JP2001245248A - 画像記録方法及び装置 - Google Patents

画像記録方法及び装置

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JP2001245248A
JP2001245248A JP2000054190A JP2000054190A JP2001245248A JP 2001245248 A JP2001245248 A JP 2001245248A JP 2000054190 A JP2000054190 A JP 2000054190A JP 2000054190 A JP2000054190 A JP 2000054190A JP 2001245248 A JP2001245248 A JP 2001245248A
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JP2000054190A
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English (en)
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Tadashi Fujii
正 藤井
Eiji Yoshimatsu
栄二 吉松
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録容量の異なる複数の記録メディアのメディ
アサイズを有効に使用して、記録後の画像ファイルの整
理・検索をし易くすることができる画像記録方法及び装
置を提供する。 【解決手段】デジタルカメラ10は、画像データを保存
する記録手段として2つのメディアスロット36、38
を有している。例えば、第1のメディアスロット36に
は、記録容量16MBのスマートメディア(52)が装
着され、第2のメディアスロット38には、記録容量6
4MBのコンパクトフラッシュ(54)が装着される。
そして、撮影される画像のデータサイズの大小に応じて
そのデータの保存先メディアが自動選択される。データ
サイズの大小を判断する閾値の設定方法は様々である
が、例えば、データ圧縮の有無、動画/静止画の別によ
って記録すべき画像のデータサイズを予測し、保存先の
記録メディアを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録方法及び装
置に係り、特に、撮像素子を用いて光学像を電気信号に
変換し、静止画や動画の画像情報を記録媒体に記録する
デジタルカメラ等に適用される画像データの記録技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なデジタルカメラの場合、撮影し
た画像のデータを記録する手段として、メモリカードな
どの記録媒体(メディア)が用いられ、カメラ本体には
記録メディアを挿入するためのスロット(メディアスロ
ット)が設けられている。また、特開平6−86128
号公報には、カメラ本体に複数の記録メディアを装着可
能とした装置が開示され、特開平10−276393号
公報では、カメラ本体以外の装置に複数の記録メディア
を装着可能な構造を採用し、この外部装置とカメラ本体
の間でデータの受け渡しを行うシステムが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
メディアスロットを有するデジタルカメラにおいて、例
えばメディアの形態が異なる2つのスロットが設けられ
ていたり、同種のスロットでも挿入されるメディアによ
り容量が異なる場合がある。大容量のメディアにデータ
サイズの小さい画像データを順次記録していくと、当該
メディア内に多数のファイルが格納されることになり、
後で画像の分類・検索をする時に不便である。
【0004】記録容量の異なるメディアに様々なファイ
ルサイズの画像データを記録するにあたり、各メディア
の特徴を活かして撮影後の記録画像の分類、検索等を容
易にすることが望ましい。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、記録容量の異なる複数の記録メディアのメディ
アサイズを有効に使用して、記録後の画像ファイルの整
理・検索をし易くすることができる画像記録方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に係る画像記録方法は、記録容量の異なる複
数の記録媒体を用い、データサイズの大きい画像データ
は前記複数の記録媒体のうち容量の大きい記録媒体に記
録し、データサイズの小さい画像データは前記複数の記
録媒体のうち容量の小さい記録媒体に記録するように、
データサイズに応じて記録媒体を自動選択することを特
徴としている。
【0007】本発明によれば、データサイズの大きいデ
ータを記録する時は大容量の記録媒体が選択され、デー
タサイズの小さいデータを記録する時は小容量の記録媒
体が選択される。これにより、各記録媒体に格納される
ファイルの数の平均化を図ることができ、記録後の画像
ファイルの整理、検索に便利である。
【0008】本発明の一態様として、請求項2に示した
ように、複数の記録媒体の中で記録容量の相対的な大小
関係を把握し、記録しようとする画像データのデータサ
イズが所定の基準値よりも大きい場合には、当該画像デ
ータを前記複数の記録媒体のうち容量の大きい記録媒体
に格納し、記録しようとする画像データのデータサイズ
が所定の基準値よりも小さい場合には、当該画像データ
を前記複数の記録媒体のうち容量の小さい記録媒体に格
納する方法がある。
【0009】上記データサイズと所定の基準値との比較
結果に応じて記録媒体を選択する方法に代えて、請求項
3に示したように、記録しようとする画像データが圧縮
処理されていない非圧縮データである場合には、当該非
圧縮データを前記複数の記録媒体のうち容量の大きい記
録媒体に格納し、記録しようとする画像データが圧縮処
理された後のデータである場合には、当該圧縮データを
前記複数の記録媒体のうち容量の小さい記録媒体に格納
する方法がある。
【0010】これらの態様によれば、一つのメディアに
は、略同じサイズの画像が記録されることになり、一つ
