JP4073588B2 - デジタルカメラ、画像処理方法、および記録媒体 - Google Patents

デジタルカメラ、画像処理方法、および記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラに関し、特に、マルチ画像を作成するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像を記録する装置として、特開平6−62364号(公開日平成6年7月12日)は、デジタル音声記録領域にデジタル静止画像を記録する8ミリVTR装置を開示している。特開平10−224691号(公開日平成10年8月21日)は、複数の画像を効率的に表示する装置を開示している。特開平10−313444号(公開日平成10年11月24日)は、画面を分割して縮小画像を表示させる装置を開示している。特開平5−143723号(公開日平成5年6月11日)は、画像縮小およびマルチ画面生成を高速に処理する方法を開示している。特開平10−224708号(公開日平成10年8月21日)は、映像信号を複数分割して表示する装置を開示している。
【0003】
近年、デジタルカメラの高性能化に伴い、撮影画像の高画素化、高解像度化がすすんでいる。また、デジタルカメラによる撮影はいわゆる銀塩フイルムを使用せず、データを消去して何度も使用できるメモリカード等に画像を記録するため、撮影者は気軽に多数枚の画像を撮影する場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、デジタルカメラで撮影した画像データをコンピュータに接続したモニタで表示させて鑑賞する場合、標準的なモニタでは高画素の画像を1画面で表示しきれない場合がある。また、インターネット上のホームページに掲載する画像をデジタルカメラで撮影する場合、インターネットの一般的な通信速度やモニタ性能を考えると、撮影する画像は必ずしも高解像度であることを要しない。
【0005】
一方、デジタルカメラで多数枚の画像を撮影した直後に、関係する画像をひとまとめにグループ化したい場合がある。特に、関係する画像の枚数に応じて効率的にグループ化できる機能の実現が望まれていた。
【0006】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるデジタルカメラ、画像処理方法、及び記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明のさらなる有利な具体例を規定する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、デジタル画像を撮影するデジタルカメラであって、デジタルカメラが横向きまたは縦向きのいずれに構えられているかを検知する縦横検知部と、縦横検知部から受け取る検知結果に基づいて、複数のデジタル画像を結合して生成されるマルチ画像のレイアウトを決定するレイアウト決定部と、デジタル画像を入力する入力部と、入力されたデジタル画像をレイアウトに従って表示する表示部と、表示部により表示されたデジタル画像をマルチ画像として記録媒体に記録する記録部とを備える。
【0008】
レイアウト決定部は、縦横検知部による検知結果に基づいて、入力されたデジタル画像を、縦向きの画像と横向き画像とが含まれるマルチ画像のレイアウトの中でどの領域に埋め込むかを決定してもよい。レイアウト決定部は、レイアウトに基づいてマルチ画像に含ませるデジタル画像の配置枚数を算出し、入力部は、レイアウト決定部により算出された配置枚数のデジタル画像を、各画像の撮影条件を徐々に変化させて入力してもよい。デジタル画像を格納するバッファメモリと、バッファメモリに格納されたデジタル画像を記録部に記録させるタイミングを示すトリガー信号を出力するトリガー部と、デジタル画像をレイアウトに基づいてバッファメモリに書き込む手段と、トリガー信号に基づいてバッファメモリからデジタル画像を読み出して記録部に記録させる手段とを有する処理部とをさらに備えてもよい。レイアウト決定部は、レイアウトに基づいてマルチ画像に含ませるデジタル画像の配置枚数を算出する手段を有し、トリガー部は、処理部が配置枚数のデジタル画像をバッファメモリに書き込んだときにトリガー信号を出力する手段を有してもよい。処理部は、入力部がデジタル画像を撮影したときの撮影条件の情報をマルチ画像のファイル内に埋め込んで記録部に記録させる手段を有してもよい。入力部は、レイアウトに基づく配置枚数のデジタル画像を、各画像ごとの撮影条件を徐々に変化させて連続的に入力する手段を有し、処理部は、複数の撮影条件の情報をマルチ画像のファイル内に埋め込んで記録部に記録させる手段を有してもよい。レイアウトに基づいて、マルチ画像に含ませる複数のデジタル画像の解像度を決定する解像度決定部をさらに備え、入力部は、解像度でデジタル画像を入力する手段を有してもよい。
【0009】
