JPH0936848A - クロック分配装置 - Google Patents

クロック分配装置

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JPH0936848A
JPH0936848A JP7185137A JP18513795A JPH0936848A JP H0936848 A JPH0936848 A JP H0936848A JP 7185137 A JP7185137 A JP 7185137A JP 18513795 A JP18513795 A JP 18513795A JP H0936848 A JPH0936848 A JP H0936848A
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clock distribution
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Kazuhisa Murata
和久 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クロック分配系に冗長構成を持たせた装置にお
いて、クロック分配のケーブルの誤接続を自動的に検出
するクロック分配装置を実現する。 【解決手段】1+1冗長構成を有し、ケーブルによって
クロック及びフレームパルスを分配するクロック分配装
置において、0系又は1系或いは両系毎にフレームパル
スを変調し、その変調した特徴をケーブルから接続され
た分配先の各受信部で検出することによりケーブルの誤
接続を検出してアラームを発生する。誤接続でないとき
には変調する前の状態に戻して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はクロック分配装置に
関し、特に伝送装置等の通信システムにおける、冗長構
成をケーブル接続したクロック分配装置に関するもので
ある。
【0001】近年の伝送装置の高速化、大規模化に伴
い、複数の架から構成される装置が増えて来ている。
【0002】複数の架から構成される装置においては全
ての架が同期したクロックで動作する必要があるため、
架間に渡ってクロックを分配する必要がある。その際、
架間に渡ってクロック分配系の冗長をとろうとすると、
図9に示すような構成となる。
【0003】すなわち、0系クロック及び1系クロック
はそれぞれクロック分配部CD0及びクロック分配部C
D1に与えられ、クロック分配部CD0,CD1では入
力したクロックを図示の例では2系統に分配するため2
つの受信部10,11に対して4本のケーブルKを経由
してクロックが送出される。
【0004】そして、受信部10,11では受信したク
ロックの内の正常なクロックをクロック選択部SELに
送り、クロック選択部SELでは、受信部10,11か
らのクロックの内の最適なものを選択して出力する。
【0005】このように冗長系を構成すると、通常では
1本で済むケーブルが、4本必要となり、必然的に架間
に渡るケーブルの本数が多くなってケーブル誤接続の可
能性が増加する。
【0006】また冗長系であるため、ケーブルを誤って
接続しても装置自体は正常に動作するため、一度間違え
て接続されると異常が生じるまで分からないことが多
く、クロック分配系に冗長を持たす意味がなくなってし
まう。
【0007】このような観点から、ケーブルの誤接続を
確実に検出する必要がある。
【0008】
【従来の技術と課題】従来の装置は規模も小規模であ
り、複数の架によって構成される装置自体が多くはなか
った。従って、装置生産時に一度ケーブル配線を行い、
それ以降はケーブルを配線し直すことはほとんど無かっ
た。そのため、ケーブルにラベルを付け、生産時にチェ
ックを行うことでケーブルの誤接続を防止していた。
【0009】しかしながら、近年の装置は複数の架から
構成されることが多くなって来ており、架間に渡ってク
ロックを分配することが多くなって来ている。
【0010】そのため、装置を運用場所に設置した後に
ケーブルを接続する必要があり、従来のように生産時に
ケーブル配線のチェックをするだけでは誤接続を完全に
防止することは難しく、冗長系の構成が正常に行われて
いるかを判定することが困難となり、装置の信頼性の低
下をもたらすという問題点があった。
【0011】従って本発明は、クロック分配系に冗長構
成を持たせた装置において、クロック分配のケーブルの
誤接続を自動的に検出することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るクロック分配装置では、伝送装置等に
おけるケーブルを伝送されるのはクロックだけではな
く、フレームパルスも含まれるのが普通であることに着
目したものである。
【0013】従って、本発明では、それぞれがクロック
及びフレームパルス(FP)を2N(NはN≧2なる自
然数)個に分配する0系及び1系のクロック分配部と、
両クロック分配部からの該クロック及びフレームパルス
を0系及び1系の対でそれぞれが受信する4N個の受信
部と、両クロック分配部から各受信部へ該クロック及び
フレームパルスを伝送する4N本のケーブルとで構成さ
れたクロック分配装置であることを前提とし、以下に挙
げる種々の解決手段を講じている。
【0014】〔1〕本発明では、各クロック分配部が、
該分配される2N個のフレームパルスを他方のクロック
分配部と異なる0系か1系に設定する送信側設定部と、
該2N個のフレームパルスの極性を該送信側設定部の設
定に応じて全て反転する極性反転部を備え、各受信部
が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、両クロッ
ク分配部からのフレームパルスの極性の正否を該受信側
設定部の設定に基づいて判定する極性判定部と、該極性
判定部の判定結果が誤っていることを示すときにはアラ
ーム信号を発生し正しいことを示すときには該受信側設
定部の設定に基づき該極性を反転させたフレームパルス
のみ元に戻して出力する極性反転部とを備えていること
を特徴としている。
【0015】すなわち、クロックとフレームパルスを送
出する0系/1系のクロック分配部と、クロックとフレ
ームパルスを受信する2N個の受信部と、クロック分配
部と受信部を接続し、クロックとフレームパルスを伝送
する4N本のケーブルから構成される0系/1系の冗長
構成をもつクロック分配装置において、0系/1系のク
ロック分配部に設定によりフレームパルスの極性を反転