のメディアを再生する場合に、同程度のサイズ、解像度
の画像をまとめて見ることができる。
【0011】請求項4に係る発明は、一般に動画データ
のデータ量は静止画データのデータ量に比べて大きいこ
とに着眼してなされたものでり、請求項4に係る画像記
録方法は、複数の記録媒体の中で記録容量の相対的な大
小関係を把握し、記録しようとする画像データが動画の
データの場合には、当該動画データを前記複数の記録媒
体のうち容量の大きい記録媒体に格納し、記録しようと
する画像データが静止画のデータの場合には、当該静止
画データを前記複数の記録媒体のうち容量の小さい記録
媒体に格納することを特徴としている。
【0012】本発明の画像記録方法において、さらに請
求項5に記載の如く、前記複数の記録媒体にわたって記
録される画像データの記録順番を示す情報を付加し、該
記録順番情報を画像データとともに記録し、画像再生時
に、前記記録順番情報に基づいて記録順番に合致した順
序で画像の再生、又は複数画像の配列表示を行う態様が
ある。
【0013】上記方法発明を具現化すべく、請求項6に
係る画像記録装置は、複数の記録媒体のうち所定の記録
媒体に画像データを記録可能な画像記録装置において、
記録しようとする画像データのデータサイズに応じて、
当該画像データを記録すべき記録媒体を自動選択する機
能を具備したことを特徴としている。
【0014】本発明の一態様に係る画像記録装置は、請
求項7に示したように、前記複数の記録媒体の中で記録
容量の相対的な大小関係を把握する容量認識手段と、記
録しようとする画像データのデータサイズを予測又は検
出するデータサイズ把握手段と、記録しようとする画像
データのデータサイズが所定の基準値よりも大きい場合
には、当該画像データを前記複数の記録媒体のうち容量
の大きい記録媒体に格納し、記録しようとする画像デー
タのデータサイズが所定の基準値よりも小さい場合に
は、当該画像データを前記複数の記録媒体のうち容量の
小さい記録媒体に格納する記録制御手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0015】請求項8に係る画像記録装置は、前記複数
の記録媒体の中で記録容量の相対的な大小関係を把握す
る容量把握手段と、画像データを圧縮処理する圧縮処理
手段と、記録しようとする画像データが前記圧縮処理手
段による圧縮処理を経ない非圧縮データである場合に
は、当該非圧縮データを前記複数の記録媒体のうち容量
の大きい記録媒体に格納し、記録しようとする画像デー
タが前記圧縮処理手段による圧縮処理を経た後の圧縮デ
ータである場合には、当該圧縮データを前記複数の記録
媒体のうち容量の小さい記録媒体に格納する記録制御手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0016】この場合、請求項9に示したように、画像
データを圧縮してから記録するか、それとも非圧縮のま
ま記録するかという記録モードの選択を行うための選択
手段と、前記選択手段からの選択指示に応じて前記圧縮
処理手段による圧縮処理の有無を制御する圧縮制御手段
と、を付加する態様がある。
【0017】請求項10に係る発明は、複数の記録媒体
のうち所定の記録媒体に画像データを記録可能な画像記
録装置において、前記複数の記録媒体の中で記録容量の
相対的な大小関係を把握する容量把握手段と、記録しよ
うとする画像データが動画のデータの場合には、当該動
画データを前記複数の記録媒体のうち容量の大きい記録
媒体に格納し、記録しようとする画像データが静止画の
データの場合には、当該静止画データを前記複数の記録
媒体のうち容量の小さい記録媒体に格納する記録制御手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0018】請求項6〜10に示した本発明の画像記録
装置の一態様として、請求項11に示したように、前記
複数の記録媒体として、着脱自在な2つの外部記録媒体
が用いられ、該画像記録装置は、前記2つの外部記録媒
体に対応した2つの媒体装着部を有していることを特徴
としている。
【0019】本発明の画像記録装置は、例えば、請求項
12に記載の如く、光学像を電気信号に変換する撮像素
子と、該撮像素子を介して得られる画像信号を処理する
信号処理手段と、を具備した電子カメラに適用される。
【0020】電子カメラの場合、撮影画像の画素数や、
画質タイプ(圧縮の有無や圧縮率)等を指定する記録モ
ード設定手段の設定に基づいて、画像データのデータサ
イズを予測することができるので、前記記録モード設定
手段の設定に応じて、カメラ側が自動的に記録先のメデ
ィアを選択することができる。
【0021】請求項13に示したように、本発明の画像
記録装置において、上記構成に加え、前記複数の記録媒
体にわたって記録される画像データの記録順番を示す情
報を付加する記録順番情報付与手段を備え、前記記録順
番情報付与手段で与えられた記録順番情報を画像データ
とともに記録する態様がある。
【0022】請求項14に示したように、本発明の画像
記録装置において、上記構成に加え、画像表示手段を付
加し、前記複数の記録媒体のうち少なくとも一の記録媒
体に記録されている画像データを読み出して、当該読み
出した画像データに基づいて前記画像表示手段に画像表
示を行う画像再生機能を備える態様が好ましい。
【0023】請求項15に係る画像記録装置は、前記請
求項13の画像記録装置の構成に加えて、更に、画像表
示手段を有し、前記複数の記録媒体のうち少なくとも一
の記録媒体に記録されている画像データを読み出して、
当該読み出した画像データに基づいて前記画像表示手段
に画像表示を行う画像再生機能を備えるとともに、前記
記録順番情報に基づいて記録順番に合致した順序で画像
の再生、又は複数画像の配列表示が行われることを特徴
としている。
【0024】かかる態様の画像記録装置において、請求
項16に示したように、前記記録順番情報に基づいて記
録順番に合致した順序で画像の再生、又は複数画像の配
列表示を行う際に、前記複数の記録媒体のうち、どの記
録媒体に格納されている画像であるかを前記画像表示手
段の画面上で識別可能な識別表示を付加することが好ま
