JP2592353Y2 - タイムレコーダーにおける設定内容の入力装置 - Google Patents
タイムレコーダーにおける設定内容の入力装置Info
- Publication number
- JP2592353Y2 JP2592353Y2 JP1993031020U JP3102093U JP2592353Y2 JP 2592353 Y2 JP2592353 Y2 JP 2592353Y2 JP 1993031020 U JP1993031020 U JP 1993031020U JP 3102093 U JP3102093 U JP 3102093U JP 2592353 Y2 JP2592353 Y2 JP 2592353Y2
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- Japan
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- time
- setting
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- input
- setting contents
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はタイムレコーダーにおい
て始業時刻、終業時刻、締め日等の設定内容を入力する
ための入力装置の改善に関する。
て始業時刻、終業時刻、締め日等の設定内容を入力する
ための入力装置の改善に関する。
【0002】
【従来技術】従来、タイムレコーダーに始業時刻等を入
力し、あるいはいったん設定した時刻を入力し直すとき
は、設定キーと時計表示部とによって行なっていた。す
なわち、タイムレコーダーを設定モードに切り替えて時
計表示部に設定項目に対応したコードと時刻とを表示す
る。そして、設定キーを操作して時計表示部上の表示を
設定しようとする項目と対応するコードまで送り、その
上で時計表示部上の時計表示を変更して設定された時刻
をセレクト操作していた。
力し、あるいはいったん設定した時刻を入力し直すとき
は、設定キーと時計表示部とによって行なっていた。す
なわち、タイムレコーダーを設定モードに切り替えて時
計表示部に設定項目に対応したコードと時刻とを表示す
る。そして、設定キーを操作して時計表示部上の表示を
設定しようとする項目と対応するコードまで送り、その
上で時計表示部上の時計表示を変更して設定された時刻
をセレクト操作していた。
【0003】しかしながら、このような入力方式では、
設定と通常動作との切り替え手段が必要であるほか、コ
ード送りをするときに、誤って設定しようとするものと
は別の設定項目を選択して入力してしまうことがあり、
このように誤入力すると、集計間違い等が発生する上、
時計表示部には1つの項目しか表示されないので、設定
内容全体を一目で視認することができなかった。
設定と通常動作との切り替え手段が必要であるほか、コ
ード送りをするときに、誤って設定しようとするものと
は別の設定項目を選択して入力してしまうことがあり、
このように誤入力すると、集計間違い等が発生する上、
時計表示部には1つの項目しか表示されないので、設定
内容全体を一目で視認することができなかった。
【0004】
【考案の目的】本考案は上記欠点を解消し、時計表示部
とは別に設定項目別に表示部を設け、各表示部に独立に
設定内容を表示することにより設定項目の誤入力を防止
するとともに、設定内容全体を一目で確認することがで
きるタイムレコーダーにおける設定内容の入力装置を提
供することをその目的とする。
とは別に設定項目別に表示部を設け、各表示部に独立に
設定内容を表示することにより設定項目の誤入力を防止
するとともに、設定内容全体を一目で確認することがで
きるタイムレコーダーにおける設定内容の入力装置を提
供することをその目的とする。
【0005】前記目的を達成するため、本考案に係るタ
イムレコーダーにおける設定内容の入力装置は、タイム
レコーダー本体に現在時刻を表示する時計表示部と始業
時刻、終業時刻等の設定項目を個別に表示する複数の表
示部とを設け、上記各表示部にはその表示内容を入力操
作するための入力部を設け、上記表示内容を常時表示す
るようにしたタイムレコーダーにおける設定内容の入力
装置において、上記各表示部を多接点型スイッチで構成
し、該スイッチを直接操作することによって設定内容の
入力を行なうことを特徴とする。
イムレコーダーにおける設定内容の入力装置は、タイム
レコーダー本体に現在時刻を表示する時計表示部と始業
時刻、終業時刻等の設定項目を個別に表示する複数の表
示部とを設け、上記各表示部にはその表示内容を入力操
作するための入力部を設け、上記表示内容を常時表示す
るようにしたタイムレコーダーにおける設定内容の入力
装置において、上記各表示部を多接点型スイッチで構成
し、該スイッチを直接操作することによって設定内容の
入力を行なうことを特徴とする。
【0006】
【考案の作用、効果】本願考案によれば、タイムレコー
ダーには通常の時計表示部のほかに、始業時刻、就業時
刻等の設定項目を個別に表示する表示部が独立に設けら
れているから、設定内容は設定項目別に入力部から入力
すればよい。これにより、設定内容を入力したり変更し
たりする場合の誤指定、誤入力を防止することができ
る。入力の操作も設定項目毎に設けられた入力部で直接
に入力することができるので非常に楽である。また、表
示部によって設定内容全体を一目で確認することができ
る。
ダーには通常の時計表示部のほかに、始業時刻、就業時
刻等の設定項目を個別に表示する表示部が独立に設けら
れているから、設定内容は設定項目別に入力部から入力
すればよい。これにより、設定内容を入力したり変更し
たりする場合の誤指定、誤入力を防止することができ
る。入力の操作も設定項目毎に設けられた入力部で直接
に入力することができるので非常に楽である。また、表