する極性反転部を設け、受信部にフレームパルスの極性
を判定する極性判定部を設け、クロック分配部は自分自
身が0系か1系かによってフレームパルスの極性を反転
して受信部にクロックとフレームパルスを送信し、受信
部の極性判定部においてフレームパルスの極性を判定す
ることによって、クロック分配装置の冗長構成が正常に
構成されるようにケーブルが接続されているか否かを判
定する。
【0016】この結果、ケーブル接続が誤っていると判
定されたときには、アラーム信号を発生し、正しいと判
定されたときには、クロック分配部からの反転されたフ
レームパルスのみを受信部の極性反転部で極性反転して
出力する。
【0017】〔2〕本発明では、各クロック分配部が、
該分配先が0系であるか1系であるかによって反転する
か否かを設定する送信側設定部と、該分配先が0系又は
1系のN個のフレームパルスの極性を該送信側設定部の
設定に応じて反転する極性反転部を備え、各受信部が、
0系か1系かを設定する受信側設定部と、両クロック分
配部からのフレームパルスの極性の正否を該受信側設定
部の設定に基づいて判定する極性判定部と、該極性判定
部の判定結果が誤っていることを示すときにはアラーム
信号を発生し正しいことを示すときには該受信側設定部
の設定に基づき該極性を反転させたフレームパルスにつ
いては元に戻し、該極性を反転させていないフレームパ
ルスについてはそのまま出力する極性反転部とを備えて
いることを特徴としている。
【0018】すなわち、0系/1系のクロック分配部に
設定によりフレームパルスの極性を反転する極性反転部
を設け、受信部にフレームパルス極性を判定する極性判
定部を設け、クロック分配部は分配先が0系か1系かに
よってフレームパルスの極性を反転して受信部にクロッ
クとフレームパルスを送信し、受信部においてフレーム
パルスの極性を判定することによって、クロック分配装
置の冗長構成が正常に構成されるようにケーブルが接続
されているかを判定している。
【0019】この結果、ケーブル接続が誤っていると判
定されたときには、アラーム信号を発生し、正しいと判
定されたときには、受信部の極性反転部で、極性を反転
させたフレームパルスについては元に戻し、該極性を反
転させていないフレームパルスについてはそのまま出力
する。
【0020】〔3〕本発明では、各クロック分配部が、
該分配される2N個のフレームパルスを他方のクロック
分配部と異なる0系か1系に設定する送信側設定部と、
該2N個のフレームパルスのパルス幅を該送信側設定部
の設定に応じて全て所定幅に可変するパルス幅可変部を
備え、各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定
部と、両クロック分配部からのフレームパルスのパルス
幅の正否を該受信側設定部の設定に基づいて判定するパ
ルス幅判定部と、該パルス幅判定部の判定結果が誤って
いることを示すときにはアラーム信号を発生し正しいこ
とを示すときには該受信側設定部の設定に基づき該フレ
ームパルスのパルス幅を元に戻して出力するパルス幅可
変部とを備えていることを特徴としている。
【0021】すなわち、0系/1系のクロック分配部
に、設定によりフレームパルスの幅を例えばMビットに
設定するフレームパルス幅可変部を設け、受信部にフレ
ームパルスの幅を判定するフレームパルス幅判定部を設
け、クロック分配部は自分自身が0系か1系かによって
フレームパルスの幅を変えて受信部にクロックとフレー
ムパルスを送信し、受信部においてフレームパルスの幅
を判定することによってクロック分配装置の冗長構成が
正常に構成されるようにケーブルが接続されているか否
かを判定している。
【0022】この結果、ケーブル接続が誤っていると判
定されたときには、アラーム信号を発生し、正しいと判
定されたときには、クロック分配部からのパルス幅が可
変されたフレームパルスのみを受信部のパルス幅可変部
で元のパルス幅に戻して出力する。
【0023】〔4〕本発明では、各クロック分配部が、
該分配先が0系であるか1系であるかによってパルス幅
を所定幅に可変するか否かを設定する送信側設定部と、
該0系又は1系のN個のフレームパルスのパルス幅を該
送信側設定部の設定に応じて所定幅に可変させるパルス
幅可変部を備え、各受信部が、0系か1系かを設定する
受信側設定部と、両クロック分配部からのフレームパル
スのパルス幅の正否を該受信側設定部の設定に基づいて
判定するパルス幅判定部と、該パルス幅判定部の判定結
果が誤っていることを示すときにはアラーム信号を発生
し正しいことを示すときには該受信側設定部の設定に基
づき該パルス幅を可変させたフレームパルスについては
元に戻し、該パルス幅を可変させていないフレームパル
スについてはそのまま出力するパルス幅可変部とを備え
ていることを特徴としている。
【0024】すなわち、0系/1系のクロック分配部
に、設定によりフレームパルスの幅を例えばMビットに
設定するフレームパルス幅可変部を設け、受信部にフレ
ームパルスの幅を判定するフレームパルス幅判定部を設
け、クロック分配部は分配先が0系か1系かによってフ
レームパルスの幅を変えて受信部にクロックとフレーム
パルスを送信し、受信部においてフレームパルスの幅を
判定することによってクロック分配装置の冗長構成が正
常に構成されるようにケーブルが接続されているか否か
を判定している。
【0025】この結果、ケーブル接続が誤っていると判
定されたときには、アラーム信号を発生し、正しいと判
定されたときには、受信部のパルス幅可変部で、パルス
幅を可変させたフレームパルスについてはパルス幅を元
に戻し、該パルス幅を可変させていないフレームパルス
についてはそのまま出力する。
【0026】〔5〕本発明では、各クロック分配部が、
該分配される2N個のフレームパルスを他方のクロック
分配部と異なる0系か1系に設定する送信側設定部と、
該2N個のフレームパルスの周期を該送信側設定部の設
定に応じて全て所定周期に可変するパルス幅可変部を備
え、各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部
と、両クロック分配部からのフレームパルスの周期の正
否を該受信側設定部の設定に基づいて判定するパルス周
期判定部と、該パルス周期判定部の判定結果が誤ってい
ることを示すときにはアラーム信号を発生し正しいこと
を示すときには該受信側設定部の設定に基づき該フレー
ムパルスの周期を元に戻して出力するパルス周期再生部
とを備えていることを特徴としている。
【0027】すなわち、0系/1系のクロック分配部
