JPH0937791A - 光学活性フェニルグリシッド酸エステル類の製法 - Google Patents

光学活性フェニルグリシッド酸エステル類の製法

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JPH0937791A
JPH0937791A JP19653195A JP19653195A JPH0937791A JP H0937791 A JPH0937791 A JP H0937791A JP 19653195 A JP19653195 A JP 19653195A JP 19653195 A JP19653195 A JP 19653195A JP H0937791 A JPH0937791 A JP H0937791A
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ring
compound
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methoxyphenyl
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Application number
JP19653195A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Furui
正勝 古井
Hirofumi Higaki
洋文 檜垣
Katsuhiko Nakamichi
勝彦 中道
Hiroyasu Seko
洋康 世古
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ラセミ型トランス−3−(4−メトキシフェニ
ル)グリシッド酸エステルから簡便に(2S,3R)−
3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステルを
得る方法を提供する。 【解決手段】 一般式〔I〕 【化21】 (但し、Rはエステル残基を表す。)で示されるラセミ
型トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド
酸エステルを、(2R,3S)体エステルを立体選択的
に加水分解する能力を有する微生物の培養物またはその
処理物の存在下で不斉加水分解に付した後、残存する対
掌体エステルを分離、採取することにより(2S,3
R)−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エス
テルを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬化合物の合成
中間体として有用な(2S,3R)−3−(4−メトキ
シフェニル)グリシッド酸エステル類の新規製法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】(2S,3R)−3−(4−メトキシフ
ェニル)グリシッド酸エステルは、各種医薬品例えば血
小板凝集抑制剤として有用な(2R,3S)−1,5−
ベンゾチアゼピン誘導体の合成中間体として重要な化合
物である(特公昭47−813号、特開昭59−225
174号、特開昭60−202871号、特開昭60−
13776号、特開昭61−145174号、特開平3
−272691号等)。
【0003】従来、(2S,3R)−3−(4−メトキ
シフェニル)グリシッド酸エステルの製法として、トラ
ンス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸メチ
ルエステルのラセミ体を加水分解して対応するラセミ型
カルボン酸とし、このカルボン酸を光学活性アミン類で
光学分割した後エステル化して(2S,3R)−3−
(4−メトキシフェニル)グリシッド酸メチルエステル
を得る方法は知られている〔特開昭60−13775
号、特開昭60−13776号〕。また、ラセミ型トラ
ンス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸メチ
ルエステルを、(2S,3R)−異性体をエステル交換
する酵素を用いて立体選択的にエステル交換して未反応
の(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)グリ
シッド酸メチルエステルを得るさい、副生物として、
(2S,3R)−3−(4−メトキシフェニル)グリシ
ッド酸のブチルエステル、プロピルエステル等が生成す