本発明の第2の形態においては、デジタルカメラによって撮影されたデジタル画像を処理する画像処理方法であって、デジタルカメラが横向きまたは縦向きいずれに構えられているかを検知する縦横検知段階と、縦横検知段階における検知結果に基づいて、複数のデジタル画像を結合して生成されるマルチ画像のレイアウトを決定するレイアウト決定段階と、デジタル画像を入力する入力段階と、入力されたデジタル画像をレイアウトに従って表示する表示段階と、表示されたデジタル画像をマルチ画像として記録媒体に記録する記録段階とを備える。
【0010】
レイアウト決定段階は、縦横検知段階における検知結果に基づいて、入力されたデジタル画像を、縦向きの画像と横向き画像とが含まれるマルチ画像のレイアウトの中でどの領域に埋め込むかを決定してもよい。レイアウト決定段階は、レイアウトに基づいてマルチ画像に含ませるデジタル画像の配置枚数を算出し、入力段階は、算出された配置枚数のデジタル画像を、各画像の撮影条件を徐々に変化させて入力してもよい。デジタル画像をレイアウトに基づいてバッファメモリに格納する格納段階と、格納されたデジタル画像を記録させるタイミングを示すトリガー信号を出力するトリガー段階と、トリガー信号に基づいてデジタル画像を読み出してマルチ画像として記録媒体に記録させる処理段階とをさらに備えてもよい。
【0011】
本発明の第3の形態においては、デジタルカメラによって撮影されたデジタル画像を処理する画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータを、デジタルカメラが横向きまたは縦向きのいずれに構えられているかを検知する縦横検知部、縦横検知部から受け取る検知結果に基づいて、複数のデジタル画像を結合して生成されるマルチ画像のレイアウトを決定するレイアウト決定部、デジタル画像を入力する入力部、入力されたデジタル画像をレイアウトに従って表示する表示部、表示部により表示されたデジタル画像をマルチ画像として記録媒体に記録する記録部として機能させる。
【0012】
レイアウト決定部は、縦横検知部における検知結果に基づいて、入力されたデジタル画像を、縦向きの画像と横向き画像とが含まれるマルチ画像のレイアウトの中でどの領域に埋め込むかを決定してもよい。レイアウト決定部は、レイアウトに基づいてマルチ画像に含ませるデジタル画像の配置枚数を算出し、入力部は、レイアウト決定部により算出された配置枚数のデジタル画像を、各画像の撮影条件を徐々に変化させて入力してもよい。コンピュータを、デジタル画像をバッファメモリに格納する手段、バッファメモリに格納されたデジタル画像を記録部に記録させるタイミングを示すトリガー信号を出力するトリガー部、デジタル画像をレイアウトに基づいてバッファメモリに書き込む手段と、トリガー信号に基づいてバッファメモリからデジタル画像を読み出して記録部に記録させる手段とを有する処理部としてさらに機能させてもよい。
【0013】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となりうる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0015】
まず、本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態におけるデジタルカメラは、複数のデジタル画像を撮影し、撮影された複数のデジタル画像を結合してマルチ画像を生成する。デジタルカメラには、デジタルスチルカメラや静止画像を撮影できるデジタルビデオカメラ等が含まれる。
【0016】
図1は、デジタルカメラの構成図である。このデジタルカメラは、入力部10と制御ユニット20と操作部40と縦横検知部46と記録部50と表示部60とを備える。
【0017】
入力部10は、被写体の画像を撮影して、画像の信号を制御ユニット20に出力する。入力部10は、レンズ12と絞り14とCCD(Charge coupled device:電荷結合素子)16と信号処理部18とを有する。レンズ12は、被写体像を結像する。絞り14は、レンズ12を介して入力される光量を絞る。CCD16はレンズ12によって結像された被写体像の光情報を受けて電気信号に変換する。信号処理部18は、CCD16から受け取ったアナログ信号をデジタル信号に変換し、制御ユニット20に出力する。また、信号処理部18は、CCD16から信号として受け取った画像を所望の解像度の画像とする処理を施して出力する。
【0018】
制御ユニット20は、入力部10に対し撮影動作を制御する。即ち、制御ユニット20は、レンズ12によるズームとフォーカス、絞り14による絞り量や露光時間、およびCCD16による信号出力のうち少なくとも一つを制御する。また、制御ユニット20は、入力部10から受け取った画像のデータを結合してマルチ画像を生成する。制御ユニット20が作成するマルチ画像は、記録部50と表示部60とに出力される。
【0019】
操作部40は、制御ユニット20に各種指示信号を出力する。撮影者は、操作部40を操作して制御ユニット20に各種処理をさせる。操作部40は、レリーズボタン41と十字ボタン42と記録ボタン43と実行ボタン44とを有する。レリーズボタン41が出力する指示信号は、制御ユニット20による制御を介して入力部10に画像を撮影させることを指示する。撮影者は、レリーズボタン41を押すことにより画像を撮影できる。十字ボタン42が出力する指示信号は、制御ユニット20による制御を介して表示部60に表示される表示内容を切り換えることを指示する。例えば、撮影者は、十字ボタン42を押すことにより、表示部60に表示された画像を他の画像に切り替えることができる。他の形態としては、例えば、撮影者は、十字ボタン42を操作することにより、画面上に表示された処理命令の選択を切り替えてもよい。例えば、撮影者は、十字ボタン42を回転させて撮影モードを切り替えてもよい。