に、設定によりフレームパルスの周期を例えば1/Mに
するフレームパルス分周部を設け、受信部にフレームパ
ルス周期監視部を設け、クロック分配部は自分自身が0
系か1系かによってフレームパルスの周期を変えて受信
部にクロックとフレームパルスを送信し、受信部におい
てフレームパルスの周期を監視することによってクロッ
ク分配装置の冗長構成が正常に構成されるようにケーブ
ルが接続されているか否かを判定している。
【0028】この結果、ケーブル接続が誤っていると判
定されたときには、アラーム信号を発生し、正しいと判
定されたときには、クロック分配部からのパルス周期が
可変されたフレームパルスのみを受信部のパルス周期再
生部で元のパルス周期に戻して出力する。
【0029】〔6〕本発明では、各クロック分配部が、
該分配先が0系であるか1系であるかによってパルス周
期を所定周期に可変するか否かを設定する送信側設定部
と、該0系又は1系のN個のフレームパルスのパルス周
期を該送信側設定部の設定に応じて所定周期に可変させ
るパルス周期可変部を備え、各受信部が、0系か1系か
を設定する受信側設定部と、両クロック分配部からのフ
レームパルスのパルス周期の正否を該受信側設定部の設
定に基づいて判定するパルス周期判定部と、該パルス周
期判定部の判定結果が誤っていることを示すときにはア
ラーム信号を発生し正しいことを示すときには該受信側
設定部の設定に基づき該パルス周期を可変させたフレー
ムパルスについては元に戻し、該パルス周期を可変させ
ていないフレームパルスについてはそのまま出力するパ
ルス周期再生部とを備えていることを特徴としている。
【0030】すなわち、0系/1系のクロック分配部
に、設定によりフレームパルスの周期を1/Mにするフ
レームパルス分周部を設け、受信部に及びフレームパル
ス周期監視部を設け、クロック分配部は分配先が0系か
1系かによってフレームパルスの周期を変えて受信部に
クロックとフレームパルスを送信し、受信部においてフ
レームパルスの周期を監視することによってクロック分
配装置の冗長構成が正常に構成されるようにケーブルが
接続されているか否かを判定している。
【0031】この結果、ケーブル接続が誤っていると判
定されたときには、アラーム信号を発生し、正しいと判
定されたときには、受信部のパルス周期再生部で、パル
ス周期を可変させたフレームパルスについては元のパル
ス周期に戻し、該パルス周期を可変させていないフレー
ムパルスについてはそのまま出力する。
【0032】〔7〕本発明では、各クロック分配部が、
該分配される2N個のフレームパルスを他方のクロック
分配部と異なる0系か1系に設定する送信側設定部と、
該2N個のフレームパルスの信号線位置を該送信側設定
部の設定に応じて全てクロックと交換する信号線交換部
を備え、各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設
定部と、両クロック分配部からのフレームパルスの信号
線位置を該受信側設定部の設定に基づいて判定する信号
線判定部と、該信号線位置判定部の判定結果が誤ってい
ることを示すときにはアラーム信号を発生し正しいこと
を示すときには該受信側設定部の設定に基づき該フレー
ムパルスの信号線位置を元に戻して出力する信号線位置
交換部とを備えていることを特徴としている。
【0033】すなわち、0系/1系のクロック分配部
に、設定によりクロックとフレームパルスのケーブル内
での信号線の位置を入れ換えるクロック−フレームパル
ス信号線交換部を設け、受信部には信号がクロックかフ
レームパルスかを判定するクロック−フレームパルス信
号線判定部を設け、クロック分配部は自分自身が0系か
1系かによってクロックとフレームパルスの信号線位置
を入れ換えて受信部にクロックとフレームパルスを送信
し、受信部において或る特定の信号線によって伝送され
てきた信号がクロックかフレームパルスかを判定するこ
とによって、クロック分配装置の冗長構成が正常に構成
されるようにケーブルが接続されているか否かを判定し
ている。
【0034】この結果、ケーブル接続が誤っていると判
定されたときには、アラーム信号を発生し、正しいと判
定されたときには、クロック分配部からの信号線位置が
交換されたフレームパルスのみを受信部の信号線位置交
換部で元の信号線位置に戻して出力する。
【0035】〔8〕本発明では、各クロック分配部が、
該分配先が0系であるか1系であるかによって信号線位
置を可変するか否かを設定する送信側設定部と、該0系
又は1系のN個のフレームパルスの信号線位置を該送信
側設定部の設定に応じて可変させる信号線位置可変部を
備え、各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定
部と、両クロック分配部からのフレームパルスの信号線
位置の正否を該受信側設定部の設定に基づいて判定する
信号線位置判定部と、該信号線位置判定部の判定結果が
誤っていることを示すときにはアラーム信号を発生し正
しいことを示すときには該受信側設定部の設定に基づき
該信号線位置を可変させたフレームパルスについては元
に戻し、該信号線位置を可変させていないフレームパル
スについてはそのまま出力するパルス周期再生部とを備
えていることを特徴としている。
【0036】すなわち、0系/1系のクロック分配部
に、設定によりクロックとフレームパルスのケーブル内
での信号線の位置を入れ換えるクロック−フレームパル
ス信号線交換部を設け、受信部には信号がクロックかフ
レームパルスかを判定するクロック−フレームパルス信
号線判定部を設け、クロック分配部は分配先が0系か1
系かによってクロックとフレームパルスの信号線位置を
入れ換えて受信部にクロックとフレームパルスを送信
し、受信部において或る特定の信号線によって伝送され
て来た信号がクロックかフレームパルスかを判定するこ
とによって、クロック分配装置の冗長構成が正常に構成
されるようにケーブルが接続されているか否かを判定し
ている。
【0037】この結果、ケーブル接続が誤っていると判
定されたときには、アラーム信号を発生し、正しいと判
定されたときには、受信部の信号線位置交換部で、信号
線位置を可変させたフレームパルスについては元の信号
線位置に戻し、該信号線位置を可変させていないフレー
ムパルスについてはそのまま出力する。
【0038】
【発明の実施の形態】上述した本発明に係る各クロック
分配装置〔1〕〜〔8〕の実施の形態について以下にそ
れぞれ図1〜図8を参照して説明する。
