JPH09258669A - 入力装置における案内表示方法及び案内表示装置 - Google Patents

入力装置における案内表示方法及び案内表示装置

Info

Publication number
JPH09258669A
JPH09258669A JP8069858A JP6985896A JPH09258669A JP H09258669 A JPH09258669 A JP H09258669A JP 8069858 A JP8069858 A JP 8069858A JP 6985896 A JP6985896 A JP 6985896A JP H09258669 A JPH09258669 A JP H09258669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
data
display
guide display
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8069858A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Sawai
哲二 澤井
Jun Kitakado
順 北門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8069858A priority Critical patent/JPH09258669A/ja
Publication of JPH09258669A publication Critical patent/JPH09258669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理を実行するためデータ入力が期待される
入力対象部を、利用者に一目で認識させる。 【解決手段】 液晶表示画面2に表示された設定画面A
4には、データを入力するための入力欄32及び設定ボ
タン33が設けられており、これら入力欄32及び設定
ボタン33に対応付けされた各位置には案内表示部34
が設定されている。データ未入力状態にあれば、その項
目の案内表示部34は高速点滅し、前回使用したデータ
が既に入力済み状態にあれば、その項目の案内表示部3
4は低速点滅する。また、データ更新されると案内表示
部32の点滅は停止される。一方、当該処理を実行する
ためのスタートボタン37は、前回使用したデータによ
り必要なデータが一様揃った状態にあれば高速点滅し、
必要なデータがデータ更新により揃ったときには低速点
滅する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデータを入
力するための入力欄や入力ボタンなどの入力対象部を備
えた入力装置において、データを入力すべき入力部がど
れであるかを利用者に知らせる機能を備えた入力装置に
おける案内表示方法及び案内表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパーソナルコンピュータや
ファクシミリ装置等では、所定の処理を実行するために
必要なデータを入力する入力設定画面が用意されてい
る。実行される処理にもよるが入力を要求されるデータ
数が複数に及ぶことも稀ではない。
【0003】入力設定画面に複数の入力欄や入力ボタン
が設定されている場合でも、全ての入力欄にデータを入
力する必要は必ずしもなく、最低限入力する必要がある
入力データが決まっている場合が多い。この場合、慣れ
た者ならどの入力欄にどんな種類のデータを入力すれば
よいかが直ぐに分かることでも、不慣れな者にとって
は、一つ一つ順番に確認しながら入力操作するより仕方
がない。
【0004】例えば入力データ数が複数ある場合に、各
入力欄を順番に点滅させて利用者にその入力欄へのデー
タの入力を促すシーケンサ機能を備えた入力装置が知ら
れている。
【0005】また、入力設定画面に設けられたメッセー
ジ欄上でのメッセージにより、利用者にデータ入力可能
な入力欄や入力すべきデータの種類を知らせる機能を備
えた入力装置も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シーケンサ機
能によりデータ入力すべき入力欄を利用者に教える入力
装置によると、入力の必要がない入力欄も順番に点滅表
示されるため、例えば複数の入力欄のうち1箇所にデー
タを入力すればよいときでも、各入力欄にカーソルを順
番に移動させる操作をしなければならなかった。特に、
順番の最後の方に所望する入力欄があるときには、1つ
のデータ入力のために全ての入力欄にカーソルを順番に
移動させる操作をしなければならず、入力操作に手間が
かかるという問題があった。
【0007】また、メッセージ欄上のメッセージによ
り、入力欄や入力するデータの種類を教える機能を備え
た入力装置によると、入力欄をメッセージで教えられる
ものの、一目でデータ入力してよい入力欄を識別するこ
とができないため、入力設定画面上でメッセージにより
教えられた入力欄を探す必要があった。そのため、入力
欄が多数ある場合には、その入力欄を探し出すだけも手
間であった。
【0008】また、所定の処理を実行させようとして表
示させた入力設定画面には、通常、前回に使用したデー
タがそのまま各入力欄に表示されるようになっている場
合が多い。この場合、同じデータをそのまま使用できる
入力欄については、データを更新する必要はない。デー
タの更新が必要であれば、データを更新することになる
が、データを更新しても利用者はデータを更新したこと
を、自分の記憶やその更新したデータの表示内容からし
か知るすべがないため、更新したつもりで誤ってそのま
ま処理を実行させたり、更新忘れを防止するため該当す
る入力欄の表示内容を何度も確認しなければならない不
便さがあった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その第1の目的は、処理を実行する
ためデータ入力が期待される入力対象部を、利用者に一
目で認識させることができる入力装置における案内表示
方法及び案内表示装置を提供することにある。また、第
2の目的は、データ入力済みの入力対象部と、データ未
入力の入力対象部を一目で識別できるような案内表示を
することにある。さらに第3の目的は、データ更新され
た入力対象部を一目で識別できるようにすることにあ
る。第4の目的は、所定処理を実行するための実行操作
部を操作してよい状態に、必要なデータが全て入力済み
であるかどうかを一目で確認できるようにすることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め請求項1に記載の発明では、データの入力を受け付け
可能な入力対象部を視覚的に知らしめるために該入力対
象部に対応付けられた案内表示部を所定の表示態様で表
示させるようにした。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の入力装置における案内表示方法において、データの
入力を受付可能な入力対象部に対応付けられた前記案内
表示部の表示態様は点滅である。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の入力装置における案内表示方法において、前記案内
表示部の表示態様は所定色の点灯である。請求項4に記
載の発明では、請求項1に記載の入力装置における案内
表示方法において、入力対象部が予めデータ入力済みの