ることも知られている(特開平4−228095号、特
開平6−78790号)。
【0004】しかしながら、一旦ラセミ型カルボン酸と
してからこれを光学活性アミンで光学分割する方法は工
程数が多く、また(2S,3R)−3−(4−メトキシ
フェニル)グリシッド酸メチルエステルが純度の低い油
状物としてしか得られないという難点があった。また、
酵素を用いた立体選択的エステル交換においては、エス
テル交換を受けずにそのままメチルエステルのまま残存
する(2R,3S)−異性体も、エステル交換を受けた
(2S,3R)−異性体もともにエステル化合物である
うえ、(2S,3R)−異性体の側がより結晶性の低い
n−プロピルエステル、n−ブチルエステル等となって
いることから、両者の混合物から(2S,3R)−異性
体を効率よくかつ高純度で分離、採取することは困難で
ある。
【0005】一方、ラセミ型トランス−3−フェニルグ
リシッド酸エステル中の一方の光学異性体を立体選択的
に加水分解する微生物あるいは酵素に関しては、フェニ
ル基の4位にメトキシ基が置換したラセミ型トランス−
3−フェニルグリシッド酸メチルエステル中の(2S,
3R)−異性体を選択的に加水分解するもの〔特開平2
−109995号、特開平3−15398号、特表平4
−501360号〕、及びフェニル基の4位にメチル基
が置換したラセミ型トランス−3−フェニルグリシッド
酸メチルエステル中の(2R,3S)−異性体を選択的
に加水分解するもの(特開平3−175995号)は知
られている。
【0006】しかしながら、フェニル基の4位にメトキ
シ基が置換したラセミ型トランス−3−フェニルグリシ
ッド酸エステルの、(2R,3S)−異性体の側を高い
選択性でもって加水分解する微生物あるいは酵素は知ら
れていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ラセミ型ト
ランス−3−フェニルグリシッド酸エステルから、簡便
に高純度の(2S,3R)−異性体を得る方法を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、ラセミ型トランス−3−(4−メトキシ
フェニル)グリシッド酸エステル中の(2R,3S)−
異性体を選択的に加水分解する微生物を見いだし、本発
明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明によれば、一般式〔I〕
【0010】
【化18】
【0011】(但し、Rはエステル残基を表す。)で示
されるラセミ型トランス−3−(4−メトキシフェニ
ル)グリシッド酸エステルを、(2R,3S)−3−
(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステルを立体
選択的に加水分解する能力を有する微生物の培養物又は
その処理物の存在下で不斉加水分解に付した後、残存す
る一般式〔II〕
【0012】
【化19】
【0013】(但し、Rは前記と同一意味を有する。)
で示される対掌体を分離採取することにより、(2S,
3R)−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エ
ステルを製造することができる。
【0014】一般式〔I〕においてRで表されるエステ
ル残基としては、低級アルキル基、例えばメチル基、エ
チル基等、とりわけメチル基が好ましい。
【0015】本発明において、原料化合物であるラセミ
型トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド
酸エステルとしては、(2R,3S)−異性体及び(2
S,3R)−異性体を等量含むものだけでなく、これら
光学活性体を任意の比率で共に含むものであってもよ
い。
【0016】本発明に使用される微生物としては、ラセ
ミ型トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッ
ド酸エステル中の(2R,3S)−異性体を選択的に加
水分解する能力を有するものであればよい。かかる微生
物としては、例えば、アクロモバクター(Achrom
obacter)属、アグロバクテリウム(Agrob
acterium)属、ブレビバクテリウム(Brev
ibacterium)属、コリネバクテリウム(Co
rynebacterium)属、クレブジーラ(Kl
ebsiella)属、ミクロコッカス(Microc
occus)属、シュードモナス(Psuedomon
as)属、サルシナ(Sarcina)属、アースロバ
