JP3742527B2 - 分割式弾性外筒を有する柱状体 - Google Patents

分割式弾性外筒を有する柱状体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴムチップ等の弾性材料を用いた車止め等進入防止柵の柱に関し、特に使用する弾性材料の使用を最小限の材料ながら効果的な衝撃吸収性を有し、また芯材の支柱を含め使用材料のリサイクルについて配慮された分割式弾性外筒を有する柱状体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車止め等の進入防止柵として多用される金属やコンクリート支柱よりも耐衝撃吸収性材料として、また廃物利用という観点から廃タイヤ材の活用が着目されるようになり、弾性材料としてゴムチップ材料を用いた車止めが提案され、より生産性を高めたものとして実開平7−34017号公報において図6に示す如き、複数の分割体82に形成された挿入孔84に剛性を有する金属等支柱83が挿通されて接着によって組み合わせられた車止め8が提案されている。
【0003】
しかしながら、実開平7−34017号記載の車止めは、剛性を有する支柱として金属製等弾性を有しない支柱を前提とし、ゴムチップをバインダーで固めた分割体82により構成される緩衝体81にのみ耐衝撃吸収性材料としての性能を持たせた厚肉成型品とし、使用するゴムチップの材料も多量に必要であるうえ、支柱と緩衝体は接着固定されているためこの車止めを再々利用のリサイクル材料とするためには緩衝体のゴムチップの回収に手間取るという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体は、その使用材料のリサイクルについて組み立て構成から分別回収の段階までを含めた大きなサイクルのなかで配慮された構成とし、また弾性材料としてのゴムチップの使用量を最小限にしながらも効果的な衝撃吸収性を有する構成とした分割式弾性外筒を有する柱状体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明分割式弾性外筒を有する柱状体の上記の課題を解決するための手段は、ゴム状弾性を有する外筒とこの外筒を支持する支柱とからなり、外筒は上下または/および外筒の周囲方向に複数個の外筒片に分解され、前記外筒片は取付孔が設けられると共にその取付孔の周縁に形成された凹部に反射体が嵌合され、リベットまたはネジ等の機械的手段が、 反射体に設けられた反射体取付孔と外筒片の取付孔とを挿通して支柱に固定されることにより、反射体が外筒片に取着一体化されると共に外筒片が支柱に固定されるようになされたことを構成とするものである。
【0006】
また、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体において、外筒片が廃ゴムチップ,廃プラスチックの材料から成型されるものである。
【0007】
そしてまた、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体において、前記の支柱が、支柱の長さ方向に膨張係数の小さいガラス繊維等補強芯材を一体的に長手方向に埋設内蔵した可撓性を有する合成樹脂製管体からなるものである。
【0008】
さらにまた、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体において、支柱を構成する合成樹脂製管体が廃プラスチックの材料から成型されるものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明について説明する。
図1は地中にその一端を埋設して立設された、本発明に係る柱状体の芯材柱を構成する支柱2に、上下および外筒の周囲方向に複数個に分解されて外嵌されたゴム状弾性体の外筒片10の取付孔12周縁に形成された凹部11に反射体3が嵌合され、リベットまたはネジ等機械的手段により外筒片10が組み立てられる際に反射体3が取着一体化され、複数個の外筒片10が組み立てられるとともに支柱2に固定された柱状体を表している。また、柱状体の頂部にはこの柱状体の外筒片10と同じゴム状弾性体からなるキャップ4が被せられ、支柱2にネジ止めにより固定されている。
【0012】
この、外筒1を構成する外筒片10には図2に示すような支柱2に外嵌させるための空洞部15が設けられ、上下または/および外筒の周囲方向に複数個の外筒片10に分解され製造されるもので、材料としては合成ゴムやエラストマー等のゴム状弾性を有する合成樹脂製の射出成型品、あるいはゴムや発泡樹脂などを微細に粉砕したチップ材料にウレタン系等の結着材(バインダー)を介在させて金型内に充填させて加熱硬化させたものからなる。
【0013】
支柱2に外嵌させる形態としては、図2の(a)のように支柱2の側面から合わせられる形態と、(b)のように支柱2の端部をその空洞部15に挿入させる形態があり、複数個に分解された各外筒片10が組み合わされて支柱2に対してリベットまたはネジ等機械的手段により固定されるため、外筒片10の側面にはリベットやネジ等が挿通される取付孔12が設けられ、取付孔12の周縁部にはこの外筒片をリベットやネジ等の頭部によって支柱2に押さえつけて固定させるための凹部11が形成されている。
