JPH0941334A - 車止め弾性体支柱 - Google Patents

車止め弾性体支柱

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Publication number
JPH0941334A
JPH0941334A JP19841695A JP19841695A JPH0941334A JP H0941334 A JPH0941334 A JP H0941334A JP 19841695 A JP19841695 A JP 19841695A JP 19841695 A JP19841695 A JP 19841695A JP H0941334 A JPH0941334 A JP H0941334A
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JP
Japan
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post
elastic member
elastic
elastic body
column
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Pending
Application number
JP19841695A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Fujita
諭 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
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Publication of JPH0941334A publication Critical patent/JPH0941334A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造が容易で製造時に不良品がでた場合も材料
損失が小さい車止め弾性体支柱を提供する。 【解決手段】中空状であって外径がほゞ同一の上部支柱
4と下部支柱1からなり、下部支柱1の上部が地上に突
出し、下部支柱1の基部が地中に埋設され、該上部支柱
4と下部支柱1の外側に筒状の弾性体5が被着されてな
り、該上部支柱4と下部支柱1の接続部分に亘って弾性
部材3が嵌着され、前記上下支柱の接続部分において揺
動可能となされたことを特徴とする車止め弾性体支柱で
あり、弾性部材3が支柱や弾性体5と一体化していない
ため製造が容易で製造時に不良品がでた場合も材料損失
が小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道と車道の境界
に設置される車止め弾性体支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、緩衝性を有する車止め用支柱とし
て、例えば、実開平1−14216号公報に記載される
如く、エラストマーからなる支柱の中空部下部に金属管
が設けられ、金属管上に金属製コイルバネが接合され、
コイルバネが支柱内壁に埋設一体化されてなり、車両な
どが接触した場合、コイルバネ部分の支柱が変形して衝
撃を緩和するようになされたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き車止め用支柱は、コイルバネが支柱内壁に埋設一体化
されるように支柱が一体成型されているために、製造コ
ストが高くつき、製造時に不良品がでた場合に材料損失
が大きいという問題点がある。又、各種デザインの支柱
を製造する場合、支柱全体を一から成型しなければなら
ず不便である。さらに、コイルバネが支柱内壁に埋設一
体化されていることから、相当大きな外力が加わらなけ
れば支柱が曲がらず、緩衝効果が十分発揮されないとい
う欠点がある。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消した車
止め用弾性支柱を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車止め弾性体支
柱は中空状であって外径がほゞ同一の上部支柱と下部支
柱からなり、下部支柱の上部が地上に突出し、下部支柱
の基部が地中に埋設され、該上部支柱と下部支柱の外側
に筒状の弾性体が被着されてなり、該上部支柱と下部支
柱の接続部分に亘って弾性部材が嵌着され、前記上下支
柱の接続部分において揺動可能となされたことを特徴と
しており、弾性体が上下支柱や弾性部材と一体化してい
ないため製造が容易で製造時に不良品がでた場合も材料
損失が小さい。又、各種デザインの支柱を製造する場
合、弾性体を各種成型すれば多様なデザインが得られ
る。又、嵌着される弾性部材の弾性係数を調整すること
で設置場所における車止め本体が可動するための設計水
平外力に合わせて製品を供給することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は本発明の実施形態の一例を示す一部切
り欠き正面図である。
【0007】1は下部支柱であり、上端部を地上に突出
して地中に埋設されており、その適宜位置に係止用ボル
ト21用のボルト孔11が一対穿設されている。下部支
柱1は断面円形状等適宜断面形状の金属管、硬質合成樹
脂製等の硬質管で作製される。係止用ボルト21はこの
ボルト孔11を貫通してその先端にナット22を螺着さ
