JPH0941639A - コルク貼り化粧板の製造方法 - Google Patents
コルク貼り化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0941639A JPH0941639A JP21270895A JP21270895A JPH0941639A JP H0941639 A JPH0941639 A JP H0941639A JP 21270895 A JP21270895 A JP 21270895A JP 21270895 A JP21270895 A JP 21270895A JP H0941639 A JPH0941639 A JP H0941639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cork
- stuck
- sheet
- compressed
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 反りや寸法の狂いが発生しにくく、更には品
質のよいコルク貼り化粧板の製造方法を提供する。 【解決手段】 圧搾コルクブロックを薄削して得たコル
クシートを、熱硬化性合成樹脂接着剤を塗布した木質基
板の表面に載置した後、熱圧締装置に入れて熱圧締し、
コルクシートを熱によって膨張させた状態で、木質基板
に貼着及び硬化させる。
質のよいコルク貼り化粧板の製造方法を提供する。 【解決手段】 圧搾コルクブロックを薄削して得たコル
クシートを、熱硬化性合成樹脂接着剤を塗布した木質基
板の表面に載置した後、熱圧締装置に入れて熱圧締し、
コルクシートを熱によって膨張させた状態で、木質基板
に貼着及び硬化させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱硬化性合成樹脂
を用いてコルクシートと木質基板とを接合するコルク貼
り化粧板の製造方法に関する。
を用いてコルクシートと木質基板とを接合するコルク貼
り化粧板の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のコルク貼り化粧板は、圧搾コルク
ブロックを薄削して得たコルクシートを、熱可塑性樹脂
系の接着剤を塗布した木質基板の表面に載置した後、冷
圧締装置に挿入して、圧締貼着する方法によって製造し
ている。
ブロックを薄削して得たコルクシートを、熱可塑性樹脂
系の接着剤を塗布した木質基板の表面に載置した後、冷
圧締装置に挿入して、圧締貼着する方法によって製造し
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来方法においては冷圧締でコルクシートと木質基板とを
接合しているので、コルクが常態で貼着されており、コ
ルク自体が水分を吸排出することによって伸縮が発生
し、寸法の狂いや反りを生じるという問題があった。本
発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、反りや寸法
の狂いが発生しにくく、更には品質のよいコルク貼り化
粧板の製造方法を提供することを目的とする。
来方法においては冷圧締でコルクシートと木質基板とを
接合しているので、コルクが常態で貼着されており、コ
ルク自体が水分を吸排出することによって伸縮が発生
し、寸法の狂いや反りを生じるという問題があった。本
発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、反りや寸法
の狂いが発生しにくく、更には品質のよいコルク貼り化
粧板の製造方法を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載のコルク貼り化粧板の製造方法は、圧搾コルクブロ
ックを薄削して得たコルクシートを、熱硬化性合成樹脂
接着剤を塗布した木質基板の表面に載置した後、熱圧締
装置に入れて熱圧締し、前記コルクシートを熱によって
膨張させた状態で、前記木質基板に貼着及び硬化させて
いる。
記載のコルク貼り化粧板の製造方法は、圧搾コルクブロ
ックを薄削して得たコルクシートを、熱硬化性合成樹脂
接着剤を塗布した木質基板の表面に載置した後、熱圧締
装置に入れて熱圧締し、前記コルクシートを熱によって
膨張させた状態で、前記木質基板に貼着及び硬化させて
いる。
【０００５】
【作用】請求項１記載のコルク貼り化粧板の製造方法に
おいては、コルクシートが熱圧締の状態で貼着及び硬化
するので、表面が発泡状に均一に膨張する。従って、常
温状態でこれ以上膨張することもなく、また、膨張状態
から多少縮んでも反りや寸法精度に影響のある内部応力