【0039】なお、各実施の形態においては、それぞれ
がクロック及びフレームパルス(FP)を2N(NはN
≧2なる自然数)個に分配する0系及び1系のクロック
分配部CD0,CD1と、両クロック分配部CD0,C
D1からの該クロック及びフレームパルスを0系及び1
系の対でそれぞれが受信する4N個の受信部10,1
1,・・・,N0,N1と、両クロック分配部CD0,
CD1から各受信部10,11,・・・,N0,N1へ
該クロック及びフレームパルスを共に伝送する4N本の
ケーブルKとで共通に構成されている。
【0040】また、4N本のケーブルKが正常に接続さ
れた場合、クロック分配部CD0からは各受信部10,
11,・・・,N0,N1の接続口100,110,・
・・,N00,N10にケーブル接続され、クロック分
配部CD1からは各受信部10,11,・・・,N0,
N1の接続口101,111,・・・,N01,N11
にケーブル接続されている。
【0041】〔1〕この実施の形態では、クロック分配
部CD0,CD1にそれぞれ送信側設定部1a0,1a
1(図示せず)と極性反転部2a0,2a1(図示せ
ず)とが設けられており、また、4N個の受信部10,
11,…,N0,N1にはそれぞれ、受信側設定部3a
10,3a11,…,3aN0(図示せず),3aN1
(図示せず)と、極性判定部4a10,4a11,…,
4aN0(図示せず),4aN1(図示せず)と、極性
反転部5a10,5a11,…,5aN0(図示せ
ず),5aN1(図示せず)とが設けられている。
【0042】今、装置全体として負極性のフレームパル
スを使用するとし、フレームパルスの極性を反転する極
性反転部2a0,2a1には、クロック分配部毎にフレ
ームパルスの極性として正極性を使用するか負極性を使
用するかを予め決めておく。
【0043】また、ここでは送信側設定部1a0,1a
1の設定により、クロック分配部CD0は負極性、クロ
ック分配部CD1は正極性を使用し、クロック分配部C
D1はフレームパルスの極性を反転させて受信部にクロ
ックとフレームパルスを伝送するものとする。勿論、こ
の逆に設定部1a0,1a1を設定してもよい。
【0044】また各受信部10,11,…,N0,N1
においては、例えば受信部10では、接続口100のフ
レームパルスの極性が正極性かつ接続口101のフレー
ムパルスの極性が負極性ならば、極性判定部4a10
は、送信側設定部1a0,1a1に対応して設定されて
いる受信側設定部3a10の設定に基づきケーブルが正
常に接続されていると認識し、極性が違っているならア
ラーム信号を発生することにより、ケーブルの誤接続が
検出できる。その他の受信部11,・・・,N1におい
ても同様である。
【0045】ケーブルが正しく接続されていると極性判
定部4a10が認識したときには、極性反転部5a10
はやはり受信側設定部3a10の設定に基づきクロック
分配部CD1から受信口101へのフレームパルスのみ
を極性反転してクロックとともに出力する。
【0046】〔2〕この実施の形態では、クロック分配
部CD0,CD1にそれぞれ送信側設定部1b0,1b
1(図示せず)と極性反転部2b0,2b1(図示せ
ず)とが設けられており、また、4N個の受信部10,
11,…,N0,N1にはそれぞれ、受信側設定部3b
10,3b11,…,3bN0(図示せず),3bN1
(図示せず)と、極性判定部4b10,4b11,…,
4bN0(図示せず),4bN1(図示せず)と、極性
反転部5b10,5b11,…,5bN0(図示せ
ず),5bN1(図示せず)とが設けられている。
【0047】また、クロック分配部CD0及びCD1に
おける極性反転部2b0,2b1は設定部1b0,1b
1の制御の下で共に同じ動作を呈し、それぞれ2N個の
出力フレームパルスの内、半分のN個のフレームパルス
を極性反転させて出力する。図示の例では極性非反転と
極性反転が交互に分配されている。勿論、この逆に設定
部1b0,1b1を設定してもよい。
【0048】また各受信部10,11,…,N0,N1
においては、例えば受信部10では、接続口100のフ
レームパルスの極性と接続口101のフレームパルスの
極性が共に正極性(又は負極性)ならば、極性判定部4
b10は、送信側設定部1b0,1b1に対応して設定
されている受信側設定部3b10の設定に基づきケーブ
ルが正常に接続されていると認識し、そのまま極性反転
部5b10に送り、この極性反転部5b10では素通り
する。
【0049】一方、互いに極性が違っているならアラー
ム信号を発生することにより、ケーブルの誤接続が検出
できる。
【0050】また、受信部11では、接続口110のフ
レームパルスの極性と接続口111のフレームパルスの
極性が共に負極性(又は正極性)ならば、極性判定部4
b11は、送信側設定部1b0,1b1に対応して設定
されている受信側設定部3b11の設定に基づきケーブ
ルが正常に接続されていると認識し、そのまま極性反転
部5b10に送り、この極性反転部5b10では両フレ
ームパルス共に極性反転させて出力される。
【0051】その他の受信部においても同様にフレーム
パルスの非反転又は反転が行われる。
【0052】〔3〕この実施の形態では、クロック分配
部CD0,CD1にそれぞれ送信側設定部1c0,1c
1(図示せず)とパルス幅可変部2c0,2c1(図示
せず)とが設けられており、また、4N個の受信部1
0,11,…,N0,N1にはそれぞれ、受信側設定部
3c10,3c11,…,3cN0(図示せず),3c
N1(図示せず)と、パルス幅判定部4c10,4c1
1,…,4cN0(図示せず),4cN1(図示せず)
と、パルス幅可変部5c10,5c11,…,5cN0
(図示せず),5cN1(図示せず)とが設けられてい
る。
【0053】今、装置全体として1ビット幅のフレーム
パルスを使用するとし、フレームパルスのパルス幅を2
ビットに拡大するパルス幅可変部2c0,2c1として
は、クロック分配部毎にいずれを使用するかを予め決め
ておく。
【0054】ここでは送信側設定部1c0,1c1の設
定により、クロック分配部CD0は1ビット幅、クロッ
ク分配部CD1は2ビット幅のフレームパルスをそれぞ
れ使用して伝送するものとする。勿論、この逆に設定部
1c0,1c1を設定してもよい。
【0055】また各受信部10,11,…,N0,N1
においては、例えば受信部10では、接続口100のフ
レームパルスのパルス幅が1ビット幅で且つ接続口10
1のフレームパルスのパルス幅が2ビット幅ならば、パ
ルス幅判定部4c10は、送信側設定部1c0,1c1