クター(Arthrobacter)属、ミクロバクテ
リウム(Microbacterium)属又はエンテ
ロバクター(Enterobacter)属に属する細
菌、キャンジダ(Candida)属、スポロボロマイ
セス(Sporobolomyces)属又はハンセヌ
ラ(Hansenula)属に属する酵母、ストレプト
マイセス(Streptomyces)属に属する放線
菌、等があげられる。かかる微生物の具体的例としては
アクロモバクターブチリ(Achromobacter
butyri)OUT 8004(FERM P−6
979)、アグロバクテリウム ラジオバクター(Ag
robacterium radiobacter)I
FO12665、シュードモナスアエルギノーザ(Ps
uedomonas aeruginosa)IFO3
446、シュードモナス サッカロフィラ(Psued
omonas saccharophila)IAM1
504、ミクロコッカス ユリエ(Micrococc
us ureae)IAM1010(FERM BP−
2996)、ブレビバクテリウム ヘルボラム(Bre
vibacterium helvolum)IAM1
637、サルシナ スブフラバ(Sarcina su
bflava)AHU1485、アースロバクター エ
スピー(Arthrobactersp.)ATCC2
1375,コリネバクテリウム ムリセプチカム(Co
rynebacteriumu muriseputi
cum)ATCC21374、ミクロバクテリウム エ
スピー(Microbacterium sp.)AT
CC21376、エンテロバクター クロアーセ N
o.459(Enterobacter cloaca
e No.459)FERM P−14981、クレブ
ジーラ ニューモニア(Klebsiella pne
umoniae)IFO3317、キャンジダ ギリエ
ルモンディ(Candida guilliermon
dii)IFO0566、スポロボロマイセス エスピ
ー(Sporobolomyces sp.)、ハンセ
ヌラ グルコザイマ(Hansenula gluco
zyma)IFO1472、ストレプトマイセス カボ
レンシス(Streptomyces cavoure
nsis)MCRL0493等があげられる。
【0017】本発明に使用される好ましい微生物として
は、アクロモバクター属、アグロバクテリウム属、ブレ
ビバクテリウム属、コリネバクテリウム属、クレブジー
ラ属、ミクロコッカス属、シュードモナス属、アースロ
バクター属、ミクロバクテリウム属、エンテロバクター
属、キャンジダ属又はハンセヌラ属に属する微生物があ
げられる。
【0018】より好ましい微生物としては、アクロモバ
クター属、ブレビバクテリウム属、アースロバクター
属、ミクロバクテリウム属、エンテロバクター属に属す
る微生物、とりわけ、アクロモバクター属、エンテロバ
クター属に属する微生物があげられる。
【0019】本発明に使用される微生物は、新たに土
壌、食品、動物など自然界から分離した野性株であって
もよく、また、例えば紫外線照射や変異剤処理など人偽
的処理により得られる変異株であってもよいし、さらに
はこれら微生物から組み換えDNA、細胞融合などの遺
伝子工学、生物工学的手法により誘導されるものであっ
てもよい。
【0020】本発明に使用される微生物の培養物又はそ
の処理物としては、ラセミ型トランス−3−(4−メト
キシフェニル)グリシッド酸エステルより、(2R,3
S)−3−(4−メトシキフェニル)グリシッド酸エス
テルを立体選択的に加水分解するものであればいかなる
ものであってもよく、例えば培養物としては培養液、生
菌体などがあげられ、その処理物としては、例えば洗浄
菌体、乾燥菌体、培養上清、菌体破砕物、菌体自己消化
物、菌体抽出物、或いはこれらから常法により得られる
部分精製又は精製酵素などがあげられる。
【0021】微生物の培養は、微生物の種類に応じ、当
該微生物を通常この分野において用いうる培地、例え
ば、慣用の炭素源、窒素源、および無機塩類含有培地を
用い、常温ないし加温下(好ましくは20〜40℃)か
つ好気的条件下、pH約5〜8で実施すればよい。ま
た、培養に際して、培地にラセミ型3−(4−メトキシ
フェニル)グリシッド酸エステル類を約0.001%以
上、とりわけ0.1〜1%程度添加して酵素活性をあげ
ることもできる。
【0022】生菌体および培養上清は、上記のように微
生物を培養して得た培養液などから遠心分離、ろ過など
の操作により得られる。洗浄菌体は、生菌体を生理食塩