しい。
【0025】また、請求項17に係る画像記録装置は、
請求項6乃至16の何れかの画像記録装置において、更
に、前記複数の記録媒体のうち少なくとも一の記録媒体
に記録されている画像データを読み出して、当該読み出
した画像データを編集する画像編集手段を有し、前記画
像編集手段による編集の結果得られた画像のデータサイ
ズに応じて、当該編集後の画像データを記録すべき記録
媒体が自動選択されることを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る画像記録方法及び装置の好ましい実施の形態について
詳説する。
【0027】図1は本発明が適用されたデジタルカメラ
のブロック図である。このデジタルカメラ10は、静止
画記録機能と動画記録機能とを兼備した電子撮像装置で
あり、主として撮影レンズ12、撮像素子としてのCC
D14、アナログ信号処理部16、A/D変換器18、
メモリコントローラ20、画像用メモリ22、デジタル
信号処理部24、圧縮伸張回路26、VRAM(Video
RAM )28、キャラクタージェネレータ30、D/A変
換器32、カラー液晶ディスプレイ(LCD)を用いた
表示部34、第1のメディアスロット36、第2のメデ
ィアスロット38、中央処理装置(CPU)40、RO
M42、RAM44、文字用液晶表示器46、及び各種
キースイッチを含む操作部48等から構成されている。
【0028】撮影レンズ12は、1枚又は複数枚のレン
ズで構成され、単一の焦点距離(固定焦点)のレンズで
も良いし、ズームレンズや望遠/広角の二焦点切替式レ
ンズの如く焦点距離可変のものでもよい。
【0029】撮影レンズ12を介してCCD14の受光
面に結像された被写体像は、各センサで入射光量に応じ
た量の信号電荷に変換される。このようにして蓄積され
た信号電荷は、図示しないCCD駆動回路から加えられ
るCCD駆動パルスによって読み出され、信号電荷に応
じた電圧信号(アナログ撮像信号)として順次CCD1
4から出力される。
【0030】CCD14には、シャッターゲートを介し
てシャッタードレインが設けられており、シャッターゲ
ートをシャッターゲートパルスによって駆動することに
より、蓄積した信号電荷をシャッタードレインに掃き出
すことができる。すなわち、CCD14は、シャッター
ゲートパルスによって各センサに蓄積される電荷の蓄積
時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子
シャッター機能を有している。
【0031】CCD14から読み出された信号は、アナ
ログ信号処理部16に加えられる。アナログ信号処理部
16は、サンプリングホールド回路やゲイン調整回路を
含み、CCD14の撮像信号はアナログ信号処理部16
において相関二重サンプリング(CDS)処理並びに
R,G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信
号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われ
る。
【0032】アナログ信号処理部16から出力された信
号は、A/D変換器18においてR,G,Bのデジタル
信号に変換された後、メモリコントローラ20を介して
画像用メモリ22に格納される。
【0033】画像用メモリ22に記憶されたデータはメ
モリコントローラ20を介してデジタル信号処理部24
へ送られる。デジタル信号処理部24は輝度・色差信号
変換回路やガンマ補正回路等を含む。デジタル信号処理
部24に入力されたRGBデータは、輝度信号(Y信
号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるととも
に、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、再び画像
用メモリ22に書き戻される。
【0034】画像用メモリ22に格納された輝度・色差
信号(YC信号と略記する)は、メモリコントローラ2
0によって読み出され、VRAM28に供給される。V
RAM28に記憶されたデータは、エンコーダによって
表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラ
ー複合映像信号)に変換された後、D/A変換器32を
介してビデオ出力端子50より外部出力されるととも
に、表示部34に出力される。なお、表示部34はLC
Dに限らず、カラー表示可能な他の表示装置を適用して
もよい。
【0035】また、D/A変換器32から出力される画
像データには、必要に応じてキャラクタージェネレータ
30が発生する文字データが付加される。これにより、
表示部34において文字情報等が合成された画像を表示
させることができる。
【0036】CCD14から出力される撮像信号によっ
て画像データが定期的に書き換えられ、その画像データ
から生成される映像信号が表示部34に供給されること
により、CCD14が捉える画像がリアルタイムに動画
像(ライブ画像)として、又はリアルタイムではない
が、ほぼ連続した画像として表示部34に表示される。
【0037】表示部34は電子ビューファインダーとし
て利用でき、撮影者は表示部34の表示画像又は図示せ
ぬ光学ファインダーによって撮影画角を確認することが
できる。操作部48に含まれるシャッターボタン(又は
録画ボタン)の押下操作など所定の記録指示(撮影開始
指示)操作に呼応して、記録用の画像データの取り込み
が開始される。動画記録モードの場合は、シャッターボ
タンと兼用される録画ボタンを一回押すことにより動画
の記録が開始され、同ボタンをもう一度押すことで記録
動作が停止する。
【0038】撮影者が操作部48から撮影記録の指示を
入力すると、CPU40は必要に応じて圧縮伸張回路2
6にコマンドを送り、これにより圧縮伸張回路26は画
像用メモリ22上の画像データをJPEGその他の所定
の形式に従って圧縮する。圧縮された画像データはメデ
ィアスロット36又は38を介してメモリカードその他
の記録媒体52又は54に記録される。圧縮伸張回路2
6は、静止画記録及び動画記録の両方で使用され、静止
画はJPEGファイル、動画はモーションJPEGファ
