撮像面に結像された被写体の撮像画像を、表示部の表示画面に表示させるようになされた撮像方法において、撮影時における装置本体の保持位置で、撮像素子の撮像面が、上記被写体の撮影方向を法線とする平面上の所定の基準点を中心として、重力方向に垂直な水平基準に対して傾く角度を検出する第1のステップと、検出結果である角度情報に基づいて、撮像画像に対して基準点を中心に角度だけ回転させた所定の指標マーク画像を生成し、表示部の表示画面に当該撮像画像に重畳して表示させる第2のステップとを備えることを特徴とする撮像方法が提供される。
上記第2のステップでは、指標マーク画像のサイズを、表示部の表示面のアスペクト比に基づいて決定するものであってもよい。
上記角度情報を、フレーム単位で撮像画像と対応付けて記憶部に記憶する第3のステップと、記憶部から読み出した撮像画像及び対応する角度情報に基づいて、当該撮像画像のうち指標マーク画像で規定される画像領域を、角度だけ回転させた水平基準画像として変換する第4のステップとを備えるものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、撮影時における装置本体の保持位置で、撮像素子の撮像面が、被写体の撮影方向を法線とする平面上の所定の基準点を中心として、重力方向に垂直な水平基準に対して傾く角度を検出する第1のステップと、検出結果である角度情報に基づいて、撮像画像に対して基準点を中心に角度だけ回転させた所定の指標マーク画像を生成し、表示部の表示画面に当該撮像画像に重畳して表示させる第2のステップと、角度情報を、フレーム単位で撮像画像と対応付けて記憶部に記憶する第3のステップと、記憶部から読み出した撮像画像及び対応する角度情報に基づいて、当該撮像画像のうち指標マーク画像で規定される画像領域を、角度だけ回転させた水平基準画像として変換する第4のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
上記第2のステップでは、指標マーク画像のサイズを、表示部の表示面のアスペクト比に基づいて決定するものであってもよい。
本発明によれば、撮像面を回転させて撮影する際、正確に被写体を捉えることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100及び再生装置200の構成について説明する。なお、撮像装置100と再生装置200は、それぞれ独立した装置として別体で構成される場合について説明するが、撮像装置100と再生装置200は、一体的に構成されてもよい。
以下、撮像装置100及び再生装置200の構成についてそれぞれ説明する。まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100について説明する。図1は、本実施形態に係る撮像装置100を示すブロック図である。
撮像装置100は、被写体を動画として撮影、記録可能なビデオカメラ、カムコーダ等である。撮像装置100は、例えば、光学系102と、信号処理部104と、圧縮処理部106と、ファイル化処理部108と、媒体記録部110と、傾きセンサー112と、角度判断部114と、領域描画部116と、OSD混合部118と、表示部120などから構成される。
光学系102は、例えば、フォーカスレンズ、ズームレンズ、絞り、ドライバなどを有している。光学系102は、被写体からの光を透過させて撮像素子上に被写体の像を結像させる。フォーカスレンズは、撮像素子上に被写体像が合焦するように調節される。ズームレンズは、焦点距離が変化するように調節される。絞りは、撮像素子に入射する光量が変化するように調節される。ドライバは、フォーカスレンズ、ズームレンズ、絞りなどを駆動する。ドライバは、CPUにおけるフォーカス制御、露出制御に基づいて各構成要素を駆動する。
撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサーであり、撮像素子上で結像した光情報を光電変換によって電気信号(画像信号)に変換し、信号処理部104に1フレーム毎の電気信号を出力する。
信号処理部104は、CDS回路、アンプ回路、A/D変換回路などの回路等からなる。CDS回路は、撮像素子から出力された電気信号に含まれるノイズを除去し、アンプ回路は、電気信号を増幅する。A/D変換部は、フレーム単位で順次出力された電気信号を、デジタル変換によってデジタルデータに変換する。信号処理部104は、デジタル変換によって得られた画像データを圧縮処理部106及びOSD混合部118にフレーム単位で順次出力する。
圧縮処理部106は、信号処理部104から出力された画像データを圧縮処理する。圧縮処理部106における圧縮処理は、例えばMPEG−4形式などである。
ファイル化処理部108は、圧縮処理部106から出力された画像データと、角度判断部114から出力された角度情報に基づいて、データファイルを生成する。ファイル化処理部108は、エンコード時に付加情報として角度情報を画像データのフレームに対応付ける。ファイル化処理部108は、生成したデータファイルを媒体記録部110に出力する。画像データと角度情報が例えばフレーム単位で対応付けられることで、再生装置200で画像を再生する際、撮影時の撮像装置100の回転と同じタイミングで画像を回転させながら表示させることができる。
