JPH031695B2 - - Google Patents

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JPH031695B2
JPH031695B2 JP60102713A JP10271385A JPH031695B2 JP H031695 B2 JPH031695 B2 JP H031695B2 JP 60102713 A JP60102713 A JP 60102713A JP 10271385 A JP10271385 A JP 10271385A JP H031695 B2 JPH031695 B2 JP H031695B2
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JP60102713A
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Inventor
Hiroshi Fujii
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、データバンク等のデータ記憶装置
に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
近年、電話番号、スケジユール等のデータを予
めメモリに記憶しておき、このメモリから任意に
データを読み出して表示する所謂データバンクと
呼ばれるデータ記憶装置が実用化されている。そ
して、この種のデータ記憶装置においては、他人
に知られたくないデータを確実に秘密保持する為
に、特定のパスワードを入力しなければメモリの
内容が読み出せないようになつている。この場
合、上記パスワードを固定的なパスワードとして
回路設計時に設定してしまうと使用者によるパス
ワードの設定入力の必要がなくなるが、このこと
は逆に使用者が任意のデータをパスワードとして
設定出来なくなるといつた欠点になり、またパス
ワードの性格からしてデータ記憶装置夫々に異な
つたパスワードデータを設定しなければならない
のでコストアツプの原因となる欠点もあつた。
そこで、例えば使用者がキー入力等により任意
のパスワードデータを設定入力出来るようにする
ことも考えられるが、このような構成にする為に
は、パスワードデータを設定する為のキースイツ
チが必要であり、スイツチ数が増えるばかりか、
スイツチ操作も面倒になる欠点があつた。例えば
パスワードとしてのデータを入力するデータキー
とシークレツトデータを読み出す為にパスワード
と同じデータを入力するデータキーとは同一のデ
ータキーを用いることは可能であるものの、デー
タキーによつて入力されたデータをパスワードと
してパスワードメモリに記憶させるか、或いは、
既にパスワードメモリに記憶されているパスワー
ドとの一致検出を行なわせるかを区別する為に
は、夫々別個のキーを設けるか、或いは同一キー
を使用する場合には、別にモード切換キー等を設
けて区別しなければならず、結局キースイツチの
増加になる欠点があつた。
〔発明の目的〕
この発明は、上述した事情を背景になされたも
ので、その目的とするところは、キー操作回数が
少なく簡単かつ迅速にパスコードのパスコードメ
モリへの設定記憶やシークレツトデータの読み出
しを可能としたデータ記憶装置を提供することに
ある。
〔発明の要点〕
この発明は、上述した目的を達成するために、
所定のスイツチが操作された際にパスコードメモ
リに既にパスコードデータが記憶されているか否
かを検出するようにして、パスコードデータが記
憶されていなければそれに続いて入力されたデー
タをパスコードとしてパスコードメモリに記憶さ
せ、パスコードデータが記憶されていれば入力さ
れたデータを記憶されているパスコードデータと
比較させて一致を検出し、一致すればシークレツ
トデータを読み出せるようにしたものである。
〔実施例の構成〕
以下、この発明を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。第2図はデータバンク機能
付電子腕時計の外観図である。この時計ケースの
前面部には、キーボード1、表示装置2が配設さ
れている。キーボード1上にはアルフアベツトキ
ーおよびテンキー等として機能する各種のキーの
他、カーソルキー□←,□→、データバンクを構成す
るメモリから電話番号等を1ページ分ずつアルフ
アベツト順(順方向)に読み出すフオーワードキ
ーFWD、逆アルフアベツト順(逆方向)に読み
出すリバースキーREVが設けられている。また、
時計ケースの側部にはスイツチS1,S3が設けられ
ている。このスイツチS1はデータバンクを構成す
るメモリ1のうち秘密にしたいデータを記憶する
