JP3668809B2 - 調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時計機能を内蔵する調理器における時刻設定制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、時計機能を内蔵する調理器は、時刻入力キーが押されると、現在時刻が変更可能な状態になり、さらに押されると、時刻が変更されていた。このため、拭き掃除などの手入れの際に、誤って時刻入力キーに触れて現在時刻を変更可能な状態にしてしまい、さらに触れて誤った時刻に変更してしまうという問題が起きていた。このような問題を解決するために、例えば特許公報第2643281号に示すような発明がなされていた。図9、10は、それぞれこの特許公報に記載されている時刻設定装置を具備した調理器の制御ブロック図とフローチャート図である。
【0003】
これら図をもとに従来の時刻設定装置を具備した調理器における時刻設定の動作を説明する。
図9において制御の中心となるマイクロコンピュータ117は、入出力として、時桁を設定する時キー111と分桁を設定する分キー112からなる時刻設定キー113と、調理などの選択をする調理選択キー114と、時計を進める基となるクロック発生部115と、時刻を表示する表示部116とを備えている。
【0004】
また、マイクロコンピュータ117の内部は、時刻設定キー113や調理選択キー114が押されたかどうか、押された状態か離されているか等の判定をするキー入力判定部118があり、その判定に基づいて、時刻設定キー113が押され続けている時間を計測する入力継続カウンタ(M1)119と、押されていた時刻設定キー113が離された時を起点として経過時間を計測する無入力継続カウンタ(M2)120とが制御されている。
これにより時刻設定キー113が押され始めてt1時間(例えば1秒)後に時刻カウンタ121の時間を設定することができると共に、このキーが離されていても、t2時間(例えば4秒)経過するまでの間であれば、t1時間を待たずに、時刻カウンタ121の時間設定を受付けることができる。なお、これらのカウンターのクロックは、クロック発生部115からの入力を分周して使う入力部122によって管理されている。
【0005】
図10は、このような時刻設定制御を実現するためのフローの要部を示したものである。
図において初めて時刻入力キーが押された場合は、ステップ101のキー入力有から(1)へ、次にステップ102から(2)へ行き、設定中フラグ(設定中F)も開始フラグ(開始F)とも“0”のため、ステップ103、104を経て(3)へ分岐し、ステップ105で開始Fを“1”にまたステップ106で入力継続カウンタ(M1)を1秒設定する。
【0006】
この後1秒間キー入力が継続した場合、ステップ103から(4)へ分岐し、ステップ107で時計カウンタ9を再設定し、ステップ108で設定中Fを、“1”に、また開始Fを“0”にし、次にステップ109で無入力継続カウンタ(M2)に4秒を設定する。その後、このキー入力が無くなった時も、ステップ101から(5)へ分岐し、ステップ110で無入力継続カウンタ(M2)が0と判断するまで、つまり4秒間は設定中Fを“0”にしないため、再度時刻入力キーが押された場合でもステップ101、102を経て(1)から(2)へ分岐し、すぐに設定中Fが“1”のためステップ103で(4)へ分岐してすぐに再設定ができるようになっている。
【0007】
このように、時刻設定に際し、最初にキーをt1時間(例えば1秒)だけ押し続け、その後はt2時間(例えば4秒)内であれば、キーを押す度に時刻が設定できるように構成したので、通常の拭き掃除のように、何度か誤って時刻設定キーに触れてしまうというレベルの時刻の誤設定は起こらなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の調理器は、以上のように構成されており、最初に時刻設定キーをt1時間(例えば1秒)以上押し続ける必要があり、設定に時間を要し、かつ操作しにくいといった課題があった。
【0009】
本発明は、係る課題を解決するためになされたもので、掃除などの誤操作による現在時刻の変更が起こりにくく、かつ時刻変更が短時間で済み、操作し易い調理器を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る調理器は、時刻を計時する時計手段と、時刻を変更するための時刻変更手段と、時刻変更手段の入力に応じて時計手段の時刻を変更させる制御手段と、予約時刻を設定することを入力する予約時刻設定入力手段と、を備え、制御手段は、調理の開始または完了の予約時刻を設定するための予約時刻設定モードと、現在時刻を設定するための現在時刻設定モードとを有し、予約時刻設定モードが非動作時には、時刻変更手段が所定の時間内に2回以上の所定回数入力された場合に現在時刻設定モードへ移行し、時刻変更手段の入力に応じて現在時刻が変更され、予約時刻設定入力手段が入力されると、予約時刻設定モードに移行し、時刻変更手段の入力に応じて予約時刻が変更されるように構成したものである。