に対応して設定されている受信側設定部3c10の設定
に基づきケーブルが正常に接続されていると認識し、パ
ルス幅が違っているならアラーム信号を発生することに
より、ケーブルの誤接続が検出できる。その他の受信部
11,・・・,N1においても同様である。
【0056】ケーブルが正しく接続されているとパルス
幅判定部4c10が認識したときには、パルス幅可変部
5c10はやはり受信側設定部3c10の設定に基づき
クロック分配部CD1から受信口101へのフレームパ
ルスのみを1ビットのパルス幅に戻してクロックととも
に出力する。
【0057】〔4〕この実施の形態では、クロック分配
部CD0,CD1にそれぞれ送信側設定部1d0,1d
1(図示せず)とパルス幅可変部2d0,2d1(図示
せず)とが設けられており、また、4N個の受信部1
0,11,…,N0,N1にはそれぞれ、受信側設定部
3d10,3d11,…,3dN0(図示せず),3d
N1(図示せず)と、パルス幅判定部4d10,4d1
1,…,4dN0(図示せず),4dN1(図示せず)
と、パルス幅可変部5d10,5d11,…,5dN0
(図示せず),5dN1(図示せず)とが設けられてい
る。
【0058】また、クロック分配部CD0及びCD1に
おけるパルス幅可変部2d0,2d1は設定部1d0,
1d1の制御の下で共に同じ動作を呈し、それぞれ2N
個の出力フレームパルスの内、半分のN個のフレームパ
ルスをパルス幅可変させて出力する。図示の例ではパル
ス幅を1ビット幅と2ビット幅が交互に分配されてい
る。勿論、この逆に設定部1d0,1d1を設定しても
よい。
【0059】また各受信部10,11,…,N0,N1
においては、例えば受信部10では、接続口100のフ
レームパルスのパルス幅と接続口101のフレームパル
スのパルス幅が共に1ビット幅ならば、パルス幅判定部
4d10は、送信側設定部1d0,1d1に対応して設
定されている受信側設定部3d10の設定に基づきケー
ブルが正常に接続されていると認識し、そのままパルス
幅可変部5d10に送り、このパルス幅可変部5d10
では素通りする。
【0060】一方、互いにパルス幅が違っているならア
ラーム信号を発生することにより、ケーブルの誤接続が
検出できる。
【0061】また、受信部11では、接続口110のフ
レームパルスのパルス幅と接続口111のフレームパル
スのパルス幅が共に2ビット幅ならば、パルス幅判定部
4d11は、送信側設定部1d0,1d1に対応して設
定されている受信側設定部3d11の設定に基づきケー
ブルが正常に接続されていると認識し、そのままパルス
幅可変部5d10に送り、このパルス幅可変部5d10
では両フレームパルス共にパルス幅を1ビット幅に戻し
て出力される。
【0062】その他の受信部においても同様にフレーム
パルスの非反転又は反転が行われる。
【0063】〔5〕この実施の形態では、クロック分配
部CD0,CD1にそれぞれ送信側設定部1e0,1e
1(図示せず)とフレームパルス分周部2e0,2e1
(図示せず)とが設けられており、また、4N個の受信
部10,11,…,N0,N1にはそれぞれ、受信側設
定部3e10,3e11,…,3eN0(図示せず),
3eN1(図示せず)と、パルス周期判定部4e10,
4e11,…,4eN0(図示せず),4eN1(図示
せず)と、カウンタ及びデコード部から構成されるフレ
ームパルス再生部5e10,5e11,…,5eN0
(図示せず),5eN1(図示せず)とが設けられてい
る。
【0064】今、装置全体としてフレームパルスのパル
ス周期を1/Mに分周して周波数FHzで使用するとし、
クロック分配部毎にフレームパルスの周期として何Hzを
使用するかを予め決めておく。
【0065】そして、送信側設定部1e0,1e1の設
定により、クロック分配部CD0は1/M分周でFHzと
し、クロック分配部CD1は2/M分周でF/2Hzのフ
レームパルスをそれぞれ使用して伝送するものとする。
勿論、この逆に設定部1e0,1e1を設定してもよ
い。
【0066】また各受信部10,11,…,N0,N1
においては、例えば受信部10では、接続口100のフ
レームパルスのパルス周期がFHzで且つ接続口101の
フレームパルスのパルス周期がF/2Hzならば、パルス
周期判定部4e10は、送信側設定部1e0,1e1に
対応して設定されている受信側設定部3e10の設定に
基づきケーブルが正常に接続されていると認識し、パル
ス周期が違っているならアラーム信号を発生することに
より、ケーブルの誤接続が検出できる。その他の受信部
11,・・・,N1においても同様である。
【0067】ケーブルが正しく接続されているとパルス
周期判定部4e10が認識したときには、フレームパル
ス分周部5e10はやはり受信側設定部3e10の設定
に基づきクロック分配部CD1から受信口101へのフ
レームパルスのみを2分周して元のパルス周期に戻して
クロックとともに出力する。
【0068】〔6〕この実施の形態では、クロック分配
部CD0,CD1にそれぞれ送信側設定部1f0,1f
1(図示せず)とフレームパルス分周部2f0,2f1
(図示せず)とが設けられており、また、4N個の受信
部10,11,…,N0,N1にはそれぞれ、受信側設
定部3f10,3f11,…,3fN0(図示せず),
3fN1(図示せず)と、パルス周期判定部4f10,
4f11,…,4fN0(図示せず),4fN1(図示
せず)と、フレームパルス再生部5f10,5f11,
…,5fN0(図示せず),5fN1(図示せず)とが
設けられている。
【0069】また、クロック分配部CD0及びCD1に
おけるフレームパルス分周部2f0,2f1は設定部1
f0,1f1の制御の下で共に同じ動作を呈し、それぞ
れ2N個の出力フレームパルスの内、半分のN個のフレ
ームパルスを2分周させて出力する。図示の例ではパル
ス周期をFHzとF/2Hzが交互に分配されている。勿
論、この逆に設定部1f0,1f1を設定してもよい。
【0070】また各受信部10,11,…,N0,N1
においては、例えば受信部10では、接続口100のフ
レームパルスのパルス周期と接続口101のフレームパ
ルスのパルス周期が共にFHzならば、パルス周期判定部
4f10は、送信側設定部1f0,1f1に対応して設
定されている受信側設定部3f10の設定に基づきケー
ブルが正常に接続されていると認識し、そのままフレー
ムパルス再生部5f10に送り、このフレームパルス再
生部5f10では素通りする。
【0071】一方、互いにパルス周期が違っているなら
