JPH06261994A

JPH06261994A - 洗濯機

Info

Publication number: JPH06261994A
Application number: JP5054109A
Authority: JP
Inventors: Osamu Ishibashi; 修石橋
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1993-03-15
Filing date: 1993-03-15
Publication date: 1994-09-20
Anticipated expiration: 2016-07-16
Also published as: JP3188019B2

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明の洗濯機は、使用者が好む洗濯内容あ
るいは操作性に適合するように運転プログラムおよび操
作パネル構造を変更することが容易となるようにしてい
る。【構成】スイッチ６ないし１３が特殊操作されると、
制御回路７６は運転プログラムを選択し、そして、選択
された運転プログラムに従ってスイッチ入力の情報内容
を読み替えるようになっている。また、パネルベースに
はこの運転プログラムにあった操作パネルが装着される
ようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、運転プログラムに従っ
て洗濯運転を制御するようにした洗濯機に関する。

【０００２】

【従来の技術】洗濯機では、マイクロコンピュータを含
んで構成された制御回路により洗濯運転を制御するよう
にしている。この場合、洗濯機は、制御回路が保有する
運転プログラムに従い、操作パネルに設けられた各種ス
イッチからの入力によって与えられる制御内容情報によ
り制御内容を変更させ、また、その制御内容を同じく操
作パネルに設けられた表示器に表示させるようにしてい
る。

【０００３】ところで、最近では、洗濯機の多機能化お
よび高級化がすすみ、運転制御内容も複雑化し、また、
操作パネルにおけるスイッチ個数が増加すると共にスイ
ッチ機能が複雑化し、さらに表示器の個数も増加する傾
向にある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
によっては上述した多機能化を好ましいとする半面、別
の使用者においては運転制御内容として単純なものの方
が良いとするケースもあり、この場合、コース設定スイ
ッチで単純な運転コースを選択設定しようとしても、ス
イッチ個数が多く、また、操作パネルが繁雑であって設
定内容や洗濯運転内容がわかりづらく、使い勝手が悪い
という問題点があった。

【０００５】この対策として各使用者のニーズに対応し
た複数機種の洗濯機を製造することも考えられるが、こ
の場合、洗濯機ごとに運転プログラムが異なる制御回路
を搭載する必要があると共に、多品種少量生産となり、
また生産ライン構成も合理化が図り難く、総じて生産性
が低下し、コスト高を来すといった不具合がある。

【０００６】本発明は上述の事情を考慮してなされたも
のであり、その目的は、一つの機種にて、使用者が好む
洗濯内容あるいは操作性に適合するように運転プログラ
ムおよび操作パネル構造を変更することが容易となる洗
濯機を提供するにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は、運転
プログラムを複数の運転パターンに応じて複数有しその
各運転プログラムに従ってスイッチ入力の情報内容を読
み替える制御回路と、複数のスイッチを有するパネルベ
ースと、前記スイッチの特殊操作に基づいて運転プログ
ラムを選択する運転パターン変更手段と、前記パネルベ
ースに設けられ前記選択された運転プログラムに応じた
スイッチ機能内容表示部および制御内容表示部を有する
操作パネルとを備えて構成される（請求項１の発明）。

【０００８】この場合、運転パターン変更手段により選
択された運転プログラムを記憶する不揮発性メモリを設
ける構成としても良い（請求項２の発明）。

【０００９】さらに、パネルベースに、選択された運転
プログラムの種類を区別するためのベース側指標部を設
け、操作パネルに、これがいずれの運転プログラムに対
応するものかを判別させるためのパネル側指標部を設け
る構成としても良い（請求項３の発明）。

【００１０】

【作用】上記手段によれば、スイッチの特殊操作により
運転プログラムを選択するから、洗濯機そのものを取り
替えることなく、実質的に使用者にニーズに合った運転
内容が得られる。そして、各運転プログラムに従ってス
イッチ入力の情報内容を読み替えるから、パネルベース
のスイッチは各運転プログラムに共通に使用できる。上
述した運転プログラムの選択はスイッチの特殊操作によ
るから、通常のスイッチ入力で運転プログラムが選択さ
れることはなくて、不用意に運転プログラムが変更され
るといった虞はない。また、パネルベースには、選択さ
れた運転プログラムに応じたスイッチの機能内容表示部
および制御内容表示部を有する操作パネルが設けられる
から、その運転プログラムに合ったスイッチ機能内容お
よび制御内容の表示がなされ、すなわち余分なスイッチ
機能および表示がなく、操作性の容易化が図れる。この
ように、運転プログラムを選択すると共に、その運転プ
ログラムにあった操作パネルを取り付けるのみで使用者
のニーズに好適する洗濯機が得られる。