シークレツトデータ記憶エリアを通常のノーマル
データを記憶するノーマルデータ記憶エリアを指
定するシークレツトモード、ノーマルモード切替
スイツチ、スイツチS3は時計モード、データバン
ク書込みモード、データバンク読出しモードをサ
イクリツクに指定するモード切替スイツチであ
る。
また、表示装置2は液晶表示装置によつて第3
図の如く構成され、その下部表示領域には8桁の
日の字形表示体で構成された主デシタル表示部が
2Aに設けられている。また、上部表示領域には
図中右側から4桁の日の字形表示体で構成された
副デジタル表示部2Bと、5桁構成のマトリツク
ス表示部2Cと、AM表示体、PM表示体の他、
シークレツトモードマーク2Dが設けられてい
る。
次に、この電子腕時計の回路構成を第1図に基
づいて説明する。この電子腕時計はマイクロプロ
グラム制御方式で動作するもので、ROM(リー
ドオンメモリ)11はこの電子腕時計の全ての動
作を制御するマイクロプログラムを記憶し、マイ
クロ命令OP,DO,NAを並列的に出力する。こ
こで、マイクロ命令OPは命令デコーダ12に入
力され、この命令デコーダ12はこれを解読して
RAM(ランダムアクセスメモリ)13のR/W
入力端子にデータの読み込み/書き込み指令とし
て与え、また演算部14のS入力端子に演算命令
として与える。また、マイクロ命令DOはデータ
バスを介してRAM13のAddr入力端子にアドレ
スデータとして入力されると共に、演算部14の
DI2入力端子に数値データとして入力され、更
にアドレス制御部15に入力される。また、マイ
クロ命令NAはアドレス制御部15に入力される
ネクストアドレスデータで、このアドレス制御部
15から出力されるアドレスデータはROM11
のAddr入力端子に与えられる。
RAM13は置換レジスタ、演算レジスタ等を
有する構成で、計時処理、キー入力処理、演算処
理等において利用され、命令デコーダ12の制御
下でデータの書き込みおよび読み出し動作を実行
するものであり、このRAM13の詳細について
は後述する。そして、RAM13のDO出力端子
から読み出されたデータは演算部14のDI1入
力端子およびDI12入力端子に与えられると共
に表示制御部16を介して表示部17に表示され
る。演算部14は命令デコーダ12からの演算指
令にしたがつて各種の演算を実行するもので、そ
の演算結果データはRAM13のDI出力端子に与
えられ、RAM13に読み込まれる。また、演算
部14はジヤツジ演算実行の際、その演算結果の
データ有無を示す信号およびキヤリー発生有無を
示す信号を夫々出力してアドレス制御部15に与
え、ROM11のアドレスを変換させる。また、
アドレス制御部15には発振器18からの基準ク
ロツク信号が分周回路19で分周されることによ
つて得られた16Hzの時計クロツクが入力され、こ
の16Hzの信号にしたがつて1/16秒毎に1回ずつ割
込みで時計処理を実行させる。また、分周回路1
9から出力される所定周波数信号はタイミングジ
エネレータ20に与えられ、タイミングジエネレ
ータ20から各種のタイミング信号を出力させ、
各回路に供給する。また、キー入力部21から出
力されるキーコードは演算部14のDI2入力端
子に与えられる。
第4図はRAM13の主要部を示し、RAM1
3には計時データ、システム制御用データの他、
使用者がキー操作に応じて自由に書込むことがで
きる記憶エリアを有している。即ち、RAM13
には第4図に示す如く、シークレツトデータ記憶
エリアとノーマルデータ記憶エリアが設けられて
いる。また、RAM13には計時データを記憶す
るTレジスタ、上記ノーマルモードとシークレツ
トデータとを指定するフラグが記憶されるフラグ
レジスタFm、パスワード入力可能状態とするフ
ラグが記憶されるフラグレジスタFa、パスワー
ドの入力桁数をカウントするカウンタC、パスワ
ード未登録、パスワード登録を示すフラグが記憶
されるフラグレジスタPW、予め設定されるパス
ワードが記憶されるパスワード記憶部Z、シーク
レツトデータ記憶エリアのデータ数を記憶するメ
モリnS、ノーマルデータ記憶エリアのデータ数を
記憶するメモリnN、シークレツトモードの表示ペ
ージ数を記憶するメモリPS、ノーマルモードの表
示ページ数を記憶するメモリPN、置数レジスタ
X、演算用レジスタYおよび表示時間を計測する
表示時間タイマが設けられている。なお、本実施
例において、シークレツトデータ記憶エリアおよ
びノーマルデータ記憶エリアには、使用者の必要
とする電話番号が記憶されるもので、他人に知ら
れたくない電話殿号はシークレツトデータ記憶エ
リア、その他の電話番号はノーマルデータ記憶エ
リアに書込まれている。そして両記憶エリアに書