【0011】
また、時刻変更手段は複数のキーから構成され、複数のキーの内、いずれかの同一キーが所定時間内に2回以上の所定回数操作されたときに、現在時刻設定モードに移行されるように構成したものである。
【0012】
また、音による報知手段を備え、時刻変更手段の入力操作に応答して前記報知手段に報知音を発音させると共に、現在時刻設定モードに移行した際に発音される報知音と、他の入力操作に伴う報知音が、異なるように構成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、調理器として炊飯器を例に取り上げ、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の横断面図、図2はこの炊飯器の操作パネルを示す図、図3はこの炊飯器の制御ブロック図、図4はこの炊飯器の動作を示すフローチャート図である。
【0014】
図1において1は炊飯器本体、2は炊飯器本体1に着脱自在に装着され、米、水等を収容する鍋、3は鍋2を加熱する加熱手段であるヒータ、4は炊飯器本体1の上部開口を開閉する蓋、5は鍋2の温度を検出する温度センサ、6は炊飯器本体1の外周部に設けられた操作パネルである。
【0015】
また、図2に示すように操作パネル6は、時刻の時桁を変更する時キー7と、時刻の分桁を変更する分キー8と、予約時刻設定手段の動作を開始させる予約キー9と、予約時刻設定手段が動作中に操作すると予約動作を開始し、非動作中に操作すると炊飯動作を開始する炊飯キー10と、予約動作や炊飯動作を取り消す取消キー11と、予約時刻設定手段の動作中には「予約」の文字及び予約時刻を表示し、それ以外は現在時刻を表示する液晶表示器12と、炊飯動作中に点灯する炊飯LED13と、予約動作中に点灯する予約LED14とから構成されている。
【0016】
また、図3に示すように制御手段15は、現在時刻設定手段18と、予約時刻設定手段19と、設定された予約時刻を記憶する予約時刻記憶手段20とを備えており、時キー7、分キー8、予約キー9、炊飯キー10、取消キー11によるキー操作と、温度検出手段16を介して得られた温度センサ5の信号をもとに、液晶表示器12、炊飯LED13、予約LED14に対する制御信号と、加熱制御手段17に対する制御信号を出力する。
【0017】
次に図4に示すフロ−チャートをもとに動作を説明する。
炊飯器の電源を投入すると、メインルーチンAの制御がスタートし(ステップS1)、フラグFを0に設定し(ステップS2)、炊飯キー10のON/OFFが判定される(ステップS3)。ここでフラグFは所定時間内に時キー7または分キー8が押されていたかどうかを判定するための目印である。
炊飯キー10がONの場合は、炊飯動作がスタートし(ステップS4)、制御手段15は炊飯LED13を点灯すると共に、温度検出手段16の信号に基づいて加熱制御手段17を制御して炊飯を実行する(図示せず)。
一方、炊飯キー10がOFFの場合は、次の予約キー9のON/OFFが判定される(ステップS5)。
予約キー9がONの場合には、ステップS21から始まる別ルーチンで構成される予約時刻セットルーチンBへと移行する。
【0018】
予約時刻セットルーチンBでは、まず予約時刻記憶手段20に記憶されている予約時刻を呼び出す(ステップS22)。
予約時刻は初期設定で例えば6:00に設定されており、初めて予約設定を行う場合、予約時刻は6:00から開始される。このとき液晶表示器12には「予約」の文字と予約時刻である6:00が表示される。
次に、時キー7のON/OFFが判定され(ステップS23)、時キー7がONの場合は、時桁に1を加算して予約時刻は7:00となり、液晶表示器12の時刻表示は7:00となる(ステップS24)。
次に、分キー8のON/OFFが判定され(ステップS25)、分キー8がONの場合は、分桁に10を加算して予約時刻は7:10となり、液晶表示器12の時刻表示は7:10となる(ステップS26)。
このように分桁は10ずつ加算するため、予約の時刻設定は10分単位で設定され操作回数を減らすことができる。なお、時桁は23を超えると0に、分桁は59を超えると0に自動的に設定変更される(図示せず)。
以上のようにして上記ステップS23からステップS26を繰り返し行い、所望の予約時刻が設定される。
【0019】
予約時刻の設定を中止する場合、あるいは予約時刻の設定を間違えた場合は、取消キー11が押される。
この場合、取消キー11のON/OFFが判定され(ステップS27)、取消キー11がONであれば、メインルーチンAへ戻る。このとき予約時刻記憶手段20に記憶されている予約時刻は変更されないため、変更前の予約時刻は保持される。
【0020】