【００１１】この場合、運転パターン変更手段により選
択された運転プログラムを記憶する不揮発性メモリを設
ける構成としておけば、洗濯機の電源プラグがコンセン
トから抜かれても、選択した運転プログラムを記憶して
おくことができて再選択の手間が省ける。

【００１２】さらに、パネルベースに、選択された運転
プログラムの種類を区別するためのベース側指標部を設
け、操作パネルに、これがいずれの運転プログラムに対
応するものかを判別させるためのパネル側指標部を設け
る構成としておけば、ベース側指標部とパネル側指標部
とを照合することにより、運転プログラムに対して操作
パネルが合致するか否かを判別できて、操作パネルの誤
装着を防止できる。

【００１３】

【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
ながら説明する。まず、図２において、洗濯機本体１の
上部には上カバー２が設けられており、これには出入口
３が形成されていると共に、前部に制御ユニットのパネ
ルベース４が設けられている。そしてこのパネルベース
４には後述する操作パネル５ａ（図４参照），５ｂ（図
５参照），５ｃ（図６参照）のいずれかが装着されるよ
うになっている。なおこの上カバー２は折り畳み式の蓋
２ａによって開閉されるようになっている。

【００１４】上記パネルベース４には、図３に示すよう
にスイッチ６ないし１３が設けられていると共に、表示
のための発光器１４ないし３６が設けられている。ま
た、このパネルベース４には、ベース側指標部として３
個のＬＥＤ３７ａ，３７ｂおよび３７ｃが設けられてい
る。さらには、時間表示器３８も設けられている。

【００１５】三つの操作パネル５ａ，５ｂ，５ｃをそれ
ぞれ説明する。操作パネル５ａは、図４に示すように、
スイッチ６ないし１３に対応する位置にそれぞれのスイ
ッチの機能内容を記載したスイッチ機能内容表示部３９
ないし４６を有すると共に、各発光器１４ないし３６に
対応する位置にそれぞれの制御内容を記載した透光性の
ある制御内容表示部４７ないし６９を有している。さら
に、この操作パネル５ａには、パネル側指標部たる表示
窓部７０が設けられている。この表示窓部７０は透光性
を有するように形成されていて前記指標部３７ａと対応
する部位に「Ａ」なる文字が記載されている。なお、時
間表示器３８に対応するように時間表示器用窓部Ｐが設
けられている。

【００１６】操作パネル５ｂは、図５に示すように構成
されている。すなわち、操作パネル５ａと異なる部分に
ついて述べると、前述のスイッチ機能内容表示部４１
（「お好みすすぎ」を表示）に代えてスイッチ機能内容
表示部７１（「お好み脱水」を表示）を設けていると共
に、前述した図４の制御内容表示部５３および５４を有
するパネル部５３ａ（「もっと」、「念入り」および
「お好みすすぎ」を表示）に代えて制御内容表示部７２
および７３を有するパネル部７２ａ（「強く」、「弱
く」および「お好み脱水」を表示）を設けている。ま
た、制御内容表示部５５および５６は設けていない。ま
た、パネル側指標部として前記表示窓部７０に代えて、
前記パネルベース４の指標部３７ｂに対応する部位に
「Ｂ」なる文字を記載した表示窓部７４を設けている。

【００１７】また、残る操作パネル５ｃは、図６に示す
ように、前記操作パネル５ａのスイッチ機能内容表示部
８ないし１２に代えてスイッチ機能内容表示部７５ない
し８０を設けており、また操作パネル５ａのスイッチ機
能内容表示部３９は設けていない。さらに、操作パネル
５ａの制御内容表示部４７ないし５８、６８、６９およ
び時間表示器用窓部Ｐは設けていない。そして、この操
作パネル５ｃには、前記操作パネル５ａの表示窓部７０
に代えて、前記パネルベース４の指標部３７ｃに対応す
る部位に「Ｃ」なる文字を記載した表示窓部７５を設け
ている。