込まれたデータは名前(アルフアベツト4文字)、
電話番号(市外局番、局番、番号)を1ページと
するもので、名前のアルフアベツト順に編集され
て記憶されている。
〔実施例の動作〕
次に、第5図〜第9図を参照してこの電子腕時
計の動作について説明する。第5図〜第8図は動
作を説明する為のフローチヤート、第9図は表示
状態図である。なお、第9図において、破線で囲
んだAは、ノーマルモードにおいて、リバースキ
ーREV、フオーワードキーFWDの操作に伴つて
変遷する表示状態を示し、また破線で囲んだBは
シークレツトモードにおいて、リバースキー
REV、フオーワードキーFWDの操作に伴つて変
遷する表示状態を示し、更にC−1〜C−4は、
スイツチS1の操作でノーマルモードからシークレ
ツトモードあるいはシークレツトモードからノー
マルモードへ切替た時における表示状態を示して
いる。そして、第9図の破線矢印はスイツチ操作
での切替、実線矢印は自動切替を示している。
先ず、第5図のジエネラルフローを参照して全
動作の概要について説明する。このジエネラルフ
ローに入ると、ステツプS1が実行され、計時タイ
ミングまたはキー入力の要求があるまで待機状態
となる。いま、分周回路19から16Hzの計時クロ
ツクが出力されると、ステツプS2に進み、計時処
理および表示処理が1/16秒毎に実行される。ま
た、キー入力部21から操作キーに対応するキー
コードが出力されると、それに応じたキー処理プ
ログラムが指定され、スイツチ処理および表示処
理が実行される(ステツプS3)。
第6図は第5図で示した計時処理および表示処
理(ステツプS2)の具体的内容を示したフローチ
ヤートである。このフローに入ると、RAM13
内のTレジスタから計時データが読み出されて所
定単位の時間データが加算されて現在時間が求め
られ、新たな計時データとしてTレジスタに転送
される(ステツプS11)。そして、次のステツプ
S12ではデータバンクモード(データバンクの書
込みおよび読出しモード)かが判別され、データ
バンクモードであれば、現在“ERROR”または
“OK”表示中かが調べられる(ステツプS13)。こ
こで、“ERROR”は予め設定されているパスワ
ードと入力されたパスワードとの不一致が検出さ
れた場合のエラー表示であり、また、“OK”は
予め設定されているパスワードと入力されたパス
ワードとの一致が検出された場合の表示シンボル
である(第9図C−3,C−4参照)。しかして、
いま“ERROR”,“OK”の何れも表示していな
い状態では、そのままこの処理フローの終了とな
るが、その何れかが表示されている状態では、次
のステツプS14に進み、RAM13内の表示時間タ
イマ計測動作が開始される。そして、この表示時
間タイマの計測時間(表示時間)が1.5秒経過し
たかが判別される(ステツプS15)。ここで、
“ERROR”,“OK”表示が1.5秒経過していなけ
れば、その時間が経過するまで表示時間タイマの
計測動作が続行されるが、1.5秒経過すると、次
のステツプS16に進み、表示の種類が判別される。
いま、表示シンボル「OK」が1.5秒表示されたと
きには、ステツプS17に進み、RAM13のシーク
レツトデータ記憶エリアから前回最後に読み出し
たページのデータが表示される。即ち、データバ
ンクモードにおいて表示シンボル“OK”が1.5秒
表示された時には、表示内容が自動的に切替り、
前回最後に読み出したページのシークレツトデー
タが表示されることになる。また、表示シンボル
“ERROR”が1.5秒表示されたときにはステツプ
S1で“NO?”が表示され、次でステツプS19
パスワード入力状態初期表示が行なわれる。第9
図C−2はこの状態を示しており、パスワード
(本実施例では数字4桁)の入力を指令する他、
入力桁を示す為に各桁に対応してカーソル「−」
表示が行なわれると共に、1桁目のカーソル
「−」表示が1Hzで点滅される。しかして、ステ
ツプS20に進み、フラグレジスタFaにパスワード
入力可能状態を示すフラグ“1”がセツトされ
る。一方、時計モードであれば、ステツプS12
そのことが検出されてステツプS21に進み、時刻
表示処理が実行される。
第7図は第5図で示したスイツチ処理表示処理
(ステツプS3)の具体的内容を示したフローチヤ
ートである。先ず、このフローに入ると、操作キ
ーに対応したキーコードがXレジスタに取り込ま
れる(ステツプS31)。そして、データバンク読出
しモードかが調べられる(ステツプS32)。いま、
データバンクが読出しモードであれば、次のステ
ツプS33でフラグレジスタFaの内容に基づいてパ
スワード入力可能状態かが調べられるが、最初