れ係止部2となされ、その上に弾性部材3が係止され、
下部支柱1に嵌着されている。弾性部材3は前記したよ
うに下部支柱1内部にその上端から突出するように嵌着
され、その上端に上部支柱4が嵌着され、下部支柱1と
上部支柱4が揺動可能に接続されているが、弾性部材3
は係止用ボルト21とナット22よりなる係止部2によ
らず、下部支柱1の内面に突部を形成し弾性部材3の位
置を決めても良いし、その他適宜方法で弾性部材3を下
部支柱1と上部支柱4の接続部分に亘って取付ければ良
い。上部支柱4は下部支柱1と同径の断面円形状等適宜
断面形状の金属管や、硬質合成樹脂製等の硬質管で作製
されており、前記したように弾性部材3を介して下部支
柱1に取付けられているので、下部支柱1に対して揺動
可能となされている。
【0008】5は弾性体であり、断面円形状等適宜断面
形状で合成ゴム、ウレタン発泡材等で形成されており、
一般に頭部が種々の形状のデザイン支柱となされるが、
頭部に円周状に溝51を形成し、該溝51に反射テープ
52を貼着し、視認性を高めたデザインとされることが
好ましい。弾性体5の内径は上部支柱4及び下部支柱1
の外径より稍々大径となされ前記下部支柱1と上部支柱
4に被着され、前記係止用ボルト21とナット22によ
って下部支柱1に取付けられている。弾性体5の下部支
柱1及び上部支柱2への取付はボルト、ナットによる螺
着によらず、接着によっても良い。
【0009】弾性部材3は下部支柱1と上部支柱4を揺
動可能に接続するため、その外径は下部支柱1と上部支
柱4の内径より稍々小径となされ、前記したように下部
支柱1と上部支柱4に嵌着されている。又、設置場所に
おける車止め本体が可動するための設計水平外力に合わ
せて適宜弾性係数の弾性材料が使用されるが、繰り返し
応力による疲労に配慮して金属線材製コイルバネが使用
されることが好ましい。
【0010】
【発明の効果】上述の如く、本発明の車止め弾性体支柱
は上端部が地上に突出して、地中に埋設される下部支柱
と上部支柱の接続部分に亘って該弾性部材が嵌着され、
弾性体が前記下部支柱と上部支柱に被着されているの
で、支柱上部に車両等が接触して外力が加わると、弾性
部材の弾性力により上部支柱とこれに被着された弾性体
が揺動して衝撃を緩和できる。又、支柱の自重を硬質管
よりなる下部支柱と上部支柱で受けるため弾性体に剛性
が必要でなく薄肉化できるため弾性体の成型が容易とな
る。
【0011】又、弾性部材が支柱や弾性体と一体化して
いないためインサート成型等が不要で製造が容易であ
り、製造時に不良品がでた場合も材料損失が小さい。
又、各種デザインの支柱を製造する場合、弾性体を各種
成型すれば多様なデザインが得られる。又、載置する弾
性部材の弾性係数を調整することで設置場所における車
止め本体が可動するための設計水平外力に合わせて製品
を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明車止め用弾性支柱の一実施形態を示す一
部切り欠き正面図である。
【図2】図1のA〜A断面図である。
【符号の説明】
1 下部支柱 11 ボルト孔 2 係止部 21 係止用ボルト 22 ナット 3 弾性部材 4 上部支柱 5 弾性体 51 溝 52 反射テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状であって外径がほゞ同一の上部支
    柱と下部支柱からなり、下部支柱の上部が地上に突出
    し、下部支柱の基部が地中に埋設され、該上部支柱と下
    部支柱の外側に筒状の弾性体が被着されてなり、該上部
    支柱と下部支柱の接続部分に亘って弾性部材が嵌着さ
    れ、前記上下支柱の接続部分において揺動可能となされ
    た車止め弾性体支柱。
JP19841695A 1995-08-03 1995-08-03 車止め弾性体支柱 Pending JPH0941334A (ja)

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JP19841695A JPH0941334A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 車止め弾性体支柱

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JP (1) JPH0941334A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161495A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Etsuji Sato 柵柱
KR101067300B1 (ko) * 2011-03-31 2011-09-23 주식회사다우스 탄성 지지가 이루어지는 분리형 난간 지주

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161495A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Etsuji Sato 柵柱
KR101067300B1 (ko) * 2011-03-31 2011-09-23 주식회사다우스 탄성 지지가 이루어지는 분리형 난간 지주

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