媒体記憶部110は、角度情報をフレーム単位で撮像画像と対応付けて記憶する。媒体記録部110は、記憶部の一例であり、記録媒体へのデータファイルの書き込み、又は記録媒体に記録されたデータファイルや設定情報などの読み出しを制御する。記録媒体は、例えば、光学式記録媒体(CD、DVD等)、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体記憶媒体などであり、ファイル化処理部108で生成されたデータファイルを記録する。媒体記録部110は、撮像装置100から着脱可能に構成されてもよい。
傾きセンサー112は例えば角度センサーなどであり、撮像装置100内部に設けられる。傾きセンサー112は、撮像装置100の傾きを検出し、検出された傾きを角度判断部114に出力する。
角度判断部114は、傾きセンサー112で検出された傾きに基づいて、被写体像が結像される撮像素子の撮像面の回転角度を算出する。回転角度とは、撮影時における装置本体の保持位置で、撮像素子の撮像面が、被写体の撮影方向を法線とする平面上の所定の基準点を中心として、重力方向に垂直な水平基準に対して傾く角度である。算出された回転角度は、角度情報として、ファイル化処理部108及び領域描画部116に出力される。傾きセンサー112と角度判断部114からなる構成要素は、角度検出部の一例である。
領域描画部116は、表示部120に被写体像を表示する際、表示領域(指標マーク画像)を同時に表示させるために必要な表示領域の境界線132、134、136、138を算出する。表示領域とは、傾きセンサー112と角度判断部114による検出結果である角度情報に基づいて、撮像画像に対して基準点を中心に角度だけ回転させた画像であり、撮像装置100を傾けた場合でも、水平状態で撮影したときと同様に表示装置220の解像度を変化させずに被写体を撮影できる領域である。表示領域のサイズは、例えば表示部120の表示面のアスペクト比に基づいて決定される。そして、表示領域内に主要被写体を収めて撮影し、撮影時の角度情報に基づいて記録された動画を再生すれば、主要被写体を撮影時の意図通り表示させることができる。領域描画部116は、撮像面上の撮像画像に対して角度判断部114で算出された角度だけ回転させる。
図3を参照して、表示領域の境界線132、134、136、138の描画例を説明する。図3は、本実施形態の表示部122における表示領域の境界線の描画例132、134、136、138を示す説明図である。
撮像装置100が傾きθを有しているとき、図3に示すように、表示部120の画面122において境界線132、134、136、138を描画する。境界線132、134、136、138に囲まれる領域が表示領域である。画面122の垂直線124と表示領域の垂直線126は角度θとなる。
画面122の水平画素数をH、垂直画素数をVとすると、境界線136と境界線138の間隔は水平画素数Hを保ったまま境界線136、138が描画され、境界線132と境界線134の間隔は垂直画素数Vを保ったまま境界線132、134が描画される。そして、画面122の左上を(x,y)=(0,0)とし、画面122の下方向を+x軸、画面122の右方向を+y方向としたとき、境界線132、134、136、138は次の式で表わされる。
Figure 2009094741
このように、境界線132、134、136、138を表示させ、これらの境界線132、134、136、138で囲まれる表示領域内の画像を撮影すると、画像の解像度を変更せずに被写体を記録することができる。
OSD(On Screen Display)混合部118は、信号処理部104から出力された画像データと、領域描画部116で算出された表示領域を混合し、表示部120に画像と表示領域を重畳して表示させるためのデータを生成する。
表示部120は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やEVF(Electric View Finder)等の表示手段である。表示部120は、ライブビュー表示や、撮像装置100の各種設定画面や、撮像して記録された画像の表示などを行う。表示部120は、表示制御部を備え、表示制御部によって駆動される。表示制御部は、表示部120の表示面に表示領域と撮像画像を重畳して表示させる。なお、表示制御部は、撮像装置100に備えられ、表示部120は、撮像装置100と別体である構成であるとしてもよい。
本実施形態の撮像装置100の各構成要素は、CPUによって制御される。CPUは、例えばメモリに記録されたプログラムによって演算処理装置及び制御装置として機能し、撮像装置100内に設けられた各構成要素の処理を制御することができる。CPUは、例えば、フォーカス制御や露出制御に基づいてドライバに信号を出力して光学系102を駆動させる。また、CPUは、操作部からの信号に基づいて撮像装置100の各構成要素を制御する。なお、本実施形態においては、CPUが1つだけからなる構成であるが、信号系の命令と操作系の命令とを別々のCPUで行うなど複数のCPUから構成されてもよい。操作部は、電源スイッチ、録画開始ボタン等から構成され、ユーザーが撮像装置100の動作、各種設定などを行うために使用される。録画開始ボタンは、撮影操作を行うためのボタンである。
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る再生装置200の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る再生装置200を示すブロック図である。
