JPH0939539A - 車高調節装置 - Google Patents

車高調節装置

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JPH0939539A
JPH0939539A JP19969195A JP19969195A JPH0939539A JP H0939539 A JPH0939539 A JP H0939539A JP 19969195 A JP19969195 A JP 19969195A JP 19969195 A JP19969195 A JP 19969195A JP H0939539 A JPH0939539 A JP H0939539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle height
vehicle
switch
air
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP19969195A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Endo
隆典 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP19969195A priority Critical patent/JPH0939539A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キースイッチがオフ状態であっても、乗客の
乗降が行われているときには車高の調節を行えるように
する。 【解決手段】 車台とボディとの間に設けられたエアス
プリングの空気圧を調節する制御手段に電気的な制御回
路を設け、この制御回路の電源回路に車両のキースイッ
チがオフ状態であってもボディに設けられた乗降用扉が
開状態にあるときに通電状態を維持するスイッチ回路を
備える。 【効果】 乗降用扉が開状態にあれば自動的に車高の調
節が行われて標準の高さが維持されるので、乗客の数の
変動にともなって車高が変化し乗降に不便をかけること
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車に利用する。
本発明は特に大型バスに利用するに適する。本発明は、
キースイッチがオフ状態にされても、乗客の乗降がおわ
るまで、あるいは乗客の乗降がはじまったときに動作状
態を維持する車高調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車台とボディとの間にエアスプリングを
装備し、このエアスプリングの空気圧を電子回路あるい
はコンピュータにより制御する技術が利用されるように
なった。このような装置は、車高を安定に維持するとと
もに、大型バスに装備して乗客の乗り心地を大きく改善
した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この装置を利用した車
両で、バスが目的地に到着したときに運転者が何らかの
都合で乗客の降車が完了する前にキースイッチをオフ状
態に操作すると、車高調節装置の作動が停止することに
なる。この場合にエアスプリングの気圧はその直前の状
態に維持されるので、乗客が順次降り積載重量が軽くな
ると車高がしだいに高くなってしまう現象が見られる。
【0004】また、運転者がキースイッチをオフ状態に
して運行を停止しているバスに乗客が乗りはじめると、
その場合にも車高調節装置は作動していないから、乗客
の数が大きくなるにしたがって、車高がしだいに低くな
ってしまうことになる。
【0005】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、キースイッチがオフ状態であっても、乗客の乗
降が行われているときには作動を継続する車高調節装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】乗降用扉が開状態になる
と、通電状態を維持するスイッチ回路がオン状態とな
り、その出力信号が制御手段に送出される。制御手段は
この出力信号を取込み、キースイッチがオフ状態であっ
ても車高調節バルブを動作させ、車台とボディとの間に
設けられたエアスプリングへのエアの供給および排出を
車台にかかる重量の変化に応じて制御する。すなわち、
乗客の数が少ない場合には車台にかかる重量は小さいの
で、エアスプリング内のエアを排出して車高の上昇を禁
止する。また、乗客の数が多い場合には車台にかかる重
量が大きいので、エアスプリングにエアを供給して車高
の下降を禁止する。
【0007】この車高調節動作は、乗降用扉が開放され
たときに自動的に実行されるので、例えば観光バスが休
憩のために停車し、乗客を降車させたときに、最初に降
車する乗客と最後に降車する乗客とではステップの高さ
が異なり、あとに降車する乗客になればなるほどステッ
プの高さが高くなってしまうような不便をかけることが
回避される。
【0008】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例車高調節装置の構成を示すブロ
ック図である。本実施例ではフロント系の車高調節装置
について説明する。リヤ系の車高調節装置は機械式によ
り構成されているので車台にかかる重量の変化に応じて
常時車高の調節動作が行われる。
【0009】本発明実施例は、空気圧が蓄積されたエア
タンク1と、車台とボディとの間に設けられたエアスプ
リング2と、エアタンク1の空気圧をエアスプリング2
に供給する通路に設けられた制御バルブ3と、車軸に対
する車体の変位を電気信号として検出する車高センサ4
と、乗降用扉が開放されたときにオン状態となる車外ド
アスイッチ5と、車高センサ4の出力電気信号にしたが
って制御バルブ3を制御する制御手段6とが備えられ
る。
【0010】制御手段6には電気的な制御回路が含ま
れ、この制御回路の電源回路には車両のキースイッチ1
1がオフ状態であってもボディに設けられた乗降用扉が
開状態にあるときに通電状態を維持するスイッチ回路が
備えられる。この制御手段6には車高センサ4、車外ド
アスイッチ5およびキースイッチ11のほかに、車内ド
アスイッチ12、パーキングブレーキ・スイッチ13、
バッテリ・スイッチ14、フロント系の車高を下げるた
めの操作入力を行うクラウチング・スイッチ15、異常
発生時に警報音を発生する警報ブザー16および異常発
生時に点灯する警報ランプ17が接続される。
【0011】さらに、エア供給管路には、非常用レベリ
ングバルブ21、インバージョンバルブ22、非常コッ
ク23およびプロテクションバルブ24が備えられる。
【0012】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。図2(a)は本発明実施例車
高調節装置の起動条件を説明する図、(b)は従来例車
高調節装置の起動条件を説明する図、図3は本発明実施
例車高調節装置の起動および停止を説明する図である。
【0013】本発明は、装置起動を図2(b)に示す従
来例装置におけるバッテリ・スイッチ14またはキース
イッチ11の操作に加えて、同図(a)に示すように、
車内ドアスイッチ12または車外ドアスイッチ5のオン
操作のいずれかにより行うことができることを特徴とす
る。