示部によって設定内容全体を一目で確認することができ
る。
【0007】また、前記各表示部は多接点型スイッチに
よって構成されているが、多接点型スイッチは、それ自
体で設定内容を機械的に記憶するものといえるから、必
要に応じて読み取ることができる。メモリーを必要とし
ないため、メモリーのバックアップ回路が不要となり、
制御回路が簡略化できるほか、設定内容はいつでも入力
又は変更ができ、同時に設定に合わせた動作が可能とな
る。また、中央演算装置に無関係に設定内容を作ること
ができるから、中央演算装置にプログラム暴走等のトラ
ブルが発生した場合でも、再設定の必要がない。
よって構成されているが、多接点型スイッチは、それ自
体で設定内容を機械的に記憶するものといえるから、必
要に応じて読み取ることができる。メモリーを必要とし
ないため、メモリーのバックアップ回路が不要となり、
制御回路が簡略化できるほか、設定内容はいつでも入力
又は変更ができ、同時に設定に合わせた動作が可能とな
る。また、中央演算装置に無関係に設定内容を作ること
ができるから、中央演算装置にプログラム暴走等のトラ
ブルが発生した場合でも、再設定の必要がない。
【0008】
【実施例】図1はタイムレコーダー本体を示すもので、
このタイムレコーダー本体には公知のものと同様に現在
時刻を表示する通常の時計表示部1が設けられているほ
か、設定項目別に設定内容を表示する複数の表示部2、
3、4、5が設けられている。設定項目としては始業時
刻、終業時刻、印字段変更時刻、締め日等があり、各表
示部2、3、4、5の上に設定項目6、7、8、9が表
示されている。各表示部2、3、4、5にはその表示内
容をメモリーに入力操作するための入力キー(入力部)
10が設けられている。この入力キー10は表示部2、
3、4、5が時刻を表示するものであるときは、「時」
と「分」の2個、日を表示するものであるときは1個が
設けられている。設定内容は図2に示されるように、入
力キー10で入力され、中央演算装置11で判断し、メ
モリー12上に記憶され、表示部2、3、4、5に表示
される。
このタイムレコーダー本体には公知のものと同様に現在
時刻を表示する通常の時計表示部1が設けられているほ
か、設定項目別に設定内容を表示する複数の表示部2、
3、4、5が設けられている。設定項目としては始業時
刻、終業時刻、印字段変更時刻、締め日等があり、各表
示部2、3、4、5の上に設定項目6、7、8、9が表
示されている。各表示部2、3、4、5にはその表示内
容をメモリーに入力操作するための入力キー(入力部)
10が設けられている。この入力キー10は表示部2、
3、4、5が時刻を表示するものであるときは、「時」
と「分」の2個、日を表示するものであるときは1個が
設けられている。設定内容は図2に示されるように、入
力キー10で入力され、中央演算装置11で判断し、メ
モリー12上に記憶され、表示部2、3、4、5に表示
される。
【0009】また、図1のタイムレコーダー本体の表面
には図示しない前面カバーが設けられ、カバーを開ける
ことにより上記設定項目別に表示部2、3、4、5が現
われるとともに、上記開き操作により設定モードに切り
替えられるように構成されている。
には図示しない前面カバーが設けられ、カバーを開ける
ことにより上記設定項目別に表示部2、3、4、5が現
われるとともに、上記開き操作により設定モードに切り
替えられるように構成されている。
【0010】次に、前記設定内容の入力装置の使用態様
を図3のフローチャートに基づいて説明すると、まず前
面カバーを開いて設定可能な状態にする。始業時刻を入
力するときは、「時」「分」の各入力キー10をキーイ
ン操作して「時」「分」に関する表示内容をそれぞれを
入力する。入力された設定内容はメモリー12に記憶さ
れるとともに、表示部2、3、4、5に表示される。キ
ーインしないときは次の設定項目をキーインすることに
より、次の設定項目に設定内容が入力される。このよう
にして順次必要な設定項目に入力操作すればよい。な
お、設定内容を変更する場合も同じである。入力操作後
は前面カバーを閉じる。
を図3のフローチャートに基づいて説明すると、まず前
面カバーを開いて設定可能な状態にする。始業時刻を入
力するときは、「時」「分」の各入力キー10をキーイ
ン操作して「時」「分」に関する表示内容をそれぞれを
入力する。入力された設定内容はメモリー12に記憶さ
れるとともに、表示部2、3、4、5に表示される。キ
ーインしないときは次の設定項目をキーインすることに
より、次の設定項目に設定内容が入力される。このよう
にして順次必要な設定項目に入力操作すればよい。な
お、設定内容を変更する場合も同じである。入力操作後
は前面カバーを閉じる。
【0011】上述の入力装置によれば、時計表示部1と
設定内容の表示部2、3、4、5とが独立して設けら
れ、設定内容は表示部2、3、4、5の入力キー10か
ら入力すればよい。このため、設定内容を入力したり変
更したりする場合の誤指定、誤入力を防止することがで
きる。入力の操作も設定項目毎に設けられた入力キー1
0で直接に入力することができるので非常に楽である。
また、設定内容全体を一目で確認することができる。
設定内容の表示部2、3、4、5とが独立して設けら
れ、設定内容は表示部2、3、4、5の入力キー10か
ら入力すればよい。このため、設定内容を入力したり変
更したりする場合の誤指定、誤入力を防止することがで
きる。入力の操作も設定項目毎に設けられた入力キー1
0で直接に入力することができるので非常に楽である。
また、設定内容全体を一目で確認することができる。
【0012】次に、設定項目の表示部は、図4のように
多接点型スイッチによる表示部2a、3a、4a、5a
によって構成する。入力は直接に上記スイッチを回転操
作することにより行なうことができる。なお、この場合
のフローチャートは図3のチャート図から「メモリスト
ア」の部分を除けばよい。