一方、取消キー11がOFFであれば、炊飯キー10のON/OFFが判定され(ステップS28)、炊飯キー10がOFFの場合は、ステップS23に戻って一連の工程が繰り返される。また、炊飯キー10がONの場合は、設定された予約時刻を予約時刻記憶手段20に記憶する(ステップS29)。これにより次回予約時刻を設定する時は、前回設定した予約時刻を呼び出すことができるので、予約時刻を同じ時刻に設定する操作が簡単になる。次に予約動作がスタートし(ステップS30)、制御手段予約LED14を点灯すると共に、所定の炊飯時間(例えば50分)を予約時刻から減算し、炊飯を開始すべき時刻を求める。そして、これが炊飯開始の時刻として現在時刻と一致した時点で、炊飯動作をスタートし、予約時刻に飯が炊きあがるように制御する。
【0021】
次にメインルーチンAのステップS5に戻り、予約キー9がOFFの場合から後の工程について説明する。
即ち、ステップS5において予約キー9がOFFの場合、時キー7または分キー8のON/OFFが判定される(ステップS6)。時キー7または分キー8がONの場合、フラグFが1であるかどうかが判定される(ステップS7)。この場合、フラグFは0であるため、次のステップS8へ進み、タイマT1を0に設定する(ステップS8)と共に、フラグFを1に設定する(ステップS9)。次に、タイマT1が例えば2秒以上であるかどうかが判定され(ステップS10)、2秒未満の場合は、ステップS3に戻って一連の工程を繰り返す。一方、ステップS7においてフラグFが1である場合は、ステップS41の現在時刻設定ルーチンCへと移行する。
なお、時キー7または分キー8が再度ONされない(再入力が無い)場合は、ステップS3からステップS10の一連の工程が繰り返され、タイマT1が2秒以上であるかどうかが判定され(ステップS10)、2秒以上であればフラグFは0に戻され(ステップS11)、時キー7または分キー8の入力は無効とされる。
このように時キー7または分キー8が2秒以内に2回入力されたときに現在時刻設定が開始される。
【0022】
現在時刻設定ルーチンCでは、まずタイマT2を0に設定し(ステップS42)、次に時キー7のON/OFFが判定され(ステップS43)、分キー8のON/OFFが判定される(ステップS45)。
時キー7がONの場合、時桁に1が加算され(ステップS44)、分キー8がONの場合、分桁に1が加算される(ステップS46)ことで現在時刻の変更が行われる。この場合、ステップS42に戻り、タイマT2は再び0に設定される。なお、時桁は23を超えると0に、分桁は59を超えると0に自動的に設定変更される(図示せず)。
また、タイマT2が例えば5秒以上であるかどうかが判定され(ステップS47)、5秒未満であれば、ステップS43に戻され、5秒以上の場合はメインルーチンAへ移行する。これにより時キー7または分キー8の入力が無くなった(ONされなくなった)後、5秒を経過すると自動的に現在時刻設定を終了することができる。
【0023】
以上のように、この実施の形態1では、時キー7または分キー8を2秒以内に2回操作されたときに現在時刻を設定するようにしたため、拭き掃除などの手入れの際に誤って操作されても現在時刻の設定が行われず、またキーを押し続けることなくなって操作時間が短くなり、さらに時刻を変更する際には少ない操作回数で変更でき、操作性に優れた調理器を得ることができる。
【0024】
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の動作を示すフローチャート図である。図において炊飯器に電源を投入することによりメインルーチンDがスタートし(ステップS51)、フラグFJとフラグFFが0に設定される(ステップS52、S53)。ここでフラグFJとフラグFFは、それぞれ時キー7、分キー8が所定時間内に押されたかどうかを判定するための目印である。
次に炊飯キー10のON/OFFが判定され(ステップS54)、炊飯キー10がONの場合には、炊飯動作がスタートし(ステップS55)、制御手段15は炊飯LED13を点灯すると共に、温度検出手段16の信号に基づいて加熱制御手段17を制御して炊飯を実行する(図示せず)。
また、炊飯キーがOFFの場合は、予約キー9のON/OFFが判定され(ステップS56)、予約キー9がONの場合、ステップS21から始まる別ルーチンで構成される予約時刻セットルーチンBへ移行する。この予約時刻セットルーチンBは実施の形態1と同じものであるので説明を省略する。
【0025】
一方、予約キー9がOFFの場合は、時キー7のON/OFFが判定される(ステップS57)。時キー7入力がONの場合は、フラグFJが1であるかどうかが判定される(ステップS58)。この場合、フラグは0であるため、ステップS59に進み、タイマT1を0に設定すると共に、フラグFJを1に設定する(ステップS60)。フラグFJを1に設定した後、フラグFFを0に設定する(ステップS61)が、これにより過去に分キー8の入力があった場合には分キー8の履歴が消去される。