アラーム信号を発生することにより、ケーブルの誤接続
が検出できる。
【0072】また、受信部11では、接続口110のフ
レームパルスのパルス周期と接続口111のフレームパ
ルスのパルス周期が共にF/2Hzならば、パルス周期判
定部4f11は、送信側設定部1f0,1f1に対応し
て設定されている受信側設定部3f11の設定に基づき
ケーブルが正常に接続されていると認識し、そのままフ
レームパルス再生部5f10に送り、このフレームパル
ス再生部5f10では両フレームパルス共にパルス周期
を2分周し元に戻して出力される。
【0073】その他の受信部においても同様にフレーム
パルスの非反転又は反転が行われる。
【0074】〔7〕この実施の形態では、クロック分配
部CD0,CD1にそれぞれ送信側設定部1g0,1g
1(図示せず)とクロック−フレームパルス信号線位置
交換部2g0,2g1(図示せず)とが設けられてお
り、また、4N個の受信部10,11,…,N0,N1
にはそれぞれ、受信側設定部3g10,3g11,…,
3gN0(図示せず),3gN1(図示せず)と、信号
線位置判定部4g10,4g11,…,4gN0(図示
せず),4gN1(図示せず)と、カウンタ及びデコー
ド部から構成される信号線位置交換部5g10,5g1
1,…,5gN0(図示せず),5gN1(図示せず)
とが設けられている。
【0075】今、装置全体としてクロックの信号線位置
とフレームパルスの信号線位置をクロック分配部毎に予
め決めておく。
【0076】そして、送信側設定部1g0,1g1の設
定により、クロック分配部CD0は信号線を交換しない
(非交換)ものとし、クロック分配部CD1は信号線位
置を交換して伝送するものとする。勿論、この逆に設定
部1g0,1g1を設定してもよい。
【0077】また各受信部10,11,…,N0,N1
においては、例えば受信部10では、接続口100のフ
レームパルスの信号線位置と接続口101のフレームパ
ルスの信号線位置が同じならば、信号線位置判定部4g
10は、送信側設定部1g0,1g1に対応して設定さ
れている受信側設定部3g10の設定に基づきケーブル
が正常に接続されていると認識し、信号線位置が違って
いるならアラーム信号を発生することにより、ケーブル
の誤接続が検出できる。その他の受信部11,・・・,
N1においても同様である。
【0078】ケーブルが正しく接続されていると信号線
位置判定部4g10が認識したときには、信号線位置交
換部5g10はやはり受信側設定部3g10の設定に基
づきクロック分配部CD1から受信口101へのフレー
ムパルスのみの信号線位置を元に戻してクロックととも
に出力する。
【0079】〔8〕この実施の形態では、クロック分配
部CD0,CD1にそれぞれ送信側設定部1h0,1h
1(図示せず)と信号線位置交換部2h0,2h1(図
示せず)とが設けられており、また、4N個の受信部1
0,11,…,N0,N1にはそれぞれ、受信側設定部
3h10,3h11,…,3hN0(図示せず),3h
N1(図示せず)と、信号線位置判定部4h10,4h
11,…,4hN0(図示せず),4hN1(図示せ
ず)と、信号線位置交換部5h10,5h11,…,5
hN0(図示せず),5hN1(図示せず)とが設けら
れている。
【0080】また、クロック分配部CD0及びCD1に
おける信号線位置交換部2h0,2h1は設定部1h
0,1h1の制御の下で共に同じ動作を呈し、それぞれ
2N個の出力フレームパルスの内、半分のN個のフレー
ムパルスを信号線位置交換させて出力する。図示の例で
は信号線位置が非交換と交換となるように交互に分配さ
れている。勿論、この逆に設定部1h0,1h1を設定
してもよい。
【0081】また各受信部10,11,…,N0,N1
においては、例えば受信部10では、接続口100のフ
レームパルスの信号線位置と接続口101のフレームパ
ルスの信号線位置が共に非交換で同じならば、信号線位
置判定部4h10は、送信側設定部1h0,1h1に対
応して設定されている受信側設定部3h10の設定に基
づきケーブルが正常に接続されていると認識し、そのま
ま信号線位置交換部5h10に送り、この信号線位置交
換部5h10では素通りする。
【0082】一方、互いに信号線位置が違っているなら
アラーム信号を発生することにより、ケーブルの誤接続
が検出できる。
【0083】また、受信部11では、接続口110のフ
レームパルスの信号線位置と接続口111のフレームパ
ルスの信号線位置が共に交換で同じならば、信号線位置
判定部4h11は、送信側設定部1h0,1h1に対応
して設定されている受信側設定部3h11の設定に基づ
きケーブルが正常に接続されていると認識し、そのまま
信号線位置交換部5h10に送り、この信号線位置交換
部5h10では両フレームパルス共に信号線位置を交換
し元に戻して出力される。
【0084】その他の受信部においても同様にフレーム
パルスの非反転又は反転が行われる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るクロッ
ク分配装置によれば、1+1冗長構成を有し、ケーブル
によってクロック及びフレームパルスを分配するクロッ
ク分配装置において、0系又は1系或いは両系毎にフレ
ームパルスを変調し、その変調した特徴をケーブルから
接続された分配先の各受信部で検出することによりケー
ブルの誤接続を検出してアラームを発生する。誤接続で
ないときには変調する前の状態に戻して出力するように
構成したので、ケーブル本数が多くなってもラベル付け
などを必要とせずに自動的にケーブルの誤接続を検出す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロック分配装置の実施の形態
(1)を示したブロック図である。
【図2】本発明に係るクロック分配装置の実施の形態
(2)を示したブロック図である。
【図3】本発明に係るクロック分配装置の実施の形態
(3)を示したブロック図である。
【図4】本発明に係るクロック分配装置の実施の形態
(4)を示したブロック図である。
【図5】本発明に係るクロック分配装置の実施の形態
(5)を示したブロック図である。
【図6】本発明に係るクロック分配装置の実施の形態
(6)を示したブロック図である。
【図7】本発明に係るクロック分配装置の実施の形態
(7)を示したブロック図である。
【図8】本発明に係るクロック分配装置の実施の形態
(8)を示したブロック図である。
【図9】一般的な冗長系のクロック分配装置の構成例を
示したブロック図である。
【符号の説明】