水などで洗浄して得られ、乾燥菌体は、生菌体や洗浄菌
体などを凍結乾燥、アセトン乾燥処理することなどによ
り得られる。また、菌体破砕物は生菌体や洗浄菌体など
を種々の物理化学的方法、例えば、超音波、フレンチプ
レス、浸透圧、凍結融解、アルミナ破壊、溶菌酵素、界
面活性剤又は有機溶媒などで処理して得られる。菌体抽
出物は、例えば、菌体破砕物からろ過又は遠心分離等に
より固形物を除去して得られる。部分精製又は精製酵素
は、例えば、菌体破砕物、培養液上清等の画分から、硫
安分画、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過クロ
マトグラフィー等の常法により分画し、(2R,3S)
−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステル
類を選択的に分解する能力を指標として精製することに
よって、これら酵素の部分精製又は精製物を取得でき
る。
【0023】これら微生物の培養物又はその処理物は、
そのまま使用してもよいが、さらにポリアクリルアミド
法、含硫多糖ゲル法(カラギーナンゲル法等)、アルギ
ン酸ゲル法、寒天ゲル法等により固定化した後使用する
こともできる。
【0024】不斉加水分解の反応溶媒としては、反応に
悪影響を及ぼさない溶媒又はそれらの混合物を用いるこ
とができ、水のみもしくは水−水混和性溶媒の混合物を
用いた均一系であっても、或いは、水−水非混和性溶媒
もしくは水−水混和性溶媒−水非混和性溶媒の混合物を
用いた二相系であってもよい。しかしながら、原料化合
物であるトランス−3−(4−メトキシフェニル)グリ
シッド酸エステルは一般に、水への溶解性が悪く水非混
和性溶媒への溶解性が良いので、原料化合物の溶解性の
点から、水−水非混和性溶媒の二相系或いは水−水混和
性溶媒−水非混和性溶媒の二相系、とりわけ水−水非混
和性溶媒の二相系で、反応を実施することが好ましい。
【0025】なお、本明細書において、水混和性溶媒と
は、実質的に水と均一に混和し均一系を形成する溶媒
を、また、水非混和性溶媒とは、実質的に水と均一に混
和せず二相系を形成する溶媒をいう。水混和性溶媒の例
としては、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、t−ブチルアルコール
の如きアルコール系溶媒、メチルエチルケトン、メチル
イソプロピルケトンの如きケトン系溶媒等があげられ
る。水非混和性溶媒の例としては、例えばベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クロロベンゼンの如き芳香族系溶
媒、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメタン、トリ
クロロエチレンの如きハロゲン化炭化水素系溶媒、酢酸
エチル、酢酸ブチルの如きエステル系溶媒、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテルの如きエーテル系溶媒
等、とりわけトルエンをあげることができる。水−水非
混和性溶媒の二相系の好ましい例としては、例えば、水
−トルエンの二相系をあげることができる。
【0026】不斉加水分解の基質となる原料化合物のラ
セミ型エステルの仕込み濃度は、反応を均一系で実施す
る場合は、通常、反応溶媒に対し0.05〜20%w/
v、とりわけ1〜15%w/vとするのが、また、反応
を二相系で実施する場合は、通常、水層に対し0.15
〜60%w/v、とりわけ3%〜45%w/vとするの
が、好ましい。
【0027】不斉加水分解は常温ないしは加温下、好ま
しくは25℃〜35℃で好適に進行する。また反応に際
しては、反応液のpH(反応を二相系で実施する場合に
おいては水層のpH)が、6〜8となるよう調節するの
が好ましい。
【0028】微生物の菌体として生菌体を用いる場合、
反応液中に界面活性剤を添加しておけば反応時間の短縮
や光学活性3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸
エステル類の収量増加をはかることもできる。この目的
に用いられる界面活性剤の例としては臭化セチルピリジ
ニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、ポリエチ
レングリコール、ラウリル硫酸アンモニウム等があげら
れ、反応液に対し、0.0001〜0.1%程度使用す
るのが好ましい。
【0029】不斉加水分解終了後における反応液からの
