JPH08232219A - 車止め - Google Patents

車止め

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JPH08232219A
JPH08232219A JP3795795A JP3795795A JPH08232219A JP H08232219 A JPH08232219 A JP H08232219A JP 3795795 A JP3795795 A JP 3795795A JP 3795795 A JP3795795 A JP 3795795A JP H08232219 A JPH08232219 A JP H08232219A
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JP
Japan
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columnar body
shaft
elastic body
main body
columnar
Prior art date
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Pending
Application number
JP3795795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Isomoto
真治 磯本
Satoshi Fujita
諭 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
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Publication of JPH08232219A publication Critical patent/JPH08232219A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緩衝材を小型にし易く、コストが安く、人が
当たっても怪我をする恐れのない車止めを提供する。 【構成】 下部柱状本体1の上方に上部柱状本体2を設
け、上部柱状本体2の上端に緩衝材21を取り付ける。
下部柱状本体1の上端に上方に向けて突出する球面ガイ
ド11を設け、上部柱状本体2が球面ガイド11上を摺
動して上部柱状本体2が下部柱状本体1に対して傾斜で
きるようにする。上部柱状本体2から下部柱状本体1に
向けて突出する軸3を設け、軸3の先端を下部柱状本体
1の内部に設けた弾性体抑え板12の透孔に挿入し、軸
3の先端付近に弾性体抑え板33を設け、双方の弾性体
抑え板12、33の間に弾性体32を圧縮挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩道と車道との境界
部、公園や通路の入口等に設置される車止めにに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公平6−45450号
公報等に記載されているように、ゴム製中空外装体の内
部に鋼管、コイルバネ等が挿入補強された車止めが知ら
れている。又、実公平2−42729号公報に記載され
ているように、上下の鋼管製柱状本体の間がコイルバネ
で接続された車止めが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
実公平6−45450号公報等に記載されている車止め
においては、ゴム製中空外装体が大型となり、鋼管とコ
イルバネとの一体化並びにゴム製中空外装体と鋼管およ
びコイルバネとの一体化に手間がかかるためにコストア
ップとなる欠点がある。又、このような車止めは、鋼管
およびコイルバネの制約を受けてスマートなデザインと
なり難い。
【0004】又、後者の実公平2−42729号公報に
記載されている車止めにおいては、頭部に緩衝材が存在
しないために人が当たった場合には怪我をする恐れがあ
る。又、上下の鋼管間に設けられたコイルバネの曲折部
の拡大された線条間に指や足の一部を挟み込み怪我をす
る恐れもある。
【0005】本発明は、このような従来の車止めにおけ
る問題点に着目してなされたものであり、その目的とす
るところは、従来の問題点を解決し、緩衝材を小型にし
易く、コストが安く、人が当たっても怪我をする恐れの
ない車止めを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明車止めは、下部柱状本体の上方に上部柱状本
体が設けられ、上部柱状本体の上端に緩衝材が取り付け
られ、下部柱状本体の上端に上方に向けて突出する球面
ガイドが設けられ、上部柱状本体の下端が前記球面ガイ
ドの球面に沿って摺動することにより上部柱状本体が下
