JPH08298455A - プリセットカウンタ - Google Patents

プリセットカウンタ

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JPH08298455A
JPH08298455A JP24107895A JP24107895A JPH08298455A JP H08298455 A JPH08298455 A JP H08298455A JP 24107895 A JP24107895 A JP 24107895A JP 24107895 A JP24107895 A JP 24107895A JP H08298455 A JPH08298455 A JP H08298455A
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JP
Japan
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key
protect
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valid
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JP24107895A
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Mamoru Shiraishi
守 白石
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
Original Assignee
Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意のキーについてキープロテクト機能を作
用させることができるようにしたプリセットカウンタを
提供する。 【解決手段】 プロテクト機能の有無に応じて開閉設定
されるプロテクトスイッチSWと、各キーに対応した有
効/禁止状態がそれぞれ記憶されるRAM6と、キー入
力があったとき、プロテクトスイッチSWの開閉状態と
そのキーに対応したRAM6の有効/禁止状態とに応じ
て入力処理を行うCPU1とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリセットカウン
タ、特にそのキープロテクト機能に関する。
【0002】
【従来の技術】プリセットカウンタには、シートキー
(スイッチ)としてプリセット値の設定用の設定キー、
カウント値のリセット用のリセットキー等がある。そし
て、プリセットカウンタには誤操作防止の為のキープロ
テクト機能を備えたものがあるが、その機能は全てのキ
ーを一律に禁止するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリセットカウンタ
は、プリセット値の特定の桁のみを設定変更することが
ある。例えば、プリセットカウンタを、或る機械の生産
個数の計数用に使用する場合には、プリセット設定値を
生産個数に合わせて設定する。そのときには、生産ロッ
ト数の制限上、定められた単位で、例えば100個単位
といった単位で設定値を設定する。このような場合に
は、カウンタの1位、10位の桁数の設定は必要でない
ので操作しない。また、1000個単位で生産するが、
10000個以上の生産をしないような場合には、1
位、10位、100位、1000位、及び100000
位の設定は行わない。しかし、プリセット値の設定を行
うのは人間であり、誤って1桁間違えて設定することも
ある。そのような場合には、生産不足/過剰の問題を引
き起こすことになる。ところが、従来のキープロテクト
機能は、上述のように全てのキーを一律に禁止していた
ため、そのような場合にはキープロテクト機能を使用す
ることができず、上記のような誤操作が防止できない、
という問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、任意のキーについてキープロ
テクト機能を作用させることができるようにしたプリセ
ットカウンタを提供することを目的とする。また、どの
キーについてキープロテクト機能が作用しているかを容
易に認識することができるプリセットカウンタを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリセット
カウンタは、プロテクト機能の有無に応じて開閉設定さ
れるプロテクトスイッチと、各キーに対応した有効/禁
止状態がそれぞれ記憶される記憶手段と、キー入力があ
ったとき、プロテクトスイッチの開閉状態とそのキーに
対応する記憶手段の有効/禁止状態とに応じて入力処理
を行う演算手段とを有する。また、各キーに対応した有
効/禁止状態をそれぞれ表示する表示手段を有する。
【0006】本発明において、例えばプロテクトスイッ
チが閉じられてプロテクト機能を発揮するように設定さ
れ、1の位、10の位及び100の位の各位のキー入力
が禁止状態に設定されていると、それに該当したキー入
力があった場合には、その入力は無視されることにな
る。従って、プリセット値を例えば1000単位で設定
する場合、1の位、10の位又は100の位のキー入力
があってもそれは無視されるので、設定単位を誤って入