を発生させることも殆どない。そして、熱圧締により発
泡することによって、密度が低くなり、フロア材として
使用した場合、歩行感、遮音性、及びノンスリップ性が
向上すると共に、柔軟性が増す。
おいては、コルクシートが熱圧締の状態で貼着及び硬化
するので、表面が発泡状に均一に膨張する。従って、常
温状態でこれ以上膨張することもなく、また、膨張状態
から多少縮んでも反りや寸法精度に影響のある内部応力
を発生させることも殆どない。そして、熱圧締により発
泡することによって、密度が低くなり、フロア材として
使用した場合、歩行感、遮音性、及びノンスリップ性が
向上すると共に、柔軟性が増す。
【０００６】
【発明の実施の形態】続いて、本発明を具体化した実施
の形態につき説明し、本発明の理解に供する。本発明の
一実施の形態に係るコルク貼り化粧板の製造方法は、圧
搾コルクブロックから製造されるコルクシートを、熱硬
化性合成樹脂接着剤を塗布した木質基板の表面に載置し
て、熱圧締して製造している。以下、この方法について
詳しく説明する。
の形態につき説明し、本発明の理解に供する。本発明の
一実施の形態に係るコルク貼り化粧板の製造方法は、圧
搾コルクブロックから製造されるコルクシートを、熱硬
化性合成樹脂接着剤を塗布した木質基板の表面に載置し
て、熱圧締して製造している。以下、この方法について
詳しく説明する。
【０００７】前記圧搾コルクブロックは、破砕したコル
クにメラミン樹脂等を攪拌混合して、圧縮成形したもの
であり、予めコルクを部分的に炭化して着色してもよ
い。前記コルクシートは、圧搾コルクブロックをスライ
サーによって薄削したもので、厚みは通常０．３〜１．
０ｍｍ程度である。
クにメラミン樹脂等を攪拌混合して、圧縮成形したもの
であり、予めコルクを部分的に炭化して着色してもよ
い。前記コルクシートは、圧搾コルクブロックをスライ
サーによって薄削したもので、厚みは通常０．３〜１．
０ｍｍ程度である。
【０００８】前記木質基板としては、例えば合板、パー
ティクルボード、あるいは繊維板等を使用するが、その
厚みは例えば製品をフロア材として用いる場合には９〜
１５ｍｍ程度である。この上に塗布する熱硬化性合成樹
脂接着剤としては、例えばメラミン樹脂、フェノール樹
脂、尿素樹脂等がある。この熱硬化性合成樹脂接着剤の
塗布量は１１０〜１４０ｇ／ｍ2 程度である。
ティクルボード、あるいは繊維板等を使用するが、その
厚みは例えば製品をフロア材として用いる場合には９〜
１５ｍｍ程度である。この上に塗布する熱硬化性合成樹
脂接着剤としては、例えばメラミン樹脂、フェノール樹
脂、尿素樹脂等がある。この熱硬化性合成樹脂接着剤の
塗布量は１１０〜１４０ｇ／ｍ2 程度である。
【０００９】熱硬化性合成樹脂が塗布された木質基板の
上に前記コルクシートを載せて熱圧締する装置としては
平盤のホットプレスで、その好ましい圧締条件は、温度
が１１０〜１２０℃、圧力が７〜９ｋｇ／ｃｍ2 であっ
て、圧締時間は約５０〜１００秒（好ましくは６０秒）
程度である。
上に前記コルクシートを載せて熱圧締する装置としては
平盤のホットプレスで、その好ましい圧締条件は、温度
が１１０〜１２０℃、圧力が７〜９ｋｇ／ｃｍ2 であっ
て、圧締時間は約５０〜１００秒（好ましくは６０秒）
程度である。
【００１０】
【発明の効果】請求項１記載のコルク貼り化粧板の製造
方法は以上の説明からも明らかなように、圧搾コルクブ
ロックを薄削して得たコルクシートが熱圧締貼着によっ
て、膨張した状態で木質基板に貼着し、更に膨張した状
態でコルクシートが硬化するので、コルク自体の動きが
少なくなり、反りや寸法の狂いの少ないコルク貼り化粧
板を提供できる。また、コクルシートが熱によって膨張
するので、密度が低くなって発泡シートのような状態と
なる。従って、このコルク貼り化粧板をフロア材として
使用した場合には、歩行感、遮音性、ノンスリップ性が
向上すると共に、転んだ場合にも怪我をしにくくなり、
高齢者や身障者向けに最適となる。
方法は以上の説明からも明らかなように、圧搾コルクブ
ロックを薄削して得たコルクシートが熱圧締貼着によっ
て、膨張した状態で木質基板に貼着し、更に膨張した状
態でコルクシートが硬化するので、コルク自体の動きが
少なくなり、反りや寸法の狂いの少ないコルク貼り化粧
板を提供できる。また、コクルシートが熱によって膨張
するので、密度が低くなって発泡シートのような状態と
なる。従って、このコルク貼り化粧板をフロア材として
使用した場合には、歩行感、遮音性、ノンスリップ性が
向上すると共に、転んだ場合にも怪我をしにくくなり、
高齢者や身障者向けに最適となる。
Claims (1)
- 【請求項１】 圧搾コルクブロックを薄削して得たコル