イルとして記録される。なお、音声データは図示せぬマ
イクロフォンから得た信号をA/D変換することによっ
て取得される。
【0039】非圧縮の画像データを記録するモード(非
圧縮モード)が選択されている場合には、前記圧縮伸張
回路26による圧縮処理を実施せずに、非圧縮のまま画
像データが記録媒体52又は54に記録される。
【0040】本例のデジタルカメラ10は、画像データ
を保存する記録手段として2つのメディアスロット3
6、38を有している。例えば、第1のメディアスロッ
ト(スロットAという。)36として、カード型ICメ
モリカードであるスマートメディア(Solid-State Flop
py Disk Card)に対応したメディアスロットが設けら
れ、第2のメディアスロット(スロットBという。)3
8として、コンパクトフラッシュカードに対応したメデ
ィアスロットが設けられているものとする。
【0041】第1のメディアスロット36には、記録容
量16MBのスマートメディア(符号52に相当)が装
着され、第2のメディアスロット38には、記録容量6
4MBのコンパクトフラッシュ(符号54に相当)が装
着されるものとする。記録メディアの形態は上記のもの
に限定されず、PCカード、マイクロドライブ、マルチ
メディアカード(MMC)、磁気ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、メモリスティックなど種々の形態
が可能であり、使用される媒体に応じた信号処理手段と
インターフェースが適用される。また、使用するメディ
アの形態、記録容量、及び2つのメディアの組み合わせ
も上記に態様に限らず、異種、同種の記録メディアを問
わず、記録容量の異なる2つの媒体が装着され得る構成
であればよい。
【0042】本例のデジタルカメラ10は、2つの記録
媒体52、54が装着された状態で撮影が行われる場合
に、撮影モードで取得される画像のデータサイズに応じ
て当該データが保存されるメディアが自動選択される。
メディアの自動選択機能については後述する。
【0043】再生モード時には記録媒体52(又は5
4)から読み出された画像データが圧縮伸張回路26に
よって伸張処理され、VRAM28、D/A変換器32
を介して表示部34に出力される。
【0044】CPU40は、デジタルカメラ10の各回
路を統括制御する制御部(制御手段)であり、バス56
を介してメモリコントローラ20、ROM42、及びR
AM44等と接続されている。ROM42にはデジタル
カメラ10の制御プログラムや制御に必要な各種の設定
データ等が格納されている。CPU40は必要に応じて
ROM42の情報を読み出して、カメラを制御する。R
AM44はCPU40が各種の演算処理等を行う際の作
業用メモリとして利用される。
【0045】CPU40は操作部48から受入する入力
信号に基づき、対応する回路の動作を制御するととも
に、表示部34及び文字液晶表示器46における表示の
制御も司る。また、CPU40は、レンズ12のズーミ
ング動作や焦点調節(AF)動作の制御、並びに自動露
出調節(AE)の制御等を行う。すなわち、CPU40
はCCD14から出力される撮像信号に基づいて、焦点
評価演算やAE演算などの各種演算を行い、その演算に
基づいて、図示せぬフォーカスレンズ駆動用モータを制
御してフォーカスレンズを合焦位置に移動させるととも
に、CD14の電荷の蓄積時間を制御する。
【0046】したがって、デジタルカメラ10の撮影レ
ンズ12を被写体に向けるだけで、最適な露出調整が行
われるとともに、ピント合わせが自動的に行われる。な
お、AE、AFはCCD14から取得される撮像信号に
基づいて制御する方法の他、周知の測光センサやAF投
光/受光センサからなる測距センサ等を用いてもよい。
【0047】操作部48は、画像の記録開始/停止の指
示を与えるシャッターボタン兼用録画ボタンの他、表示
切換キースイッチ、メニュー/実行兼用スイッチ等の各
種キースイッチ、静止画記録モードと動画記録モード、
再生モードなどのカメラモードを切り換えるモード選択
手段、画質モードの設定手段、画素数の設定手段、シャ
ープネス(輪郭強調の度合い)の設定手段、カラー/白
黒/セピア調のカラー設定手段その他の各種の入力手段
を含むブロックである。
【0048】これら入力手段は、スイッチボタン、ダイ
ヤル、スライド式ツマミなどの形態に限らず、表示部3
4の画面上に設定メニューや選択項目を表示して、カー
ソルで所望の項目を選択する態様もある。操作部48は
カメラ本体に設けられていてもよいし、リモコン送信機
としてカメラ本体と分離した構成でもよい。
【0049】文字用液晶表示器46は、カメラの状態や
撮影モード等に関する情報を示するものであり、例え
ば、電池の残量表示、記録媒体52、54の使用状態を
示す表示、撮影可能コマ数や再生コマ番号(ファイル
名)の表示、ストロボ発光の有無を示す表示、マクロモ
ード表示、記録画質(クオリティー)表示、画素数表示
等の情報が表示される。なお、符号34の表示部におい
ても、カメラの状態や撮影モード等に関する情報を表示
させることができる。
【0050】上記構成からなるデジタルカメラ10は、
撮影の目的に合わせて、画素数(ピクセル)や記録画質
のモード設定を変更できるようになっている。例えば、
静止画記録時の画素数については、1280×1024
ピクセル、640×480ピクセルの何れかを選択する
ことができ、画質については圧縮処理を行わずに画像デ
ータを記録する非圧縮、1/4(JPEG) 圧縮(「FINEモ
ード」という。)、1/8(JPEG) 圧縮(「NORMALモー
ド」という。) 、1/16(JPEG) 圧縮(「BASIC モー
ド」という。) のうち、いずれかを選択することができ
る。かかる画素数や画質モードの選択指示は操作部48
から入力することになる。
【0051】図2には画素数及び画質モードの設定パタ
ーン毎の1コマのデータサイズが示されている。図2に
示すとおり、画素数の設定と画質モードの設定の仕方に
よって1コマの画像データのデータサイズが大きく異な
る。非圧縮モードの場合、画素数を1280×1024
のサイズに設定すると、一コマのデータサイズは約3.