状態であるときには該入力対象部に対応付けられた前記
案内表示部を第1の表示態様で表示し、入力対象部がデ
ータ未入力状態であるときには該入力対象部に対応付け
られた前記案内表示部を第2の表示態様で表示するよう
にした。
【0013】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の入力装置における案内表示方法において、前記第1
の表示態様と前記第2の表示態様は点滅速度の違いであ
る。請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5の
いずれか一項に記載の入力装置における案内表示方法に
おいて、所定の処理を実行するために必要なデータが全
て入力された状態にあれば、当該処理を実行させるため
の実行操作部に対応付けられた第2の案内表示部を所定
の表示態様で表示させるようにした。
【0014】請求項7に記載の発明では、データを入力
するための複数の入力対象部を備えた入力部を備えた入
力装置において、前記入力部には前記各入力対象部に対
応付けた位置に案内表示部が設けられ、データの入力を
受け付け可能な前記入力対象部に対応付けられた前記案
内表示部を、所定の表示態様で案内表示させる表示制御
手段を備えている。
【0015】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の入力装置における案内表示装置において、前記表示
制御手段は、データの入力を受け付け可能な入力対象部
に対応付けられた前記案内表示部を、点滅表示させる点
滅制御手段を備えている。
【0016】請求項9に記載の発明では、請求項7に記
載の入力装置における案内表示装置において、前記表示
制御手段は、データの入力を受け付け可能な入力対象部
に対応付けられた前記案内表示部を、所定色で点灯表示
させる点灯色制御手段を備えている。
【0017】請求項10に記載の発明では、請求項7に
記載の入力装置における案内表示装置において、前記表
示制御手段は、入力対象部が予めデータ入力済みの状態
であることを知らせる第1の表示態様と、入力対象部が
データ未入力状態であることを知らせる第2の表示態様
とに、前記案内表示部の表示態様を対応する入力対象部
におけるデータ入力状態に応じて表示制御する第2の表
示制御手段を備えている。
【0018】請求項11に記載の発明では、請求項10
に記載の入力装置における案内表示装置において、前記
第2の表示制御手段は、前記入力対象部におけるデータ
入力状態の違いに応じて前記案内表示部の点滅速度を変
化させるように設定されている。
【0019】請求項12に記載の発明では、請求項7〜
請求項11のいずれか一項に記載の入力装置における案
内表示装置において、所定の処理を実行するために操作
するための実行操作部と、当該所定の処理を実行するた
めに必要なデータが全て入力されたか否かを判断するた
めの判断手段と、該判断手段により必要なデータが全て
入力されたと判断されると、前記実行操作部に対応付け
られた第2の案内表示部を所定の表示態様で表示させる
第3の表示制御手段を備えている。
【0020】請求項13に記載の発明では、情報端末装
置は、請求項7〜請求項12のいずれか一項に記載の前
記案内表示装置を備えている。請求項1に記載の発明に
よれば、入力装置において、データの入力を受け付け可
能な(入力が期待されている)入力対象部であれば、そ
の旨を視覚的に知らしめるようにその入力対象部に対応
付けられた案内表示部が所定の表示態様で表示される。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、データの
入力を受付可能な入力対象部であれば、その旨を視覚的
に知らしめるようようにその入力対象部に対応付けられ
た案内表示部が点滅する。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、データの
入力を受付可能な入力対象部であれば、その旨を視覚的
に知らしめるようようにその入力対象部に対応付けられ
た案内表示部が所定色で点灯する。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、入力対象
部が予めデータ入力済みの状態であれば、その入力対象
部に対応付けられた案内表示部は第1の表示態様で表示
され、入力対象部がデータ未入力状態であれば、その入
力対象部に対応付けられた案内表示部は第2の表示態様
で表示される。
【0024】請求項5に記載の発明によれば、入力対象
部が予めデータ入力済みの状態であるときと、入力対象
部がデータ未入力状態であるときとでは、その入力対象
部に対応付けられた案内表示部の点滅速度が異なる。そ
のため、その違いが一目で認識される。
【0025】請求項6に記載の発明によれば、所定の処
理を実行するために必要なデータが全て入力された状態
にあれば、当該処理を実行させるための実行操作部に対
応付けられた第2の案内表示部が所定の表示態様で表示
される。
【0026】請求項7に記載の発明によれば、入力装置
の入力部において、データの入力を受け付け可能な入力
対象部であれば、その入力対象部に対応付けられた位置
に設けられた案内表示部が、表示制御手段により所定の
表示態様で案内表示される。
【0027】請求項8に記載の発明によれば、データの
入力を受け付け可能な入力対象部であれば、その入力対
象部に対応付けられた位置に設けられた案内表示部が、
表示制御手段に備えられた点滅制御手段により点滅表示
される。
【0028】請求項9に記載の発明によれば、データの
入力を受け付け可能な入力対象部であれば、その入力対
象部に対応付けられた位置に設けられた案内表示部が、
表示制御手段に備えられた点灯色制御手段により所定色
で点灯される。
【0029】請求項10に記載の発明によれば、表示制
御手段に備えられた第2の表示制御手段により、入力対
象部が予めデータ入力済みの状態であれば、その入力対
象部に対応付けられた案内表示部が第1の表示態様で表
示され、入力対象部がデータ未入力状態であれば、その
入力対象部に対応付けられた案内表示部が第2の表示態
様で表示される。
【0030】請求項11に記載の発明によれば、第2の
表示制御手段により、入力対象部におけるデータ入力状
態の違いに応じて案内表示部の点滅速度が変化する。つ
まり、入力対象部におけるデータ入力状態の違いが、案
内表示部の点滅速度の違いから一目で認識される。
【0031】請求項12に記載の発明によれば、所定の
処理を実行するために必要なデータが全て入力されてい
ると判断手段により判断されると、第3の表示制御手段
により、所定の処理を実行するための実行操作部に対応
付けられた第2の案内表示部が所定の表示態様で表示さ
れる。
【0032】請求項13に記載の発明によれば、情報端
末装置において、請求項7〜請求項12のいずれか一項
に記載の作用が得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図14に従って説明する。図1に示すよう
に、入力装置及び情報端末装置としてのPHS(パーソ
ナル・ハンディフォン・システム)方式の携帯電話1
は、そのボディ1aの上面に入力部としての液晶表示画
面2が設けられている。液晶表示画面2はタッチパネル
3を備えた表示制御手段を構成する液晶表示装置(LC
D)4(いずれも図3に示す)に装備されている。液晶
表示画面2上に電話番号等の各種操作ボタンが表示され
