JPH0959945A - 車止め弾性体支柱 - Google Patents
車止め弾性体支柱Info
- Publication number
- JPH0959945A JPH0959945A JP22008395A JP22008395A JPH0959945A JP H0959945 A JPH0959945 A JP H0959945A JP 22008395 A JP22008395 A JP 22008395A JP 22008395 A JP22008395 A JP 22008395A JP H0959945 A JPH0959945 A JP H0959945A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow body
- ground
- pillar
- post
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】弾性体が支柱と一体化していないため製造が容
易で製造時に不良品がでた場合も材料損失が小さい。
又、各種デザインの支柱を製造する場合、中空体を各種
成型すれば多様なデザインが得られる車止め弾性体支柱
を提供する。 【解決手段】支柱1の上部が地上に突出し、支柱1の基
部が地中に埋設され、支柱1の外側に筒状で地上より稍
々上部に蛇腹21が形成された中空体2が被着されてな
り、支柱1と中空体2の隙間に弾性発泡材3を充填して
なる車止め弾性体支柱であり、製造が容易で、中空体2
を各種成型すれば多様なデザインが得られる。
易で製造時に不良品がでた場合も材料損失が小さい。
又、各種デザインの支柱を製造する場合、中空体を各種
成型すれば多様なデザインが得られる車止め弾性体支柱
を提供する。 【解決手段】支柱1の上部が地上に突出し、支柱1の基
部が地中に埋設され、支柱1の外側に筒状で地上より稍
々上部に蛇腹21が形成された中空体2が被着されてな
り、支柱1と中空体2の隙間に弾性発泡材3を充填して
なる車止め弾性体支柱であり、製造が容易で、中空体2
を各種成型すれば多様なデザインが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道と車道の境界
に設置される車止め弾性体支柱に関する。
に設置される車止め弾性体支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、緩衝性を有する車止め用支柱とし
て、例えば、実開平1−14216号公報に記載される
如く、エラストマーからなる支柱の中空部下部に金属管
が設けられ、金属管上に金属製コイルバネが接合され、
コイルバネが支柱内壁に埋設一体化されてなり、車両な
どが接触した場合、コイルバネ部分の支柱が変形して衝
撃を緩和するようになされたものが提案されている。
て、例えば、実開平1−14216号公報に記載される
如く、エラストマーからなる支柱の中空部下部に金属管
が設けられ、金属管上に金属製コイルバネが接合され、
コイルバネが支柱内壁に埋設一体化されてなり、車両な
どが接触した場合、コイルバネ部分の支柱が変形して衝
撃を緩和するようになされたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き車止め用支柱は、コイルバネが支柱内壁に埋設一体化
されるように支柱が一体成型されているために、製造コ
ストが高くつき、製造時に不良品がでた場合に材料損失
が大きいという問題点がある。又、各種デザインの支柱
を製造する場合、支柱全体を一から成型しなければなら
ず不便である。さらに、コイルバネが支柱内壁に埋設一
体化されていることから、相当大きな外力が加わらなけ
れば支柱が曲がらず、緩衝効果が十分発揮されないとい
う欠点がある。
き車止め用支柱は、コイルバネが支柱内壁に埋設一体化
されるように支柱が一体成型されているために、製造コ
ストが高くつき、製造時に不良品がでた場合に材料損失
が大きいという問題点がある。又、各種デザインの支柱
を製造する場合、支柱全体を一から成型しなければなら
ず不便である。さらに、コイルバネが支柱内壁に埋設一
体化されていることから、相当大きな外力が加わらなけ
れば支柱が曲がらず、緩衝効果が十分発揮されないとい
う欠点がある。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消した車
止め用弾性支柱を提供することを目的としている。
止め用弾性支柱を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載の車
止め弾性体支柱は支柱の上部が地上に突出し、支柱の基
部が地中に埋設され、支柱の外側に筒状で地上より稍々
上部に蛇腹が形成された中空体が被着されてなり、支柱
と中空体の隙間に弾性発泡材を充填してなるものであり
又、本発明請求項2記載の車止め弾性体支柱は硬質の合
成樹脂製の筒状体である支柱の上部が地上に突出し、支
柱の基部が地中に埋設され、支柱の外側に筒状で地上よ
り稍々上部に蛇腹が形成された中空体が被着されてな