再生装置200は、本実施形態に係る撮像装置100で記録されたデータファイルに基づいて、画像データを再生することができる。再生装置200は、例えば、媒体読出部204と、伸張処理部206と、回転処理部208と、角度情報抽出部210などからなる。
媒体読出部204は、記録媒体202に記録された画像データや設定情報などの読み出しを制御する。記録媒体202は、例えば、光学式記録媒体(CD、DVD等)、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体記憶媒体などであり、撮影された画像データがデータファイルとして記録されている。記録媒体202、媒体読出部204は、再生装置200から着脱可能に構成されてもよい。記録媒体202に撮像装置100で生成、記録されたデータファイルが記録されている場合、媒体読出部204によってデータファイルが読み出される。媒体読出部204は、データファイルを伸張処理部206、角度情報抽出部210に出力する。
伸張処理部206は、媒体読出部204から出力された、圧縮処理された画像データを取得する。画像データが撮像装置100の圧縮処理部106によってMPEG−4形式等の圧縮処理がされている場合、伸張処理部206は、圧縮された画像データを伸張処理する。伸張処理部206は、伸張処理された画像データを回転処理部208に出力する。
回転処理部208は、伸張処理部206から出力された画像データと、角度情報抽出部210から出力された角度情報を取得する。回転処理部208は、画像変換部の一例であり、記録媒体20から読み出した撮像画像及び対応する角度情報に基づいて、撮像画像のうち指標マーク画像で規定される画像領域を、傾きセンサー112と角度判断部114で検出された角度だけ回転させた水平基準画像として変換する。例えば、回転処理部208は、画像データのフレームが角度情報と対応付けられて記録されている場合、角度情報に基づいて画像データを回転させる処理を行う。回転処理部208は、回転処理した画像データを表示装置220に出力する。回転処理部208は、表示領域に該当する撮像面で取得されフレーム毎に記録された被写体像と、フレームに対応付けて記録された回転角度とに基づいて被写体像を回転させ、表示領域の輪郭の少なくとも一部と表示装置220の表示枠とを適合させて表示させる。回転処理部208が、水平基準画像として画像データを作成することにより、撮像装置100で記録された画像を汎用品の表示装置220でも再生することができる。
回転処理部208は、通常の画像処理を行うとしてもよい。画像処理は、例えば、画像データに対するホワイトバランス制御、露出制御等である。回転処理部208は、画像データに対してYC変換処理を行い、画像データを輝度信号及び色差信号に変換する。回転処理部208は、アナログ変換によって輝度信号及び色差信号をアナログ信号に変換し、アナログ信号を表示装置220に出力する。
角度情報抽出部210は、媒体読出部204から出力されたデータファイルを取得し、データファイルから角度情報を抽出する。角度情報抽出部210は、抽出した角度情報を回転処理部208に出力する。
表示装置220は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等のテレビモニタなどの表示手段から構成される。表示装置220は、再生装置200の各種設定画面や、記録媒体202から読み出され回転処理部208から出力された画像の表示などを行う。表示装置220は、例えばHDMIやD端子などによって再生装置200と接続される。
本実施形態の再生装置200の各構成要素は、CPUによって制御される。CPUは、プログラムによって演算処理装置及び制御装置として機能し、再生装置200内に設けられた各構成要素の処理を制御することができる。CPUは、例えば、操作部の操作に基づいて媒体読出部204に信号を出力して媒体読出部204を駆動させる。また、CPUは、操作部からの信号に基づいて再生装置200の各構成要素を制御する。なお、本実施形態においては、CPUが1つだけからなる構成であるが、信号系の命令と操作系の命令とを別々のCPUで行うなど複数のCPUから構成されてもよい。操作部は、電源スイッチ、再生動作ボタン及び各種設定キー等から構成され、ユーザーが再生装置200の動作、各種設定などを行うために使用される。
(第1の実施形態の動作)
次に、図1、図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100及び再生装置200の動作について説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態の撮像装置100における撮像処理について説明する。撮影が開始されると、光学系102で被写体像が撮像されると同時に、傾きセンサー112で撮像面の傾きを検出する。
光学系102から出力された信号は、信号処理部104で画像データとして変換され、画像データは、圧縮処理部106とOSD混合部118に出力される。画像データは圧縮処理部106で圧縮処理され、圧縮処理された画像データは、ファイル化処理部108に出力される。
一方、傾きセンサー112で検知された傾きは、角度判断部114で撮像面の回転角度が算出され、算出された回転角度は角度情報として、ファイル化処理部108と領域描画部116に出力される。