部柱状本体に対して傾斜できるようになっており、上部
柱状本体または下部柱状本体のいずれか一方から他方に
向けて突出する軸が設けられ、軸の先端は他方の内部に
設けられた弾性体抑え板の透孔に挿入され、軸の先端付
近には弾性体抑え板が設けられ、双方の弾性体抑え板の
間に弾性体が圧縮挿入されていることを特徴とするもの
である。
【0007】本発明において、下部柱状本体および上部
柱状本体の材質としては、特に限定されるものではない
が、例えば、鋼、ステンレス鋼、アルミニウムのような
金属や硬質塩化ビニル樹脂、FRP等の合成樹脂が使用
できる。
【0008】又、上部柱状本体の上端に取り付けられる
緩衝材としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、天然もしくは合成ゴムやポリエチレン、塩化ビニル
樹脂等の発泡体等の緩衝作用に富むものが使用できる。
【0009】又、双方の弾性体抑え板の間に設けられる
弾性体としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、天然もしくは合成ゴムの管状体、塊状体、あるいは
圧縮コイルバネ等が使用できる。
【0010】
【作用】本発明車止めにおいては、下部柱状本体の上方
に上部柱状本体が設けられ、上部柱状本体の上端に緩衝
材が取り付けられ、下部柱状本体の上端に上方に向けて
突出する球面ガイドが設けられ、上部柱状本体の下端が
前記球面ガイドの球面に沿って摺動することにより上部
柱状本体が下部柱状本体に対して傾斜できるようになっ
ており、上部柱状本体または下部柱状本体のいずれか一
方から他方に向けて突出する軸が設けられ、軸の先端は
他方の内部に設けられた弾性体抑え板の透孔に挿入さ
れ、軸の先端付近には弾性体抑え板が設けられ、双方の
弾性体抑え板の間に弾性体が圧縮挿入されているので、
人や車のバンパー等が上部柱状本体に接触しても、弾性
体の弾性復元力に抵抗しながら傾斜し、しかも、上部柱
状本体の上端に緩衝材が取り付けられていて人を傷つけ
る恐れがない。
【0011】人や車のバンパー等が上部柱状本体から離
れると上部柱状本体は弾性体の弾性復元力により元の位
置に復元する。又、緩衝材は小型のものにすることがで
きるのでコストは安い。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明車止めの一例を示す縦断面図で
ある。図1において、1は鋼管製の下部柱状本体であ
り、下部柱状本体1の下端部を含む大半は地中5に埋設
されるようになっている。下部柱状本体1の上端管口内
に鋼製の球面ガイド11の下半部111が挿入され溶接
によって取り付けられ、球面ガイド11の上半部112
の外面が球状面とされている。12は下部柱状本体1の
上端管口から若干下方内面に溶接により取り付けられた
弾性体抑え板であり、弾性体抑え板12の中央には透孔
が穿設されている。13は下部柱状本体1の上端管口の
外面に溶接により取り付けられた鋼製の離脱防止リング
である。
【0013】2は下部柱状本体1の上方に設けられた鋼
管製の上部柱状本体であり、上部柱状本体2の下端管口
が下部柱状本体1の上端管口上に衝合されている。上部
柱状本体2の上端管口内には合成ゴム製の緩衝材21の
下端の径小部が挿入され、ビスネジ22により取り付け
られている。上部柱状本体2の下端管口から若干上方の
内面に軸取付板23が溶接により取り付けられ、軸取付
板23の中央には透孔が穿設されている。
【0014】軸取付板23の透孔には上端にナット31
が締め付けられた軸3が挿通され、軸3の下端は球面ガ
イド11の内部を経て下部柱状本体1の内部に到り、下
部柱状本体1の内部に設けられた弾性体抑え板12の透
孔および短管状合成ゴム製弾性体32の内部を経て他の
円筒付弾性体抑え板33の中央の透孔に挿通され、軸3
の先端にはナット34が締め付けられている。
【0015】次に、図1に示す本発明車止めの作用につ
いて説明する。図2に示すように、下部柱状本体1の下
方が地中5に埋設された状態において、上部柱状本体2
に二点鎖線で示す車両4のバンパー41が当たるとその
衝撃により上部柱状本体2は傾斜する。この際、上部柱
状本体2の下端開口部は下部柱状本体1の上端に設けら
れた球面ガイド11の球面に沿って摺動し、弾性体32
は弾性変形する。
【0016】車両4が後退し、車両4のバンパー41が
上部柱状本体2から離れると、弾性体32の復元力によ
り傾斜された上部柱状本体2が垂直状に戻る。この際、
上部柱状本体2の下端開口部は球面ガイド11の球面を
摺動する。下部柱状本体1の上端開口部外面には離脱防
止リング13が取り付けられているので、図3に示すよ
うに、上部柱状本体2の下端開口部が下部柱状本体1の
開口部から外れることがない。
【0017】又、上部柱状本体2の上端には合成ゴム製