同様に次のステップS62〜ステップS66では、分キー8の入力による処理が行われる。すなわち、分キー8のON/OFFが判定され(ステップS62)、分キー8がONの場合、フラグFFが1であるかどうかが判定される(ステップS63)。ここでは、フラグは0であるため、ステップS64に進み、タイマT1を0に設定すると共に、フラグFFを1に設定する(ステップS65)。フラグFFを1に設定した後、フラグFJを0に設定する(ステップS66)が、これにより過去に時キー7の入力があった場合には、時キー7の履歴が消去される。
【0026】
ここで、時キー7の入力ONが連続して行われた場合は、ステップS58でフラグFJは1となっているためステップS41の現在時刻設定ルーチンCに移行する。同様に分キー8の入力が連続して行われた場合には、ステップS63でフラグFFは1となっているためステップS41の現在時刻設定ルーチンCに移行する。なお、現在時刻設定ルーチンCは実施の形態1と同じものであるので説明を省略する。
【0027】
そして、タイマT1が例えば2秒以上であるかどうかが判定される(ステップS67)。2秒以内の場合は、ステップS54に戻って同じ工程を繰り返す。タイマT1が2秒以上となった時、及びステップS69でフラグFJは0に戻され(ステップS68)、フラグFFは0に戻され(ステップS69)、時キー7または分キー8の入力は無効とされる。
【0028】
このようにして時キー7または分キー8のどちらか一方のキーが、2秒以内に2回入力されたときに現在時刻の設定が開始される。
【0029】
以上のように本実施の形態では、時キー7または分キー8のどちらか一方のキーを2秒以内に2回操作されたときに現在時刻を設定するようにしたため、掃除などの誤った操作による現在時刻セットの防止がさらに向上され、拭き掃除などの手入れの際に誤って操作された場合の現在時刻の設定が防止でき、またキーを押し続けることなくなって操作時間が短くなり、さらに時刻を変更する際には少ない操作回数で変更でき、操作性に優れた調理器を得ることができる。
【0030】
実施の形態3.
図6は本発明の実施の形態3に係る炊飯器の制御ブロック図、図7はこの炊飯器の動作を示すフローチャート図、図8はブザーの動作を示すタイムチャート図である。
【0031】
炊飯器本体、操作パネルは、実施の形態1で示した図1、図2と同じであるので説明を省略する。
図6と図3を比べて明らかなように、本実施の形態に係る制御手段15では、新たにキーの入力を報知するブザー21を追加している。
【0032】
次に図7に示すフローチャートをもとに動作を説明する。
炊飯器に電源を投入することによりメインルーチンEが開始する(ステップS71)。フラグFを0に設定する(ステップS72)。フラグFは、時キー7または分キー8が過去の所定時間内に押されたかどうかを判定するための目印である。
炊飯キー10のON/OFFが判定される(ステップS73)。炊飯キー10がONの場合、ブザー21はBZ1で鳴動される(ステップS74)。ここでBZ1は図8(a)に示すように0.1秒間ブザーを鳴動する信号で、「ピッ」と発音される。
【0033】
次に炊飯動作が開始され(ステップS75)、制御手段15は炊飯LED13を点灯すると共に、温度検出手段16の信号に基づきに加熱制御手段17を制御して炊飯を実行する(図示せず)。
一方、炊飯キーがONの場合は、次のステップで予約キー9のON/OFFが判定される(ステップS76)。予約キー9がONの場合、ブザー21はBZ1で鳴動され(ステップS77)、ステップS21から始まる別ルーチンで構成される予約時刻セットルーチンBに移行する。この予約時刻セットルーチンBは実施の形態1と同じものであるので説明を省略する。
【0034】
また、予約キー9がOFFの場合は、時キー7または分キー8のON/OFFが判定される(ステップS78)。時キー7または分キー8がONの場合、フラグFが1であるかどうかが判定される(ステップS79)。この場合、フラグは0であるため、次のステップに進み、ブザー21はBZ1で鳴動される(ステップS81)。
次にタイマT1を0に設定する(ステップS82)と共に、フラグFを1に設定する(ステップS83)。タイマT1が例えば2秒以上であるかどうかが判定される(ステップS84)。2秒未満の場合は、ステップS73に戻って同じ工程を繰り返す。ここで再度、時キー7または分キー8がONの場合、フラグFが1であるかどうかが判定される(ステップS79)。ここでは1であるため、ブザー21がBZ2で鳴動される(ステップS80)。
【0035】
BZ2は図8(b)に示すように0.1秒間ブザーを鳴動、0.1秒間停止、0.1秒間鳴動する信号で、「ピピッ」と発音され、ステップS41の現在時刻設定ルーチンCへと移行する。
時キー7または分キー8の再入力が無い場合は、ステップS73からステップS85の処理が繰り返され、タイマT1が2秒以上となった時、フラグFは0に戻され、ステップS11における時キー7または分キー8の入力は無効とされる(ステップS85)。このように時キー7または分キー8が2秒未満に2回入力されたときに現在時刻設定が開始される。なお、現在時刻設定ルーチンCは実施の形態1と同じものであるので説明を省略する。
【0036】