るようになっており、操作ボタンを押すことで各種入力
操作が可能となっている。
【0034】図1に示す初期画面では、電話番号をダイ
ヤルするためのダイヤルボタン5、オンボタン6、オフ
ボタン7、電話モード選択ボタン8、FAX・通信モー
ド選択ボタン9、メモ選択ボタン10、縦横切換ボタン
11、FAX内容表示ボタン12等の他、各種ボタン1
3が表示されるようになっている。また、ボディ1aに
はアンテナ14や受話器15が装備されている。
【0035】ボディ1aにはファクシミリ装置(図示せ
ず)と接続可能な外部入力端子16が設けられており、
ファクシミリ装置から外部入力端子16を介して読み取
った画像データをFAX送信したり、FAX受信した画
像データを外部入力端子16を介して印刷等の外部出力
が可能となっている。
【0036】また、図2に示すペン17を使用すること
で、メモ選択ボタン10を操作したときの手書き入力モ
ードにおいて、液晶表示画面2に設定されたメモ画面1
8上に文字や絵等を手書き入力することが可能となって
いる。手書き入力データもFAX送信することが可能と
なっている。また、縦横切換ボタン11を操作すること
により、液晶表示画面2の表示の向きを、図1に示す縦
画面と図6に示す横画面との間で切り換え可能となって
いる。
【0037】図3はこの携帯電話1の電気構成ブロック
図を示す。表示制御手段、第2の表示制御手段及び第3
の表示制御手段を構成するとともに判断手段としての中
央処理装置(以下、CPUという)21は、入力制御部
22、メモリ23、表示制御手段、第2の表示制御手段
及び第3の表示制御手段を構成するとともに点滅制御手
段としての点滅制御回路24、ROM(リードオンリメ
モリ)25、コーデック26及び符号メモリ27に接続
されている。
【0038】入力制御部22は、液晶表示画面2上の各
種操作ボタン5〜13等を操作した操作信号(入力信
号)をCPU2へ転送制御する。メモリ23は、外部入
力端子16を介して携帯電話1に入力されたFAX送信
用のデータや、FAX受信したデータを所定のテキスト
データやイメージデータに変換したデータ、さらにペン
17を用いて手書き入力されたデータを記憶する。メモ
リ23から一旦読み出された表示メモリ28内のデータ
が表示制御手段を構成するLCDコントローラ29を介
してLCD4の液晶表示画面2に表示されるようになっ
ている。また、液晶表示画面2に表示される各種設定画
面上で入力された各種データもメモリ23に記憶される
ようになっている。
【0039】コーデック26は、外部入力端子16又は
メモリ23から転送されたデータをFAX送信用の符号
信号に変換する符号化処理と、受信した符号信号を画像
データ等のメモリ23に記憶可能な所定形式のデータに
変換する処理をする。
【0040】符号メモリ27は、コーデック26により
符号化された符号信号や、受信した符号信号を一時記憶
する。送信時には送信相手先との接続が確認されると、
符号メモリ27に記憶された符号信号がFAXモデム3
0及び通信制御部31を介してアンテナ14から電波と
して発信される。また、相手先から受信した電波は通信
制御部31にて符号信号に変換されてFAXモデム30
を介して符号メモリ27に一時記憶されるようになって
いる。
【0041】ROM25には、プログラムデータが記憶
されており、液晶表示画面2に表示される各種設定画面
(例えば図1,図2の初期画面A1、図7のFAX内容
確認画面A2、図8のFAX・PC通信選択画面A3、
図9,図11〜図13のFAX送信条件設定画面A4、
図10(a)のクイックデータ一覧画面A5、図10
(b)のダイヤル入力画面A6、図14のPC通信設定
画面A7等)を表示させるためのデータが記憶されてい
る。
【0042】本実施形態では、図9等のFAX送信条件
設定画面A4には、FAX送信するために必要となる送
信先及び書類名のデータを入力する入力対象部としての
入力欄32、送付状の有無を設定するための入力対象部
としての設定ボタン33が用意されている。各入力欄3
2及び設定ボタン33に対応付けられた位置には案内表
示部34が設定されている。また、図14のPC通信設
定画面A7にも同様の入力対象部としての入力部35
a、入力対象部としての入力欄35b及び案内表示部3
6が用意されている。
【0043】点滅制御回路24は、液晶表示画面2に表
示された各種設定画面における案内表示部34,36、
実行操作部及び第2の案内表示部としてのスタートボタ
ン37(図9等に示す)及び接続ボタン38(図14に
示す)を点滅させるようにLCDコントローラ29に対
して点滅制御をする。点滅制御回路24はROM25に
記憶されたプログラムデータに基づいて所定の条件を満
たした時にCPU21により点滅制御のための指令を受
けるようになっている。
【0044】本実施形態では、必ず入力しなければなら
ない入力欄32,35b等にはその案内表示部34,3
6の点滅速度を高速に点滅されるようになっている。ま
た、前回使用されたデータがそのまま消されずに残って
いる場合などのように、一様は送信等の処理を実行する
ことが可能で何らかのデータが入力済みであるときに
は、案内表示部34,36の点滅速度が低速とされるよ
うに設定されている。
【0045】また、FAX送信を開始させるためのスタ
ートボタン37(図9に示す)及び接続ボタン38(図
14に示す)も点滅表示されるようになっており、前回
使用されたデータ等、何らかのデータが必要な項目の全
てに入力されているときには低速点滅され、利用者にこ
の状態からでも送信(又は接続)を開始できる状態であ
ることを知らせるようにしている。また、送信(又は接
続)時に欠かせない入力データが一つでも入力されてい
ないときには、スタートボタン37又は接続ボタン38
を高速点滅させて、データの入力を利用者に促すように
している。これらの案内表示部34,36、スタートボ
タン37及び接続ボタン38の点滅制御は、ROM25
に記憶された図4及び図5にフローチャートで示す案内
表示制御処理ルーチンに従ってCPU21が実行するよ
うになっている。
【0046】次に、この携帯電話1に装備された案内表
示装置の作用を説明する。本実施形態では、メモ選択ボ
タン10を操作して液晶表示画面2に表示させたメモ画
面18上にペン17を用いて手書き入力した文章や地図
等のデータをFAX送信することができる。また、外部
入力端子16を介してファクシミリ装置から携帯電話1
に原稿等の画像データを取り込むこともできる。これら
のデータはメモリ23に記憶される。
【0047】この携帯電話1では、縦横切換ボタン11
を操作することで液晶表示画面2の画面の向きが縦横間
で切り換わる。例えば図1の初期画面A1で縦横切換ボ
タン11を操作すると、図6の示す横画面の初期画面A
1に切り換わる。以下、図6の初期画面A1からFAX
送信する際の操作手順を説明する。
【0048】まずFAX送信内容を確認する。FAX内
容表示ボタン12を操作すると、液晶表示画面2が初期
画面A1から図7に示すFAX内容確認画面A2に切り
換わり、表示部39内にFAX内容が表示される。スク
ロール操作部40,41をペン17で操作することで表
示部39内の表示内容がスクロールする。
【0049】FAX送信内容を確認した後、FAX・通
信モード選択ボタン9を操作すると、液晶表示画面2上
に図8に示すようにFAX・PC通信選択画面A3が上
書き表示される。この画面A3にはFAXボタン42と
PC通信ボタン43とが設定されており、FAX送信す