ファイル化処理部108は、取得した画像データと角度情報を例えばフレーム単位で対応付けてデータファイルを生成する。ファイル化処理部108は、生成したデータファイルを媒体記録部110に出力し、媒体記録部110はデータファイルを記録媒体に記録する。
領域描画部116は、取得した角度情報に基づいて表示領域を算出し、算出したデータをOSD混合部118に出力する。OSD混合部118は、取得した画像データと表示領域に基づいて画像データと表示領域のデータを重畳し、重畳したデータを表示部120に出力する。表示部120は、光学系102で撮影されている被写体像と、撮像装置100の傾きに応じた表示領域を表示する。
次に、図2を参照して、本実施形態の再生装置200の再生処理について説明する。
記録媒体202には、本実施形態の撮像装置100で記録された画像データ及び角度情報を有するデータファイルが記録されているとする。このとき、媒体読出部204は、記録媒体202からデータファイルを読み出す。取得されたデータファイルは伸張処理部206及び角度情報抽出部210に出力される。
伸張処理部206は、データファイルから画像データを抽出し、圧縮処理がされた画像データに対して伸張処理を行う。伸張処理された画像データは回転処理部208に出力される。一方、角度情報抽出部210は、データファイルから角度情報を抽出する。抽出された角度情報は、回転処理部208に出力される。
回転処理部208は、画像データと角度情報を取得し、角度情報に基づいて画像データをフレーム毎に回転させる。回転処理された画像データは表示装置220に出力される。このとき、撮像装置100の表示領域の境界線の少なくとも一部と表示装置220の表示枠とを適合させて表示させるようにしてもよい。
このように、撮像装置100において、角度情報と画像データが対応して記録されることで、再生装置200において、データファイルが読み出され、画像データの回転処理がされたとき、画像データは角度情報に応じて回転処理されて表示できる。撮像装置100を回転させて被写体を記録したとしても、水平状態を維持したまま被写体を表示装置220に表示できる。
次に、図4、図5、図6を参照して、画像データ及び表示領域を表示部120の画面122に表示した例、及び表示装置220に撮像装置100で記録された画像を表示した例を示す。図4は、本実施形態に係る撮像装置100の表示部120の画面を示す説明図であり、図5及び図6は、本実施形態に係る撮像装置100の表示部120の画面122(a)及び表示装置120の画面122(b)を示す説明図である。
撮像装置100を水平にして被写体を撮影した場合、撮像装置100の表示部120の画面122には、図4に示すように被写体が表示される。即ち、表示領域を示す境界線132、134、136、138は画面122の枠に沿って表示される。または、境界線132、134、136、138は画面122の枠と一致するため、境界線132、134、136、138は表示されないとしてもよい。
撮像装置100をある角度に傾けて被写体を撮影した場合、撮像装置100の表示部120の画面122には、図5(a)に示すように被写体が表示される。即ち、画面122は、ある角度に傾くが、境界線132、134、136、138によって表示領域は、表示倍率を変更しないで解像度を維持した広さで表示可能な領域を表示する。その結果、撮影者に対して、表示領域内に主要被写体が収まるように撮影を誘導することができる。
撮像装置100をある角度に傾けて、角度情報とともに画像データを記録した場合、このデータを再生装置200で再生すると、図5(b)に示すように表示装置220に動画が表示される。撮像装置100の表示部120で表示された表示領域外の被写体は、表示装置220の枠外からはみ出るが、表示領域内に主要被写体が収まるように撮影すれば、水平状態で撮影した場合と同じ倍率で解像度を変化させずに被写体を表示させることができる。撮像装置100で撮影されなかった領域である図5(b)のA領域は、再生装置200が画像処理を行って、透明または任意の固定値の色を表示するようにしてもよい。または、A領域に別の画像を合成して表示させてもよい。
また、撮像装置100を縦位置にして被写体を撮影した場合、撮像装置100の表示部120の画面122には、図6(a)に示すように被写体が表示される。即ち、画面122は、縦位置になるが、境界線132、134によって表示領域は、表示倍率を変更しないで解像度を維持した広さで表示可能な領域を表示する。その結果、撮影者に対して、表示領域内に主要被写体が収まるように撮影を誘導することができる。
撮像装置100を縦位置にして、角度情報とともに画像データを記録した場合、このデータを再生装置200で再生すると、図6(b)に示すように表示装置220に動画が表示される。撮像装置100の表示部120で表示された表示領域外の被写体は、表示装置220の枠外からはみ出るが、表示領域内に主要被写体が収まるように撮影すれば、水平状態で撮影した場合と同じ倍率で解像度を変化させずに被写体を表示させることができる。撮像装置100で撮影されなかった領域である図6(b)のA領域は、再生装置200が画像処理を行って、透明または任意の固定値の色を表示するようにしてもよい。または、A領域に別の画像を合成して表示させてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、表示領域は、水平状態に対して表示倍率を変更しないで解像度を維持した広さで表示可能な領域を表示するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、水平状態は維持したまま、表示倍率を任意に変更して表示領域を撮像装置100の表示部120に表示するとしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置を示すブロック図である。 同実施形態に係る再生装置を示すブロック図である。 同実施形態の表示部における表示領域の境界線の描画例を示す説明図である。 同実施形態に係る撮像装置の表示部の画面を示す説明図である。 同実施形態に係る撮像装置の表示部の画面(a)及び表示装置の画面(b)を示す説明図である。 同実施形態に係る撮像装置の表示部の画面(a)及び表示装置の画面(b)を示す説明図である。