(2S,3R)−3−(4−メトキシフェニル)グリシ
ッド酸エステルの分離採取は、極めて簡便に実施するこ
とができ、例えば、不斉加水分解を水−水非混和性溶媒
の二相系で行った場合には、反応液から水非混和性溶媒
層を分取することにより、また、不斉加水分解を水ある
いは水−水混和性溶媒の混液を用いた均一系で行った場
合には、反応液を水非混和性の抽出溶媒で抽出すること
により、目的とする(2S,3R)−3−(4−メトキ
シフェニル)グリシッド酸エステルの溶液を得ることが
できる。得られた目的物含有溶液は、その使用目的に応
じ溶液のまま、あるいは溶媒を留去してから合成中間体
としての用途に供してもよいが、溶媒留去後、さらに所
望により適当な溶媒(例えばイソプロピルアルコール
等)から目的物を晶析させれば、より光学純度の高い
(2S,3R)−3−(4−メトキシフェニル)グリシ
ッド酸エステルを得ることができる。
【0030】本発明の方法により得られた(2S,3
R)−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エス
テルは公知の方法により、(2R,3R)−1,5−ベ
ンゾチアゼピン誘導体に誘導することができる。例え
ば、次式に示す如く、 i)(2S,3R)−3−(4−メトキシフェニル)グ
リシッド酸エステル〔II〕を一般式〔III〕で示さ
れるニトロチオフェノール誘導体と反応させた後ニトロ
基を還元するか、又は一般式〔IV〕で示されるアミノ
チオフェノール誘導体と反応させて、一般式〔VI〕で
示される(2R,3R)−3−(2−アミノフェニルチ
オ)−3−フェニル−2−ヒドロキシプロピオン酸エス
テル類化合物を製造し、必要であれば加水分解した後、
分子内閉環するか;又は、 ii) (2S,3R)−3−(4−メトキシフェニ
ル)グリシッド酸エステルを一般式〔III〕で示され
るニトロチオフェノール誘導体と反応後、加水分解して
一般式〔VIII〕で示される(2R,3R)−3−
(2−ニトロフェニルチオ)−3−フェニル−2−ヒド
ロキシプロピオン酸類化合物とし、この化合物のニトロ
基を還元して、一般式〔VII〕で示される(2R,3
R)−3−(2−アミノフェニルチオ)−3−フェニル
−2−ヒドロキシプロピオン酸類化合物を製造し、次い
で分子内閉環する;ことにより、一般式〔IX〕で示さ
れる(2R,3S)−2−フェニル−3−ヒドロキシ−
1,5−ベンゾチアゼピン誘導体とし、この化合物を、
任意の順序で、5位窒素原子をジメチルアミノエチル化
し、3位に置換した水酸基をアセチル化して、一般式
〔X〕で示される(2R,3R)−1,5−ベンゾチア
ゼピン誘導体又はその薬理的に許容しうる塩を製造する
ことができる。
【0031】
【化20】
【0032】(但し、R及び環Aは前記と同一意味を有
する。) なお、微生物の培養物又はその処理物が、ラセミ型トラ
ンス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エス
テル中の(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニ
ル)グリシッド酸エステルを立体選択的に加水分解する
能力を有するか否かの検定は、前述の不斉加水分解の操
作に準じて、例えば以下のように容易に実施できる。す
なわち、検定すべき微生物又はその処理物をpH8.0
に調整した1Mリン酸緩衝液に懸濁し、この懸濁液を、
ラセミ型トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリ
シッド酸エステルのトルエン溶液に加え、30°Cにて
24時間振とう後、トルエン層を光学活性カラム(例え
ばダイセル化学工業製キラルセルOD0.46X15.
25cm)を用いた高速液体クロマトグラフィーにて分
析してトランス−3−(4−メトキシフェニル)グリシ
ッド酸エステルの(2R,3S)異性体と(2S,3
R)異性体の含有量を測定し、(2R,3S)異性体の
含有量が(2S,3R)異性体よりも少ないものを、
(2R,3S)−3−(4−メトキシフェニル)グリシ
ッド酸エステルを選択的に加水分解する能力を有すると
判定する。
【0033】
【発明の実施の形態】
【0034】
【実施例】
実施例1 グルコース0.5%、ペプトン1.0%、酵母エキス
1.25%、肉エキス1.0%、塩化ナトリウム0.5
%、ツイーン80 0.5%、カラリン102(三洋化
成工業製) 0.03%からなる培地50ml(pH
7.0)を500ml容振盪フラスコに入れ、120℃