多接点型スイッチによる表示部2a、3a、4a、5a
によって構成する。入力は直接に上記スイッチを回転操
作することにより行なうことができる。なお、この場合
のフローチャートは図3のチャート図から「メモリスト
ア」の部分を除けばよい。
【0013】上記表示部構成によれば、多接点型スイッ
チはそれ自体で設定内容を機械的に記憶するものといえ
るから、必要に応じて読み取ることができる。例えば遅
刻かどうか早退かどうかの判断は、中央演算装置(図示
せず)から直接に多接点型スイッチを読んで判断するこ
とができる。したがって、メモリーを使用することなし
に容易に設定内容をタイムレコーダーの内部に記憶させ
ることが可能となる。これに対し、従来のタイムレコー
ダーでは、設定内容をキーボードで入力し、中央演算装
置で判断し、メモリー上に記憶させるものであったた
め、設定と通常動作とを切り替える手段が必要であり、
操作が複雑で理解しにくかった。
チはそれ自体で設定内容を機械的に記憶するものといえ
るから、必要に応じて読み取ることができる。例えば遅
刻かどうか早退かどうかの判断は、中央演算装置(図示
せず)から直接に多接点型スイッチを読んで判断するこ
とができる。したがって、メモリーを使用することなし
に容易に設定内容をタイムレコーダーの内部に記憶させ
ることが可能となる。これに対し、従来のタイムレコー
ダーでは、設定内容をキーボードで入力し、中央演算装
置で判断し、メモリー上に記憶させるものであったた
め、設定と通常動作とを切り替える手段が必要であり、
操作が複雑で理解しにくかった。
【0014】また、メモリーを必要としないため、メモ
リーのバックアップ回路が不要となり、制御回路が簡略
化できる。
リーのバックアップ回路が不要となり、制御回路が簡略
化できる。
【0015】さらに、設定内容はいつでも入力又は変更
ができ、同時に設定に合わせた動作が可能となる。
ができ、同時に設定に合わせた動作が可能となる。
【0016】加えて、中央演算装置とは関係なく設定内
容を作ることができるから、中央演算装置にプログラム
暴走等のトラブルが発生した場合でも、再設定の必要が
ない。
容を作ることができるから、中央演算装置にプログラム
暴走等のトラブルが発生した場合でも、再設定の必要が
ない。
【図1】本考案に係るタイムレコーダーの前面カバーを
外した状態の正面図
外した状態の正面図
【図2】上記タイムレコーダーにおける設定内容の入力
装置の装置構成のブロック図
装置の装置構成のブロック図
【図3】上記設定内容を入力する場合のフローチャート
図
図
【図4】他の実施例のタイムレコーダーの前面カバーを
外した状態の正面図
外した状態の正面図
1 時計表示部 2 表示部 3 表示部 4 表示部 5 表示部 2a 表示部 3a 表示部 4a 表示部 5a 表示部 12 メモリー
Claims (1)
- 【請求項1】 タイムレコーダー本体に現在時刻を表示
する時計表示部と始業時刻、終業時刻等の設定項目を個
別に表示する複数の表示部とを設け、上記各表示部には
その表示内容を入力操作するための入力部を設け、上記
表示内容を常時表示するようにしたタイムレコーダーに
おける設定内容の入力装置において、上記各表示部を多
接点型スイッチで構成し、該スイッチを直接操作するこ
とによって設定内容の入力を行なうことを特徴とするタ
イムレコーダーにおける設定内容の入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993031020U JP2592353Y2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | タイムレコーダーにおける設定内容の入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993031020U JP2592353Y2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | タイムレコーダーにおける設定内容の入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686167U JPH0686167U (ja) | 1994-12-13 |
JP2592353Y2 true JP2592353Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=12319845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993031020U Expired - Lifetime JP2592353Y2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | タイムレコーダーにおける設定内容の入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592353Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59173889A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-10-02 | 富士通株式会社 | タイムレコ−ダ−における入力項目選択方式 |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP1993031020U patent/JP2592353Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0686167U (ja) | 1994-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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