また、各外筒片10は互いに組み合わされるように端部には接続部13が形成されており、本実施形態の例では下に位置する外筒片10の上部の接続部13が上に位置する外筒片10の下端部に嵌合されるようになっている。
【0014】
また、図2(a)において外筒の周囲方向に複数個(本実施形態例では2個)の外筒片10に分解されている場合は、外筒片10どおしの接合端部に図中14に表すような外筒の外周面より一段控えさせた目地部14を形成させて、場合によってはこの目地部14において互いの外筒片10,10を接着・一体化された外筒となされていてもよい。
なお、図2(a),(b)とも、図に示す上下の外筒片10は互いに異なった材質のもので構成されてもよく、例えば泥はね等で汚れやすい下部の外筒片を水洗可能な表面の平滑な成型品とし、上部には歩行者の手に触れることも考慮してゴムチップ製の手触りのよいものとして両者を組み合わせる等、異種の材質品による組み合わせにより、機能とデザインによって種々検討されればよい。
【0015】
一方、柱状体の芯材柱を構成する支柱2としては、用途に応じて例えば柵体としてビームあるいはチェーンやロープが架設される進入防止柵として用いられる場合は芯材柱としての剛性が要求されることから金属管が好適に用いられるが、車止め支柱としてはそれに触れる歩行者との接触時の衝撃を外筒部分だけでなく芯材柱においても吸収させるため、支柱2には外筒よりは剛性のある弾性体支柱が好適に用いられる。
なお、芯材柱として合成樹脂による成型品が用いられた場合には、鋼管製支柱に比較して錆の発生する心配がなくて耐久性においても優れたものとなる。
【0016】
特に、支柱2の長さ方向に膨張係数の小さいガラス繊維等補強芯材を一体的に長手方向に埋設内蔵された複合押出し成型等によって成型された合成樹脂製管体である場合、瞬間的な衝撃に対しては屈曲して衝撃を吸収し、ポリエチレン等からなる合成樹脂の弾性を保持させながら膨張係数の小さい前記補強芯材の働きによる管体の変形を防止してすぐに復元するような可撓性を持たせたものとなされ、歩行者との接触が重要な要素となる用途に用いられる柱状体としてはきわめて好適に使用されるものである。
【0017】
そして、かかる柱状体の芯材柱に弾性を持たせて衝撃に対して外筒部分だけでなく芯材柱においても吸収させる構成となされていることから、外筒を構成する弾性外筒としては必要最小限の厚さとして成型されればよく、したがって成型用金型の構造,使用材料,成型工程のいずれの点からも経済的な構成となる。
すなわち本発明に係る外筒10は、図2に表したような均一な肉厚の成型品が適用されることから、比較的単純な金型構造となり、圧肉品でないので使用する原材料は少なくてすみ、製品としても均一な品質の安定したものが短い成型時間で製造されて成型工程においても短時間の加工がなされる。
【0018】
ところで、上述した柱状体の外筒片および芯材支柱は、余分な廃棄物を環境に生じさせないという観点から廃材の有効活用を積極的に推進させるための配慮がなされたもので、まず使用材料として外筒片には廃プラスチックや廃タイヤ等の廃ゴムを微細なチップ状にしたものがウレタン系等結着材で固められたものとし、上述の金型の構造,使用材料,成型工程の各点による省資源・省エネルギーの経済的なもので生産がなされ、かつ芯材支柱についてもガラス繊維等補強芯材が内蔵された複合押出し成型などによる合成樹脂製管体である場合は、使用されるポリエチレン等の合成樹脂にリサイクル材料が使われた際にも、その長さ方向に膨張係数の小さいガラス繊維等補強芯材を一体的に長手方向に埋設内蔵されているため芯材支柱としての構造的な性能に影響を与えることなく、また外観に現れないことから樹脂材料については100%リサイクル品でも使用可能である。
【0019】
さらにまた、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体においては、その組み立ての基本構成においても廃材の有効活用を積極的に推進させるための配慮がなされたものであり、外筒を支持する支柱に対して複数の外筒片はその側面の取付孔に挿通されるリベットまたはネジ等の機械的手段によって外筒片が組み立てられるようになされており、この柱状体を再々利用するために材料を回収する場合にはリベットやネジを取り去ることによって簡単に外筒片と支柱とに分離して回収ができるので、回収に際する手間がかからず経済的なリサイクルのシステムを構成することとなる。
【0020】
次に、上述した支柱に対し外筒を固定させるために外筒片の側面に設けられたリベットやネジ等を挿通させる取付孔、およびその周縁部に形成された凹部を、この柱状体を車止めとして反射体を取り付ける際に前記凹部に反射体を嵌合させてリベットまたはネジ等によって外筒片の組み立てと同時に反射体を取着一体化させる場合、およびこの柱状体を用いて柵体としてビームやチェーン,ロープが架設されて進入防止柵として展開させる場合について、以下図3〜5に基づいて詳述する。