るのでFAXボタン42を選択操作する。すると、液晶
表示画面2には図9に示すFAX送信条件設定画面A4
が表示される。
【0050】この画面A4において利用者はFAX送信
するために必要な各種設定条件を入力する。この画面A
4には、送信先及び書類名を入力するための入力欄3
2、送付状の有無を入力指定するための設定ボタン3
3、FAX内容を縮小表示するFAX内容表示欄44、
送信先データの入力を援助するクイックボタン45及び
ダイヤルボタン46、FAX送信を開始させるためのス
タートボタン37及びFAX送信を停止させるための停
止ボタン47が用意されている。
【0051】本実施形態では、各入力欄32や設定ボタ
ン33に対応付けて設定された案内表示部34及びスタ
ートボタン37を適宜に点滅表示させることで、利用者
に入力を案内する。以下、CPU21により実行される
図4及び図5のフローチャートで示す案内表示制御処理
ルーチンに従って点滅案内制御処理について説明する。
なお、各種設定画面において、入力要求データ個数Nが
予め設定されており、例えばこの画面A4ではN=3に
設定されている。また、項目(データ種)毎に番号i
(i=1,2,…,N)が設定されている。
【0052】まず図9に示すように、入力欄32及び設
定ボタン33がデータ未入力状態で初期表示されたとき
の案内表示処理について説明する。ステップ1(以下、
ステップをSと記す)において、番号iが初期設定され
る。S2において、番号i=1に対応する送信先のデー
タが入力済みであるか否かを判断し、データ未入力であ
るのでS4へ移行して「送信先」の案内表示部34を高
速点滅させる。
【0053】次のS5では、番号i=Nであるか否か、
すなわち全てのデータ種について案内表示部34の初期
表示制御を完了したか否かを判断する。番号i=1であ
るので、S6に移行して番号i=i+1と設定した後に
S2に復帰する。以下、順番に番号i=2,…,Nにつ
いて、S2〜S6の処理を繰り返し実行する。その結
果、全ての項目(「書類名」,「送付状の有無」も)に
ついてデータ未入力状態であるので、3個の案内表示部
34は全て高速点滅する(図9の状態)。そして、S5
において番号i=NとなるためS7に進む。
【0054】S7では、全ての項目にデータが入力済み
であるか否かを判断する。全ての項目がデータ未入力状
態にあるので、S9に移行してスタートボタン37を消
灯状態とする(図9の状態)。このとき、スタートボタ
ン37は押されても機能しないようになっている。
【0055】従って、画面A4の初期状態においてデー
タ未入力状態であれば、3個の案内表示部34が全て高
速点滅し、スタートボタン37が消灯した状態となる。
案内表示部34が全て高速点滅していることから、全て
の項目にデータ入力する必要があることが一目で認識さ
れ、利用者は各項目にデータを順次入力する。
【0056】次のS10では、スタートボタン37が押
されたか否かを判断する。スタートボタン37が押され
なければ、S11に進み、データ入力されたか否かを判
断する。データ入力がなければS10に戻り、スタート
ボタン37が押されるか又はデータ入力されるまでS1
0,S11の処理を繰り返して待機する。
【0057】ここで、データ入力は次のように行われ
る。送信先データを入力するときは、クイックボタン4
5又はダイヤルボタン46を利用する。クイックボタン
45を操作すると、図10(a)に示すクイックデータ
一覧画面A5が表示される。この画面A5は予めFAX
番号が登録された登録者名簿となっており、登録者名が
表示された送信先ボタン48を図10(a)に示すよう
にペン17で選択操作することで、図11に示すよう
に、選択した登録者名が入力欄32に表示され、同時に
その登録者のFAX番号がデータ入力される。
【0058】また、ダイヤルボタン46を操作すると、
図10(b)に示すダイヤル入力画面A6が表示され
る。この画面A6ではダイヤルボタン49を操作して送
信先のFAX番号をデータ入力する。ダイヤル入力を終
えると復帰ボタン50を押すことで、図11の画面A4
に復帰し、送信先の入力欄32には登録者名の替わりに
入力したFAX番号が表示される。
【0059】また、書類名の入力欄32には予め作成し
た書類名を一覧表示させ、その中から該当する書類名を
選択する。書類名には送信条件設定時の現在時刻を自動
で入力させる設定をすることも可能である。また、送付
状については、「有・無」の設定ボタン33のいずれか
を選択指定する。
【0060】このデータ入力作業過程で、S11におい
て、データ入力されたことを判断すると、S12に進
み、データ入力された項目の案内表示部34の点滅を停
止させる。例えば送信先データが入力されると、図11
に示すように送信先の案内表示部34の点滅が停止され
る。こうしてデータ入力を完了した項目を一目で確認で
きる。
【0061】S13では、全ての項目についてデータ更
新(未入力状態からのデータ入力も含む)されたか否か
を判断する。全ての項目についてデータ入力されていな
ければS10に戻る。そして、各項目にデータが順次入
力されると(S11)、S12において、データ入力さ
れた項目の案内表示部34の点滅が順次停止される。
【0062】こうしてS13で、全ての項目にデータ入
力されたと判断されると、S14に移行してスタートボ
タン37を低速点滅させる。スタートボタン37が低速
点滅していることから、全ての項目についてデータ更新
したことを一目で認識できる。また、低速点滅している
スタートボタン37を見れば、送信開始可能状態となっ
たことも一目で確認でき、利用者はスタートボタン37
を押してFAX送信を開始させる。
【0063】すなわちS10において、スタートボタン
37が押されたことを判断すると、S15に進み、スタ
ートボタン37が点滅状態であるか(つまり、全ての項
目がデータ入力済みであるか)否かを判断し、点滅状態
にあればS16に進んでFAX送信処理を実行する。な
お、スタートボタン37を誤って点滅状態にないときに
押した場合には、S15からS17に進んでエラーメッ
セージを情報欄51(図12等に示す)に表示させる。
【0064】次に、FAX送信条件設定画面A4が前回
使用したデータが既に入力済みの状態で初期表示された
ときの案内表示制御処理について説明する。例えば図1
3に示すように前回使用したデータが既に各項目に入力
済みで初期表示された場合、S2において、データ入力
済みであると判断されるため、S3に進み、案内表示部
34を低速点滅させる。この処理が番号i=1,2,
…,Nについて実行され、データ入力済み状態にある全
ての項目に関する案内表示部34が低速で点滅される。
【0065】そして、S5において番号i=Nであると
判断されると、次のS7では全ての項目にデータ入力済
みであると判断されるため、S8に進む。そして、S8
においてスタートボタン37を高速点滅させる。
【0066】案内表示部34が低速で点滅していること
を見て、データを変更する必要があれば必要に応じてデ
ータ更新すればよい状態であることが一目で認識でき
る。また、高速点滅しているスタートボタン37を見れ
ば、このままのデータでよければこのまま送信開始して
よいことが一目で認識できる。
【0067】前回入力済みのデータのままでは都合が悪
いときには、利用者は必要に応じてデータの変更(更
新)をする。S11において、更新のためデータが入力
されたことが判断されると、S12においてデータ入力