【0020】
記録ボタン43が出力する指示信号は、制御ユニット20による制御を介して、入力部10が入力したデジタル画像を記録部50に記録させることを指示する。撮影者は、記録ボタン43を押すことにより、撮影したデジタル画像をマルチ画像として記録媒体に収めることができる。実行ボタン44が出力する指示信号は、制御ユニット20に各種処理の実行を指示する。例えば、撮影者は十字ボタン42を押して処理命令を選択してから実行ボタン44を押すことにより、選択した処理命令を制御ユニット20に実行させることができる。
【0021】
記録部50は、入力部10により入力されて制御ユニット20により処理されたデジタル画像をマルチ画像として記録媒体に記録する。記録媒体としては、メモリカード等の着脱自在な不揮発性の半導体メモリや、フロッピーディスク等の着脱自在な磁気記録媒体等が含まれる。メモリカードとしては、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のように電気的にデータを読み書き可能な媒体が用いられる。また、記録媒体として、書き込み可能なCD、DVD等の光記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、ハードディスク等の磁気記録媒体等を用いてもよい。記録部40としては、メモリカードドライブ、フロッピードライブ、CD−Rドライブ、DVD−RAMドライブ、MOドライブ、ハードディスクドライブ等が用いられる。
【0022】
表示部60は、デジタル画像を表示画面に表示する。表示部60としては、例えば、デジタルカメラの背面側に内蔵させる小型液晶モニタ等が考えられる。縦横検知部46は、デジタルカメラが横向き又は縦向きのいずれに構えられているかを検知する。これにより、縦横検知部46は、入力部10が、デジタル画像として縦画像および横画像のうちいずれを入力するかを検知することができる。縦横検知部46は、検知結果を制御ユニット20に出力する。例えば、撮影者が縦画像を撮影しようとしてデジタルカメラを縦向きに構えた場合、縦横検知部46は制御ユニット20に縦画像を撮影することを示す情報を出力してもよい。縦横検知部46は、例えば姿勢の傾きセンサであってもよい。
【0023】
図2は、制御ユニット20の機能ブロック図である。制御ユニット20は、処理部22とバッファメモリ24とトリガー部26とレイアウト決定部28とレイアウト決定部28と解像度決定部30と撮影制御部32とを有する。レイアウト決定部28は、複数のデジタル画像を結合して生成されるマルチ画像のレイアウトを決定する。本実施形態におけるマルチ画像のレイアウトには、画面を2等分したレイアウト、画面を4等分したレイアウト、画面を9等分したレイアウト等が含まれる。
【0024】
レイアウト決定部28は、操作部40から受け取る指示信号に基づいてレイアウトを決定してもよい。例えば、撮影者が操作部40を操作していくつかのマルチ画像レイアウトから一つを選択する。そして、レイアウト決定部28は、どのレイアウトを選択したかを示す指示信号を操作部40から受け取ってレイアウトを決定する。本実施形態によれば、撮影者は撮影を開始する前にマルチ画像のレイアウトとして所望のレイアウトを設定することができる。
【0025】
レイアウト決定部28は、レイアウトに基づいてマルチ画像に含ませるデジタル画像の配置枚数を算出してもよい。レイアウト決定部28は、縦横検知部46から受け取る検知結果に基づいてマルチ画像のレイアウトを決定してもよい。例えば、入力部10が縦画像を入力する場合、レイアウト決定部28はデジタル画像を縦の長さが横の長さより長くなる状態で配置するマルチ画像のレイアウトを決定する。本実施形態によれば、レイアウト決定部28は、撮影する画像が縦向きか横向きかに応じてレイアウトを決定するので、被写体の向きが揃ったマルチ画像を作成することができる。
【0026】
撮影制御部32は、レンズ12によるズームとフォーカス、絞り14による絞り量や露光時間、およびCCD16による信号出力のうち少なくとも一つを制御する。撮影制御部32は、操作部40のレリーズボタン41から受け取る指示信号に基づいてCCD16による信号出力を制御する。撮影制御部32は、レイアウト決定部28から受け取るデジタル画像の配置枚数の情報に基づいてCCD16による信号出力を制御する。解像度決定部30は、レイアウト決定部28が決定したレイアウトに基づいて、マルチ画像に含ませる複数のデジタル画像の解像度を決定する。例えば、CCD16の解像度が230万画素の場合、1800×1200画素の画像を撮影できる。レイアウト決定部28が、9枚の等しいサイズの画像を3枚×3枚に配置して結合するマルチ画像のレイアウトを決定した場合、マルチ画像に含ませる1枚の画像解像度はそれぞれ600×400画素となる。入力部10が有する信号処理部18は、解像度決定部30が決定した解像度でデジタル画像を入力する。
