JP2586512B2 - 木質化粧内装材 - Google Patents

木質化粧内装材

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JP2586512B2
JP2586512B2 JP62241087A JP24108787A JP2586512B2 JP 2586512 B2 JP2586512 B2 JP 2586512B2 JP 62241087 A JP62241087 A JP 62241087A JP 24108787 A JP24108787 A JP 24108787A JP 2586512 B2 JP2586512 B2 JP 2586512B2
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JP
Japan
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sheet
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decorative interior
wood
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良成 高瀬
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、木質外観を有する木質化粧内装材に関する
ものである。
〔背景技術〕
従来から、木質単板を基板上に貼着してなる木質外観
を有する木質化粧内装材は知られている。しかしなが
ら、該木質化粧内装材においては、基板に主として合板
が使用されていたため、断熱性能が低く、又耐火性能、
吸音性能等にも劣るものであった。それなれば、基板と
して断熱性能、耐火性能、吸音性能等に優れたロックウ
ールを使用すれば良いのであるが、そうすると、ロック
ウールは吸湿性が高くてそれ故に伸縮が大きく、これに
対して、その表面に貼着される木質単板は、特に木目に
沿う方向にほとんど伸縮しないため、両者間の伸縮の差
によって木質化粧内装材全体に反りが発生し易くなるも
のであり、又、該木質化粧内装材の表面にプレス加工に
より凹凸模様を付与する場合には、基板となる合板が硬
く、しかも、該基板の表面に貼着される木質単板が割れ
易いため、深くてシャープな凹凸模様が得られないもの
であった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたもので、
すなわち、その目的は、断熱性能、耐火性能、吸音性能
に富み、しかも、反りが発生し難く、又、その表面にプ
レス加工により凹凸模様を付与する場合には、深くてシ
ャープな凹凸模様が施される木質外観を有する木質化粧
内装材を提供するにある。
〔発明の開示〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図に示す木質化粧内装材は、本発明の一実施例
で、木片1を可撓性を有する合成樹脂2にて結合してな
るシート状体3をロックウールの基板4上に貼着してな
るものである。該実施例においては、その表面にプレス
加工により凹凸模様5が付与されている。該実施例の製
造方法を各段階ごとに第2図によって詳細に説明する。
まず、第2図(a)の段階において、基板4の表面或い
はシート状体3の裏面或いはその両方に接着剤を塗布す
る。その際、ロックウールの基板4は、表面が粗面であ
るために、接着剤が内部に浸透し易く、そのためにシー
ト状体3が貼着され難いので、基板4の表面には、予め
プライマーを塗布しておいて、接着剤の内部への浸透を
防止しておくようにすることが好ましい。次に、第2図
(b)の段階において、上型6と下型7との間で3kg/cm
2程度の圧力で数分間プレスして、基板4上にシート状
体3を貼着する。次に、第2図(c)の段階において、
凹凸上型8と下型9との間に、シート状体3が凹凸上型
8に対向するように該シート状体3が貼着された基板4
を配設して、5kg/cm2程度の圧力で約1分間プレスす
る。その際、表面に凹凸模様5が付与されると共に基板
4上にシート状体3が充分に貼着固着される。以上の段
階を経て、第1図に示す如く、シート状体3が貼着され
た側の表面に凹凸模様5が施されて木質外観を有する木
質化粧内装材が得られる。該実施例においては、基板1
として比重約0.35で厚さ12mmのロックウール板を使用
し、シート状体3として木片1をウレタン樹脂で固めて
厚さ1mmのシート状にプレス成形したものを使用した。
又、該実施例においては、その製造方法として、第3図
に示す如く、(b)の段階において、凹凸上型8と下型
9との間でプレスして、基板4上にシート状体3を貼着
すると同時にその表面に凹凸模様3を施しても良いもの
である。
なお、本発明において、基板4として使用されるロッ
クウールとは、別名岩石繊維と称され、ロックウール、
鉱石を原料として製造される人造無機繊維であり、比重
が小さくて軽く、断熱性能、耐火性能、吸音性能に優れ
たものであり、本発明においては、比重0.3乃至0.8で厚
さ8mm及至15mmの板状に成形されたものが使用される。
又、本発明において使用されるシート状体3は、木片1
を可撓性を有する合成樹脂で固めてシート状にプレス形
成したものの他、木片1を可撓性を有する接着剤(合成
樹脂2)で結合一体化したフリッチをシート状にスライ
スして得られる厚み0.2mm及至2.0mm程度の突板であって
も良く、又、可撓性を有する合成樹脂2としては、硬化
状態で木片1よりも伸縮し易い程度の可撓性を有するも
のが好ましく、別段に限定されるものではないが、プレ
ス加工を行う際に加熱される場合には、そのことを考慮
して選択される必要がある。又、本発明において、シー
ト状体3をロックウールの基板4上に貼着する際に使用
される接着剤は、ウレタン樹脂接着剤、エポキシ樹脂接
着剤、ユリア樹脂接着剤等であり、別段に限定されるも
のではないが、プレス加工を行う際に加熱される場合に
は、そのことを考慮して選択される必要がある。又、本
発明においては、第4図に示す実施例の如く、木片1を
可撓性を有する合成樹脂2にて結合してなるシート状体
3をロックウールの基板4上に貼着してなるだけのもの
であっても良く、該実施例の製造方法を各段階ごとに第
5図によって詳細に説明すると、まず、第5図(a)の
段階において、基板4の表面或いはシート状体3の裏面
或いはその両方に接着剤を塗布する。次に、第5図
(b)の段階において、上型6と下型7との間で数分間
プレスして、基板4上にシート状体3を貼着する。以上
の段階を経て、第4図に示す如く、シート状体3が貼着
された木質外観を有する木質化粧内装材が得られる。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明の木質化粧内装材においては、木
片を可撓性を有する合成樹脂にて結合してなるシート状
体をロックウールの基板上に貼着してなるため、耐熱性
能、耐火性能、吸音性能に富み、しかも、反りが発生し
難く、又、その表面にプレス加工により凹凸模様を付与
する場合には、深くてシャープな凹凸模様が施され得る
ものであり、新規な木質外観が表現されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図(a)
(b)(c)は同実施例の製造方法を示す各段階におけ
る断面図、第3図(a)(b)は同実施例の異なる製造
方法を示す各段階における断面図、第4図は別の実施例
を示す断面図、第5図(a)(b)は同実施例の製造方
法を示す各段階における断面図である。 図において、1は木片、2は合成樹脂、3はシート状
体、4は基板、5は凹凸模様、6は上型、7、9は下
型、8は凹凸上型である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木片を可撓性を有する合成樹脂にて結合し
    てなるシート状体をロックウールの基板上に貼着してな
    る木質化粧内装材。
JP62241087A 1987-09-26 1987-09-26 木質化粧内装材 Expired - Lifetime JP2586512B2 (ja)

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