された項目の案内表示部34の点滅が停止される。こう
してデータ更新した項目とデータ更新前の項目を一目で
確認できる。また、データ更新したかどうか心配になっ
たときも、該当する項目の案内表示部34の点滅が停止
しているかを確認すればよく、そのデータ内容までいち
いち確認しなくて済む。
【0068】また、全ての項目についてデータ更新した
場合は、S13の判断処理でS14に移行し、スタート
ボタン37の点滅速度が高速点滅から低速点滅に切り換
えられる。そのため、スタートボタン37の点滅変化を
見れば、データを更新し忘れた項目が無いことを一目で
確認できる。よって、不注意による送信ミスが極力防止
される。
【0069】また、この携帯電話1ではパソコン通信も
可能であり、図8に示すFAX・PC通信選択画面A3
において、PC通信ボタン43を選択すると、図14に
示すPC通信設定画面A7が表示される。この画面A7
においてもCPU21による案内表示制御処理ルーチン
が実行される。図14に示すように、画面A7には、P
C通信のサービス会社(プロバイダ)を指定する入力部
35a,接続先をデータ入力するための入力欄35bが
設定されており、入力部35a及び入力欄35bに対応
付けられた位置には案内表示部36がそれぞれ設定され
ている。また、接続ボタン38及び中止ボタン52が設
定されている。
【0070】前回使用したデータが入力済みの状態で画
面A7が初期表示されたときには、各案内表示部36は
低速点滅し、接続ボタン38が高速点滅する(図14の
状態)。接続先のデータを更新すると、接続先の入力欄
35bに対応する案内表示部36の点滅が中止される。
また、画面A7が初期表示されたときに例えば接続先の
データが未入力状態であれば、それに対応する案内表示
部36が高速で点滅するとともに、接続ボタン38が消
灯状態とされる。そのため、FAX通信時と同様に、デ
ータ入力状態の識別やデータ更新状態の識別、接続可能
状態にあるかどうかの確認などを一目で行うことができ
る。
【0071】なお、FAX送信処理の実行は次のように
行われる。スタートボタン37が押されると、メモリ2
3に記憶されたデータがコーデックに転送されて符号信
号に変換されて符号メモリ27に一時記憶される。通信
制御部31でFAX送信先との接続が確認されると、符
号メモリ27に記憶された符号信号がFAXモデム30
及び通信制御部31を介してアンテナ14から発信され
る。また、PC通信送信時のデータも専用モデムを介し
てアンテナ14から発信される。
【0072】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下に列記する効果が得られる。 (a)入力欄32,35b、設定ボタン33及び入力部
35a等の各入力対象部に対応付けた位置に案内表示部
34,36を設け、データ入力が可能な入力対象先につ
いては、その案内表示部34を点滅させるようにしたの
で、一目でデータ入力すべき項目先を認知することがで
きる。そのため、データ入力欄等の入力対象部が複数あ
る場合にも、データ入力すべきかどうかの判断を迷わず
に済み、データ入力操作が不慣れな者にとっても容易と
することができる。
【0073】(b)前回使用したデータなど予め入力さ
れたデータがあればその入力欄32,35b,設定ボタ
ン33及び入力部35aなどの入力対象部に対応付けら
れた案内表示部34,36を低速点滅させ、データ未入
力状態であればその入力対象部に対応付けられた案内表
示部34,36を高速点滅させるようにした。そのた
め、必要に応じてデータ更新をすればよい入力欄32,
35b等であるか、必ずデータ入力する必要がある入力
欄32,35b等であるかを一目で識別できる。前回使
用したデータを更新せずにそのまま送信して間違った相
手先にデータ送信してしまう過ちの発生を低減できる。
【0074】(c)データ更新(未入力からのデータ入
力も含む)した入力欄32,35b等についてはその案
内表示部34,36の点滅を停止させるようにしたの
で、一目でデータの更新を終えたかどうかを識別するこ
とができる。
【0075】(d)前回使用したデータ等、何らかのデ
ータが送信処理の実行に必要なデータが全て入力済み状
態にあれば、スタートボタン37や接続ボタン38を点
滅させるようにしたので、スタートボタン37や接続ボ
タン38を見れば送信可能状態にあるかどうかを一目で
確認できる。
【0076】(e)送信処理の実行に必要なデータが一
つでも不足していれば、スタートボタン37や接続ボタ
ン38が消灯状態とされる構成としたので、スタートボ
タン37や接続ボタン38の点灯状態を見ることから
も、データが不足していることを認識できる。
【0077】(f)入力欄32,35b等自体を点滅表
示させるなどの構成も考えられるが、入力欄32,35
b自体を点滅させると、入力中のデータが見え難いう
え、点滅エリアが広くなり返って目ざわりとなる。しか
し、本実施形態では、入力欄32,35bの端部に適当
な大きさに設けた案内表示部32,34を点滅させるよ
うにしたので、そのような不都合が起こる心配がない。
また、案内表示部32,34のデザインを統一したの
で、各画面において案内表示部32,34であることが
直ぐに認識される。
【0078】(g)シーケンサ機能による案内表示装置
によると、各入力項目を順番に追っていく必要があった
が、本実施形態の案内表示装置によれば、多数の入力項
目のうち最後の方の1つだけをデータ入力(更新)する
場合にも、他の入力項目を通らずにその入力項目に直接
データ入力することができるため、無駄な操作を省くこ
とができる。
【0079】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、以下のように実施してもよい。 (1)前記実施形態更では、案内表示部34,36を点
滅させることで視覚に訴えるようにしたが、例えば図1
5に示すように、点滅制御回路24の代わりに、表示制
御手段、第2の表示制御手段及び第3の表示制御手段を
構成するとともに点灯色制御手段としての配色制御回路
53を設け、カラー液晶表示画面において案内表示部の
色を変えることで視覚に訴えるようにした構成としても
よい。この構成によれば、案内表示部の色の違いから、
データ入力状態の識別やデータ更新状態の識別、送信
(又は接続)可能状態にあるかどうかの確認などを一目
で行うことができる。
【0080】(2)案内表示部の表示態様は、点灯色と
点滅との組み合わせであってもよい。例えば、入力が許
容される項目の案内表示部を点滅させることで入力対象
部を一目で分かるようにし、初期表示時におけるデータ
入力済み・データ未入力の区別を点滅色の違いで識別で
きるようにした構成としてもよい。
【0081】(3)点滅させる入力対象部をメニューで
利用者が選択できるようにしてもよい。この構成によれ
ば、よく更新するデータ項目だけを選択しておけば、案
内表示の紛らわしさをなくすことができる。
【0082】(4)実行操作部の第2の表示態様で表示
される条件をメニューで利用者が選択できるようにして
もよい。更新される頻度が極めて少ない項目について
は、データ更新されなくても、メニューで指定された項
目がデータ更新されれば、スタートボタン37の点滅速
度を低速にする構成としてもよい。例えば、図14のP
C通信設定画面A7において、PC通信のサービス会社
は多くは固定されているため、接続先がデータ更新され
れば接続ボタン38を低速点滅させるように設定すれば
よい。この構成によれば、実行操作部に対応付けられた
