JPH0939338A - 機器の操作パネル、及びこれを有するプリンタ - Google Patents

機器の操作パネル、及びこれを有するプリンタ

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JPH0939338A
JPH0939338A JP7192295A JP19229595A JPH0939338A JP H0939338 A JPH0939338 A JP H0939338A JP 7192295 A JP7192295 A JP 7192295A JP 19229595 A JP19229595 A JP 19229595A JP H0939338 A JPH0939338 A JP H0939338A
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Japan
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panel according
input
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JP7192295A
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Toshihiro Shima
敏博 島
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/10Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using selector switches
    • G05B19/106Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using selector switches for selecting a programme, variable or parameter
    • G05B19/108Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using selector switches for selecting a programme, variable or parameter characterised by physical layout of switches; switches co-operating with display; use of switches in a special way
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/23Pc programming
    • G05B2219/23145Blinking, flickering display

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の操作パネルを単純化し最小サイズとす
る。 【解決手段】 操作パネル上には、1個の操作ボタン2
と2個の表示ランプ4、6のみが設けられる。ボタン2
を押したまま機器の電源スイッチを入れると、機器は機
能設定モードに入る。機能設定モードに入ると、まず、
一方のランプ4が点滅し、その間にユーザがボタン2を
1回以上押すと、その押圧回数に相当する1桁目の数字
が入力される。しばらくの後、他方のランプ4が点滅
し、その間に同様のボタン操作によって2桁目の数字が
入力される。その後、両方のランプ4、6が点滅し、そ
の間に同様にして3桁目の数字が入力される。こうし
て、3桁からなる設定コードが入力されると、その3桁
の数字に対応した機能事項が機器に設定される。この
後、再び一方のランプ4が点滅するので、同様にして新
たな設定コードを入力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタのような
機器で用いられる操作パネルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の多機能化された機器の操作パネル
は、多種類の機能を操作するために複数のスイッチやボ
タンを備え、更に、機器の状態を知らせるために液晶表
示器や複数のLEDランプを備えているのが通常であ
る。
【0003】例えば、コンピュータシステムで用いられ