9MB(メガバイト)となり、640×480のサイズ
に設定した時は約920KB(キロバイト)となる。
【0052】これに対し、FINEモードの場合は、128
0×1024のサイズで約640KB、640×480
のサイズなら約160KBのデータサイズとなる。
【0053】本例のデジタルカメラ10は、撮影される
画像のデータサイズの大小に応じてそのデータの保存先
メディアが自動選択する機能を具備している。もちろ
ん、このような自動選択機能とは別に、ユーザが操作部
のメディア切換スイッチを操作することにより、記録
(撮影)時及び再生時に使用するメディアを自由に選択
できるようにも構成されている。
【0054】データサイズの大小を判断する閾値の設定
の仕方は様々であるが、例えば、閾値を800KBあた
りに設定すれば、非圧縮のデータと、圧縮されたデータ
のファイルを分別することができるし、閾値を600K
Bあたりに設定すれば、非圧縮モードの画像データとFI
NEモードにおける1280×1024のサイズの画像デ
ータは、大きいデータサイズのファイルとして扱われ、
それ以外のものが小さいデータサイズのファイルとして
扱われる。このような閾値の設定は予めカメラ側で設定
されてもよいし、メディアスロットに挿入された記録媒
体の容量に応じて適切なレベルに自動設定されてもよ
く、また、ユーザーが自由に設定を変更できるように構
成してもよい。
【0055】また、一般に動画データは静止画データに
比べてデータサイズが大きいため、動画ファイルは全て
大きいデータサイズのファイルとして扱われる。
【0056】次に、上記の如く構成されたデジタルカメ
ラ10の動作について説明する。
【0057】図3は撮影記録時における記録スロットの
選択制御の流れを示すフローチャートである。同図に示
すように、CPU40において記録スロットの自動選択
制御がスタートすると(ステップS300)、先ず、C
PU40は各メディアスロット36、38におけるメデ
ィアの挿入状態を判定する(ステップS310)。
【0058】2つのメディアスロット36、38の何れ
にも記録媒体52、54が挿入されていない場合には、
ステップS310で「未挿入」と判定され、ステップS
312へ進む。この場合、画像データを記録することが
できないので、記録不可能と判断し(ステップS31
2)、記録動作を禁止して本制御シーケンスを終了する
(ステップS330)。なお、ステップS312におい
て、メディア未挿入である旨のメッセージを表示部34
に表示したり、警告メッセージを音声で知らせるなどの
手段によってユーザーにメディアの挿入を促す提示を行
う態様も好ましい。
【0059】ステップS310において、2つのメディ
アスロット36、38のうち、何れか一方のスロットに
のみメディアが挿入されているとの判定を得た時は、ス
テップS314に進む。そして、CPU40は記録媒体
が挿入されている側のメディアスロットを記録用のメデ
ィアスロットとして選択する(ステップS314)。ス
テップS314の後、本制御シーケンスを終了する(ス
テップS330)。
【0060】ステップS310において、2つのメディ
アスロット36、38の両方にそれぞれメディアが挿入
されているとの判定を得た時は、ステップS316に進
む。ステップS316では、2つのメディアの記録容量
の比較を行う。もし、2つのメディアの容量が同じであ
るとの判定を得た時は、ステップS318に進み、標準
設定として指定(デフォルト設定)されている一方のメ
ディアスロット(例えば、第1のメディアスロット3
6)を記録用のメディアスロットとして選択する(ステ
ップS318)。ステップS318の後、本制御シーケ
ンスは終了する(ステップS330)。
【0061】ステップS316において、2つのメディ
アの記録容量が異なるものであるとの判定を得た時は、
ステップS320に進む。図1に示したように、16M
Bのメディアと、64MBのメディアがそれぞれ装着さ
れている場合には、ステップS316で「容量が異な
る」と判定され、ステップS320に至る。ステップS
320では、動画記録モードであるか静止画記録モード
であるかの判定が行われる。
【0062】静止画記録モードに設定されている場合、
ステップS322に進み、ここで、記録するファイルサ
イズが閾値よりも大きいか否かの判定を行う。静止画の
場合、図2で説明したように画素数の設定及び画質モー
ドの設定によって一コマのファイルサイズ(データサイ
ズ)が予測できる。この予測されるファイルサイズと閾
値の大小比較を行い、ファイルサイズが閾値よりも小さ
ければステップS324に進み、ファイルサイズが閾値
よりも大きければステップS326に分岐する。
【0063】また、ステップS320において「動画記
録モード」であるとの判定(YES判定)を得た場合に
も、ステップS326に至る。
【0064】ステップS324では、CPU40は2つ
のメディアのうち記録容量の小さいメディアが挿入され
ているメディアスロット(図1において第1のメモリス
ロット36)を記録用のメディアスロットとして選択す
る。
【0065】その一方、ステップS326では2つのメ
ディアのうち記録容量の大きいメディアが挿入されてい
るメディアスロット(図1において第2のメモリスロッ
ト38)を記録用のメディアスロットとして選択する。
【0066】ステップS324又はステップS326で
記録用のメディアスロットを選択する処理を終えた後
は、本制御シーケンスを終了する(ステップS33
0)。上述した手順を経て記録用のメディアスロットが
自動選択される。
【0067】本例のデジタルカメラ10は、記録される
データサイズに応じて記録先のメディアが自動的に切り
換えられるが、記録される画像データには、CPU40
により記録日時の情報(タイムスタンプ)が付加される
ため、このタイムスタンプの情報を利用して撮影順番を
管理することができる。
【0068】図4は撮影順序の一例を示す説明図であ
る。同図の例では、圧縮処理された画像データはスロッ
トAの記録媒体52に保存し、非圧縮の画像データはス
ロットBの記録媒体54に保存するようになっている。
JPEG方式で圧縮されている画像データファイルのフ
ァイル名には、拡張子「.JPG」が付与され、非圧縮の画
像データファイルのファイル名には、拡張子「.TIF」が
付与されている。ファイル名はCPU40によって自動
付与される。
【0069】図4の上から降順に撮影記録されており、
初めにスロットAの記録媒体52に「DSCF0001.JPG」が
記録され、次に「DSCF0002.JPG」が記録される。その
後、スロットBの記録媒体54に非圧縮の画像データ
「DSCF0001.TIF」が記録され、以下、同スロットBに
「DSCF0002.TIF」〜「DSCF0004.TIF」が順に記録された
後、スロットAに「DSCF0003.JPG」〜「DSCF0007.JPG」