【0027】
本実施形態においては、撮影者が設定したレイアウトに応じた解像度でデジタル画像を入力する。したがって、必要以上に解像度が高い画像を記録しておかなくて済むため、記録媒体の容量を節約することができる。
【0028】
処理部22は、信号処理部18からデジタル画像のデータを受け取ってバッファメモリ24に書き込む。バッファメモリ24には、デジタル画像を格納する。処理部22は、バッファメモリ24に格納されたデジタル画像を読み出して表示部60に出力する。本実施形態における表示部60は、バッファメモリ24に格納されたデジタル画像を約4分の1のサイズで表示する。例えば、バッファメモリ24に格納できるデジタル画像1枚の最大画像サイズが1800×1200ドットの場合、処理部22はデジタル画像のサイズを4分の1に縮小して450×300ドットにして出力する。
【0029】
処理部22は、レイアウト決定部28から受け取るマルチ画像のレイアウトに従ってデジタル画像のデータをバッファメモリ24に書き込む。レイアウト決定部28が9枚のデジタル画像を結合するマルチ画像のレイアウトを決定した場合、そのレイアウトに基づいて処理部22はバッファメモリ24に9枚のデジタル画像を書き込む。例えば、格納できるデジタル画像1枚の最大画像サイズが1800×1200ドットであるバッファメモリ24に9枚のデジタル画像を格納する場合、1枚の画像サイズは600×400ドットが好適である。
【0030】
トリガー部26は、バッファメモリ24に格納されたデジタル画像を記録部50に記録させるタイミングを示すトリガー信号を出力する。例えば、トリガー部26は、マルチ画像に含ませるデジタル画像の配置枚数の情報をレイアウト決定部28から受け取る。そして、トリガー部26は、上記配置枚数のデジタル画像を処理部22がバッファメモリ24に書き込んだときにトリガー信号を出力してもよい。トリガー部26は、操作部40の記録ボタン43から指示信号を受け取ったときにトリガー信号を出力してもよい。この場合、トリガー部26は、処理部22が上記配置枚数のデジタル画像をバッファメモリ24に書き込む前にトリガー信号を出力してもよい。処理部22は、トリガー部26よりトリガー信号を受け取ったときにバッファメモリ24からデジタル画像を読み出して記録部50に記録させる。
【0031】
本実施形態によれば、撮影者が予め設定したレイアウトに基づく配置枚数のデジタル画像を撮影したときに、バッファメモリ24に格納された複数のデジタル画像をマルチ画像として自動的に記録媒体へ記録することができる。また、予定した配置枚数のデジタル画像を撮影し終わる前であっても、撮影者はバッファメモリ24に格納されたデジタル画像をマルチ画像として任意のタイミングで記録媒体に記録させることができる。
【0032】
本実施形態によれば、撮影される複数の画像は、一つのバッファメモリ24にいったん格納されてからまとめて記録媒体に記録される。したがって、画像ごとに記録媒体に記録する場合に比べて記録時間を短縮することができる。
【0033】
図3は、マルチ画像のレイアウトを示す。図3(a)は、1枚のデジタル画像を示す。(b)は、画面を2等分したマルチ画像のレイアウトを示す。(c)は、画面を4等分したマルチ画像のレイアウトを示す。(d)は、画面を9等分したマルチ画像のレイアウトを示す。(e)は、画面を3分割したマルチ画像のレイアウトを示す。(f)は、画面を5分割したマルチ画像のレイアウトを示す。
【0034】
ここで、マルチ画像に含まれる各デジタル画像のアスペクト比は、それぞれマルチ画像全体のアスペクト比と等しいことが好ましい。例えば、全体画像の解像度が1800×1200ドットでアスペクト比が3:2の場合、4等分した大きさの画像は、(c)に示される通り、解像度が900×600ドットでアスペクト比が3:2となるのが好ましい。また、全体画像の解像度およびアスペクト比が上記と同様の場合において、全体を9等分した大きさの画像は、(d)に示される通り、解像度が600×400ドットでアスペクト比が3:2となるのが好ましい。また、レイアウト決定部28は、画像サイズが異なる複数のデジタル画像を結合して生成されるマルチ画像のレイアウトを決定してもよい。例えば、マルチ画像は、2枚の900×600ドット(アスペクト比3:2)の画像と4枚の600×400ドット(アスペクト比3:2)の画像とを結合させるレイアウトとしてもよい。
【0035】
マルチ画像に含められる複数のデジタル画像はそれぞれアスペクト比が異なってもよい。例えば、(e)に示される通り、マルチ画像のレイアウトは、1枚の1200×900ドット(アスペクト比4:3)の画像と2枚の900×600ドット(アスペクト比3:2)の画像とを結合させるレイアウトであってもよい。例えば、(f)に示される通り、マルチ画像のレイアウトは、1枚の1200×900ドット(アスペクト比4:3)の画像と4枚の600×400ドット(アスペクト比3:2)の画像とを結合させるレイアウトであってもよい。
【0036】