で10分間滅菌した。この培地に下記第1表に示す菌株
を一白金耳植菌し30℃で21時間培養した。上記培養
液10mlより遠心分離により集めた菌体を、生理食塩
水に懸濁洗浄後さらに遠心分離により集菌した。この菌
体を1Mリン酸緩衝液(pH8.0)20mlに懸濁
し、0.2M CaCl2 水溶液0.2mlを加え調製
した菌体懸濁液を,ラセミ型トランス−3−(4−メト
キシフェニル)グリシッド酸メチルエステル1gを含む
トルエン溶液20mlに添加し、30℃にて24時間不
斉加水分解反応させた。反応後、トルエン層を分取し、
トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸
メチルエステルの(2S,3R)異性体と(2R,3
S)異性体それぞれの含量を測定した。結果は第1表の
通りである。
【0035】なお、上記光学異性体の定量はダイセル化
学工業(株)製のキラルセルOD0.46φ×15.2
5cmを用い、高速液体クロマトグラフィーにより行っ
た。(以下同様)
【0036】
【表1】
【0037】実施例2 グリセリン2.0%、ペプトン1.0%、リン酸二水素
カリウム0.3%、リン酸水素二カリウム0.7%、硫
酸アンモニウム0.1%、硫酸マグネシウム0.01
%、ツイーン80 0.5%、カラリン102(三洋化
成工業製) 0.03%からなる培地50ml(pH
7.0)を500ml容振盪フラスコに入れ、120℃
で10分間滅菌した。この培地に下記第2表に示す菌株
を一白金耳植菌し30℃で48時間培養し、上記培養液
45mlより実施例1と同様にして菌体を集菌した。こ
の菌体を1Mリン酸緩衝液(pH8.0)10mlに懸
濁し、0.2M CaCl2 水溶液0.1mlを加えた
後、ラセミ型トランス−3−(4−メトキシフェニル)
グリシッド酸メチルエステル2mmolを含むトルエン
50mlに添加し、30℃にて72時間不斉加水分解反
応させた。反応後、トルエン層を分取し、トランス−3
−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸メチルエステ
ルの(2S,3R)異性体と(2R,3S)異性体それ
ぞれの含量を測定した。結果は第2表の通りである。
【0038】
【表2】
【0039】実施例3 グリセリン2.0%、ペプトン2.0%、リン酸二水素
カリウム0.3%、リン酸水素二カリウム0.7%、硫
酸アンモニウム0.1%、硫酸マグネシウム0.01
%、ツイーン80 0.5%、カラリン102(三洋化
成工業製) 0.03%からなる培地50ml(pH
7.0)にシュードモナス アエルギノーサIFO 3
446を接種し、30℃、48時間培養した。上記培養
液1700mlから遠心分離により得た培養上清を濃縮
し粗酵素液200mlを取得した。
【0040】この粗酵素液に1Mリン酸緩衝液(pH
8.0)100mlを加えた後にこれを10gのラセミ
型トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド
酸メチルエステルを含むトルエン溶液100mlに添加
し、30℃にて5時間不斉加水分解反応させた。反応後
トルエン層を分取し、減圧濃縮して得た濃縮残査にイソ
プロピルアルコール8mlを加え、加温溶解後30℃ま
で徐冷し、同温で晶析を行い(2S,3R)−3−(4
−メトキシフェニル)グリシッド酸メチルエステル0.
3gを得た。
【0041】 〔α〕D 20: + 204.8 (C=1、メタノール) 純度:>99% 光学純度:>99% e.e. 実施例4 実施例2に示した培地にアクロモバクター ブチリ O
UT 8004(FERM P−6979)を接種し、
30℃、24時間培養した。上記培養液16リットルか
ら実施例1記載の方法で得た菌体を2Mリン酸緩衝液
(pH8.0)150mlに懸濁し、0.2M CaC
l2 水溶液3.0mlを加えた後、ラセミ型トランス−
3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸メチルエス
テル100gを含むトルエン1700mlに添加し、3
0℃にて16時間不斉加水分解反応させた。反応後トル
エン層を分取し、減圧濃縮して得た濃縮残査にイソプロ
ピルアルコール250mlを加え、加温溶解後30℃ま
で徐冷し、同温で晶析を行い(2S,3R)−3−(4
−メトキシフェニル)グリシッド酸メチルエステル3
0.4gを得た。
【0042】 〔α〕D 20 : + 205.0 (C=1、メタノール) 純度:>99% 光学純度:>99% e.e.