【００１８】次に、図１には電気的構成を示している。
同図において、制御回路７６はマイクロコンピュータを
含んで構成されており、これには、前述の各スイッチ６
ないし１３からスイッチ入力が与えられると共に、水位
センサ７７および濁度センサ７８から検出出力が与えら
れるようになっている。また、この制御回路７６は、内
部に保有する運転プログラムに従い、洗濯機モータ７
９、排水弁８０および給水弁８１をそれぞれ駆動回路８
２ないし８４を介して駆動制御すると共に、表示器１４
ないし３６、ＬＥＤ３７ａないし３７ｃを駆動制御し
て、洗濯運転を制御するようになっている。また、この
制御回路７６には、不揮発性メモリ８５が設けられてい
る。

【００１９】さて、上記制御回路７６は、複数例えば３
つのの運転プログラムを有しており、第１の運転プログ
ラムおよび第２の運転プログラムはそれぞれ洗濯運転を
ほぼ全自動で制御するように構成されているが、第１の
運転プログラムと第２の運転プログラムとの相違は次に
ある。すなわち、第１の運転プログラムでは、すすぎ行
程について、「念入り」と「もっと念入り」とを選択し
得るようにしているのに対し、第２の運転プログラムで
脱水行程について、「強く」と「弱く」とを選択し得る
ようにしている。また、第３の運転プログラムは、マニ
ュアル設定を主とした運転パターンであり、選択される
洗濯コースとして「手洗い」、「大物」、「バイオ」、
「強力」、「分け洗い」および「標準」がある。

【００２０】しかして、制御回路７６は、スイッチ６な
いし１３の特殊操作に基づいて運転プログラムを洗濯す
る運転パターン変更手段としても機能し、そして、選択
された運転プログラムに応じて各スイッチ６ないし１３
のスイッチ入力の情報内容を読み替えるものである。こ
の読み替え内容は下記表１に示す通りである。

【００２１】

【表１】すなわち、その一例を述べると、スイッチ６の入力によ
る情報は、第１および第２の運転プログラムの場合では
タイマー情報として取り扱われるが、第３の運転プログ
ラムの場合ではそのスイッチ入力は何等の情報としても
取り扱われない。またスイッチ８の入力による情報は、
第１の運転プログラムの場合ではすすぎ時間設定情報と
して取り扱われるの対し、第２の運転プログラムの場合
では脱水時間設定情報として取り扱われ、さらに第３の
運転プログラムの場合では、「大物」コース設定情報と
して取り扱われる。

【００２２】上記制御回路７６の制御内容について、図
７のフローチャートチャートを参照しながら説明する。
このフローチャートは電源プラグが家屋の電源コンセン
トに接続されたときにスタートする。まずステップＳ１
では、スイッチからの入力があるか否かの判断をし、ス
イッチからの入力があれば、そのスイッチ操作が特殊操
作か否かを判定する（ステップＳ２ないしステップＳ
４）。すなわち、ステップＳ２では、スイッチ１３とス
イッチ９との同時操作（特殊操作）が有ったか否かを判
断し、同時操作が有れば、制御回路７６が内部に有する
ＲＯＭから第１の運転プログラムを選択して読み出しこ
れを不揮発性メモリ８５に記憶する（ステップＳ５）。
そして、ベース側指標部の一つのＬＥＤ３７ａを点灯さ
せる（ステップＳ６）。

【００２３】この場合、メーカー側あるいは使用者側に
おいて、この第１の運転プログラムに有った操作パネル
５ａをパネルベース４に装着する。あるいは予め操作パ
ネル５ａを装着しておく。この場合、操作パネル５ａに
おけるパネル側指標部たる表示窓部７０の「Ａ」なる文
字が、上記ＬＥＤ３７ａに位置的に合致する。これをも
って、選択した第１の運転プログラムに合致した操作パ
ネル５ａが装着されたことが認識される。この後は第１
の運転プログラムによって洗濯運転が制御される（ステ
ップＳ７）。

【００２４】また、スイッチの特殊操作が、スイッチ１
３とスイッチ１０との同時操作であった場合（ステップ
Ｓ３にて判断）には、制御回路７６のＲＯＭから第２の
運転プログラムを選択して読み出しこれを不揮発性メモ
リ８５に記憶し（ステップＳ８）、そして、ベース側指
標部の別のＬＥＤ３７ｂを点灯させる（ステップＳ
９）。