り、支柱と中空体の隙間に弾性発泡材を充填してなるも
ので中空体が支柱と一体化していないため製造が容易で
製造時に不良品がでた場合も材料損失が小さい。又、各
種デザインの支柱を製造する場合、中空体を各種成型す
れば多様なデザインが得られる。又、請求項2記載の車
止め弾性体支柱にあっては錆の心配がなく、万一の破損
時にも部材が飛散しにくく歩行者に危害が及ばない。
止め弾性体支柱は支柱の上部が地上に突出し、支柱の基
部が地中に埋設され、支柱の外側に筒状で地上より稍々
上部に蛇腹が形成された中空体が被着されてなり、支柱
と中空体の隙間に弾性発泡材を充填してなるものであり
又、本発明請求項2記載の車止め弾性体支柱は硬質の合
成樹脂製の筒状体である支柱の上部が地上に突出し、支
柱の基部が地中に埋設され、支柱の外側に筒状で地上よ
り稍々上部に蛇腹が形成された中空体が被着されてな
り、支柱と中空体の隙間に弾性発泡材を充填してなるも
ので中空体が支柱と一体化していないため製造が容易で
製造時に不良品がでた場合も材料損失が小さい。又、各
種デザインの支柱を製造する場合、中空体を各種成型す
れば多様なデザインが得られる。又、請求項2記載の車
止め弾性体支柱にあっては錆の心配がなく、万一の破損
時にも部材が飛散しにくく歩行者に危害が及ばない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は本発明の実施形態の一例を示す一部切
り欠き正面図である。
説明する。図1は本発明の実施形態の一例を示す一部切
り欠き正面図である。
【0007】1は支柱であり、上部を地上に突出して地
中に埋設されており、その地中埋設部分に中空体取付用
孔11が穿設されており、中空体2が被着されビスで固
定されている。支柱1は断面円形状等適宜断面形状の金
属管、硬質合成樹脂製等の硬質管で作製されるが、防錆
上の問題や万一の破損時にも歩行者に危害が及ばないよ
う安全面に配慮してFRP等の硬質合成樹脂管が使用さ
れることが好ましい。
中に埋設されており、その地中埋設部分に中空体取付用
孔11が穿設されており、中空体2が被着されビスで固
定されている。支柱1は断面円形状等適宜断面形状の金
属管、硬質合成樹脂製等の硬質管で作製されるが、防錆
上の問題や万一の破損時にも歩行者に危害が及ばないよ
う安全面に配慮してFRP等の硬質合成樹脂管が使用さ
れることが好ましい。
【0008】中空体2は車両等が衝突したときの衝撃力
を吸収し易いようにその地上より稍々上部に蛇腹21が
形成され、衝撃を受けたときに蛇腹21が弾性変形し、
蛇腹21の下部を起点に支柱1と共に揺動し衝撃が吸収
される。又、衝撃による荷重が除去された後は容易に復
元し当初の形状に復帰する。中空体2は地中埋設部でそ
の内面が支柱1の外面に当接し、前記したとうりビスで
取付けられると共に地上部の内径が支柱1の外径より大
径となされ、支柱1の外壁と中空体2の内壁の間に隙間
が設けられる。又、中空体2は断面円形状等適宜断面形
状でブロー成型等で作製されており、一般に頭部が種々
の形状のデザイン支柱となされるが、頭部に円周状に溝
22を形成し、該溝22に反射テープ23を貼着し、視
認性を高めたデザインとされることが好ましい。
を吸収し易いようにその地上より稍々上部に蛇腹21が
形成され、衝撃を受けたときに蛇腹21が弾性変形し、
蛇腹21の下部を起点に支柱1と共に揺動し衝撃が吸収
される。又、衝撃による荷重が除去された後は容易に復
元し当初の形状に復帰する。中空体2は地中埋設部でそ
の内面が支柱1の外面に当接し、前記したとうりビスで
取付けられると共に地上部の内径が支柱1の外径より大
径となされ、支柱1の外壁と中空体2の内壁の間に隙間
が設けられる。又、中空体2は断面円形状等適宜断面形
状でブロー成型等で作製されており、一般に頭部が種々
の形状のデザイン支柱となされるが、頭部に円周状に溝
22を形成し、該溝22に反射テープ23を貼着し、視
認性を高めたデザインとされることが好ましい。
【0009】支柱1の外壁と中空体2の内壁の間には弾
性発泡材3が充填される。弾性発泡材3は中空体2に車
両の衝突などによる衝撃力が加わったとき、衝撃を吸収
し中空体2に応力が集中し中空体2が破損するのを防ぐ
と共に支柱1に穏やかに応力を伝達し車止め弾性体支柱
全体で衝撃を吸収することができる。弾性発泡材3は適
宜発泡倍率の発泡合成樹脂が用いられるが、耐久製等を
考慮して発泡ウレタン樹脂が用いられることが好まし
い。
性発泡材3が充填される。弾性発泡材3は中空体2に車
両の衝突などによる衝撃力が加わったとき、衝撃を吸収
し中空体2に応力が集中し中空体2が破損するのを防ぐ
と共に支柱1に穏やかに応力を伝達し車止め弾性体支柱
全体で衝撃を吸収することができる。弾性発泡材3は適
宜発泡倍率の発泡合成樹脂が用いられるが、耐久製等を
考慮して発泡ウレタン樹脂が用いられることが好まし
い。
【0010】
【発明の効果】本発明請求項1記載の車止め弾性体支柱
は支柱の上部が地上に突出し、支柱の基部が地中に埋設
され、支柱の外側に筒状で地上より稍々上部に蛇腹が形