【0021】
図3は、(a)上断面図,(b)側断面図ともに、図の左側には外筒片10がネジによって支柱2に固定されてカバーキャップ16が嵌められる様子を、図の右側には外筒片10に形成された凹部11に嵌合された反射体3がネジによってこの外筒片10の固定と同時に支柱2に固定されて取着される様子を表す。
【0022】
ここにおいて、支柱2はその長さ方向にガラス繊維等補強芯材を一体的に長手方向に埋設内蔵されたポリエチレン管であり、樹脂製管体であるため外筒片10の取付孔12から螺入されるネジのために特に下孔を開けておく必要がない。また、ネジは同図左ではワッシャ、あるいは同図右では反射体3を介して凹部11の底面から支柱2の側面を押さえるようにして外筒片10の支柱2への固定がなされる。なお、この柱状体の上端には外筒片10と同じゴムチップ等で成型されたキャップ4が被せられて、外筒片同様にネジを用いて支柱2への固定がなされる。
【0023】
ここで、反射体3は樹脂製の基体32に再帰反射性を有するガラスビーズ製の反射器33が半埋め込み状態に埋設され配設されたものであり、基体32に貫通されるネジまたはリベット頭部に適応する反射体取付孔31が形成されている。なお、反射体3は実施形態例のもの以外に、例えばプリズム反射体にネジまたはリベットが貫通される反射体取付孔が設けられたもの等、車のヘッドライト等に対して再帰反射によって光を反射する機能をもった反射体であればよい。
【0024】
図4,図5は、外筒片10の側面の取付孔12からさらに、参考例では金属製管体の支柱2の側面に取付孔22が開けられ、これら取付孔12,22にボルト金具5が取り付けられ、ボルト金具5のボルト部に螺入されるナットを締めつけて外筒片10が支柱2に固定されるとともに、ボルト金具5のボルト部に固定される柵体の端部と柱状体との接続がなされる様子を表した状態について、図5にビーム6との接続部の(a)過程→(b)収まり、図6にはチェーン7との接続部の収まりを示している。
【0025】
図4(a)において、突設ボルト金具51はボルト部50と可動片52とからなり可動片52は図中矢印のように回動可能にボルト部50の一部に軸着され、ボルト部50の長手方向に沿わされた可動片52が取付孔12,22から支柱2の管体内に差し入れられ、可動片52の長片側が自重で同図(b)のように下に向いた状態でナットを締めつけて、突設ボルト金具51が外筒片10の凹部11を挟んで支柱2に固定される。その後、柱状体から突設されたボルト部50に、ビーム支柱61内壁の端部に溶接固着されたコネクターナット63が螺入・接続され、続いてこのビーム6のもう一方の端部のコネクターナット63にコネクターボルト64が螺入されて接続され、このコネクターボルト64のもう一方が次に隣接する柱状体を貫通してナットの螺入によって固定され、以下同様にこの柱状体とビーム6が接続されて進入防止柵が構成される。なお、ビーム6は金属管体からなるビーム支柱61の外周にゴム状弾性体が被覆されたものであり、この進入防止柵の基本構造部分は柵としての強度を持たせるために金属管で構成されている。
【0026】
図5におけるチェーンボルト金具53についても、その取付構造は図4の参考例の突設ボルト金具51と同原理によるものであり、ボルト部50には予めナットが螺入されており、かつボルト部50の一端がリング状となされてそこに柵体としてチェーン7が取り付けられて進入防止柵となされたものである。
【0027】
【発明の効果】
上述した如く、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体はゴム状弾性を有する外筒とこの外筒を支持する支柱とからなり、外筒は上下または/および外筒の周囲方向に複数個の外筒片に分解され、複数の外筒片に設けられた取付孔に挿通されるリベットまたはネジ等の機械的手段によって外筒片が組み立てられるとともに支柱に固定されるような構成となされ、複数個の外筒片は金型構造,使用材料,成型工程の各点から経済的な構成単位となされて比較的単純な金型構造の厚肉品でない均一な成型品ゆえに使用する原材料は少なくてすみ、製品としても均一な品質の安定したものが少ない成型時間で製造されて成型工程においても短時間の加工がなされ、省資源・省エネルギーの優れた製品構成となされる。また、芯材を構成する支柱と外筒片とはリベットまたはネジ等の機械的手段によって組み立てられて固定されているため、この柱状体を再々利用するため材料を回収する際に簡単に外筒片と支柱とに分離して回収ができるので、回収のための手間がかからず経済的なリサイクルのシステムをも構成することになる。
【0028】
また、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体において、外筒片が廃ゴムチップ,廃プラスチックの材料から成型される場合には、前記したように外筒は比較的単純な金型構造の厚肉品でない均一な成型品であるので、一般に材料品質が均一となり難い廃ゴムチップ,廃プラスチックの材料であっても良好な品質の外筒が得られて、リサイクルが促進されて間接的に環境保護に貢献する。