るターミナルプリンタでは、操作パネル上に通常、数個
の操作ボタンと数個のLEDランプと数〜十平方センチ
メートル程度の液晶表示器とが設けられている。そのた
め、操作パネルのサイズは少なくとも数十平方センチメ
ートル程度となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機器の
全体サイズを小型化し、コストを削減し、更には機器の
設置場所に対する制限を少なくするためには、スイッチ
やボタンや表示器の数はできるだけ少ない方が望まし
い。
【0005】上述したプリンタを例にとると、デスクト
ップや執務場所にコンピュータシステムを設置するにあ
たり、プリンタが狭い空間に配置可能であれば、システ
ム全体を見栄えよく且つ使いやすく配置することができ
る。そのためには、プリンタはできるだけ小型であるこ
とが望ましく、必然的に操作パネルも最小化が要求され
る。また、ユーザにとっても操作パネルはできるだけ単
純で、これを操作したり表示をチェックしたりする必要
性ができるだけ少ない方が有難い。更に、できるだけ安
価なプリンタを多くのユーザに提供するためにも、操作
パネルは単純な構造であることが望ましい。
【0006】従って、本発明の目的は、機器の操作パネ
ルを単純化し最小サイズとすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の操作パネルは、
単一の操作ボタンと、入力期間の間に操作ボタンが操作
されたとき、この操作ボタンの操作態様に応じて入力さ
れた設定コードを認識して、認識した設定コードに対応
した機能事項を機器に設定する設定手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】この操作パネルによれば、単一の操作ボタ
ンを入力期間の間に操作することにより、その操作態様
に応じた設定コードが機器に入力され、その設定コード
に応じた機能事項が機器に設定される。
【0009】ここで、操作ボタンの操作態様とは、典型
的には入力期間内にボタンが押された回数であるが、必
ずしもこれに限られるわけではなく、押されている時間
の長短なども操作態様の一つとして利用することができ
る。
【0010】この操作パネルには、望ましくは更に、1
つ以上の表示ランプと、この表示ランプを駆動し且つ制
御する表示制御手段とが備えられる。表示制御手段は、
入力期間の間、表示ランプを特別な態様で点灯すること
により、ユーザに入力期間であることを知らせる。
【0011】本発明の好適な一実施形態では、操作ボタ
ンが押されたまま機器の電源が投入されると、設定手段
がその作動を開始する。作動中の設定手段は、複数の設
定コードが入力できるように、入力期間を繰り返し提供
し、各入力期間において、操作ボタンの押圧回数から設
定コードを認識する。また、認識した設定コードが所定
の終了コードに等しいときは、設定手段はその作動を終
了する。設定手段の作動が停止すると、表示制御手段
は、表示ランプを機器の状態を表示するための態様で点
灯する。
【0012】この実施形態によれば、電源投入時の簡単
なボタン操作で機能設定ためのモードに入ることがで
き、一旦機能設定モードに入ると、ボタン操作を繰り返
すことにより必要な機能事項を全て設定することがで
き、しかも、ボタン操作をすべき時期は表示ランプによ
って示される。必要な設定が全て済んだ後は、簡単なボ
タン操作で機能設定モードから抜けることができ、その
後は機器の状態が表示ランプによって示される。
【0013】設定コードは1桁の数字であっても、複数
桁の数字であってもよい。例えば好適な実施形態では3
桁の数字としている。3桁であれば、設定コードのバリ
エーション数を実用的な個数だけ確保できると共に、ユ
ーザにとって入力が面倒になり過ぎる虞もないからであ
る。また、1つの桁を構成する数字のバリエーションは
幾つであっても構わないが、やはりユーザにとって扱い
易い適当に少ない数であることが好ましい。例えば好適
な実施形態では2〜5としている。
【0014】更に、好適な実施形態では、押圧回数を数
えて入力された数字を認識する際、押圧回数がその最大
値たる5回を超えると、設定コードの入力がキャンセル
されたものとみなすようになっている。これにより、ユ
ーザが入力を間違えたとき、ボタンを6回以上繰り返し
押すという簡単な操作で、入力のやり直しが行える。
【0015】尚、好適な実施形態では押圧回数が5回を