【0043】
【発明の効果】本発明の方法によると、ラセミ型トラン
ス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステ
ルから(2S,3R)−3−(4−メトキシフェニル)
グリシッド酸エステルを、簡便にしかも高純度で採取す
ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:025) (C12P 41/00 C12R 1:385) (C12P 41/00 C12R 1:38) (C12P 41/00 C12R 1:265) (C12P 41/00 C12R 1:01) (C12P 41/00 C12R 1:13) (C12P 41/00 C12R 1:15) (C12P 41/00 C12R 1:22) (C12P 41/00 C12R 1:78) (C12P 41/00 C12R 1:645) (C12P 41/00 C12R 1:72) (C12P 41/00 C12R 1:465)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕 【化1】 (式中、Rはエステル残基を表す。)で示されるラセミ
    型トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリシッド
    酸エステルを、(2R,3S)−3−(4−メトキシフ
    ェニル)グリシッド酸エステルを立体選択的に加水分解
    する能力を有する微生物の培養物又はその処理物の存在
    下で不斉加水分解に付した後、残存する一般式〔II〕 【化2】 (但し、Rは前記と同一意味を有する。)で示される対
    掌体を分離、採取することを特徴とする(2S,3R)
    −3−(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステル
    の製法。
  2. 【請求項2】Rが低級アルキル基である請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】Rがメチル基である請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】微生物がアクロモバクター(Achrom
    obacter)属、アグロバクテリウム(Agrob
    acterium)属、ブレビバクテリウム(Brev
    ibacterium)属、コリネバクテリウム(Co
    rynebacterium)属、クレブジーラ(Kl
    ebsiella)属、ミクロコッカス(Microc
    occus)属、シュードモナス(Psuedomon
    as)属、サルシナ(Sarcina)属、アースロバ
    クター(Arthrobacter)属、ミクロバクテ
    リウム属(Microbacterium)、エンテロ
    バクター(Enterobacter)属、キャンジダ
    (Candida)属、スポロボロマイセス(Spor
    o bolomyces)属、ハンセヌラ(Hanse
    nula)属又はストレプトマイセス 属に属する微生
    物である請求項1、2又は3記載の方法。
  5. 【請求項5】微生物がアクロモバクター(Achrom
    obacter)属、アグロバクテリウム(Agrob
    acterium)属、ブレビバクテリウム(Brev
    ibacterium)属、コリネバクテリウム(Co
    rynebacterium)属、クレブジーラ(Kl
    ebsiella)属、ミクロコッカス(Microc
    occus)属、シュードモナス(Psuedomon
    as)属、アースロバクター(Arthrobacte
    r)属、ミクロバクテリウム(Microbacter
    ium)属、エンテロバクター(Enterobact
    er)属、キャンジダ(Candida)属又はハンセ
    ヌラ(Hansenula)属に属する微生物である請
    求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】微生物がアクロモバクター(Achrom
    obacter)属に属する微生物である請求項4記載
    の方法。
  7. 【請求項7】微生物がエンテロバクター(Entero
    bacter)属に属する微生物である請求項4記載の
    方法。
  8. 【請求項8】不斉加水分解を、水と水非混和性溶媒との
    二相系で実施する請求項1、2、3、4、5、6又は7
    記載の方法。
  9. 【請求項9】培養物又はその処理物が、部分精製もしく
    は精製したエステラーゼ又はリパーゼである請求項1、
    2、3、4、5、6、7又は8記載の方法。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9のいずれかの方法で得られる(2S,3R)−3
    −(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステルを用