【0014】ここで、図3を参照して本発明実施例装置
の起動および停止について説明する。車両が停車状態に
あって乗降用扉が閉ざされていたとすると、車両の運行
を行うためには、まず、運転者が車外から乗降用扉を開
錠し開放する。この乗降用扉の開放により車外ドアスイ
ッチ5がオン状態となって出力電気信号が制御手段6に
送出される。制御手段6はこの出力電気信号を受ける
と、キースイッチ11がオフ状態であっても、スイッチ
回路を動作させ電源回路を通電状態にして制御バルブ3
の制御を行えるようにするとともに、車高センサ4から
の検出出力を取込み、その検出値にもとづいて車高調節
動作を実行する。すなわち、車高が所定値以上であるこ
とを示す検出出力があるときには、制御バルブ3に制御
信号を送出してエアスプリング2内のエアを車高が標準
値を示すまで放出し、車高が所定値以下であることを示
す検出出力があるときには、同様に制御バルブ3に制御
信号を送出して車高が標準値を示すまでエアスプリング
2にエアタンク1からエアを供給する。
【0015】運転者が乗車してバッテリ・スイッチ14
およびキースイッチ11が操作されエンジン始動が行わ
れた後に、車内ドアスイッチ12が操作されて乗降用扉
が閉ざされると、車内ドアスイッチ12はオフ状態にな
るが、バッテリ・スイッチ14、キー・スイッチ11お
よび車外ドアスイッチ5がオン状態にあるので装置の起
動状態はそのまま継続される。
【0016】運行状態に入ると車両の走行および停車が
繰り返され、乗降用扉の開閉がその都度行われるが、バ
ッテリ・スイッチ14、キースイッチ11、車内ドアス
イッチ12および車外ドアスイッチ5のいずれかがオン
状態にあれば車高の調節は停止することなく継続的に実
行される。
【0017】観光バスの休憩のための停車や路線バスを
含む運行終了時の停車の場合には、運転者によりキース
イッチ11およびバッテリ・スイッチ14がオフに操作
され、乗降用扉を開けるために車内ドアスイッチ12が
オンに操作される。運転者がバッテリ・スイッチ14お
よびキースイッチ11をオフ状態にして乗客より先に降
車したとしても、乗降用扉を閉めないかぎり車外ドアス
イッチ5はオン状態にあるので装置の動作は停止せず、
乗客の数が減っても車高は標準の高さが維持される。乗
降用扉が閉ざされると装置起動の条件がすべてなくなる
ので車高調節動作は停止される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ースイッチがオフ状態であっても、乗降用扉が開かれ乗
客の乗降が行われているときには自動的に車高の調節を
行うことができる。これにより車高が標準の高さに維持
され、乗客の数の変動にともなって車高が変化し乗降に
不便をかけることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例車高調節装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】(a)は本発明実施例車高調節装置の起動条件
を説明する図、(b)は従来例車高調節装置の起動条件
を説明する図。
【図3】本発明実施例車高調節装置の起動および停止を
説明する図。
【符号の説明】
1 エアタンク 2 エアスプリング 3 制御バルブ 4 車高センサ 5 車外ドアスイッチ 6 制御手段 11 キースイッチ 12 車内ドアスイッチ 13 パーキングブレーキ・スイッチ 14 バッテリ・スイッチ 15 クラウチング・スイッチ 16 警報ブザー 17 警報ランプ 21 非常用レベリングバルブ 22 インバージョンバルブ 23 非常コック 24 プロテクションバルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台とボディとの間に設けられたエアス
    プリングと、このエアスプリングの空気圧を調節する制
    御手段とを備えた車高調節装置において、 前記制御手段は電気的な制御回路を含み、その制御回路
    の電源回路には、車両のキースイッチがオフ状態であっ
    ても前記ボディに設けられた乗降用扉が開状態にあると
    きに通電状態を維持するスイッチ回路を備えたことを特
    徴とする車高調節装置。
JP19969195A 1995-08-04 1995-08-04 車高調節装置 Pending JPH0939539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19969195A JPH0939539A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 車高調節装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19969195A JPH0939539A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 車高調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0939539A true JPH0939539A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16412015

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JP19969195A Pending JPH0939539A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 車高調節装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016215808A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 いすゞ自動車株式会社 扉開閉装置および扉開閉方法
CN107415620A (zh) * 2017-03-17 2017-12-01 奉化鑫益气动工程有限公司 一种汽车底盘升降控制电路
EP4011659A1 (en) 2020-12-09 2022-06-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and vehicle operating method

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JP2016215808A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 いすゞ自動車株式会社 扉開閉装置および扉開閉方法
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CN107415620B (zh) * 2017-03-17 2023-05-02 宁波泰鑫可精密机械科技有限公司 一种汽车底盘升降控制电路
EP4011659A1 (en) 2020-12-09 2022-06-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle and vehicle operating method

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