撮影前、表示部60は(a)〜(f)のいずれかのレイアウトを表示する。そして、撮影者が操作部40の十字ボタン42を押すと、表示部60に表示されるレイアウトが順次切り替わる。撮影者は、所望のレイアウトが表示部60に表示されたときに操作部40の実行ボタン44を押すと、表示されたレイアウトを選択する指示信号がレイアウト決定部28に送出される。
【0037】
複数のデジタル画像がそれぞれ縦向き又は横向きのいずれの向きで結合されるかは、マルチ画像のレイアウトにより異なる。例えば、(b)のレイアウトにおいては、マルチ画像に含まれる2枚の画像がそれぞれ縦向きの画像である。例えば、(e)においては、マルチ画像に1枚の縦向き画像と2枚の横向き画像とが含まれる。例えば、(f)においては、マルチ画像に5枚の縦向き画像が含まれる。レイアウト決定部28は、縦横検知部46による縦向き又は横向きのいずれの画像を入力するかの検知結果に基づいて、いずれのレイアウトにするかを決定してもよい。レイアウト決定部28は、縦横検知部46による検知結果に基づいて、入力されたデジタル画像を、レイアウトの中でどの領域に埋め込むかを決定してもよい。
【0038】
図4は、表示部60により画面表示されたマルチ画像を示す。本実施形態においては、工事写真の撮影において9枚のデジタル画像を結合したマルチ画像が作成される。レイアウト決定部28によって9枚のデジタル画像を結合するマルチ画像のレイアウトが決定されると、表示部60の液晶画面は9分割されて、9枚分の枠が設けられる。そして、処理部22によって各枠内にデジタル画像が埋められる。例えば、表示部60が1800×1200ドットのデジタル画像を約4分の1サイズで液晶画面に表示できる場合、表示部60は、表示解像度としては450×300ドットのデジタル画像を表示させることとなる。図に示す通り、バッファメモリ24に4枚のデジタル画像が格納されている場合、表示部60は、画面上に4枚のデジタル画像と空欄を示す柄とを表示させる。空欄を示す柄として、例えば空欄の領域を黒や青等の色で塗りつぶした柄にしてもよい。
【0039】
レイアウト決定部28は、操作部40から受け取る指示信号に基づいて、レイアウトにおけるデジタル画像の配置を変更してもよい。操作部40の十字ボタン42は、上下左右の方向を指示する指示信号をレイアウト決定部28へ出力する。例えば、画面上で2つの画像の配置を入れ替える場合、撮影者は十字ボタン42を操作して画面上の画像選択枠87を入れ替え対象となる一方の画像に移動させる。そして、撮影者は操作部40の実行ボタン44を押して、配置変更の対象となる一方の画像を決定する。次に、撮影者は十字ボタン42を操作して表示された画像選択枠87を入れ替え対象となる他方の画像に移動させ、実行ボタン44を押して決定するとデジタル画像の配置が変更される。このようにして、撮影者は、表示部60の画面上で2つの画像の配置を入れ替えてレイアウトを変更できる。
【0040】
図5は、デジタルカメラの背面図である。図に示される通り、本実施形態のデジタルカメラは、その背面側にレリーズボタン41と十字ボタン42と記録ボタン43と実行ボタン44と表示部60とを備える。撮影者は、所望のタイミングでレリーズボタン41を押してデジタル画像を撮影する。撮影者は、十字ボタン42のうち上下左右側を押してそれぞれの方向を指示する。十字ボタン42は、略回転式の撮影モード切替スイッチであってもよい。撮影者は、実行ボタン44を押して、十字ボタン42で指示した内容を確定させる。撮影者は、記録ボタン43を押して、バッファメモリ24に格納されたデジタル画像をマルチ画像として記録媒体に記録させる。
【0041】
本実施形態によれば、撮影者は操作部40を操作することにより、制御ユニット20に所望の動作を指示することができる。特に、撮影者は記録ボタン43を押すことにより、所望のタイミングでバッファメモリ24に格納されたデジタル画像をマルチ画像として記録媒体に記録することができる。
【0042】
図6は、マルチ画像のファイルの内部データ構造を示す。記録部50により記録されたマルチ画像の画像ファイル70の画像データ部74は、マルチ画像に含められるデジタル画像の各画像データを保持する領域である。本実施形態においては、マルチ画像に4枚のデジタル画像が含められるので、画像データ部74は4つの画像データを有する。また、処理部22は、画像ファイル70に画像のデータの他、各画像を撮影したときの撮影条件の情報を埋め込んでもよい。例えば、画像ファイル70のヘッダ部72は、マルチ画像に含められたデジタル画像の各撮影条件の情報を保持する領域である。本実施形態におけるヘッダ部72は、マルチ画像に含められるデジタル画像の撮影条件として、それぞれの撮影日、シャッタ速度、絞り値等の情報を有する。
【0043】
入力部10は、レイアウト決定部28により算出された配置枚数のデジタル画像を、各画像ごとの撮影条件を徐々に変化させて連続的に入力してもよい。この場合、処理部22は、複数の撮影条件の情報をマルチ画像の画像ファイル70のヘッダ部72に埋め込んでもよい。例えば、入力部10は、露光条件の設定が困難な状況において、露光条件を徐々に変化させながら連続的に撮影する、いわゆるオートブラケッティング撮影を行ってもよい。この場合、処理部22は、少しずつ異なる複数の露光条件の情報をマルチ画像の画像ファイル70のヘッダ部72に埋め込んでもよい。本実施形態によれば、一連のデジタル画像をまとめて1枚のマルチ画像として得られる。したがって、一連のデジタル画像を容易に管理することができる。