案内表示部の案内表示を有効に活用できる。
【0083】(5)複数の入力項目のうち一つでも更新
されれば、実行操作部の案内表示部を第2の表示態様で
表示させる構成としてもよい。例えば図5のS13にお
ける判断処理において、1つでもデータ更新された項目
があれば、S14においてスタートボタンを低速点滅さ
せるようにすればよい。
【0084】(6)入力対象部と案内表示部とは同一の
ものであってもよい。例えば入力対象部としての入力ボ
タンを点滅したり、所定色で点灯させるなどして、他の
ものと一目で違いが確認できるようにすればよい。ま
た、入力欄を点滅させたり、所定色で表示してもよい。
もちろん、反転表示させてもよい。
【0085】(7)入力対象部の表示形式は前記実施形
態に限定されない。入力欄や入力ボタン以外の入力表示
形式であってもよい。 (8)入力装置に設けられた入力対象部は液晶画面上に
表示されるものに限定されない。例えば操作パネルに設
けられたデータ入力操作をするためのボタンやスイッチ
であっても構わない。この場合、案内表示部はその入力
対象部の近傍に設けたり、入力対象部と一体的に設けて
もよい。
【0086】(9)本発明は携帯電話1の入力設定画面
の適用に限定されない。ファクシミリ装置、パーソナル
コンピュータやワードプロセッサ等の入力装置に本発明
を適用してもよい。これらの入力装置に適用した場合で
も、前記実施形態で述べた同様の効果を得ることができ
る。
【0087】前記実施形態から把握され、特許請求の範
囲に記載されていない発明を、その効果とともに以下に
記載する。 (イ)請求項4又は請求項10において、前記第1の表
示態様と前記第2の表示態様は、表示色の違いである。
この構成によっても、予めデータ入力された状態にある
入力対象部と、データ未入力状態の入力対象部とを、案
内表示部の表示色の違いから一目で識別することができ
る。
【0088】(ロ)請求項12において、入力対象部の
データが全て更新されたときに、前記実行操作部に対応
付けられた案内表示部を第3の表示態様で表示させる第
3の表示制御手段が設けられている。この構成によれ
ば、入力対象部のデータが全て更新されたときには、第
3の表示制御手段により、実行操作部が第3の表示態様
で表示されるため、実行操作部の表示態様を見れば、入
力対象部のデータが全て更新されたことを一目で認知で
きる。
【0089】(ハ)前記(ロ)において、入力対象部を
選択する選択手段を備え、前記第3の表示制御手段は、
選択手段により選択設定された入力対象部が全てデータ
更新されたときに、前記実行操作部を第3の表示態様で
表示させる。この構成によれば、選択手段により選択設
定された入力対象部を全てデータ更新したかどうかを、
実行操作部に対応する案内表示部の表示態様から一目で
確認できる。
【0090】(ニ)請求項1〜請求項13及び前記
(イ)〜(ハ)のいずれか一項において、前記入力対象
部と前記案内表示部とは同一物である。この構成によれ
ば、入力対象部と案内表示部とが同一物であることか
ら、余分なスペースをとらず案内表示部を設けられ、入
力装置の入力部の省スペースに貢献する。
【0091】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び請求項
7に記載の発明によれば、データの入力を受け付け可能
な入力対象部を視覚的に知らしめるために該入力対象部
に対応付けられた案内表示部を所定の表示態様で表示さ
せるようにしたので、データの入力が期待されている入
力対象部を一目で確認できる。
【0092】請求項2及び請求項8に記載の発明によれ
ば、データの入力を受付可能な入力対象部に対応付けら
れた案内表示部を点滅させるようにしたので、視覚的に
注意を引くことができ、データの入力が期待されている
入力対象部を一目で確認できる。
【0093】請求項3及び請求項9に記載の発明によれ
ば、データの入力を受付可能な入力対象部に対応付けら
れた案内表示部を所定色で点灯させるようにしたので、
色の違いにより視覚的に注意を引くことができ、データ
の入力が期待されている入力対象部を一目で確認でき
る。
【0094】請求項4及び請求項10に記載の発明によ
れば、予めデータ入力済みの入力対象部に対応付けられ
た案内表示部を第1の表示態様で表示し、データ未入力
状態の入力対象部に対応付けられた案内表示部を第2の
表示態様で表示するようにしたので、予め入力された例
えば前回使用したデータが入力された状態にある入力対
象部と、データ未入力状態の入力対象部とを、一目で識
別することができる。
【0095】請求項5及び請求項11に記載の発明によ
れば、予めデータ入力済みのときと、データ未入力状態
であるときとでは、入力対象部に対応付けられた案内表
示部の点滅速度が異なるようにしたため、その違いを一
目で識別できる。
【0096】請求項6及び請求項12に記載の発明によ
れば、所定の処理を実行するために必要なデータが全て
入力された状態にあれば、その処理を実行させるための
実行操作部に対応付けられた第2の案内表示部を所定の
表示態様で表示させるようにしたので、処理を実行可能
な状態にあるかどうかを実行操作部の表示態様を見るこ
とで一目で確認できる。
【0097】請求項13に記載の発明によれば、情報端
末装置は、請求項7〜請求項12のいずれか一項に記載
の案内表示装置を備えるので、請求項7〜請求項12の
いずれか一項に記載の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の携帯電話の初期画面表示状態の平
面図。
【図2】携帯電話のメモ画面表示状態の平面図。
【図3】携帯電話の電気構成を示すブロック図。
【図4】案内表示制御処理ルーチンのフローチャート
図。
【図5】同じくフローチャート図。
【図6】横向き初期画面の模式図。
【図7】FAX内容確認画面の模式図。
【図8】FAX・PC通信選択画面が表示された画面模
式図。
【図9】FAX送信条件設定画面の模式図。
【図10】(a)はクイックデータ一覧画面、(b)は
ダイヤル画面の模式図。
【図11】FAX送信条件設定画面の模式図。
【図12】FAX送信条件設定画面の模式図。
【図13】FAX送信条件設定画面の模式図。
【図14】PC通信設定画面の模式図。
【図15】別例の携帯電話の電気構成の一部を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1…入力装置及び情報端末装置としての携帯電話、2…
入力部としての液晶表示画面、4…表示制御手段を構成
する液晶表示装置、21…表示制御手段、第2の表示制
御手段及び第3の表示制御手段を構成するとともに判断
手段としてのCPU、24…表示制御手段、第2の表示
制御手段及び第3の表示制御手段を構成するとともに点
滅制御手段としての点滅制御回路、29…表示制御手段
を構成するLCDコントローラ、32,35b…入力対
象部としての入力欄、33…入力対象部としての設定ボ
タン、34,36…案内表示部、35a…入力対象部と
しての入力部、37…実行操作部及び第2の案内表示部
としてのスタートボタン、38…実行操作部及び第2の
案内表示部としての接続ボタン、53…表示制御手段、
第2の表示制御手段及び第3の表示制御手段を構成する
とともに点灯色制御手段としての配色制御回路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの入力を受け付け可能な入力対象