が順に記録され、その後更にスロットBに「DSCF0005.T
IF」〜「DSCF0007.TIF」が順に記録されたものとする。
【0070】このような撮影順番によって記録された画
像ファイルを再生する場合には、複数スロットに記録さ
れている画像データをタイムスタンプ順に並び替えて
(ソートして)再生表示するようになっている。
【0071】図5は再生時の画面の一例を示す図であ
る。同図では2つの記録媒体52、54に記録されてい
る画像データをタイムスタンプ順にソートして表示部3
4において9画面マルチ表示させた様子が示されてい
る。
【0072】画面の左上から右に、上から下への順に撮
影順番に沿って各画像ファイルのサムネイル(縮小画
像)が配列されて表示される。一つの画面で全てのコマ
を表示しきれない場合は、ページ分けを行い、表示する
ページを送ることで、次の9コマ分の縮小画像がマルチ
表示される。
【0073】このように、別々のメディアスロット3
6、38に記録されている画像ファイルを再生時にタイ
ムスタンプ順にソートして同時に表示することで、撮影
した順序どおりに画像を確認することができる。
【0074】スロットAの記録媒体52から読み出した
画像のコマ番号表示(又はファイル名表示)を「赤色」
の文字で表示し、スロットBの記録媒体54から読み出
した画像のコマ番号表示を「緑色」の文字で表示するな
ど、スロット毎に色分け表示することにより、どちらの
スロットに記録した画像か一目でわかり、便利である。
コマ番号の色分け表示に代えて、又はこれに追加して、
画像の縁取り(枠線)を色分け表示してもよい。
【0075】図6は、撮影順番に従って画像を配列して
再生する制御手順のフローチャートである。再生マルチ
画面表示の制御がスタートすると(ステップS60
0)、先ず、CPU40はメディアの挿入状態を判別す
る(ステップS610)。2つのメディアスロット3
6、38の何れにも記録媒体52、54が挿入されてい
ない場合には、ステップS610で「未挿入」と判定さ
れ、ステップS612へ進む。
【0076】この場合、画像データを再生することがで
きないので、再生不可能と判断し(ステップS61
2)、再生処理を禁止して本制御シーケンスを終了する
(ステップS630)。なお、ステップS612におい
て、メディア未挿入である旨のメッセージを表示部34
に表示したり、警告メッセージを音声で知らせるなどの
手段によってユーザーにメディアの挿入を促す提示を行
う態様も好ましい。
【0077】ステップS610において、2つのメディ
アスロット36、38のうち、何れか一方のスロットに
のみメディアが挿入されているとの判定を得た時は、ス
テップS614に進む。そして、CPU40は該当する
スロットに挿入されている記録媒体に格納されている画
像ファイルのタイムスタンプを読み出す(ステップS6
14)。そして、タイムスタンプ順にソートして、その
順序の情報をバッファメモリ(RAM44)に記憶する
(ステップS616)。
【0078】次いで、ステップS618に進み、ソート
された順番に画像を配列したマルチ画面を作成する。ス
テップS618の処理後、本制御シーケンスを終了する
(ステップS630)。
【0079】ステップS610において、2つのメディ
アスロット36、38の両方にそれぞれメディアが挿入
されているとの判定を得た時は、ステップS620に進
む。ステップS620では、スロットAの記録媒体52
からタイムスタンプを読み出す処理を実行し、次いで、
ステップS622においてスロットBの記録媒体54か
らタイムスタンプを読み出す。
【0080】その後、ステップS624に進み、2つの
スロットA、Bから読み出したタイムスタンプの情報に
基づき、タイムスタンプ順にソートし、その順序の情報
をバッファメモリに記憶する(ステップS624)。次
いで、ステップS626に進み、ソートされた順番に画
像を配列したマルチ画面を作成する。こうして図5で説
明したようなマルチ画面表示が行われる。ステップS6
26の処理後、本制御シーケンスを終了する(ステップ
S630)。
【0081】図5及び図6では9画面マルチ再生を例に
述べたが、一コマ順送り(逆送り)により一画像ずつ再
生する場合にも、撮影順番の情報を利用して再生が行わ
れる。
【0082】図7は編集記録動作のフローチャートであ
る。再生画像の編集記録の制御処理がスタートすると
(ステップS700)、先ず、CPU40はメディアの
挿入状態を判別する(ステップS710)。2つのメデ
ィアスロット36、38の何れにも記録媒体52、54
が挿入されていない場合には、ステップS710で「未
挿入」と判定され、ステップS712へ進む。
【0083】この場合、画像データを再生することがで
きないので、再生不可能と判断し(ステップS71
2)、再生処理を禁止して本制御シーケンスを終了する
(ステップS730)。
【0084】ステップS710において、2つのメディ
アスロット36、38のうち、何れか一方のスロットに
のみメディアが挿入されているとの判定を得た時は、ス
テップS714に進む。そして、CPU40は該当する
スロットに挿入されている記録媒体からユーザの指示に
従って画像ファイルを読み出し、ユーザ指示に係る画像
を再生する(ステップS714)。
【0085】ユーザーは再生された画像を見て、様々な
編集を行うことができる。例えば、テンプレート画像の
合成、画像サイズの変更(リサイズ)、白黒化、セピア
調変換など所望の画像加工を行うことができる。CPU
40はユーザーの指示に基づき、画像データの加工処理
を実行する(ステップS716)。
【0086】編集によって得られた画像をユーザが記録
保存することを指示した場合、ステップS718に進
み、再生したメディア側に当該編集後の画像を記録保存
する処理を行う。ステップS718の記録処理後、本制
御シーケンスを終了する(ステップS730)。
【0087】ステップS710において、2つのメディ
アスロット36、38の両方にそれぞれメディアが挿入
されているとの判定を得た時は、ステップS720に進
む。ステップS720では、ユーザの指示に従ってメデ
ィアスロット36、38の何れかの記録媒体52又は5
4から画像ファイルを読み出し、ユーザー指示に係る画
像を再生する(ステップS720)。
【0088】ユーザーは再生された画像を見て、様々な
編集を行うことができる。例えば、テンプレート画像の
合成、トリミング、リサイズ、色調変換、セピア調変換
など所望の画像加工を行うことができる。CPU40は
ユーザーの指示に基づき、画像データの加工処理を実行
する(ステップS716)。
【0089】編集によって得られた画像をユーザが記録
保存することを指示した場合、ステップS724に進
む。ステップS724では、画像サイズが変更されたか
否かの判定を行う。テンプレート合成、トリミング、リ
サイズ等によって画像サイズは変更され得る。編集で得