【0044】
図7は、本実施形態の撮影方法を示すフローチャートである。まず撮影準備が開始された後、レイアウト決定部28はマルチ画像のレイアウトを決定する(S100)。次に、解像度決定部30は、決定されたレイアウトに基づいて解像度を決定する(S102)。そして、撮影制御部32による制御に基づいて撮影がなされる(S104)。次に、撮影されたデジタル画像がバッファメモリ24に格納される(S106)。次に、バッファメモリ24に格納されたデジタル画像がマルチ画像として表示部60に表示される(S108)。
【0045】
ここで、予め算出する配置枚数のデジタル画像を全て撮影してバッファメモリ24に格納し終わった場合(S110)、バッファメモリ24に格納された画像はマルチ画像として自動的に記録媒体に記録される(S116)。一方、予め算出する配置枚数のデジタル画像を撮影し終わっていない場合(S110)、撮影者は十字ボタン42を操作してマルチ画像におけるデジタル画像の配置を変更できる(S112)。また、撮影者が記録ボタン43を押した場合、バッファメモリ24に格納されたデジタル画像を強制的にマルチ画像として記録媒体に記録できる(S114)。配置枚数のデジタル画像を撮影し終わるか、または記録ボタン43を撮影者が押すまで、撮影者は撮影を繰り返す(S104)。そして、最終的にバッファメモリ24に格納されたデジタル画像がマルチ画像として記録媒体に記録されると撮影動作は終了する。
【0046】
次に、第2実施形態を説明する。本実施形態おいては、ノート型コンピュータや携帯型電子端末にデジタルカメラを内蔵させている。本実施形態の基本的な構成及び動作は、図1乃至図7に示される基本的な構成及び動作と同様である。
【0047】
図8は、本実施形態における制御ユニット20のハードウェア構成図である。CPU80はROM82およびRAM84に格納されたプログラムに基づいて動作する。操作者が操作部40を操作することにより、入力インターフェイス81を介して指示信号が入力される。ハードディスク83は、デジタル画像等のデータ、およびCPU80を動作させるプログラムを格納する。CD−ROMドライブ85はCD−ROM86からデータ又はプログラムを読み取り、RAM84、ハードディスク83及びCPU80の少なくともいずれかに提供する。
【0048】
図9は、CPU80が実行するソフトウエアの機能構成を示すモジュール図である。これらのソフトウエアは、CD−ROM86等の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮であってもよい。ソフトウエアは記録媒体からハードディスク83にインストールされ、RAM84に読み出されてCPU80により実行される。
【0049】
記録媒体に格納されて提供されるソフトウエア、即ちハードディスク83にインストールされるソフトウェアは、機能構成として処理モジュール122とトリガーモジュール126とレイアウト決定モジュール128と解像度決定モジュール130と撮影制御モジュール132とを備える。
【0050】
各プログラムモジュールは、それぞれ制御ユニット20が有する各機能と同一の機能を果たす。即ち、処理モジュール122は処理部22と同一の機能を有し、トリガーモジュール126はトリガー部26と同一の機能を有する。また、レイアウト決定モジュール128はレイアウト決定部28と同一の機能を有する。さらに、解像度決定モジュール130は解像度決定部30と同一の機能を有し、撮影制御モジュール132は撮影制御部32と同一の機能を有する。
【0051】
記録媒体の一例としてのCD−ROM86には、本出願で説明した制御ユニット20の動作の一部又は全ての機能を格納することができる。またCD−ROM86には他の装置の動作の一部又は全ての機能を格納することができる。これらのプログラムは記録媒体から直接RAM84に読み出されて実行されてもよい。
【0052】
記録媒体としては、CD−ROM86の他にも、DVDやPD等の光学記録媒体、フロッピーディスクやミニディスク(MD)等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ状記録媒体、不揮発性の半導体メモリカード等を用いることができる。上記のプログラムを格納した記録媒体は、デジタルカメラを製造するためにのみ使用されるものであり、そのような記録媒体の業としての製造および販売等が本出願に基づく特許権の侵害を構成することは明らかである。
【0053】
以上のように、第1および第2実施形態によれば、撮影者は撮影を開始する前にマルチ画像のレイアウトとして所望のレイアウトを設定することができる。
【0054】
また、本実施形態においては、レイアウト決定部28は、撮影する画像が縦向きか横向きかに応じてレイアウトを決定するので、被写体の向きが揃ったマルチ画像を作成することができる。