    部(32,33,35a,35b)を視覚的に知らしめ
    るために該入力対象部(32,33,35a,35b)
    に対応付けられた案内表示部(34,36)を所定の表
    示態様で表示させるようにした入力装置における案内表
    示方法。
  2. 【請求項2】 データの入力を受付可能な入力対象部
    (32,33,35a,35b)に対応付けられた前記
    案内表示部(34,36)の表示態様は点滅である請求
    項1に記載の入力装置における案内表示方法。
  3. 【請求項3】 前記案内表示部(34,36)の表示態
    様は所定色の点灯である請求項1に記載の入力装置にお
    ける案内表示方法。
  4. 【請求項4】 入力対象部(32,33,35a,35
    b)が予めデータ入力済みの状態であるときには該入力
    対象部(32,33,35a,35b)に対応付けられ
    た前記案内表示部(34,36)を第1の表示態様で表
    示し、入力対象部がデータ未入力状態であるときには該
    入力対象部(32,33,35a,35b)に対応付け
    られた前記案内表示部(34,36)を第2の表示態様
    で表示するようにした請求項1に記載の入力装置におけ
    る案内表示方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の表示態様と前記第2の表示態
    様は点滅速度の違いである請求項4に記載の入力装置に
    おける案内表示方法。
  6. 【請求項6】 所定の処理を実行するために必要なデー
    タが全て入力された状態にあれば、当該処理を実行させ
    るための実行操作部(37,38)に対応付けられた第
    2の案内表示部(37,38)を所定の表示態様で表示
    させるようにした請求項1〜請求項5のいずれか一項に
    記載の入力装置における案内表示方法。
  7. 【請求項7】 データを入力するための複数の入力対象
    部(32,33,35a,35b)を備えた入力部
    (2)を備えた入力装置において、 前記入力部(2)には前記各入力対象部(32,33,
    35a,35b)に対応付けた位置に案内表示部(3
    4,36)が設けられ、データの入力を受け付け可能な
    前記入力対象部(32,33,35a,35b)に対応
    付けられた前記案内表示部(34,36)を、所定の表
    示態様で案内表示させる表示制御手段(4,21,2
    4,29,53)を備えている入力装置における案内表
    示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段(4,21,24,2
    9,53)は、データの入力を受け付け可能な入力対象
    部(32,33,35a,35b)に対応付けられた前
    記案内表示部(34,36)を、点滅表示させる点滅制
    御手段(24)を備えている請求項7に記載の入力装置
    における案内表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段(4,21,24,2
    9,53)は、データの入力を受け付け可能な入力対象
    部(32,33,35a,35b)に対応付けられた前
    記案内表示部(34,36)を、所定色で点灯表示させ
    る点灯色制御手段(53)を備えている請求項7に記載
    の入力装置における案内表示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段(4,21,24,
    29,53)は、入力対象部(32,33,35a,3
    5b)が予めデータ入力済みの状態であることを知らせ
    る第1の表示態様と、入力対象部(32,33,35
    a,35b)がデータ未入力状態であることを知らせる
    第2の表示態様とに、前記案内表示部(34,36)の
    表示態様を対応する入力対象部(32,33,35a,
    35b)におけるデータ入力状態に応じて表示制御する
    第2の表示制御手段(21,24,53)を備えている
    請求項7に記載の入力装置における案内表示装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の表示制御手段(21,2
    4,53)は、前記入力対象部(32,33,35a,
    35b)におけるデータ入力状態の違いに応じて前記案
    内表示部(34,36)の点滅速度を変化させるように
    設定されている請求項10に記載の入力装置における案
    内表示装置。
  12. 【請求項12】 所定の処理を実行するために操作する
    ための実行操作部(37,38)と、当該所定の処理を
    実行するために必要なデータが全て入力されたか否かを
    判断するための判断手段(21)と、該判断手段(2
    1)により必要なデータが全て入力されたと判断される
    と、前記実行操作部(37,38)に対応付けられた第
    2の案内表示部(37,38)を所定の表示態様で表示
    させる第3の表示制御手段(21,24,53)を備え
    ている請求項7〜請求項11のいずれか一項に記載の入
    力装置における案内表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項7〜請求項12のいずれか一項
    に記載の前記案内表示装置を備えた情報端末装置。
JP8069858A 1996-03-26 1996-03-26 入力装置における案内表示方法及び案内表示装置 Pending JPH09258669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8069858A JPH09258669A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 入力装置における案内表示方法及び案内表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8069858A JPH09258669A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 入力装置における案内表示方法及び案内表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09258669A true JPH09258669A (ja) 1997-10-03

Family

ID=13414935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8069858A Pending JPH09258669A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 入力装置における案内表示方法及び案内表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09258669A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007013789A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Brother Ind Ltd 多機能装置及び多機能装置用表示プログラム