力するおそれがなくなる。また、上記と同様に1の位、
10の位及び100の位の各位のキー入力が禁止状態に
設定されていると、表示手段がこれら各位のキー入力が
禁止状態に設定されている旨を表示するので、プロテク
ト機能を発揮しているキーを容易に認識できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施形態1.図1は本発明の一実施形態に係るプリセッ
トカウンタの構成を示したブロック図であり、図2はそ
の操作パネルを示した図である。図において、1はCP
U、2はキー部、3は表示部、4はディップスイッチ、
5はROM、6はRAMであり、SWはプロテクトスイ
ッチである。キー部2は、図2に示されるように、リセ
ットキー(以下RSTキーという)7と、「1」〜
「6」の設定キー8とから構成されている。設定キー8
の「1」〜「6」の各キーはそれぞれその数値に対応し
た桁の数値を入力するものであり、例えば「1」キーを
押すたびに1の位の数値が1→2→3…と増加してい
く。また、例えば「2」キーについてはそれを押すたび
に10の位の数値が1→2→3…と増加していく。他の
キーにおいてもそれは同様である。ディップスイッチ4
は各種の初期設定を設定するものであり、その内の1つ
に動作モードがある。この動作モードは電源投入時に運
転モード又はセットアップモード(各種の初期設定のた
めに用いられる)のいずれかを選択するものである。R
AM6は、電源遮断の度にその設定内容が消去されてし
まうので、バッテリーバックアップされているのが望ま
しい。或いはRAM6の代わりに、例えばEEPRO
M、フラッシュメモリ等を使用して、設定内容が消去さ
れないようにしても良い。また、プロテクトスイッチS
Wはプロテクト機能を発揮させるときには閉成するもの
であり、これが閉成されている状態のもとで、後述する
ように各キーについてプロテクト機能を発揮させるかど
うかについて設定操作がなされる。
【0008】次に、プリセットカウンタの設定操作の説
明する。プリセットカウンタは電源投入時に、ディップ
スイッチ4の設定内容をチェックし、それが運転モード
に設定されているときには、プリセットカウンタとして
の制御運転を開始する。一方、ディップスイッチ4の設
定内容がセットアップモードに設定されているときに
は、プリセットカウンタの動作機能の設定を開始する。
以下この設定について説明する。図3はこの時の表示部
3の表示画面を示した図である。
【0009】(1)操作パネル上の表示部3には図3
(A)に示されるような画像が表示される。この表示は
プリセットカウンタの計数速度を選択設定するためのも
のであるが、本発明とは直接関係がないのでその説明は
省略する。 (2)次に、プリセットカウンタの計数速度の設定が完
了し、次の設定を行うために、RSTキー7を押すと、
操作パネル上の表示部3には次に設定する内容が表示さ
れるが、この内容も直接関係がないのでその説明は省略
するが、以後、上記の(1)、(2)を繰り返し、本発
明に関係する表示に到達する。
【0010】(3)次に、操作パネル上の表示部3には
図3(B)に示されるような画像が表示される。この表
示は、RSTキー7が押されたときに、これを有効にす
るのか、禁止にするのかを設定するためのものである。
有効にしたい時には設定キー8の「1」キーを押すと、
図3(C)に示されるように表示が替わる。この表示は
RSTキー7が有効であることを示す。禁止にしたい時
には設定キー8の「2」キーを押す。そうすると、図3
(D)に示されるように表示が替わり、RSTキー7が
禁止であることが示される。このようにしていずれかが
設定されると、RSTキー7を押して一連の操作を終了
する。このときの設定内容は、後述する図8に示される
ように、RAM6の該当領域に記憶される。
【0011】(4)次に、操作パネル上の表示部3には
図4(A)に示されるような画像がが表示される。この
表示は、設定キー8の「1」、「2」、「3」、
「4」、「5」及び「6」の各キーが押されたときに、
これを有効にするのか、或いは禁止にするのかを設定す
るためのものである。「1」キーを有効にするか禁止に
するかは、まず、「1」キーを押す。それによって図4
(B)の(b1)に示されるような画像が表示される。
そして、再び設定キー8の「1」キーを押すと図4
(B)の(b2)に示されるような画像が表示される。
すなわち、「1」キーを押す毎に、有効/禁止が切り替
わる。なお、表示画像において、有効な場合には1の位
に丸印の符号が表示され、禁止の場合には−の符号が表
示される。
【0012】設定キー8の「2」キーを有効にするか或
いは禁止にするかは、この場合も、「2」キーを押す毎
に、図4(C)の(c1),(c2)に示されるよう
に、有効/禁止が切り替わる。設定キー8の「3」、
「4」、「5」及び「6」の各キーについても上記のキ
ー「1」及び「2」の場合と同様に操作する。以上の操
作により、キー「1」及び「4」だけを有効にしたとき
には、図4(D)のような画像が表示される。そして、
設定内容が確定すると、RSTキー7を押して一連の操
作を終了する。このときの設定内容は、後述する図8に
示されるように、RAM6の該当領域に格納される。
【0013】次に、RSTキー7及び設定キー8が操作