CD0,CD1 クロック分配部 K ケーブル 10,11,…,N0,N1 受信部 1a0〜1h0 送信側設定部 2a0,2b0 極性反転部 3a10,3a11,〜3h10,3h11,… 受信
側設定部 4a10,4a11,4b10,4b11 極性判定部 5a10,5a11,5b10,5b11 極性反転部 2c0,2d0 パルス幅可変部 4c10,4c11,4d10,4d11 パルス幅判
定部 5c10,5c11,5d10,5d11 パルス幅可
変部 2e0,2f0 パルス分周部 4e10,4e11,4f10,4f11 パルス周期
判定部 5e10,5e11,5f10,5f11 パルス再生
変部 2g0,2h0 信号線位置交換部 4g10,4g11,4h10,4h11 信号線位置
判定部 5g10,5g11,5h10,5h11 信号線位置
交換部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれがクロック及びフレームパルスを
    2N(NはN≧2なる自然数)個に分配する0系及び1
    系のクロック分配部と、両クロック分配部からの該クロ
    ック及びフレームパルスを0系及び1系の対でそれぞれ
    が受信する4N個の受信部と、両クロック分配部から各
    受信部へ該クロック及びフレームパルスを伝送する4N
    本のケーブルとで構成されたクロック分配装置であっ
    て、 各クロック分配部が、該分配される2N個のフレームパ
    ルスを他方のクロック分配部と異なる0系か1系に設定
    する送信側設定部と、該2N個のフレームパルスの極性
    を該送信側設定部の設定に応じて全て反転する極性反転
    部を備え、 各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、
    両クロック分配部からのフレームパルスの極性の正否を
    該受信側設定部の設定に基づいて判定する極性判定部
    と、該極性判定部の判定結果が誤っていることを示すと
    きにはアラーム信号を発生し正しいことを示すときには
    該受信側設定部の設定に基づき該極性を反転させたフレ
    ームパルスのみ元に戻して出力する極性反転部とを備え
    ていることを特徴としたクロック分配装置。
  2. 【請求項2】それぞれがクロック及びフレームパルスを
    2N(NはN≧2なる自然数)個に分配する0系及び1
    系のクロック分配部と、両クロック分配部からの該クロ
    ック及びフレームパルスを0系及び1系の対でそれぞれ
    が受信する4N個の受信部と、両クロック分配部から各
    受信部へ該クロック及びフレームパルスを伝送する4N
    本のケーブルとで構成されたクロック分配装置であっ
    て、 各クロック分配部が、該分配先が0系であるか1系であ
    るかによって反転するか否かを設定する送信側設定部
    と、該分配先が0系又は1系のN個のフレームパルスの
    極性を該送信側設定部の設定に応じて反転する極性反転
    部を備え、 各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、
    両クロック分配部からのフレームパルスの極性の正否を
    該受信側設定部の設定に基づいて判定する極性判定部
    と、該極性判定部の判定結果が誤っていることを示すと
    きにはアラーム信号を発生し正しいことを示すときには
    該受信側設定部の設定に基づき該極性を反転させたフレ
    ームパルスについては元に戻し、該極性を反転させてい
    ないフレームパルスについてはそのまま出力する極性反
    転部とを備えていることを特徴としたクロック分配装
    置。
  3. 【請求項3】それぞれがクロック及びフレームパルスを
    2N(NはN≧2なる自然数)個に分配する0系及び1
    系のクロック分配部と、両クロック分配部からの該クロ
    ック及びフレームパルスを0系及び1系の対でそれぞれ
    が受信する4N個の受信部と、両クロック分配部から各
    受信部へ該クロック及びフレームパルスを伝送する4N
    本のケーブルとで構成されたクロック分配装置であっ
    て、 各クロック分配部が、該分配される2N個のフレームパ
    ルスを他方のクロック分配部と異なる0系か1系に設定
    する送信側設定部と、該2N個のフレームパルスのパル
    ス幅を該送信側設定部の設定に応じて全て所定幅に可変
    するパルス幅可変部を備え、 各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、
    両クロック分配部からのフレームパルスのパルス幅の正
    否を該受信側設定部の設定に基づいて判定するパルス幅
    判定部と、該パルス幅判定部の判定結果が誤っているこ
    とを示すときにはアラーム信号を発生し正しいことを示
    すときには該受信側設定部の設定に基づき該フレームパ
    ルスのパルス幅を元に戻して出力するパルス幅可変部と
    を備えていることを特徴としたクロック分配装置。
  4. 【請求項4】それぞれがクロック及びフレームパルスを
    2N(NはN≧2なる自然数)個に分配する0系及び1
    系のクロック分配部と、両クロック分配部からの該クロ
    ック及びフレームパルスを0系及び1系の対でそれぞれ
    が受信する4N個の受信部と、両クロック分配部から各
    受信部へ該クロック及びフレームパルスを伝送する4N
    本のケーブルとで構成されたクロック分配装置であっ
    て、 各クロック分配部が、該分配先が0系であるか1系であ
    るかによってパルス幅を所定幅に可変するか否かを設定
    する送信側設定部と、該0系又は1系のN個のフレーム
    パルスのパルス幅を該送信側設定部の設定に応じて所定
    幅に可変させるパルス幅可変部を備え、 各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、
    両クロック分配部からのフレームパルスのパルス幅の正
    否を該受信側設定部の設定に基づいて判定するパルス幅
    判定部と、該パルス幅判定部の判定結果が誤っているこ
    とを示すときにはアラーム信号を発生し正しいことを示
    すときには該受信側設定部の設定に基づき該パルス幅を
    可変させたフレームパルスについては元に戻し、該パル