【0029】
そしてまた、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体において、その芯材となる前記支柱が支柱の長さ方向に膨張係数の小さいガラス繊維等補強芯材を一体的に長手方向に埋設内蔵された可撓性を有する合成樹脂製管体からなる場合は、この支柱がポリエチレンなどからなる合成樹脂の弾性を保持させながら膨張係数の小さい前記補強芯材の働きによって、管体の変形を防止してすぐに復元するような可撓性を持たせたものとなされ、瞬間的な衝撃に対して屈曲して衝撃を吸収し、歩行者との接触が重要な車止め等の用途に用いる柱状体としてはきわめて好適に使用されるものとなる。
【0030】
さらにまた、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体において、支柱を構成する合成樹脂製管体が廃プラスチックの材料から成型された場合は、その長さ方向に膨張係数の小さいガラス繊維等補強芯材を一体的に長手方向に埋設内蔵されているため、芯材支柱としての構造的な性能に影響を与えることなくまた外観に現れないため、新品の樹脂原材料と同等に品質不安を抱くことなく使用可能であり、低コスト材料かつ環境保護の面からリサイクルが促進される。
【0031】
そしてまた、本発明分割式弾性外筒を有する柱状体は、外筒片を組み立てるリベットまたはネジ等の挿通される取付孔の縁部に凹部が形成され、この凹部に反射体が嵌合され、リベットまたはネジ等を介して外筒片が組み立てられるとともに反射体が取着一体化されるような構成となされているので、車止め等に反射体をわざわざ取り付けるのでなく、この柱状体の組み立てという基本工程のなかで反射体の取着という機能性を付加できて、一挙に組み立て施工が果たせて生産性,機能性の両面の向上がなされる。
【0032】
また、外筒片を組み立てるリベットまたはネジ等の挿通される取付孔の縁部に凹部が形成され、取付孔にボルト金具が取り付けられ、このボルト金具のボルト部に螺入されるナットの締めつけによって外筒片が組み立てられるとともに、ボルト金具のボルト部を介して複数の柱状体間に架設される柵体の端部と柱状体との接続がなされるような構成となされた場合には、前記反射体の取着の場合と同様一挙に組み立て施工が果たせて生産性,機能性の両面の向上がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の一形態を示す、柱状体を表わす一部断面の正面図である。
【図2】 本発明に係る、柱状体を構成する外筒片の分解斜視図である。
【図3】 本発明実施の一形態を説明する、上面視および正面視の断面図である。
【図4】 分割式弾性外筒を有する柱状体の参考例を示す、(a)→(b)組立構成図、および収まりを表す断面図である。
【図5】 他の参考例を示す収まり断面図である。
【図6】 従来の実施例として提案された、複数の分割体と剛性支柱との組み合わによる車止めの、断面図および分割体の斜視図である。
【符号の説明】
1 外筒
10 外筒片
11 凹部
12 取付孔
13 接続部
14 目地部
15 空洞部
16 カバーキャップ
2 支柱
22 取付孔
3 反射体
31 反射体取付孔
32 基体
33 ガラスビーズ製の反射器
4 キャップ
5 ボルト金具
50 ボルト部
51 突設ボルト金具
52 可動片
53 チェーンボルト金具
6 ビーム
61 ビーム支柱
62 ビームカバー
63 コネクターナット
64 コネクターボルト
7 チェーン
8 車止め
81 緩衝体
82 分割体
83 支柱
84 挿入孔

Claims (4)

  1. ゴム状弾性を有する外筒とこの外筒を支持する支柱とからなり、外筒は上下または/および外筒の周囲方向に複数個の外筒片に分解され、前記外筒片は取付孔が設けられると共にその取付孔の周縁に形成された凹部に反射体が嵌合され、リベットまたはネジ等の機械的手段が、反射体に設けられた反射体取付孔と外筒片の取付孔とを挿通して支柱に固定されることにより、反射体が外筒片に取着一体化されると共に外筒片が支柱に固定されるようになされたことを特徴とする、分割式弾性外筒を有する柱状体。
  2. 外筒片が廃ゴムチップ,廃プラスチックの材料から成型されてなることを特徴とする、請求項1記載の分割式弾性外筒を有する柱状体。
  3. 支柱は、支柱の長さ方向に膨張係数の小さいガラス繊維等補強芯材を一体的に長手方向に埋設内蔵した可撓性を有する合成樹脂製管体からなることを特徴とする、請求項1または2記載の分割式弾性外筒を有する柱状体。
  4. 支柱を構成する合成樹脂製管体が廃プラスチックの材料から成型されてなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の分割式弾性外筒を有する柱状体。
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