は、レジスタFaはクリアされており、その結果、
ステツプS34に進み、スイツチS1が操作されたか
の判別が行なわれる。ここで、スイツチS1は上述
の如く、ノーマルモードとシークレツトモードと
を切替るもので、このスイツチS1が操作されたと
きに、設定モードがノーマルモードかシークレツ
トモードかが判別される(ステツプS35)。いま、
ノーマルモードからシークレツトモードへ切替え
られた時には、パスワード入力フルグがレジスタ
Faにセツトされる(ステツプS36)。このように
パスワード入力可能状態にセツトされると、次
に、レジスタPWの内容に応じてパスワードが既
に登録されているか、未登録かが判別され、未登
録であればステツプS38に進み、「SET」表示が行
なわれたのち、パスワード入力状態初期表示が行
なわれる(ステツプS40)。第9図C−1はこのと
きの表示状態を示し、パスワードを登録すべきこ
とが指示される。また、パスワードが既に登録さ
れていればステツプS38に進み、“NO?”表示が
行なわれたのち、上述の場合と同様に進みステツ
プS40に進む。第9図C−2はこのときの表示状
態を示し、パスワードを入力すべきことが指示さ
れる。このような表示処理が実行されると、次の
ステツプS41に進み、カウンタCに初期値「1」
がセツトされ、これによつて、パスワードの1桁
目力可能状態にセツトされることになる。
しかして、上述のような“SET”表示あるい
は“NO?”表示を確認したらパスワードを入力
する。いま、パスワード入力可能状態にセツトさ
れているので、ステツプS33からステツプS45に進
み、レジスタXに「0」〜「9」の数値が置数さ
れたか、つまり、テンキーが操作されたかが判別
される。パスワードは4桁の数字で入力するもの
とし、先ず最初にその1桁目の数字が入力された
ものとすると、ステツプS45からステツプS46に進
み、カウンタCの値が「4」になつたかが調べら
れるが、最初は「1」であるので、ステツプS47
に進む。ここでは、レジスタXに置数された数値
がカウンタCの値に対応するレジスタYの桁Yc、
最初は1桁目に転送される。そして、カウンタC
の値を+1するインクリメント処理(ステツプ
S48)が実行されたのち、入力数字が表示される
と共に、カーソル位置が次桁に移動して点滅表示
される(ステツプS49)。最初は1桁目の数字が表
示されると共に2桁目のカーソルが点滅表示され
る。しかして、2桁目〜4桁目の数字を順次入力
すると、上述の処理(ステツプS47〜S49)が繰り
返し実行される結果、カウンタCの値は「4」と
なると共に、4桁の数字のパスワードがレジスタ
Yの対応桁に順次セツトされると共に、表示部1
7にデジタル表示される。
このようにしてパスワードの入力が終了した時
点では、カウンタCの値が「4」となつているの
で、ステツプS46からステツプS50に進み、レジス
タFaの内容がクリアされてパスワード入力可能
状態が解除される。その後、カウンタCに初期値
「1」がセツトされる(ステツプS51)。そして、
レジスタPWの内容に基づいてパスワードの登
録、未登録が判別される(ステツプS52)。いま、
既にパスワードが登録されているものとすると、
レジスタYの1桁目〜4桁目(Y1〜Y4)に記憶
されている入力パスワードとパスワード記憶部Z
の1桁目〜4桁目(Z1〜Z4)に予め設定登録され
ているパスワードとが比較され、それらの一致が
検出される(ステツプS54)。ここで、入力パスワ
ードの番号が設定パスワードと異なる時には、ス
テツプS54に進み、“ERROR”表示が行なわれた
のち、表示時間タイマの計測動作が開始される
(ステツプS55)。第9図C−4はこのときの表示
状態を示している。また、ステツプS53で不一致
が検出されると、ステツプS57に進み、“OK”表
示が行なわれる。第9図C−3はこのときの表示
状態を示している。そして、次のステツプS56
はレジスタFmに「1」がセツトされてシークレ
ツトモードに切替られたのち、表示時間タイマの
計測動作が開始される(ステツプS59)。
一方、ステツプS52でパスワードの未登録状態
が検出されると、ステツプS56に進み、Y1〜Y4
の入力パスワードがZ1〜Z4に転送されて登録され
る。このようにしてパスワードの登録が終了する
と、上述したパスワードの一致と同様にステツプ
S57が実行されて第9図C−3と同様の表示状態
となり、そして、ステツプS58,S59が順次実行さ
れる。
なお、第6図で説明したように、“ERROR”
“OK”表示は1.5秒経過するまで行なわれるが、
その表示が1.5秒表示されると、“OK”表示では
シークレツトデータの表示状態に自動的に切替る
が、“ERROR”表示では第9図C−2の表示状