【0055】
また、本実施形態においては、撮影者が設定したレイアウトに応じた解像度でデジタル画像を入力する。したがって、必要以上に解像度が高い画像を記録しておかなくて済むため、記録媒体の使用容量を節約することができる。
【0056】
また、本実施形態においては、撮影者が予め設定したレイアウトに基づく配置枚数のデジタル画像を撮影したときに、バッファメモリ24に格納された複数のデジタル画像をマルチ画像として自動的に記録媒体へ記録することができる。また、予定した配置枚数のデジタル画像を撮影し終わる前であっても、撮影者はバッファメモリ24に格納されたデジタル画像をマルチ画像として任意のタイミングで記録媒体に記録させることができる。
【0057】
また、本実施形態においては、撮影される複数の画像は、一つのバッファメモリ24にいったん格納されてからまとめて記録媒体に記録される。したがって、画像ごとに記録媒体に記録する場合に比べて記録時間を短縮することができる。
【0058】
また、本実施形態においては、撮影者は操作部40を操作することにより、制御ユニット20に所望の動作を指示することができる。特に、撮影者は記録ボタン43を押すことにより、所望のタイミングでバッファメモリ24に格納されたデジタル画像をマルチ画像として記録媒体に記録することができる。
【0059】
また、本実施形態においては、一連のデジタル画像をまとめて1枚のマルチ画像として得られる。したがって、一連のデジタル画像を容易に管理することができる。
【0060】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明によれば、所望のタイミングでマルチ画像を記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの構成図である。
【図2】制御ユニット20の機能ブロック図である。
【図3】マルチ画像のレイアウトを示す。
【図4】表示部60により画面表示されたマルチ画像を示す。
【図5】デジタルカメラの背面図である。
【図6】マルチ画像のファイルの内部データ構造を示す。
【図7】撮影方法を示すフローチャートである。
【図8】制御ユニット20のハードウェア構成図である。
【図9】CPU80が実行するソフトウエアの機能構成を示すモジュール図である。
【符号の説明】
10 入力部
12 レンズ
14 絞り
16 CCD
18 信号処理部
20 制御ユニット
22 処理部
24 バッファメモリ
26 トリガー部
28 レイアウト決定部
30 解像度決定部
32 撮影制御部
40 操作部
41 レリーズボタン
42 十字ボタン
43 記録ボタン
44 実行ボタン
46 縦横検知部
50 記録部
60 表示部
70 画像ファイル
72 ヘッダ部
74 画像データ部
80 CPU
81 入力インターフェイス
82 ROM
83 ハードディスク
84 RAM
85 CD−ROMドライブ
86 CD−ROM
87 画像選択枠
122 処理モジュール
126 トリガーモジュール
128 レイアウト決定モジュール
130 解像度決定モジュール
132 撮影制御モジュール

Claims (13)

  1. デジタル画像を撮影するデジタルカメラであって、
    前記デジタルカメラが横向きまたは縦向きのいずれに構えられているかを検知する縦横検知部と、
    前記縦横検知部から受け取る検知結果に基づいて、複数の前記デジタル画像を結合して生成されるマルチ画像のレイアウトを決定するレイアウト決定部と、
    前記デジタル画像を入力する入力部と、
    入力された前記デジタル画像を前記レイアウトに従って表示する表示部と、
    前記表示部により表示された前記デジタル画像を前記マルチ画像として記録媒体に記録する記録部と
    を備え、
    前記レイアウト決定部は、前記縦横検知部による検知結果に基づいて、入力された前記デジタル画像を、縦向き画像と横向き画像とが含まれる前記マルチ画像の前記レイアウトの中でどの領域に埋め込むかを決定するデジタルカメラ。
  2. 前記レイアウト決定部は、前記レイアウトに基づいて前記マルチ画像に含ませる前記デジタル画像の配置枚数を算出し、
    前記入力部は、前記レイアウト決定部により算出された配置枚数の前記デジタル画像を、各画像の撮影条件を徐々に変化させて入力する
    請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記デジタル画像を格納するバッファメモリと、
    前記バッファメモリに格納された前記デジタル画像を前記記録部に記録させるタイミングを示すトリガー信号を出力するトリガー部と、
    前記デジタル画像を前記レイアウトに基づいて前記バッファメモリに書き込む手段と、前記トリガー信号に基づいて前記バッファメモリから前記デジタル画像を読み出して前記記録部に記録させる手段とを有する処理部と
    をさらに備える請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記レイアウト決定部は、前記レイアウトに基づいて前記マルチ画像に含ませる前記デジタル画像の配置枚数を算出する手段を有し、