されても処理されない例(キープロテクト例)を説明す
る。上述の手順によって、キープロテクト設定を行った
後に、電源を遮断し、ディップスイッチ4の設定を運転
モードとし、電源を投入すると、プリセットカウンタの
運転が再開される。運転中にキー操作がなされたとき
に、プロテクトスイッチSWがOFF又はそのキーが操
作有効として設定されているときには、そのキーの受付
をして処理するが、プロテクトスイッチSWがONでし
かもそのキーが操作禁止として設定されているときに
は、そのキーの受付をせずに無視し、何もしない。
【0014】以上の機能についての具体的な実施形態を
図に基いて説明する。図5は電源投入時の処理を示した
フローチャートである。電源が投入されると、CPU1
はディップスイッチ4の設定状態を読み込み、それがセ
ットアップモードとなっているとは判断したときには
(S1)、セットアッププログラムを起動する。セット
アッププログラムにおいては種々の設定がなされるが、
その中で、本発明のRSTキー7及び設定キー8の各キ
ープロテクト設定処理(S2,S3)がなされる。
【0015】図6はRSTキー7のキープロテクト設定
処理を示したフローチャートである。この処理が開始さ
れると、現在設定されているRSTキー7の有効/禁止
状態と、RSTキー7についてのキープロテクトを設定
中である旨を示すタイトルを表示する(図3参照)(S
4)。RSTキー7の有効/禁止状態はRAM6内の特
定領域内に記録されている(図8参照)。
【0016】次に、キー入力待ちと状態となる(S
5)。キー入力があったときに、まずそれがRSTキー
7であるかどうかを判断をする(S6)。RSTキー7
でないと判断された場合には、次にそれが設定キー8の
「1」キーであるかどうか判断する(S7)。「1」キ
ーでない場合には、次に「2」キーであるかどうかを判
断をする(S8)。「1」キー及び「2」キーのいずれ
でもない場合にはキー入力を無視して、最初の表示処理
(S4)に戻って、キー入力待ちと状態となる(S
5)。上記のキー入力の判断において、「2」キーであ
ると判断されたときには(S8)、RSTキー7のキー
有効状態をRAM6内の特定領域内に記録する(S
9)。また、上記のキー入力の判断において、「1」キ
ーであると判断されたときには(S7)、RSTキー7
のキー禁止状態をRAM6に記録する(S10)。そし
て、「1」キー及び「2」キーのいずれの場合も、最初
の表示処理(S4)に戻り、前回の設定内容に対して変
更がなされたときには、その変更内容が表示される。そ
して、RSTキー7が入力されると(S6)、RSTキ
ー7のキープロテクト設定処理を終了する(S11)。
【0017】図5におけるRSTキー7のキープロテク
ト処理(S2)が終了すると、次に設定キー8のキープ
ロテクト設定処理(S3)が起動する。図7はこのとき
の動作を示すフローチャートである。まず、現在設定さ
れている「1」、「2」、「3」、「4」、「5」及び
「6」の各キーの有効/禁止状態と、「1」、「2」、
「3」、「4」、「5」及び「6」キーのキープロテク
トを設定中である旨を示すタイトルを表示する(図4参
照)(S12)。「1」、「2」、「3」、「4」、
「5」及び「6」の各キーの有効/禁止状態はRAM6
内の特定領域内に記録されており、この例は図8に示さ
れている。次に、キー入力待ちとなり(S13)、キー
入力されたときに、それがRSTキー7であるかどうか
を判断する(S14)。RSTキー7ーでないと判断さ
れた場合には、次にそれが「1」キーであるかどうか判
断する(S15)。「1」キーではないと場合された場
合には、「2」キーであるかどうか判断する(S1
6)。「2」キーではないと判断された場合には、更
に、逐次、「3」、「4」、「5」、「6」の各キーの
判断をする(S17)。そして、いずれのキーでもない
場合にはキー入力を無視して、表示処理に戻って(S1
2)、キー入力処理を行う(S13)。
【0018】上記のキー入力の判断において、「1」キ
ーであると判断された場合には(S15)、RAM6内
の特定領域内に格納されている「1」キーの有効/禁止
状態を反転する(S18)。また、「2」キーであると
判断された場合には(S16)、RAM6内の特定領域
内に格納されている「2」キーの有効/禁止状態を反転
する(S19)。また、「3」、「4」、「5」及び
「6」キーであると判断された場合においても、「1」
キー及び「2」キーの場合と同様な処理をする。そし
て、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、及び
「6」の各キーのいずれの場合においてもその後、表示
処理に戻り(S12)、このとき前回の設定内容に対し
て変更があった場合には、その変更内容が表示される。
そして、RSTキー7が入力されると(S14)、設定
キー8のキープロテクト設定処理を終了する(S2
0)。
【0019】図8は以上のキープロテクト設定処理によ
って設定された、各キーの有効/禁止状態がRAM6に
記憶された状態を示した図である。ここでは、1つのキ
ーの有効/禁止状態に対して1バイトを割り当てた例を
示している。
【0020】図9は図5において電源が投入され、プリ
セットカウンタとして動作を開始したときの動作を示す