の緩衝材21が取り付けられているので、緩衝材21に
人が触れても怪我をする恐れがない。上部柱状本体2の
傾斜の程度については、弾性体32の弾性率、双方のナ
ット31、34の軸への締め付け力等により調整でき
る。
【0018】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。
【0019】例えば、図示の実施例のように、軸取付板
23を上部柱状本体2に取り付け、弾性体抑え板12を
下部柱状本体1に取り付け、軸取付板23の透孔に上端
ナット31が締め付けられた軸3を上方から挿通し、軸
3の下端を弾性体抑え板12の透孔および短管状合成ゴ
ム製弾性体32の内部を経て他の円筒付弾性体抑え板3
3の中央の透孔に挿通し、軸3の下端にナット34を締
め付ける代わりに、軸取付板23を下部柱状本体1に取
り付け、弾性体抑え板12を上部柱状本体1に取り付
け、軸取付板23の透孔に下端にナット31が締め付け
られた軸3を下方から挿通し、軸3の上端を弾性体抑え
板12の透孔および短管状合成ゴム製弾性体32の内部
を経て片面に円筒部331が設けられた円筒付弾性体抑
え板33の中央の透孔に挿通し、軸3の上端にナット3
4を締め付けるようにしてもよい。
【0020】又、図1に示す実施例においては、球面ガ
イド11および離脱防止リング13が別体のものであっ
て、これらがそれぞれ下部柱状本体1の上端に溶接によ
り取り付けられているが、図4に示すように、球面ガイ
ド11および離脱防止リング13を一体のものとし、こ
れを下部柱状本体1の上端に溶接により取り付けるよう
にしてもよい。
【0021】又、図1に示す実施例においては、軸取付
板23は平坦な円板状のものが使用されているが、図5
に示すように、軸3に締め付けられたナット31と接す
る部分が球殻状に突出されて軸3が揺動され易いように
してもよい。
【0022】上部柱状本体2の上端への緩衝材21の取
付手段としては、図示の実施例のようにビス止めとする
代わりに接着剤により接着されていてもよい。又、球面
ガイド11の表面には耐磨耗性の優れたナイロン、テフ
ロン等の皮膜が設けられていてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明車止めにおいては、人や車のバン
パー等が上部柱状本体に接触しても、弾性体の弾性復元
力に抵抗しながら傾斜し、しかも、上部柱状本体の上端
に緩衝材が取り付けられていて人を傷つける恐れがな
い。
【0024】人や車のバンパー等が上部柱状本体から離
れると上部柱状本体は弾性体の弾性復元力により元の位
置に復元する。又、緩衝材は小型のものとすることがで
きるので、従来品に比較してコストは安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明車止めの一例を示す縦断面図。
【図2】図1に示す本発明車止めの使用状態を示す縦断
面図。
【図3】下部柱状本体の上端開口部に上部柱状本体の下
端開口部がずれた状態を示す斜視図。
【図4】本発明車止めの他の一例の要部を示す縦断面
図。
【図5】本発明車止めの更に他の一例の要部を示す縦断
面図。
【符号の説明】
1 下部柱状本体 11 球面ガイド 12 弾性体抑え板 13 離脱防止リング 2 上部柱状本体 21 緩衝材 23 軸取付板 3 軸 32 弾性体 33 円筒付弾性体抑え板 331 円筒部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部柱状本体の上方に上部柱状本体が設
    けられ、上部柱状本体の上端に緩衝材が取り付けられ、
    下部柱状本体の上端に上方に向けて突出する球面ガイド
    が設けられ、上部柱状本体の下端が前記球面ガイドの球
    面に沿って摺動することにより上部柱状本体が下部柱状
    本体に対して傾斜できるようになっており、上部柱状本
    体または下部柱状本体のいずれか一方から他方に向けて
    突出する軸が設けられ、軸の先端は他方の内部に設けら
    れた弾性体抑え板の透孔に挿入され、軸の先端付近には
    弾性体抑え板が設けられ、双方の弾性体抑え板の間に弾
    性体が圧縮挿入されていることを特徴とする車止め。
JP3795795A 1995-02-27 1995-02-27 車止め Pending JPH08232219A (ja)

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JP3795795A JPH08232219A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 車止め

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