超えると入力途中の設定コードをキャンセルするように
なっているが、この形態のみに限られるわけではない。
例えば、押圧回数が5回を超えると入力途中の桁の数字
だけがキャンセルされるが、既に入力された桁の数字は
有効のままにされ、更に押圧回数が所定数以上増える
と、或は所定時間以上長く押圧されると、既に入力され
た桁を含めその設定コード自体がキャンセルされるとい
うようにしてもよい。
【0016】また、好適な実施形態では、一部の設定コ
ードには2つ以上の機能事項が対応しており、その設定
コードを入力すると、その2つ以上の機能事項が共に設
定されるようになっている。但し、この2つ以上の機能
事項は、それらの内のいずれか一つの事項だけが機器に
おいて固定的に使用され得るようなものであるため、重
複して設定されても全く支障がないものである。これ
は、設定コードのバリエーション数よりも設定可能な機
能事項が多い場合に対応できるようにするための工夫で
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の1実施形態に係るプリン
タ用操作パネルの外観を示す。
【0019】図1に示すように、ただ1個の操作ボタン
2と2個のLEDランプ4、6とから操作パネルが構成
される。ボタン2は、後述するようにプリンタの各種機
能の設定に用いられる。一方のランプ4は例えば黄色
で、他方のランプ6は例えば赤色で、後述するように、
この2つのランプにより機能設定中の状態が表示でき
る。また、機能を設定する時以外の通常の動作時には、
黄色ランプ4は電源オン/オフとホストコンピュータか
らのデータ入力の有無を表示し、赤色ランプ6はプリン
タの異常の有無を表示する。尚、図中でランプ4、6の
右脇に記されたマークは、ランプ4、6の機能を示した
シンボルマークである。更に、この操作パネルとは別
に、電源スイッチ(図示せず)が設けられている。
【0020】この操作パネルの動作の概略は次の通りで
ある。
【0021】ボタン2が押されない状態で電源が投入さ
れた場合、プリンタは通常動作モード、つまり、ホスト
コンピュータからデータを受信して、印刷やその他のデ
ータが要求した動作を行うモードに入る。このモードで
は上述したように、黄色ランプ4は電源及びデータの状
態を表示し、赤ランプ6は異常の有無を表示する。
【0022】一方、ボタン2が押された状態で電源が投
入された場合は、プリンタは機能設定モードに入る。こ
の機能設定モードでは、ボタン2の操作によってプリン
タの各種の機能を設定することができる。工場出荷時に
は、プリンタの諸機能は所定のデフォルト状態に設定さ
れている。機能設定モードに入ると、デフォルトの設定
をユーザの所望の設定に変更したり(この設定モードを
「初期設定モード」という)、或いは、ユーザの設定を
デフォルトの設定に戻したりすることができる。
【0023】ここで、設定できる機能の種類としては、
例えば通信機能、エミュレーション機能、プリンタ言
語、ステータスシート記述言語、印刷様式、解像度など
がある。これらの機能は、機能設定モードでボタン2の
操作により設定できるばかりでなく、ホストコンピュー
タとプリンタとが接続された状態でホストコンピュータ
にて所定のプリンタ用ユーティリティプログラムを実行
することにより、ホストコンピュータからのコマンドデ
ータにより設定することもできる。このホストコンピュ
ータからの機能設定は、ホストコンピュータのディスプ
レイ画面で設定状態を確認しながら行うことができるた
め、ユーザにとってボタン操作による設定よりは容易で
ある。但し、例外として、通信機能だけは、ホストコン
ピュータと正しく通信を行うための機能であるため、最
初にボタン2の操作によって、ホストコンピュータに適
合した状態に設定されなければならない(勿論、デフォ
ルト設定が適合する場合は何の設定操作も必要ない)。
【0024】尚、上記した機能は、従来のプリンタの設
定できる機能と同様であり、しかも各機能の具体的内容
が何であるかは本発明の本質に関係しないため、個々の
機能自体の内容説明は省略する。
【0025】以下、操作パネルによる機能設定動作につ
いて詳細に説明する。
【0026】図2は、電源が投入された時にプリンタの
動作モードを制御するための処理フローを示す。尚、こ
の制御処理は、操作パネルに接続されたプリンタ内のマ
イクロコンピュータによって実行される。このマイクロ
コンピュータは、各種機能の設定内容をEEPROMに