    前記トリガー部は、前記処理部が前記配置枚数の前記デジタル画像を前記バッファメモリに書き込んだときに前記トリガー信号を出力する手段を有する
    請求項に記載のデジタルカメラ。
  5. 前記処理部は、前記入力部が前記デジタル画像を撮影したときの撮影条件の情報を前記マルチ画像のファイル内に埋め込んで前記記録部に記録させる手段を有する
    請求項に記載のデジタルカメラ。
  6. 前記入力部は、前記レイアウトに基づく前記配置枚数の前記デジタル画像を、各画像ごとの前記撮影条件を徐々に変化させて連続的に入力する手段を有し、
    前記処理部は、複数の前記撮影条件の情報を前記マルチ画像のファイル内に埋め込んで前記記録部に記録させる手段を有する
    請求項に記載のデジタルカメラ。
  7. 前記レイアウトに基づいて、前記マルチ画像に含ませる複数の前記デジタル画像の解像度を決定する解像度決定部をさらに備え、
    前記入力部は、前記解像度で前記デジタル画像を入力する手段を有する
    請求項1乃至請求項のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  8. デジタルカメラによって撮影されたデジタル画像を処理する画像処理方法であって、
    前記デジタルカメラが横向きまたは縦向きいずれに構えられているかを検知する縦横検知段階と、
    前記縦横検知段階における検知結果に基づいて、複数の前記デジタル画像を結合して生成されるマルチ画像のレイアウトを決定するレイアウト決定段階と、
    前記デジタル画像を入力する入力段階と、
    入力された前記デジタル画像を前記レイアウトに従って表示する表示段階と、
    表示された前記デジタル画像を前記マルチ画像として記録媒体に記録する記録段階と
    を備え、
    前記レイアウト決定段階は、前記縦横検知段階における検知結果に基づいて、入力された前記デジタル画像を、縦向き画像と横向き画像とが含まれる前記マルチ画像の前記レイアウトの中でどの領域に埋め込むかを決定する画像処理方法。
  9. 前記レイアウト決定段階は、前記レイアウトに基づいて前記マルチ画像に含ませる前記デジタル画像の配置枚数を算出し、
    前記入力段階は、算出された配置枚数の前記デジタル画像を、各画像の撮影条件を徐々に変化させて入力する
    請求項に記載の画像処理方法。
  10. 前記デジタル画像を前記レイアウトに基づいてバッファメモリに格納する格納段階と、
    格納された前記デジタル画像を記録させるタイミングを示すトリガー信号を出力するトリガー段階と、
    前記トリガー信号に基づいて前記デジタル画像を読み出して前記マルチ画像として前記記録媒体に記録させる処理段階と
    をさらに備える請求項または請求項9に記載の画像処理方法。
  11. デジタルカメラによって撮影されたデジタル画像を処理する画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータを、
    前記デジタルカメラが横向きまたは縦向きのいずれに構えられているかを検知する縦横検知部、
    前記縦横検知部から受け取る検知結果に基づいて、複数の前記デジタル画像を結合して生成されるマルチ画像のレイアウトを決定するレイアウト決定部、
    前記デジタル画像を入力する入力部、
    入力された前記デジタル画像を前記レイアウトに従って表示する表示部、
    前記表示部により表示された前記デジタル画像を前記マルチ画像として記録媒体に記録する記録部
    として機能させ、
    前記レイアウト決定部は、前記縦横検知部における検知結果に基づいて、入力された前記デジタル画像を、縦向き画像と横向き画像とが含まれる前記マルチ画像の前記レイアウトの中でどの領域に埋め込むかを決定する画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 前記レイアウト決定部は、前記レイアウトに基づいて前記マルチ画像に含ませる前記デジタル画像の配置枚数を算出し、
    前記入力部は、前記レイアウト決定部により算出された配置枚数の前記デジタル画像を、各画像の撮影条件を徐々に変化させて入力する
    請求項11に記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 前記コンピュータを、
    前記デジタル画像をバッファメモリに格納する手段、
    前記バッファメモリに格納された前記デジタル画像を前記記録部に記録させるタイミングを示すトリガー信号を出力するトリガー部、
    前記デジタル画像を前記レイアウトに基づいて前記バッファメモリに書き込む手段と、前記トリガー信号に基づいて前記バッファメモリから前記デジタル画像を読み出して前記記録部に記録させる手段とを有する処理部
    としてさらに機能させる請求項11または請求項12に記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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