以上のように本実施の形態3では、時キー7または分キー8を2秒以内に2回操作されたときに現在時刻を設定するようにしたため、拭き掃除などの手入れの際に誤って操作されても現在時刻の設定が行われず、またキーを押し続けることなくなって操作時間が短くなり、さらに時刻を変更する際には少ない操作回数で変更でき、操作性に優れ、さらに現在時刻設定を行う操作がされた場合にのみ「ピピッ」とブザーを鳴動し、それ以外の操作では「ピッ」とブザーを鳴動することにより現在時刻設定が行えることを明確に報知することができるため操作の間違いのない調理器を得ることができる。
【0037】
また、ここではブザー21の鳴動時間を変える構成としたが、周波数を変えることで音の高さを変えても良く、またメロディ等により報知するようにしても良い。
【0038】
なお、これら実施の形態では、2秒以内に2回操作された時に、現在時刻が変更できる場合について説明してきたが、これに限定するものではない。一般に、所定時間内に2回以上の所定回数操作された時に現在時刻が変更できるように構成すれば良い。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0040】
時キー7または分キー8を所定の時間内に所定回数操作された時に現在時刻を設定するようにしたので、拭き掃除などの手入れの際に誤ってキーが押されても現在時刻の変更が行われず、また時刻変更が短時間で済む、操作し易い調理器を得ることができる。
【0041】
また、時キー7または分キー8の内のどちらか一方のキーを所定の時間内に所定の回数操作された時に現在時刻を設定するようにしたため、拭き掃除などの手入れの際に誤ってキーが押されても現在時刻の変更が行われず、また時刻変更が短時間で済む、操作がよりし易い調理器を得ることができる。
【0042】
さらに、現在時刻を設定する操作がなされた時にのみ、それ以外と異なる報知音を発するようにしたので、現在時刻の設定を明確に報知することができ、操作の間違いのない調理器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1から3に係る炊飯器の横断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1から3に係る炊飯器の操作パネルを示した図である。
【図3】本発明の実施の形態1及び2に係る炊飯器の制御ブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る炊飯器の動作を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る炊飯器の動作を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係る炊飯器の制御ブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る炊飯器の動作を示すフローチャート図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る炊飯器の動作をブザーのタイムチャート図である。
【図9】従来の炊飯器の制御ブロック図である。
【図10】従来の炊飯器の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
7.時キー、8.分キー、9.予約キー、12.液晶表示器、18.現在時刻設定手段、19.予約時刻設定手段、21.ブザー

Claims (3)

  1. 時刻を計時する時計手段と、
    時刻を変更するための時刻変更手段と、
    該時刻変更手段の入力に応じて前記時計手段の時刻を変更させる制御手段と、
    予約時刻を設定することを入力する予約時刻設定入力手段と、を備え、
    前記制御手段は、調理の開始または完了の予約時刻を設定するための予約時刻設定モードと、現在時刻を設定するための現在時刻設定モードとを有し、
    予約時刻設定モードの非動作時には、前記時刻変更手段が所定の時間内に2回以上の所定回数入力された場合に現在時刻設定モードへ移行し、前記時刻変更手段の入力に応じて現在時刻が変更され、
    前記予約時刻設定入力手段が入力されると、予約時刻設定モードに移行し、前記時刻変更手段の入力に応じて予約時刻が変更されることを特徴とする調理器。
  2. 前記時刻変更手段は複数のキーから構成され、前記複数のキーの内、いずれかの同一キーが所定時間内に2回以上の所定回数操作されたときに、現在時刻設定モードに移行されることを特徴とする請求項1記載の調理器。
  3. 音による報知手段を備え、
    前記時刻変更手段の入力操作に応答して前記報知手段に報知音を発音させると共に、
    前記現在時刻設定モードに移行した際に発音される報知音と、他の入力操作に伴う報知音が、異なるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の調理器。
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