符号の説明
100 撮像装置
102 光学系
104 信号処理部
106 圧縮処理部
108 ファイル化処理部
110 媒体記録部
112 傾きセンサー
114 角度判断部
116 領域描画部
118 OSD混合部
120 表示部
122 画面
124、126 垂直線
132、134、136、138 境界線
200 再生装置
202 記録媒体
204 媒体読出部
206 伸張処理部
208 回転処理部
210 角度情報抽出部
220 表示装置

Claims (8)

  1. 撮像素子の撮像面に結像された被写体の撮像画像を、表示部の表示画面に表示させるようになされた撮像装置において、
    撮影時における装置本体の保持位置で、前記撮像素子の撮像面が、上記被写体の撮影方向を法線とする平面上の所定の基準点を中心として、重力方向に垂直な水平基準に対して傾く角度を検出する角度検出部と、
    前記角度検出部による検出結果である角度情報に基づいて、前記撮像画像に対して前記基準点を中心に前記角度だけ回転させた所定の指標マーク画像を生成し、前記表示部の表示画面に当該撮像画像に重畳して表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示制御部は、前記指標マーク画像のサイズを、前記表示部の表示面のアスペクト比に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記角度情報を、フレーム単位で前記撮像画像と対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部から読み出した前記撮像画像及び対応する前記角度情報に基づいて、当該撮像画像のうち前記指標マーク画像で規定される画像領域を、前記角度だけ回転させた水平基準画像として変換する画像変換部と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮像素子の撮像面に結像された被写体の撮像画像を、表示部の表示画面に表示させるようになされた撮像方法において、
    撮影時における装置本体の保持位置で、前記撮像素子の撮像面が、上記被写体の撮影方向を法線とする平面上の所定の基準点を中心として、重力方向に垂直な水平基準に対して傾く角度を検出する第1のステップと、
    前記検出結果である角度情報に基づいて、前記撮像画像に対して前記基準点を中心に前記角度だけ回転させた所定の指標マーク画像を生成し、前記表示部の表示画面に当該撮像画像に重畳して表示させる第2のステップと
    を備えることを特徴とする撮像方法。
  5. 前記第2のステップでは、前記指標マーク画像のサイズを、前記表示部の表示面のアスペクト比に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像方法。
  6. 前記角度情報を、フレーム単位で前記撮像画像と対応付けて記憶部に記憶する第3のステップと、
    前記記憶部から読み出した前記撮像画像及び対応する前記角度情報に基づいて、当該撮像画像のうち前記指標マーク画像で規定される画像領域を、前記角度だけ回転させた水平基準画像として変換する第4のステップと
    を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像方法。
  7. 撮影時における装置本体の保持位置で、撮像素子の撮像面が、被写体の撮影方向を法線とする平面上の所定の基準点を中心として、重力方向に垂直な水平基準に対して傾く角度を検出する第1のステップと、
    前記検出結果である角度情報に基づいて、前記撮像画像に対して前記基準点を中心に前記角度だけ回転させた所定の指標マーク画像を生成し、表示部の表示画面に当該撮像画像に重畳して表示させる第2のステップと、
    前記角度情報を、フレーム単位で前記撮像画像と対応付けて記憶部に記憶する第3のステップと、
    前記記憶部から読み出した前記撮像画像及び対応する前記角度情報に基づいて、当該撮像画像のうち前記指標マーク画像で規定される画像領域を、前記角度だけ回転させた水平基準画像として変換する第4のステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 前記第2のステップでは、前記指標マーク画像のサイズを、前記表示部の表示面のアスペクト比に基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
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