態に戻つて再びパスワード入力状態初期表示が行
なわれると共に、レジスタFaに“1”がセツト
されることになる。したがつて、一度間違つてパ
スワードを入力したとしても再度正しいパスワー
ドを入力すれば、第9図C−3の表示状態から自
動的にシークレツトデータの表示状態となる。こ
のとき、前回最初に読出されたページのデータが
表示されることは上述した通りである。
他方、第7図のフローにおいて、シークレツト
モードでスイツチS1が操作されると、ステツプ
S35からステツプ42に進み、レジスタFmの内容が
クリアされてノーマルモードにセツトされ、次で
その表示処理(ステツプS43)が実行される。
また、データバンク読出しモードにおいてスイ
ツチS1以外のキー、例えば、フオーワードキー
FWD、リバースキー、REVが操作されたものと
すると、ステツプS34からステツプS44に進み、後
で詳述するパスワード入力以外のキー処理、表示
処理が実行される。
更に、データバンク読出しモード以外のモー
ド、即ち時計モード、データバンク書込みモード
ではステツプS32からステツプS60に進み、他モー
ドスイツチ処理、例えば、モード切替処理や
RAM13内のシークレツトデータ記憶エリア、
ノーマルデータ記憶エリアに対するデータの書込
処理等が実行される。
第8図は第7図で示したパスワード入力以外の
キー処理、表示処理(ステツプS44)の具体的内
容を示したフローチヤートである。先ず、このフ
ローに入ると、ステツプS71でフオーワードキー
FWDの操作状態が判別され、フオーワードキー
FWDが操作されると、シークレツトモードかノ
ーマルモードかの判別が行なわれる。(ステツプ
S72)。いま、シークレツトモードであれば、メモ
リPs内の表示ページ数が+1される(ステツプ
S73)。この結果、メモリPsのページ数がメモリn
Sのデータ数と一致するか、つまり最終ページと
なつたかが判断され(ステツプS74)、その結果、
最終ページでなければ、そのページのシークレツ
トデータが読み出されて表示されるが、最終ペー
ジであれば、ステツプS75に進み、メモリPS
「1」が転送され、これによつて1ページ目のシ
ークレツトデータが読み出されて表示される(ス
テツプS76)。このようにフオーワードキーFWD
が操作される毎に上述した動作が繰り返し実行さ
れる結果、第9図B−1〜B−4に示すようにシ
ークレツトデータ記憶エリア内のシークレツトデ
ータが1ページづつアルフアベツト順に読み出さ
れてサイクリツクに表示される。一方、ノーマル
モードでフオーワードキーFWDが操作されると、
上述したステツプS73〜S76に夫々対応するステツ
プS77〜S80が順次実行される。その結果、第9図
A−1〜A−5に示す如く、ノーマルデータ記憶
エリア内のノーマルデータが1ページづつアルフ
アベツト順に読み出されてサイクリツクに表示さ
れる。
また、リバースキーREVが操作されると、そ
のことがステツプS81で検出されてステツプS82
進み、シークレツトモードかノーマルモードかの
判別が行なわれる。いま、シークレツトモードで
あれば、メモリPSのページ数が−1され(ステツ
プS83)、その結果、メモリPSの内容が「0」かの
判断が行なわれ、「0」でなければそのページの
シークレツトデータが表示されるが、「0」であ
ればメモリns内のデータ数がメモリPSに転送され
てそのページのシークレツトデータが表示される
(ステツプS84〜S86)。このように、リバースキー
REVが操作される毎に上述した動作が実行され
る結果、第9図B−4〜B−1に示す如く、シー
クレツトデータ記憶エリアの内容が1ページづつ
逆アルフアベツト順に読み出されてサイクリツク
に順次表示される。一方、ノーマルモードでリバ
ースキーREVが操作されると、上述したステツ
プS83〜S86に夫々対応するステツプS87〜S90が実
行される結果、ノーマルデータ記憶エリアの内容
が第9図A−5〜A−1に示す如く、逆アルフア
ベツト順に読み出されてサイクリツクに順次表示
される。
他方、フオーワードキーFWD、リバースキー
REV以外のキーが操作された場合には、ステツ
プS91に進み、そのキーに対応るキー処理、表示
処理が実行される。
このように本実施例にあつては、データバンク
読出しモードにおいて、シークレツトデータを読
み出す場合には、ステツプS1を操作してノーマル
モードからシークレツトモードに切替えた後、パ
スワードを入力する。このとき、予め設定された
パスワードと入力されたパスワードとが一致した
際には、一定時間経過後、前回最後に読み出され
たページのシークレツトデータが自動的に表示さ
れることになる。このため、従来に比べてキー操