成された中空体が被着されてなり、支柱と中空体の隙間
に弾性発泡材を充填してなるものであり又、本発明請求
項2記載の車止め弾性体支柱は硬質の合成樹脂製の筒状
体である支柱の上部が地上に突出し、支柱の基部が地中
に埋設され、支柱の外側に筒状で地上より稍々上部に蛇
腹が形成された中空体が被着されてなり、支柱と中空体
の隙間に弾性発泡材を充填してなるもので金属製コイル
バネ等の弾性体が支柱と一体化していないため、インサ
ート成型などが不要で製造が容易で製造時に不良品がで
た場合も材料損失が小さい。又、各種デザインの支柱を
製造する場合、中空体を各種成型すれば、支柱の種類が
少なくても多様なデザインが得られる。又、請求項2記
載の車止め弾性体支柱にあっては錆の心配がなく、万一
の破損時にも部材が飛散しにくく歩行者に危害が及ばな
い。
は支柱の上部が地上に突出し、支柱の基部が地中に埋設
され、支柱の外側に筒状で地上より稍々上部に蛇腹が形
成された中空体が被着されてなり、支柱と中空体の隙間
に弾性発泡材を充填してなるものであり又、本発明請求
項2記載の車止め弾性体支柱は硬質の合成樹脂製の筒状
体である支柱の上部が地上に突出し、支柱の基部が地中
に埋設され、支柱の外側に筒状で地上より稍々上部に蛇
腹が形成された中空体が被着されてなり、支柱と中空体
の隙間に弾性発泡材を充填してなるもので金属製コイル
バネ等の弾性体が支柱と一体化していないため、インサ
ート成型などが不要で製造が容易で製造時に不良品がで
た場合も材料損失が小さい。又、各種デザインの支柱を
製造する場合、中空体を各種成型すれば、支柱の種類が
少なくても多様なデザインが得られる。又、請求項2記
載の車止め弾性体支柱にあっては錆の心配がなく、万一
の破損時にも部材が飛散しにくく歩行者に危害が及ばな
い。
【図1】本発明車止め用弾性支柱の一実施形態を示す一
部切り欠き正面図である。
部切り欠き正面図である。
【図2】図1のA〜A断面図である。
1 支柱 11 中空体取付用孔 2 中空体 21 蛇腹 22 溝 23 反射テープ 3 弾性発泡材
Claims (2)
- 【請求項1】 支柱の上部が地上に突出し、支柱の基部
が地中に埋設され、支柱の外側に筒状で地上より稍々上
部に蛇腹が形成された中空体が被着されてなり、支柱と
中空体の隙間に弾性発泡材を充填してなる車止め弾性体
支柱。 - 【請求項2】 支柱が硬質の合成樹脂製の筒状体である
請求項1記載の車止め弾性体支柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22008395A JPH0959945A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 車止め弾性体支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22008395A JPH0959945A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 車止め弾性体支柱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0959945A true JPH0959945A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16745671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22008395A Pending JPH0959945A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 車止め弾性体支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0959945A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4621391B2 (ja) * | 2001-02-15 | 2011-01-26 | 帝金株式会社 | 車止め |
JP2015165071A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-17 | 積水樹脂株式会社 | 標識柱 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP22008395A patent/JPH0959945A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4621391B2 (ja) * | 2001-02-15 | 2011-01-26 | 帝金株式会社 | 車止め |
JP2015165071A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-17 | 積水樹脂株式会社 | 標識柱 |
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