クシートを、熱硬化性合成樹脂接着剤を塗布した木質基
板の表面に載置した後、熱圧締装置に入れて熱圧締し、
前記コルクシートを熱によって膨張させた状態で、前記
木質基板に貼着及び硬化させることを特徴とするコルク
貼り化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21270895A JPH0941639A (ja) | 1995-07-29 | 1995-07-29 | コルク貼り化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21270895A JPH0941639A (ja) | 1995-07-29 | 1995-07-29 | コルク貼り化粧板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941639A true JPH0941639A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16627121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21270895A Pending JPH0941639A (ja) | 1995-07-29 | 1995-07-29 | コルク貼り化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941639A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014035073A1 (ko) * | 2012-08-27 | 2014-03-06 | (주)엘지하우시스 | 샌드위치 패널용 심재 및 이의 제조방법, 이를 포함하는 샌드위치 패널 |
-
1995
- 1995-07-29 JP JP21270895A patent/JPH0941639A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014035073A1 (ko) * | 2012-08-27 | 2014-03-06 | (주)엘지하우시스 | 샌드위치 패널용 심재 및 이의 제조방법, 이를 포함하는 샌드위치 패널 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0941639A (ja) | コルク貼り化粧板の製造方法 | |
| JPH0631708A (ja) | 軽量パーティクルボード | |
| JP3098803B2 (ja) | 複合板及びその製造方法 | |
| JP2848994B2 (ja) | 積層材及びその製造方法 | |
| JPH0976212A (ja) | パーティクルボードの製造方法 | |
| JP4707979B2 (ja) | 積層化粧板およびその製造方法 | |
| JP3111307B2 (ja) | 化粧板 | |
| JP2586512B2 (ja) | 木質化粧内装材 | |
| JPH07259207A (ja) | 建材用プラスチックフォーム断熱材の製造方法 | |
| TW572825B (en) | Method of forming articles of a composite material and said composite material | |
| JP3084608B2 (ja) | 化粧板 | |
| JP2745471B2 (ja) | 乾式ファイバーボードの製造方法 | |
| JPH09287273A (ja) | コルクフロア材及びその製造方法 | |
| JPH03221440A (ja) | 無機繊維質成形板およびその製造方法 | |
| JPH0739086B2 (ja) | 粉体表装合板 | |
| JPS6013530A (ja) | 発泡体成形物の製造方法 | |
| KR100473618B1 (ko) | 천연 무늬목 바닥판재 및 그의 제조방법 | |
| JPH06143479A (ja) | カーペット基材の製造方法 | |
| JPH02127448A (ja) | 再硬化できる、硬化したセルラー材料 | |
| JPS6128509B2 (ja) | ||
| JPH08290511A (ja) | 積層シ−ト | |
| CN1081114C (zh) | 一种模压复合胶合板的制备工艺 | |
| JPH0431850B2 (ja) | ||
| JPH08332607A (ja) | フロア材及びその製造方法 | |
| JPS6178605A (ja) | 集成木材 |