作回数および使用するキーの数が少なくなるの
で、簡単かつ迅速にシークレツトデータの表示に
切替えることができると共に、電子腕時計の如く
スイツチの実装スペースに制約があるものには好
都合である。
また、パスワード入力後、即シークレツトデー
タが表示されるのでなく、所定時間入力パスワー
ドが表示されるので、入力されたパスワードを最
後の桁まで十分確認することができる。
また、パスワードを誤つて入力した場合にはエ
ラー表示が所定時間行なわれたのち、自動的に再
度パスワード入力可能状態に自動的に切替わるの
で、誤入力の場合のキー操作が不要となり、簡単
かつ迅速にパスワードの訂正が可能となる。
なお、この発明は、上記実施例に限定されず、
この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応
用可能である。例えば、上記実施例ではシークレ
ツトデータ記憶エリアとノーマルデータ記憶エリ
アとを別の領域に分けたが、このように領域を分
けずにデータの夫々にフラグを設け、フラグが
“0”ならばノーマルデータ、“1”ならばシーク
レツトデータとして区別してもよい。
〔発明の効果〕
この発明は、以上詳細に説明したように、シー
クレツトデータを読み出すに先だつて所定のスイ
ツチ入力がなされると、パスワードを記憶するパ
スワード記憶部にパスワードデータが既に記憶さ
れているか否かを検出してパスワードデータが記
憶されていない時には続いて入力されたデータを
パスワードとして記憶し、パスワードが既に記憶
されていた場合には、入力されたデータとの一致
を検出して一致によりシークレツトデータを読み
出せるようにしたので、シークレツトデータを読
み出す一連の操作の最初の一回だけがパスワード
の設定として機能するので、パスワード設定の為
の専用のキーを設ける必要がないものである。
また、パスワードデータが既に記憶されている
か否かの検出結果に基づいて夫々異なつた表示を
行なうようにしたので次のデータ入力がパスワー
ドとしてのデータ入力か或いはシークレツトデー
タを読み出す為のパスワードのデータ入力かが直
ちにわかり、誤操作の虞れがない効果をも奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はこ
の発明を適用したデータバンク機能付電子腕時計
のブロツク回路図、第2図はその外観平面図、第
3図は表示部の構成図、第4図はRAMの主要構
成図、第5図〜第8図は動作を説明する為のフロ
ーチヤート、第9図は表示状態図である。 11……ROM、13……RAM、14……演
算部、17……表示部、21……キー入力部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シークレツトデータを記憶するシークレツト
    データ記憶手段と、 パスワードデータを記憶するパスワードデータ
    記憶手段と、 データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段によるデータ入力に先だつ
    て操作される操作スイツチ手段と、 この操作スイツチ手段によるスイツチ操作がな
    された際に前記パスワードデータ記憶手段にパス
    ワードデータが既に記憶されているか否かを検出
    する検出手段と、 この検出手段によりパスワードデータが記憶さ
    れていないことが検出された際には第1の表示態
    様で表示を行ない、パスワードデータが記憶され
    ていることが検出された際には第1の表示態様と
    は異なる第2の表示態様で表示を行なう表示手段
    と、 この表示手段により第1の表示態様で表示が行
    なわれている際には前記データ入力手段によつて
    入力されるデータをパスワードデータとして前記
    パスワードデータ記憶手段に記憶させる記憶制御
    手段と、 前記表示手段により第2の表示態様で表示が行
    なわれている際には前記データ入力手段によつて
    入力されるデータを前記パスワードデータ記憶手
    段に記憶されているパスワードデータと比較する
    比較手段と、 この比較手段によつて一致が検出された際に前
    記シークレツトデータ記憶手段に記憶されている
    シークレツトデータを読み出して前記表示手段に
    表示させる読出し制御手段とを具備したことを特
    徴とするデータ記憶装置。
JP60102713A 1985-05-16 1985-05-16 デ−タ記憶装置 Granted JPS61262864A (ja)

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