【００２５】この場合も、メーカー側あるいは使用者側
において、この第２の運転プログラムに有った操作パネ
ル５ｂをパネルベース４に装着する。あるいは予め操作
パネル５ｂを装着しておく。この場合には、操作パネル
５ｂにおけるパネル側指標部たる表示窓部７４の「Ｂ」
なる文字が、上記ＬＥＤ３７ｂに位置的に合致する。こ
れをもって、選択した第２の運転プログラムに合致した
操作パネル５ｂが装着されたことが認識される。この後
は第２の運転プログラムによって洗濯運転が制御される
（ステップＳ７）。

【００２６】さらにまた、スイッチの特殊操作が、スイ
ッチ１３とスイッチ１１との同時操作であった場合（ス
テップＳ４に判断）には、制御回路７６のＲＯＭから第
３の運転プログラムを選択して読みだしこれを不揮発性
メモリ８５に記憶し（ステップＳ１０）、そして、ベー
ス側指標部の別のＬＥＤ３７ｃを点灯させる（ステップ
Ｓ１１）。

【００２７】この場合も、メーカー側あるいは使用者側
において、この第２の運転プログラムに有った操作パネ
ル５ｃをパネルベース４に装着する。あるいは予め操作
パネル５ｃを装着しておく。この場合には、操作パネル
５ｃにおけるパネル側指標部たる表示窓部７５の「Ｃ」
なる文字が、上記ＬＥＤ３７ｃに位置的に合致する。こ
れをもって、選択した第３の運転プログラムに合致した
操作パネル５ｃが装着されたことが認識される。この後
は第３の運転プログラムによって洗濯運転が制御される
（ステップＳ７）。

【００２８】上記第１の運転プログラムおよび第２の運
転プログラムによる洗濯運転は、それぞれほぼ全自動で
行われる。この場合、第１の運転プログラムによる洗濯
運転は、「すすぎ」について「念入り」と「もっと念入
り」とを選択する必要性を認める使用者に好適する。ま
た、第２の運転プログラムによる洗濯運転は、「脱水」
について「強く」と「弱く」とを選択する必要性を認め
る使用者に好適する。そしてまた、第３の運転プログラ
ムによる洗濯運転は、マニュアル設定を主と洗濯運転を
好む使用者にとって便利で、特に操作パネル構成が簡略
されていることで、各種の設定が分かりやすいという利
点がある。

【００２９】また、前記ステップＳ７においては、制御
回路７６は、選択されている運転プログラムに応じてス
イッチの入力による情報内容を前記表１に示したように
読み替えるようになっている。

【００３０】このような本実施例によれば、スイッチ６
ないし１３の特殊操作により運転プログラムを選択する
から、洗濯機そのものを取り替えることなく、実質的に
使用者にニーズに合った運転内容を得ることができ、そ
して、各運転プログラムに従ってスイッチ入力の情報内
容を読み替えるから、パネルベース４の各スイッチ６な
いし１３を各運転プログラムに共通に使用できる。ま
た、このパネルベース４には、選択された運転プログラ
ムに応じたスイッチ６ないし１３の機能内容を表示する
スイッチ機能内容表示部３９ないし４６および制御内容
表示部４７ないし６９を有する操作パネル５ａ、あるい
は５ｂもしくは５ｃが設けられるから、その運転プログ
ラムに合ったスイッチ機能内容および制御内容の表示が
なされ、すなわち余分なスイッチ機能および表示がな
く、操作性の容易化を図ることが可能である。総じて、
本実施例によれば、運転プログラムを選択すると共に、
その運転プログラムにあった操作パネルを取り付けるの
みで、使用者が好む洗濯内容あるいは操作性に適合する
ようにすることができ、使用者のニーズに好適する洗濯
機が得られる。しかも、一機種多量生産とすることが可
能で、また生産ライン構成も合理化が簡単で、よって、
生産性の向上を図り得ると共に、コストの低廉化を図る
ことができる。なお、上述した運転プログラムの選択は
スイッチ６ないし１３の特殊操作によるから、通常のス
イッチ入力で運転プログラムが選択されることはなく
て、不用意に運転プログラムが変更されるといった虞は
ない。

【００３１】特に本実施例によれば、選択された運転プ
ログラムを記憶する不揮発性メモリ８５を設ける構成と
したので、洗濯機の電源プラグがコンセントから抜かれ
ても、選択した運転プログラムを記憶しておくことがで
き、再選択の手間を省くことができて便利である。