た画像がサイズ変更されていない場合は、ステップS7
26に進み、当該編集後の画像を元の再生したメディア
側に記録保存する。
【0090】ステップS726において、編集後の画像
が元の画像と比較して画像サイズが拡大しているとの判
定を得た時は、ステップS728に進む。ステップS7
28では、当該編集後の画像(サイズが拡大した画像)
を大容量メディア側(図1においてスロットBの記録媒
体54)に記録保存する処理を行う。
【0091】その一方、ステップS726において、編
集後の画像が元の画像と比較して画像サイズが縮小され
ているとの判定を得た時は、ステップS730に進む。
ステップS730では、当該編集後の画像(サイズが縮
小した画像)を小容量メディア側(図1においてスロッ
トAの記録媒体52)に記録保存する処理を行う。
【0092】ステップS726、ステップS728、又
はステップS730において編集後の画像を記録保存す
る処理を完了したら、本制御シーケンスは終了する(ス
テップS740)。
【0093】図7に示した制御手順の変形例として、撮
影して得られた画像データを常に一方のスロットの記録
媒体に記録し、再生時に当該記録媒体からデータを読み
出して、シャープネスの変更、色味調整、白黒化、セピ
ア変換、テンプレート合成、リサイズその他の編集(画
像加工)を行い、その編集の結果得た画像を他方のスロ
ットの記録媒体に記録保存するという態様もある。
【0094】編集後の画像を記録する場合に、記録保存
先のメディアを自動選択することにより、後で画像を整
理する手間を省くことができ、画像の検索にも便利であ
る。
【0095】上記実施の形態では、動画の記録形式とし
て、各画面の画像を独立したJPEG画像として羅列す
るモーションJPEGを例に説明したが、動画記録形式
はこれに限定するものではなく、MPEG(Moving Pic
tures Experts Group )1、MPEG2その他のフォー
マット形式でもよい。
【0096】上記実施の形態では、記録媒体としてカメ
ラ本体に着脱自在な外部記録媒体(リムーバブルメディ
ア)を用いたが、記録媒体の一つ又は両方をカメラに内
蔵される内部メモリ(或いは内蔵ハードディスク)とす
る構成も可能である。この場合、内部メモリに格納され
た画像データは、有線又は無線の通信手段(インターフ
ェース)を介して外部に出力されることになる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る画像記
録方法及び装置によれば、記録容量の異なる複数の記録
媒体を用意し、データサイズの大きい画像データを記録
する時には、前記複数の記録媒体のうち容量の大きい記
録媒体を選択してこれにデータを記録し、データサイズ
の小さい画像データを記録する時には容量の小さい記録
媒体を選択してこれにデータを記録するようにしたの
で、大小異なる記録容量を有する各記録媒体に格納され
るファイルの数を平均化できる。
【0098】これにより、記録媒体を有効に利用でき、
記録後の画像ファイルの整理、検索にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すデジタルカメラのブ
ロック図
【図2】画素数及び画質モードの設定と1コマのデータ
サイズの関係を示す図表
【図3】撮影記録時における記録スロットの選択制御の
手順を示すフローチャート
【図4】撮影順序の一例を示す説明図
【図5】画再生時におけるマルチ画面の表示例を示す図
【図6】撮影順番に従って画像を配列して再生する制御
手順のフローチャート
【図7】再生した画像を編集して記録する動作のフロー
チャート
【符号の説明】
10…デジタルカメラ(画像記録装置)、14…CCD
(撮像素子)、16…アナログ信号処理部(信号処理手
段)、24…デジタル信号処理部(信号処理手段)、2
6…圧縮伸張回路(圧縮処理手段)、34…表示部(画
像表示手段)、36…第1メディアスロット(媒体装着
部)、38…第2メディアスロット(媒体装着部)、4
0…CPU(容量認識手段、データサイズ把握手段、記
録制御手段、圧縮制御手段、順番情報付与手段)、48
…操作部(選択手段、画像編集手段)、52、54…記
録媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AB15 AC11 AC13 AC16 AC32 AC69 AC72 AC80 5C052 AA17 CC11 DD02 DD08 GA02 GA03 GB06 GB09 GC05 GD03 GD09 GE08 5C053 FA06 FA08 FA14 FA27 GA11 GB01 GB11 GB21 GB36 HA29 JA01 KA04 KA05 KA08 KA24 LA04 LA06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録容量の異なる複数の記録媒体を用
    い、データサイズの大きい画像データは前記複数の記録
    媒体のうち容量の大きい記録媒体に記録し、データサイ
    ズの小さい画像データは前記複数の記録媒体のうち容量
    の小さい記録媒体に記録するように、データサイズに応
    じて記録媒体を自動選択することを特徴とする画像記録
    方法。
  2. 【請求項2】 複数の記録媒体の中で記録容量の相対的
    な大小関係を把握し、 記録しようとする画像データのデータサイズが所定の基
    準値よりも大きい場合には、当該画像データを前記複数
    の記録媒体のうち容量の大きい記録媒体に格納し、 記録しようとする画像データのデータサイズが所定の基
    準値よりも小さい場合には、当該画像データを前記複数
    の記録媒体のうち容量の小さい記録媒体に格納すること
    を特徴とする画像記録方法。
  3. 【請求項3】 複数の記録媒体の中で記録容量の相対的
    な大小関係を把握し、 記録しようとする画像データが圧縮処理されていない非
    圧縮データである場合には、当該非圧縮データを前記複
    数の記録媒体のうち容量の大きい記録媒体に格納し、 記録しようとする画像データが圧縮処理された後のデー
    タである場合には、当該圧縮データを前記複数の記録媒
    体のうち容量の小さい記録媒体に格納することを特徴と
    する画像記録方法。
  4. 【請求項4】 複数の記録媒体の中で記録容量の相対的
    な大小関係を把握し、 記録しようとする画像データが動画のデータの場合に
    は、当該動画データを前記複数の記録媒体のうち容量の
    大きい記録媒体に格納し、 記録しようとする画像データが静止画のデータの場合に
    は、当該静止画データを前記複数の記録媒体のうち容量
    の小さい記録媒体に格納することを特徴とする画像記録