    い、従来既知の方法により、一般式〔X〕 【化3】 (但し、環Aは置換又は非置換ベンゼン環を表す。)で
    示される(2R,3R)−1,5−ベンゾチアゼピン誘
    導体又はその薬理的に許容しうる塩を製造する方法。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9のいずれかの方法で得られる(2S,3R)−3
    −(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステルを一
    般式〔III〕 【化4】 (但し、環Aは置換又は非置換ベンゼン環を表す。)で
    示されるニトロチオフェノール誘導体と反応させた後ニ
    トロ基を還元するか、又は一般式〔IV〕 【化5】 (但し、環Aは前記と同一意味を有する。)で示される
    アミノチオフェノール誘導体と反応させて、一般式〔V
    I〕 【化6】 (但し、Rはエステル残基を表し、環Aは前記と同一意
    味を有する。)で示される(2R,3R)−3−(2−
    アミノフェニルチオ)−3−フェニル−2−ヒドロキシ
    プロピオン酸エステル類化合物を製造し、必要であれば
    加水分解した後、分子内閉環して一般式〔IX〕 【化7】 (但し、R及び環Aは前記と同一意味を有する。)で示
    される(2R,3S)−2−フェニル−3−ヒドロキシ
    −1,5−ベンゾチアゼピン誘導体とし、この化合物
    を、任意の順序で、5位窒素原子をジメチルアミノエチ
    ル化し、3位に置換した水酸基をアセチル化して、一般
    式〔X〕 【化8】 (但し、R及び環Aは前記と同一意味を有する。)で示
    される(2R,3R)−1,5−ベンゾチアゼピン誘導
    体又はその薬理的に許容しうる塩を製造する方法。
  12. 【請求項12】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9のいずれかの方法で得られる(2S,3R)−3
    −(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステルを一
    般式〔III〕 【化9】 (但し、環Aは置換又は非置換ベンゼン環を表す。)で
    示されるニトロチオフェノール誘導体と反応させた後、
    加水分解して一般式〔VIII〕 【化10】 (但し、環Aは前記と同一意味を有する。)で示される
    (2R,3R)−3−(2−ニトロフェニルチオ)−3
    −フェニル−2−ヒドロキシプロピオン酸類化合物と
    し、この化合物のニトロ基を還元して、一般式〔VI
    I〕 【化11】 (但し、環Aは前記と同一意味を有する。)で示される
    (2R,3R)−3−(2−アミノフェニルチオ)−3
    −フェニル−2−ヒドロキシプロピオン酸類化合物を製
    造し、次いで分子内閉環して一般式〔IX〕 【化12】 (但し、環Aは前記と同一意味を有する。)で示される
    (2R,3S)−2−フェニル−3−ヒドロキシ−1,
    5−ベンゾチアゼピン誘導体とし、この化合物を、任意
    の順序で、5位窒素原子をジメチルアミノエチル化し、
    3位に置換した水酸基をアセチル化して、一般式〔X〕 【化13】 (但し、環Aは前記と同一意味を有する。)で示される
    (2R,3R)−1,5−ベンゾチアゼピン誘導体又は
    その薬理的に許容しうる塩を製造する方法。
  13. 【請求項13】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9のいずれかの方法で得られる(2S,3R)−3
    −(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステルを一
    般式〔III〕 【化14】 (但し、環Aは置換又は非置換ベンゼン環を表す。)で
    示されるニトロチオフェノール誘導体と反応させて、一
    般式〔V〕 【化15】 (但し、Rはエステル残基を表し、環Aは前記と同一意
    味を有する。)で示される(2R,3R)−3−(2−
    ニトロフェニルチオ)−3−フェニル−2−ヒドロキシ
    プロピオン酸エステル類化合物を製造する方法。
  14. 【請求項14】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9のいずれかの方法で得られる(2S,3R)−3
    −(4−メトキシフェニル)グリシッド酸エステルを一
    般式〔III〕 【化16】 (但し、環Aは置換又は非置換ベンゼン環を表す。)で
    示されるニトロチオフェノール誘導体と反応後、加水分
    解して一般式〔VIII〕 【化17】 (但し、環Aは前記と同一意味を有する。)で示される
    (2R,3R)−3−(2−ニトロフェニルチオ)−3
    −フェニル−2−ヒドロキシプロピオン酸類化合物又は
    その塩を製造する方法。
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