記憶する。しかし、こうしたプリンタ用マイクロコンピ
ュータのハード構成は公知であり、当業者にとって格別
の説明を必要としないから、これ以上のハード構成の説
明は省略する。
【0027】図2に示すように、電源が投入されると、
このマイクロコンピュータはまず、ボタン2が押されて
いるかチェックし(ステップS1)、押されてなけれ
ば、通常動作モードに入る(ステップS2)。つまり、
マイクロコンピュータは、ホストコンピュータからデー
タを受信して、そのデータの要求する動作を行うための
モードに入る。
【0028】電源投入時にボタン2が押されている場合
は、まず、黄色ランプ4のみを点灯しステップS3)、
そして3秒以内にボタン2の押圧が解除されたかをチェ
ックする(ステップS4)。3秒以内に押圧が解除され
た場合は、プリンタの既に設定されている各種機能の
内、通信機能の部分だけを工場出荷時の設定に戻す(ス
テップS5)。
【0029】この動作は、ホストコンピュータを変更し
た場合や、通信機能の設定作業中に操作を誤り現在の設
定状態が不明になった場合などに便利である。何故な
ら、取り敢えず通信機能だけでもデフォルト設定に戻し
ておけば、通信機能を容易にホストコンピュータに適合
するように設定し直すことができ、そうすれば、他の機
能について現在の設定状態が不明でも、ホストコンピュ
ータのユーティリティプログラムを用いて容易に所望の
状態に設定することができるからである。
【0030】さて、電源投入時から継続して3秒以上ボ
タン押圧が続いた場合は、次に、赤色ランプ6のみを点
灯し(ステップS3)、そして、その後に引続く3秒以
内にボタン2の押圧が解除されたかをチェックする(ス
テップS7)。その3秒以内に押圧が解除された場合
は、プリンタの既に設定されている各種機能の全てを工
場出荷時の設定に戻す(ステップS8)。
【0031】この動作も、やはりホストコンピュータを
変更した場合や、現在の設定が不明になった場合に便利
であり、ホストコンピュータのユーティリティプログラ
ムが利用できないときには特に便利である。何故なら、
全ての機能がデフォルト状態に戻れば、現在の状態が明
確になるから、ボタン操作だけで容易に所望の機能を所
望の状態に設定し直すことができるからである。
【0032】さて、ボタン2の押圧が引続く3秒以上更
に続いた場合は、次に、黄色ランプと赤色ランプの双方
を点灯し(ステップS9)、そして、ボタン2の押圧が
解除されるのを待って、初期設定モードに入る(ステッ
プS11)。この初期設定モードでは、ボタン操作によ
って、上述したプリンタの諸機能をユーザの所望の状態
に自由に設定することができる。
【0033】初期設定モードが終了すると、通常動作モ
ードに移行する(ステップS2)。
【0034】以下、初期設定モードについて詳細に説明
する。
【0035】初期設定モードでは、ボタン2の押圧操作
によって3桁の数字が入力され、その3桁の数字に対応
した設定内容がEEPROMに登録される。図3及び図
4は、その3桁の数字と設定内容との対応関係の一部を
示したものである。
【0036】図3、図4の内容を簡単に説明すると、
「設定項目」は文字通り設定できる機能の項目を示し、
そのうちの「MENU」は大分類の項目を、「ITE
M」は各大分類項目を細分化した小項目を示している。
また、「設定値」は各小項目について選択的に設定でき
る内容を、「設定コード」は各設定内容に対応する3桁
の数字を示している。
【0037】幾つか例を挙げれば、「MENU」の欄に
おいて、「PARALLEL」はパラレル通信機能を、
「SERIAL」はシリアル通信機能を、「EMULA
TION」はエミュレーション機能を意味している。ま
た、「ITEM」の欄の「PARALLEL」に対応す
る部分において、「SPEED」はパラレル通信の速度
を、「Bi−D」は双方向通信機能を意味している。ま
た、「設定値」の欄の「Bi−D」に対応する部分にお
いて、「ON」は双方向通信を行うことを、「OFF」
は単方向通信しか行わないことを意味する。
【0038】さて、図3及び図4を参照して、幾つかの
注目すべき事項を指摘することができる。
【0039】第一の事項は、設定コードが3桁であるこ
と、及び各桁の数字が1〜5に限定されていることであ
る。これは、ボタン操作による数字入力をできるだけ簡
単化して間違いを無くすためである。即ち、後に詳細に
説明するように、各桁の数字はその数字に等しい回数だ