フローチャートである。まず、カウンタ運転制御処理が
なされるが(S21)、これはカウンタ制御に関係する
一切の制御処理に関するものであり、その内容は本発明
と直接関係ないのでその説明は省略する。次に、キー入
力処理を行う(S22)。キー入力がなされていない場
合には、再びカウンタ運転制御(S21)へ移行する。
次に、キー入力がなされた場合について説明するが、こ
の場合どのキーでもキープロテクト処理の考え方は同じ
である。まず、「1」キーの場合について説明する。入
力キーが「1」キーであると判断されると(S24)、
プロテクトスイッチSWがONで、しかも、図8で示す
特定メモリ中の「1」キーに対する有効/禁止状態が禁
止状態の場合には(S28)、そのキー入力が無視され
る。他方、プロテクトSWがOFF又は「1」キーに対
する有効/禁止状態が有効状態の場合には、「1」キー
の処理がなされる(S29)。設定キー8の他のキーや
リセットキーRST7においても同様に処理される(S
25,S26,S27,S23,S30,S31)。こ
のキープロテクト機能を一斉に解除する場合には、プロ
テクトSWをOFFにすることによりその目的が達成で
きる。
【0021】実施形態2.上記実施形態1においては、
任意のキーについてキープロテクト機能を作用させるこ
とができるようにしたプリセットカウンタについて説明
した。このようにキープロテクト機能を任意のキーにつ
いて作用させるようにした場合には、どのキーについて
キープロテクト機能が作用しているかを確認する手段が
あればさらに便宜である。そこで、本実施形態において
は、実施形態1のものにさらに各キーに対応した有効/
禁止状態をそれぞれ表示する表示手段を設けた。
【0022】図10は本発明の他の実施形態に係るプリ
セットカウンタの構成を示したブロック図であり、図1
1はプリセットカウンタの操作パネルを中心とした斜視
図である。図10において、実施形態1と同一の構成に
は同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成につい
てのみ説明する。図において、10は各キーにキープロ
テクト機能が作用しているか否かを各キーごとに表示す
るキープロテクト表示手段であり、各キーに対応したキ
ープロテクト表示部10a,10b,10c,10d,
10eによって構成されている。そして、各キープロテ
クト表示部10a,10b,10c,10d,10eと
各キーとの対応関係は、図11に示すように、キープロ
テクト表示部10aと入力キー[1]、キープロテクト
表示部10bと入力キー[2]、キープロテクト表示部
10cと入力キー[3]、キープロテクト表示部10d
と入力キー[4]、キープロテクト表示部10eとリセ
ットキー[RST]とがそれぞれ対応している。なお、
キープロテクト表示部10a,10b,10c,10
d,10eは例えばLEDで構成され、キープロテクト
機能が作用しているときはLEDを点灯し、そうでない
とき消灯するようにする。また、CPU11は実施形態
1で述べた機能に加えて各キーのキープロテクト機能の
作用状態を確認して、この確認結果に基づいてキープロ
テクト表示部10a,10b,10c,10d,10e
に表示の指示をする機能を有している。
【0023】図12は本実施形態の動作を示すフローチ
ャートであり、電源が投入されプリセットカウンタとし
て動作を行う場合の処理を示すものである。なお、この
動作の前提として、実施形態1の図5〜図7で説明した
処理によりキープロテクトの設定は済んでいるものとす
る。電源が投入されると、まず、ROM5に記憶されて
いるキープロテクトデータをRAM6にロードする(S
41)。次に、カウンタ運転制御処理がなされるが(S
42)、これはカウンタ制御に関係する一切の制御処理
に関するものであり、その内容は本発明と直接関係しな
いのでその説明は省略する。カウンタ制御処理が終了す
ると、プロテクトSWがONされているかどうかを判断
し(S43)、ONされていない場合(OFFの場合)
にはキープロテクト表示をすべて消灯する(S44)。
これによってオペレータは全てのキーについてキー入力
が可能であることを容易に知ることができる。
【0024】一方、S43の判断においてプロテクトS
WがONされていると判断した場合には、RAM6にロ
ードされている各キーに対応したプロテクトデータを参
照して、この参照結果を基に各キー毎にキープロテクト
表示を行う(S45)。例えば、「1」キーに対するプ
ロテクトデータの有効/禁止状態を参照して、これが禁
止状態である場合にはキープロテクト表示部10aを点
灯する。他のキーについても同様である。このように、
各キーに対応したキープロテクト表示部10a,10
b,10c,10d,10eが点灯されるので、オペレ
ータはどのキーが入力可能でどのキーが入力不可能かを
一見して判断でき、またキープロテクト設定の誤りを容
易に発見することもできる。
【0025】このように全てのキーについてのキープロ
テクト表示が完了すると、キー入力の有無を判断し(S
46)、キー入力があった場合にはキー入力処理を行う
(S47)。このキー入力処理とは、オペレータがカウ
ンターの計数値を変更するために入力したキーの信号を
RAM6に取り込む処理である。S46においてキー入