【００３２】さらに本実施例によれば、パネルベース４
に、選択された運転プログラムの種類を区別するための
ベース側指標部であるＬＥＤ３７ａないし３７ｃを設
け、操作パネル５ａないし５ｃに、これらがいずれの運
転プログラムに対応するものかを判別させるためのパネ
ル側指標部としての表示窓部７０，７４および７５をそ
れぞれ設ける構成としたので、これらＬＥＤ３７ａない
し３７ｃと表示窓部７０，７４および７５とを照合する
ことにより、選択された運転プログラムに対して操作パ
ネルが合致するか否かを判別できて、操作パネルの誤装
着を有効に防止できる。

【００３３】なお、上記運転プログラムの選択は、メー
カー側で予め行なっても良いし、使用者側で行なっても
良い。しかして、運転プログラムの選択をメーカー側で
行なう場合には、それに合致した操作パネルを装着して
おけば、他の操作パネルは必要としない。運転プログラ
ムの選択を使用側で行なう場合には、各運転プログラム
に対応する操作パネルを添付するようにしておけば良
い。また、いわゆるサービスマン側あるいは使用者側に
おいて運転プログラムの変更を行なうような場合には、
必要な操作パネルをその都度販売店等から取り寄せるよ
うにしても良い。従って、操作パネルは洗濯機に全個数
を用意しなくても、必要に応じて設けるようにすれば良
い。

【００３４】

【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。

【００３５】請求項１の発明によれば、運転プログラム
を選択すると共に、その運転プログラムにあった操作パ
ネルを取り付けるのみで、使用者が好む洗濯内容あるい
は操作性に適合するようにすることができ、使用者のニ
ーズに好適する洗濯機が得られる。しかも、一機種多量
生産とすることが可能で、また生産ライン構成も合理化
が簡単で、よって、生産性の向上を図り得ると共に、コ
ストの低廉化を図ることができる。

【００３６】請求項２の発明によれば、選択された運転
プログラムを記憶する不揮発性メモリを設ける構成とし
たので、洗濯機の電源プラグがコンセントから抜かれて
も、選択した運転プログラムを記憶しておくことがで
き、再選択の手間を省くことができて便利である。

【００３７】請求項３の発明によれば、パネルベース
に、選択された運転プログラムの種類を区別するための
ベース側指標部を設け、操作パネルに、これがいずれの
運転プログラムに対応するものかを判別させるためのパ
ネル側指標部を設ける構成としたので、これらベース側
指標部とパネル側指標部とを照合することにより、選択
された運転プログラムに対して操作パネルが合致するか
否かを判別できて、操作パネルの誤装着を防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す電気的構成のブロック
図

【図２】洗濯機の斜視図

【図３】パネルベースの正面図

【図４】操作パネルの正面図

【図５】異なる操作パネルの正面図

【図６】さらに異なる操作パネルの正面図

【図７】制御内容を示すフローチャート

【符号の説明】

１は洗濯機本体、２は上カバー、４はパネルベース、６
ないし１３はスイッチ、１４ないし３６は発光器、３７
ａないし３７ｃはＬＥＤ（ベース側指標部）、５ａない
し５ｃは操作パネル、３９ないし４６はスイッチ機能内
容表示部、４７ないし６９は制御内容表示部、７０は表
示窓部（パネル側指標部）、７１はスイッチ機能内容表
示部、７２および７３は制御内容表示部、７４および７
５は表示窓部（パネル側指標部）、７６は制御回路（運
転パターン変更手段）、８５は不揮発性メモリを示す。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】運転プログラムを複数の運転パターンに
応じて複数有しその各運転プログラムに従ってスイッチ
入力の情報内容を読み替える制御回路と、複数のスイッ
チを有するパネルベースと、前記スイッチの特殊操作に
基づいて運転プログラムを選択する運転パターン変更手
段と、前記パネルベースに設けられ前記選択された運転
プログラムに応じたスイッチ機能内容表示部および制御
内容表示部を有する操作パネルとを備えてなる洗濯機。
【請求項２】運転パターン変更手段により選択された
運転プログラムを記憶する不揮発性メモリを設けたこと
を特徴とする請求項１記載の洗濯機。
【請求項３】パネルベースには、選択された運転プロ
グラムの種類を区別するためのベース側指標部を設け、
操作パネルには、これがいずれの運転プログラムに対応
するものかを判別させるためのパネル側指標部を設けた
ことを特徴とする請求項１記載の洗濯機。