    ス幅を可変させていないフレームパルスについてはその
    まま出力するパルス幅可変部とを備えていることを特徴
    としたクロック分配装置。
  5. 【請求項5】それぞれがクロック及びフレームパルスを
    2N(NはN≧2なる自然数)個に分配する0系及び1
    系のクロック分配部と、両クロック分配部からの該クロ
    ック及びフレームパルスを0系及び1系の対でそれぞれ
    が受信する4N個の受信部と、両クロック分配部から各
    受信部へ該クロック及びフレームパルスを伝送する4N
    本のケーブルとで構成されたクロック分配装置であっ
    て、 各クロック分配部が、該分配される2N個のフレームパ
    ルスを他方のクロック分配部と異なる0系か1系に設定
    する送信側設定部と、該2N個のフレームパルスの周期
    を該送信側設定部の設定に応じて全て所定周期に可変す
    るパルス幅可変部を備え、 各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、
    両クロック分配部からのフレームパルスの周期の正否を
    該受信側設定部の設定に基づいて判定するパルス周期判
    定部と、該パルス周期判定部の判定結果が誤っているこ
    とを示すときにはアラーム信号を発生し正しいことを示
    すときには該受信側設定部の設定に基づき該フレームパ
    ルスの周期を元に戻して出力するパルス周期再生部とを
    備えていることを特徴としたクロック分配装置。
  6. 【請求項6】それぞれがクロック及びフレームパルスを
    2N(NはN≧2なる自然数)個に分配する0系及び1
    系のクロック分配部と、両クロック分配部からの該クロ
    ック及びフレームパルスを0系及び1系の対でそれぞれ
    が受信する4N個の受信部と、両クロック分配部から各
    受信部へ該クロック及びフレームパルスを伝送する4N
    本のケーブルとで構成されたクロック分配装置であっ
    て、 各クロック分配部が、該分配先が0系であるか1系であ
    るかによってパルス周期を所定周期に可変するか否かを
    設定する送信側設定部と、該0系又は1系のN個のフレ
    ームパルスのパルス周期を該送信側設定部の設定に応じ
    て所定周期に可変させるパルス周期可変部を備え、 各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、
    両クロック分配部からのフレームパルスのパルス周期の
    正否を該受信側設定部の設定に基づいて判定するパルス
    周期判定部と、該パルス周期判定部の判定結果が誤って
    いることを示すときにはアラーム信号を発生し正しいこ
    とを示すときには該受信側設定部の設定に基づき該パル
    ス周期を可変させたフレームパルスについては元に戻
    し、該パルス周期を可変させていないフレームパルスに
    ついてはそのまま出力するパルス周期再生部とを備えて
    いることを特徴としたクロック分配装置。
  7. 【請求項7】それぞれがクロック及びフレームパルスを
    2N(NはN≧2なる自然数)個に分配する0系及び1
    系のクロック分配部と、両クロック分配部からの該クロ
    ック及びフレームパルスを0系及び1系の対でそれぞれ
    が受信する4N個の受信部と、両クロック分配部から各
    受信部へ該クロック及びフレームパルスを伝送する4N
    本のケーブルとで構成されたクロック分配装置であっ
    て、 各クロック分配部が、該分配される2N個のフレームパ
    ルスを他方のクロック分配部と異なる0系か1系に設定
    する送信側設定部と、該2N個のフレームパルスの信号
    線位置を該送信側設定部の設定に応じて全てクロックと
    交換する信号線交換部を備え、 各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、
    両クロック分配部からのフレームパルスの信号線位置を
    該受信側設定部の設定に基づいて判定する信号線判定部
    と、該信号線位置判定部の判定結果が誤っていることを
    示すときにはアラーム信号を発生し正しいことを示すと
    きには該受信側設定部の設定に基づき該フレームパルス
    の信号線位置を元に戻して出力する信号線位置交換部と
    を備えていることを特徴としたクロック分配装置。
  8. 【請求項8】それぞれがクロック及びフレームパルスを
    2N(NはN≧2なる自然数)個に分配する0系及び1
    系のクロック分配部と、両クロック分配部からの該クロ
    ック及びフレームパルスを0系及び1系の対でそれぞれ
    が受信する4N個の受信部と、両クロック分配部から各
    受信部へ該クロック及びフレームパルスを伝送する4N
    本のケーブルとで構成されたクロック分配装置であっ
    て、 各クロック分配部が、該分配先が0系であるか1系であ
    るかによって信号線位置を可変するか否かを設定する送
    信側設定部と、該0系又は1系のN個のフレームパルス
    の信号線位置を該送信側設定部の設定に応じて可変させ
    る信号線位置可変部を備え、 各受信部が、0系か1系かを設定する受信側設定部と、
    両クロック分配部からのフレームパルスの信号線位置の
    正否を該受信側設定部の設定に基づいて判定する信号線
    位置判定部と、該信号線位置判定部の判定結果が誤って
    いることを示すときにはアラーム信号を発生し正しいこ
    とを示すときには該受信側設定部の設定に基づき該信号
    線位置を可変させたフレームパルスについては元に戻
    し、該信号線位置を可変させていないフレームパルスに
    ついてはそのまま出力するパルス周期再生部とを備えて
    いることを特徴としたクロック分配装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102626241A (zh) * 2012-03-02 2012-08-08 江苏省农业科学院 一种活性益生菌草莓汁饮料的生产方法
KR101498995B1 (ko) * 2007-05-24 2015-03-06 타타 스틸 리미티드 크롬철광 광석/정광으로부터 크롬 금속 너깃을 제조하는 방법

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