けボタン2を繰り返し押すことにより入力され、そし
て、その繰り返し押圧を3回繰り返すことにより3桁の
数字が入力される。そのため、各桁の数字はせいぜい5
以下であることが、ユーザが押圧回数を間違い無く数え
るために適当であり、且つ、桁数はせいぜい3桁である
ことが、ユーザが桁数を間違いなく数えるために適当で
ある。
【0040】第2の注目事項は、一つの設定コードに対
して複数の設定内容が対応している場合があることであ
る。例えば、図4に示す設定コード「322」に対して
は、2つの大分類項目「ESCP2」及び「FX」に関
して、小項目「CGTable」の設定値「BpAbi
comp」が対応している。これは「322」を入力す
ると、「ESCP2」における「CGTable」が
「BpAbicomp」に設定されると共に、「FX」
における「CGTable」も「BpAbicomp」
に設定されることを意味している。因みに、「ESCP
2」と「FX」とは、2つの異なるプリンタ言語体系を
意味しており、いずれの言語体系を用いるかはホストコ
ンピュータの種類などによって決まるため、一つのコン
ピュータシステムでは、いずれか一方の言語体系だけが
固定的に用いられ、他方の言語体系は実際上永久に用い
られない。
【0041】このように、その内の一つだけが固定的に
利用されるような複数の設定内容を一つの設定コードに
割当てることにより、設定コードのバリエーション数よ
り多くの設定内容を設定することが可能となる。即ち、
上述したように設定コードは各桁が1〜5の3桁の数字
であるから、そのバリエーションは5の3乗=125通
りである。但し、図3に示すように「111」は「初期
設定モードの終了」に割当てているため、実際に使える
のは125−1=124通りである。しかし、プリンタ
において設定可能とすべき内容の種類は124通りより
も遥かに多い。そこで、実際上互いに矛盾する可能性が
なく重複設定しても問題のない複数の設定内容を一つの
設定コードに割り当てることにより、実質的に全ての必
要な設定内容を設定可能としているのである。
【0042】図5及び図6は、この初期設定モードにお
けるマイクロコンピュータの処理フローを示す。
【0043】図5に示すように、初期設定モードに入る
と、最初に1桁目の入力フェーズに入る(ステップS2
0)。1桁目の入力フェーズで数字が正しく入力された
と判断すると、次に2桁目の入力フェーズに入る(ステ
ップS21)。ここでも数字が正しく入力されたと判断
すると、次に3桁目の入力フェーズに入る(ステップS
22)。ここでも数字が正しく入力されたと判断する
と、次に設定値の書込み/終了判定処理に入る(ステッ
プS23)。この判定処理では、入力された3桁の設定
コードが「111」であれば初期設定モードを終了し、
「111」以外のコードであればその設定コードをEE
PROMに登録して、次の設定コード入力のために再び
1桁目入力フェーズ(ステップS20)に入る。
【0044】また、各桁目の入力フェーズで、入力がキ
ャンセルされたと判断した場合は、その時が何桁目であ
るかに関わらず、その入力途中の設定コードの入力済の
桁目の数字をメモリから消去して、新たに入力をやり直
すために再び1桁目入力フェーズ(ステップS20)に
入る。
【0045】各桁目の入力フェーズの処理は図6に示す
通りである。即ち、まずランプを点滅させる(ステップ
S31)。このランプ点滅は、ユーザに何桁目の入力処
理かを認識させるためであり、そのため、例えば1桁目
では黄色ランプ4を点滅、2桁目では赤色ランプ6を点
滅、3桁目では両ランプ4、6を点滅させるというよう
に、桁目によって点滅の態様が異なっている。
【0046】ランプを点滅させている間、ユーザによる
ボタン2の押圧回数を数え(ステップS32)、次のボ
タン押圧を所定時間(例えば4秒間)だけ待つ(ステッ
プS33)。この所定時間の間に次のボタン押圧があれ
ば、ステップS32へ戻って数えた押圧回数を1回増や
し、メモリの記憶値を更新する。一方、次の押圧がない
まま4秒が過ぎると、終了判定に入る(ステップS3
4)。
【0047】終了判定では、その数えた押圧回数が5回
以下か6回以上かをチェックし、5回以下である場合は
当該桁目の数字の入力が正しく完了したと判断し、メモ
リの記憶値を当該桁目の数字として確定させ(ステップ
S35)、次の桁目の入力フェーズへ移行する。
【0048】一方、終了判定において数えた押圧回数が