力が無いと判断されたときは、再びカウンタ運転制御処
理(S42)へ移行する。キー入力がなされ、キー入力
処理が終了すると(S47)、キープロテクト処理を行
う(S48)。キープロテクト処理とは、キー入力処理
によって入力された各キーについて、プロテクトデータ
の有効/禁止状態を参照して有効状態のときは当該キー
の処理を行い、有効/禁止状態が禁止状態のときは当該
キー入力を無視するというものである。なお、このキー
プロテクト処理の具体的な内容は実施形態1において説
明した図9におけるS23〜S30と同様である。この
ようにしてキープロテクト処理が終了すると再びカウン
タ運転制御処理(S41)に戻り、上記と同様の処理を
行う。
【0026】なお、上記実施形態のキープロテクト表示
は、図11に示したように、キープロテクトが禁止状態
のときにキープロテクト表示部10a,10b,10
c,10d,10eの内相当するものを点灯し、有効状
態のときに消灯するようにした例を示したが、この逆の
表示をするようにしてもよい。また、上記実施形態にお
いてはLEDの点灯、消灯の例を示したが、「禁止」
「有効」の文字を表示するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プロテク
トスイッチがキープロテクト機能の有無に応じて開閉設
定され、記憶手段に各キーに対応した有効/禁止状態が
設定され、そして、キー入力があったとき、そのキーに
対応する有効/禁止状態とプロテクトスイッチの開閉状
態とに応じて入力処理を行うようにしたので、誤操作を
防止するキープロテクト機能が任意のキーに対して行な
える。このため、ユーザ毎に異なるあらゆるキープロテ
クトの要求に応えることができる。また、プリセットカ
ウンタを桁数が任意の桁のカウンタとして使用すること
ができる。例えば、6桁のプリセットカウンタを上位の
桁の設定キーをキープロテクトすることにより、1桁か
ら5桁の任意のカウンタとして使用することができる。
【0028】また、各キーに対応した有効/禁止状態を
それぞれ表示する表示手段を設けたので、どのキーにつ
いてキープロテクト機能が作用しているかを容易に認識
することができる。これによって、オペレータはキープ
ロテクトの設定誤りを容易に発見することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリセットカウンタ
の構成を示したブロック図である。
【図2】図1のプリセットカウンタの操作パネルを示し
た図である。
【図3】図1のプリセットカウンタにおける設定操作時
(その1)の表示部の表示画面を示した図である。
【図4】図1のプリセットカウンタにおける設定操作時
(その2)の表示部の表示画面を示した図である。
【図5】図1のプリセットカウンタにおける電源投入時
の処理を示したフローチャートである。
【図6】図1のプリセットカウンタにおけるRSTキー
のプロテクト設定処理を示したフローチャートである。
【図7】図1のプリセットカウンタにおける設定キーの
プロテクト設定処理を示したフローチャートである。
【図8】図6及び図7のプロテクト処理によって設定さ
れRAMに記憶された各キーの有効/禁止状態を示した
図である。
【図9】図1のプリセットカウンタにおいてプリセット
カウンタとして動作したときの処理を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の他の実施形態に係るプリセットカウ
ンタの構成を示したブロック図である。
【図11】図10のプリセットカウンタの操作パネルを
中心として示した斜視図図である。
【図12】図10のプリセットカウンタにおいてプリセ
ットカウンタとして動作したときの処理を示すフローチ
ャートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロテクト機能の有無に応じて開閉設定
    されるプロテクトスイッチと、各キーに対応した有効/
    禁止状態がそれぞれ記憶される記憶手段と、キー入力が
    あったとき、前記プロテクトスイッチの開閉状態とその
    キーに対応した前記記憶手段の有効/禁止状態とに応じ
    て入力処理を行う演算手段とを有することを特徴とする
    プリセットカウンタ。
  2. 【請求項2】 各キーに対応した有効/禁止状態をそれ
    ぞれ表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のプリセットカウンタ。
JP24107895A 1995-02-28 1995-09-20 プリセットカウンタ Pending JPH08298455A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24107895A JPH08298455A (ja) 1995-02-28 1995-09-20 プリセットカウンタ

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JP7-39955 1995-02-28
JP3995595 1995-02-28
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