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかの画像記録方法
    において、前記複数の記録媒体にわたって記録される画
    像データの記録順番を示す情報を付加し、該記録順番情
    報を画像データとともに記録し、 画像再生時に、前記記録順番情報に基づいて記録順番に
    合致した順序で画像の再生、又は複数画像の配列表示を
    行うことを特徴とする画像記録方法。
  6. 【請求項6】 複数の記録媒体のうち所定の記録媒体に
    画像データを記録可能な画像記録装置において、 記録しようとする画像データのデータサイズに応じて、
    当該画像データを記録すべき記録媒体を自動選択する機
    能を具備したことを特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の画像記録装置は、前記複数の
    記録媒体の中で記録容量の相対的な大小関係を把握する
    容量把握手段と、 記録しようとする画像データのデータサイズを予測又は
    検出するデータサイズ把握手段と、 記録しようとする画像データのデータサイズが所定の基
    準値よりも大きい場合には、当該画像データを前記複数
    の記録媒体のうち容量の大きい記録媒体に格納し、記録
    しようとする画像データのデータサイズが所定の基準値
    よりも小さい場合には、当該画像データを前記複数の記
    録媒体のうち容量の小さい記録媒体に格納する記録制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項6の画像記録装置は、前記複数の
    記録媒体の中で記録容量の相対的な大小関係を把握する
    容量把握手段と、 画像データを圧縮処理する圧縮処理手段と、 記録しようとする画像データが前記圧縮処理手段による
    圧縮処理を経ない非圧縮データである場合には、当該非
    圧縮データを前記複数の記録媒体のうち容量の大きい記
    録媒体に格納し、記録しようとする画像データが前記圧
    縮処理手段による圧縮処理を経た後の圧縮データである
    場合には、当該圧縮データを前記複数の記録媒体のうち
    容量の小さい記録媒体に格納する記録制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の画像記録装置において、画像
    データを圧縮してから記録するか、それとも非圧縮のま
    ま記録するかという記録モードの選択を行うための選択
    手段と、 前記選択手段からの選択指示に応じて前記圧縮処理手段
    による圧縮処理の有無を制御する圧縮制御手段と、 を有していることを特徴とする画像記録装置。
  10. 【請求項10】 複数の記録媒体のうち所定の記録媒体
    に画像データを記録可能な画像記録装置において、 前記複数の記録媒体の中で記録容量の相対的な大小関係
    を把握する容量認識手段と、 記録しようとする画像データが動画のデータの場合に
    は、当該動画データを前記複数の記録媒体のうち容量の
    大きい記録媒体に格納し、記録しようとする画像データ
    が静止画のデータの場合には、当該静止画データを前記
    複数の記録媒体のうち容量の小さい記録媒体に格納する
    記録制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10の何れかの画像記録
    装置は、前記複数の記録媒体として、着脱自在な2つの
    外部記録媒体が用いられ、該画像記録装置は、前記2つ
    の外部記録媒体に対応した2つの媒体装着部を有してい
    ることを特徴とする画像記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項6乃至11の何れかの画像記録
    装置は、光学像を電気信号に変換する撮像素子と、該撮
    像素子を介して得られる撮像信号を処理して所定形式の
    画像データに変換する信号処理手段と、を具備した電子
    カメラに適用されることを特徴とする画像記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項6乃至12の何れかの画像記録
    装置は、前記複数の記録媒体にわたって記録される画像
    データの記録順番を示す情報を付加する記録順番情報付
    与手段を備え、前記記録順番情報付与手段で与えられた
    記録順番情報が画像データとともに記録されることを特
    徴とする画像記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項6乃至13の何れかの画像記録
    装置において、該画像記録装置は、画像表示手段を有
    し、前記複数の記録媒体のうち少なくとも一の記録媒体
    に記録されている画像データを読み出して、当該読み出
    した画像データに基づいて前記画像表示手段に画像表示
    を行う画像再生機能を備えていることを特徴とする画像
    記録装置。
  15. 【請求項15】 前記請求項13の画像記録装置におい
    て、該画像記録装置は、画像表示手段を有し、前記複数
    の記録媒体のうち少なくとも一の記録媒体に記録されて
    いる画像データを読み出して、当該読み出した画像デー
    タに基づいて前記画像表示手段に画像表示を行う画像再
    生機能を備えるとともに、前記記録順番情報に基づいて
    記録順番に合致した順序で画像の再生、又は複数画像の
    配列表示が行われることを特徴とする画像記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項15の画像記録装置において、
    該画像記録装置は、前記記録順番情報に基づいて記録順
    番に合致した順序で画像の再生、又は複数画像の配列表
    示を行う際に、前記複数の記録媒体のうち、どの記録媒
    体に格納されている画像であるかを前記画像表示手段の
    画面上で識別可能な識別表示を付加することを特徴とす
    る画像記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項6乃至16の何れかの画像記録
    装置において、該画像記録装置は、前記複数の記録媒体
    のうち少なくとも一の記録媒体に記録されている画像デ
    ータを読み出して、当該読み出した画像データを編集す
    る画像編集手段を有し、 前記画像編集手段による編集の結果得られた画像のデー
    タサイズに応じて、当該編集後の画像データを記録すべ
    き記録媒体が自動選択されることを特徴とする画像記録
    装置。
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