6回以上に達した場合は、当該回の設定コードの入力が
キャンセルされたものと判断し、既にメモリに記憶して
ある前の桁目の数字及び当該桁目の押圧回数をクリアす
る(ステップS36)。この後、図5を参照して既に説
明したように、1桁目の入力フェーズへ移行する。
【0049】以上のようにして、ただ1つのボタンを操
作するだけで、任意の機能状態(設定値)を設定するこ
とができる。上述の説明から明らかなように、1桁目、
2桁目及び3桁目の入力フェーズが繰り返して巡ってく
るので、複数の設定コードを順番に入力していくことが
できる。また、全ての必要なコードを入力し終わった
ら、「111」と入力するだけで簡単に通常動作モード
へ移行できる。また、入力に失敗したら、6回以上ボタ
ンを押せば、その回の入力内容はキャンセルされ、再度
入力し直せる。また、最低限、通信機能に関する設定だ
けボタンで行えば、後の機能はホストコンピュータのデ
ィスプレイ上で設定することもできる。更に、デフォル
トの機能設定に戻したい場合や、設定を変更するために
再度初期設定モードに入りたい場合には、電源を再投入
してその時のボタンの押圧時間を調節することにより、
簡単にこれを行うことができる。
【0050】初期設定モードでは、ユーザは、例えばマ
ニュアルの設定コード表(例えば図3、図4に示したよ
うなもの)を参照しつつ、ボタン2の押圧を繰り返して
その回数を数えるという作業を繰り返すわけであるか
ら、馴れるまでは多少面倒に感じるかもしれない。しか
し、馴れればたった一つのボタン操作で全ての機能の設
定やキャンセルが可能であると共に、液晶表示器の文字
メッセージを読んで解釈するといった複雑思考を必要と
しないため、作業は単純であり意外と簡単に感じられる
筈である。
【0051】また、操作パネルが非常に小さくなるた
め、プリンタ全体のサイズも小型化でき、設置場所の制
限が少なくなるため、使い勝手が向上する。更に、コス
トも低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る操作パネルの外観を
示す平面図。
【図2】電源投入時の操作パネルの動作を示すフローチ
ャート。
【図3】設定コードと設定内容との対応関係を例示した
図。
【図4】設定コードと設定内容との対応関係を例示した
図。
【図5】初期設定モードの処理を示すフローチャート。
【図6】各桁の入力フェーズの処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
2 操作ボタン 4 黄色表示ランプ 6 赤色表示ランプ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の操作ボタンと、 入力期間の間に前記操作ボタンが操作されたとき、この
    操作ボタンの操作態様に応じて入力された設定コードを
    認識して、機器に設定可能な複数の機能事項の内、認識
    した設定コードに対応した機能事項を前記機器に設定す
    る設定手段と、を備えたことを特徴とする機器の操作パ
    ネル。
  2. 【請求項2】 1つ以上の表示ランプと、この表示ラン
    プを駆動し且つ制御する表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段が、前記入力期間の間、前記表示ラン
    プを特別な態様で点灯することを特徴とする請求項1記
    載の操作パネル。
  3. 【請求項3】 前記設定手段が、前記入力期間の間に前
    記操作ボタンが押圧された回数を数えることにより、前
    記設定コードを認識することを特徴とする請求項1記載
    の操作パネル。
  4. 【請求項4】 前記設定手段が、前記入力期間での前記
    操作ボタンの押圧回数が所定の最大回数以下であるとき
    にのみ、前記押圧回数を数えることを特徴とする請求項
    3記載の操作パネル。
  5. 【請求項5】 前記設定手段が、前記入力期間での前記
    操作ボタンの押圧回数が所定の最大回数を超えたとき、
    同じ入力期間で既に数えた押圧回数の値をクリアするこ
    とを特徴とする請求項3記載の操作パネル。
  6. 【請求項6】 前記設定手段が、複数の設定コードが入
    力できるように、前記入力期間を繰り返し提供すること
    を特徴とする請求項1記載の操作パネル。
  7. 【請求項7】 設定終了を意味する終了コードが予め定