JP2007233541A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Sumitomo Mitsui Banking Corp 入力データ存在通知装置、方法およびプログラム
US7391405B2 (en) 2000-12-20 2008-06-24 Lg. Philips Lcd Co., Ltd. Method and apparatus for driving liquid crystal display
US7593516B2 (en) 2004-10-07 2009-09-22 Panasonic Corporation Electronic apparatus
JP2012138121A (ja) * 2012-04-13 2012-07-19 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
JP2014071727A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Pfu Ltd 帳票入出力装置、帳票入出力方法、および、プログラム
JP2014158947A (ja) * 2014-04-18 2014-09-04 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 画像診断装置
JP2014225305A (ja) * 2014-09-11 2014-12-04 カシオ計算機株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2016186798A (ja) * 2016-06-08 2016-10-27 カシオ計算機株式会社 携帯端末及びプログラム
JP2017123097A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置およびそれを備えた画像形成装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391405B2 (en) 2000-12-20 2008-06-24 Lg. Philips Lcd Co., Ltd. Method and apparatus for driving liquid crystal display
US7593516B2 (en) 2004-10-07 2009-09-22 Panasonic Corporation Electronic apparatus
US8649027B2 (en) 2005-07-01 2014-02-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Multifunction apparatus and non-transitory computer readable medium with a display program recorded thereon for multifunction apparatus
JP4701878B2 (ja) * 2005-07-01 2011-06-15 ブラザー工業株式会社 多機能装置及び多機能装置用表示プログラム
JP2007013789A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Brother Ind Ltd 多機能装置及び多機能装置用表示プログラム
JP2007233541A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Sumitomo Mitsui Banking Corp 入力データ存在通知装置、方法およびプログラム
JP2012138121A (ja) * 2012-04-13 2012-07-19 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
JP2014071727A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Pfu Ltd 帳票入出力装置、帳票入出力方法、および、プログラム
US9791995B2 (en) 2012-09-28 2017-10-17 Pfu Limited Form input/output apparatus, form input/output method, and program
JP2014158947A (ja) * 2014-04-18 2014-09-04 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 画像診断装置
JP2014225305A (ja) * 2014-09-11 2014-12-04 カシオ計算機株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2017123097A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示入力装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2016186798A (ja) * 2016-06-08 2016-10-27 カシオ計算機株式会社 携帯端末及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7196676B2 (en) Information terminal and information terminal control method
US7403977B2 (en) Mobile phone having hinting capabilities for operation function selection
JP4120249B2 (ja) 携帯端末装置
JP2005339017A (ja) 電子機器
JP2001069223A (ja) 通信装置
JPH09258669A (ja) 入力装置における案内表示方法及び案内表示装置
JPH1023117A (ja) 携帯電話装置
JP3354549B2 (ja) 携帯電話装置
KR100584136B1 (ko) 이동통신단말기의 단축키 설정장치
JP5418713B1 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JPH09282318A (ja) 情報処理装置
JPH08314620A (ja) 表示装置
JP3401240B2 (ja) データ処理装置
JP5673781B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JPH09149105A (ja) 移動電話装置
JP2006005695A (ja) 携帯端末装置
JP2009098795A (ja) キー入力装置および携帯情報機器
JPS6166459A (ja) タツチパネル付電話機
JP2006235659A (ja) 表示システムおよび表示言語設定方法
KR100565038B1 (ko) 키패드 구동장치
JP4037738B2 (ja) ナビゲーションシステム、端末装置及び電話帳データベース登録方法
JPH01193794A (ja) 電子機器
JP2001042816A (ja) 液晶表示サイズ切り換え装置
JPH01209864A (ja) 電子機器
JP2705260B2 (ja) 端末装置