    められており、前記認識した設定コードが前記終了コー
    ドに等しいとき、前記設定手段がその作動を終了するこ
    とを特徴とする請求項1記載の操作パネル。
  8. 【請求項8】 前記操作ボタンが押されたまま前記機器
    の電源が投入されたとき、前記設定手段がその作動を開
    始することを特徴とする請求項7記載の操作パネル。
  9. 【請求項9】 1つ以上の表示ランプと、この表示ラン
    プを駆動し且つ制御する表示制御手段とを更に備え、 前記表示制御手段が、前記設定手段が作動しているとき
    は、前記表示ランプを前記入力期間を示すための態様で
    点灯し、前設定手段の作動が終了した後は、前記表示ラ
    ンプを前記機器の状態を表示するための第2の態様で点
    灯することを特徴とする請求項7記載の操作パネル。
  10. 【請求項10】 入力可能な複数の設定コードの内の少
    なくとも一部の設定コードには2つ以上の機能事項が対
    応しており、これら2つ以上の機能事項は、それらの内
    のいずれか一つの事項だけが前記機器において固定的に
    使用され得るものであることを特徴とする請求項1記載
    の操作パネル。
  11. 【請求項11】 前記入力期間が複数のフェーズからな
    り、 前記設定手段が、各フェーズの間に前記操作ボタンが押
    圧された回数を、複数桁からなる数値の各桁目の数値と
    して数えることにより、前記設定コードを認識すること
    を特徴とする請求項1記載の操作パネル。
  12. 【請求項12】 1つ以上の表示ランプと、この表示ラ
    ンプを駆動し且つ制御する表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段が、前記入力期間の各フェーズの間、
    前記表示ランプを各フェーズ毎に異なる態様で点灯する
    ことを特徴とする請求項11記載の操作パネル。
  13. 【請求項13】 前記入力期間が3つのフェーズからな
    ることを特徴とする請求項11記載の操作パネル。
  14. 【請求項14】 前記設定手段が、各フェーズでの前記
    操作ボタンの押圧回数が所定の最大回数以下であるとき
    にのみ、前記各フェーズの押圧回数を前記各桁目の数値
    として数えることを特徴とする請求項11記載の操作パ
    ネル。
  15. 【請求項15】 前記設定手段が、各フェーズでの前記
    操作ボタンの押圧回数が所定の最大回数を超えたとき、
    同じフェーズ又は同じ入力期間で既に数えた押圧回数の
    値をクリアすることを特徴とする請求項14記載の操作
    パネル。
  16. 【請求項16】 単一の操作ボタンと、 3つのフェーズからなる入力期間の各フェーズにおいて
    前記操作ボタンの押圧回数を数え、前記3つのフェーズ
    でそれぞれ数えた押圧回数を3桁からなる設定コードの
    各桁目の数値として認識し、この認識した設定コードに
    対応した機能事項を前記機器に設定する設定手段と、 1つ以上の表示ランプと、 前記表示ランプを駆動し且つ制御する表示制御手段とを
    備え、 前記設定手段は、 前記操作ボタンが押された状態で前記機器の電源が投入
    されたときに作動を開始し、 複数の設定コードを入力できるようにするために、前記
    入力期間を繰り返し再提供し、 一つの入力期間のいずれかのフェーズにて、前記操作ボ
    タンの押圧回数が5回を超えた時、同じ入力期間で既に
    数えた押圧回数の値をクリアし、 認識した設定コードが所定の終了コードに等しいとき
    は、作動を終了し、 前記表示制御手段は、 前記設定手段が作動している間は、前記表示ランプを前
    記各フェーズを表示するための態様で点灯し、 前記設定手段の作動が終了した後は、前記表示ランプを
    前記機器の状態を表示するための態様で点灯することを
    特徴とする操作パネル。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項16記載の前記操
    作パネルを有することで諸設定を行うことを可能とし、
    該操作パネルからの設定やホストから送られる設定情報
    に基づいて動作することを特徴とするプリンタ。
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